はてなキーワード: 酩酊とは
一見まともに生きてる。大学も出てるし、仕事もそれなりにこなして人並の稼ぎもある、結婚だってしてる。見た目だって別に悪かない。
でもそんな世間的な評価とは別に、俺はまともじゃない。大体女性関係だ。寝た女性とはキレイに終わった試しがない。
その人の全部を欲するか、あるいは何も要らないかの二択しかないからだ。全部が欲しくなれば手段を選ばず感情さえ自分のものにしたいし、何も要らないならセックスすら気まぐれになるからセフレさえ続けられない。ついでに女性と仲良くなると寝ちゃうから女友達すら持てない。
一度だけそんな俺の女版みたいな女性と関係を持ったこともある。強すぎる感情を抱かず、ただお互いのことが結構好きで、それ以上のことを求め合わない。そんな関係だったがそれもダメだった。精神的な共感が先にあったせいかちょっとした嘘が許せなかった。
人間誰しも欠けている部分はあると思うから、自分が特殊だとは思わない。でも俺は未だに自分に欠けているものが何かわからない。それがただ辛い。
もしかしたらこの欠けた部分を埋め合える人のことを運命の人と呼ぶのかもしれない。でも俺はもう歳を取りすぎていて、そんな夢を見られるのはアルコールの酩酊の中を漂っている間だけだ。白馬の王子様はバーの片隅に座っていないし、眠り姫は夜の街には居ない。
俺はここにいる。でもどこにも行けない。
ショックなことがあったので書く。殴り書きかもしれない。
学生の身分で、毎月少しずつ仕事をもらってフリーランスのミュージシャンをしている。
仕事をもらう先は大抵決まっているのだけど、先日そこの社長(妻子有)に手を出されそうになった。
最初は大勢で飲んでいたが、時間が遅くなるにつれて二人きりになり、帰り際のことだった。
何度も抱きしめられて、キスされそうになったので手で押し返した。
演奏終わりの打ち上げで、お互い酔っ払っていて、向こうはフラフラと酩酊していたし、意識がはっきりしないようだった。こちらもほろ酔い気分だった。
ただ、向こうは飲むペースが明らかに早くて、何杯も注文するので、大丈夫かな?と思っていた。
こちらは酒がそんなに強くないので、ゆっくりではあるけれどワイン2杯とビールを飲んだ。酩酊はしておらず、意識はしっかりとしていた。
夜もふけたので帰ろう、としたところで向こうが徐に近寄ってきたので、(いつも別れる時は握手をしているので)握手かと思って手を差し出すとそのまま抱きしめられた。
抱きしめたまま向こうが大人しくなったので、こちらの手を向こうの背中に回してポンポン、と叩くとハッとしたようで「帰ります」と言った。
別れようとした時、急に踵を返してまた抱きしめられ、ポンポンと叩き、「帰ります」と言い、また抱きしめられたところで、明らかに向こうの顔つきが変わって、こちらの口元に目線がいったように見えたので慌てて顔を逸らし、手で押し返した。
そうしたら、本当に帰って行った。
しばらくしたら「おやすみなさい」とメッセージがスマホに送られてきたが、既読だけつけて返事はしなかった。
次の日も仕事で会う予定があったが、なんとなく会いづらかった。
しかし会わないわけにもいかないのでいざ会ってみると、向こうは何事もなかったかのように接してきたので(出来事について触れもしなかったので)、もしかしたら忘れているのかな?と思った。
けど、言葉にできない距離感というか……話をする態度や口調はそのままで、なんとなく冗談を言い合いにくい雰囲気とでも言うのか。
よくわからない感覚を持ちながら、その日は仕事を終え、家に帰った。そしてまた次の日の朝に「一昨日はごめんなさい」という旨のメッセージと、事務連絡が合わせて送られてきた。
