はてなキーワード: 売れっ子とは
この前アニメ化されていない有名漫画みたいなのを募る増田がちょっと話題になってて、
それもあって最近ふと思ったんだけど浅野いにおの漫画ってヒット作多いのに不自然なくらい映像化される気配がないよな。
実写化なら代表作であるソラニンがあるけどアニメはてんで聞かない。
人気漫画家なのにアニオタっぽい人にあまり好かれてないっぽい。
けど前者は浅野いにおがキャラデザしたってことは殆ど話題にならず、作品自体の出来も不評で存在感がない。
後者はサブカルとウェーイノリが合わさったいかにも広告代理店という様相で、アニオタが親しむアニメ/マンガのノリとはなんか毛色が違った。
連載するたびに高評価を得てヒットさせる売れっ子作家でありながら、メイン読者層であるアニメ/マンガオタから支持されていない、浅野いにおは稀有な漫画家である。
■膿がたまっていく
甘ちゃんの高卒無職がゴミみたいな人生を振り返るだけのエントリなので、あんまり読まない方がいいです。
花は咲かなかった。
蕾すら無かったのかもしれないが。
同世代の奴らが大学生活を終えて社会に出る時までには夢を叶えようと思っていた。
今年だ。
貧乏なのに兄妹が多い家で、大学は学費がかかるとか思い込んでたから金のかからない進路にしたいと思っていて、メンヘラ彼女と同じ大学に進むため勉強漬けで娯楽を禁じられていた自分は解放感から突飛な進路を選択したのかもしれない。
まあ、それでも学んだことは学んだ。
自主練はサボりまくったけど、結果として「演技は自分には難しい」ってハードルが建設された。
「もうこの道への気持ちは向かないんだろうな」と思う。
有能な兄は長年の努力が実を結び、仮にも自分が目指していた芸能関係で巨額を稼ぐ売れっ子になった。
妹は学費の関係で自分が学ぶのを諦めた分野を勉強して楽しそうにしている。
家の金を心配して進路を選んで、結果が出なくても「自分は金銭面では兄妹より家のためになってる」と謎の慰めを繰り返していたら自分には何もなくなっていた。
妬む気持ちはあるけど、まあ兄の努力は知っていたし。自分に努力する才能がないことは嫌というほど実感させられたから「兄みたいになりたい!」みたいな気持ちも一瞬で失せてしまった。
誰も責めようがない。
行き場のない鬱屈した気持ちで胸がいっぱいになり、兄妹から逃げるように隣県に社宅のある仕事に就職した。
一切経験のない工場勤務の仕事だったが、高校を出た時と同じように「まあ大丈夫でしょ。高給だし金のためならやれる」と軽い気持ちだったのを覚えている。
結果、一ヶ月続かなかった。
ただでさえ体力が追いつかないのに、毎日の残業と夜勤、そして現場でのパワハラで精神までやられてしまった。
最初は楽しかった一人暮らしも苦痛になり、身も心もズタボロになってギブアップを宣言した。
自分が使えない人間であることを嫌と言うほど思い知らされ、実家に帰ってきた。
働きたくても怖くて一歩を踏み出せない。
そんな自分の不甲斐なさが、余計に心に影を差すように感じながら今生きている。
話は変わるが、数年前、有名ボカロPが20歳の若さで自殺した。これが生前の最後のツイートになる。
https://twitter.com/siinamota/status/624184390592000000
自分はボカロには疎かったのでこの人の事も知らなかったのだが、「気持ちはわかるなあ」ってなんだか謎の同意が心に残っていて、今でも思い出す。こんな無能に同意されても気持ち悪いと思う。ファンの方がいたら本当にごめんなさい。
で、なんでこの話をしたかと言うと、自分の体が使い物にならないのを知ってしまったし、心は完全に働くことに対して及び腰だし、細かな体の不調がどんどん明るみに出てきて収拾つかなくなってるし、治すほどの根気も自分にないし。なんかこう、そういう膿のようなものが体にも心にもたまっているのを感じて、リセットしたいなあ、消えて無くなりたいなあ、と思ってしまうから。
