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2014-10-19

AV男優チンコ自分よりも小さいと全然興奮できない

割と大きめでも腹が出てると萎えから、体も引き締まったままであって欲しい。

ナンパ物は服部ダントツだと思われる。

個人的上村もっと起用して欲しいのだが人妻系の相手が多くて残念(馬鹿っぽい企画物には出てこないのか?

学生ものシミケンが安泰だったがいかんせん筋肉がつきすぎて相対的チンコが小さく見える。最近は赤毛の人(名前不明)ががんばってる印象があるが勃起時の角度が下を向いているところが残念。

森林原人の事を多くの人間キモイというが巨根だし何発も出せるので全然問題がない。黒田原人が安定。

(確かに昔は顔パンパンだったと思うが)

ムータンムーミン)もベイビーフェイスながら巨根の持ち主なのでもっと出て欲しい。

エロメン三銃士だなんだと言われるようになってから綺麗な作品とかきれいめのレーベルからしか出なくなってない?(つーか、シルクラボ専属?)

沢井亮はデカいし射精の勢いも素晴らしいが、視覚的に硬さが伝わらずフニャフニャ感がどうしても否めない。

イケメンがどうとかはいから。とにかくブツデカくて太ってなければいい。

ハメシロ(結合したときのサオの余りの部分)が見せられないような男優は失格だ。

フェラ中心のとき巨根が出ていて欲しい。くわえてもなおのことサオが余っている、そこがいい。

レイプのものスキンヘッドおっさんばかりじゃなくて巨根積極的に使ってくれ。

なんかさ、DMM検索巨根属性検索できるといいよね。

業界的に統一された測定方法で測って、一定以上の長さを持つ人間巨根バッヂがつくようなのでもいいよ。

大きいと女優側が痛くてたまらないなんてのは百も承知だ。だがAVファンタジーなのだろう?

流石だなって思わせるのがあんたらの義務だろうが。頼むよ。お願いしますよ。

あと、素人系の無修正モノ作ってるおまえらに一番言いたいのだが、粗チンが多すぎる。

男優を起用できないなら陰毛を短く切るとか、せめてそれくらいのことはしろフェラする方も大変そうだな・・・って気持ちになって気が散るんだよ。

寝るわ。

2014-10-03

http://anond.hatelabo.jp/20141003193059

十二国記も、最初講談社ホワイトハート文庫っていう女子向けラノベレーベルから出てたんだよね。

今は新潮に移っちゃったけど。

いかにもなラノベレーベルから出てる本で「これなら面白く読める」と思うのは、

・Dクラッカーシリーズ富士見ミステリー文庫

ブギーポップシリーズ電撃文庫

ウィザーズ・ブレインシリーズ電撃文庫

薔薇のマリアシリーズ角川スニーカー文庫

ロードス島戦記角川スニーカー文庫

・夢の上シリーズ(C・NOVELSラノベレーベルとして捉えるかは迷う)

煌夜祭(C・NOVELS

・喪の女王シリーズコバルト文庫

・灰と幻想のグリムガルオーバーラップ文庫

まあなんか、最近流行りっぽい萌え系とか、ハーレム物はちょっと読む気にならない、と思ってる勢。

http://anond.hatelabo.jp/20141003192914

ラノベレーベルから出てても、硬派な男と聡明な女が登場するようなファンタジー作品で、

挿入イラスト流行りのテイストより質を重視したもの

具体的な作品名くわしく

私がラノベを読まない理由

はじめに私にとっての「ラノベ」の定義します。「表紙にアニメっぽい絵が描いてある本」。以上。

続いて理由です。「アニメっぽい絵が表紙だから」。以上。OH、トートロジー

レーベルにかかわらず、アニメっぽい絵が表紙だとまず手にとりません(唯一の例外は『ルー=ガルー2』。読みたさが勝ってノベルスをイヤイヤ買ったが、読後すぐ売った。そんで文庫を買い直した)。

((話は逸れるが、作品映像化にあたって、文庫カバーデザインを変えるのやめてほしい。俳優顔写真ドドーンって表紙の本を誰が欲しがると思うのか。帯にしろ帯に。))

学園ものミステリーオカルトSFなんかを取り入れたエンタメ小説は好きなので、おそらくこんな理由で手にとらないのは損してるんだろうなぁとは思うんだけど、なんでかダメなんすよね。

