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はてなキーワード: あの日とは

2024-01-23

13時に電話があると思って待機してたけど15時だった

13時と午後3時の混同

10時に待ち合わせなのに12時に到着したあの日を思えば早まる分にはマシ

2024-01-21

鮨屋店主インタビュー、頭に血が上ってしまたことを認める

https://pinzuba.news/articles/-/5419?page=3

大将ワインを飲みましょうよ」と、逆に客の側から声がかかったのだと話す。

「ありがたいことにワインいただきました。それを自分の側のカウンターに置いていたら、女性からいきなり“二日酔いなのに私の目の前にワインを置かないでくれ”と言われました」

 その時点では大将は、その後、トラブルへと発展する女性客が当日、二日酔いであることは知らなかったと語る。

「“(女性客が)二日酔いなんてことも俺は知らないし、だったら先に言ってよ”と思いますよね。そもそも、別組のお客さんから僕がいただいたお酒の扱いを他のお客さんが口出ししてくること自体、失礼です。

 最初から今日二日酔いなんで”などと言ってくれていれば対処もできました。それもなくいきなり、“二日酔いなのに私の目の前にワインを置かないでくれ”と自分の店で言われれば、良い気はしませんよ」

 しかし、もう1組のお客さんは大将の握る寿司を楽しみに来店している。ここで自分が熱くなるわけにはいかないと、吉田大将も我を取り戻したという。

自分ワインをご馳走してくれたお客さんもフォローに入ってくれたんです。すると、(後にトラブルになる)女性がそのお客さんに言い返したんで、僕もカチンときたんです」

 自分の握る寿司を楽しみに、初めて来店してくれたお客さんに物言いをつけるとは何事、と感じた吉田大将の導火線に火がついてしまったという。それが現在、X上で大きな話題を呼んでいる投稿写真の一幕につながるというわけだ。

 トラブルとなった女性客がXで指摘しているように、女性客を殴ろうとしたのかを吉田大将に尋ねると記事冒頭のように、

カウンターもあるし、手が届くわけがないでしょう」

 と強く否定する。それでは、なぜ弟子大将を羽交い締めにするほど熱くなる様な場面がX上の投稿には収められているのか。

「(トラブルになった)女性客が物言いをつけたお客様はお店の近所にお住まいで、子育て中だったんです。お子さんがやっと少し大きくなったからと、ご夫婦時間を楽しみに来店してくださったんです。あの日は、僕にとってもお客さんにとっても物凄く大事な時間だったんですよ。その場の雰囲気を汚す様なことをした女性客が許せなくって僕も熱くなって……弟子に止められてしまいました」

 と、吉田大将は語った。

2024-01-16

anond:20240116195855

トウシン(女性向け投資信託イメージソング

この度はこんな私を選んでくれてどうもありがとう

ご購入の前にこの目論見書をよく読んで

ずっと正しく優しく扱ってね。

契約につき返品交換は受け付けません。

ご了承ください。

急に不景気になることがあります

理由を聞いても

からないくせに放っとくと更に落ちます

いつもごめんね。

でもそんな時は懲りずに

とことん握ってあげましょう。

定期的に増資すると長持ちします。

決算ステキとか

さな変化にも気づいてあげましょう。

ちゃんと見ていて。

でも赤字とか

余計なことは気づかなくていいからね。

もしも上がり幅が少しになってきて

目移りする時は

ふたりが初めて出逢った

あの日(取得単価)を思い出してね。

これからもどうぞよろしくね。

こんな私だけど笑って許してね。

ずっと大切にしてね。

元本保証の私だから

2024-01-15

お湯ソリューション増田素万ょしーゅりそ湯尾回文

で、で、出たー!

お湯が!

なんちゃって

聞いて聞いて!

私お湯ソリューション電気ポット買っちゃいました3リットルの!

おはようございます

電気ケトルがあるからあいいやと思ってあったら便利だと分かっていてもやっぱりあったら好きなときに好きなだけお湯が使えることは便利だった山脈に向かってヤッホー!って叫ぶわ。

お湯のある生活っていいわよね。

清水の舞台から飛び降りる勢いでミッションインポッシブルトムクルーズさんが飛び降りてひもで地面すれすれでピーンってなるでお馴染みの感じで思い切ってみたわ!

でさー

象印タイガーで迷ったんだけど

象印の良い点で

蓋を開けてお湯が捨てやすいのと、

このお湯の捨てやすさはタイガーにはないみたいなのよね。

お鍋にお湯を移し替えたいので小さな細い口からちょろちょろとやっていたら日が暮れちゃうから蓋を開けてどーんと鍋にお湯を移し替えたい作戦実施するための排出溝が象印にはあって便利なの。

あと

しかしたらよく私が気付いてないだけでタイガーにもあるかも知れないけど、

象印は湧いたら通電を停止して魔法瓶機能で保温しておくからある程度電気がなくても熱々のお湯がキープできる、

まさに私にうってつけの欲しかった電気代も時間無駄にしたくない機能

もう超感激!

お湯のある生活ってこんなにも幸せだってことが何でもないようなことが幸せだったと思うあの日に無かったお湯があればもっと幸せになれる気がするザ虎舞竜ロードの新章を地で行くような何でもないようなことがお湯があることでもっと幸せだったと思う実感!

なので、

夜に沸かしておいてそのまま魔法瓶保温モードにしておけば、

消費電力なしで朝でもホッツ白湯ウォーターでそのまま行けちゃうぐらいの飲み応えのあるいいちょうどいい温度なのよ。

こんなことな

早くからかっておけば良かったと思うわ。

電気をやたら消費して悪しき存在で目の敵にされがちの思いがちだったけど、

メーカーの省電力化の結晶技術の粋というかそう言うのはめまぐるしくめまぐるしいわ!

どえらい凄いことになってるわね。

たか電気ポットと言えども。

電気ケトルもいいけれど、

あれお湯が沸くまでみておかないといけないし湧いたらすぐに使う用途なら便利だけど、

私みたいに何か用事をやっている間にお湯がたくさん勝手に沸いていてくれて保温もばっちりしてくれてるまさに湯を湯水のように使えるソリューションだったってことなのよ。

そんで、

お湯あったらあったでめちゃくちゃ飲むしね。

お茶が捗ってとても便利よ。

この冬は、

いや今シーズン冬季は大活躍しまくりまくりまくりすてぃーよ。

こんなことなもっと早くに買って勝っておけばよかったわ。

今すぐ欲しかたからよっこいしょと量販店で買ってきて背負って帰ってきてよかったわ。

小学校の校庭にある薪を背負って本を読みながら歩いている誰か分からない人の後の新渡戸稲造さんが

あの薪でお湯を沸かしていたと言うから

私はそれを現代版で地で行くように電気ポットを背負って帰ってきたのよ。

容量も2リットルと中容量の3リットルであったけど、

金額の差はほぼないに等しいぐらいの差しかないぐらいの差し障りない感じだったので、

大きいやつにしてみたけど、

大なり小なりって言うぐらい大は小を兼ねるとはよく言ったものよね。

気持ちちょっとしかしたら消費電力量で3リットルの方が不利なことだけかも知れないわ。

おおむね良い買い物よ!

2024年で一番いい買い物をこれから何を更新していくか分からないけど

今のところ

2024年で一番買って良かったアイテム暫定1位よ!

お湯のある温かい飲み物捗る生活は温かい飲み物が飲めるわ!

うふふ。


今日朝ご飯

ホットドッグしました。

軽めでもパンチのあるホットドッグはまさに文字通り軽食のレヴェルを満たしてくれる美味しさとボリューム

今日フレッシュウィンナー肉汁ふわふわパンがパーフェクトに

ホットドッグ演出している要となっているわ!

もちろんタクトを振るうのは私!

朝食曲第5番ホットドッグにふさわしい第1楽章の冒頭よ!

美味しいに決まってるもん!

デトックスウォーター

せっかくなのでそうよ!

ホッツ白湯ウォーラー

ホッツ白湯ウォーラーストレートね!

結構本当に飲み頃の温度なのでベスト温度を決めてくれるのよ!

飲み応えあるわー!

良い朝の温活ね!

マジいいわー!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-01-14

同意撤回と異議申し立て猶予期間を定めることは必要ではあると思う。

センシティブ話題なので軽々には言えないが曖昧なことを書いてもわかりにくいので具体的な例として活用させてもらう。

松本人志氏が性加害で糾弾されている。

週刊誌記事SNS投稿を見た限りでは被害を訴える女性は一旦は性同意を表明してしまっている。

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小沢さん

今日は幻みたいな希少な会をありがとうございました。

会えて嬉しかったです

松本さんも本当に本当に素敵で、

  さんも最後までとても優しくて

小沢さんから頂けたご縁に感謝します。

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これを読んで前日の行為に異議申し立てがあると読める人はいないだろう。

前日に色々とあったとしても、私はこれに対して異議申し立てはありません。

そういった文面と解釈して間違いない。

ただ注意しなくてはいけないのは、例えそうだとしても実際に性加害が行われていたのであれば後日撤回することはもちろん当然、当たり前だが可能だということだ。

一方で、これも重要だが無制限に際限なく性合意についての異議申し立てが行われることは果たして是としてもよいのか?

