はてなキーワード: ルー=ガルーとは
小説の映画版(実写でもアニメ映画でも)でも何でもいいが、原作があって翻案されるメディアは色々ある。
そのレビューのうち、良く言うまたは悪く言う根拠が原作との比較の場合は信じてはいけないと感じるようになった。
映画として(別に映画に限った話では無いのだけど)ここが良いとか悪いという評価は、必要なレビューだと思う。しかし原作と比べてというのは、その作品の評価を曇らせる気がする。
実際に、実写映画を鑑賞して面白かったと思って他の人のレビューを見たら、評価が悪かったという事が何度かあった。例えば、原作の雰囲気が活かされてないのだと。
私は、原作と比べてこうだからという評価を信じない。私自身も、原作と比べてこうだからという評価をしない。
いや、映画がこんなに素晴らしいのにそれに比べて原作ときたら・・・と思っても良いんだろうしそう思うことはあるだろうが、人には言わない。
リメイクの場合はそもそも翻案ではなくて、前の作品と比べても良いような気がする。が、ダブルスタンダードだという意見もあると思う。
映画化などの翻案作品を原作の付属物と見なす人と、翻案されたからそのメディアでしか鑑賞する気のない人がいるという事だと思う。
両者は別だと割り切って両方を鑑賞する人もいるだろう。
というわけでヤフー映画や映画.comの投稿を自分なりに取捨選択できるようになってきたように思う。
私はレビュアーでは無いが、もしレビューを投稿するようになったら、皆さんの視点で取捨選択をして欲しい。
念のために書いておく。
私が実写映画にしか関心がない人のように思われるかもしれないが、そうではない。
それと昔、原作と比較して悪い評価を下した作品がある。その評価を人に伝えた記憶はないが。
その作品とは、京極夏彦の長編小説「ルー=ガルー 忌避すべき狼」を原作としたアニメ映画「ルー=ガルー」である。
原作である小説の方を先に読んでいたので、アニメ映画の方は原作と比べてしまった。
ルー=ガルー1(徳間ノベルス)→http://www.amazon.co.jp/dp/4198506531/
ルー=ガルー2(講談社ノベルス)→http://www.amazon.co.jp/dp/4061827553/
1のときの絵はよかったのになー。
はじめに私にとっての「ラノベ」の定義をします。「表紙にアニメっぽい絵が描いてある本」。以上。
続いて理由です。「アニメっぽい絵が表紙だから」。以上。OH、トートロジー!
レーベルにかかわらず、アニメっぽい絵が表紙だとまず手にとりません(唯一の例外は『ルー=ガルー2』。読みたさが勝ってノベルスをイヤイヤ買ったが、読後すぐ売った。そんで文庫を買い直した)。
((話は逸れるが、作品の映像化にあたって、文庫のカバーデザインを変えるのやめてほしい。俳優の顔写真ドドーンって表紙の本を誰が欲しがると思うのか。帯にしろ帯に。))
学園ものやミステリー、オカルトやSFなんかを取り入れたエンタメ小説は好きなので、おそらくこんな理由で手にとらないのは損してるんだろうなぁとは思うんだけど、なんでかダメなんすよね。
いわゆる「ラノベ」と呼ばれる作品で、アニメ絵を無くしたバージョンが出てたりしませんかね…電子書籍でいいんで。そしたら読んでみたい。
桜庭一樹さんみたいに、ラノベ時代の作品に新装版が出ていると私のような読者にはありがたいんですが、まあレアケースですよね。
追伸