いわゆる「ラノベ」と呼ばれる作品で、アニメ絵を無くしたバージョンが出てたりしませんかね…電子書籍でいいんで。そしたら読んでみたい。

桜庭一樹さんみたいに、ラノベ時代作品新装版が出ていると私のような読者にはありがたいんですが、まあレアケースですよね。

追伸

伊藤計劃さんの『虐殺器官』『ハーモニー』もアニメ表紙になったんか…。持っててよかった旧装版。

http://anond.hatelabo.jp/20141001193557

みんな勘違いしてる。

ラノベは文字で書かれてはいるけど、小説ではなくて、《ラノベ》っていうひとつ独立したジャンルなんだよ。

じゃあ、《ラノベ》と小説の違いは何か、っていうと、文章力表現力だ。

しかに、ストーリーアイデアに特化すれば、ラノベはそこいらの小説より優れてることも多い。

けど、それだけだ。

ラノベの多くは、ストーリーを語るために、台詞と、そして「誰々が何々した」という単純な説明描写に大半のページを割く。

文章リズムや美しさ、表現力なんてほぼない。



乙一ラノベではない。

好みはあれど、乙一文章ラノベ文章じゃない。

たとえラノベレーベルから出ても、乙一の本は間違いなく小説だ。

逆に最近東野圭吾ラノベ化してるところが若干ある気がする。

台詞と単純な説明描写ストーリーが進むような本がたまにある。

文章を楽しむのではなく、ストーリー、展開のみを楽しむ感じ。



小説好きな人ラノベを見下すのは、それが文章を楽しむ本ではないからだ。

から、こんなもの小説じゃない、というんだ。

ラノベ純粋ストーリーのみを楽しむ、文字で読む漫画、くらいに思えばいいんだよ。

2014-10-02

http://anond.hatelabo.jp/20141002225300

そうかな。売れるなら書店は棚を拡大するんじゃないかな。

売れるとは言ってないだろ。

売上と刊行点数との兼ね合いの中でラノベ棚の拡大も限界に来ているから飽和してしまう。

ライトノベルとは違うんだ」っていうところに価値観を見出す市場存在するからこういうブランド戦略で売れるだろう、という目論見があるのでは?

その目論見がないとは言えないけど、

どっちかと言うと「ラノベみたいなのを読みたいけどラノベ売り場からは遠ざかっている」という人向けではないかね。

いちばん大きいのはやっぱり売り場の違いだと思うよ。

ラノベ定義を「レーベル側(出版社)がラノベだと言ったらラノベ」というのはどうだろう。

これだと「ラノベレーベル」だと宣言しているレーベルの出す本は当然ラノベだし、ラノベラノベ以外も出版するレーベル包括的定義できる。

ラノベ定義論においては有名な話なんだけど「電撃文庫ライトノベルと名乗らない」んだよな。

そもそも「ライトノベル」という呼称は読者側から発生したものなので出版社側に決定権を委ねるのは違和感があるよ。

実際の文化的状況に対しての妥当定義付けは、論理的根拠の無い区別偏見差別を横行させないために必要だろう、と考えている。

妥当性の高いラノベ定義提示しても無駄だと思うけどね。

ラノベが叩かれるのは「自分たちとは別のコミュニティが急に現れて自分たち場所侵食している」からだろう。

黒人定義する際に、粗暴だとかリズム感がいいとかい定義は間違っている、粗暴じゃなくてリズム感の悪い黒人もいる。黒人定義は『黒色人種に属する人。』で十分だ」

と言っているのに、

「50%黒色人種の血が入っていて50%白人の血が混じっている人が存在するじゃないか! 黒人定義できない! 」

と言われても困る。やれやれ

いやね、実際に「黒色人種に属する人」という定義では何事にも不便だよ。

http://anond.hatelabo.jp/20141002015232

ラノベ定義ラノベレーベルから出てること」と定義するなら「半分だけラノベレーベル」なんて曖昧な言い方はだめだろう。

ラノベと一般レーベルの間のジャンルってことになるな。

まりラノベじゃない。

編集がなんと言おうが、挿絵が無かろうが、ラノベレーベルから出ていればラノベだ、と言ったのはおまえだろ。しっかりしろ

ああすまん。新潮社公式アカウントラノベレーベルじゃないと言ったんだった。新潮社nex編集が言ったんだと理解してた。

参考: http://togetter.com/li/684962

まりラノベじゃない。

ちなみに「ラノベじゃないと言ったほうが売れる」のは「書店ラノベ棚が飽和している」という前提あってのことだ。

そうかな。売れるなら書店は棚を拡大するんじゃないかな。

ライトノベルとは違うんだ」っていうところに価値観を見出す市場存在するからこういうブランド戦略で売れるだろう、という目論見があるのでは?