という問題もある。

これは一度でも社会的責任が重いパーソンと性行為を行っていれば後日になって異議申し立てを行い、ある種の脅迫行為実施できることを意味するからだ。

8年前のことだから有耶無耶にできるというわけではないが、しかし仮に8年前の出来事が性合意のもとに行われていたとしたら被害を訴えられるほうの立場としてはたまったものではない。

ある日突然、あの日、あのとき、一度っきりの性行為についての合意を取り消します。

と言われても困惑しか無いだろう。

このことは十分に議論する必要があることだと思う。

最近では性合意アプリなども登場していて性合意確認をしやすい状況が訪れつつある。

それでも密室の中で強要されたものだ、とあとからの異議申し立てを一切認められないという性質のものではない。

それは全く持って当然のことであり、そのことに異論を挟むことは一切許されない。

しかしながら無制限な性同意撤回はいたずらに社会を混乱させる要因ともなる。

これが反社会的勢力と結託することであらた事件が発生していくことはいうまでもないことだからだ。

なんらかの制限必要なのか、それとも不要なのか十分に議論必要事柄だと考える。

2024-01-12

弟へ

明日から共通テストだね。

去年の3月、後期の合否発表があった日をよく覚えている。

ずっと部屋にこもって、たぶん君は一日中泣いていたんだろう。

夜になって、突然家を出て行った。

家族からLINE電話無視し続けていたね。

心配性の母はおろおろして、私たち兄弟あんたの"入りやすい"性格を思い出して頭を抱えていた。

探しに行こうとコートを着始めた父をなだめて、兄弟末っ子の捜索に出た。

田舎からひとっこひとり歩いてないしそもそも3月の夜なんてくそ寒いし、

イライラしながら歩いたりチャリ乗ったりして町内(笑)を探したけど、どこにもいなかった。

何やってんだよ…と何度目かの電話をかけたら、長い呼び出し音の後にやっと出た。めちゃくちゃ鼻詰まった声だったわ。

どこいるの、って聞いたら、「川」と返ってきた。

以前、高校の近くの川に飛び込んだら死ねるかな、みたいな暗いこと言ってたのを思い出し、あーーーーーねってなった。

はやく帰ってきなと言って電話を切った。本当は心底ほっとした。

しばらくして君は帰ってきた。

何を言っていいかからなくて、親が生きてる内はやるなよ、とだけ伝えたら、ちょっと泣きながら「うん」って言ってくれた。

翌日、予備校を決めて、仲の良かった高校友達も何人か浪人することを知って、なんとか気持ちが戻ったようで安心した。

挫折を知らなかった君は、初めて結果を出せなかったのが悔しくて恥ずかしくて仕方なかったんだろう。

今ではあの日のこともちょっといじれるくらいにはなった。笑い話になって、まあ、良かった。

いつもちょっとオーバーで繊細で、生意気だけど心優しい弟よ、この1年がんばってきたこと全て出し切ってね!

応援してるぜ!

2024-01-09

成人式振袖を用意できずにスーツで行った

 成人式というワードを今年もぽつぽつ目にして、ああもうそんな時期かと思ったら苦い記憶の蓋が開いてしまったので当日も終わった今書き捨てる。

 私は成人式振袖を用意できずにスーツで行った女だった。全女参加者の中でスーツは一人だけだったのでとにかく浮いたしそれなりにしんどかった。用意できなかった理由は親が毒親だったから。親戚も一族まとめて酷いもの。主に父親から肉体的、精神的、性的金銭的と教育虐待を受けていて、母も逆らえないし妹を守るためにも私を差し出している節があり言いなりだった。

 バイトも当然させてもらえない。①⚪︎⚪︎家の血に高卒は許さな高学歴になれ、②お前なんか高卒で働け金は出さねえ、の毒親あるあるダブスタから這って足舐めて進学させてもらったもの学校以外でほぼ家から出してもらえないから。されど振袖資金も出すわけもない。頼み込んでお金を前借りする事もできない。母は式の一年ほど前から振袖どうすんの」と聞き、お金がないから難しいだろうね、と言うと「でも…」と残念そうに肩を落として終わる会話を何回もした。酷い言い方だけど、多少の罪悪感を感じてはいるようだったので、逃れるための気にかけていますポーズだと思っていた。ちなみに父はその話題絶対触れない。文字通り顔を背けるし黙って居ないふりをする。

 忘れもしない。前夜まで悩んで悩んでスーツでもいいから行くことにした。行って振袖を着られなかった悲しみと戦うか、行かずに一日潰していつか(やっぱり行けばよかった)と後悔する可能性を持ち続けるのだったら、前者で当たって砕けた方がいいと判断たからだ。誕生日のように毎年来るイベントではなく一度きりなら行かずに後悔する方が長く後悔を引きずる気がした。父は成人式の話自体を振られる事が嫌なのか数日前から特に顔を合わせようとしなかったので母には行くと伝えたが「本当に行くの?」と望んでいないような顔で言う。実際そうだったんだろう。夫である父が望んでいないので。あと振袖のことを気にしてるけど用意できなかったり父を説き伏せられなかった罪悪感を多少突かれるから、この辺りかな。

 忘れもしない。支度のために家の中を行き来する間、家族は全員起きている気配がしていた。そもそも母は休日でも変わらず一番に起きてくる。父も子供達にテレビ絶対取られたくないので早く起きて一日中床に転がってザッピングしている。妹はまちまちだが物音がしたのであの日は確実に起きてた。全ての部屋から人が息を殺して隠れている時の独特な圧迫感もあった。私以外の全員から絶対に部屋から出て私の顔を見るものかという意思をあの時確かに感じられた。関わりたくない、知りたくない。なんなら親の部屋は挨拶も兼ねてドアを開けて確認した。朝は毎日目を見て父親が気に入る声音おはようが言えるまでやり直しのイベントがあったから。両親ともに布団で顔を見えないように隠していて、どう聞いても寝息じゃなかった、起きていた。

 ただ一人スーツで参加した私を何とも言えない顔で見る友達もいた。苦笑いもされた。直接なぜ振袖じゃないのか聞かれもした。用意できなかったんだ〜とだけ返して、苦しさと虚しさが喉元まで詰まって今にも破裂しそうな心地のまま、式の終了まで居た。それでも行かなければよかったとは一度も思わない。振袖で出られなかったのはやはり悲しかったが、断然行ってよかったよ。あの閑散としたリビング風景と、あの日だけ九時を過ぎても全く誰も来ようとしなかった空間で充満していた家族の「関わりたくない」「知らないふりをする」という意思には傷どころか呪われたとさえ感じる。アラサーになった今でもあの日だけ妙にがらんとして空気が冷たかったリビング朝日の色をはっきりと思い出せる。いつになったらこの傷も忘れることができるんだろう。




 ここまで読んでくれた人はありがとうございます最後に。思い出したからと言って、私の後に問題なく式を迎える/迎えた人たちを恨んだり等はしたくない。妹が成人式に私と違ってバイトを許されて貯めたお金着物を着て行った時も、それを笑顔で自慢された時も、嫌味を言わずおめでとうだけを言える理性も用意できた。過ぎてしまった年月はもうどうしようもできない。ただただ向き合うしかないと理解はしている。でもやっぱり苦しみはまだ終わってないから、自分に掛けられた呪いを嘆くより人の幸せを願う方が穏やかな気持ちになれるからせめてもの祈りを書いてこの話は終わりにします。

 今年成人を迎えた皆さん。成人おめでとうございますあなた方の選び作るより良い未来成就を心から願います

 これから成人を迎える方も、お子さんお孫さんに振袖を用意する方も、はたまた私のような苦しみをどこかで得た人も、全ての人が望むように暮らせる良い2024年でありますように。

2024-01-04

買春常習者に言わせてもらうとこれはヘタクソな作り話だし風俗エアプ

https://anond.hatelabo.jp/20240104090923

女か風俗を利用しない男が想像で書いてる。

   

シンプルに作り話がヘタクソな部分

昨日夫の携帯アラームが鳴っていたから、止めたら、シティヘブンのメルマガの通知が表示されていた。

まずメールの通知が止めないと鳴り続けるアラームって言うのがおかしいよね。

そんな設定してるやつ見たことねえよ。

作り話が下手すぎる。

    

もともと風俗通うようなタイプでもなかったので「ん?」と思って、

そもそもティヘブンのメルマガで即この反応になるのもおかし

ティヘブンに敏感に反応し、かつスパムとも思わないのも不自然

作り話が下手すぎる。

 

寝ているスキに所持品漁ったら、嬢からメッセージカードがわんさか出てきた。

所持品て具体的に何?w

例えば財布なら財布ってはっきり書くだけなのに「所持品」て言わないよね。

そういうのってどこにあるだろうって考えたけど思いつかなくて雑に「所持品」。

作り話が下手すぎる。

  

作り話のヘタクソって素人小説家と同じで

情景を思い浮かべずに書いてるんだよな。

ちゃんとした人間は実際のイメージを作ってそれを文字にするの。

こいつはそこが出来てないか初心者レベル

  

