私は大学院は他大学を選んだため、早稲田の理工の大学院へとは進学しませんでしたが
卒業研究の際に早稲田の理工で院生と一緒に研究した経験があるため「早稲田理工の研究文化」にも一定の知識があります。
そして、https://twitter.com/JuuichiJigenさんなどにより、あまりにもひどい疑惑を早稲田がかけられているため、匿名ダイアリーにまとめさせて頂きます。
ありえません。少なくとも私の研究室では「絶対にそれは許されな」かったですし、他研究室でもそれを許す風潮はありません。
また、授業でも再三「剽窃はやってはダメなことである」という話をされます。
例えば、「Technical Writing」という英語で論文を書く授業で散々「剽窃は行ってはならない」という話を耳にタコができるほど聞かされるため、「それがダメであることを知らない」こともありえません。
https://twitter.com/JuuichiJigenさんは、「早稲田大学では、博士論文の背景(Intro、Background)は他人の論文をコピペ(盗用、剽窃)しても良いという文化が普及しており」とTwitter上で明言していますが、これは「全くの嘘」です。
早稲田大学では「捏造文化」があるという謂われない疑惑が蔓延していますが、これは一切ありえません。
私は、国立と私立の間で「授業で行う剽窃についての教育」の質の差を一切感じませんでした。
そのため、早稲田理工出身者の私が言うのもおかしいですが、もし仮に「博士論文において剽窃が蔓延している」とすれば、これは「早稲田理工のみの問題ではない」と考えます。
「剽窃についての授業が行われており、それを聞いた上でなお、剽窃を続ける者が居る。」
ということを考えれば、他大学の博士論文でもこのような剽窃が行われている可能性があるというのは明らかです。
https://twitter.com/JuuichiJigenさんは、(おそらく注目を集めるために)早稲田大学の剽窃のみをひたすら調べているようですが、
早稲田のみならず、多くの大学の博士論文が(特にバイオ系でしょうか)一定の「剽窃」を行っているものだと考えます。
「しかし、剽窃を行った小保方さんは『早稲田大学の博士課程』で学んでいるのだから…」
と仰る方も多いでしょうが、小保方さんは博士課程では「東京女子医大教授の大和雅之教授」の元で研究しており、博士課程のうちの大部分を「ハーバード大学医学部のチャールズヴァカンティ教授」の元で過ごしています。早稲田の博士課程のみで学んだわけではありません。小保方さんの剽窃癖を「早稲田の理工に剽窃文化がある」と結びつけるのはいささか無理がある主張だと考えます。
以上のように、私は「早稲田理工には捏造文化は無い」と断言しますし、
「早稲田の博士論文には剽窃がある」という主張に関しては、「おそらく他大学の博士論文にも同程度の剽窃が見られるだろう、これは早稲田のみの問題ではないのでは」と考えます。
https://twitter.com/JuuichiJigenさんがもし、それでも「早稲田のみに剽窃文化があり、他大学にはない」と主張されるようであれば、他大学の剽窃についても調べて見てはいかがでしょうか。
これらの件に関して、早稲田理工出身の多くの方が「早稲田で捏造を良しとされたことはない」と感じたと思います。
前回の増田に上がって居た「早稲田では捏造がよくある」などといった文章に対しても、「そんなことはなかった」と主張される早稲田理工卒の方が居らっしゃったようにも記憶しています。
「早稲田の博士論文には剽窃がある」という主張に関しては、「おそらく他大学の博士論文にも同程度の剽窃が見られるだろう、これは早稲田のみの問題ではないのでは」と考えます ...