おいおい、「ラノベラノベじゃないのもどっちも出すレーベル」なんてもの存在したら、

その時点で「ラノベレーベルから出ている本がラノベ」なんて定義は成り立たないじゃないか。

これはホント君の言うとおりだな。

ラノベ定義を「ラノベレーベルから出ている本がラノベ」とすると講談社ノベルス存在破綻するということが判明したわけだ。

まあ講談社ノベルス中の人が何を考えているのかはよくわからないけど。

そこで修正案を提案したいんだけど、

ラノベ定義を「レーベル側(出版社)がラノベだと言ったらラノベ」というのはどうだろう。

これだと「ラノベレーベル」だと宣言しているレーベルの出す本は当然ラノベだし、ラノベラノベ以外も出版するレーベル包括的定義できる。

なかなか良い案じゃないかな?

エンタメ傾向と対象年齢」によって内容は変わらないのかよ、おい。

ああ、確かにエンタメである必要があるという意味では内容は制限を受ける可能性があるね。

ラノベでは何でもできるみたいな言い方は間違いかもしれない。

大衆文学比較してエンタメ傾向が存在することに起因する内容の変化はないということは言えると思う。

対象年齢については、文学作品対象年齢に下限はあっても上限は無いと思う。

子供漢字が読めなかったりするので読める小説制限はあるが、低年齢向けに書かれたものが大人の鑑賞に耐えられない内容であるという説得力のある根拠はないからだ。

結局、「対象年齢が低い」ということを定義に含めるかという話をするべきだと思うんだけど、

今書いた理由もあって、それはするべきではないと考えている。

それに加えて「対象年齢が低い」というのがラノベ出自としてはあるとしても実際は児童文学を読んでいる大人よりも明らかに多くの大人がラノベを読んでいて

実際に大人の鑑賞に耐えうる作品存在するという反論もそこここに見られる。

じゃあ今度は君は「大人のラノベ」はラノベじゃないのかよ、なんて話をし始めるのかもしれないけど、

まあ結局ジャンル分の定義存在するものに対して後付でしていくものなので、世の中が変化していく以上完璧定義はありえない。

結局、妥当性が高いもの共通認識として提案し続けるしか無いだろう。

というか完璧定義をすることは僕の目的じゃない。

僕は「ラノベ」っていうジャンルが、蔑称としても通称としても流通している現状は良くないと思う。

実際の文化的状況に対しての妥当定義付けは、論理的根拠の無い区別偏見差別を横行させないために必要だろう、と考えている。

黒人定義する際に、粗暴だとかリズム感がいいとかい定義は間違っている、粗暴じゃなくてリズム感の悪い黒人もいる。黒人定義は『黒色人種に属する人。』で十分だ」

と言っているのに、

「50%黒色人種の血が入っていて50%白人の血が混じっている人が存在するじゃないか! 黒人定義できない! 」

と言われても困る。やれやれ

http://anond.hatelabo.jp/20141002012141

ラノベと一般文芸の間ですよってことじゃだめ?

ラノベ定義ラノベレーベルから出てること」と定義するなら「半分だけラノベレーベル」なんて曖昧な言い方はだめだろう。

編集は「ラノベじゃない」って言ってて挿絵もないんだっけ。

じゃあ先の定義付けだとラノベじゃない。

編集がなんと言おうが、挿絵が無かろうが、ラノベレーベルから出ていればラノベだ、と言ったのはおまえだろ。しっかりしろ

ちなみに「ラノベじゃないと言ったほうが売れる」のは「書店ラノベ棚が飽和している」という前提あってのことだ。

講談社ノベルスは「どっちも出すよ」てレーベルなんだから編集がこれはラノベなって言えばラノベなんじゃないか。

おいおい、「ラノベラノベじゃないのもどっちも出すレーベル」なんてもの存在したら、

その時点で「ラノベレーベルから出ている本がラノベ」なんて定義は成り立たないじゃないか。

パッケージを変えればラノベじゃなくなるのがラノベだと思う。

それはライトノベルレーベルじゃなくてパッケージによって定義されているということだろ。

どっちなんだよ。

ラノベって言葉ジャンルエンタメ傾向と対象年齢をゆるく示しているだけなので、内容については実は何でもいいのではないかな。

エンタメ傾向と対象年齢」によって内容は変わらないのかよ、おい。

http://anond.hatelabo.jp/20141002000912

メディアワークス文庫は?

読んだこと無いけどビブリア古書堂とかでしょう?

あれはラノベとみなしてる人一般書とみなしている人半々の印象。

レーベルテーマ・コンセプトは「大人のためのライトノベル」なんだから

ラノベと一般文芸の間ですよってことじゃだめ?

新潮文庫nexは?

編集は「ラノベじゃない」って言ってて挿絵もないんだっけ。

じゃあ先の定義付けだとラノベじゃない。

出たばっかだから一般認識はまだないのでは。

どうジャンル分けされるか不明だけど、結局ラノベじゃないって言ったほうが売れるのだろうか。

西尾維新作品ラノベとみなされることが多いけどその他の講談社ノベルスは?