 

風俗としておかしい部分1 メッセージカード

寝ているスキに所持品漁ったら、嬢からメッセージカードがわんさか出てきた。

まずさ、そんなもん客にそんなに渡さないから。

営業根性ある奴なら初めての時にメアドLINE入りの名刺渡してくるのはあるしそこに「今日ありがとう」とか書くことはある。

けどメッセージカードなんてもの基本的にはない。

   

大体そんなもん独身の俺でももらわねえんだわ扱いに困るだけから

捨て方だって軽く緊張するじゃん?財布なんかにも入れっぱなせない。

まして家族持ちがもらうなんてほぼ絶対レベルで有り得ないよね。

  

女の方だって名刺渡して大丈夫?」って独身丸出しの俺相手でも聞いてくるし

客が家族もちだななんてのはなんとなくわかるから変なもん渡したりしない。

だってそんな証拠物になるもの渡して客がそれを人に見られるマヌケトラブルになったら面倒でしゃあないだろ。

 

メッセージカードがwwww

わんさかwwwww

何重にも有り得ないし、それ何目的で持ち帰ってどこにしまってるのという話。

それをわざわざ持ち帰る変なコレクター気質の奴なら厳重な鍵のかかる一か所にしまうだろうから

「所持品」からは出てこねえなあ。

    

おそらく週1くらいで通っているっぽい。

どうやってペースが分かるの?w

こいつはこの辺のディテールを思いつけなかったから「メッセージカード」って言い出したんだろうね。

多分日付も入ってるカードなんだろう。

 

風俗に行ったことのある男ではないし、

夫が風俗通ってるのに気付いた女でもない。

知識経験も頭もあんまりなくて作り話もきちんと出来ない人間

 

 

風俗としておかしい部分2 シティヘブン

ティヘブンのメルマガの通知が表示されていた。

そもそも週1で通うぐらいの常習者がシティヘブンなんか見ないんだわ。

俺も全然見ない。

 

それぐらい行き慣れてたら通う店を絞ってるしなんなら指名する相手すら絞ってる。

でもう指名相手に直接連絡で予約取ったりすることも多い。

から風俗情報誌みたいな浅くて広い情報要らないの。  

 

ティヘブンのメルマガなんか購読して通知も入れてるって言うの

風俗にもネットにも慣れてないすっごい真面目な男か爺さんとかだろ。

  

 

そういう話を作りたかったら 1

から夫が週1で風俗に通ってることの証拠スマホから探すなら

「なんか名前を設定してない番号(若しくは名前が不自然な番号)」に週1で特定曜日特定時間電話してるなとか

メール指名相手と直接やりとりしとるやん」とかなんだよな。

 

この場合なんで特定時間電話なのかって言うと

人気のある人を指名する場合前日予約が電話競争になるから

予約受付開始時刻即電話みたいになるので、「こいついつも〇曜日の18:00に電話してんな」「しかも繰り返し5回もかけてるな」みたいな記録が残るわけ。

こういうことを知ってるかちゃんと調べてないと作り話も小説面白くならないのよ。

  

そういうディテール大事さがわかってないから横着なメッセージカード(笑)を登場させてしまった。

風俗常習者に全然詳しくないし、作り話に必要センス真摯な根気もない。

0点なんだよね。

  

 

そういう話を作りたかったら 2

単に頭悪いだけの可能性もあるけどそうじゃないなら、

これそもそも配偶者のいる女でもない気がするなあ。

 

誰かの嫁なら夫が週1で風俗通ってることに気付いたならば、

あの日はこういう嘘をついて家族を置いて出かけてた」とか「その金はどこから」とか

そういう部分から嘘の裏付けをとったり恨みを募らせていったりする。

なのにそういうのが何もないでしょ。

 

ティヘブン笑→メッセージカード笑→週1笑っていうね

ここにもディテールが欠けてるの、こっちは風俗ディテールじゃなくて生活者ディテール

頭悪い女が想像で書いてる話でももちょっとそっちのディテールは出る気がするから

これは頭が悪くて結婚もしていない女。

話の元ネタがあるならせいぜい彼氏風俗行ってたとかその程度だと思う。

 

   

まとめ

普通の妻が夫が風俗に週1で通ってたと確定させるのは意外に難しくて

そもそも表現したいのが何か次第だけど「週1」は本当に必要なのか検討必要

  

どうしても週1だと掴んだことにしたいなら電話の記録だけどそれも結構マニアックなので

普通に直接LINEで予約取ってたっていうのが最も簡単

これならシティヘブンも不自然アラームメッセージカードも所持品笑も要らない。

  

まり書き手中途半端に「知ってる」感を出そうとしてるんだよね。

それでシティヘブンだのメッセージカードだの出して、かえって少しでも風俗知ってる人間はすぐ変だと気付く話になってるし

風俗知らなくても知能が高い層には「なんかディテール甘いな」と感じさせる仕上がりになってる。

 

常習的に通ってたと掴ませるなら同じようにずっと簡単なやり方がある。

実は未だにスタンプカードとかやってる店が結構あるから

「店のカードが出てきてずらっとスタンプ並んでた」っていう方がはるか簡単

  

何の分野でも実は簡単かつ現実的描写って言うのがきっとあるんだけど

まあそれも調べる根気ぐらいは無いと辿り着けないんだよな。

2024-01-03

変な人が反応しないために覚えておきたい対策

今回は「キリンの首は僕と君より長い」という

1文を例に考えてみる

・1 モールス信号にする

世の中には色んなサイトがあるもんで入力するだけでモールス信号に変えてくれるサイトがあるんすねえ。

リンク https://morse.ariafloat.com/

これにそのまま入力してみると

-・-・・ --・ ・-・-・ ・・-- ・・・- --・・- ・・ -・・・ -・・ ・・ ・・・- ・・-・・ -・-・・ ・・-・- -- --・ ・-・ ・-・・ ・・ ・- 

となるわけ

これだけでも馬鹿なひとちにゃ「??」なんだけどこのサイト ・ と - を変えられるので

試しに増 と 田でやってみると

増田増増 田田増 増田増田増 増増田田 増増増田 田田増増田 増増 田増増増 田増増 増増 増増増田 増増田増増 田増田増増 増増田増田 田田 田田増 増田増 増田増増 増増 増田 

このように地獄みたいな暗号(?)が出来るわけです

これはこれで変な人絡んできそう

・2 翻訳する

Google翻訳を使って多言語にしてみるのもあり

でも英語とか中国語とかだとたまにバレるから

マイナー言語おすすめ

Jirafa mba'e U collu mrefu kuliko mimi na wewe

こんな感じで何カ国語かを混ぜると自動翻訳機能オフに出来る

ただ意味が変になるかもだけど


・3 ひらがなカタカナで書く

読む気がうせる

キリンのくびはぼくときみよりながい」

まだ短文だからそうでも無いと思うじゃん

しかしこれが100行繰り返されてみ

いやでしょ

・4 つまりで反対の文にする

「つまり人間の首はあまり長くないってこと」

このつまりの前に当たる文をわざわざ考えるやつなんか早々いないし考えたとしても言わんでしょ



★やってはいけないこと やらないほうがいいこと

・余計な一文を加える

キリンの首は僕と君より長い

でも僕の股間の長さは君の腟にジャストサイズ

・何かを貶す

キリンの首は僕と君より長いわけだけど

岸田政権寿命は僕と君の首より短くなってる

顔文字を多用する

キリン🦒の首わ⭕️僕👱と君👩より長い😆

・全く関係ない話をする

キリンの首は僕と君より長いらしいけど

来月のお祭り明治時代から続いていたって

知っていた?焼肉が食べたくなるね

記法を乱用する

キリン

首は

より

長い


縦書きで書く

い僕と君よりも

・変なポエムを入れる

キリンの首は長いよ僕と君よりもね

だけど僕が君を手放してしまったあの日から

毎日がすごく長く感じるよ

震災で思い出したこと

年明けすぐに発生した能登半島地震で、東日本大震災のことを色々と思い出した。

当時小学2年生で、地震発生時は帰りのHR中。関東でもかなり揺れて、確か震度5強か5弱か。揺れてる最中のことはほとんど覚えていなくて、隣の席の机から水筒が落ちてきたこと、その席の子は背が高く頭が入り切ってなくて落ちた水筒が頭にぶつかっていたことだけ覚えている。

そのまま保護者引渡しになって、グラウンドで姉と一緒に親を待っていた。外出中だった母はすぐ迎えに来てくれて、かなり早く家に帰れた気がする。そのまま急いでコンビニに寄って水とカップ麺を買って、ガソリンスタンドで給油して、家に帰った。

この時私はだいぶ興奮していた。

楽しいとか面白いとか、そういうのではなくて、台風学校休校になるとかと同じ感じ。地震のものはめちゃくちゃ怖かったので、どちらかと言えば目が血走ってるような興奮だった。

