はてなキーワード: 剽窃とは
STAP論文問題で、「小保方さんはむしろ被害者だったのだ」と思うようになった。ここまでコピペが常田研で蔓延していたのを見ると。ランキングから分かるように、小保方さんは明らかに氷山の一角。
きっと、「論文とは、図画工作のように切り貼りして作るものだ」と、そういう文化の中で研究生活を送ってきたのだろう。小保方さんも高い学費を払って大学院に通っていたはず。それなのに、これまで、まともな指導を受ける機会がなかったのだろう。
STAP論文問題の中核は理化学研究所や笹井氏ではないと思う。博士を出した当該研究室の指導の問題。
もちろん、論文の広報をした理化学研究所や共著者の笹井氏の責任は、もちろん、ゼロではないと思う。しかし、博士の学位を持つ研究者に、ここまで豪快な剽窃や画像操作をする人が存在するとは誰も想像できないでしょう。当該研究室で博士課程院生の指導が普通に行われていたら今回のような不正も起こらなかった訳です。理化学研究所を集中的につるし上げるのは筋違いだろうと思います。
また、笹井氏は世界をリードする研究者であり、理化学研究所も世界をリードする研究機関なわけで、こんなことで研究が停滞すると日本(世界)の科学にとって大きな損失だろうと思います。
博士論文の画像はNature論文にも転用されているし、小保方さんに学位を出してしまった早稲田大学が、早く、今後の対応の方針だけでも発表すべきだと思う。「調査中」って何を調査しているんだろう。博士論文の剽窃については11jigenさんが既に徹底的に調べてくれていると思いますが。タイミングとしては、新しい学生たちが入学する前までではないでしょうか?対応が遅れれば遅れるほど、早稲田大の他の学部の学生・教員たちへの影響が出かねないし。
なお、小保方さんは、研究以外の世界では生きていけないと思うし、別の大学の大学院に入り直して鍛え直してもらったら良いと思う。日本では顔が知られすぎているから、海外の大学院が良いでしょう。ただし、バカンティ以外のところで。
ハーバード大のバカンティ教授が「小保方の博士論文、もらってないし読んでない」と言っていたという報道がありました。http://www.j-cast.com/2014/03/20199793.html?igred=on
しかし、バカンティさんは博士論文審査の副査だったはずですよね?バカンティさんの主張が本当だとすると「小保方氏博士論文の審査報告書は偽造」だ、ということになります。博士論文自体の剽窃の問題よりも遙かに大きな問題。早稲田大は直ぐにでも反論した方が良いと思いますが。
このエントリでは、11jigen氏のブログ http://stapcells.blogspot.jp/ の情報をもとに博士論文のコピペ量のランキングを作って掲載していました。しかし、11jigen氏自身が分かりやすいランキングを掲載なさっていて、ここに同じものを書く意味もないので、このエントリからは削除しました。
「オボる」=「剽窃する」と定着しそうな勢いの昨今ですが,
英語論文→英語論文への剽窃(コピペ)はかなり発覚しやすいものです。
特に隠す意図がない場合は,いま多くの人が暴かれているように簡単にわかります。
「自分は日本語で博論を書いているからOK」と思っている博士号取得者もいるはずですが,
他者の英語論文の序論を丸ごと日本語訳して序論としている博論はぜったいにあります。
正直なところ,その論文を引用していれば,「剽窃かどうか」はけっこう微妙な問題となると思いますが,
悪質な場合(悪意を持って行った場合)は,剽窃元の論文は引用されていないでしょう。
私自身,研究者のはしくれなので,論文を書く際にレビュー論文(まとめ記事の様に,これまでの研究の流れをまとめた論文)を大いに参考にします。
だいたいは,「Aはこういう結果で,Bはこういう結果である。したがって,○○は〜である(詳しくはレビューとしてXXを参照)。」と書きます。
A,Bについても大抵はレビュー論文(XX)に書いてあります。
面倒ですが,レビュー論文にも間違いがあるので,自分でもA,Bに一応目を通します。
結果的には,XXと似た様なニュアンスで記述することになってしまいますが…。
しかし,上記の書き方であれば,剽窃には当たらないと思います。まぁ,「XXをコピペして改変した」ように見えるんですけどね。
このように,剽窃する意図がない場合はレビュー論文と文章が似てしまうのは許容しつつも,レビュー論文を”ふつうは”引用します。
一方で,意図的に剽窃した(英語論文をまるまる日本語訳した)人がいるとすれば,元の論文を引用することはないでしょう。ばれたら困るから。
「日本語論文で英語論文を剽窃=元論文を引用しないにもかからず,内容が酷似している」と言えます。