講談社ノベルスは「どっちも出すよ」てレーベルなんだから編集がこれはラノベなって言えばラノベなんじゃないか。

いちどライトノベルレーベルから出て数年後に別のレーベルから出し直された作品については?

それはラノベじゃないんじゃない(笑)

パッケージを変えればラノベじゃなくなるのがラノベだと思う。

というかラノベって言葉ジャンルエンタメ傾向と対象年齢をゆるく示しているだけなので、内容については実は何でもいいのではないかな。

定義とか意味ないという意味なら同意

ラノベへの批判について

釣りなのかどうなのかは知らないけど、

もっと評価されるべきみたいな書き込みをいろんなとこで見る。

でも、別に評価とかどうでもよくない?

批判されたからって廃刊になるとか特にないし、

レーベル数も増えてるし、

作品ジャンルも増えてる。(俺TUEEEEとか流行りは勿論あるけど)

個人的な読者である分には、最近はいい傾向だと思うんだけどね。

http://anond.hatelabo.jp/20141001233928

こんなわけなので、定義ラノベレーベルから出ている本がラノベだ、ということにしておくのが妥当だろう。

だけど、すぐに反証が見つかる。

ラノベレーベル定義はなんだろうか?

メディアワークス文庫は?

新潮文庫nexは?

西尾維新作品ラノベとみなされることが多いけどその他の講談社ノベルスは?

いちどライトノベルレーベルから出て数年後に別のレーベルから出し直された作品については?

2014-10-01

ラノベ馬鹿にしている奴らは馬鹿なのではないか

http://anond.hatelabo.jp/20141001193557

ジャンル小説判断する奴は馬鹿だ。

ライトノベルと言うと、表紙と挿絵アニメ風の美少女イラストが入った内容の軽い低俗な本、がすぐ思い浮かぶだろう。

雰囲気としては合っている気がする。僕の読んできたライトノベルもだいたいそんな感じだった。

でもとりあえずは、無用な誤解をさけるために定義付けをしっかりしよう。

ラノベというジャンル定義はなんだろうか。

ラノベ定義イラストが入っていることだろうか?

だけど、すぐに反証が見つかる。

例えばここに、さっき本棚を一分漁って見つけた佐々木マキイラストが入った村上春樹の『カンガルー日和』がある。

この本が刊行された時、日本文壇は春樹は文学ではないと言っていたかもしれないけど、少なくともラノベとは言えない。

よって、イラストが入っていることはラノベ定義ではない。

それに、児童文学イラストが入っているのが一般的からイラストラノベはいえないんじゃないだろうか。

じゃあ内容が低俗だとか軽いのがラノベだ、ということだろうか?

いやそれはおかしい。シドニィ・シェルダンの『空が落ちる』は一般小説の棚に置いてある。

入っているイラストアニメ絵からか?

だけど今度はラノベの方に反証がいくつか見つかる。

紅玉いづきの『ミミズクと夜の王』のイラストはどう見てもアニメ絵じゃないが、ライトノベルを名乗っている。

(表紙がアニメ絵の一般小説ちょっと名前は挙がらないけど、本屋でたまに見かける)

こんな感じで、ラノベラノベである理由はおよそはっきりしない。

はっきりしているのは、ラノベであると名乗っている出版レーベルが幾つかあり、それについて一般的ラノベであると認められているという状況のみである

こんなわけなので、定義ラノベレーベルから出ている本がラノベだ、ということにしておくのが妥当だろう。

から筒井康隆ラノベレーベルから小説を出したらラノベになるし、『百瀬、こっちを向いて。』の中田永一ラノベを書いたらラノベになるし、中島梓ラノベレーベルから本を出したらラノベになる。

大江健三郎児童文学だと言いはって『二百年の子供』を書いたら児童文学になったように、大江健三郎ラノベレーベルから小説を出したらラノベになるだろう。

ラノベゴミの山だと皆は言う。

その通りだ。

しかしそういう人は、日本文学が垂れ流した私小説という肥やしにもならない糞の山のことはどう考えているのか。

僕が言いたいのはつまり未来ノーベル文学賞作家ラノベから出ないと誰が言い切れるのか、ということだ。

いや言い切れるはずがない。

さっき書いたように、ラノベラノベであるのはレーベル問題であって、その内容だったり作者には関係が無いからだ。

だとするとどこにラノベ馬鹿にする論理的必然性があるのか。

そんなものはない。

ラノベ馬鹿にしている人は、ハリーポッター児童書版で出たら恥ずかしくて買えないのに一般書版で出たら買う人たちだ。

そういう人は自分の力で、自分だけの「ハリーポッター」を発見することは絶対にできない。

そういう人は本当に面白いものを見つけることも、それを評価することもできない。

周りの価値観ではなく、自分価値観で何かを判断することができない。

そういう人間を僕は馬鹿だと定義している。

2014-09-12

本が好きだった。本のことしか考えてこなかった人生だった。

親は教育熱心なひとで、物心ついたときから近所の公立図書館に連れられて育った。

一方、実質母子家庭のような家庭環境で、そこまで裕福でもなかったうえに、完璧主義者の母親であったので、自分お小遣いをもらって好きなものを買うという環境でもなかった。

