「歓待」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 歓待とは

2024-02-11

anond:20240210204141

星新一ショートショート

人型生命体のいる星にたどり着いて歓待される

酔った勢いキスを教えたら大流行

しかし実は口だと思ってたのは肛門だったのです

って話があったな

2023-12-12

親父が毒親呪縛から少しだけ開放された

親父は毒親に育てられ、兄と大きく差をつけて扱われた弟だった

親父の父(以下父)は有名企業役員で裕福な家庭であり、その中で親父の兄(以下兄)は家父長制的な考えから優遇され、高価なものを買い与えられ、暴力行為不法行為咎められず、可愛がられて育てられたようだ

一方、親父(以下弟)は学用品バイトしないと揃わず、兄に暴力を振るわれても助けてもらえず、親父の母(以下母)から直接「[兄]は好きだがお前は嫌い」と言われたそうだ

推測だが、いつも差をつけられて不貞腐れている弟より、何でも思い通りにしてもらえて親に反抗する理由のない兄のほうが可愛く思えたのではないかと思う

兄は当然のごとく性格破綻し、成人後は無駄プライドの高いニートとなって実家寄生

近場に一人暮らしして、金が無くなった時だけ無心しに来る状態

弟の方は子供時代経験から親の愛情に飢えており、なんとか愛してもらおうと成人してから甲斐甲斐しく父母へ奉仕するようになった

出かける際の送迎

実家に通って掃除

別荘や墓の手入れ

入院時は手続きをやり毎日まれものを届ける

このようなことを無償で、かかった金は自腹でやっていた

結婚したら妻にも奉仕を手伝わせた

子供(私)ができたら、子供祖父母に嫌われそうなことをするたび神経質に叱った

大きくなるにつれて子供にも奉仕を手伝わせるようになった

それが長く続いたあと、定年した父が兄への援助を止めて、困窮した兄が父の貯金勝手に持ち出すという事件が起きた

父母は年金があるものの、稼ぎの割に老後の貯蓄がほとんど残っておらず、使い潰されたら困るため弟に助けを求めた

そして弟は裁判で取り返すことにしたのだが、持ち出された金品を調べる過程で長いこと父母に嘘をつかれていたと気がついた

父母は兄への援助を弟に話しておらず、むしろ兄はもう自立していると嘘を言っていた

弟も援助には気がついていたが、まさか生活全てを賄うほどだと思っていなかった

また、父母は過去借金して別荘なども売り払うほど困窮した時期があり、その理由を弟には「株の失敗」と説明して返済を手伝わせたが、実際は兄が散財して作った借金を肩代わりしていた

父母は極めて利己的で自分の見栄や利益を優先し平気で嘘をつく人たちなので、都合のいい奴隷が愛想を尽かして離れないよう欺いていたのである

それでも弟は、生活が脅かされている今なら父母が兄を嫌いになって自分が愛されると思って張り切った

残った貯蓄の持ち出しを防ぐため兄を実家へ入れないよう言い、裁判するにあたって兄と連絡も取らないよう頼んだ

ところが裁判の準備を進めていた年末に兄が実家へ来ていたと判明した

裁判計画を中止して欲しい兄がなんとかなあなあにするため年末挨拶にかこつけて訪問し、兄が可愛くて仕方ない父母は出前寿司を取って歓待

みんなで酒盛りして弟の悪口を言い合ってたそうだ

挨拶に来ていた父の部下だった人が密告してくれた

結局のところ父母が弟にして欲しかたことは金銭援助であり、兄との裁判などしたくないが、すでに老齢で介助が必要になってきており金銭的にも不安な状況で奴隷が逃げると困るから止めることもできなかったということらしい

ここまできてついに弟こと親父は自分が愛されることなど一生ないと気がついた

見栄っ張りの親父が私に「愛されたくて頑張ってたんだと思う」「無理だって分かった」と消沈しながら急に自分語りを始めたから相当なショックだったのだろう

子供の頃から奉仕理由に気がついてたし、祖父母性格的に兄より弟が上になることは絶対ないと知ってた』とはさすがに言えなかった

奴隷奉仕ライフワークなので続けるようだが、自腹をやめて経費請求するつもりだそうだ

2023-12-01

anond:20231130192738

結婚詐欺に遭うのは女のほうが多いけど女もケチだよな

詐欺師歓待されて良い思いしてたくせに

2023-11-22

材料はあるのに未だ食べられないSF

齢五十をとっくに超えちまった増田シナプスは時折おさないころに貪り読んで仕入れた今となってはどうにも使えない空想小説世界知識信号出力することがあるが、

今ならもしかして千葉市に行けばちょっと悪くなった油の匂いがする揚げたてのオキアミボールが喰えるのだろうか?

それとも、

もっと幼少期に隣の県の図書館たまたま出逢った児童向け空想文学オッサンと飼い猫が辿り着いた植物だらけの惑星歓待されて御馳走になったという話、

樹木のブ厚い葉っぱなのに焼くとそれぞれビーフステーキフィッシュフライの味がする植物由来蛋白質フードがいつかついに登場するのを期待していたほうがいいのか?

2023-10-29

オタク妄想すぎる映画黄龍の村

リア充パリピと一緒にキャンプしにきた陰キャ男女。目的地に着く前に車がパンクし、謎の村に辿り着く。歓待を受ける一向だが、村の不気味さを感じ始めた矢先に仲間の1人が殺される。村にはヤバい因習があり、外部の人間の肉を食っていたのだ。

仲間たちも儀式に巻き込まれピンチ。次々と殺される陽キャしか陰キャたちは違った。彼らは村への復讐のために青春時代犠牲に訓練に打ち込んだ強者だったのだ!!

それから陰キャ無双ダサいセリフとぬるいアクション漫画じみたセリフたっぷり見せてくれる。

しか陰キャたちは揃いも揃って力の抜けた(笑)やれやれ系でかなりキツイ

共感性羞恥を味わいたい方にはおすすめ!!

2023-09-29

対馬に在住している増田として、核廃棄物最終処分場の話をしたい

正直に言えば、どこか残念でありほっとしている。

対馬市長は先日、最終処分場への文献調査候補地として、応募しない旨の宣言をした。

全国ニュースで少し流れたので見た人もいるかもしれない。

もともと、核廃棄物処分場はもう十五年くらい前から誘致をしてはどうかという動きがあったのだ。当時は調査を受け入れるだけで10億円が支払われると言われていた。

しかし、前市長はこれをバッサリと切り捨てた。このとき市民運動というほどでもない、変わり者が少数でわめいていただけだったので、それですっかり火は消えてしまった。その後、前市長の後継を取った現市長就任

二期目の市長選では対抗馬として核廃棄物処分場の誘致を謳う候補立候補したものの大差で現市長当選したのである

ただし、この時の対立候補対馬となんの関係もない大阪右翼活動家刑務所服役復帰戦のような様相があり、本気で当選する気はなかったと思われる。

いずれにせよ、現市長は『最終処分場誘致派を下しての当選』という事実を得てしまった。実際は堅実な市政への評価と、なにものともしれない右翼活動家への嫌悪もだいぶんあったのだけど。

ともかくそういう民意に押されて当選した市長である

一方、市民代理人たる市議会議員たち。

彼らの何人かが青森旅行をしてきたのかは知らない。

しかし、原子力に関するどこかの組織に旅費を全部出して貰って、どこかを視察してきたらしい。

日本最終処分場などないのに、何を見てきたものか。酒宴などの歓待を受けたのか否か。日当や土産代などの現金を受け取ったのか。

それもしらない。

しかしたら、貧しい旅行勉強だけして帰ってきた可能性もある。

それでも旅費を利益関係者に出させたというのはいかにもまずかったのではなかろうか。議会でも反対派議員から突っ込まれていたし、それはそれとして今後揉めるかもしれない。

とにもかくにも、議会正式な議題として『処分場の誘致』が上がってしまったのは事実である。もちろん、誰だって別に廃棄物処分場が欲しい訳ではない。それに伴ってついてくる金が欲しいのだ。