ただ残念なことに,この種類の剽窃行為ってほとんどわからないんですよね。
博論を書ける人は英語が読める人なので,そのまま日本語訳されるとよっぽどのことがない限りはバレようがないです。
世の中には,博論の要件(査読論文数本)を満たせずに,なくなく学籍を残す人や,
苦労して,査読論文を書き,ちゃんと博論を書いて,博士号を取った人もいるのにかかわらず,
剽窃をして博士号を取得している人がいると思うと非常に悲しく,腹立たしいです。
ばれるばれないに関わらず,恥を知ってほしい。できれば,学位を返上してほしいですね。
する気がなければそこでやめてもいい。
はおかしい。
「早稲田の剽窃」を叩きたいなら「剽窃は早稲田独自の文化である」というような論はおかしい。
「早稲田の剽窃」を叩きたいなら「早稲田の剽窃」を叩けばいいのだ。
これは公私関係ない。
「剽窃は早稲田独自の文化である」と言いたいならそれなりに他も調べなくてはいけない。
悪魔の証明になるから全てを調べることは出来ないだろうけど、「どうやら早稲田の論文には剽窃が多いようだ」くらいの事は言える。
俺とお前がクソまみれになりながらクソクソ言い合っているようにな。
そうか。それは残念だ。
100近くかそれ以上の数がある学部全部の研究室の雰囲気や教授の性格を把握しているなんてありえないのに、
あたかも学部全体の雰囲気を把握しているような書き方をしてるのは良くない
最後に
と書いてあくまで自分の知ってる範囲での話ですよって、逃げを作ってる。
「早稲田の博士論文には剽窃がある」という主張に関しては、「おそらく他大学の博士論文にも同程度の剽窃が見られるだろう、これは早稲田のみの問題ではないのでは」と考えます
この1行だけでいいだろ。
私は大学院は他大学を選んだため、早稲田の理工の大学院へとは進学しませんでしたが
卒業研究の際に早稲田の理工で院生と一緒に研究した経験があるため「早稲田理工の研究文化」にも一定の知識があります。
そして、https://twitter.com/JuuichiJigenさんなどにより、あまりにもひどい疑惑を早稲田がかけられているため、匿名ダイアリーにまとめさせて頂きます。
ありえません。少なくとも私の研究室では「絶対にそれは許されな」かったですし、他研究室でもそれを許す風潮はありません。
また、授業でも再三「剽窃はやってはダメなことである」という話をされます。
例えば、「Technical Writing」という英語で論文を書く授業で散々「剽窃は行ってはならない」という話を耳にタコができるほど聞かされるため、「それがダメであることを知らない」こともありえません。
https://twitter.com/JuuichiJigenさんは、「早稲田大学では、博士論文の背景(Intro、Background)は他人の論文をコピペ(盗用、剽窃)しても良いという文化が普及しており」とTwitter上で明言していますが、これは「全くの嘘」です。
早稲田大学では「捏造文化」があるという謂われない疑惑が蔓延していますが、これは一切ありえません。
私は、国立と私立の間で「授業で行う剽窃についての教育」の質の差を一切感じませんでした。
そのため、早稲田理工出身者の私が言うのもおかしいですが、もし仮に「博士論文において剽窃が蔓延している」とすれば、これは「早稲田理工のみの問題ではない」と考えます。
「剽窃についての授業が行われており、それを聞いた上でなお、剽窃を続ける者が居る。」
ということを考えれば、他大学の博士論文でもこのような剽窃が行われている可能性があるというのは明らかです。
https://twitter.com/JuuichiJigenさんは、(おそらく注目を集めるために)早稲田大学の剽窃のみをひたすら調べているようですが、
早稲田のみならず、多くの大学の博士論文が(特にバイオ系でしょうか)一定の「剽窃」を行っているものだと考えます。
「しかし、剽窃を行った小保方さんは『早稲田大学の博士課程』で学んでいるのだから…」
と仰る方も多いでしょうが、小保方さんは博士課程では「東京女子医大教授の大和雅之教授」の元で研究しており、博士課程のうちの大部分を「ハーバード大学医学部のチャールズヴァカンティ教授」の元で過ごしています。早稲田の博士課程のみで学んだわけではありません。小保方さんの剽窃癖を「早稲田の理工に剽窃文化がある」と結びつけるのはいささか無理がある主張だと考えます。
以上のように、私は「早稲田理工には捏造文化は無い」と断言しますし、
「早稲田の博士論文には剽窃がある」という主張に関しては、「おそらく他大学の博士論文にも同程度の剽窃が見られるだろう、これは早稲田のみの問題ではないのでは」と考えます。