震度5の揺れなんて初めてで、5分近く揺れ続けたのも初めてで、学校あんな切羽詰まった教頭放送を聞いたのも初めてだった。昔の地震の記録映像とかでしかたことないような、知識としてしか知らないような規模の地震だったから、そういう時は学校で一晩明かすとか、しばらく店が閉まって学校仕事休み社会機能が成り立たなくなるとか、そういうレベルのことが起きると思ってた。

実際は普通だった。

平時に比べたら普通じゃない。コンビニで酒が落ちて割れて中身が出たままとか、30分に1回は震度3が来るとか、全然普通ではない。でも、学校休みにならなかった。テレビ番組は違うけど放送してた。コンビニは瓶が割れてても営業してた。電車も走ってたし電気もついてたし水も出た。

すごくびっくりした。

私の中では震度5強とかはめちゃくちゃ大きい揺れで、生きていくのがしんどくなるようなものだと思ってた。でも、家の皿が何枚か割れても、タワマンエレベーターが止まったままでも、私から見える生活ほとんど変わらなかった。

今になって考えれば、それだけ災害に対しての備えがあったんだろうな、と思う。

10年以上前から、今と比べればその備えも足りなかったんだろう。東北では関東と比べ物にならないような揺れだっただろうし、津波では恐ろしいほど被害が出た。東北に住んでいた従兄弟は中々学校が再開しなかったという話も聞いた。

それでも、これだけ大きいと感じた揺れでも、何も私の周りは変わらなかった。親も普通仕事に行った。私も姉も変わらず学校に行った。あれだけ興奮していたのに、非日常存在しなかった。存在させないような日々の努力存在しただけ。

10年以上経って、能登地震を見て、やっとそれに気がついた。当時より発達したSNSテレビ放送で、東日本大震災経験垣間見えた。日本海に近い実家にいた友人は、津波から逃れるために避難したけど、家は被害に遭わなかったと聞いた。ここは大丈夫といって逃げない家族を引き摺ってでも避難してきた、というツイートを何件も見た。

潰れた家の写真もたくさん見た。

あの時の非日常だった部分が、今こうして活きている。そう見えた。日常のままあの日を通り過ぎた私たちは、血で滲んだ教えを、そうやって生かしていく。

多分、東日本大震災をまともに覚えているのは、私やその1個下の年齢くらいがギリギリなんだろう。今の中学生そもそもまれてなかったと聞いて、気が狂いそうになった。全然発狂した。あの震災もっと最近だって

そこにあったのは小学2年生の日常でも、私はその日常を続けられたことも、私の見えない場所に非日常だってたくさんあったことも、忘れちゃいけない。



能登半島地震被害に遭われた方々に、お見舞い申し上げます募金など間接的な支援しかできませんが、復興をお祈りしています

またいつか能登旅行に行けますように。

2024-01-01

anond:20240101184429

あの日散っていった人々を無駄にしないための13年の積み重ねを感じてエモいよね

2023-12-31

クラスで一番の嫌われ者だった彼が地方公務員になって無双するお話 part.7/7

前 https://anond.hatelabo.jp/20231231221405

最後パートだ。F君の真相綴りたい。俺個人の想いだけど、結構長い。

F君が5年目になって、福祉課員の信頼をすっかり得た頃に飲みに行くことがあった。「そういえば俺、中学で一緒だったけど覚えてるよな?」と言ったら、「憶えてる。一緒に7円玉(※)作ったよな」と言ってた。サラッとした言い方だった。

2人ともあまりお酒は呑まなかったけど、でも、いろいろと聞けた。F君の人間性タイプが見えてきた。

この時、話したことといえば、F君が高校生の時に親が離婚した話とか、家族介護の話とか、結婚しようとしてたけど相手が亡くなったとか、重たい話もいろいろあった。

※7円玉……電車のレールに5円玉1円玉を数枚乗せて、電車が通った時にプレスしてもらうと合体硬貨ができる。そういう遊びだ。違法なので絶対やらないように。F君は66円玉(硬貨4枚分)を作ろうと躍起になっていた。

彼は、仕事より大事ものがあるタイプ職員だった。実は、この飲みの前にそれが何なのかはわかっていた。

イラスト』だ。ある日の残業中、F君が離席している時にパソコン画面を見てしまった。そこには、彼のpixivアカウントがあって、ログインした後の画面だった。

「勤務中じゃん!」というツッコミはなしだ。当市では甲子園の時期になると、野球経験者が市が支給したパソコンで実況中継を見ている。勤務時間中だけど文句を言う人はいない。そういう文化だった。

F君はイラストを描くのが好きだった。実際、それに魂をかけていた。飲みの場でそれとなく聞いてみたのだが、彼が言うには、「公務員お金を稼ぐための仕事だとしたら、それとは別に『たましいの仕事』と言えるものがある」「公務員副業としてやってる」と言ってた。

そうか、だからだったんだな。職場の皆とのつながりを大事にしないのは。人間関係優先順位が低いんだ。「税金給料をもらってるのに」というツッコミはあるだろうが、F君だったらそんな倫理の壁は突破するだろう。

F君が初心者の頃、仕事で型通りでないやり方とか、強引なやり方とか、人に怒られそうなやり方をあえて選んだりしてたのは、高い評価を得たくない――昇進したくないからだ。

でも、仕事人としての意識はあるから一般市民とか出入り業者とか、ほかのステークホルダーには誠心誠意対応する。窓口に来た市民とか、業者の人からクレームが出てなかったのは、あの人達がF君を直接査定する立場の人じゃなかったからだ。だから、素のF君のままで対応してた。

F君は、人生設計についての正しい行動を考え抜いてた。将来、自分がどんな人間になりたいのか? そこから逆算して職場を決めた。結果、彼は民間企業から地方公務員転職しようと考えたし、どれだけみんなに嫌われようがどこ吹く風でやってこれた。信じるものがあったから。

自分にとっての『信仰』とでもいうのかな。そういうのだ。たぶん。俺はヤツのことを羨ましいと感じたことがあった。それはやっぱり、F君が自分意志自分のやりたいようにやろうとしてたからだ。戦ってたからだ。そういうスタイルって、普通社会人は持てないだろ。だから羨ましかった。

これで合点がいった。数年来の疑問が解けた気分だった。



そんなF君だって公務員仕事を何年もやってれば好きになってくる。実際、F君は才能があったから、俺が市役所を辞めてフリマアプリ会社転職する頃には高評価人材になっていた。

福祉施設の維持管理がメイン業務だったけど、そういう守りの仕事を超えて、10単位での施設管理計画を作ったりして、彼の上司もそのまま採用していた。

「F君がいい奴か?」と問われれば、そうじゃないと思う。公務員としては悪い奴だ。基本マイルールだし、法律常識を気にしないし、「公務員副業としてやってる」発言などは特に地方公務員法にストレートに引っかかる(服務の宣誓)。

でも、俺はヤツが戦い続けてきたことを知ってる。「この仕事に向いてないんじゃないか」という葛藤を抱えながら、じわじわ仕事に取り組んで、結果を出せるように努力してきたのを知ってる。足掻き続けていた。

そういう姿を見ると、僅かばかりだが応援したくなる。直接ガンバレとはならないが、できることは協力してやりたくなる。

この日記は、お盆休み地元に帰ってる時に書こうと思った。取り掛かりが遅くなってしまい、もう12月になっている。最後ちょっと推敲しようか。

帰省した時に聞いた情報だと、F君は何とかうまくやっているらしい。市役所の同期仲間と食事会をした時に聞いたのだが、なんでも県の本庁への出向を打診されたのだが……断ったらしい。普通だったら受ける人が多い。名誉なことだから。でも、F君の場合だと、出向したら生活リズムが狂うし、イラスト仕事も請けてるし、家族介護もあるから難しいんだろうな。

かくいう俺は、転職して3年目になる。30代が板に付いている。

カスタマーサポート部門で働いてるけど、市役所にいた時の接客経験が活きてる。コロナ禍の頃に転職たから、マスク騒動とかあっていきなり大変だった。

うん。まあ、最近普通に苦しいんだけどさ。難しい課題が多くて。メンタルが弱って、腕に蕁麻疹とか出てる。やっぱり、民間企業は難しかたかな。でも、何とか挽回してみせるよ。

あの頃が懐かしくなってきた。今は実家に帰っている。たった今、当時の日記帳を閉じた。後は、パソコンシャットダウンして床につくところだ。明日から2024年だ。人生ってあっという間だな。

この増田日記を書いてる最中あの日々の記憶脳裏に蘇ってきた。あれはキツかったな。冗談抜きで。いや、マジで

けど、どういう理由かはわからないけど、厳しかった頃の思い出に限って、楽しく思い出せるんだから皮肉だよな。

2023-12-30

20年以上前の性被害の話

連日、超有名お笑い芸人さんの8年前の性加害疑惑話題を目にする。

真偽については現状定かでないためお笑い芸人さんにも被害者とされている方々にも肩入れする気はないし、正直自分とは無関係ことなので当事者同士で納得のいく結末になればいいね、悪いことをした人がいるならそれ相応の罰が下るべきだね、とそれくらいの気持ち