長年やってるSNSも心の支えだけど、長年やってるせいで「罵倒していいやつ」みたいな扱いになってて。オフで会ってもネット上でも言葉でボコボコにされるし。高卒無職とか言えずに大学生気取ってるから悩みの相談なんて出来ないし。
あと最近若い子がネットに増えすぎ。才能のある歳下がバンバン目に入ってきて痛い眩しい辛い怖い苦しい。自分は絵も描けないし文才もないのでエンタメの素養が全然ないんだなって自己嫌悪が止まらない。
とりあえず趣味があってよかったとは思えるけど、リアルもネットも本当にリセットしたいなあって思います。
とりあえず自分でもわけのわからないまま吐き出してしまった。一文字でも読んでもらえたら自分の負担が分散するのかなって思います。いやもう書いてるこの時点でだいぶラクになったけど。以上。
二人でやっていくのか、2ちゃんに書かれているように、活動を継続するために一時的に作っただけで、すぐにどこかに移るのか。
504と505のやり取りが面白い。
他のメンバーがみんなアーススターを見限ってなお、一番売れっ子の白が「あのおっさん」を少なからず頼りにしてついていく状況が、なんだかとてもぞわぞわする。
ぞわぞわ。
もちろん、そんなに明るくて前向きな話ではないかもしれない。見限ったのは逆なのかもしれない。
二人三脚の会社に、ゆっきーがブログで「『ビーフェクト』さん」とさん付けしているのも、距離を置いている印象がある。
逆に、一言もマネージャーのことを書いていないのが、信頼の証とも取れる。
ぞわぞわしながら行く末を見届けたい。
このタイトルにした理由は、たくさんの方にこの記事を読んでほしいという考えから炎上すればワンチャンあるかと思い付けました。
もちろん、タイトルに嘘はなく、私は田中琴葉役種田梨沙が嫌いです。
なぜか。
それは種田さんが琴葉を演じるうえでメリット以上にデメリットが多いからです。
主観ではありますが、種田さんは若手の中では知名度も実力もある人気声優だと思います。
もちろん、知名度がある前から琴葉のことを演じてくださっています。
ただ、売れっ子だから故に琴葉にとってはいいことではないと思っています。
彼女が知名度があるが故にリアルのライブイベント等への出演回数がすくなく、
今まで出演されたライブイベントは、
・1st 中野
のみで、
歌った曲と過少回数は
Blue Symhony 1回
Dreaming 3回
Sentimental Venus 1回
Thank You! 3回
Understand?Understand! 3回
Welcome!! 2回
ホントウノワタシ 1回
だけです。
少なすぎませんか?
ちなみにミリオンライブの中ではこれはダントツでビリの出演回数です。
それに、ほかにも声優として知名度がある方々もいますが、その方々はたくさんステージに立たれています。
最近のアイドルマスターはリアルでのライブやイベントが前提にあるコンテンツです。
特にミリオンライブはそのリアルでのライブを前面に押し出しているコンテンツです。
なのにこの少なさ。
納得がいきません。
オーディションの時点でそのことがわかっていながらこのような状態になっていることがただただ不快です。
もちろんその通りです。
ただ、それも私には琴葉にとっては足かせにしか思えません。
それなのにスポットライトを浴びることを許されずにいたことが悔しくてたまりません。
そしてなにより許せないのが
種田さんの休業により琴葉が
よく、悲劇を乗り越えて!や苦しい時期もあったが念願の!みたいな謳い文句がありますが、そんな属性や補正はいりません。邪魔です。
そんなものがなくても彼女はトップアイドルになることができたはずなんです!!!