事務連絡の返信だけして、「ごめんなさい」の部分には触れなかった。
別に忘れていてもいい。むしろ、忘れていて欲しかった。そのほうが都合がよかった。
もし忘れていれば、蒸し返さずに自分の胸中にだけ出来事についての記憶を留め、変わらぬ態度で話せるはずだった。
我らはよき友人で、よき仕事仲間のはずだった。
ただ男と女であるというだけだった。お互い人として尊敬しあって、人として好いているつもりだった。自分は。
伴侶と小さい子どもがいて、10以上も年下の女、あるいは男に手を出す(出そうとする)ことに同意できない。いくら酒が入っていようとも。
とにかく悲しくて、怒っている。
しかし嫌いになれない。
許すつもりはないが、今は関係性がかなりギクシャクしているので、今までのようにとはいかずとも、近いものに戻りたいとは思っている。
LINEとかメッセンジャーだとログが残り、あとあと何かのタイミングで目に入り思い出してしまいそうなので、電話か直接会って話そうと思っている。
幸いにも(?)、今週末、会う予定がある。
話すのが怖い。が、ここで話しておかないと、これからにとってよくない、気がする。
酒(つまりアルコール)、タバコ(つまりニコチン)と各種ドラッグの最大の違いはその毒性と思ってます。
覚醒剤などを注射するのは、経口より効果が上がるからなんですね。
で、アルコールやニコチンを注射すると、人はだいたい死にます。
ドラッグでハイになれるのは、身体的な毒性が低いからできることですね…
逆にいうと、アルコールは身体毒性がストッパーになって、精神がやられにくいのかな。
酒飲みの数を考えると、アルコール依存症の割合はドラッグ依存症より少なそうだし。(ちゃんと調べるなら数字が必要ですが)
個人的にはビール1缶くらい、みたいな酩酊に抑えられれば健康被害はほぼないんじゃないかとは思います。
思いますが…酒の飲みすぎでぐでんぐでんになるような人はいっぱいいるわけですよ。
抑えられるわけがない。
確か大学の4年生か、就職したかくらいの時だと思うんだけど俺は勝手に精神的なトラブルを抱えていた。今思えばそんな大したことじゃないのかもしれないけども、自分がいろいろなコミュニティに上手く馴染めないこと、やらなきゃいけないことを全部やらないですっ飛ばしていたことなんかが原因だったと思う。ここがすごく曖昧なんだけど、精神科に行ったか、バンドの友達からもらったか、うちの祖父が飲んでたのをかっぱらってきたのか定かじゃない。フルニトラゼパム2mgが3シート、家にある状態になっていた。
今でもそうだけど中島らもの書く文章が大好きで、そこからこぼれてくる覚醒とか、煙たさとか咳止めとか、アルコールとか女神とかにあこがれていた。でも誰かと一緒にやる勇気はないから一人でダイブするばかり。ウヰスキーを飲んで・錠剤を口の中で溶かして(今みたいに意地悪な色付きじゃなかったしね)あとは子供の遊びだったから個人輸入でエチゾラムなんかをポリポリやって、ただ酩酊してた。
あれから12年、干支が一回り経ち自分も社会に出てまあまあの年月が経ち、今日もまじめに働いてる。ちょっと違うのは昨日きちんと後始末をしなかったから鼻から青い欠片が時々出てくるということぐらい。幸せの青い鳥は粉々になってスニッフされている。結局自分は何も変わっていない。
嗜好品としてキチガイ水をがぶ飲みしている人への悪印象<<嗜好品として意図的に依存作用を起こす市販の薬物を摂取してる人への悪印象<<医者から正式に処方されている向精神作用のお薬を飲んでいる人に対する悪印象
おかしくない?
絶対逆になるはずでしょ?