母については、わたしたちのために苦労してきたのだなと申し訳なく思うし他にも色々思うところはあるのだけれども、それは本題ではないのでここには書かない。

とにかく、娯楽のない状況だったので、図書館で本を借りるか、サンテレビ野球中継を見るかくらいしかお金のかからない趣味はなかった。友達漫画を貸してもらったりもしたけれども。正直、そのことをさして不満にも思わなかった。

我が家お小遣い制度というものはなく、欲しいものがあればその都度申告して買ってもらうという方式だった。本だけは何も文句を言われなかった。ありがたいことだと思うけれども、正直この制度欠点も多いなと思っていて、わたしは今でも本なら自分で選んで買うことができるのに、服を自分で選ぶことができない。いつかお金持ちになったら、ドンキでいいなと思った雑貨を罪悪感を抱くことなく好きなだけ買いたい)

持てる限りの記憶力をハリー・ポッター登場人物プロフィール呪文の暗記に注ぎ込んだ小学時代はやみねかおるも好きで、小学6年生のとき図書室で『踊る夜光怪人』を見つけて、この世にこんな面白い本があるんだと思った。

中学生のころに森博嗣を好きになり、京極夏彦西尾維新を夢中になって読んだ。今思えば、お前森博嗣とか大してよくわかりもしないまま読んでただろという感じだし、今でもだいぶわかってないと思うんだけどさ。荻原規子茅田砂胡乙一島田荘司恩田陸も読んだ。辻村深月が大好きだった。とにかく、中学高校時代と、講談社ノベルスに関わりのありそうな本はたいがい手を出した。近所の公民館パソコンスペースがあったので、時間があるときにはハリポタダレン・シャンイラスト考察サイトをめぐって過ごした。

高校生の頃『活字倶楽部』という雑誌たまたま見つけ、そこで『銀河英雄伝説』という小説があることを知った。当時は絶版だったので、近所の図書館の地下書庫から出してもらって一気読みした。そのままの勢いで友人に「とにかく、最初20ページは飛ばしてもいいから読め! 2巻までは読め!」とすすめた。銀英伝が好きすぎて、その夏にすくってきた金魚すくい金魚たちに提督たちの名前をつけた。

「おかあさん、ヤンが死んでる!」

ちなみに銀英伝ではないが「巽」と名づけた金魚もすぐに死んでしまった。今の実家では、フリッツオスカーとアーダルベルトだけが生きているんだけれども、どの金魚もそろそろ寿命という感じだ。

進学させてもらって、大学生になってからはもう少し色々読んだ。

際立った傑作というのはない気がするんだけれども、カポーティが一番好きだ(正直『冷血』は好きじゃないしもっと彼らしい作品があるだろうと思う。ちくまから出ている短篇集がいちばん好き)。サリンジャーも好きだし、4月に亡くなってしまったけれどアリステア・マクラウドという作家もっと知られたら良いのにと思う。

3年ほど前、人生で読める本は限られているなということに気付いて、それからは注意深く本を選ぶことにしている。最近好きなのは皆川博子津村記久子コナン・ドイルだけど、だから何だというわけでもない。