https://twitter.com/JuuichiJigenさんがもし、それでも「早稲田のみに剽窃文化があり、他大学にはない」と主張されるようであれば、他大学の剽窃についても調べて見てはいかがでしょうか。
これらの件に関して、早稲田理工出身の多くの方が「早稲田で捏造を良しとされたことはない」と感じたと思います。
前回の増田に上がって居た「早稲田では捏造がよくある」などといった文章に対しても、「そんなことはなかった」と主張される早稲田理工卒の方が居らっしゃったようにも記憶しています。
http://anond.hatelabo.jp/20140319082652
学部のレポートや学生実験レベルであれば、東大にもコピペ文化はあった。「コピペされることを前提に手書きでレポートを提出させる」なんていう話があったが、東大でもこれを言っている教員はいた。
もちろん、文字通りコピペというのは単位がもらえないという意識があったし、実際そうした処分を受けた人学生もいた。だから、文章表現を変えて、文の順番を入れ替えるくらいはしたけれど、それすら全員がしていたかは疑問。というのも、そもそも東大には「単位なんて適当で良いよね。きちんと研究してなんぼでしょ」という雰囲気があり、学生も教員もレポートとかあまり重視していなかったところがあったから。全員とは言わないが少なくとも1/3くらいの教員はそうみなされていた。小保方さん並のコピペをして見逃されていた学生もそれなりにいたのではないかと予想している。
ただ、外部に出すような論文や、学位論文レベルになると、話は別で、そこで他人の論文を丸々コピペというのは感覚としてありえない。なので、早稲田大学の学生実験や学部レポートで「コピペが当たり前だったよね」的な話があったからと言って、それをただちに研究のレベルと結びつけるのはちょっと違うのではないかと思う。前者は多少の温度差は別にして、どの大学でもあると思うし、後者は理解不能。
早稲田大学の特定の研究室で、学位論文での剽窃が蔓延していたのなら、
1. それらの研究室に限ったことと考える
2. 早稲田大学に固有の問題だと考える
3 どの大学にもあるのだと考える
3つの可能性があるわけで、1や3の可能性をすっ飛ばして2だけを考えるのはおかしいだろう。
いずれにせよ、大部分の研究者からは理解不能な行為なので、実際にどうかは分からないけれど、今ある情報から、3ではなく2の方がありそうだと考える根拠はなく、そのように思えるのは確証バイアスの一種だと考える方が今のところ蓋然性が高そうに思える。
剽窃がダメなのは、研究者としての最低限のモラルの問題で、こんなに必死に反論しなくちゃいけない状態自体が異常。
小保方さんが「(早稲田では)論文で剽窃はダメだと習わなかった」と告白、
その研究室の関係者の論文を調べたらいとも簡単に盗用が見つかれば、
と勘ぐられても当然だろう。
上智大学ではコピペ君というソフトが導入されていて、ネット上からのコピペや専攻研究からの剽窃は一発でバレるようになっている。
コピーについては結局のところ、大学の文化が根づいてしまっている気がします。
もちろん、他人が作ったもののコピーは禁止であると教わりますが、他の方もこの匿名ダイアリーで書かれている通り、「先輩や友人のレポートを写す」文化が少なからずあります。
複数のレポートを切り貼りして出せば、一見オリジナルなレポートができるからです。
この程度なら、これくらい変えて書けば…といった事が、私自身の周りでもありました。
大学に入った当初からこのような文化で生活をしていれば、当然論文を書くときにも影響が出てくるでしょう。
ただ、良い論文というのは、過去の論文からの引用が多いかどうかによって決まる部分もあります。
もちろん、引用したところをしっかりと明記する必要がありますが、明記すれば立派な「引用」です。なければ「剽窃」になります。
事実、小保方さんが発表したコメントの中にも「これがやってはいけないことであるという認識がなかった。」とコメントがあったように、それに関する指導が甘かったのではないかなあ…とも思います。
科学は「あるべき」論を欲しない。それが求めるのはただ「である」の集大成であって、科学が科学者に「あるべき」姿を望んだことなぞ金輪際ない。「あるべき」姿を求める行為は常に人と社会の関わりの間でのみ起こりうる現象であり、すなわちそれを求めるのは科学でなくて社会なのであるからして、まるで科学そのものの原理として、「あるべき」姿のごとき、ともすれば宗教のタブー・律法のようなものが存在するかのような議論は、極めて非科学的と断ずる他ない。