そのまじめで努力家な性格に裏打ちされた実力で着実に一歩ずつではありますが、トップアイドルの階段を上っていました。
その最中に、演者の都合で機会を奪われ続けた挙句、悲劇のヒロイン扱いで、持ち上げられているのが不快でしょうがありません。
これでもし、一番人気と言われるようになり、種田さんの休業が結果的に琴葉への注目を集めたよねなどという風潮が流れ出したら地獄です。
一生許しません。
最後までこの不快感極まりない文章をよんでいただき、ありがとうございました。
実は、これを書きながら種ちゃんが復帰してくれてうれしい気持ちもあったりしています。
その作品は原作がアプリですが、声優が若手売れっ子揃いでストーリーが面白いからすぐに人気に火がついてました。私はある程度話が進んだ時に好きになったから新規の枠に入る人でした。
ストーリーも面白いしキャラクターも良いけど某作品のパクリだとかトレス疑惑が出てからは悪い意味で名前が知られることが多くなりました。そのせいで未だにアンチと信者が戦ってます、正直阿呆らしい。
グッズのラッシュもすごくて新しいスチルが出ればすぐグッズ化。アニメ○ト独占販売があれば期間中の特典のために何種も何種も同じ柄でグッズを展開してくる、本当に疲れるし楽しむことができない。
挙句アニメ放送記念無償ガチャやら期間限定ピックアップガチャやらでその時に何十万と課金しても手に入らなかったスチルが簡単に手に入る、もうほんと馬鹿らしい。あの時のお金を考えると無駄だったなとすら思います。
ファン同士の醜い争いも本当にひどい。なにかと某ジャンルと比較してくる人や事前登録だからといって新規を馬鹿にする古参、粘着やらで裏垢で盗撮した画像を載せる人。自己顕示欲の塊ばかりでグッズの数で張り合おうとする人。そんな人ばかりで本当にやってられない。もともと層も低いからかガキ臭いお子ちゃまが多すぎる。嫉妬か劣等感か知らないがあまりにもみっともない。
もともとグッズをかなり買ってたのと色んな意味で目立った事もあり粘着もされてた、それでも推しのためにと思ってお金をかけていたけどもう限界。缶バッジ1個の値段すら高いと感じたから素直に降りました、いまはすごく肩の荷が降りて幸せです。
公式も誤字やら未成年課金上限の間違えやらで散々炎上してましたがもはや改善して欲しいとも思わなくなったので第三者から末路を見届けようと思っています。
甘ちゃんの高卒無職がゴミみたいな人生を振り返るだけのエントリなので、あんまり読まない方がいいです。
花は咲かなかった。
蕾すら無かったのかもしれないが。
同世代の奴らが大学生活を終えて社会に出る時までには夢を叶えようと思っていた。
今年だ。
貧乏なのに兄妹が多い家で、大学は学費がかかるとか思い込んでたから金のかからない進路にしたいと思っていて、メンヘラ彼女と同じ大学に進むため勉強漬けで娯楽を禁じられていた自分は解放感から突飛な進路を選択したのかもしれない。
まあ、それでも学んだことは学んだ。
自主練はサボりまくったけど、結果として「演技は自分には難しい」ってハードルが建設された。
「もうこの道への気持ちは向かないんだろうな」と思う。
有能な兄は長年の努力が実を結び、仮にも自分が目指していた芸能関係で巨額を稼ぐ売れっ子になった。
妹は学費の関係で自分が学ぶのを諦めた分野を勉強して楽しそうにしている。
家の金を心配して進路を選んで、結果が出なくても「自分は金銭面では兄妹より家のためになってる」と謎の慰めを繰り返していたら自分には何もなくなっていた。
妬む気持ちはあるけど、まあ兄の努力は知っていたし。自分に努力する才能がないことは嫌というほど実感させられたから「兄みたいになりたい!」みたいな気持ちも一瞬で失せてしまった。
誰も責めようがない。
行き場のない鬱屈した気持ちで胸がいっぱいになり、兄妹から逃げるように隣県に社宅のある仕事に就職した。
一切経験のない工場勤務の仕事だったが、高校を出た時と同じように「まあ大丈夫でしょ。高給だし金のためならやれる」と軽い気持ちだったのを覚えている。
結果、一ヶ月続かなかった。
ただでさえ体力が追いつかないのに、毎日の残業と夜勤、そして現場でのパワハラで精神までやられてしまった。
最初は楽しかった一人暮らしも苦痛になり、身も心もズタボロになってギブアップを宣言した。
自分が使えない人間であることを嫌と言うほど思い知らされ、実家に帰ってきた。
働きたくても怖くて一歩を踏み出せない。
そんな自分の不甲斐なさが、余計に心に影を差すように感じながら今生きている。