その額たるや、文献調査を受け入れるだけで20億円。

これが微妙なのである

ざっと検索したところ、対馬市の年度支出額はおよそ250億円程度であることがわかる。

すでに文献調査受け入れを表明している北海道寿都町の年間予算規模が60億円ちょい、神恵内村に至っては20億以下だ。

対馬市が20億円貰ったとて、インパクトが弱いのだ。

これが500億円とかなら、もっとグッと賛成に傾いたかもしれないが、提示額がいかにもしょっぱすぎる。

中には「文献調査だけやって20億を貰い、本格的な設置は断ればいい」と堂々と言うものもいたが、それで国から怒られるくらいなら最初から応募しない方が市長としても、市役所としてもいいだろう。

なんせ、国境離島として国から沢山の税金を貰ってどうにか回しているのだ。国の機嫌というのは、往々にして自治体を殺すことがある。

まり20億円があまり見合っていない気がする問題があるのだ。

から推進派がいくら勢いを出しても、反対派を黙らせることはできない。

なんせしょっぱいのだ。

20億あればあれもこれも、とはならない。少なくとも市民に実感のある使い方は全くできないで消える金額しかないのだ。

さらに、対馬住民の半分くらいが水産観光で飯を食っている島だ。

この人たちの家業にはマイナス補正がついて回る。なんせ、処分場や核廃棄物記念写真をとりたい。推したい、みたいな変わり者はとても少なそうだ。最大限、好意的にみて「気にしない」。最悪「対馬産の物は徹底的に避ける」人が出てくる。実際はその間のグラデーションのどこかに皆が分布される。

逆に、仕事恩恵を受けそうな土木業者兄弟なり親戚、友人などの近しい者がかならずそういった職に就いている。

から、みんな微妙なのである。推進派議員はあまり勢いが出せない。

対して、反対派議員は誰はばかることなく大声で反対運動を展開する。

それに伴って、推進派議員が「心ない言葉を投げかけられたので、市民を訴える」だのワケのわからない展開に発展したのだが、それは横枝だ。

結局、賛成も反対も普通住民はあまり口にしなかった。

対馬という島は歴史的に、ずっと国家中央差し出す意向を飲んだり誤魔化したりして過ごしてきたのだ。騙したことは沢山あるが、面と向かって国家に反逆したことはないし、大きい島には必ずついて回る独立運動も皆無である

推進派議員も熱心に燃えさかり続ける老婆などがいたが、全体的にはトーンダウンしていき、最終的な採決では賛成10、反対8で決定した。

とにもかくにも市民代表である市議会は賛成を決めた。

『核廃棄物最終処分場として、文献調査の受け入れを進める』のが議会結論となった。

議員各自収賄問題訴訟問題は枝葉として省く。

しかしながら、そもそも市議会の権能として。

今回の議題は議決権行使ではない。調査権や同意権でもない。

意見書提出権にもとづいた市長への、議会としての意見の提出』であったわけだ。

実のところ、市議会でどう決定しようとそれは、『市議会としてはこう思っていますよ』という枠をはみ出ないのだ。

もちろん、市政というもの市民の為に行われるものであり、市民代表する市議会意見というのはかなり重要な物だし、常に尊重されている。たいていの場合においてはそのまま通る。

それでも対馬市長はこれを突っぱねた。

理由として、風評被害がすでに起きかけていること。市役所に様々なところから苦情の連絡があっているらしい。

そして、観光水産業が年に200億円近い経済規模を持っている点。風評被害で一割売り上げが減れば、それで20億の交付金は吹き飛んでしま計算になることを上げ、最後住民合意形成がなされていないと告げた。

かに現状で推進派と反対派が分かれているのなら、当然まずは見送ってみるというのは一般的判断だろう。

もっとワンサイドに推進へ傾けばともかく、議会でさえ半分に近い票が反対だったのだ。仮に市民の半数が内心的反対者なら、市長の経緯と立場から現状維持が当然だと思う。

利益を得る者は一部で、大勢不利益を被る危険があるのだから

これは、まあ逆に言えば市民もっとずっと大勢賛成して誰も反対など言えないほどの金額約束されるのなら受け入れに傾いていた可能性は高かろう。

要は、20億という金額いかにも見合わなかったのだ。

対馬といえば小さな離島と思われがちだが、長崎県の面積の2割以上は対馬が占める。案外にデカいのだ。経済規模もそれなりにデカいし、特産品もある。マグロアナゴは景気も良い。

分散した20億円の余波など個人はいくらも入らない。今時は田舎集会所を建て替えるのにも一億円がかかる時代だ。

もっともっと巨大な、皆が涎をたらして狂う対価が必要だったのだ。

そうして、それが提示されない以上、対馬市には縁がなかった。保守的田舎住民が変化を突きつけられて、ストレスに耐えられなかったというのもある。

個人的には、誘致が決まればいち早くニューモに手紙を送るなどして、自分の山を買わないかアピールするつもりだったが、土地成金の夢はあっという間に醒めてしまった。

2023-09-26

anond:20230926155846

モルガンエンゲルス

ここに欠けているのは、人類進化についての真の理解である。第3章で、G&Wは、人類学の主流派コンセンサスとされる、現存するアフリカ狩猟採集民-「小さな移動集団」で生活する素朴な民-に私たちの採食祖先をなぞらえたことを批判している。そして第4章で、彼らは考えを変える。人類学の主流派コンセンサスとは、オーストラリアアボリジニのような狩猟採集民のことである

大陸を半周し、まったく異なる言語を話す人々の間を移動しても、キャンプ自国と同じようなトーテムの部族に分かれている。このことが意味するのは、住民の半分は彼らに歓待義務を負いながらも「兄弟」「姉妹」として扱わなければならず(そのため性的関係は厳禁だった)、もう半分は潜在的な敵であると同時に結婚相手でもあったということだ。

ルイスヘンリーモーガン1877年)は、いわゆる「分類的」親族関係発見に基づいて、私たち学問分野を創設した。その原理は「兄弟の同等性」として要約できる。たとえば2人の兄弟は、その関係性に関して互いに相手立場に立つ。ある女性は妹に、『あなたの子どもは私のもの、私の子どもはあなたのもの』と言うでしょう。だから子供に関して『私有財産』という概念はない。家族生活は『核家族』ではない。すべての子どもは、数多くの異なる「母親」や他の支援者である親族の間を自由に行き来することができ、大人になるまでそのような自由享受し続ける。

人生がこのように構成されるとき、その結果は並外れたものとなる。誰もが、広大な地域に広がるつながりの鎖の中で、形式的には互いに同等に扱われる「兄弟」や「姉妹からのもてなしを期待できる。この結果のひとつは、国家が成長する土壌を持たないということだ。人々が自主的組織化され、互いに同盟を結び、育児セックスダンス、家庭生活の喜びがより共同的に経験されるようになれば、国家が入り込んで埋めるべきデッドスペース、つまり社会的空白はなくなる。国家に取って代わることな国家廃止することはできず、共同体的な家族生活今日世界では、自己組織化された近隣地域やその他のより広いコミュニティ)は、そのためのひとつ方法なのである

不思議なことに、グレーバーとウェングローはその長い著書の中で、親族関係についてほとんど何も語っていない。グレーバーとウェングローは、モルガンエンゲルスパラダイム批判する代わりに、『家族私有財産国家起源』(エンゲルス1972[1884])におけるエンゲルスヴィジョンをひっくり返している。彼らの言う「はじめにあったもの」は、私有財産宗教、そして国家である。第4章の結びの言葉引用すれば、「私有財産に "起源 "があるとすれば、それは聖なるもの観念と同じくらい古いものであり、おそらく人類のものと同じくらい古いものであろう」。マーシャル・サーリンズとの共著『王について』(2017年)では、神の王や森の精霊のような想像上の超自然的な存在が常に人々に対して権威行使してきたのだから国家原理人間の条件の不動の特徴であるとさえグレバー示唆している。

アナーキスト私有財産国家必然性を受け入れるのは逆説的に思えるかもしれない。しかし、『万物黎明』はそのメッセージに重みを加えている。そう、著者は言う。アナーキスト的な自由は実現可能だが、それは貴重な瞬間や飛び地に限られると。個人的には、すでに燃え尽きようとしている惑星に、どのような「飛び地」があるのか想像するのは難しい。グレーバーとウェングローは、「もうひとつ世界可能だ」という革命スローガン放棄したようだ。代わりに彼らが提示するのは、「階層平等は、互いに補完しあうものとして、ともに出現する傾向がある」という悲痛なメッセージだけである(p.208)。(p.208)彼らは、どこか別の場所で抑圧を受け入れなければ、ある場所自由を手に入れることはできないと言っているようだ。

ここからどこへ行くのか?