そんなわたしも、四捨五入してもう30という年になってしまった。

好みのタイプは?という話題になり「本が好きで穏やかで裏表があんまない誠実なひとがいいな」と答えたら「聖☆おにいさんブッダでいいんじゃね?」と返され、

ルーピン現実いねーんだよ」と別の友人に説教され、正直今に至るまで毎日小説のことばっかり考えてて自分あたまおかしいんじゃないかなって思う。

これはただの、本を読むくらいしか趣味のなかった女の回想みたいなもので、なんのオチがあるわけでもない。

ただ、わたしは毎日ばかみたいに小説のこと――主に、その登場人物のことばかり考えながら生きている。

腐った妄想をしているわけでもなく、『白鳥異伝』の菅流かっこいいよなあ、とか考えながら生きている。

ハリー・ポッター本命キャラが殺されたことを未だにねちねち言う。

島田荘司作風の変化を残念に思い、既刊を全部読むのが勿体無くて法月綸太郎をちびちびと読む。

ちなみに、こんな感じの人間だったので、高校途中まではオタク仲間とつるんでいたんだけれども、一番好きなジャンルが違ったので在学中から疎遠になった。同じように本が好きな友人が1、2人いるので、彼女たちとは今でもよく話す。それは幸福なことだと思う。正直、他にも同じような本の趣味をしている同級生はいたし、当時はよくその話をした。ただ、彼女たちがわたしと同じように、未だに毎日現実かそれより重いレベル小説登場人物について考えているとは到底思えないので、積極的に連絡をとろうとは思わないし、話題が切り出せない。自意識過剰なんだろうけど、そんなふうに、未だに地に足を十分つけるわけでもなくふらふらしている自分ときどき怖く思う。

ジャンルを変えればどこにでもごろごろしている話なんだとはわかっている。長い上に固有名詞がだらだら出てきていやみったらしいのはわかっている。

から、ただの回想録めいた日記

追記:

ブコメありがとうございます。正直コメントがついたとしても「キャラ読みしかしてない腐女子」的なことしか言われないかなと思っていたので、共感してくださる方がいてびっくりしています。本当に、子どもに本ばっかり読ませても、子ども性格よっちゃ、いつまでもこんな感じで現実に地に足つかない感じになる可能性もあるわけで、何事もほどほどが一番だと思います。黒出目金のジークフリードは早いうちに昇天し、コメットのフリッツは年をとってだいぶ動きが緩慢になってきました。

この世代オタク女の子には、アニメではなく講談社ノベルスや電撃、角川某レーベル系の文庫本、その他とにかく面白そうな小説を読んで、感想をお互いに共有しながら育ってきた子がいるのだということを少しでも知っていただけるとうれしいです。ミステリ界隈ではキャラ萌えだろうとよく批判されますが、みんな各々好きな読み方をして、好きな作家の新刊は未だに追いながらも、各々それなりに幅広く読んでいる感じです。今でも。すいませんだらだらと。

2014-08-24

http://anond.hatelabo.jp/20140824191829

もちろんレーベルによってジャンル作風の違いはあるだろうけど、そのジャンルの中のひとつに「ノンケ」があって、

ゲイの中にも「俺はノンケゲイに染められてくのを見るのが大好きだ」みたいな人がいるんじゃないかと。

からダメかいうわけでもないけど、女性レイプもの痴漢ものAV見た時と同じように、

ノンケが「ノンケもの」のホモビがあることを知ったらそれなりに不快なんじゃないのかなと。

http://anond.hatelabo.jp/20140824191139

淫夢はCOATでしょ?

他のレーベルゲイビは大抵ストーリーも無しの絡みメインだよ。

てかそれこそブランドによって作風違うんで、

ゲイビ見てみようと思ったら、まずは

その人に合ったブランドを探すことから始まると思う。

俺のお勧めBRAVO!。

淫乱特化のガチエロ集団乱交ガン掘り作品が多いのが特徴。

一度見てみたら他のゲイビ見れなくなるよ。お勧め

http://www.bravo-oooops.com/top.html

2014-08-12

最近 恐ろしく久しぶりに電撃文庫を見てみたら

昔は13冊同時発売で乱造って言われたのに(ちょうどその頃、飽き飽きして読まなくなったんだが)

16−17冊同時発売になってた。 乱造にもホドがあるわwww

いずれ20冊/月とかになるのかもな。

 

今の若い人は 可愛そうだなって思う。

他にも山ほどレーベルが合って、

ライトノベルが乱造だからな。良作に当たる確率が減ってる。

 

コンテンツ大不況とかがやってきそうだな。

2014-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20140731133827

まり変態的な作品ばかりが応募されてくるので「うちが求めているのは普通の今風なラノベです」と選考結果の総評に書いたレーベルがあってな…

http://anond.hatelabo.jp/20140731133151

どのレーベルも同じようなラノベ出してるからもうちょっと住み分けしろ、みたいな事が言いたかったんじゃね?

実際ラノベ新人賞見てるとどこもかしこオンリーワンだのナンバーワンだの言っててSMAPかよって状態だし

2014-07-27

文系理系

文系理系って明確な判断基準ないよね

性格診断だったら、ちゃんとした理論にもとづいたものから似非科学的なものまで、世の中に蔓延してる

けど、文系理系診断って流行ったことない(検索したら多少あるようだけど)

