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はてなキーワード: 人身御供とは

2015-02-18

無能派遣の書き捨て。現在職場に来るまではデータ入力資料発送をやってた。

前の派遣先システム入れ替えのごたごたで地方撤退ってなったもんだから転職

ほとんど間が空かなかったことだけは良かった。

派遣された会社組織改革最中で、3年くらいかけて旧式から新式に変えていくのだという。

その移行作業の大体を任されることになった。この時点で逃げれば良かった。

既に新体制に移行が完了した部署があるので、そこの人に都度聞きながら仕事を進めている。

そこは物理的に距離があるから電話メール、時にはこちらから出向いて相談

そうやって確認しながら仕事を進めていっても、現状旧体制仕事をしている人たちからは非効率とか、

そんなやり方は認めない、間違っているなどと批難される。

最近自分知識不足が目立ってきて、状況が複雑になると対応しきれず、いつもいつも不安

せめて、新体制旧体制かのどちらかである程度の期間、仕事をしていたなら

もっとスムーズにできたかもしれないのに、といつも思っている。

今まで確実な答えがあって、(性格等に難があっても)教えてくれる上司がすぐ近くにいたから、

派遣派遣からと気楽に仕事をしてこれた。

答えのない仕事がこんなに恐ろしいとは思わなかった。

から契約期間満了で辞める予定。あと2カ月くらいあるけど。

仕事できなくてごめんねー☆ 穴が空くけど私ごときですのでちっぽけなもんだと思うし

人気の業種らしいからすぐ人身御供が見つかるよっ!

あとパソコンことなんでもかんでも聞くのやめてね! 目の前にあるのはただの箱なんですかね?

明らかな人不足で残業が多いのは別にいいけど、同じ立場の人がいないのが本当に辛かった。

誰にも愚痴が言えなくて、でも憎悪を撒き散らすのが嫌だったから1年くらいずっと溜め込んだら爆発しちゃったよ。

爆発してから知ったけど、同じくらいの時給で、責任とかストレスを感じずに働けるところが結構あるみたいだから

わたしそっちに行きま〜す!

まれるかもしれないけど、それに同じ部署の人たちはみんないい人たちで何一つ返すことが出来なくて申し訳ないけど、

もう限界でーす!無理でーす!この縁が切れたら終わりなのが悲しいけど会わせる顔もないしな。

今まで色んなところに行ったけど、一番尊敬できる人たちだったから、裏切る形で去ってしまうのが心残り。

欲を言うならば、もう少し、なんとかしてほしかったな。

2013-12-24

http://anond.hatelabo.jp/20131224193430

戦後天皇制が残ったのはアメリカの判断なのは分かるけど、

であればこそ、

ただそれは日本には無くてはならない存在から

これはなぜ?

合理的な判断よりもお上鶴の一声に従う習性を見抜かれてたってわけ

これは全く違うと思うが。

鶴の一声に従うなんてのは民主的な政治が始まるより前は世界のすべてで行われてたこと。

日本天皇に関しては、戦前宗教的な感覚も伴って少し異様なほどではあったが、

世界歴史をみればそれ程異質なことでもないでしょう。宗教がらみの戦争なんてモット悲惨もの世界には沢山あるわけで。

戦後の当地の際、天皇を利用して鶴の一声でまとめ上げてやろう、なんてことはアメリカは一切考えて無いでしょう。そのような根拠はどこにもない。


アメリカ戦後天皇を残したのはどちらかと言うと本気で天皇と言うものに、そう言った宗教的な、というか文化的大事さを感じたからだと思うが?

戦争時でさえ、京都とか空襲しないとか、よく分からん文化的尊重見たいのはするわけで。

もちろん、日本植民地化して力で支配しよう、というのとは少し違ったやり方で統治しようとしたわけで、日本の反感を最低限に抑える意味があったことは確かだと思うけど、

天皇による支配、はむしろ完全に撤廃する方向で動いてたと思うけども?



そんでいま、

悪意を持っていえば象徴としての天皇人身御供みたいなもんだ

ただそれは日本には無くてはならない存在から

こんな言い方で片付ける様なものではないと思うが。

あえて"必要"という意味合いを付けるのであれば、日本の文化的な物を一子相伝で継いでいる人達、ということであろう。

歌舞伎なんかでそういうものは当たり前にあるわけで、小さい頃から他の人とは違う生活の中、伝統をつないでいる人はまだ居るわけで。

それらと天皇を比べるのはどうかとも思うが、人道的見地から言うと、同じ様なものでは?

現代社会の中での必要性、と言う意味を持ち出せば、そういった日本の文化の1つとして、という意味合いが最も強いと思うし、逆にそれ以外に正しい答えは無いと思うが。

http://anond.hatelabo.jp/20131224182831

悪意を持っていえば象徴としての天皇人身御供みたいなもんだ

ただそれは日本には無くてはならない存在から

そんな人権がどうこうみたいなもっともらしい理由で無くすことなどあってはならない

生まれながらにして天皇であることを義務付けられるからこそ貴いのであり、

我々日本国民尊敬してやまない絶対的象徴として存在できるのである

もしこれが選挙制、希望制にしたらどうなるか?

それは今の政治を見れば火を見るより明らか

2013-09-29

http://anond.hatelabo.jp/20130929222131

ほぉ、もともとそこで営まれていた経済活動がほぼすべて失われてるのに失われてないと?

後始末に駆り出された人身御供が細々と生活するだけの地域が国土として体を成していると?

笑えるわ。

2013-06-18

http://anond.hatelabo.jp/20130618095117

いや増田が嘘ついてるとかそういう話じゃないんだよ

その辺の増田世界認識をまるっと採用するとして(採用してもイイと思うんだが)

とすると元増田に対しては「お前は底辺の人材から派遣会社に登録して炎上案件人身御供PGとして投入されて精神コワしてそのまま二度と仕事斡旋を受けずにひからびていくのがいいんじゃね?」ってのになるだろ。

実際それでイイと思う。一件落着。

2013-06-14

出版社がなんで電子書籍ばんばん押さないのか?