話は変わるが、数年前、有名ボカロPが20歳の若さで自殺した。これが生前の最後のツイートになる。
https://twitter.com/siinamota/status/624184390592000000
自分はボカロには疎かったのでこの人の事も知らなかったのだが、「気持ちはわかるなあ」ってなんだか謎の同意が心に残っていて、今でも思い出す。こんな無能に同意されても気持ち悪いと思う。ファンの方がいたら本当にごめんなさい。
で、なんでこの話をしたかと言うと、自分の体が使い物にならないのを知ってしまったし、心は完全に働くことに対して及び腰だし、細かな体の不調がどんどん明るみに出てきて収拾つかなくなってるし、治すほどの根気も自分にないし。なんかこう、そういう膿のようなものが体にも心にもたまっているのを感じて、リセットしたいなあ、消えて無くなりたいなあ、と思ってしまうから。
長年やってるSNSも心の支えだけど、長年やってるせいで「罵倒していいやつ」みたいな扱いになってて。オフで会ってもネット上でも言葉でボコボコにされるし。高卒無職とか言えずに大学生気取ってるから悩みの相談なんて出来ないし。
あと最近若い子がネットに増えすぎ。才能のある歳下がバンバン目に入ってきて痛い眩しい辛い怖い苦しい。自分は絵も描けないし文才もないのでエンタメの素養が全然ないんだなって自己嫌悪が止まらない。
とりあえず趣味があってよかったとは思えるけど、リアルもネットも本当にリセットしたいなあって思います。
とりあえず自分でもわけのわからないまま吐き出してしまった。一文字でも読んでもらえたら自分の負担が分散するのかなって思います。いやもう書いてるこの時点でだいぶラクになったけど。以上。
このたび10年以上やってきたラノベを売る仕事を辞めたので情報にまだ鮮度があるうちに書く
具体的に書くと、早い段階から部数を伸ばせない作品はその後ヒットすることはないということだ
何年か前にラノベ作家が新作の1巻が発売されてひと月と経たず打ち切りが決まったと嘆いたことがあったが、それはまさしくスタートダッシュ至上主義の弊害である
なぜ今のラノベがそんなことになってしまったのかというと、本屋の平台の面積に限りがあることに加えて、出版社側からしたら早い段階からセールスが伸びてそのままヒットしてくれるなら言うことなしなのが一つ
もう一つがこの状況と相性のいい作家が結構いるということに尽きる
今をときめくウェブ小説やエロゲの世界ですでに名前が売れている人たちがこのタイプ
案外ファンの絶対数は多くないんだけど、初版をパパっとさばけるぐらいファンがついてればスタートダッシュには十分であとは倍々ゲーム的に部数が伸びてってくれる
丸戸や衣笠はエロゲライターのラノベ進出の流れに乗り遅れた感が当初あったが、結果だけ見れば今のラノベの売り方とマッチできて良かったね
せっかく引っ張ってきたるーすや王をヒットさせられなかったSDはすごい無能
初期のなろうランカーが零細出版社で書籍化してしまったのは商機を逃したよな
当然のように売れっ子作家はスタートダッシュも効く。初版部数も多い
ただ、ラノベを卒業してく読者もそれなりにいるからヒット作の記憶がまだ新しいうちに新作を出すのが吉。鉄は熱いうちに打て
俺芋の伏見、のうりんの白鳥は前作の熱が冷めないうちに次作につなげられて良かったね。平坂はまずまず
ファンの熱が冷めぬようにとヒット作が完結しないうちから次作にとりかかる作家も多し
早いうちからメディアミックス企画が動いてくれるのでスタートダッシュが効く
効くのだけど思惑が外れることもる
リゼロはなんだかんだ当たったけど外れたら企画者の首が飛んでたろう。それぐらいプッシュが全力だった
すでにウェブで公開されてる作品に大賞あげたりするのもこの類。Aタイプと兼ねてることもわりとあり
終末何してますかの枯野みたくかつての担当編集が出世したことで急に運が巡ってくることもあるから今売れてない作家も望みを捨てるな
でもこの傾向もいつまでもは続かないだろうね
俺自身は小説をほとんど読まない人なのであくまでも印象で語ってると思ってくれ
2chあたりで小説とか文学について語ってる人たちを眺めていて感じたのだけど、三島とか太宰とか安部ナントカみたいな昔も昔の作家はよく名前が挙がるのに現代の作家ってあんま挙がってないのね
芥川賞なんて年2回もやってるというし他にも文学賞とか色々あるんでしょ
それなのに昔の文豪と同列に語られる現代の文豪みたいな人が出てこないのはなんでなの?