性格診断はおふざけみたいなレベルのものでも、なんとか度~%みたいのが普通で、二分してしまうのなんてそうそうない

けど、文系理系は二分されてることに疑問を唱える人はいてもすぐ埋もれてしま

まり文系理系かというのは診断されるまでもなく

判断基準もなく、主観的自己申告でなされるのが普通

中間考慮されることは少なく、それに疑問を抱く人がいても流されてしま

もしくは、まともな判断力を持っていて、こんなナンセンスな話題に食いつかない人たちは

いちいち首突っ込んで指摘するのもだりーからサイレントマジョリティになってて

文系理系という分け方で盛り上がる人たちは決して多くはないけど、単に声がでかいからなのかなーとも

まー俺は自分文系なのか理系なのかわからないくらい、学がないんだけどな

そういう蚊帳の外からの見え方だと

人が文系理系というときそれを何を基準にしているのかは、職種や学歴による分け方と思考回路による分け方の大きく二種類あるように見える

前者はまあわかりやすいよな

理系企業に勤めてます理系研究してます、みたいのだ

単にジャンル問題だよな

少年マンガです、少女マンガです、みたいな

まあ少年マンガみたいな少女マンガもあるような問題はあるだろうけど、そうだとしても、思考回路による分け方よりはずっと基準がわかりやす

この使い方ならまーわかるんだよなー

と思ったけどやっぱりわからん

ラノベレーベルからでていればラノベなんです、みたいな循環定義なっちまう

例えばプログラマ

俺はWeb制作系の会社にいるんだけど、プログラマ仕事的に理系文系かと周囲のできるやつ見て考えると

こいつらは文系理系ってより芸術系なんだよなー

なんつーか、音楽とか絵やってるやつらとスタンスが近いんだよ

似た人種に見える

一方で、プログラムのもの研究をしてる人もいるよな、あとAIとかさ

あれは理系なんかね?ようわからん

2014-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20140726172721

コップクラフト」(ガガガ文庫

 フルメタルパニック甘城ブリリアントパーク賀東招二先生が描く、アメリカンポリスファンタジーライトノベルイラストラストエグザイルで有名な村田蓮爾先生

 元々は竹書房Z文庫で始まったシリーズで、当初はドラグネットミラージュと言う名前でしたが、レーベルの廃止と共に小学館ガガガ文庫名前を買え新しく発刊されました。

 

 基本的には、異世界からやってきたヒロインと、それに振り回される主人公と言う王道スタイル

 しかし古いアメリカドラマ風のコメディ溢れる日常展開にシリアス事件での緊迫感、魔法妖精を織り交ぜたファンタジーの独特さ。設定が深くファンタジーの要素がアメリカンポリスの風味に、がっちりと組み合い、著者の知識の深さもあいまって現実部分のシリアスさとファンタジー違和感なく一つの世界に収まっています

 ファンタジー世界を余すところなく書く近年のライトノベルの風潮としては異質な部類かもしれませんが、王道を読み終えたと感じたら、一度手にとって見てはいかがでしょうか。

ブギーポップ」(電撃文庫

 一番好きなというと、どうしても一回はこの名前が頭に浮かんでくる作品

 当時、スレイヤーズオーフェンセイバーマリオネットJと、ファンタジーといえば、ライトノベルといえば富士見ファンタジア文庫だった時代に表れ、ライトノベルといえば電撃文庫であり、ブギーポップを目指して書くようになったほどの作品

 小説の文字描写を生かした心理戦での超能力バトルの元祖ライトノベルといえる作品です。様々な能力が表れ、その利点を活かし欠点を突き、はたまた欠点により相手を嵌める、超能力バトルの醍醐味を楽しむことの出来るシリーズです。

 

 特にシリーズ最初となる「ブギーポップは笑わない」は、前半複数の人の証言から事件の全容を知っていこうとするミステリアスな展開で、バトルだけでないキャラクターの魅力、不思議さが充分に描かれた作品です。この巻だけでも見ておいて損はない本田と思います