いやまあメンタルの薬飲んでるやつが引かれるのは薬を飲んでいることじゃなくて、薬を飲んでいるやつ自体の気持ち悪さによるものだっていうなら分からなくもないけど、それを差し引いて行為単体への態度だけで考えてもこの不等号じゃん。
おかしいやろ。
なんで遊び半分で脳の神経は酩酊させてニタニタしている奴らが普通の人間扱いされているの?
どう考えてもパッパラパーだよ。
ヒッピーと何ら変わらんと思うよ。
金銭的なもので縛る代わりに税制面で利益が出る酩酊物質を解禁するのは普通に飴でしょう。
民は酩酊という利益を得られ、国は大麻や麻薬物質の販売に税をかけられる。
一方的な搾取の消費税と比べたら(現状だと貧困から一方的な搾取になり得る状況である)飴になる。
思想ではない。省庁は国民に対して負担だけ強いている状況にあるよね。それを是正するための快楽を用意してよ、っていう話。
モチのロンで依存症の解決も同時にやる。「ダメゼッタイ」という阻害だけな政策を済んなよ、と。
ダメゼッタイ、阻害しているだけで何も解決してないからね。違法だろうが合法だろうが依存症になる人はいるんだから、ダメゼッタイで終わらせるのはそれこそ「ダメゼッタイ」であろう。
精神が弱いから最近も退勤後にストロングゼロを飲み、電車のホームに飛び込もうかと迷いながら帰って、知らない駅で酩酊して知らないおじさんに送ってもらったくらいのメンヘラだ。
手首は昔にカミソリで切った傷だらけだし、どの市販薬を飲めば気持ち良くなれるかも知っている。体を売ったこともある。実家との折り合いは悪い。大学は中退した。
何も持ってなくて、自分自身すらないくせにちやほやされたいのだと言う彼女が自分に重なって見えた。自分には可愛い顔はないけど、それでもだ。
だから彼女に勝って欲しい。ガラスの靴を履いてほしい。その高みのてっぺんから全てを見下ろして欲しい。「オタクってチョロいな!」と笑って欲しい。
私は夢見りあむに自分を仮託している。
総選挙への文句だとか、気持ちを表明するとか、夢見りあむへの愛だとかそんな高尚な言葉はひとつも持ち合わせていない。そんな大層な思いを持てる程出来た人間ではない。
ただ、彼女がシンデレラガールとなれば自分の人生も肯定されるような気がしている。
そんなことをストロングゼロを飲みながら思ったりしているのだ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20190428-00124121/
捜査に不備があったら事実に関係なく無罪、というのなら納得できるが、だったら「無罪の理由は捜査の不備です」って前面に押し出して言うべきだよね。「抵抗できたはずだから」なんて妄言吐くから批判されるんで。
すごい良い記事と思う。けどそれとは別に、抗拒不能ではなかったと判断した裁判官に、司法に絶対納得がいかない。強く言えない性格の人は犯されても泣き寝入りしてくださいねってどう考えても厳しすぎるだろ
嫌がっていた、同意してなかった事を立証するために、被害を回避できていた事例や時期を証拠として挙げたら、それに基づいて「必ずしも断れなかったわけではない」と判断されるの、やる方に有利すぎでは。
みんな絶対、「抗拒不能」と「抵抗できなかった」を混同してるでしょ!
あなたたちが言ってるのは、強制性交罪の「暴行又は脅迫」にあたるかどうかって話だよね?
第177条
十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、五年以上の有期懲役に処する。十三歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。
今回父親から振るわれた暴力は、当たり前だけどここで言われる「暴行又は脅迫」に該当しますよ。
しかも被害者は性的虐待を嫌がって逃げようとしていた。これは確実な有罪の証拠になるでしょう。もしも強制性交罪で起訴されていたなら、ね。
第178条
(省略)
ここでの「抗拒不能」って意味わかります? 「心神喪失」とセットになってるのがポイントね。
要するに、この条文は、「お酒でぐでんぐでんになってる」「睡眠薬で眠りこけてる」「心の病気でまともな判断能力がない」状態の人をレイプする罪なわけ。
意識がはっきりしている状態、正常な判断能力がある状態に決まっているじゃないですか。
日常用語の「抵抗できない」とは全然意味が違うの、わかります?