東野圭吾や宮部みゆきみたいな売れっ子作家はジャンル違いなのはさすがに俺でもわかるけど
漫画だと、手塚治虫はもっと語り継がれていい。みたいな話が最近ネットで盛り上がってたけど、逆に小説って昔の作家が語り継がれすぎて最近の作家が語られなさすぎに思えてしまう
彼氏が出来ない理由はなんとなく分かる。まず理想が高い(実際に好きになった人は全然当てはまっていなかった、ということはある)。
それに、そもそも友達と遊んだり一人で趣味に没頭したりする方が楽しいので、真剣に彼氏を作ろうとしたことが一度もない。
告白されたことは何度かあるが、どの人も付き合うことは考えたこともなかった人だったので、断った。
結婚願望はあるので最近少し焦った方がいいのだろうかと思いつつも、未だに積極的に動いてはいない。合コンも行ったことがない。
でも、たまに友達の彼氏の話を聞くと「いいなぁ」と思う。その瞬間だけめっちゃ彼氏が欲しくなる。
なので、そういう時はいつもイマジナリーボーイフレンドとイチャイチャしている。
イマジナリーボーイフレンドの名は大野流星。私よりひとつ年上。性格は若干ヘタレだが男前。顔は上の下レベル。関西弁で、人気お笑いコンビのツッコミ担当。私のことはちゃん付けで呼ぶ。
私は声優を目指していて、フリーターをしながらレッスンを受けている。未来はどうなるか分からないが、才能があると言われたことはあるので、とりあえず30歳くらいまでは諦めずに続けたいと思っている。
そんな私は、流星とイチャイチャしている時は、声優としてデビューし時々バラエティ番組にも呼ばれる売れっ子(という設定)になる。
想像力が豊かなので、最近は流星の相方である遠藤飛鳥の設定にも凝り始めた。飛鳥は流星ほどイケメンではないけど別にブサイクなわけではなく、温厚そうな顔をしており、実際とても優しいので流星よりモテる。流星と飛鳥は高校生の時からの親友で、コンビ名は「犬と猿」。
流星と十分くらいイチャイチャすればもう満足するので、結局彼氏は要らないやという結論に至る。
芸術祭や音楽祭をやるのは、観光客を呼んでお金を落としてもらうためであって、芸術家を育てるためではないと思う。
瀬戸内芸術祭には行ったことがあるけど、ほとんどの場所が入場無料で、有料なのは直島の美術館や、既に名が売れている芸術家の作品だけだったように記憶している。
あれは芸術家の支援というより町おこしイベントだ。ああいう芸術祭に作品を出すことで有名になって売れっ子になる人もいるかも知れないけど、特に役所が旗降り役の芸術祭では、基本的に出展する芸術家に対して「作品を発表する場を提供してやるからありがたく思え」というスタンスではないかと思う。
やっぱり芸術は音楽でも美術でも贅沢品なんだと思う。大成するかどうか先の読めない芸術家の卵に税金を使うぐらいなら、最近問題のいわゆる非正規雇用の人々の貧困問題対策とか保育所の充実とかに使ってほしいと思う。
そもそもアートはアーティストになりたい人々と実際にアーティストとして成功する人の差が激しいジャンルだ。正直一部の才能や名声に恵まれた人以外に対するニーズはない。
だからそんな割りの悪い投資を税金を使ってすべきではないと思う。できれば昔のヨーロッパみたいに芸術に理解のあるお金持ちが「こいつは凄い!」と見込んだ芸術家のパトロンになるみたいなのがあれば良いけど、今時のお金持ちって芸術方面に投資する気があるように見えない。
申し訳ないが基本的にアーティストは自助努力と才能と運次第だと思う。それに生きてるときは全然評価されなかった作品が作者の死後に評価されることもあり得る。貧困生活に耐えてでもアートの道一筋で頑張るか、他の仕事をやりながら趣味としてアートをやるか、アーティスト志望者はほとんどこの二択から生き方を選ぶしかないんじゃないの?