というといろんな理由があるんだがおそらく最大の理由は「売れないから」。

ネット見てると待ち望んでいるユーザーが山のように錯覚しがちだけどまじで売れない。

「値段が高いからだろう」とかいっても違う。フェアで価格を2割まで落としてもなお売れない。

本作ってるのは現場から会社の方針で電子書籍出そうぜって言われてもあんまり売れないと現場の心が折れる。

物理媒体の本というのはその部数が最大の広告宣伝だ。

いっぱい刷れば全国の書店に並ぶ=陳列面積が増える=リーチする機会が増える=読んでもらえる。

その上で内容が面白ければ口コミが開始されて売れ数が増えていく。

電子書籍はそこがダメダメだ。電子書籍のストアというのは人が行き交う場所になってない。

物理書籍とはまったく違う広告というか導線の作り方をしなきゃならない。でもその予算ノウハウはまだ未熟。

こんな状況で売れるかと言われれば売れるはずがないのだ。

すべての書籍出版社私有財産ならばいい。

でも実際には多くの書籍は著者の作品を出版社出版権を得て出版してるに過ぎない。

「アンタの作品たぶんぜんぜん売れないけど電子書籍興隆のために人身御供にさせてよ」とか編集者としてはすごく言いづらい。鉄砲玉扱いなのだ

てか、そもそも100冊も売れない電子書籍の話で新刊2万部売れる作家のワークタイムを浪費するのもなんかちがう。

心の問題なので難しい。「その仕事求められてないッスよ」と市場に言われてるわけで。

2013-05-16

http://anond.hatelabo.jp/20130515230638

兵隊に性処理目的人身御供差し出すのが社会にとっての必然などと言って憚らない男は、金をもらって他国の兵隊に自分の身体を差し出してみればよろしい。そのとき自分の心情が想像ができずに、自分が男であることが男の性に対して安全地帯であるかのように自分以外の誰かの務めに転嫁してしまうからこそ、女という性の解放者ではなく男という性の処理者として扱われる女性リアリティ想像できないんですよ。



女にだって性欲とか性愛はある

なのに、女はいだって、男の性欲のはけ口、男の性欲の便所としてしか扱われない

そういう女の心情を想像できない男が「兵隊は風俗に行って性欲を発散しろ」とか言い出す

ってことだろ

まあ風俗の全否定だな

これが現在性風俗業界現実に対する批判なのかどうかは分からん

まり風俗業界ブラックじゃ無くなればいい話なのか、

そもそも他人の性欲を満たすことで金を稼ぐことそのものが悪だって話なのか

そのへんが分からん

2013-05-15

流行性風俗の話がいろいろよくわかんない

よくわかんない。

橋下さんの発言に対するいろんな批判とか、yellowboal(綴りこれだっけ?)さんの言ってることとかが、よく理解できない。

理解できない、ってのは批判の意で言ってるのではなくて、理解できないものは理解できない。

理解できないから反論もできない。

とりあえず、橋下さんの発言(アメリカの軍の人に対して「レイプ減らすために性風俗もっと活用してくれ」)について、最初の印象としては「あー、そうかもね」だった。

性風俗もっと活用してくれればレイプ減るのでは、ってところに、素直に同意した。

でも、その橋下さんの発言がたくさん批判されてたので、ちょっと考えた。

しかしたら、性風俗に対する現状認識が、私と彼らでずれているのではないか

まあずれているとしたら「性風俗の望まぬ従事者」が私が思っているよりたくさんいるのではないか、ってことなんだよなあ。

「望まぬ」ってのはかなり広い意味で使っていて、つまり本人が「納得」していても実質「性風俗業に就くこと」しか選択肢がないのならば、ここではそれは「望まぬ」従業とする。

もし性風俗に望まぬ従業者がたくさんいて、その現状を認識しない、あるいは認識していても無視した上で、「性風俗もっと活用してくれ!」と言ったら、それはまあ彼女ら(と彼女らの気持ちを汲む人)からしたら憤るにたるものだよなあ、とは思う。

さらに言えば、社会構造性風俗業の性質からして、(そういった事態があるのだとしても)解決は容易ではなくて難しい話だなあ、とも思ったりする。

まあ、実際にその望まぬ性風俗従事者がどれくらいいるかってのは調べてないので知らんのですけども。(ブコメとかで誰か教えてくれ)

ただ、この話の一番の論点はそこだと思うし、橋下さんの発言に同意する人と批判する人がすれ違いまくってるのも、そこの認識のズレが原因じゃないかと思うんだよなあ。


って、ここまで書いてからyellowboalさんの書いたやつをまた見てみたのだけど、

兵隊に性処理目的人身御供差し出すのが社会にとっての必然などと言って憚らない男は、金をもらって他国の兵隊に自分の身体を差し出してみればよろしい。そのとき自分の心情が想像ができずに、自分が男であることが男の性に対して安全地帯であるかのように自分以外の誰かの務めに転嫁してしまうからこそ、女という性の解放者ではなく男という性の処理者として扱われる女性リアリティ想像できないんですよ。

このくだりの意味はやっぱりよくわからんな…。

yellowbellとかいう最低の差別主義

http://h.hatena.ne.jp/yellowbell/13016699060968089

兵隊に性処理目的人身御供差し出すのが社会にとっての必然などと言って憚らない男は、金をもらって他国の兵隊に自分の身体を差し出してみればよろしい。

取り繕ってみせても根本的なところで馬鹿というか品性が卑しいもんだから、ついつい我慢できずにこういう言葉をうっかり書いちゃうところが左翼の悲しさというか。そもそも性的充足というもの健康文化的な生活を営む上で不可欠なファクターでありそれを追求する権利もまた侵すべからざる権利であって、要は「医療を受ける権利」とか「新聞を読む権利」と同様に他国の兵隊には性的充足を贖う権利がありますよというだけのことじゃないの。それで俺と兵隊さんの間に合意と取引が成立し俺が兵隊さんのチンポしゃぶって尻穴ねぶって金貰ったときの心情がなんだって? そりゃあ、俺が奴隷だったら辛いだろうけど、でも今回は自由意志職業選択で双方合意なんでしょ。なんか問題あるんだっけ?女には売るものがあっていいよね、というアレは昔は冗談だったのかもしれないけど現代じゃなかなか冗談にはならないというか、リストラくらって明日からどうやって生きてこうってときタクシー運転手売春婦か選べるとしたら俺なら売春婦にするかなあ。