「でも嫌がって逃げようとしてたじゃん!」って反応はおかしいわけですよ。逃げようとしたってことは、意識ははっきりしてたんでしょ? じゃあ「抗拒不能」じゃないよね、ってだけの話。
じゃあレイプし放題ってこと? もちろんそんなわけはない! だって、意識が正常な人をレイプした人は、強制性交罪に問われるわけですからね。
その場合は、「殴られた」「脅迫された」という事実でもって「なるほどこれは日常用語でいうところの抵抗はできなかったですね。有罪」ってことになるはず。
でも、検察は今回「意識がはっきりしてない人をレイプした罪」である準強制性交罪で起訴したわけ。
とすると、強制性交罪にあたっては有罪の証拠になるはずの「嫌がっていた」「殴られていた」という事実は、どれも無罪の証拠になりうる。
なぜなら、それは全部、「抗拒不能ではなかった」=「意識ははっきりしていた」ことの証明になるから。
「意識がはっきりしていない人をレイプした罪」で起訴された以上、被害者の意識がはっきりしていることがわかったなら無罪にすべきでしょう。
「あんパンを盗んだ罪で起訴された男が盗んだのは実はジャムパンだった」みたいなものです。あんパンを盗んだ罪で起訴されてしまった以上は無罪を言い渡すしかない。
繰り返すけど、意識がはっきりしている人をレイプする罪は別にあります。だから、これで性犯罪し放題とか言ってるコメントはまったくもっておかしい。
「被告人が盗んだのはジャムパンだったから『あんパンを盗んだ罪』に関しては無罪」という判決に「あんパンなら盗んでいいのか!」「パンが盗み放題になるじゃないか!」って言ってるようなもの。的外れにもほどがある。そりゃ、こんなこと言ってたら専門家から呆れられますわな。
こういうときはどうすればいいか? 訴因変更という手続きがあります(これは控訴せずとも一審の途中とかでもできます)。
要するに、検察側が、「ごめんごめん、起訴するときはあんパンって言ってたけどやっぱりジャムパンだったわ。『ジャムパンを盗んだ罪』に変更します」と言えばいい。
なので、上訴審では訴因変更する可能性もあるんじゃないでしょうか。というか、控訴した以上はそうすると思う。
じゃあなんで検察は最初に準強制性交罪で起訴したかっていうと、これは江川さんの記事にもある通り「長いあいだ親に支配されていてまともな判断能力がなかった」という点をもって「抗拒不能」と主張したかったんだろうなあと思います。
酒やら睡眠薬やらの影響じゃなくても、正常な判断能力が壊れている、あるいは壊されている場合というのはありうるので、それに該当すると言いたかったんじゃないかと。
ところが今回の被害者さんは、親から逃げようと準備するとか、そういうまっとうな判断力が残されていたわけですね。
とすると、「まともな判断能力がない」という、罪を成り立たせる前提が疑わしいわけですよ。前提に疑いが生じたのなら無罪にするほかないでしょう。
どんな極悪人でも、起訴状に書いていないこと、検察官が主張していないことに基づいて有罪判決が下されるべきではない。
私も、今回の被害者さんの振る舞いを見る限り、彼女にはまともな判断能力はあったし、レイプを続けた父親は本当にクソ野郎だなと思うわけですが、だからこそ、この事案は無罪にしないといけないんですよ。
なぜなら、父親は「まともな判断能力のない人をレイプした罪」で起訴されてしまったから。
レイプされた被害者にまともな判断能力があることが明らかにされたなら、「まともな判断能力のない人をレイプした罪」に問うことはできない。
当たり前ですね?