ただ、旧ジャニーズの時も今回も「●年も前の話をなぜ今になって」という第三者の声が聞こえる。

それについて思うところがあって、でもそれを友達家族には話せないので、この日記を書くことにする。

私は、30歳をとうに超えた独身女。

同級生たちはみな結婚して子育てに忙しい。

そんな中、私はいまだに独身で、結婚願望もあんまりない。というか、自分には結婚は無理だと思ってる。

私は、いまだに20年前の性被害を引きずっている。

いや、「性被害」なんて大仰に言うべきではない。

レイプされたわけではない、なんなら、身体を触られたわけでもない。

小学校4年生だった私は、当時同じマンションに住んでいた高校生のお兄さんに非常階段に連れ込まれ、四つん這いになってお兄さんにお尻を向けるように命じられた。お兄さんは私のワンピースを捲り上げた。私は怖くなってその場から走って逃げた。文章にすると、それだけ。

たったそれだけのことを、いまだに私は、家族にも友達にも誰にも言えずにいる。

大人になったいま、カウンセリングに行ってみようかなと思うこともある。

だけど実際に自分の口からそのことを話す勇気が出ない。

勇気というか、なんだろう、なぜかわからないけどいざ言葉にしようとすると、何も言えなくなる気がする。

「性被害」と言うにはあまりしょうもない

20年以上も前の話だし、ただスカートを捲られただけ。

他人からすれば「たったそれだけのこと」だし「なんで今更?」と思うようなこと。

自分だって、心のどこかでずっとそう思ってる。

なんでたったそれだけのことを引きずってるの?なんで今更そんな話するの?って。

からずっと、誰にも言えなかった。

だけど、「たったそれだけのこと」を、私は今でも昨日のことのように思い出す。

あの日着ていたワンピースが何色でどんなデザインだったか、膝をついたコンクリートの冷たさや駆け降りた階段の情景まで鮮明に。

それ以来も男の子友達はいたし、今でもいる。

いいなと思って付き合った人も何人かいた。

だけど性行為想像すると途端に嫌になって、せっかく想いが通じ合って交際が始まっても、すぐに自分から別れを切り出してしまう。

最初はなんでなのか自分でもよく分からなかった。付き合う前はあんなに好きだったのにどうして?って。

いわゆる蛙化現象みたいなものなのかなと思ってた。

だけどある時「男の人に性欲を向けられることがたまらなく怖い」のだと気づいた。

はいまだに独身で、いまだに処女だ。

家族にも友達にも言えない。

20年以上も前のことなのに。高校生のお兄さんにスカートを捲られただけなのに。

30年以上生きてきて、今更ようやく、こんな匿名日記で初めてやっと話せた。

そういう人もいる。

あの時の高校生のお兄さんは、あの日以降も同じマンションに住んでいたはずだけど、一度も顔を合わせていない。

私はもう関係のない場所に住んでいるし、実家も違う場所にある。

きっと私がいまだにあの時のことを思い出して苦しくなっているなんて、あのお兄さんは思いもしないだろう。

それどころか、私のことなど、私にしたことなど、とっくの昔にすっかり忘れてしまっているだろう。

だけど私は、きっとこれから先も忘れられない。

「●年も前の話」なんて、当事者以外が簡単言ってはいけないと思う。

そう言えるのはきっと本人だけだし、本当に苦しんできた人はきっと誰より「●年も前の話なのにこんなこと今更言うべきなのだろうか」と散々自問自答した挙句、ようやく言えたのかもしれないから。

2023-12-29

同時多発テロでタワーを壁伝いに降りようとした男の話

Q.9/11最中にタワーを降りようとした人はいますか?

A.実際に存在した。

ある男性が勇敢にもそうした。彼は午前9時40分頃、衝突地点に近い北側のタワーから降り始めた。彼は約20階ほど降りたが、これは並大抵のことではない。

https://qph.cf2.quoracdn.net/main-qimg-88dedd4b98325c07886e710f6a087274-lq

https://qph.cf2.quoracdn.net/main-qimg-848aad5e58647cb3985a389bab446794-lq

ここに彼が写っている2枚の写真があり、彼が降下した階より上の階を見ることができる。

彼は間違いなく、同僚や上の階の人々が生きたまま焼かれるのを避けるために飛び降りたり、熱と煙に押し流されたりして死んでいくのを見ていただろう。

彼らは生きたまま焼かれたり、煙で窒息したりする苦痛を伴わずに早く死ぬという選択をしたのだ。

この男は別の選択肢を選んだ。彼はチャンスが欲しかった。

https://qph.cf2.quoracdn.net/main-qimg-3edc5d6d5001c51160cd9be655480831-lq

これは、タワーのひとつを間近で撮影した写真だ。ご覧のように、両側の柱には、ウィンドウォッシャー用のリグのトラック以外に、ほとんどつかまるものがない。もし、この溝に指を詰め込もうとすると非常にぎこちない握り方になるだろう。

写真では、その代わりに(上の写真でわかるように)床と窓の差し込み口が接する非常に小さな「出っ張り」の上でバランスを取り、さらにじりじりと力を加えているように見える。この柱と柱の間は約 18.5 インチ(47センチ)ある。

理論的には、この男はかなり下まで降りることができただろうが、遅かれ早かれ、スペースが10インチ(25センチ)ほど狭くなり、テコの力がさらに弱くなる76階の機械フロアにぶつかっただろう。

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この写真では、タワーの濃いグレーの線が機械フロアを示している。

この男性がこのことに気づいていたとは思えない。

彼は修理工でもエンジニアでもなく、あの日タワーで命を落とした2000人以上の人たちと同じように、ただそこで働いていただけなのだ

彼がこの階まで到達していたらどうなっていたかは、残念ながらそこまでは到達しなかったので、すべては推測の域を出ない。

南タワーが崩壊した後、彼は二度と目撃されていない。おそらく、南タワーが倒壊したときビルが揺れ、ビル倒壊による風で足元やグリップが緩んで落下したのだろう。

あの日、すべての犠牲者が示した勇気は並大抵のものではなかった。

この男の生きる決意が物語っている。80階以上の高さから下を見下ろし、周囲で人々が落下していくのを目の当たりにし、一歩足を滑らせれば彼らと同じ運命をたどることになると知りながら

何が彼をこの想像を絶する偉業に挑戦させたのかを考えると、間違いなく彼の家族を思う気持ちだろう。

降りて、もう一度だけ子供や妻に会う。

彼は戦わずして去るつもりはなく、脱出するために懸命に努力し、最後最後まで生きようとした。

https://i.imgur.com/w6U07wm.png

https://www.quora.com/Did-anyone-try-to-scale-down-the-towers-during-9-11

俺はゲノム兵なのかもしれない。

子供の頃はメタルギアをやって、ゲノム兵の無能さを笑ってた。

「ん?気のせいか…」って、いやいや見えてるだろ!(笑)

無能過ぎだろ…ってな具合に馬鹿にしてはケタケタ笑ってた。

大人になって、働きはじめて気づいたことがある。

ちょっとしたミス発見した。でも自分担当じゃない。

明るみに出たら大事、とまではいかなくてもちょっとした騒ぎになるだろう。

でも別に俺には関係ないことだ。

関わったら仕事が増える。自分時間は減る。給料は変わらない。

だったらどうして関わる必要がある?

大人になった今だからわかる。ゲノム兵はきっと薄給だ。面倒ごとに巻き込まれたくない。

からあえて見て見ぬふりをする。

それは社会人として働くようになり、自分しか自分を守れなくなった社会にとっては必要スキルなんだ。

俺はもうゲノム兵を馬鹿になんてしない。

ん?気のせいか

心の中でそう呟き、厄介ごとからは身を引く人間はここにも居る。

あの日見たゲノム兵は、今の俺なのかもしれない。

2023-12-28

都会と地方での若者の違い


ふとしたきっかけで、都会と地方若者とではメンタリティが違うのでは!? と思わされる出来事があった。これからちょっと説明してみたい。エピソード中心になる。

都会の子説明がメインだ。地方の子の傾向は最後にサッとまとめる。

当方は、地方都市に住んでる者だ。個人事業主である出張で遠くに行くことがある。

先月、11月紅葉シーズンだった。出張京都市内(追記京都は『都会』ということにしてほしい。頼む……)に行くことがあった。商談その他の用事は、相手方と事前にチャットでやり取りしてたのもあって一日で終わった。告示されてるとは思うが、今度祇園四条のあたりでそれなりの規模の再開発がある。測量とか登記関係で、当方に依頼があった。

それはともかく、向こうの取引先の代表がいい人だった。その日は夜のクラブをおごってもらった。踊る方じゃなくて、接待の方だ。

仮に、A店としようか。女性接客するお店だった(風俗店ではない)。祇園一等地にある。キャスト若い子が中心のようだった。あれは業態的にはキャバクラかもしれないが、そのあたりはよくわからん

普段地方都市で不動産の士業をしてるんだが、そっちでも年に十数回はそういう店に行くことがある。いわゆるクラブとかラウンジとかスナックとか言われるところだ。

そのA店は、高級そうなお店だった(代表も初めて入るようだった)。お店の入り口にある料金表だと、最低1人1.3万円/hはする感じだった。キャスト飲み物出したら二千円だってさ。

若い頃、俺が初めてこういう店に行った時は、どんな世界だよって思った。その時のドリンクは1杯千円だったかな。でも、こういうのってキャストに対する『お布施』だと考えたら納得できる。YouTuberに一万円ほど投げ銭する人がいるじゃん。あれと同じだ。

お店の内装も豪華だった。天井にシャンデリアがあったのと、別の箇所にはでっかいイシツブテみたいなやつがくっついてた。店内は暗めだった。本当に、冗談抜きで暗かった。男も女も、暗かったら百難隠すみたいな効果を狙ってるんだろうか?

取引先の代表は、俺達二人がいるガラス卓にやってきた若い女性キャストの子にさ、ドリンクおごってたよ。「一杯いただいてもいいですか?」って、小柄な衝動物系のキャストの子に言われたら、「好きなの飲みなさい」と彼は言ってた。そしたら、黒服の人が白いカルピスみたいなカクテルを持ってきた。

ところで、その代表は貫禄がある見た目だった。恰幅があるけど優しい感じがする。お金持ちの余裕があった。実際お金持ちなんだが。俺もいつかあんな風になりたい。

俺の隣に付いた嬢は、大学生のようだった。A子としよう。三年生って言ってたかな。なんか、コンビニに置いてある女性向けモデル雑誌に出てきそうな見た目だった。背が高くて、目が大きいメイクをしていた。こういう雰囲気の子田舎には少ない。

四角いガラス卓での会話は盛り上がった。今時の子って協調性があるんだよな。トークレベルが高かった。いわゆる傾聴力というやつだ。「あんたの話、聞きますぜ! ヘヘェッ!!」という感じ。いや、言い過ぎた。ごめん。

話は逸れるが、以前Twitterで「東大の子ルックス水準が年々上がってる」「イカ京はすでに絶滅した」みたいのが流れてきた。割とバズってた。Toggtterにも上がっていた。

でも俺に言わせれば、世の中全体の若者ルックスが向上している。少子化が叫ばれて久しいが、選ばれた者しか結婚できなくなった結果として若者の素のルックスが上がっている。それだけのことだ。

それで、俺の席についてたA子が「わたしも一杯飲んでいいですか?」って、なんかそういう声でアピールしてきた。俺は別にいかなと思って、「お金自分で出します」と宣言したうえで、その子に一杯出したよ。小柄な小動物系(チンチラっぽくて笑顔が素敵だった)の子も俺の方を見てたけど、その子代表からすでに一杯もらってる。マナー違反だ。代表との今後の付き合いもあるし、ノーマナーフィニッシュしたくない。

お酒をグイグイ飲みながら、A子は「わたしお酒好きなんです!」と言ってた。本当は好きじゃないってのはわかる。一般的な21才くらいの女性はそういうものだ。でも、お店と自分の売り上げのために言ってるんだよな……と、44を過ぎた今なら余裕でわかる。もう44か。俺が21才よりも前、まだ未成年の頃に憧れていた『るろうに剣心』の比古清十郎(43だっけ?)に追いついてしまった。

ところで、会話の流れは二人ずつ同士が基本だった。時々四人で面白い話をして盛り上がったり、代表が全員に人生訓みたいなやつ(人が死ぬ間際まで最後に残るのは人格性格……お金価値は消える云々)を披露したりとか、そんな風だった。

時が進むにつれて、取引先の代表お酒が入って饒舌になった。チンチラの子に対して、「お前、面白いな~。もっと飲めよ」と言ったら、彼女は満面の笑みだった。笑顔が可愛かった。やっぱり祇園クラブで働いてる子は、何かをもってるのかもしれない。

代表に年齢を聞かれると、げっ歯類は「19才になったばかりです!」って大きい声でアピールしてた。「お酒飲めるの……?」と思ったが、そういえば、この業界は俺が若いからこんな風だ。今さら考えることじゃない。

代「あなたたばこは吸うのか?」

チ「吸いませんよ~」※全体的にイントネーションが高め⤴な感じ

代「本当に? 中学校の頃から吸ってへんか?」

チ「ほんまです。代表さんは吸わらへんの」

代「わしは吸わない。昔は吸ってたけど、もうやめた」

チ「いつ頃やめはったん?」

代「21の時や」

チ「へー、21の時に煙草やめはったん?」

代「そう。21になる頃にやめた」

チ「……何歳からタバコ吸ってたんです?」

代「秘密や」

チ「え~、教えてよ~」

代「わしは法人代表や。頼むから立場を考えてくれ……」

チ「代表さん、おもろいな~( ´艸`)」※本当にこんなポーズだった

かいの二人の会話が盛り上がってる最中、俺の隣に付いてたA子は、それから何杯もお酒を飲んでた。普通大学生はそこまでお酒に執着しないってのは、最終学歴☆専門卒の俺でも知ってる(つのだ☆ひろ意識している)。およそ三杯目からは無理をしている感があった。女の子ドリンクって割と量があるんだよな。ワイングラスに2/3くらい入ってた。

2千円/1杯は高かったけど、でもA子は仕事に対してマジだなって思えた。話術の方は、嘘っぽい演技がモロバレだった。まるで、ジャニーズ事務所オスカープロモーション所属タレントテレビドラマに出てるみたいな。

しかし、A子はお客を楽しませようと本気で取り組んでいた。それだけはわかる。俺も社会人経験は長い方だ。本気でやってる奴はわかるよ。俺が知ってる標準的な嬢は、ここまで仕事真剣じゃない。正直、アルバイト感覚の子が多い。

もう二度と出会うことはないんだろうけど……A子の接客とかトークは、あまり上手ではなかった。けど、あの子は本気で『嘘』をついていたよ。一生懸命だってわかる。そんな子にだったらお金を払ってもいい。一万円くらい別にいかなって思えた。ただ、それだけだ。

結局、お店を出たのは一時間半後だった。楽しかったと言えば楽しかったけど、でも男二人で6.0万円も払って遊ぶようなとこじゃない(料金は5:1だった。俺が1)。行きつけの居酒屋で、同年代で初対面の連中と喋ってた方がまだ楽しい



クラブを出た後は、その取引先の代表感謝言葉を伝えて、あと一軒だけbarに寄って帰った。そこは一人で行った。ホテルに帰る途中の、西木屋町の地下にあるbarだった。祇園に入る四条大橋とは、直線距離で500mほどだ。

店内に入ると、ちょっと老朽化した見た目だった。オーク材と思しきロングカウンターがあったけど、おそらくこれは居抜き物件だろう。高級そうなカウンターに対して、棚や什器がボロすぎる。

ここでは、若い男女の店員がいた。見た目は……まあ爽やかだったかな。俺が君達くらいの年齢の頃は、もっとモジャモジャしていたよ。今はもう少し清潔感がある。

の子達も、A子と同じく一生懸命だった。トーク最中、俺の方を精いっぱい盛り立ててくれた。別に、そこまで褒めてもらわなくてもいいのだが。なんか、悲しいほどに一生懸命だった。何かにおびえているような。

A子がいたような祇園クラブだと、当然ノルマがあると思う。あの子らの控室には、売上ランキング表なんかがドーン!! と飾ってあるのだろう。うーん。このbarの男女店員にもノルマがあるのだろうか。

その両名と話をしてるうち、女性の方が「一杯もらっていいですか?」と言ってきた。ああ、そっちの方向のbarなんだなと思って、「どうぞ。あなたはいい人だ。断らないよ」と言った。そしたら、男性店員の方も「自分も一杯いいですか!?」と言った。「どうぞ」と告げると、すごく喜んでた。

ありがとうございます。お客さんにお願いしても、僕の方だけドリンクもらえないことあるんですよ~」

「それは……雑魚だな。相手にしなくていい」

マジでありがとうございます!」

ゆっくり飲んでね」

とまあ、ここまではいい流れに思うだろう。でも、それから実は……女性店員も、男性店員も、それからグイグイとお酒を飲みまくった。三杯目からは、なんかもう見ていて浅ましかった。

そんなにドリンクが欲しいのだろうか。それを一杯もらったなら、自分価値が高くなって、上の人間に褒めてもらったり、仲間に自慢ができるのだろうか。そんなことで自分価値を決めてしまって、本当にいいのか?

「浅ましい飲み方をするなよ。見ていて情けなくなる」

私はついに言ってしまった。その二人はなんだか縮こまってしまって、「あ、え……すいませんでした」とか「僕、調子乗りすぎましたね」とか言ってたかな。記憶は定かではないが。そんなことを言ってた。

それからトークは和やかにみはしたが、少し嫌な気分になってきた。小一時間ほど居たところで帰ることにした。最後に、五杯目は自分から二人に勧めてやった。こういうのは、誰かに言われてじゃなくて自分から進んでやりたい。

最後にみんなで乾杯をして、一気にグイっと自分お酒を飲み干して、会計をした。詳しい値段は覚えてないが、2.5万円ほどだった。今思えば、プチぼったくり系のbarだったのだと思う。まあ、それは別にいい。あの二人は、見た目は清潔感があったし、人柄はまともだった。こちらも気持ちよく飲ませてもらった。このくらいなら払っても損した気分にならない。



エピソードが長くなった。

俺が住んでる地方都市の同業界若者と比べると、都会の子は「競争」をしてる気がする。そういえばA子があの時、俺にしてみれば衝撃の事実を言ってた。なんでも京都市東山区中京区などの夜のお店が多いエリアだと、なんと(・・・・・・ドラムロール流れる・・・・・・)インスタのグループで、キャストが数人でチームを組んで売上競争をしてるらしい。それで優勝すると、何がしかの栄誉にあずかることができる。

まだ21かそこらだというのに、あの子競争に参加して勝ち残ることが求められる。それで、インスタグループの売上競争に負けた時は……惨めな気持ちにならなくて済むのだろうか? いや、惨めな気持ちになるだろう(反語)。

あのbar店員にしてもそうだ。今思ったんだが、売上が悪かったら店のオーナーに怒られるんだろうな。だから、あの二人は怯えたようにお客さんに接して、ちやほやして、何とかしてお店の売上を立てようとしていた。ちなみに、二人とも専門学生だった。

「いや、そんなとこで働いてないで勉強しろや!」はちょっと言い過ぎか。奨学金を借りてるのかもしれない。今のうちにお金を稼がないと……と思っているのであれば、それこそもったいない若いうちでないと楽しめないことはたくさんある。特に人付き合いだ。今は奨学金漬けでいいから、とにかくたくさん遊んで、学んで、というのが大学生の正しい過ごし方だと思う。

ここで、ちょっと思い出した。

俺がまだ20くらいの頃、測量の専門学校に通っていたのだが……其処をまあまあの成績で卒業してからは、地元で有名どころの土地家屋調査士事務所に入ったのだ。それで、地道にコツコツと頑張って、今ではなんとか独り立ちして事務所を設けてる。それでも……20~25才くらいの頃は、やっぱりあの子らと一緒だったかもしれない。

結果を、とにかく結果を出さないと。目に見える何かがないと、自分が何者でもないような気がして――ああ、そうか。俺はかつて、あの子達と一緒だったんだ。今わかった。俺は、あの頃の気持ちを忘れていたのだ。それだけだ。

そうだ、俺は飢えていた。あの頃の俺は、乾いていたのだ! それで、何がしかの、自分自分を認めてやれるような成果を探して、何処かしこをうろついていた。そういうことだ。俺が、ただ俺が、あの頃の気持ちを忘れていただけだったのだ。そんな昔のことに思いを馳せていると、自然と涙が零れてきた。あの子達は、ずっと昔の『俺』だったのだ。

何十年も前から、ずっと生き残ろうと努力を積み重ねてきたから、今の自分がいる。だからあの日だって、あの子達にケチらずにお金ポンポン使うことができたし、それがもったいないとも思わなかった。20年前の俺は、二千円すら使うのが勿体ないと思っていた。

これが成長なのかどうかはわからないけど、とにかく、昔の自分に言えることは……

あきらめないでくれてありがとう

今、胸の中にスッと浮かんできた言葉だ。これ以外にはない。



さて、地方の同じ業界ラウンジスナックbar店員トークが売りの居酒屋など)で働いてる子は多く見ている。当方は、生まれも育ちも其処だし、飲み屋街に行くのは年に10回以上はある。地方のそういう店で働いてる子は、なんというか、都会の子に比べると「競争」が少ないように思える。

女の子接客する店でも、もっと緩い感じだ。みんなもちろん本気でやっているのだが、都会の店に比べると、いい意味での余裕(バッファ)を持ってるように感じる。夜のお店のキャストが客にドリンクを求めるのはそこまでない。bar居酒屋でも、店員がお客にドリンクを求めるところはまずない(※居酒屋オーナーは除く)。

例えば、あのA店でのことをひとつ思い出してみると……俺はA子が気に入ったから、「A子さんは一人前になれるかもしれない。大金はたいてくれるお客さんもいるんじゃないかな?」って言ったら、「え~、じゃあ今度ご飯(※同伴)連れてってください!! 連絡先交換しませんか?」と返ってきた。

こういうのは、俺が住んでる地方都市ではまずありえない。例えば、お客の方からそんな節操のない行動(初回で次からの同伴を求める)を取るのは非常識だし、キャストだって当然警戒する。ましてや、キャストの側からそれを提案しているのだ。

というのも、同伴ということは……初対面のお客さんと、次に会う時には一緒に食事をするわけだろう。そのお客さんが後先考えずに女性に手を出す人とか、犯罪者とかだったら怖くないか? そのキャスト女性にとっては。

だって事業の売上のためとはいえ、よくわからない人と一緒に食事をしたくない。最悪、反社リスクがあるからだ。経営というのは、常に最悪を避ける選択肢を採る必要がある。

男の俺ですらそうなのだから……まあ、誰かの紹介があるなら可能性はあるが。祇園クラブの嬢だったら、何かあってもお店が守ってくれるのかもしれない。いや、わかんないけどさ。切り捨てられる可能だってある。

思うに、社会にとっての『競争』というのは、現代にあっては必要悪だと思う。競争というのは、お互いの力をそぎ合う行為であって、最終的にはモノポリー状態になる。少数の圧倒的勝者と、数多くの敗者が生まれる。まさに今の資本主義社会だ。アメリカ合衆国がそうなりかけているだろう。

好景気が続いても、所得が上がっているのは一部の高スキル労働者のみであり、残りの労働者賃金は変化がない。しかも、インフレでどんどん貧乏になってる(実質賃金↓)。それで、追い詰められた人が犯罪的な領域に入り込んでしまう。銃乱射事件などの凶悪犯罪が生じる。

あのA店で喩えると……キャスト女の子同士でお客の争奪戦を繰り返していたら、お店の文化が育たなくなる。キャスト同士でお客を奪い合うと人間関係が悪くなるし、先輩キャストが後輩に接客のコツを教えるといった慣習はなくなるだろうし、何より――飢えた嬢からサービスを受けるお客さんが可哀想である

競争よりも協調を~」と言えば聞こえはいいが、どうしたらいいのか俺にも想像がつかない。ただ、経済社会というのは、金融業界とか投機業界(FX,ビットコイン,CFD)とか飲食業界とか市場恋愛(マッチングアプリ)みたいに、ほかの誰かとガンガン戦って奪い取るよりは、みんなで一緒に何かを作るとか、今ある文化制度を守っていくとか、そういう方向を保っていくのがいいと思う。

戦争ダメだ。実際の戦争じゃなくても、社会で激しい争いが起きると、長い目で見たら社会全体の力を削いでしまう。ゼロサムゲームは避けた方がいい。

月並み結論になったけど、晩秋出張をキッカケにして考えたことをまとめてみた。

2023-12-24

anond:20231224110359

「今年一番の寒さ」は、だいたい1日単位じゃん?

明日とか別の日に読めば、昔の記事だってわかるし、あの日はそれが一番だったんだなって分かるじゃん。

だけど、トップブコメは数時間で変わるし、あの時間トップブコメはこれだったなって分からないジャン。

ダメじゃん。

2023-12-22

anond:20231222164606

  • 気軽に会えることを知っている
  • 気軽に切ることができることを知っている
  • 当たりがあることを知っている(リセマラして手放しちゃったけど)

リセマラ女子から

年取れば取るほどSSRが出る確率は下がるのに、あの日逃したSSRを追い求めてリセマラを続ける

2023-12-16

過去に戻ってもう一度体験したいことってある?

俺は今の妻と初めてお泊まりした夜かな

正直あの日の感動があるから20年続いてると思う

体験って大事だよな

2023-12-10

anond:20231210163554

清掃バイトしてた時に、お店の警備員を「頭使わずにやれる仕事」って社員の人が見下した発言してて、清掃員って警備員より序列上とかあるのかなあと思ったあの日の僕

でもあの清掃員は結婚してて、嫁がメシマズとかの愚痴をしていたな

結婚できてる時点で強者男性ではあるんだろうな

2023-12-08

anond:20231208205710

あんたのおしりを舐め回したい

やらないか

あの日の夜が忘れられないのよぉ

橋本環奈よりもかわいい人を知ってる 2/2



橋本環奈よりもかわいい人を知ってる 1/2

https://anond.hatelabo.jp/20231207211656



あれを見たのはいつだったか百貨店イベント会場で橋本環奈さんを見た時よりも後だから2019年のどこかだろう。

あの日の夜、俺はテレビを見ていた。そしたらさ……

「怒ったかんな~」

「許さないかんな~」

橋本かーんな!」

バラエティ番組で、こういうネタをやってた。どっかの芸人が「橋本環奈って、実物で見るとそこそこかわいい」~と言うフリをやったら、橋本環奈が「頭にきた~!」って演技をしていた。それで、上の一発ネタをやったのだ。懐かしい記憶だ。

思えばあの時、イベント会場で見た時ですらあんなに可愛かったのだから――仮に、本人がすぐ目の前に居たとしたら、どんな感じがするのだろう。

実際、あの人はAIが作ったみたいな可愛さだと思う。俺がもし本人を目の前にして、「橋本さんは……1000年に一度の、そこそこレベルかわいい人ですね」と伝えたら、どうなってしまうのだろう。あのネタをやってくれるのだろうか? やっていただけると信じている。

橋本さんはいつも、自分のことをどう思っているのだろうか。ある日、芸能界で積み上げてきた物が崩れてしまわないか不安しょうがいかもしれない。あの世界って、一瞬ですべてがダメになってしまう気がするから

そうじゃなくても、自分と同じような人、気軽につるむことができる友人が少なくて、孤独――いや、孤高なのは間違いない。なんていうか、誰もが思うような幸せ人間っていないんだと思う。

どんなに魅力的な女性でも、ひとりの人間だ。いろんなことを思って、たくさんの経験を積んで、小さな努力を積み重ねている。理不尽に耐えたことが何度もあるんだろうな。俺達みたいに、ちょっとしたこと一喜一憂とかしたりしてさ。幸せになりたいと願って生きてる。そんなこんなで、ここまでビッグになったのだ。

まあ、日本一可愛いのは橋本環奈でいいけどさ。俺は、あの人よりも可愛い人を知ってる。実際に出会って、お話をして、仲良くなることができた。だったらもう、それでいい。人生で二度と可愛い子に会えなくてもいいよ。

さて。自惚れだろうが、Iさんも俺に気があるのでは!? と感じたことがある。ある時、調達部門用事があって出向いた際、Iさんの仕事必要資料を渡して、上の階に帰ろうとしていた。すると、Iさんが後ろからついてきた。大きいキングファイルを持ってた気がする。

増田さん! 私と行き先がいっしょなんですね。後ろ付いてっちゃお~っと!」

それで、本当に俺の後ろをついてくる。いやあ、あれには参ったね。こいつ未成年か、と思った。Iさんは実際、そういうキャラクターだった。お互いにもう30歳を過ぎている。その時は、「行き先が一緒なんですね」と返答した。

人目のある廊下だったけど、やはり安心感があった。Iさんは結婚してる。俺と結ばれることはない。だから安心して、職場の人が見てる可能性があっても、廊下で堂々と話ができる。

ちなみに俺は、Iさんの旦那さんのキャラクターを知ってる。会社近くのショッピングモールで偶然、Iさんと家族が一緒に歩いてるのを見たことがある。旦那さんは、優しそうな見た目だった。道行く人とぶつかりそうになっても、自分からサッとよけて、何事もなかったようにしていた。というか、初めから人とぶつからない導線を選んでいる。それでいて、家族全員のことを見てる。この人は、Iさんとキャラが似ている。優しい人なんだな。こういうのが自然にできるのは大人だと思う。眩しかった。

だが、Iさんのことを好きな気持ちでは負けないつもりだった。いや、そこは張り合うところではないのだが。今でもそうだけど、俺という人間子どもっぽいと感じる。多分、70才とかになっても子どもぽいんだろうな。



まあ、でもやってしまった。今年の梅雨だった。職場から帰る時に、たまたまIさんと一緒になることがあった。階段を降りている時、バッタリ出くわした。2人で会話をしながら階段を降りて行って、社屋の外に出た後だった。一緒に歩いている時、やってしまったのだ。

「Iさん。今度、一緒にご飯行きませんか」

食事に誘った。そしたら、ちょっと迷ってから「いいですよ!」と言われた。誘う直前、『変な感じがする。やめといた方がいいのでは?』と感じていた。『誘いたい』という欲求が勝った。

さて。OKの返事をもらったが、どうしたものかと思った。とにかく、その場で電話番号を交換した。ラインは危ないからやめた方がいいと思った。携帯電話メッセージ機能だけでやり取りすることにした。テキストメッセージング。

二週間後、Iさんと一緒に食事に行った。区内だと誰かに見られる可能性はあったけど、物凄く隠れた名店を知っていた。職場の人が来ないことも確かめてる。夏前の蒸し暑い夜だったけど、その日本料理店でIさんと一緒にご飯を食べた。いろんなことを話した。

子どもがいると大変だけど楽しい

最近職場だと○△が流行っている

放送していたアニメのこと

Iさんはテレビよりは新聞派らしい。前の職場の影響だろうか。元地銀勤めなだけはある。

アニメ映画も好きみたいだった。今年やってたやつだと、ブルーロックが好きらしい。俺もブルーロックは嫌いではない。意外と話が合うものだ。個人的に、『パルプ・フィクション』や『シェルブールの雨傘』をおススメした記憶がある。

小一時間ほど話をしたところで、お開きになった。店を出て、駐車場のすぐ向かいにある公園ブランコに一緒に乗った。高校生に戻ったみたいだった。俺もIさんも、10ちょっと前は高校生だった。

少しくらい浸ってもいいかなと思って、Iさんと話をした。どうやら、最近は家庭がしんどいしかった。ここでは書かないけど、しかし辛そうだった。一通り話が終わると、ブランコから立ち上がって俺は、Iさんのところに行った。ブランコのチェーンを握っている手を軽く触った。震えている感じがした。

手を引いてブランコから立ち上がってもらうと、「もしかして、Iさん大丈夫ではない?」と声をかけた。「大丈夫です」と言ってたけど、鼻をすすってた。顔は見ない方がいいと思った。しばらくずっと、お互いの手のひらを握ってたけど、夜9時が近かった。Iさんの手を引いて、日本料理店駐車場に戻った。

それから簡単バイバイをして、「また行ける?」って言ったら、「うん。今度はどこに行こうか?」とIさんが返した。



ごめん。嘘をついていた。冒頭の感じだと、俺がIさんに気があって、今でもチャンスを伺ってるみたいな印象を持たれたと思う。

Iさんは先日亡くなった。どうして亡くなったかはここでは言えないけど、もうこの世にいない。もう、子どもっぽく笑う顔は見れないし、元気そうにはしゃぐ姿も、一生懸命仕事してる姿も見ることはない。

ある日の午前だった。用事があって調達部門に行くと、ほかの女性社員が号泣してたんだよな。それで、様子がおかしいって思って、調べようとしていたところで直属の上司から情報が入ってきた。

理由理由から公表はされなかった。社内の訃報にも出なかった。ただ、変な噂が出回ってもよくないという配慮だろうか、部長課長メンバーみたいなルート簡単説明がなされた。説明会とかじゃなくて、課長がそれぞれのメンバーのところに行って、経過報告資料の一部をサラッと読み上げた。「~ということがありました。これは部外秘です」とのことだった。

その日は仕事が手につかなかった。次の日は有給を取った。それで、一日ずっと考えていた。Iさんのことを。早朝の散歩の時も、朝飯を食べてる時も、シャワーを浴びている時も、涙が止まらなかった。

近所に小高い山があるのだが、サンダルジャージのままで其処に登って、頂上付近にある昔の入会地になってるところに腰を降ろした。一面ずっと雑木林だった。あまりに生い茂っていて、頂上にもかかわらず麓の街並みが見えなかった。

雑木林を歩いていると、小さい崖があった。真下竹林だった。断崖絶壁じゃないけど、落ちたら多分死ぬことができる。「ここ、登山用の山じゃないし…いや、登山用でもダメだけど…」とか考えていた。また、目に涙が浮かんできた。

両手を首元に当ててみた。Iさんは死ぬときにどんな感覚だったんだろうか。いま首に手をかけてみたけど、どんな感触だったんだろうか。冷たかったんだろうか。多分、そうなんだろうな。冷たかったのだろう。

Iさんの葬式には出なかった。出るべきじゃない、見るべきじゃないと思ってた。Iさんの家族の顔も見たくなかった。

もしかして、俺が食事に誘ったからこうなったのかな、という観念が頭をもたげた。その時、吐き気が込み上げてきた。もう、辛い。俺も死にたい。失敗したかもしれない。俺の人生。やってしまったのだ。その日の夢に、Iさんが出てきた。「ねえ、今日はどこに行こうか?」って言ってた。



こういう日記を書いても楽にならないのは知ってる。でも、ほんのちょっとだけ楽になるかもしれない。先月も、今月も、ずっとあの子のことばかり考えてる。あの時、ご飯に誘わなければよかったのかなって、ずっと考えてる。

気分は落ち着いたが、時々は死にたいという感情が出てくる。でも、死にたくない。そういう思いもある。どっちつかずな感じだ。変な気分。踏切の前まで来ると、「電車、来てくれないかな」と思ったりする。

これから、どうしていけばいいのか。わからない。時間解決するならそれでいいけど、やっぱり自分のことを許せないで一生を終えるのだろう。

永遠に後悔するんだろうな。あの時、Iさんを食事に誘ってなかったら、ちょっとだけ運命が変わって、死なずにすんだのかもしれないって。

増田のみんなは、俺みたいになるなよ。「ちょっと変だ、止めといた方がいい」と思ったら、素直にそうした方がいい。俺みたいにはなるな。

大事な人がいなくなったら嫌だろ。

はてサ肛門を見ていると

あの日の夕暮れを思い出す

あの頃にはもう決して帰れない

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