このような批判はあるが、本書の重要な点は、振動提唱していることである。すべての生物には脈動がある。生きては死に、目覚め、眠り、息を吸っては吐き、季節の移り変わりや、私たち生命に優しい地球太陽・月の軌道系のその他多くの周期性によって動かされているのだ。

私たちは、物理的にだけでなく、社会的にも政治的にも、惑星地球をもう一度回転させる必要がある。これは、人々に配慮支配や統制を混同するなと言うことでできることではない。それは、学校ストライキ支援し、そのピケラインで歌い、職場まで行動を広げ、通りで踊り、交通遮断し、資本主義を完全に停止させることによってなされるのだ。

しかし、いったん主導権を握ったら、次はどうするのか?ストライキが長引けば、すぐに飢餓に陥る。だから、揺り動かそう。例えば、週1回の学校ストライキもっと長くし、月に1回実施し、賃金奴隷から人類解放するまで世界中に広げよう。炭素排出量は即座に50%削減される。それから仕事に戻り、必要に応じて再編成する。資本主義に逆戻りしないと確信できて初めて、仕事に戻るリスクを冒すことができる。そして、次の新月には子どもたちとともにピケラインに戻ると誓い合って初めて、それを確信できるのだ。世界が再び揺れ動き、息を吹き返すまで、私たち権力を奪い、それを放棄し続けるのだ。未来を取り戻そう。家父長制でも母系制でもなく、月による支配のようなものを。

それは、最初人類革命階級ジェンダー力学を、今度はより高い次元で繰り返すことだ。このようなことは可能なのだろうか?みんなに議論を開いて、何ができるか見てみよう。それはきっと、活動家であり人類学者であるイヴィッド・グレーバーが望んだことだろう。

2023-09-08

こうなってみても、やっぱり校長が一人で1万2660人買春したってのケタ違いだな

しかも全部写真撮ってナンバー振ってノート取って管理してたっていうの、

いかにも教育者って感じで震えるわ。

ジャニーさん絶対自分が手を出したジュニアのこと半分も覚えてなかっただろ。

 

逮捕当時、マニラ(校長が最も多く買春していた地域)に取材班が行って

校長写真を見せて「この人知ってるか?」と尋ねたところ、多くの少女から

「また戻ってきてほしい」と歓待を受けていたのも衝撃的。

2023-07-07

小規模マストドンサーバ管理者さんへ

さっき登録したばっかでまだ一度もローカルタイムライン発言してない新規登録者の未収載投稿管理アカウント名義で即ふぁぼとか返信とかすんな

そういうとこやぞ(この半月くらい複数で食らった)

もうちょっと!落ち着いて!嬉しいのか歓待なのか怯えてるのか牽制なのかはどれでもいいけど!ステイ!一旦は相手の出方見る!

2023-06-06

anond:20230605000605

いやだから女性主体的選択だよ。

男に勝手に脱がされるのは加害だけど、心を許した敬愛する男性に脱がしてもらうのはOK

女性本人の明示的な許可による選択から、本人の意思で脱いでるのと変わりはない。

同じだよ。

ホスト歓待を受けるのに大金を払うのも、本人の意思

どうしてアンチフェミニズム女性に代わって無許可女性の権利を支配しようとするんだろう。

それこそがまさに家父長的な振る舞いだって気付かないのか。

ホストには別に性的消費なんてされてない。

何度も言うが女性主体的許可があるから

オタク萌え性的にまなざすのは、許可を得たの?

一方的尊厳が削られて失われてくのに、女性は何もコントロールできない。

そーゆーのを性的消費って言うんだよ。

2023-03-26

希望のたね基金は着服されているのでは?

https://anond.hatelabo.jp/20230326003519

の続き

韓国マリーモンドの名前だけ借りて資金源に

マリーモンドジャパン 2周年記念イベントのお知らせ

2020/11/20

ここからわずか1年後、韓国マリーモンドは終了している。

https://www.marymond.jp/post/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B :<マリーモンドからの大切なお知らせ>]

2021年12月1日

マリーモンドを応援してくださっている皆様、ありがとうございます

既に韓国では公表されているのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、マリーモンドは2021年11月をもって、活動を休止することになりました。

マリーモンドは2013年に韓国若者たちが立ちあげました。「慰安婦」にされた女性たちの尊厳を取りもどすために、一人一人の人生を学び、彼女たちを象徴する花を選び、その花をモチーフにしたアイテム販売し、その利益を「慰安婦問題教育支援寄付していくというスタイルで、多くの人々に支持されるブランドとして成長してきました。また、その活動は「慰安婦問題にとどまらず、児童虐待被害者支援、性暴力被害者支援へと拡大し、暴力のない、人権尊重される社会を実現するために行動する企業として歩みを進めてきました。

2018年にマリーモンドジャパンをたちあげ韓国運動連帯してきた私たちも、今回のマリーモンド本社活動休止を、辛く悔しい思いで受け止めています

マリーモンドが休止に追い込まれた背景には、フェミニズムに対するバックラッシュ人権平和を守ろうとする運動に対するバックラッシュがあります。「慰安婦問題に取り組み続けてきた団体への理不尽攻撃や、メディアによる誹謗中傷にも関係者は苦しめられてきました。それはマリーモンドが継続できなくなるほどの力となっています

そのバックラッシュ空気は、「慰安婦問題に関わり続けてきた私たちには痛いほどわかるものです。だからこそ今、韓国マリーモンドが切り拓いた希望や、意思を絶やさずに継続させ、韓国との連帯意思を表明するための取り組みを、日本から発信したいと思います。そのため2022年以降、当面の間、マリーモンドグッズの販売日本を中心に行っていきます

(略)

新しい商品制作の準備や、韓国の休止に伴う商品の整理などにしばらく時間を要しますが、これからマリーモンドジャパン活動を、多くの方のご協力をいただきながら進めてまいります韓国マリーモンドと共にある、これからもある、という思いでブランドを大切に守っていきますので、今後ともマリーモンドを一緒に育てていっていただけるよう、心よりお願い申しあげます

キボタネマリーモンドの名前を借りているだけでなんの関係もない

マリーモンドジャパン2018年12月にはじまりました。3回目の冬は、すこし寂しいお知らせになってしまいましたが、新たな出発の月にもなりました。

皆様への感謝を込めて、ポップアップショップセールを開催します。東京大阪で同時開催です。ぜひ皆様、ポップアップショップにいらして下さい。

またマリーモンドジャパンとしてエシカルエコバッグ制作を行います。これについても随時ご案内してまいります

マリーモンドジャパンの売り上げは、「希望のたね基金」の活動費、韓国マリーモンド再生のために使用されます

なんのことはないキボタネ資金源なのである

ところが法人解散してしまった。するともう韓国マリーモンドどころか、人身取引組織支援である希望のたね自体再生課題となってしまった。

にもかかわらず寄付金をこんな使い方

韓国旅行をしている。

JudyさんはTwitterを使っています: 「@himasoraakane @YouTube 「あの団体」御一行様ですが… 3月22日 正義連の水曜集会に参加していました。 https://t.co/okcohd1eWW」 / Twitter

https://twitter.com/SXMKPQtD7a4OB2F/status/1639586449044672512

このツィートは確認した

表記揺れ:양징자 梁澄子 ヤンジンジャ ヤン・チンジャ

23.03.21 16:32l最終更新23.03.21 16:33l

ユン・ソンヒョ(cjnews)