ノバルティス社の臨床試験データ偽装は何が問題だったのか。言うまでもなく、効果の不確かな薬品をそうでないと偽って売り出そうとした商業的な詐欺の片棒をかついだことであり、すなわち社会的行為としての罪であって、決して科学として「あるべき」姿を犯したからでも、タブーを破って神の怒りを買ったからでもない。科学はいついかなるときもその「あるべき」姿を自ら求めることはなく、従って「あるべき」ように見える科学のあり方に反したことそのものが罪になることなどあり得ない。
論文の剽窃もまた、何故か当たり前の様に科学そのもののルールに反した行為のように語られているが、実際のところそれの何が問題であるのかと言うと、単に労働市場の競争原理にもとる行為であるからに他ならない。誰が誰を剽窃し功績を偽ろうと、それは科学の「である」ことの積み重ねそのものには何の直接的な影響もないし、それを利用するものにとって、正しい知識が誰から得られたものであるのかを気にする意味はない。ただ、金銭や名誉という社会的なインセンティブが人間としての科学者に間接的な影響をもたらすのみである。
不思議な現象は、科学哲学の立場からこれらの「あるべき」論を押しつける風潮のあることである。しかし、科学哲学は科学がどう「である」かを論じるものであって、科学がどうで「あるべき」かを論じるものではない。哲学に出来るのは、それが「科学と呼べるのかどうか」を「哲学の外」(主に科学の現場)から持って来た観察を元にすりあわせることだけであって、「哲学の中」で決まった「あるべき」論を元に「これは科学」「これは科学でない」と勝手に現場の事象を振り分ける様になってしまっては、宗教原理をもとにありとあらゆる森羅万象を解釈する妄信と何ら変わらなくなってしまう。
科学論文の不正、捏造が批判されるべきでないなどとは言わない。言うはずがない。しかし、このように本当のところ何が問題であるのかは社会的行為として誰が誰に罪を負うのかを個別の事例として見なければはっきりとは言いがたいものであって、それが「科学」であるが故に「いかなる瑕疵も許されない」、「たった一つの不正が信頼を揺るがす」などとヒステリックに騒ぐのは、ナイーブと言うか原理主義的と言うか、非常に危うい日本人の知的状況を浮き彫りにするだけのものに見える。科学をもって「信頼を損ねる」などと、信じるか信じないかの問題にしようとしてしまう勢力を前にして、「科学も所詮現代の宗教」とシニカルに眺めていれば良い状況とは、自分にはとても思えない。
単純にできました!っていう発表だけでなくて、きちんと関連の実験まで済んだうえでの発表だった。
大学や研究機関で記者会見するような発表は大概論文がきちんと通った後にあるものだから、そりゃ当然じゃね?
この場合の「関連の実験」ってのをあんたが何を示してるのか知らないけど、論文に載ってるデータとかはそりゃきちんと済んだものだけ、のはずで。(捏造でなければ)
これは何の話?皆失敗してるんじゃないの?
なのに、そこでなされた報道が「リケジョ」じゃない?「ムーミン」じゃない??
ガクっとくるよね。
でも、それは、山中教授がノーベル賞取った時だって報道されるのは奥さんとのエピソードとか洗濯機がどうのこうのとかくだらないものが中心だったじゃん?
しかも、今回の場合は、理研がプロデュースしたアイドル発表だったんだから、マスコミだけではなくて発表する側にも大問題があったわけで。
小保方さんの論文の作成手法は剽窃にまみれたものだったようだけれど、実験は大得意だけどそれをまとめるのは好きじゃないっていう人、実際に結構いるし。結果として動くものがあるんだから、ドキュメントなんて適当でいいじゃないという彼女の心境は、作ったソフトウエア、もう動いてるし、運用されてるし、製造したあとに詳細設計書かけとかいわれても、じゃあ切り貼りじゃだめですか?というSEのそれと本質的にはかわらないでしょう。
そもそも、結果として、ってその結果は嘘だった可能性が高いわけだし。
そもそも、彼女がしたことは「切り貼り」ではない。単なる「コピペ」しかもそれを参考文献もなくパクリなので著作権法にも反する。公に発表してるんだから。
SEが動くからいいでしょ、って、ライセンスを無視してコードをパクって入れたら大問題だろ?
説明書だって、客に出すようなものに、他の製品のコピペを入れたら大問題だろ?
いや、バグとかさ、単なる「ミス」だったら、その後、そのミスを正しく認め、正しい情報を出し、論文を取り下げ、と言うことをすれば、それはほとんど問題がない話。
勿論、信用は落ちるが、誰だってミスはするし、そういったミスは実際大きな研究機関でもいくらでも出してる。
そこは区別してくれよ。
だからこそ、今回のことも、さんざん、「単なるミス」で済まそうとしてるだろ?