まあでもyellowbellさんが格別お花畑ってわけでもなくて、現代日本における左翼の不可能性というか、けっきょく彼等オールドファッション左翼たちはこうやって慰安婦だのフェミニズムだのみたいなアカデミック領域で遊んでばっかりだったから結果本来左翼オルグできたはずの連中がみんなネトウヨなっちゃって非常に残念。軍隊や性産業非人道的なのはもちろん仰るとおりなんだけど、それはそれとして大部分の人間毎日通勤ラッシュに揉まれノルマに追われサビ残(無賃労働!)に拘束されカフカも真っ青の歯車生活を送ってるわけで、そこに「女性の性を搾取する構造が!」とか言われても困っちゃうっていうか。でも本当はそこで困っちゃうのはおかしいはずで、歯車リーマン風俗嬢脱走兵連帯結社して尊厳を回復せんと闘争する未来もあり得るはずなんだけど、すくなくともyellowbellみたいな旧世代型の左翼はその連帯ビジョンを提示するのに失敗してるし、そもそもそういうのにあんま興味なさそうにすら見える。

まあ、でも無理だよね連帯とか。たしかに俺達プレカリアート非人道的社会にあって尊厳を損なわれてるし団結して闘争すべきなんだけど、ビッグブラザーなき脱中心的現代社会においてはもはや派遣会社社長ネオヒルズ族ユニクロ社長も俺達と同様に尊厳を損なわれてるわけで、だからそもそも資本家vs労働者みたいなアングル自体いい加減無理があるし、それを「連帯できないのは左翼責任! ビジョンを提示しろ!」とか言っちゃうのもさすがに無茶というか背負わせすぎかなあとも思う。

http://b.hatena.ne.jp/Midas/20130514#bookmark-145552818

Midas ポストダニティ 石原が「原理」と言ってるのは正しい。「日本原理主義化した」と書いた通り。皆『本音vs建前』と捉えてるが誤り。「ドグマとは反論の余地がないもの」とも書いた。橋下や石原を憎んでる者から彼らの同類になってく

橋下の発言は「(おまえんとこの)兵隊は動物でありほっとくと婦女暴行してしまうのでガス抜き必要」というきわめて侮辱的な視線から出てるのでまあアメ公が顔色を変えるのも当然なんだけど、あれに対するアメ公側の反応って「海兵隊永遠であり海兵隊員は軍規完璧に守る」以外に有り得なくて、なるほど原理主義という解釈は興味深い。同じ侮辱でも「いやーそちらさんと違って日本女の子可愛いですからねー、ついついレイプちゃう奴が出てくるのもわからんでもないですけどねーエヘラヘラ」くらいで済ましとけば双方平和なんだろうけど、ひとたび主語デカくしちゃったらあとはもう誰も幸せにならんよな。

2012-05-14

ああ、みんな「嵌っちゃったんだな」と思ったとき

最近のソシャゲ問題、自分は少し勘違いしていたようだ。

というのが、作ってる人たちは「これ、正直やばいけど稼げるし短期決戦で得るもん得ていこうか〜」くらいの気持ちでやってるのかと思ってた。

実際この考えの人は少なからずいるはずだ。

あるいは、「ヤバいけど、ライバル会社もやってて生き残るには自分も参加するしかない。」っていう、

ある種の邪悪チキンレースに乗ってしまっている事を自覚してる人たち。

この人たちは、まぁ、邪悪だけど仕方ないのかなと思う。

※なお、本当に本当の意味で『邪悪』な人たちはとっくの昔に上がりを頂戴して既にあの場にはいないはず。

 少なくとも某女史は完全に逃げ切ったのかなと。



けれども、どうも中の人たちのレスポンスを見る限り、「俺たち悪い事してねーし!」みたいなことを本気で考えている人たちがいる様子。

この人たちはヤバい。何がヤバいかと言うと、「罪の意識希薄化」がされたことに一切気づいていないと言う点でヤバい。

そしてそのヤバさが、プログラマーっていう職業に対する社会認識が悪い方向に傾きかねないのでヤバい。

いや、もう手遅れだ。多分、後一年後にはIT業界に対する世間の目そのものが冷たいものに変わっているだろう。



まず僕はあの場で「俺悪くねーし!」って言ってる末端を攻めるつもりは無い。

(といっても役職持ちでこんなことを言ってる連中には残念ながら、だけど。)

けれども、彼らが嵌った「脱法的ソシャゲー開発」の一端は解き明かしておきたい。

何故なら、このロジックは非常に単純で、かつ効果がテキメン。特に技術職に従事する連中に対しては。



さて、例え話をしよう。

ある巨大なアプリケーションをこれから作るとする。

それは先端のライブラリを使い、高負荷をものともしない作りにし、

ユーザーフレンドリーなインターフェースであり、

またユーザーを飽きさせないよう常時色々なキャンペーンを打っていくアプリケーションだ。

ユーザー数は膨大で、アクティブユーザー数だけでも10万を超す。

このアプリケーション作成して運用するのは、いくら何でも一人では無理だ。

そこで仕事を分割し、プログラマーインフラエンジニアUXデザイナ、WEBデザイナーディレクター

アナリストPM、営業…などなど、それぞれの専門職を適切に配置し、

それぞれが自分の得意な事に集中できるようにする。

こうすることで、それぞれの専門職にとって雑多な事は、耳半分で会議を聞きつつうまく回る。



さて、次の例え話をしよう。

とある邪悪人間が、邪悪で脱法的な方法お金を稼ぐロジックを思いついたとしよう。

しかし、規模が大きいので人手がいる。けれども、他の邪悪な連中を誘い込むと美味しいところを奪われたあげく、

責任をなすり付けられる可能性が高い。

ならばどうするか?「普通の人」を巻き込めばいい。

でも、「この方法情弱を騙して稼ごうぜwww」というと、人は訝しみ、拒絶する。

けれども、その邪悪ロジックを分割して、分割したそれぞれの仕事違法ではないものにすると…?

あるいは、分割したロジックを事前に3つ前後の別のクリーン仕事適用して失敗して後が無い状況を演出しておき、

たかも「本当の」仕事の中で『偶然』結合してしまうと…?