希望種子基金日本青年たちは3月20日に陽山を訪れ、「キム・ボクドンの道」を通った

ⓒキムボクドン平和公園陽山市民推進委

日本青年たちが日本軍「慰安婦被害者であるキム・ボクドン(1926~2019)、祖母の慶南(キョンナム)量産生家を探して22日、ソウルで開かれる「水曜集会」にも参加する。

21日、キム・ボクドン平和公園陽山市民推進委員会(下記推進委)は、希望のたね基金代表ヤンジンジャ)が日本青年20人余りと一日前日(20日)の陽山を訪問し、「キム・ボクドンの道」を歩いて関連活動を行ったと明らかにした。 。

2017年6月日本で結成された「希望のたね基金」は翌年から韓国青年ツアーを進めてきている。 コロナで中断されてから3年ぶりに日本青年たちと一緒に訪れたのだ。 この団体2015年慰安婦関連した日韓合意以後、日本で「若い世代事実を正しく知らせよう」という趣旨で結成された。

「キム・ボクドンの道」は、メギドゥル村学校で量産を人文学観点体験するために開発した地域教育プログラムの一つで、キム・ボクドンおばあちゃんの生家から小説スラド>の中の日本慰安婦共出場所である土橋まで続く区間だ。

特に非営利団体の「キム・ボクドン希望」が民主化運動記念事業会とともに昨年10月末に「キム・ボクドン希望学校」を開き、量産を訪れて「キム・ボクドンの道」を回答しながらさらに知られた。

ヤンジンジャ代表は「コロナ19で青年期が中断されている間に状況が変わった。 なくなった」とし「これまでおばあちゃんたちはずっと帰ってきて、もう直接会える方を見つけるのが大変な状況になった」と話した。

ヤン代表は「生存者に会えない世代として記憶継承していくためにどんな活動をしなければならないのか考えなければならなかった」とし「そんな中、「キム・ボクドンの道」の存在を知り、記憶継承する良い事例だと思った」と付け加えた。 。

少女像見た日本青年質問「どんな力が市民動かせるのか」

青年たちはこの日ソウルからリョウサンに来て、推進委執行委員・会員たちが出て歓待した。 パク・スヨンさんは、金の祖母の生家で故人の生涯を日本青年たちに聞かせた。

当時通っていた住民も関心を見せて応援した。 参加者たちはキム・ボクドンおばあちゃんも歩いた道に沿って量産南部市場サムジ公園に移動した。

サムジ公園には日本慰安婦被害者を称える「少女像」がある。 推進委はここで「金福洞平和公園平和少女像」を市民の手で作ろうとする意義と進行経過を話した。

この時、日本のある青年は「どんな力が市民をこう動かせるか」と尋ねた。 これにイ・ホンスさん(ヤンサン)さんは「あまりに遅く分かるようになったごめん」とし「キム・ボクドンおばあちゃんの訃告」を新聞報告書だと量産での日本慰安婦病気歴史を知ることになってごめん、故郷で一緒に戦わずキム・ボクドンおばあちゃんだけ 苦軍奮闘させた申し訳ない」と答えた。

続いて参加者たちは春秋公園にある春秋園寺を訪れた。 ここはキム・ボクドンおばあちゃん1947年帰郷して壊れた体と心を療養したところで、おばあちゃんが療養される前には母親が石火を持って置いて引かれた娘が無事に戻ってくるためにいつも訪れた場所として知られている。

当時、キム・ボクドンおばあちゃん母親が持っていた石仏は、まだ法廷の隅にある。 日本青年をはじめとする参加者たちは石仏の前にお寺に参拝もした。

イ・ジヤン執行委員長は「切る姿は痛みを一緒に覚えている人々の切実な祈りだった」とし「春秋原師を出る道には天理香の香りがいっぱいだ。 同行する私たちの心が天理万里に広がり溢れることを望む心だったはずだ」と話した。

日本訪問青年たち、22日需要デモ参加

希望のたね基金青年ツアー最後場所として通道士白蓮がんを訪れた。 ここにはキム・ボクドンおばあちゃんが立てた石などがある。 彼女1992年に公開証言を皮切りに日本慰安婦問題解決のために国内外活動し、以後釜山にしばらく拠点を置いてここに石などを建てた。

執行委員長は「おばあちゃん証言し、日本軍の戦争犯罪証拠が生きて証言するにも日本は認めようとしなかったし、日本慰安婦問題解決兆しがなかった」とし「おばあちゃんは休息のため釜山に降りてきて、その年が 1999年だ。1947年帰郷ほど体も心も疲れただろう」と話した。

彼は「釜山に降りてきて、おばあちゃんは通道師白蓮岩に石灯を見た」としながら「石灯を見てどんな心だったのか私たちは推測すら難しい。 ソウルに行った」と説明した。

キム・ボクドンおばあちゃん最後まで祀ったキム・ドンヒ「キム・ボクドン希望運営委員青年期行に共にした。 彼は「おばあちゃんは「私は希望を持って生きています。私に従ってください」と言われました。 心を読む"と目を覚ましたりもした。

希望のたね基金青年ツアーは推進委に平和公園造成に使ってほしいと20ウォン寄付し、推進委は「平和少女像」が描かれたバッグと「キム・ボクドンバッジ」をプレゼントした。

推進委は22日から今後毎週水曜日午後4~6時の間、量産イマートの前で「キム・ボクドン平和公園平和少女像作り水曜活動」を繰り広げる。

去る18日韓国を訪問した希望種子基金青年たちは22日景福宮見学に続きソウルで開かれる'第1588次水曜デモ'に参加した後日本に帰る。

김복동 생가터 찾고 소녀상 앞에 선 일본 청년들 - 오마이뉴스

20ウォン不正送金しか言いようがない。事故がなかったのが幸いだ。もし事故が起きたらアイセックのように誰が責任を取るのかよくわからない状態になっていた。

たこお金はどこから出しているのか。法人はもうないのである本来法人名前では出せないはずである

しか実態のないペーパー団体手続きは困難が伴う

登記をこのままにして活動することはできない。会社のような法人と違い、税金はかからないのだろうが。

契約はすべて取り消すことができる。なぜなら、法人格が存在しないかである。おそらく課税されないか放置しているのだろうが。

しかし、その一方で登記再生するには、まず過料に処せられる可能性がある。

次に正義連にいつ、いくら払っているのか。

募金いくら正確に扱っていようが、そもそも韓国国内の活動違法である

にもかかわらず法律無視して集金して使っている。

本来清算手続きのはずである

太田啓子のような弁護士もいて、全く何もしない。

認知プロファイルすると、この団体法人登記住所には誰もいないため、法務省からの通知も気づかなかったのだろう。つまり実態のないペーパーカンパニーであることがわかる。

ということであれば、韓国旅行している以上、希望のたね基金は全く実体がなく、양징자が寄付金を一人で使っていたにすぎないということになる。

オーマイニュースには希望のたね基金ツアーと書いてあるので、個人的旅行だという主張は無理である

さら正義連は批判されこそすれ、同情する余地は全くない。慰安婦をかわいそうだとか、なにか支援したいと思うときには絶対正義連の関係者取引してはいけない。こいつらは完全にクズだ。

寄付の停止を

以上から、この団体には実態がまったくないうえに、代表者が個人的お金を使い込んでいる可能性が高い。

以上から寄付したり、マリーモンドの製品を買ったりしてはいけない。

HPにもある通り、もはや慰安婦とは関係がないことが明らかである

さらにもとの正義自体韓国刑事告訴されている。他ならぬ慰安婦証言きっかけに、である。したがってファクトチェック以前に直ちに謝罪すべきなのである

でなければ慰安婦告発無視する以上、慰安婦なんて本当はどうでも良くてお金儲けの道具にすぎないという連中でしかない。

また、法人格はない以上、現時点では契約したり、お金を受け取ったり支払ったりはできない。例えばマリーモンドの商品を買おうとしてお金を支払っても商品は来ない。なぜなら、法人格がないのでそのお金がどこに行くのかがわからいかである