写真をただただ取り間違えただけとか。
だけど、切り貼りの部分はどうやら明らかに「意図的」なものだったみたいだし
(知らなかった、と言っているのが本当ならその部分は認めたことになる。
ただし、恐らく、「知らなかった」なんて事はあり得ない。流石に研究者の間で生きてればそんなアホな事は言えない。もう言い逃れが出来ないところに来ての単なる言い訳としか思えない。)
それがあると、やっぱり、写真とかも意図的な捏造だろう、と思ってしまうだろう。
勿論、今後、「正しい」写真が出てくれば別だけど、すぐにそういうものが出てくるわけでもないみたいだし。
論文が糞残念なことよりも、実験が正常だったのかどうかのほうが気になる。理研さんは実験ノートを見る限り実験はきちんとおこなわれているといってるし、ハーバードのチームは関連実験に進んでるんでしょ?
実験ノートに捏造しました、なんて書いてあるわけ無いし、もし仮に、「正しい実験ノート」があるなら、
STAPが出来た、とされる「正しい」写真がログノートに記録してあるだろ。
それがあればそれを発表すりゃいいだけ、でも何故それがない?それがない限り、ログノートが正常だったかどうか、なんて判断しようがない。
仮説が大いに間違ってて、そこを辻褄あわせるために切り貼りしちゃったみたいな無邪気でいてそれでいて致命的な失敗は、日本の科学における、あらゆるものに逆風をもたらすかもしれない。でも、実験そのもが作為や土器埋めちゃった系の創作がないと信じるのであれば、この逆風は超えなければいけない試練なんだとおもう。
信じるのであればね?
もしそうなら、勿論、じゃあ、なんで失敗して間違っちゃったか、それをきちんと説明してやれば、はっきり言ってそれ程大きな問題ではない。
でも、博士論文等色々な部分から、研究者としての脂質自体が問われる様になってしまってるし、
ここまで来ると、もう彼女の事を信じられない、と思うのはしかたがないこと。
もはや、決定的な「正しい」証拠を出さない限り、これが捏造ではなく、単なるミスだった、なんて誰も信じない。
というか、だから、STAPが本当なら本当で、その正しい写真やデータを提供しなおせば良いだけでしょ?
それがない限り、捏造以外の何物でもない。
デマ拡散に手を貸したと言われたので、せっかくなのでフルボッコされてる彼女を擁護してみるよ。
デマとされているSTAP細胞、純粋にそんなバカなと思うぐらい驚いたんだよ。インパクト半端なかった。
応用化学科で生命工系の研究室にいたこともあったので、それがどういう意味を持つのかはわかったし、将来どこまで波及するのかが想像できたんだ。
様々な分野で結果を残していて尊敬できる研究機関である理研が発表した論文で、データ・セットもしっかりしているし、マーカー組み込んで蛍光発光まで確認したり、幹細胞であることを証明するためにそこからクローンを作成したりしていた。
単純にできました!っていう発表だけでなくて、きちんと関連の実験まで済んだうえでの発表だった。
まじか、すげぇな、とんでもないな。ありえないな。まじか、すげぇな、まじか、と。繰り返しちゃうぐらい。
なのに、そこでなされた報道が「リケジョ」じゃない?「ムーミン」じゃない??
ガクっとくるよね。
そりゃ、論文の内容を査読するような報道がすぐにでるわけはないのだけれども、あまりにもだよ。
なんで普通に研究について書かれているブログがあるだけで嬉しかったんだよ。
でね、肝心のSTAP細胞の実在性、惹起性変化がありえるのかについてだけれども、2014年の今、あらためてこの分野が研究されるのはいいことなんじゃないのかなと思うんだよね。
発光現象はただの死滅細胞で、幹細胞はもしかしたら意図的な混入で、本当はかけらも存在しないのかもしれないけれど、理研が細胞外環境研究チームを組織しているように、これは現代においては再び研究のテーマとしては成立しうると思うんだよね。なぜなら変化をデバッグできるようになったから。
小保方さんの論文の作成手法は剽窃にまみれたものだったようだけれど、実験は大得意だけどそれをまとめるのは好きじゃないっていう人、実際に結構いるし。結果として動くものがあるんだから、ドキュメントなんて適当でいいじゃないという彼女の心境は、作ったソフトウエア、もう動いてるし、運用されてるし、製造したあとに詳細設計書かけとかいわれても、じゃあ切り貼りじゃだめですか?というSEのそれと本質的にはかわらないでしょう。
実際そこにバグ、瑕疵があれば責任者が遡及して責めを負うわけで、今回は彼女がそうなってしまっているわけだけれども、もし、細胞外環境による形質変化の惹起がありえるのだとしたら、それは歴史が証明することだけれども(便利な言葉!)やはり彼女は一度はドロにまみれたけれども歴史上の偉人にはなる可能性はやはりまだあるとおもうんだよ。そして歴史にも歴史的発見に伴った初動における誤認は例の枚挙に暇がない。・・・気もする。
論文が糞残念なことよりも、実験が正常だったのかどうかのほうが気になる。理研さんは実験ノートを見る限り実験はきちんとおこなわれているといってるし、ハーバードのチームは関連実験に進んでるんでしょ?
仮説が大いに間違ってて、そこを辻褄あわせるために切り貼りしちゃったみたいな無邪気でいてそれでいて致命的な失敗は、日本の科学における、あらゆるものに逆風をもたらすかもしれない。でも、実験そのもが作為や土器埋めちゃった系の創作がないと信じるのであれば、この逆風は超えなければいけない試練なんだとおもう。
擁護になってる?
早大理工で教員(任期付き)と学生(学部から博士まで)の両方の経験がある者です。今は早稲田にはいません。男性です。
小保方博士の博士論文に関する一連の話と早稲田大学の学位に関する批判、
そしてこちらのお話を読んでわりと感情的になってしまい筆をとった次第です。
http://anond.hatelabo.jp/20140314233406
基本的にはこの日記での話は早稲田に絞ります。他大学のことは人づてに噂を聞く程度なので詳細な話はわかりません。
元記事、いいたいことは凄い良くわかります。大方の早稲田の学生のノリはこれでしょう。
ただ、全員がそうだとは思ってほしくない。
レポート・研究を汗水たらしてやっている学生もいる、学生の為を思い指導する教員もいる。
2-6-2の法則じゃないですか?そりゃ、やる気のない人もいますよ。
このような批判は普通は気にしませんが、なぜか理性的に考えられず感情的になってしまうのが研究と博士号に関する話。
「早稲田はコピペでも博士取れるんでしょ」とか言われると腹が立ちます。
客観的に見るとそんなこと気にしなくていいのでは?と思うでしょう。けど困ったことに本当に腹が立つんですよ。
それはおそらく博士号取得の過程が私の研究者としての原点で、自分が本当に頑張ったと恥ずかしげもなく言えるほど頑張ったからです。
「はいはい、頑張った自慢ですか?」という批判も気になりません。
そもそも博士課程は修士取得後3年間と言われていますが、基本的には何年いたかではなく成果が全てです。
産学連携プロジェクトで企業ともに数年かけて研究・開発を行いやっと出た成果。
論文を書くと先生に原稿が真っ黒になるほど直される、後輩にグチを言いながらも頑張って修正した論文は審査に落ちる(リジェクトされる)。
けど這いつくばってまた直して、審査に通り(アクセプトされる)、新たなテーマで似たようなことを繰り返す。
やっと博士論文をかけると思ったらは先生を殴りたくなるほど色々な議論があり(先生ごめんなさい)。ようやく学位授与式でガウンを着るのを許される。
そこには「あなたは4年間で130単位とったので学部卒業ですね」とは全く違う達成感・誇りがあります。
だって、宇宙の様に広い科学の研究分野の中の非常に狭い範囲を2ミリだけ、いや2ミリも広げたんですもの!
実際小保方博士がどのようなプロセスで博士号を取得されたのは今の段階ではわかりません。
コピペの件があるのでなんとも言えませんが、おそらく似たような経験をしてきたのではないかと思います。いや、思いたいです。
数ある疑惑はあるものの、根幹の部分ではウソをついてると思いたくないわけで、少なくとも今の段階ではSTAPの存在を信じたいのです。
最悪の場合、小保方さんとその指導教員が2-6-2の下の2になってしまう可能性はありますが...
はてブやTwitter等でコメント頂いた様で有難うございます。共感されるとの方もいて嬉しいです。いくつか補足です。
[補足]
「博士号=オメガの勲章説」は正しいです。よく言われるのが博士号は「足の裏の米粒」と言います。その心は「取りたくて気になって仕方がないが、取っても食えない」
「130単位とったらハイ卒業」は言い過ぎました。気を悪くした方ごめんなさい。ちなみに早稲田でも学部、修士でそれぞれ卒論・修論審査があります。
博士審査と大学について。この日記の話はたまっていた感情を吐き出した様なお話です。
「博士はコピペでOK何でしょ」に対して博士取得者として言われっぱなしは嫌だったので「博士号とるのはホント大変なんですよ」ということが言いたかったのです。
ただ、今回の問題で早稲田大学という学位を授与する機構への信用が揺らいでいることは間違いありません。
まずは真相を究明し、問題再発がないようにするべきです。
[補足2]
博士号をとる条件は分野により大きく異なります。基本的には学科ごとに規定があります。
私の所属していた学科のルールは論文に関しては「筆頭著者で国外の主要な国際会議(カンファレンス)1本+国内外のジャーナル1本」でした。
このルールに学科や指導教員の暗黙のルール(国際会議もう1本欲しいよね等)が加わることもあります。
そして、この条件を満たすと指導教員から「そろそろ博士論文書いて卒業するか?」というお達しが来るわけです。
この時は嬉しいことは嬉しいのですがとても複雑な心情です。その後教授会の議題に上がり、主に業績のチェックが行われ、承認されると博士論文の執筆を開始します。
論文完成後、公聴会(いわゆるPh.D Defense)で審査を受け、様々な会議体にかけられた後最終的に合否が決まります。
詳細なフローに興味がある方は以下をご覧ください。
http://www.sci.waseda.ac.jp/students/doctoralthesis/process/
当初私が小保方博士と早稲田を擁護するような記述をしたのこのようになチェック体制があるからなのです。
つまり、責任転嫁するわけではありませんが博士論文の審査を開始する前に利害関係にない第三者による審査(ジャーナルやカンファレンスの論文)があるわけです。
今回の件はずさんな論文でもNatureの査読が通ってしまったという話なのでもはや説得力がないかもしれませんが、
国際会議やジャーナルに筆頭著者で通しているということはその人の実力を客観的に示しているはずなんですよね..
ただ、本人が博士論文取り下げと言っている現状では、私も意見を変えざるを得ないかもしれません。
話は変わりますが、博士学生のあるあるネタが漫画になっているPh.D Comicsというのが有ります。良かったらみなさんも読んでみてください。
http://phdcomics.com/comics.php
A(私):STAP細胞問題についてある大学教授や研究員がこんなことをつぶやいている。
これから査読を引き受ける際に、捏造や剽窃まで念頭に入れて論文を読まないといけないとしたら、やってられない。 https://twitter.com/hirokagi/status/442575902942035968
理研のSTAP細胞問題で驚くのは、倫理観の欠如だ。ここまで滅茶苦茶だと、何を信じてよいのか分からない。写真を使いまわされても、画像を操作されても、レフェリーが見抜くのは難しい。全ての著者の過去の論文に全部目を通すのは無理だ。 https://twitter.com/galois225/status/442623715348455424
インチキ論文を査読するのは全く無駄なので、査読した人たちのリソース(時間)が無駄になる。上手に文章を書くところまでは許容範囲だけれど、データ自体が捏造であるのは、許容されません。 https://twitter.com/buvery/status/442577799451119618
B(歴史学者):それは学問に身をおくものとして怠慢だ。そのような発言を学者や研究者がしてはいけない。
A:しかし実際にこの問題をきっかけに今後チェック体制が厳しくなると、時間やお金や人員を余分に割く必要が生まれるので、彼らの発言は愚痴ではあるがもっともでは。
B:このような学問の妨げとなるような発言をしてはいけない。あのような論文を上に通さないためにも査読とは時間をかけるものだ。
A:現存する全ての論文や写真を把握するのは無理だ。だから不正はないというある程度の信頼性によって成り立っていたはずが、この一件でそれが崩れそうになっている。改善するために新たにリソースを割くことで効率も落ちる。彼らはそれを愚痴にしている。
B:愚痴を言うべきではない。論文というものは時間をかけて多くの人が査読し審査するものだ。今回は気付けずにNatureにまで通してしまった理研内部の怠慢でもあるし、Natureにも厳しく審査をするレフェリーがいるはずなのにこうなってしまった。
A:では愚痴の必要性については個人の主観なのでこれ以上議論する気はない。ただ彼らの言うように剽窃を完全に見抜くのは不可能だ。本来ならばNatureは剽窃を100%完全に見抜くことは可能だと?
B:可能だ。Natureほどであればしっかりとしたレフェリー体制が整っており、何重にも審査している。しかしながら今回はそこの怠慢で起きてしまったミスだ。
A:Natureがどの程度の人員と時間をかけているかは不明だが、完全に剽窃を見抜くのは物理的に不可能ではないか。
小休止
実際にNature の査読ポリシー(Peer-review policy : authors & referees @ npg)には以下のような記述があります。
(私なりの日本語直訳を併記、正確には元の英文を参照してください)
"If the manuscript is deemed important enough to be published in a high visibility journal, referees ensure that it is internally consistent, thereby ferreting out spurious conclusions or clumsy frauds.
(対象とする論文が)雑誌に掲載するに値する重要性があると認められるならば、査読者は誤った結論(spurious conclusions)や不器用な不正(clumsy frauds)を探し出した(ferret out)上で、論文が首尾一貫していることを確認する。"
"Journal editors do not expect peer review to ferret out cleverly concealed, deliberate deceptions.
巧妙に隠された意図的な虚偽(cleverly concealed, deliberate deceptions)を査読者が見つけ出すことは期待しない。"
ただし、巧妙な不正を見抜くことは無理。
「論文の査読ではデータ捏造などの不正を見つけることはあまり期待されていない」 http://masa-cbl.hatenadiary.jp/entry/20140311/1394548424
日本のマスメディアはなぜか『nature』を金科玉条のように扱っているんだが、同誌に掲載された論文の半分はのちのちの検証で間違いだったことが判明するそうです。もちろん『nature』では専門家らに論文を査読させ、ある程度の裏付けを取ってから掲載します。しかし、それも完全ではあり得ない。これまで世界中に出ている全ての論文や画像データに目を通し、それらを正確に記憶している研究者などいません。
「なぜ『nature』は「STAP細胞」論文を掲載したか」 http://agora-web.jp/archives/1585914.html
A:これらのように、Natureは査読する上で完全に不正を見抜くことは想定していないとしている。
B:それならばNatureの査読システムは腐っている。もしくは自然科学という分野が腐っている。査読の過程で不正を見抜くことを放棄してはいけない。
A:しかしながらこの査読ポリシーは合理的だ。やはり現存する全ての論文を把握し不正を見抜くのは現実味がない。時間がかかりすぎる。
B:自然科学の分野においてはそうかもしれないが、人文科学、たとえば歴史学の論文においては査読は正確に行っている。
A:分野の問題ではない。どの分野であろうが、膨大な数の論文がある現状で剽窃を100%見抜くのは不可能だ。
B:不可能ではない。一体Natureの何を守ろうとしている?
A:今の文脈のどこにNatureを擁護する要素があったのか。自然科学と人文科学の間に優劣をつけているわけでもない。剽窃を完全に見抜くのは不可能だと言っている。
B:あの論文を上に通してしまった人達に責任がある。なぜチェックできなかったのか。このせいで世間から学問の根底が疑われてしまう。
A:Natureに通すまでにあの論文を通したあらゆる人に責任は生ずる。この一件により、今後査読者は「この論文は剽窃ではないか」ということを念頭に置かなければいけなくなり、本来不必要であった労力を費やすことになる。
A:労力を費やしていないとは一言も言っていない。さらに別の労力が必要になると言っている。
以下平行線
オボカタさんのコピペ騒動で古傷が傷んでるやついる?
教職過程に足りない科目を取ってた他大学の通信教育の最終レポートで、同じようなことをしたことがある。
結論から言うと、あとで全部バレてやり直し。やり直しですんだのは情けをかけてくれたんだと思う。
結局教師にならなかったけど。
採点者にバレなさそうな、よくまとまったソースを探し、わからないように加工、細工し、何食わぬ顔で提出する。
そんなことしてるうちに、剽窃したソースが自分の成果のように思えてきて、とても気分がよくなる。
早めに仕上げて、一緒に通信教育を受けていた友達に見せて「すごいねー!」と言ってもらおうとしたこともあった
オボカタさんも同じかんじだったのかなー
最初は楽しよう、と思ってただけだったのが、褒められるうちに研究者を目指すようになって、
だんだんと、今から正当なルートで努力だけではどうにもならない、手に余るものをどうにかしなきゃいけなくなって……
どうなるんだろうな………
『STAP細胞の論文に関して3月12日現在に得られる情報で思うこと』
http://d.hatena.ne.jp/lastline/20140312/1394566531
個人的には、Natureにおける博士論文の図の流用が決定的だなと感じています。流用するにしてもなぜ博士論文の図を用いたのか。小保方氏の倫理面以前に精神面が理解できません。
理系には小保方氏の行動が理解できないらしい。ここはひとつ、やはりスタートラインに戻ろう。
ここまで来ると以下のコメントが内部を知る者のコメントとしてがぜん現実性を増す。
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=625569&cid=2557435
一方で最近、Oさんが、Sさんからのセクハラとして上層部に訴えてたりと内情はカオスですから、それをSさんが知れば状況は一転するかも。ちょっと前まで上層部は二人まとめてクビ切ろうとしてたわけで、Sさんも掌を返さざるを得ないでしょう。
湊かなえばりに、何者かが論文中に時限爆弾をしかけ、Oさんを騙し導き、そして性的関心として脅す。
おそらく、Oさんは剽窃を知らず言われるがままに文章を使用したのではなかろうか。
そして、若山教授が説得してくれたおかげで、どういうことに巻き込まれたのか理解することとなる。
ただしこの言動がSさんに裏切りとうつり、報復として剽窃箇所の暴露、爆弾をぶち上げる。
明日の発表では小保方氏がひとりで責任を取り、科学者の道から遠のくであろう。
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この筋書きでサスペンス大賞取れませんかね?