ここで、だ。結合された後のサービスのありようを見て、「これって、ダメなんじゃない?」という人は必ず出てくる。

でも邪悪な人にとってはそれすら計算済みだ。

ここで、技術職の悪い癖を利用する。

技術職は「0か1か」での判断をすることに常にさらされているため、

そうではない世界でも「0か1か」で決まるものだと錯覚やすい。

テストパターンが緑を返せば緑だと信じる。

から駄目なテストパターンを置いておく。

テストファーストで、事前に使えない法務を置いておく。

「うちの法務に事前に確認しましたが、法律上問題ないとのことです」と。



※注意

法務の方々の名誉の為に言っておくと、システム邪悪さを理解して邪悪さを誤摩化す回答をする法務も一部にはいるが、

大勢は駄目なものは駄目だという人がほとんど。

そこで、邪悪な人は特定の条件下で起こりうる例外を提示して「それならグリーンだ」と言わせておき、

その例外を隠して「この前うちの法務に事前に確認しましたが、法律上問題ないとのことです」と

皆に説明すれば、普通開発者は「それで良いんだ」となる。



法律は「0か1か」に見えてそうじゃない。

少なくとも過去判例が出ていないものについては「0か1か」すらわからない。

ようは「未テストの項目」に過ぎない。

裁判所」というテストを通らない限り、「0か1か」なんて本当はわかるはずもない。

それも、テストの内容によっては関係するモジュールや実行環境タイミングによって結果が変わる事すらあり得る。

法務の言う「大丈夫」なんて、ようは自動テストやってない職場ベテラン開発者がいう「あ〜あそこはきっとOracleバグ(※ただし未検証」と同じ程度の回答だ。

(本当はOracleバグではなくそいつが作りこんだバグなのかもしれない。)



さて、普通技術者邪悪テスト結果をまんまと信じたら、あとは邪悪な人の思い通りだ。

まず、そのテスト結果を信じた普通の人は、他にも不審に思った人に対して「あれは問題ないって法務が言ってたよ」と伝える。

見事なまでに邪悪CIの出来上がりだ。

通常、CIは繰り返し同じテスト自動で行う。

が、ここでは同じテストを繰り返さず、過去レポート、それも又聞きのレポートを伝えているに過ぎない。

もう一度同じテストをかけていない。自分の目と耳で、法務から直接話を聞いていない。



また、結合前のクリーン仕事をしているそれぞれの担当者に取って、

結合後の姿より結合前の状態がその人の仕事の大半であり、「本当の意味での」結合後の姿を見てるようで見ていない。

単体テストバリバリこなすだろう。しかし結合後のストレステストセキュリティテストは専門外として見向きもしない。

いや正確には「何かあったら、専門の担当者が文句つけてくるはずだ」と待ちの姿勢でいる状態だ。

邪悪な人は、間違いなくその専門の担当者が各部署を回って抜き打ちテストやらせるなんて事はしない。

そもそも専門の人を社内に常駐させないか、もしくは置いても他の事(例えば他社とのライセンス問題など)にリソースをさくよう仕向ける。



こうして邪悪テスト環境が出来上がってしまうと、

開発者たちは「私たちの作っているものは正しい」と思い出す。

から否定されると「俺悪くねーし!」と言い出す。

分化された仕事のことしか見なければ悪いことは何も無いだろうね。

しかし…もう…嵌っちゃったんだなぁというのが外野からの印象。

まぁせいぜい人身御供になってくれ。

今回の件、役職だけではなく実務の担当者まで引っ張られる可能性はある。

裁判にかけられるかどうかは謎だけど、企業業界への揺さぶりの手段としては有効だしね。



なお、最初に言ったが本当に邪悪な人はもう既にあの場所はいないはずだ。

もう既に後進に道を譲るだの自分の力を別の場所で試したいだのもっともらしい理由を付けて、

普通の人々」に継承させているはずだ。

普通の人々」のその後がどうなるかはこれから物語なので、とても楽しみではある。



おそらく、なのだが、この件、ワーストケースで転がれば、当該の企業だけではなく

IT業界のものが悪の巣窟としてみなされるだろう。

IT技術者マッドサイエンティストと同じで法の遵守する気がない連中だ!」と言われる日は意外とそう遠くないと思う。

そんな風がもし吹こうなら、政治家先生方や警察のお歴々も「インターネット健全性を保証する」という名目で、

色々と無茶な法律を作るかもしれませんね。

少なくとも、「インターネット=悪」として自分らの有利な方向にネットコントロールしたい方々にとってはとても好都合でしょうよ。



そろそろ、誰かが「良い意味で」健全化のために何かを仕込む頃合い。

政治家警察といったレイヤーではなく、業界の自主努力レイヤーで。

2、3年後、どんな団体ができでどんな人が所属するかなぁ?

ダンコーガイ津田はまちちゃんちきりん高木先生、漢のMySQLの人、徳丸本の人…多分この中から二人は自ら、あるいは担ぎだされる/巻き込まれる形で関わってくるかな。

切込隊長面白おかしレポートしつつ裏で謎の秋波を送るんだろうなぁ。

多分ひろゆきはその集まりを「つまらない」と見て何もしないかな?



ま、きっと「自分は忙しいから…」みたいなことで誰も参加せず、

結局第2次図書館戦争のもう一人の当事者あたりが中心に無理矢理たって健全化を叫ぶんでしょうね。

2011-05-01

ふろかーの世界

種別は女性のみに存在する雑誌付録コレクター、通称ふろかー

さいころちゃちな付録でも嬉々として喜んだあのころに、成人した後、まためぐり合う。


ふろかーを知ったのは今年、某漫画出版社乗っ取り企画にむざむざとはめられw買った時。

どんな付録かを探していたら、雑誌付録レビューし続けるブログスレッド発見した

そして知った事、それは付録付き雑誌は毎月20誌ほどにものぼる事、

付録はいえ出来がいいものに関しては雑誌の値段以上の値が付く事(通常雑誌一冊が700円として付録は100円程度/ヤフオク相場

ブランドコラボで上はコーチフェンディ等のレベルまで出ている事・・・

毎月の付録雑誌を全て買う人は例外としても毎月二冊程度ならばそんな出費ではないが、毎月やっていれば一年で立派な付録マトリョーシカが完成する。

ふろかーは、気軽にブランドを買えるという点だけでなく、「付録相応」以上の付録を見つける楽しさが所謂「ヲタクの喜び」に該当すると見ている。

また、レビューしていち早く人身御供になる事もプチ英雄視される嬉しさなのかもしれない。

そう考えると金も掛からず楽しめ、使えば生活の役にも立つ、情報先取りでプチファッションリーダー

ヲタクカテゴライズもされない綺麗なオタク=ふろかーという趣味ある種最強な気がしてしまう。

(とは言っても層は主婦層が多い気もする)


P.S.