2023-03-05

anond:20230305214850

俺はこないだANAセール水俣に行ってきた

石牟礼道子の本見ながら道を歩くと情景が蘇ってきて感慨深かった

水俣歴史考証資料館いったら予想外に激しく歓待されて楽しかった

ただの田舎町にしか見えないかもしれんけど

2022-12-14

当時、赤穂浪士の討ち入りが敵討ちなのかどうか議論になったとされている

敵討ち入りは兄弟や子など対等な立場の者がやるもので、明確に下となる家臣がやるものではなかった

能にしろ浄瑠璃しろ敵討ちは忠臣蔵以前からあるけれど、忠臣蔵はその点で画期的だった

敵討ちの要件を満たさな赤穂浪士の討ち入りは盗賊と同じ扱いになるはずだった、けれどそうはならなかった

当時は敵討ちが許されていたけど色々制約はあるから誰もが敵討ちを選択するわけではなかった

敵討ちの制約ってのは敵討ちを果たしたら自分も腹を切るって決まり

浅野内匠頭の子がそうだった、敵討ちを選ばなかった

そのせいで赤穂浪士の討ち入りは実子が不参加、大石内蔵助も困って先延ばしにしていたけれど最後エイヤーと討ち入りをすることになってしまった

当時の定義では敵討ちの要件を満たしていないけれど、江戸のみんなは立派な忠臣だと言うし、大名ですら赤穂浪士屋敷歓待するものまでいた

そんな世論空気を読んで、本来なら打首だけど幕府は譲歩して切腹を許した

死刑から処罰されたって認識大間違い

近年、忠臣蔵評価が変わっていることについて吉良上野介が実はいいやつだったんじゃないか、とか言ってる人がいるけど具体的に根拠はあるの?

吉良上野介は討ち入り前に左遷みたいな郊外への引っ越しをさせられているのに

その引っ越し左遷じゃなくて討ち入りの事前情報があったからじゃないかって説もあるけど

未だに年に1冊くらい忠臣蔵関連の新書が出てるけど、読んだことのないブコメばっかだからバカにしようと思って書きました

2022-11-10

anond:20221110051541

10年前、まだ朝ラーなるもの全国的に知られる前のこと。藤枝で朝8時台に引き継ぎのお客さんとこ行ったら「お前ら朝ご飯は食ったか? どうせ若いんだからろくに食べてねえだろ、付き合え」と言われてそのまま朝ラーに連れて行かれた。

どの店に行ったのかまでは忘れちゃってたけど、間取りや器などを食べログ写真と見比べると、たぶん元祖マルナカだった模様。予想外のあっさり系(いわゆる志太系)で確かに朝食べても大丈夫な味だったんだが、驚いたのは、こっちが食べ始めた後もその客の席だけ丼が来ないので「あれ、社長は何にしたんですか」と聞いたら「俺はいいんだよ」と返されたこと。こちらは温+冷2杯を奢られてるのに(いや、あんたが食わんのか〜い!)と内心ひっくり返ったけど、今思えばあれはお客さんなりの歓待だったんだなあ。もっと感謝を伝えればよかった。

2022-09-26

人魚の肉と不老不死関係についての話

人魚の肉を食すると不老不死・不老長寿となる」という物語は、八百比丘尼伝説・昔話として有名でもあるし、仮にそれらを読んだり聞いたりしたことは無くても、高橋留美子連作漫画人魚の森』シリーズを読んだから何となく知っているという人も少なくない。

しかし、そもそも何故、人魚の肉を食したら不老不死・不老長寿となるのか?その理由というか説明については、知らない人も多いのではないだろうか。

これを書いている増田が、その理由らしきものについて書かれたもの最初に読んだのは、神話学者大林太良の著書『神話の話』(講談社学術文庫)であった。この現物を、確かに所有しているはずなのに本棚倉庫の中から見つけられないので、ここでは記憶を頼りに大林説を書き起こすが、もしも『神話の話』の現物を持っている人は、そちらを見た方が早い。図書館で探してもよい。

まず、八百比丘尼伝説概要は、大同小異、以下のようなものである。「龍宮の主を助けた漁師が、龍宮に招待されて主から宴などの歓待を受け、家路につく際に主から土産として、人魚の肉を貰い受ける。聞けば、それを食した人は、不老長寿となるという。家に持ち帰ったはいものの、人魚の肉を食べるのに怖気づいた漁師は、いったん戸棚にそれを保管する。しかし、漁師の留守の間に、彼の娘が人魚の肉を食べてしまう。人魚の肉のことを父から聞かされるが後の祭り。はたして、娘は不老長寿となってしまう。父親である漁師も、娘が結婚した夫も、近所の人たちも、漁師の娘が愛した人たちは皆、寿命が尽きて世を去るが、彼女だけは不老長寿の若々しいまま、この世に取り残される。その孤独境遇を嘆いた娘は、仏門に入るものの、その後も長く若々しいままで生き続け、とうとう八百比丘尼(八百歳の尼僧)と呼ばれるようになり、最後洞窟の中に籠もり、人々の前から姿を消す」

大林太良によれば、これと殆ど同じ内容の話が、朝鮮半島平壌仏教寺院伝説として残るという。但し、日本八百比丘尼物語には見られないディテールとして「結婚して夫を迎えたが、子宝に恵まれない」という描写が、朝鮮半島版の物語には有る。

まり人魚の肉を食することによる不老不死・不老長寿の獲得は、生殖能力喪失するというトレードオフになっている。このような不老不死性と生殖能力トレードオフは、八百比丘尼物語にだけ見られることではないことを知っている人もいることだろう。

例えば日本神話では、人間寿命に限りが有る理由として、ニニギノミコトオオヤマツミノカミから娘の女神を嫁に迎える物語が語られる。オオヤマツミには二人の娘、姿形が麗しくないイワナガヒメ、姿形が麗しいコノハナサクヤヒメがいた。ニニギノミコトは、見た目を重視してコノハナサクヤヒメを選ぶが「イワナガヒメを選んでおけば、不老不死でいられたものを」とオオヤマツミノカミから言い渡される。花が咲き、実を成し、種を残して枯れる植物のように、こうして人は有限の寿命となった。岩石のような、長い年月が経過しても残るような不老不死性は、こうして人から失われた。

女性差別侮辱する古語として「うまずめ(=子を産まない・産めない女)」というものがあるが、これを漢字で書けば「石女」である。言うまでもなく、この言葉にはイワナガヒメ(岩石の女神)とコノハナサクヤヒメ(植物女神)の嫁取り物語と同じ考え・物の見方が、素朴な形で反映されている。

昔の人たちが呪術的な発想として、生殖能力の有無と不老不死性を結び付けて考えたであろうという仮説自体は、現代人も自然と受け入れられるであろう。

問題は、何故、人魚イメージ生殖能力の有無が結び付けられたか、その点が定かではないところである。これについて『神話の話』の中で大林太良は、一つの示唆として、中国の人・袁枚(えんばい)の残した『子不語(しふご)』という書物に収められた、次のような挿話を紹介する。

「袁枚の甥が、地方役人として赴任する旅の途上で立ち寄った集落で、住人たちが騒いでいた。何があったのかと尋ねると、その集落に住む或る夫婦の妻の下半身が魚になってしまったという。彼女証言によれば、昨夜は夫と同衾し(夫婦の夜の営みを行い)、眠りについた。夜更け、下半身がむず痒くて堪らず、手で搔いていた記憶があるが、疥癬のように皮膚がポロポロと剥がれ落ちる感触が有った。朝になり、彼女が目覚めた時には、下半身は鱗の有る魚のものになっていたとのことである。剥がれ落ちていたのは、どうやら鱗だったようである

大林太良は、この『子不語』の挿話について、わざわざ夫との同衾について言及しているのは「下半身が魚になる前の女性は、二本の脚を開いて男性を迎え入れる性行為可能であったが、下半身が魚になったことで、脚を開くこと、すなわち性行為不可能状態になった」と言っているのだと考える。そして、人魚の肉による生殖能力喪失も、これと同じ発想なのではないかと言うのである

