・電撃文庫
タイトルから新しくしようと意気込みを感じる。ただししょんぼりな作品はタイトルから判るのもしょんぼり。
登場人物のせりふのような一文。印象的ではない。白湯みたいなタイトル。
おじいちゃんが今風のタイトルを無理してひねり出してる感じ。ゆえに「今風」。
古典芸能のようなタイトル。蔦葛木曽桟、みたいな。必ず奇数じゃないかな。とはいえカバーデザインを変えてお父さんがメンズナックル風みたいになってる。
作中用語のルビをふるう。好きな人には強力に魅力だが、用がない人には地雷除けとして機能している。
どっかでみたことある。人の想像力には限界があるのだと教えられる。
ジャンプっぽく、その作品をつたえる雰囲気用語。「あー、タイトル言われたら思い出したわ」と言われるタイプ。
・GA文庫
決めゼリフっぽい。
・HJ文庫
常に二番煎じ。タイトルでジャンル分けされてるので、これはこれで。
丁寧な一文。ちゃんと声に出して読んでからタイトルを決めてるような印象。タイトルは記憶に残るんだけど中身が記憶に残らないことが多い。
がんばってるんだけど、結果が出てない。いいタイトルを付けようとして、どんどん内容から離れて行くのを止められない。
長い。ここの場合、背表紙のデザインが致命的に悪い。フォントが重すぎる。
独自路線で頑張りましょう。キオスクで売ればいいのに。