ついでにレビューブログは二つ、2chに該当スレが三つ、mixiコミュは二つある。

ヲチも盛んでスレは女の黒い部分が・・・というのはご愛嬌か。

2011-03-27

私たちは後の世代のために、M9.0に耐える準備をするべきなのか?

被災地はまだサバイバルの状態だと思う。

けれども私にできることは少ない。目下のところお金を送ることと、考えることしかない。お金は送った。けっこう懐が痛いほど送った。だから、あれこれ考えることを、どうか許してほしい

考えているのは、こんなことだ。

「私たちは後の世代のために、M9.0に耐える準備をするべきなのか?」

今回の災害は1000年に一度、あるいは数百年に一度の規模だと言われる。おそらく私たちが生きているうちにもう一度遭遇するかしないかレベル災害だと思う。

私たちはおそらく、復興と言えるものを成し遂げることが「できてしまう」だろう。がれきを片付けて家や道路鉄道を作り直す。それだけだ。みせかけの復興だ。けれども復興復興だ。「やった。復興した。我々は自然災害に打ち勝ったのだ」と、そう言って災害のことを忘れてしまうことができるだろう。

私たちが天国に行ったあと、きっと津波がまた来るだろう。家や道路鉄道が砕かれるだろう。原子力発電所から放射性物質が流れてくるだろう。大勢の人が亡くなるだろう。経済が止まり、職を失う人も大勢でるだろう。今回と同規模以上の悲惨なことが起きるだろう。

そのとき私たちは天国言い訳をするしかない。こんなふうに。

「私たちのせいじゃない。なぜなら、M9.0は想定外なのだから。」

なんていうことだ。私たちが東京電力に吐いている言葉が、実はブーメランだったのだ。きっと私たちの身体を天国で切り裂くだろう。

残念なことだが、このままずるずると時計の針が進んでしまえば、きっとそうなると思う。それがいやなら、私たちはやり方を変えなくてはならない。

放射線危険はいやというほどもう知ってしまった。だからすべての原子力発電所を閉鎖しなければならない。放射線の害からもう完全にさようなら、をしなければならない。安定した電力供給のため東西周波数の統一も必要だ。代替エネルギーの開発だって必要だ。安くて良い代わりのモノは今のところ存在しないが、それでも原子力とは手を切らなければいけない。

あの巨大な防波堤でも太刀打ちできなかったのだ。コンクリート津波を防ぐのは無理と知ったのだ。もう海岸沿いの低地への居住は許されてはならない。

自治体の庁舎がつぶれることは、もうあってはならない。道路網も鉄道網も、より一層強い耐震強化が必要だ。

かいことはいっぱいある。

津波に砕かれた持ち家の住宅ローンを払いつづけなければならない人たちがいる。地震保険なしに住宅を建ててはいけない、という法律が必要だったのだ。ガソリンスタンドから油が消えた。非常時には一般車への給油を規制する、という法律が必要だったのだ。孤立した集落が問題になった。だから人の集まるところに必ず衛星携帯電話を置かなくてはならない、という法律が必要だったのだ。あの日、被災地東京も通信が麻痺した。あの日のレベルに耐えるための準備が必要だったのだ。いくつもいくつもある。

それらすべての課題を克服しなければ、真の復興と呼べない。少なくとも私は、真の復興と呼びたくない。

だが、そのためには、私たちの財布からそれなりのお金を出さなければならない。金持ちから金をむしり取るだけでは済まないだろうし、薄く広い増税どころでは済む話でもなさそうだ。次の世代のことを思えば国債の発行は論外だ。厚く広い増税が必要だろう。電気料金が上がるだろう。物価が上がるだろう。当然の帰結として、生活は苦しくなるだろう。かなりの苦しいものになるだろう。リーマン・ショックがさざ波に見えるほどの不景気がやってくるだろう。

お金だけの闘いじゃない。強い政治家を育てなくてはならない。スキャンダルを狙うだけの野党も、ばら撒きしかできない与党も役にはたたないのだと、いやほど知ってしまったのだから。私たちは強い政治家が育つ文化を作らなくてはならない。もうスキャンダルに喜んではならない。ばら撒きにだまされてはならない。パフォーマンスに踊らされてはいけない。ウチの地域のために仕事をしてくれる、という人を選んではいけない。茶々を入れるだけのメディアを切り捨てなければいけない。私たちは、政治家責任は我々の責任だという事実を受け入れなければならない。政治家決断は我々の決断だという事実を受け入れなければならない。そうしなければ強い政治家は育たない。育てなければ、私たちは何も成し遂げられない。

残された放射性物質管理のために、原子力技術者を育て続けなくてはならない。しかも、これから何十年、何百年と続けなくてはならない。消えゆく技術エンジニアになるほど寂しい人生はない。けれども私たちは、若い優秀な人材差し出しつづけなければならない。人身御供のように。

なによりも、生まれた街にもう住めないという苦しみを、被災地の(とりわけ海岸沿いの)人々に強いなければならない。

でも、後の世代がM9.0に耐えるためには仕方がない。

もちろん、すべてをやるべきかどうかは議論の余地があると思う。でも、それはまず私たちが

「私たちは後の世代のために、M9.0に耐える準備をするべきなのか?」

これに対して Yes あるいは No かを、決めなければならない。

Yes とも No ともつかぬまま進んではいけない。では、どうやって決めるか? 選挙だ。幸運なことに私たちは選挙というシステムを持っている。これしかない。今この手段を使わずにどうするというのか?

