はてなキーワード: サラリーマン川柳とは
情報工学系の学生だったんだけど、サークルの先輩5人ぐらいから「SEもコーダーもマジでブラックだ!もうこの業界は駄目だ!俺は組み込み系とかに行くけど、そうやって逃げるやつだらけで転職もまともに出来ない!」と言ってるのを見聞きして、俺はIT系に進むのを辞めた。
結局俺が進んだ業界もそこそこにブラックで転職しても転職してもハズレだらけで「あーこれならプログラマーでもやってりゃ良かったわ」とずっと後悔してた。
それから20年ぐらいして、長く関係の続いてる人やネトゲとかで繋がりがあった40代50代ぐらいのIT業界の人間が少しずつおかしくなっていくのが分かってきた。
プログラマー30代定年説って奴の亜種何だと思うんだが、最新の技術についていけずレガシーな分野でつまらん仕事を高いとは言えない給料で延々とやることのストレスがあるようだ。まあ大部分は直接顔も合わせずにブログやツイッターの書き込みを読むだけの情報だけど。
肩書だけ上の方について、若手がキラキラした仕事をしているのをサポートするばかりで自分が前線には立てなくなっているとかなんとか。
彼らが出世競争に敗れて、上の方で指揮を取って自分の理想を現場に叶えさせる立場に立てなかっただけな気もするんだけど、年齢的なのもあってそこから独立して自分の理想通りの軍隊を作るみたいな気力はないらしい。
というか、俺の知り合いだけあって最初からそういう気力なんてないような人間、それこそ「IT業界で極めればカチャカチャターンマクロポチーで仕事終わってあとはテレワークをいいことに時間つぶしてゲームでもやってりゃいいぜ!」ぐらいの感覚の人間が多かったってのはありそう。
どんなにレガシーな技術を使ってても、ベースとなる部分がドンドンアプデやサービス終了をかますせいで新しいことを覚え続けることからは結局逃げられず、その癖自分の頭はボケていくってことに相当苦労してるようだ。
俺は逆に職場の他の人がパソコンに疎すぎるせいで所謂「大先生」のポジションになり、マクロや数式の補修をチョコチョコやるだけでクソほど褒められる。
まあオマケ程度の雑用ばかりだから評価シートに書いても全然査定が有利にならんので、昇給レースで敗北しきった負け犬ポジションではあるんだけど。
俺が2、30年「悔しい!俺もあの業界で飯食ってればよかった!仕事が毎日つまらなすぎる!」と嫉妬していた人達は別に俺より楽しそうに生きてない。
俺と大差ないレベルで死にたいとか辛いとか金がないとか居場所がないとか結婚できてないとか老後が怖いとか趣味がゲームとアニメしかないとか言っててまあ要するに同じレベルで人生が終わっている。
結局、俺達にはどの業界だろうが等しく生きていくための才能がなく、ITに行ったら行ったで「他の業界にすれば良かった!仕事がずっとクソすぎる!」と叫んで暮らしていたんだと思うんだよな。
そして、どの業界に行った所で「アレ、実は俺の仕事なんだよね」なんて言えるような仕事はなく、どっかのゲームの小さな大会で3位になったとか、サラリーマン川柳で下の方の賞を取ったとか、小学生の頃に読書感想文コンクールで入賞したとか、そういうクッソほどしょーもないことを人生における数少ないトロフィーとしてずっと誇って生きていくのだろう。
普通の人はミドルエイジクライシスとか言って30代で発症して30代で治るものを、俺は10年早く発症して10年遅く治しているって考えるとさ、マジで生きる才能がないんだなあ。
生きる才能がないなりに頑張ってるなあ。
だがなあ、
・匿名
・優劣がつく
・多すぎ少なすぎない競争相手(100人前後の規模が嬉しさと簡単さのバランスで望ましい)
ネットの大喜利大会でも大部分が半匿名で知名度勝負、名前を隠しても「特定の人の持ちネタに組織票が」ってパターンが結構あって萎えるんだアレは。
サラリーマン川柳なんかは回転率が悪すぎるし競争率も無駄に高いし、なにより賞を取ってるのを見てもセンスが光っているのが全然なくてアレで競う気にはなれん。
ラジオハガキは読まれているのを観測するためにダラダラとラジオを聞かなきゃならんのが良くないし、そもそもあそこで読まれたからって集団の中で上位になれたと感じるのは難しい。
だがなあ、仕事の都合で毎朝6時に起きなきゃならんのに0時にコメントしてから寝るってのはいい加減この年になってくるとしんどいわけだ。
電車の中で多少は寝れるんだが、それでもやっぱこうまとめて7時間ぐらいシッカリ寝たいわけだよな。
追記:
クソッ!
レビューサイト、ミニブログ、コメント欄、掲示板、そういった所で必死にいいねを集めようとしている時、そしてそれが成功した時の感覚はやはり現実逃避なんだろう。
スターやリツイートがたくさんつくとなんだか自分が本当は凄い人間であるかのような気がしてしまうんだよな。
パチンコで大当たりを引いても、風俗で当たりを引いても、それを自分の戦略眼のなせる技だと思えるのはせいぜい数時間程度。
でもSNSでバズるとフワフワとした「たまたま今まで出力する方法に接続できてなかっただけで、俺は実は結構凄い奴なのだ」感が一ヶ月ぐらい続くし、数年ぐらいしてふとその時の書き込みと反応をエゴサするとその感覚がまた蘇ってくる。
学生時代の放課後にごくごく狭い子供社会の中「お前マジすげーじゃん」と言われたことに有頂天になり、日本全体の中でも自分が凄いんじゃないかと思ったあの気持が、勘違いでしなかったことをもうとっくに思い知らされているのにだ。
この感覚をまた得たくてネットのあちこちでトップコメントなんかを求めてしまう行為が現実逃避なのはきっと間違いないのだ。
子供の頃信じていた「日本全体の規模でも凄い自分」という感覚を、真っ当なやり方で取り戻すことを諦め、極めて少人数で繰り広げられるランキング戦の中で上位を狙うのが逃避でなくてなんなのか。
サラリーマン川柳や深夜ラジオなんかに一人で何十何百と作品を送りつける人なんかは、きっとこの「俺は実は凄いんだ」を味わいたくてしょうがないんだろう。
ほんの数十や数百程度の文字の中でなら、何度も何度もサイコロを振ればいつかは傑作にたどり着けるんじゃないかと願い、そしてライバルが決して多くないような少しマニアックな番組や企画を狙ったりするわけだ。
そうして選ばれると、それが極めて限定的な場での束の間の勝利でしかないことを都合よく忘れて、自分は今この世界における上澄みに属する何者かなのだと脳が錯覚するままに気持ちよくなってしまう。
俺達、増田もまたそういった感覚を得たくて何個も何個も投稿を続けているのだ。
ブログを書いてるすべての人、はてブにいるすべての人がそうではないのかも知れないが、多くの人が、きっと多くの人が、限定的な世界での小さな勝利によって、自分という人間の持つ才能や実力を過大評価することで、現実の自分の小ささを忘れられる瞬間を得たくて必死なんだろうなと。
だって、辛いだろ?自分が実際には大したことがない人間で、しょーもない給料で雇われたり、みっともない奴らの人間関係に束縛されたり、社会全体で見たらどうでもいい人間でしかなかったり、およそこの世界のありとあらゆる歴史と呼べるものには関わりがなかったり、そういう現実の中にずっといるのは。
寝ている間やゲームをしている時でさえ、どこかで薄っすらと自覚しているその現実を忘れられるような何かを求めてしまうんだよ。定期的に俺は本当は凄いんじゃないかって勘違いしてないと苦しいんだよ。生きることは。
俳句ってそもそも和歌や連歌がハイコンテキストすぎて庶民が楽しめないから、77の部分を無くして庶民が自分たちの生活や世の中を滑稽に風刺して笑いをとるようになったのが始まりだからな
それで「俳優の諧謔(かいぎゃく=しゃれ・ユーモアのこと)」→「俳諧(はいかい)」と呼ばれるようになり、後の俳句になって行った
なので初期の奴らのレベルが低いのは仕方ないのでは、ある意味サラリーマン川柳の方が俳句の源流みたいなもので、脱ハイコンテキストが俳句の始まりだったから(正岡子規あたりから文学的な志を持つようになり、俳諧から俳句に変わっていった)
なにが「ハイコテンクスだから(ドヤァ」だよ。要するに閉じコン(閉じられたコンテンツ)ってことじゃねえか。
身内の中でマニアックなことした選手権かまして、俺達マジやってることマニアだわ~~~~で褒め合うとかダサすぎてヤバイって。
オタクやヤンキーがやる社会不適合者チキンレースとか、ブラック企業の社員がやる寝てない自慢残業代未払自慢と同じような状況に陥りつつある自覚あるか?
パっと見で分かりにくいことやればやるほど面白いみたいなの、マジで頭おかしくなっていくだけでしょ。
言葉としての美しさとか、描かれる光景の奥ゆかしさとか、そういうの全部すっ飛ばして、芸としての凄さを読み解くことの絶妙な難しさを自慢しあってる状態はマジで終わってる。
ミステリー界隈が本格という旗印を掲げて単に問題文がクッソ長いパズルでしかないものを量産しては「中々複雑なパズルで凄かった」「ロジックの連打で攻めていて実に通好みだ」「この難易度の高さ!」「これが解けた俺マジスゲー」でキャッキャッと蛸壺化を加速させたのと全く同じ光景だ。
本当にヤバイな。日本古来から連綿と続いてきた文化がオタク同士の身内ノリをこじらせた連中によって格ゲーやSTGと同じような滅び方をしつつあるのは見ていられないよ。
マジでいい加減にしろよな。サラリーマン川柳ってどれも分かりやす過ぎでしょ雑魚雑魚~~♡と煽ってる場合じゃねーから。ハイコンテクストであることを誇るな!恥だと考えろ!
新規参入の障壁になるような要素が多いというのは、受け継がれてきた文化を次の代に伝える努力を放棄し、それを代価として自分たちが身内ノリでウェイウェイすることを優先しているってことなんだよ!とってもとっても恥ずかしい事なんだよ!!!!
爆笑太田…多動で笑い取れてないと暴力と奇声で場を乱すことが面白いと思ってる面倒なおっさん
ナイナイ岡村・・・芸能関係をドヤ顔で語って小さい体で暴れるのが笑われてる精神不安定なおっさん
ウンナン南原・中山秀征・さまぁ~ず三村…下ネタと野次で場を引っかきまわすのが面白いと思ってるおっさん
さんま・・・人の話を奪って自分ヨイショの方面に持っていきたがるおっさん
志村けん・・・変なキャラクターのついでにセクハラを狙うジジィ
きみまろ・・・サラリーマン川柳とかからパクったアドリブのきかないワンパなおっさん
この辺の、歳とったことで笑いが雑になった芸人が大御所顔してんのがイライラする。