個人的には、この大林太良説を初めて読んだ時は「ううん、ホンマかいな?」という半信半疑感想であった。しかし『神話の話』を読んでから暫く経過した後、大林説を補助するような話を、別の学者著作で見かけた。が、やはりこの著作も、本棚倉庫で見つけられずにいた。それがつい最近、その本を古本屋発見して再入手した。嬉しい。だから舞い上がって、ここで記念にメモを残そうと思い立ったわけである

件の大林太良の説を補助する記述が載っていたのは、金関丈夫著作木馬と石牛』(岩波文庫)である。ちなみに、解説大林太良その人である

この『木馬と石牛』に収められた「榻(しぢ)のはしがき」という論文が、人魚による不死性と生殖能力喪失イメージの結び付き仮説を補助するような記述を含むものである。この論文は何について書かれたものか、簡単説明すれば、国文学におけるオナニー文学について論じたものである。これは、悪巫山戯で書いているのでも、嘘を書いているのでもない。本当のことである。初めて読んだ時は「お硬い岩波文庫で、こんな珍論文を読めるとは」と、かなり吃驚したものである

本題に入ると、金関丈夫によれば、天明六年の自序がある東井春江による『譬喩尽(たとへづくし)』という俚諺(りげん)辞典の「い」の部には「一夢二千三肛四開(いちむにせんさんこうしかい)」という俚諺(ことわざ)が収められている。その意味は「性行為の中で快感が大きいものランキングベスト4」である。念のために言うと、男性立場でのランキングである。4位の「開(かい)」が「女色すなわち男女の営み」を指す。この「榻のはしがき」の一節を初めて読んだ時「なるほど、『開(かい/ひらく)』の語と『男女の性行為』のイメージは、昔の人の頭の中では自然に結び付いていたのだなあ」と納得し、大林太良説も納得して受け入れられるようになったと、そういった次第である

何?ベスト3の意味が知りたい?いちいち言わなくても、字を見れば薄々察しがつくだろうからかい説明は書かない。なお、同「榻のはしがき」によれば、戦国時代頃に来日したポルトガル人宣教師たちが、布教活動を行うために編纂した日本初の日本語/ポルトガル語翻訳辞書『日葡辞書』には「Xenzuri」という単語が収録されているとのことである

とりあえず『神話の話』も『木馬と石牛』も、どちらも非常に面白い本なので、機会があれば図書館などで探して一読することをお勧めする。

また、人魚の話に関しては、椿のモチーフなど海女文化八百比丘尼伝承などにおける人魚イメージに影響を与えた可能性の話、人魚の肉はフケツノカイ(キュウケツ[9つの穴]ノカイ)すなわちアワビのことではないかという可能性の話など、色々ほかに面白そうな話が有るので、興味が有る人は調べてみることをお勧めする。

木馬と石牛』再入手で舞い上がっている状態で書いたので、乱文になり申し訳ない。とりあえず以上である

2022-07-21

anond:20220721140018

だー----かー----らー----

おまえは鳥のヒナかよ

口開けてパクパクしてたら誰かがエサ持ってきてくれると思ってんのかよ

頼むからその脳みそをぬかみそ程度には使ってくれよ

一国の要人出迎えるのにどのくらい手間暇かかるか想像したことある?

お出迎えして歓待してそのために時間空けて警備だって厳重にやらなあかん

それひとつひとつやってたらアベちゃんの弔問客ならそれ何十回何百回くりかえさなあかんの?

それならひとつドーンと大きなセレモニーやって

みなさまようこそおいで下さいましたーってやったほうが効率的でしょ?

2022-07-12

全く関連性を指摘した報道がなくて非常に不可思議だけど

今年の5月末に日本赤軍重信房子の釈放の影響で極左

界隈が活性化し、これを受けて警察は相当警戒を強めて

いたはず。どう考えてもテロ警戒モード選挙だったんじゃない?

それなのにでは、あるけど

また、本来は単なるテロリストであるはずの重信房子左翼

内でヒーローとして歓待されていた報道も今回の事件に影響

を与えたと考える人はいないのかな?

2022-07-11

今回の事件で腑に落ちないこと

昔、見かけたことがある極左運動家達と山上ってなんか似てるよなぁ

のっぺりとした顔つきに力の無いぼんやりとした眼差しなど極左二世

活動家の外見にそっくりと感じたので、極左活動家なんじゃないか

と初めから思っていた。

第一になぜ、山上が確保から時間で元海上自衛隊であるという

ことが分かったか?これは早々に山上が自供した以外にあり得ない。

もしくは、もともと要注意人物としてリストアップされていたのではないか

少なくとも山上が狙っていたとしたら、思惑通りマスコミ自衛隊=悪

イメージを流布するために即座に報道された。

第二に時期である。今年の極左界隈の一大イベントはいうまでもなく

日本赤軍重信房子出所であろう。5月末の出所後の左翼界隈

での歓待ぶりを見て、自分極左界のヒーローになれるなどと妄想した

のではないか

選挙期間中、安倍総理を付け回し機を伺っていたそうだが、それだけ

の執念があるなら初めから直接の恨みのある特定宗教幹部を狙い

に行くほうが自然だ。なぜなんの接点もなく警察の警護で守られている

はずの安倍総理を狙いに行ったのか全く腑に落ちない。つまり宗教

後付けで、初めから安倍総理を狙いに行ったのではないだろうか?

2022-07-06

初めてコンカフェに行った女の備忘録

初めてコンカフェに行った女の備忘録

どうも衛門で、淫夢厨で、ゆううたファンです。

すみません嘘です。ただのゆゆうたファン増田です。

えー、この備忘録の主目的はコンカフェに初めて一人で行った女について備忘録を残し、何かの役に立ててもらうことです。

簡単に状況説明しましょう。

今回東京都秋葉原自分ファンであるゆゆうたさんプロデュースのコンセプトカフェバー「Melt Tune」が開店したと聞いて仕事のついでに寄ってみたいと考えたのが話の発端になります