次の選挙の争点が、これであってほしいと思う。

そして Yes が選ばれて欲しい、と強く願っている。それも、私たちにかなり辛い義務を強いる Yes であってほしいと思う。私は、真の復興のために人生を捧げたいのだ。

2011-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20110130235516

問題点

商売人からすれば、親に1000万借金させて親に自分たちから1000万使わせて、子供から1000万搾り取れば1000万儲けだろ。親に返させるだけだとチャラだ。

から人身御供というか人身売買でよく行われている手。老人から絞りとっても出が薄い。親に借金さえて子供から搾り取る。昔からの手口といえば手口。

というのが1つ

 

もう1つは親のカネで子どもは育っているのだから、いくらなんでも、オレ関係ないとは言えない件。電気ガス水道全部、親の世代たちが親の親の世代たちががんばってきたインフラからな。

借金借金行っても、稀代の先進国借金いわれてもなと、後進国の人は思うと思うよ。

 

コックをひねれば水が出る。電気がつくこれがどんだけ 金がかかかって、すごいことなのか?というのを日本人はあまりにも疎かにしすぎている節はある。

2010-08-23

宗教に入らないと結婚しない!・・・って元カノもそうだったな。

http://punch.livedoor.com/q/11

ライブドアニューストピックにあがってたので読んでみたら懐かしかった。

歳がばれるけど、多分今から約二十年前。

隠す必要はないかもだけどイニシャルでS会の彼女

筋金入りで、父親はK党所属の地方議会議員母親は婦人部長(?地区部長だっけ?)。

俺んちは、親父が保守右翼で、S会などは日教組と同じく目の敵で、その血を受け継いでいる俺も大嫌いだった。

それでも大好きな彼女の為、自分で出来るところからS会の勉強をしようとした。

まんざらでもなければ、入会しても良いかなと思った・・・のだけど、目に付くのはS会批判本ばかりだった。

そーいう反S会批判の知識ばかり身につけるもんだから、当たり前なんだけど、

ますますS会に批判的になっていくばかり。

ていうか、彼女をS会から脱会させる気があったのかも知れない・・・って、敵は天下のS会、筋金入りの家系、無理。

大好きな彼女と、大嫌いなS会。

だから、どちらを選ぼうと矛盾するゲームで、選択肢は俺が入会するか、彼女脱会させる以外に手はない。

まぁ、今から考えると、人身御供みたいに俺が入会しておけばあっさりしたものだったのかも知れない。

洗脳されちまえば問題解決、洗脳されなくても、実際S会って規模がでかくて、一般会員など世間にごろごろしてて、

割合は知らんけど、かなり多くの似非信者というか、しょうがないからいるだけ、みたいな会員がいるみたいだし、

そうなっておけばよかっただけのことだったろう。

でもま、俺の親父があれだから、結婚なんかしてたら、縁切られてたろうなw

でもね、どちらを選ぶか悩み苦しんで悶えているうちに、やはり熱心な信者にとっては絶対に譲れない価値観を共有できないことは認めがたいものがあり、彼女にしても別れる以外に道はなかったんだよね。

だから、彼女信者になってくれる別の男の元へ行ってしまった・・・

彼女名誉の為を言えば、信仰が僕らの恋愛にとっては悪夢だったのであって、彼女純粋過ぎたのだと思う。

話はずれるけど、いわゆる新興宗教らが汚いと思うのは、そうした純粋さを利用して成り立っているところにある。

はてブでよく人気エントリーになるホメオパシーなんかもそうだ。

俺はああいうのが許せない。

だけど、人はそんなに純粋であってもいけないとも思う。

エヴァンゲリオンの加持の台詞「大人はずるいくらいがちょうど良い」なんだ、多分。

それからすぐに別の彼女と付き合い、結婚し、子供も授かり、現在に至る。

実のところ、今の妻とは価値観はまるで合わないが、二人で慎ましく、小さなこの掛け替えのない家族を必死で支えていくと言うことだけ、それさえあれば、価値観の違いなどどーでも良いことだと、そんな風に思っている現在

ちなみに妻は、バリバリではないがアムウェイ信者である(爆)

オチのない話でスマン。

2010-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20100804023320

ITベンチャーです。

このプロジェクトでうちにきてる子は飼い殺し状態になっちゃってるわ……。

まぁ、結局誰もマッチングできなくて

合同説明会でたまたま話しかけたおとなしい子を、

まぁお金もらえるしってことで声かけたら

「はぁ……」とばかりにきちゃった感じ。

この子もこの子で、何聞いても茫洋としてて、

おとなしくて真面目なんだけど、何も目的とか意思がなくって

あー、これじゃあどこも雇ってもらえないわなー的な男の子で……。

こっちも色々教えてもぬかにくぎ的であきらめちゃったよ。

やっぱりこのプロジェクト企業助成金はあげちゃだめだ。

誰でもいいからとっちゃえってなって、若い子を飼い殺しにしてしまう……。

まぁ今年度は人身御供だったな。

2010-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20100715221045

戦争必要悪として考えている人間が多いから、「戦争は悪ですよ」と言い続ける必要があるよねってことかな。

人柱人身御供みたいに『その行為が有意義でない』ことが分かれば、確かに過去にしていけばいいんだろうけど。


戦争に関しては現状必要だと考えている人間が少なからずいて、

一般庶民がどう考えようとも国家として戦争を起こすことは考えられる。

今は世界的に見ても「わりと」平和な時期だと思うけど、

それでも内戦戦争状態一歩手前な所はある。


そういう、今の世界からすぐには無くならないだろうなぁ、と思わされる

戦争に対して「戦争を忘れるな」というのは個人的には無駄だと思わないかな。


早く戦争という言葉歴史上のものになればいいのにな。

戦争過去のものにしてはならない??

さっきテレビでこのフレーズを聞いた。

言葉遊びかも知れないけど、本当は戦争過去のものにしないといけなくない?

例えば人柱とか人身御供とか過去じゃん。

別にその悲惨さとかきちんと学んでないけど、だからといってしたいと思わないし。

人柱なんて無意味と徹底的に考え続けている限り、

その惨さを途切れること無く伝えることは緩めていい気がする。

つまり戦争がいかに無意味かと心に刻み続けた方がいいのではないだろうか。

でみんなが「戦争? なにそれ、未開人がやるもの?」と思う頃には、

しようという発想にならなくなる。

今日のところはまだ過渡期で今日テレビがおかしいとまでは思わないけど、

良く聞くフレーズだけど改めて考えてみた。

2010-01-14

http://anond.hatelabo.jp/20100114233416

教えてもらったんだけど、

要するに解決できない無能なんです。というのをバレないように逃げているので、そうなるらしい。

できるけれども、面倒なことになるから黙っているのではなく、

本当に解決できなくて、解決方法もわからない。

しかし、解決しないといけないので、解決できる人身御供に、無理難題押し付けてなんとかしよう会になっているという事っぽい。

そういう会議では、解決する案ではなくて、XXさんなら解決できるのではないか?など、人の名前が出るのが特徴か?

そういう場に解決出来る人が出ても出なくても、前者は数の暴力後者欠席裁判 結局、人身御供今日も生贄になる。

そうなったらもう、辞めるか辞めさせるか、気が狂うか三択。

お猿さんの正義

問題は軍事的合理性が「あるか/ないか」ではないhttp://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100112/p1、と言っておいて

私にとって問題なのは(…略…)これらすべての歴史政治ファクターを越えるだけの「軍事的合理性」があるんですか? ってことだから。

とか、何を言ってるのかまるで分からんwww それだったら話は結局「『軍事的合理性』があるんですか/ないんですか」じゃねえか。頭悪い文章だね。

…というようなことは措くとして、お猿さんの話はこの問題で本当に意味があるんだろうか。というのは、お猿さんは本来何を目的とすべきなのか?というのがあるからだ。

週刊オブイェクト」側はまあいい。この人は良くも悪くも基本的には「軍事マニア」なんだろうから。ブログで軍事の話を書いているのはせいぜい(というと言葉は悪いが)「軍事のことをみんなに正しく知らしめよう」という目的でのことだろう。そういう人間が(とりあえず彼から見て)間違った情報を流す人間に対して反論する、というのは全くもって正しい。少なくとも今回のことで言えば、「普天間基地移設先は沖縄県内でなければならない」と彼は思っており、現実問題として基地沖縄県にあって、かつ県外移転は決まっていない。彼の問題は「軍事の“話”」でいいというわけだ。勝つにしても負けるにしても、その場所は「軍事の“話”」の中で問題ない。彼の正義は「軍事の“話”」の中で問題ない。

しかし、お猿さんはどうだろう?

冒頭に書いたような「結局ある/なしの問題だろ」というのを措いておくなら、彼(の主観)にとっては「問題は軍事的合理性が『あるか/ないか』ではない」。で、本当の問題はじゃあなんなのか? お猿さんの今までのエントリなども眺めた上でいうならば、最大の問題とは

(3)沖縄琉球)が日本に編入された経緯から皇民化教育による同化の強制やらにもかかわらずの差別やら、本土決戦のための捨て石にされたことやら戦後戦後人身御供にされたこと、そして「復帰」後も今に至るまで基地負担を不均衡に負わされてきたこと

になるんだろう。

ところが、この問題は「週刊オブイェクト」側への反論でどうにかなるか? 勿論なるわきゃない。「週刊オブイェクト」側への反論では、これらはどれひとつ解決しない。「週刊オブイェクト」はただの個人ブログだからだ。当然基地も県外になんかいかない。むしろ「無駄」なところへ労力を注ぐぶん、解決や補償移転は遠のくばかりだ。というより、そもそもブログ日記つけてたってなんにもならん。すべきは現実的な行動、行動をすべき標的は当然に政府民主党なり国民全てなりだろう。現実に影響を「本当に」与えるつもりなら、今のような活動はゴミでしかない。ゴミでないのは現実に効果を持つ活動だけだ。

デモをやるでもなく、広く世に問う運動をするでもなく、はてなでセコセコ文章を書いて現実世界は変わったんだろうか。お猿さんが変えた現実的事柄なんかどこにあるというのか。

週刊オブイェクト」はブログでもいいのかも知れん。軍事に興味を示す人以外はひとまず射程から外そうじゃないか、みんなと言ったって国民全体ではなくてもいいさ、というのであればブログという拠点は便利だから。しかしお猿さんは違うはずだ。国の施策国民の正しい政治参加やらをもし考えるんなら、ブログ本陣にしたってまともな人数はついてこない。そんな行動なんざゴミに過ぎない。

言うまでもないが、今までのは単なる俺の勘違いで、お猿さんが「本当の問題は別の“話”だ、現実を実際に変えるかなんてのとは別の話だ」と言うならそれはそれで問題はない。判定の前提はあくまでお猿さんの勝負の場が、お猿さんの正義が「本当は」どこに設定されているのか?だから。

2009-10-12

イルカを食うこと、ブタを食うこと、イヌを食うこと。

近頃、日本イルカ狩りに対する批判の記事、また批判の批判に関する記事ををよく目にする。

いつも決まって出てくる意見は二つあって、一つは「他国の食文化に非寛容なのはアホウ」というもので、もう一つは「だったらお前らブタもウシも食うな」というものだ。

一つ目の「他国の食文化に非寛容なのはアホウ」という意見に関してだが、これは日本人ダブルスタンダードを嫌うというか、しっかりしているというか、韓国国内でも批判の多い「イヌ食い」に対して日本人はとても寛容だ。普段、「韓国人よ、地球上からいなくなれ」とか言ってる人たちも、イヌ食いに関しては、「まあ文化だから俺たちがとやかくいうことではない」という意見がほとんどで、いろんな意味でびっくりしてしまう。

でも個人的には、「文化」という概念に疑問を感じる。例えば少し前も、割礼に関する議論が沸き起こったが、女性の陰核だの小陰唇だのを切除するというと、いくら文化だといっても問題を感じる人も多いし、もっと言えば、人柱だとか、人身御供だとか、人間の命にかかわることだって、「文化」であったわけで、仮にどこかの少数民族文化として人柱の風習を残していたとして、それでも寛容に振舞うべきなのだろうか。

結局文化といっても、近代的な目で見たときに、近代の法に触れているわけではないし、という理由で「文化」として認められるだけで、文化か蛮行かという区別なんて、判断する時期によって異なっていくものだと思える。

もう一つの「じゃあブタもウシも食うな」とか「お前はベジタリアンなのか」とか、切り札のように言う人に聞きたいのだが、自分の友人がブタ家族のように可愛がっていて、その友人の前で、「ブタって食うと美味い」と言ってしまうのだろうか。ブタが美味いと考えていても、ブタを生き物として愛している人の前でブタを食料として扱うことを躊躇うだけの配慮は持っていないのだろうか。たしかに豚肉は美味いけど、ブタを肉として考えていない人の前では、それを認めるのが友人だし、人間の優しさなのではないだろうか。

ネットの議論を見ていると、「論理的な意見」というのが「感情的な主張」より正しく尊いものとされているようだが、そもそも論理の元となる法だの規則だのは、人の感情の最大公約数をとって作られたもののはずだし、感情は論理に先立ってあるものなのではないだろうか。だって、「人殺しは禁止」という法律があるから、「人殺しが罪」になるのではなく、「自分や大事な人がむやみに殺されちゃたまんない」という気持ちが先にあって、「じゃ、人殺しは禁止にしましょう」となったわけでしょう?

だから豪州を中心に、西洋人が「イルカが可愛そう、クジラが可愛そう」と感情的に言っているとしても、クールに「でもあんたらウシ食うよね」と言ってもそれは通じないと思う。また友人が大切にしているものを貶めないという、人間の高度な感情をどんどん拡大していくと、「俺、豚肉好きだけど、お前のことはもっと大事だから、ブタ食うのやめるよ」とならないだろうか。

僕は韓国イヌが肉として売られているのを見たことがある。そこにはペットとして飼われていたイヌ病気になったとか、不要になったとか、そういう理由で売られていたし、また食用として最初から飼われていたイヌは、病気にならないように薬漬けにされていて、苦痛を与えないように殺すとかそういう配慮は全くなく、痛みも感情もない物として扱われていた。こういうのを見ると僕は、感情的に「これは間違っている」と感じるし、文化だとはとても思えない。

ブタ、ウシはよくて、イヌイルカはだめ」という意見感情的意見と切り捨てるのは簡単だけど、日の丸を燃やされてむかつく人がいるように、イヌイルカが食料にされてむかつく人が確かにいるわけで、それについて何らかの配慮をしていく、もしくは配慮することができるのが、高度な感情をもった人間の姿なのではないか、と思う。

もちろん、「だが、食う」という選択をしてもいいと思う。しかし「文化だから」「人は動物の命を奪って生きていくものだ」で思考を止めないで、「人の嫌がることはなるべくしないほうがいい」という視点にもう一度立ち返って欲しいとおもう。

2009-05-31

http://anond.hatelabo.jp/20090531130934

横だが、一括、一式で出す相手ってのは

見積中○○円は想定外作業用の費用。それを超える場合は別途になる。」とか

って話も

「先の見積もりにその要件は含まれていません。」とかな。

って話もできないお役所商売の場合が多いよ。

要はクライアントスキル不足だから、

「高い金出してるんだから、何でもせえ」

って話。

民間企業はこうはならない。

最低限作業と、最低限の金額まずありきで両社合意が取れるだけのスキル常識がある。

半官半民だと、もうグダグダ

だから通るし、そうせざるを得ない。

本当は担当者レベルで落とし込む必要があるけど、

大概クライアント側がそうした力量ないし、

分かってる担当がいても、金の権限ない下っ端だから、合意の上で積んでおいて、

リスク分に当てたいから、一式にしてほしい、って話になる。

(あるいは、本来の見積もりじゃない明細に乗っける)

通っている背景には、ちゃんと理由がある。

馬鹿高い「一式」のプロジェクトに入ってみるといい。

クライアント小間使いみたいな人身御供メーカー側が提供して

見積もりに乗っからないような仕事を無償でしてるから。

で、メーカーはそうした部分を自腹を痛めないで、

嫌と言えないベンダーに振ってるから。

だから、本来は「一式」も、ベンダーの無償奉仕も、見積もりなんかに乗っからない

内部的な交渉駆け引きがあってこそ成り立つものなんだけど

最近のI社とF社はそうした部分がもうてんでダメになりつつある感じがするんだけど。

最初はプロジェクト担当レベルなんかな、と思ったけど、あっちもこっちもだ。

もう組織的にダメなんじゃないか。

2009-01-25

http://anond.hatelabo.jp/20090125191310

国が悪くなるのは国民一人ひとりのせいでもあって、政治家人身御供にするのはどうかと・・・

まぁ、自民党が良いという気はないが、経済大国にのし上げてきたのもまた、自民党時代あってだし。一長一短。

自民党は時代が変換しているのについて行けていない、新陳代謝が必要であるとは感じる。

2008-07-21

http://anond.hatelabo.jp/20080721190509

中のひとがんばってーねー。

商店街から応援してるよ^-^

あと、下請けの会社がしにそうな話ししか聞きません。H。

かわいそうです・・・。

ダムとかやってるHだっけ?Fかな?

関連で茶談義。

IBM

さっき海外ニュースよんでたらIBMが好調っていうニュースがあがってた。

ふーんという感じ。日本はもうアジア重要拠点でもなくなっちゃったのかな?

ちょっとさみしい。

NEC

NEC北米研究所NECだとおもっているんですが、違いますかね?

NEC違い?北米研の成果っていつもすごいなーとおもってウオッチしています。

線虫だかを研究しているひともいましたよね。10年先をみすえて研究ができているので楽しみです。

将来が愉しみなのはいいんですが現在が心配です。

収益エンジンなさすぎ。

いろんな部門売っちゃったしね。。。

H、N、F、T

一番最初に人身御供的につぶれる企業はどこだとささやかれて久しいですが、どこでしょうか?

Tはちょっと復活しましたね。

ほかは安定的にダメな感じです。

ただ、Tが浮上しては沈むギャップが毎度大きいので、ボラがでかいと・・・少し心配です。

三洋はどこまでいくんだろう。

太陽電池関係パテントはどこへ?そこだけが注目です。

松下はマネシタ電気とかいわれてたのはどこへやら。

着実なブランディングができているので、ここのグループにははいらないかな。

さて、どこだ。

ま、ものづくりといっても工場生産ものをメインに据えたメーカーである以上、これらの業界に芽はないかもしれん。。

2008-03-22

迷惑メールへ反撃できるようになったよ

スパムメール業者にやられっぱなしだったうちらだけど、ようやく反撃できるんだぜ。

特定電子メールの送信の適正化等に関する法律が改正され罰金が引き上げられた。

信者情報を偽って送信した場合、刑事罰(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)を科す。

表示義務違反等に対する総務大臣の措置命令に違反した場合、 刑事罰(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)を科す。

http://www.dekyo.or.jp/soudan/houritupoint/law06.html

でも、このままじゃどう報告していいのか判らないよね。

実際腹立たしいスパムに埋もれながらGoogleスパム報告してやろうかとおもったんだけど、どうもそんなことじゃないようなきがする。

Google米国法人だしね。

で、少し調べただけなんだけど、ここなんてどうだろう。

迷惑メール情報共有アソシエーション 財団法人日本データ通信協会

http://www.dekyo.or.jp/soudan/sinfo/

迷惑メールが着たらここにメールを送る。

ぼくもさっそく登録!

しようと思ったんだけど、ちょっと怖いのでまだ登録していないんだ。

だから、増田人身御供になって情報提供してよ!


・・・どうでもいいけど今日は流れるのが早いね。。。

2007-10-24

ただいま

フラグかと思ったら白羽の矢でした。人身御供です。

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