http://anond.hatelabo.jp/20140726164229

どこのレーベルか知らんが

ライトノベルでそれは無理だろ

つか一般文芸いけよその嗜好なら

2014-07-22

http://anond.hatelabo.jp/20140722180531

でもこれ全部「そこそこ」だからな。

海外旅行なんて全く行かないし、タワマンとか無理に決まってるし、父親のランチ社食だろうし、普段は発泡酒とか飲んでる感じ。

飲み会は「嫁が怒るから」とあまり参加せず、趣味ほとんど諦め、金のかからないものだけ残し、服は精々グリーンレーベルとかで誤魔化す感じだと思う。

嫁も大して余裕ないからケア用品もケチって肌がどんどん荒れてきてるだろうし、体型整える余裕もあるかわからんし、他所行きの服は5年前に買ったのが最後、みたいな。

2014-07-17

ラノベの各レーベルタイトル印象

電撃文庫

タイトルから新しくしようと意気込みを感じる。ただししょんぼり作品タイトルから判るのもしょんぼり

メディアワークス文庫

登場人物のせりふのような一文。印象的ではない。白湯みたいなタイトル

富士見ファンタジア文庫

おじいちゃんが今風のタイトルを無理してひねり出してる感じ。ゆえに「今風」。

スニーカー文庫

古典芸能のようなタイトル。蔦葛木曽桟、みたいな。必ず奇数じゃないかな。とはいカバーデザインを変えてお父さんがメンズナックル風みたいになってる。

MF文庫一迅社文庫

作中用語のルビをふるう。好きな人には強力に魅力だが、用がない人には地雷除けとして機能している。

ファミ通文庫

どっかでみたことある。人の想像力には限界があるのだと教えられる。

スーパーダッシュ文庫

ジャンプっぽく、その作品をつたえる雰囲気用語。「あー、タイトル言われたら思い出したわ」と言われるタイプ

GA文庫

決めゼリフっぽい。

HJ文庫

常に二番煎じタイトルジャンル分けされてるので、これはこれで。

ガガガ文庫

丁寧な一文。ちゃんと声に出して読んでからタイトルを決めてるような印象。タイトル記憶に残るんだけど中身が記憶に残らないことが多い。

講談社ラノベ文庫

MF文庫劣化コピー。意固地になってフォント芸もできない。

オーバーラップ文庫

がんばってるんだけど、結果が出てない。いいタイトルを付けようとして、どんどん内容から離れて行くのを止められない。

このライトノベルがすごい文庫

長い。ここの場合背表紙デザインが致命的に悪い。フォントが重すぎる。

スマッシュ文庫

独自路線で頑張りましょう。キオスクで売ればいいのに。

どれが好きってわけじゃないっですが、スニーカーの本文フォントは好きです。

2014-07-09

アニメ原作者はそんなに偉いのか

面白いオリジナル企画が作れないから原作ものアニメを作っているんだろ?」みたいな小賢しいことをいうアニメファンが最近2ちゃんあたりを中心に多々いますけども、そんな単純な話じゃねーから

たとえばですね、原作者大手ゲーム会社の元社員とか、アニメ系の専門学校に通ってたとか、アニメ業界の偉い人と同じ飲み屋常連だとかで、アニメ業界に太いコネがあって、とりあえずちょっと作品が売れたら、ご祝儀的にアニメ化されるなんてことがあるんですわ。

ほかにも、以前、同じ出版社から出ている大ヒット原作アニメ化させてもらって大変儲かったので、その御礼のような形で、実績はないけどとにかく出版社が売り出したいと思ってる作品アニメ化するとか。原作が新興の弱小レーベルから出版されてて、レーベル看板作品を作るためにとりあえずレーベルタイトルの中でいちばん売れてる作品(でも市場全体からみれば微々たる売上)を強引にアニメの企画として売り込むとか。そういうケースもある。

まりシリーズ累計で何百万部、何千万部とヒットしてるような作品ならさておき、そうじゃない原作ものアニメなんて、一部例外を除いて、ほとんど「大人の都合」でアニメ化されてるだけなんよ。

で、そういう場合って、むしろアニメ宣伝してあげてる立場なんすわ。だって、それくらいのレベル場合原作の人気で盤の売れ行きなんてほとんど左右されないもの。なのにさ、「原作の力を借りてるのにアニメスタッフが偉そうにすんな」とか、なんか間違ってんだべよ。版権持ってるってだけで原作者が偉そうにしてたら、「勘違いしてんじゃねえよこのクソボケ!!」って言いたくなる気持ちもちったあわかってもらえるんでないの。どうなの。

つーかよー、別にアニメの内容が原作者の思った通りじゃなくていいじゃん。それでも内容が良ければ「原作も読んでみようかな」ってなるし、内容がクソならクソで、いまどきなら信者一生懸命原作はそんなことなから」ってアピってくれんだろ? で、結局原作に手を出してくれんじゃん。そもそもアニメ化されるだけで本屋での扱いは良くなるからさ、手にとってみる人も増えるわけだし。

「ボクちゃんの思い通りにしてくんなきゃやだやだやだい!」みたいな幼稚なワガママカンベンしてくれよ。それを許容するような空気ができるのもカンベン。

大金出してる出版社製作会社や局の人間が多少いうのは、ビジネスだし、しょうがないところもあるけどね。

2014-06-04

http://anond.hatelabo.jp/20140604085442

そんなあなた電子書籍。お手軽に新刊をザッピング。試し読みも充実。角川が運営するBOOK☆WALKERオススメだよ。

というか、電子書籍じゃなくてもレーベル公式サイトとか行くと、試読できるようになってたりするんだけどね。

面白い作品はまだまだたくさん出てるんだからいっぱい読もうぜ!

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