まず、コンカフェとは何か。

グーグル先生に伺ったところ、メイド喫茶のようなコンセプトのあるカフェをコンカフェと呼ぶようですね。

正直なところ自分から認識としては、そのコンセプトがメイドでも執事でもなんでもいいですが、飲食ではなくコンセプトに沿った歓待が主目的の店という認識ですね。

まりファン聖地巡礼一種として店に行く自分のような、可愛い女性による歓待あんま興味ない人間って一般の客層ではないんでしょう。

さて、自分が店の客層じゃないかもって諦めてたら話は進まないので、コンカフェには行く。そのうえでできる限り楽しみたい。

というのを目標に何を備えればコンカフェを楽しめるか考察及び実践についての備忘録が以下になります

ということでようやく主題です。

① コンカフェの楽しみかたとは

……行ったことないなりのざっくり考察

② コミュニケーションについて 

……会話を備える

③ 飲食について

……現地での楽しみ方と準備

④ まとめ

①コンカフェの楽しみかたとは

まず、コンカフェの楽しみ方を自分なりに考察するんですが、やっぱり主題としては女の子と会話ってのが楽しめるのが魅力だと思うんですよね。

メニュー表がないバーかには行くぐらい酒は好きですが、コンカフェって酒とか食べ物だけで過ごすってイメージはあまりないので。

まり、初めてなりにコンカフェを楽しむならやっぱコミュニケーションを重視するのがいいと思う。

コミュニケーションについて

というわけで、コミュニケーションをしたいわけだがここで問題がある。

普通に自分コミュニケーションが苦手なのだ

しかしま経験則からしてコミュニケーションというのは備えられるものである

説明しよう。

話題を先に準備すればいい。

喋ることが思いつかないからテンパって無言になったり、よくわかんねぇこと喋り出したりするので、本番前に何を会話するか決めておけばいいわけである

こんな考え方はいいのかわからないが、向こうも金をもらっているので、会話の練習はい相手であるという意識で行こう。

まぁ、ダメでも聖地巡礼目的は達せられるのでアドである

話題として自分が準備した話題を以下に挙げよう。

ちなみに話題を準備する際に意識したほうがいい事を挙げると、話が続けやす話題かどうか。

ということで、併せて話し続ける際の想定内容を併記しておく。

〇初めてコンカフェに来たこ

→コンカフェに詳しくないがコンカフェとはどういう店なのか。

→ゆゆうたのファンでこの店を知ったこと。

〇季節柄の話

→連日暑くてしんどいこと

節電のために少し工夫したとか、諦めてエアコンに頼っているとか

地域の話

自分仕事での東京なので、東京電車がわけわからない話

地元田舎で虫が多くて困る話

やっぱ、季節柄と地元話なんかは鉄板なので話題カードとして準備しておくといいですよね。

ただ「暑い」だけだと話が終わってしまうので、追加で「節電で~」とか「アイスでおいしいのがあって~」とか追加要素も踏まえての準備が重要だと思います

無駄に丁寧に説明しましたが、

コミュニケーションが下手でも座学で、コミュニケーションは取れるようになるわけです。多分。

あとは相手言葉を聞いて相槌をすれば、自分から話す時間が減って話題が尽きて困ることもないわけです。

そんなことを考えながら、実際に会話もしてみましたが、実践の中で少し良かったところが、女の子側数人が交代で相手になるので同じ話題を擦ることもできたことですね。

ちなみにやはり「初めてコンカフェに来た」という話が1番盛り上がったというか、そこでみんなに親切にしてもらったので初めてコンカフェに行く人はオススメです。この話題1枚でで鉄獣ぐらい展開できます

(※個人の感想であり効果保証するものではありません)

ちなみにそんなこと(同じことを何度も話)して楽しいのか?と疑問に思う人の為に答えるのですが、人によって返答してくれる言葉が違うので普通に同じ話題はいくらでも擦っていいわけですよ。

それに相手はその話を初めて聞くので、自分が初コンカフェであるという状況説明も兼ねていてお互いやりやすくなるという点でも良いんじゃないんでしょうか。

あと話は合う合わないがあるので、その過程で話が合うキャストが見つかって話題が盛り上がればヨシ。見つからないこともある。

というか普通に聞き上手だし、話上手だったので有難かったです。

飲食について

この項目を書くかは少し悩んだんですが、まあ気になる人もいるので飲食面で気を使ったことも少し。

自分が行ったところにはなりますが、

メニューについては2500円/1時間飲み放題と、1000円/1時間飲み物1品+注文2品のような内容がありましたね。

これは自分感想ですがマスターがいるタイプバーでだいたい一杯1000円近くなので、単純に換算して1時間で3杯酒が飲めればざっくり飲み放題のほうが安くて、そうじゃないなら1000円のほうでチェキなり軽食(オムライスおつまみが置いてあった)を頼んだほうがいいのかな。って感じです。

これを高く感じるかは人の自由ですが、こんなんは食材とかの材料費じゃなくてコンカフェ流れる時間を買うお金なのでこんなもんなんじゃないでしょうか。

これについては少しもったいない気はしますが、ノンアルもあるので飲み放題ノンアルタイムもできます

④まとめ

というかコンカフェに限らずですけど、なにかの店とかに行ってみたいけど一人ではちょっとっていう

時は友人とかと二人で行くのが1番正解だと思いますよ。

会話も楽に繋げますし、アルコールで酔うのが怖い人もカバーを期待できます

まぁそれが出来ない人もいるのでこんな文章書きながら一人で行ったわけですが。

さてなんの役に立つかもわからない備忘録は以上になります

目的が少し違ったとはいえなんやかんや楽しい時間を過ごさせて貰ったのでコンカフェ行ってよかったです。ありがとうキャストの皆さん。

また機会あればお邪魔したいものです。

せっかくなので宣伝しておくと、何故かGoogleでの住所に書かれているビル名と違うビル名の中にある「Melt Tune」をよろしくお願いします。

住所は「恵光ビル」なんですが実際のビルに「千住ビル」って書かれていて混乱を極めました。

というわけで生き恥晒すのもここまでとしましょう。

いっぱい読んでくれてカンシャカンシャ。

(拳銃を手に取る。)

(パァン─────)

2022-01-08

まり実家に帰らないんだけど、たまに帰省すると独身一人っ子歓待するために

地元名物米菓ロイズチョコモロゾフクッキーなどを入れたお菓子箱が用意されてる

愛されてるんだなと感じる、結婚しなくてごめんね

2021-12-08

Hades(恋するゴーゴンたまちゃんが出てるほう)を遊んでるが歓待度が高すぎて落ち着かない

ローグライクな面があって冒険途中に死んだら毎回拠点からなんだけど、戻ってくるとだいたいなんか話が進んでたり会話の新ネタがあったりする

なんというかこう、何も話が進まずに全員前回と同じ反応で「あーストーリー相当で進展がないとこのままなんだなー」という序盤の安心感がない

いったい何回死ねば話が落ち着くのだろうか

あと最初ボス的な、なんとかいうねーちゃん強い

これも倒せないのに会うたびにセリフややり取りが違って辛い

前と同じでいいよ

到達時点でこっちのHP半分なくて勝ち目ないからって前と喋る内容変えなくていいよ名折れでいいよ

2021-09-06

原始人がネックレスをつけた理由 パート4

墓場を超えた親族利他主義

交易需要供給時間的にも場所的にも一致することは稀であり、現在当たり前のように行われている交易交易に基づく経済制度ほとんどが存在し得ないほどであった。さらに、新しい家族形成、死、犯罪戦争勝敗など、親族集団にとっての重大な出来事需要供給が3回も重なることは、もっとあり得ないことであった。後述するように、一族個人は、これらのイベントの際にタイムリーに富を移転することで大きな利益を得ていた。このような富の移動は、消耗品や他の目的のために作られた道具よりも、より耐久性のある一般的な富の貯蔵庫の移動であれば、より無駄のないものであった。したがって、これらの制度使用するための耐久性のある一般的な富の貯蔵に対する需要は、貿易のものよりもさらに切実なものであった。さらに、結婚相続紛争解決、貢ぎ物などの制度は、部族間の交易よりも先に行われていた可能性があり、ほとんどの部族では交易よりも大きな富の移動が行われていた。このように、貿易よりもこれらの制度の方が、初期の原始的貨幣動機付けと育成に役立ったのである

ほとんどの狩猟採集民の部族では、この富は、とんでもなく裕福な現代人には些細なものしか思えないような形でもたらされていた。たとえば、木の道具、火打ち石や骨の道具や武器、紐につけられた貝殻、おそらく小屋寒い地域では汚れた毛皮などのコレクションである。時にはそれらをすべて身につけていたこともあった。とはいえ、これらの雑多な品々は、我々にとっての不動産株式債券と同様に、狩猟採集民にとっての富であった。狩猟採集民にとって、生きていくためには道具や、時には防寒着も必要であった。その中には、飢えに備えたり、仲間を買ったり、戦争敗戦の際に虐殺や飢えの代わりになるような、価値の高い収集品も多くあった。生き残るための資本を子孫に移すことができるのも、ホモ・サピエンスサピエンスがそれまでの動物に対して持っていた利点であるさらに、熟練した部族一族は、余った消耗品耐久性のある財産特に収集品)と交換することで、時折ではあるが生涯にわたって累積的に余剰の富を蓄積することができた。一時的な体力の優位性は、子孫のためのより永続的な体力の優位性に変換することができる。

考古学からは見えない別の富の形として、役職名があった。多くの狩猟採集民の文化では、このような社会的地位は、有形の富よりも価値があった。例えば、一族リーダー戦争部隊リーダー狩猟部隊リーダー、(近隣の一族部族特定人物との)長期的な交易パートナーシップメンバー助産師宗教的なヒーラーなどが挙げられる。収集品は富の象徴であるだけでなく、一族責任ある特権的地位称号を表すニーモニック役割果たしていた。死後、秩序を維持するためには、そのような地位継承者を迅速かつ明確に決定する必要があった。それが遅れれば悪質な争いを生むことになる。そのため、一般的行事として、安置の宴が行われた。この宴では、故人を歓待するとともに、慣習や一族の決定権者、あるいは故人の遺言によって決定された有形・無形の財産が子孫に分配された。