「検察は『まともな判断能力がある人をレイプした罪』で起訴しろよ」うんうん、その通り。
「そもそもなんでその2つの罪を分けてるんだろ。どっちもレイプだろ」お説ごもっとも。
「裁判長はおかしい! こいつを有罪にしろ!」いやそのりくつはおかしい。
何度も言うけど、この件は無罪になるべきなんです。
裁判官が「起訴事実は多少不正確だけど、こいつ悪いやつだから有罪」なんて言う世界は嫌でしょ?
今回の事件は、どちらにせよ非常に胸くそ悪い事案で、有罪だろうが無罪だろうがこの被告人が極悪人であることに変わりはない。
でも、だからといってこれで有罪にすることを認めてしまったらどうなるか?
もっと微妙な事案で、事件の成立の有無を分けるようなディテールの部分で、「うーん、細かいところはよくわかんないけど有罪!」になってしまうかもしれない。
そんな世界、望ましくないでしょ? え? 望ましい? そんな馬鹿な。
あなた本人が、あなたの親兄弟や恋人が、テキトーな事実認定で有罪にされても同じことが言えますか。
繰り返すけど、文句を言う相手は検察や立法です。「準強制性交罪じゃなくて強制性交罪で起訴しろよ」「そもそもその2つの罪がなんで別なんだよ。統合しろよ」そういう主張は正当だし支持します。
でも、裁判官はおかしい! 裁判官に性教育を! なんて、矛先を間違えた主張にはまったくもって賛同できません。そういうの魔女狩りって言うと思うんですが。正しい判決を下しただけなのに訴追請求しろとまで言われてるの気の毒すぎるでしょ。
ということで何が言いたいかというと、
ってことです。
「学習性無気力症」は正常な判断がある状態と言えるか問題じゃね? 洗脳と言い換えてもいい。そりゃ酩酊や昏睡ではないが、かと言って。
そういう理路で批判するなら理解できるんですが(検察もそういう判断から準強制性交罪で起訴に踏み切ったんだと思いますし、無茶な考えというわけではないと思う)、明らかに「抗拒不能」の意味を「抵抗できない」って意味だと勘違いしてる人多すぎなんですよね。この増田はそういう勘違いへのカウンターなので、「抗拒不能」を正しく理解した上で文句を言うならご自由にどうぞと思います(でもその文句、つける意味あります? 準強制性交罪でも強制性交罪でも法定刑は同じなのに)。
過去の継続的な暴力、脅しは認定できても、「その」性交に向けた直接の暴行脅迫が裏付けられないからこそじゃん?学部生なら努力賞だな。これに喜びを隠さない半可通ども↓は人間だったら反省しろ。
補足。起訴された2性交(事務所とラブホ記録で特定可能だった件)に対する直接の暴行脅迫はなく「暴行又は脅迫を用いて」の要件を満たさない。177条なら有罪になったはずとの増田の論は誤り。
そういう懸念はありえるところだと思います(検察が準強制性交罪を適用したのもそういう懸念があるからかも)。ただ、滝本太郎弁護士が紹介されていた判例(https://sky.ap.teacup.com/takitaro/2545.html)によれば、強制性交罪も成立しそうに思えます。
リンク先の内容を簡単に紹介すると、「2周間前に脅迫された女性が、脅迫してきた男に自分から連絡して性交した」という事例で、男は強姦罪で有罪になっています。とすると脅迫や暴行が時間的に近接していなくとも構わないという理解になり、以前に暴力を振るわれていたから怖くて抵抗できなかった、もじゅうぶんに177条が成立しそうな気がするのですが、いかがでしょうか。
強い酒飲ませて泥酔させたとか、飲み物に睡眠薬仕込んで眠らせたとか、そういう事例はたまに聞きますが、軒並み準強制性交罪が適用されます。
それは別にして、今回のケースでも法律が必ずしも犯罪に至るまでの過程までは拾えてないんだ。ってことで、これからはどうしようね。って話をしてる人も多いと思うんですけど。
ちょっと前に性犯罪関係の法律が変わって、強姦罪が強制性交罪になり、監護者等性交罪が新設されたので、けっこう拾えるようになっているのでは? 少なくとも、現在において18歳未満の娘と性交した父親はそれだけで罪に問われます。
今回の件は、18歳未満での性交があったのは法改正前だから新法が適用されず、18歳以降の性交のみに絞って起訴するほかなかったというだけです。でも、これは性犯罪だろうが他の犯罪だろうが変わらない、近代社会の大原則ですよね。
正直、今回の騒動でビックリしたのが、まるで性犯罪関係では司法はちっとも変わってないみたいな主張をしている人の存在です。2017年の刑法改正で性犯罪に関して議論を経て改正がなされたのは、性犯罪に多少なりとも興味があればジョーシキでしょ、って思ってました。まだ改革が足りない、という主張は賛否は別として理解できるんですが(不同意性交罪を作ろう、という議論はこれですよね)、これまで行われてきた改革を知らずに発言してるっぽい人はいったい何なの、と思います……好意的に解釈すると2年前は性犯罪に特に関心がなかったってことなんでしょうね。
やっぱ「逃げる」をどう処理すりゃいいんだという暗い気持ちがわく。多種多様な暴力から逃げようと必死なのを、今は未来からひっ捕まえて正常だねと呼ぶしかない。背後に増田の威を借りてマウント連中が通る中で
逃げようと思えるくらいにはマトモな判断力が生きていた人を無理やり犯したのだから、上訴して強制性交罪に訴因変更して有罪判決を出してもらえばそれでよいのでは。
ただ、検察の捜査方法がマズかったという話も出ているので、仮に訴因変更しても無罪判決になる可能性はありますね。それはもうどう考えても検察が悪いので仕方ない。今回の検察は録画・録音していたという点で相対的にいえばかなりマトモな部類に入ると思いますが、そんな人たちでも調書の捏造とかやっちゃうんだ……と慄然としました。じゃあマトモじゃない警察や検察に捕まったらいったいどんな調書を作られちゃうの? 怖すぎでしょ。
正直、誰がどう考えても悪いやつだけど警察や検察が捜査過程で色々やらかしている、という案件については、積極的に無罪を出していくべきだと思っています。これって冤罪なんじゃ……? というケースで無罪判決が出るのは当然だと思われてしまいますが、どう考えても真犯人でひどい犯行をしている、という人が捜査手法を理由に無罪になるような案件が続けば危機感も生まれるでしょう。まあ、これは本題とは関係のない余談ですが。
増田の言うことは最も。どっちの罪に該当するか微妙なとき(横領と窃盗とか)で、検察がどっちの罪に該当するかを間違えたら無罪ってのは制度の瑕疵じゃないかと思う。裁判官の責任ではないけど。
だから予備的訴因というものが認められているし、必要なら訴因変更もできるわけですよね。別に一発勝負というわけではないので被告人の人権を侵害しない範囲で訴因を変更するなり追加するなりすればよいのでは(むちゃくちゃな訴因変更もありますけどね。過去の冤罪事件だと、おいおいそりゃないだろ、というのが結構あります……最近だとオウム真理教事件の菊地直子さんの裁判なんかがそれ)。
法律解釈的にはそうかもしれないし、大衆が法律わかってないのもそうなんだが、「法治国家」が法をすり抜ける悪や、被害者の理不尽な敗北がまかり通る世界であってはいけないし、法の正当性が揺らぐと思う。
高校生のときに冤罪問題を知って以来、「十人の真犯人を逃すとも、一人の無辜を罰するなかれ」が法治国家の原則であり法の理念だと強く信じています。私は、私が無実の罪で裁判にかけられたときに、圧倒的な力を持つ検察官からなるべく守られる社会の方がいい。たとえそのために、真犯人が無罪放免になったとしても。
法知識の解説はありがたいし司法の役割や冤罪の問題は最もだが、暴力行為があったことは明らかな事件の解説で「10人の真犯人を逃すとも」と持ち出すのは心ない言葉に思える。支持はできない。
何をおっしゃっているのかよくわからなかったんですが、ひょっとしてこの事件の被告人が「一人の無辜」だと思ってます? そのフレーズは「一人の無辜を有罪にしないためには十人の真犯人が無罪になる仕組みであってもやむを得ない」という意味なんですが……
犯罪者の必罰と冤罪防止はトレードオフですね。裁判官を訴追しろとか無罪判決許さないとか言ってる皆様は性犯罪者は必罰にせよって言ってるんでしょ? それは冤罪防止と矛盾します。
んで、準強制性行罪は無罪なのはわかった、疑わしきは被告人の有利にもわかった。んで被害者の人権はだれが、どうやって守るんだ?身の回りで同じ事がら起きたら自分はどうすればいいかわからん。
じゃあなんで検察はリスキーな準強制性交罪を使ったのかと、そういう状況でいったいどうやって被害女性を助ければよかったのか。
刑事裁判は「被害者の人権を守る場」でも「被害者を救済する場」でもないので……「被告人を有罪にするかどうか決める場」であって、対決の構図は「圧倒的有利な国家権力である検察官vs.無力な一般人である被告人」なので……被害者の人権を守ったり救済したりするのはシェルターとか医療とか警察の早期介入とかなので……
「まともな判断力がない」「まともな判断力があるが死ぬ気で抵抗した」場合は罪に問えるけど、まともな判断力をもって抵抗を諦めた場合は罪に問えないのかしら/検察に厳しい立証責任が課せられてるのは分かった
たのむから にほんごを よんでください
どうやればこの増田から前段のような理解が出てくるのかマジで理解不能ですわ。 Permalink | 記事への反応(24) | 10:22
ちょっとタイミングずれは否めないがグアムが合法化された折に書いておきたい、大麻の合法化の話題の際に「タバコだけでも嫌なのに大麻の煙まで増えるのは嫌だ」というコメントがチラホラ出てくるが、ほぼ間違いなくタバコと同じにはならないから安心してほしい理由を2つ記しておきたい
一つは大麻は合法化された国々でも基本的に公共の場での喫煙は禁じているパターンが多い、吸いたければコーヒーショップと呼ばれる専門サロンか自宅などで吸うしかないのだ、これは大麻の安全性とは別の次元でタバコと同じく公共性のマナーから来るものだろう、また大麻の煙には酩酊性があるゆえ受動喫煙に配慮している面もあるかもしれない
次に大麻の摂取法は別段喫煙オンリーではないということ、オイル気化、経口摂取(こちらはうっかり食べすぎてしまうという問題はあるが)等の無煙での摂取方法が存在しているためみんながみんな煙モワモワ〜みたいな風ではない、方法が多数あるということはタバコよりは煙に遭遇する可能性はやや減ると考えていいだろう
もちろん現状の日本で大麻は違法だから勧めないし、この先合法化が起きるかは正直悪い方に未知数だから非現実的な話であることは承知している
ただ仮に日本で合法化されてもドレッド髭面のおっさん兄ちゃんらが街角でだらけながらたむろって煙を撒き散らすみたいな光景は治安の悪いエリアでない限りは起きないだろうと俺は踏んでいる
なんかちょっととっちらかり気味な文章になったが(ちゃんとシラフですよ僕は、国内でも吸ってません)煙関係ではそこまでナーバスにならなくてもいいんだよということが言いたかっただけです、大麻合法化に対する反対論すべての否定でもありません、そこは留意していただきたいと思います
もちろんマナーを守らないバカは絶対出てくるだろうがそこは日本人のモラルや治安機構によって少数のごくまれな事例になることを信じたいところです