マルセル・モースをはじめとする人類学者が指摘しているように、近代以前の文化では他の種類の無料贈与は非常に稀であった。一見すると無償の贈り物は、実は受け取る側に暗黙の義務を課していたのである契約法が制定される以前は、この「贈り物」の暗黙の義務と、暗黙の義務が果たされなかった場合に続くコミュニティ不名誉や罰が、おそらく遅延交換における最も一般的互恵動機であり、今でも我々がお互いに行う様々な非公式好意共通している。相続やその他の親族利他主義は、現代人が「適切な贈与」と呼ぶもの、つまり受取人に義務を課さない贈与の唯一の形として広く行われていた。

初期の西洋商人宣教師は、原住民子供のような原始人と見なし、貢ぎ物の支払いを「ギフト」、取引を「ギフト交換」と呼ぶことがあった。これは、大人契約納税の義務というよりも、西洋の子供たちのクリスマス誕生日プレゼント交換に似ているかのようである。これは、偏見によるものもあるが、当時の西洋では、義務原住民が持っていない文字によって形式化されるのが普通だったという事実もある。そのため西洋人は、先住民が交換制度権利義務を表す豊富言葉を「ギフト」と訳していたのである17世紀アメリカに入植したフランス人は、より多くのインディアン部族の中に薄く散らばっていたため、これらの部族に貢ぎ物をしていたことがよくあった。それを「贈与」と呼ぶことで、そのような必要性に迫られていない他のヨーロッパ人との面目を保ち、それを臆病だと感じていたのである

モースや現代人類学者は、残念ながらこの用語を使い続けている。未開の人間子供のようなものだが、今では子供のように無邪気で、我々のような卑劣で冷酷な経済取引に身を投じることのない、道徳的に優れた生き物であるしかし、西洋では、特に取引に関する法律で使われる公式用語では、「贈与」とは義務を負わない譲渡のことを指す。現代人類学者は、我々が現代的に使っている「ギフト」という言葉の中で一般的言及している無料または非公式ギフトを全く意味していない。現代人類学者は、現代の我々がよく使う「贈り物」という言葉の中で、自由非公式な贈り物を指しているのではなく、むしろ、富の移転に関わる多種多様権利義務システムを指しているのである先史時代文化において、現代の「贈与」に似た唯一の主要な取引は、それ自体が広く認識された義務ではなく、受取人に何の義務も課されていないという点で、親や母方の親族子供の世話をしたり、相続をしたりすることであった。(例外として、地位相続すると、その地位責任特権相続人に課せられることがあった。)

ある種の家宝相続は、何世代にもわたって途切れることなく続くかもしれないが、それだけでは収集品の移動の閉ざされたループ形成することはできない。家宝は最終的に何かに使われて初めて価値を持つ。家宝は、しばしば一族間の結婚取引に使われ、収集品の閉ループサイクルを形成していた。

家庭内取引

収集品によって可能になった小さなループ取引ネットワークの初期の重要な例は、霊長類に比べて人間が子孫を育てるために行う投資はるかに大きいことと、それに関連する人間結婚制度に関するものである一族の間で取り決められた交配と子育てのための長期的な組み合わせと、富の移転を組み合わせた結婚は、人類普遍的ものであり、おそらく最初ホモ・サピエンスサピエンスにまでさかのぼることができる。

親の投資は長期的で、ほとんど一回限りのものであり、繰り返し交流する時間はない。怠慢な父親浮気をした妻との離婚は、浮気をされた側にとっては、遺伝的適性の観点から、数年分の時間無駄にすることになるのが普通である子供への忠誠と献身は、主に義理家族、つまり一族によって強制された。結婚一族間の契約であり、その中には通常、このような貞節献身約束に加えて、富の移転も含まれていた。

男性女性結婚生活にもたらす貢献度が同じであることはほとんどない。結婚相手選択氏族によって大きく左右され、氏族リーダーが選ぶことのできる人口が非常に少なかった時代には、なおさらそうであった。最も一般的には、女性の方が価値があると考えられ、花婿の一族花嫁一族花嫁代金を支払いた。それに比べて非常に珍しいのが、花嫁一族が新しいカップルに支払う「持参金」である。これは主に中世ヨーロッパインド一夫一婦制でありながら格差の大きい社会上流階級で行われていたもので、最終的には上流階級の娘よりも上流階級の息子の方が繁殖能力はるかに高いことが動機となっていた。文学は主に上流階級について書かれていたので、ヨーロッパ伝統的な物語では持参金がよく登場する。これは、人類文化圏における持参金の実際の頻度を反映したものではなく、非常に稀なものであった。

一族間の結婚は、収集品の閉ざされたサイクルを形成する可能性がある。実際、2つの氏族パートナーを交換しても、花嫁が交互に来る傾向がある限り、閉ループを維持するのに十分である。一方の氏族が他の種類の譲渡によって収集品がより豊かになった場合、その氏族はより多くの息子をより良い花嫁結婚させるか(一夫一婦制社会場合)、より多くの花嫁結婚させるか(多夫一婦制社会場合)する。結婚だけのループでは、原始的貨幣は、生殖資源の偏った移転の間に長い期間にわたって一族間の記憶と信頼を必要とすることを置き換える役割を果たすだけである

相続訴訟、貢ぎ物のように、結婚にはイベント(この場合結婚)と需要供給の3つの一致が必要である譲渡可能耐久性のある価値の蓄えがなければ、新郎一族新婦一族現在欲求を、新郎新婦間の価値ミスマッチを埋め合わせるのに十分な大きさで、しか政治的恋愛的な制約を満足させることができるかどうかは、かなり微妙なところであった。一つの解決策は、新郎またはその一族から新婦一族への継続的奉仕義務を課すことである。これは既知の文化の約15%で行われている。それよりもはるかに多い67%の文化では、新郎または新郎一族新婦一族にかなりの額の富を支払う。この花嫁代金の一部は、結婚の祝宴のために収穫された植物屠殺された動物など、すぐに使える消費物で支払われる。牧畜社会農業社会では、花嫁の対価の多くは長期的な富である家畜で支払われる。残りの部分、つまり家畜を持たない文化では通常、最も価値のある部分は、最も希少で高価で耐久性のあるペンダント指輪などの家宝で支払われる。花婿が花嫁指輪を贈り、求婚者が乙女に他の種類の宝石を贈るという西洋の習慣は、かつては実質的な富の移転であり、他の多くの文化一般的であった。約23%の文化(主に現代文化)では、実質的な富の交換はない。約6%の文化では、新郎新婦一族間で実質的な富の相互交換が行われている。花嫁一族が新婚カップルに持参金を支払う文化は約2%しかない。

残念なことに、一部の富の移転は、相続財産の贈与のような利他主義結婚の喜びとは程遠いものであった。貢ぎ物の場合は全く逆である

2021-08-23

4モーラ網羅

古今東西、渾然一体、内戦状態、進軍艦隊、完全独裁国連応対、政権交代陸軍展開、完全撤退、王冠万歳、突然震災、反感増大、行進再開、混乱往来、貧困拡大、官民一体、難民救済、生産根菜蓮根甜菜、安全再来、新婚歓待

2021-05-26

どうも。ダイマをする増田略してダイマスダです。

まずこれを聴いてください。

https://www.youtube.com/watch?v=hV6M0p7IBKQ

聴きましたね。凪バースへようこそ。

しかし我々の理念キャッチアンドリリース

歓迎したあと歓待されると思ったら大間違いです。

では皆さんごきげんようよいお年を

2020-11-28

anond:20201128164602

今の人はmay掲示板の鍛錬を積むこともないので困るのう

他人から返事が来ることなど稀だと心得よ

自演して人がいるように思わせろ

興味を持たせるように自ら歓待しろ

全部書かずに他人を装ったレス追記しろ


あと、9割は内容如何によらずスルーされるので、反応が1回欲しかったら合計10回書け

個人的には(分野には興味を持っているが)全く興味の持てない書かれ方で、目が滑ってスルーして終わりの投稿だと思えたので書き方も精進しなされ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん