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はてなキーワード: パートナーシップとは

2024-04-15

anond:20240415013605

なんか子供の前では表面上仲良くするのは良い事みたいに言ってる大人が多くて頭痛くなってきた

バカなのかな

子供からしたら勝手子供のためとか恩着せていい親ヅラすんななのよ

交通事故と同じで双方パートナーシップが足りないか離婚してるんでしょうが

人間としての未熟さを認めきれてないところがひっじょうに未熟で笑える

まだクソ親の顔しててくれた方が憎みやすくて親離れしやすくて助かるわ

 

私を傷つけたか離婚したと正直に言ってくれたらどれだけ救われるか

でもさ、実は自分のために離婚してる人が多いんでしょ だからそれができないんでしょ わかる

ブクマも親の立場になれば分かると自分擁護してるんじゃないよ

大人でしょ?

2024-04-14

海外外務省庁の日本渡航情報を見てみた

アメリカ

イギリス

カナダ

イタリア

スペイン

ドイツ

フランス

特筆ものとしては

2024-04-05

SDGsってさ

おかしくねえか??

俺は毎日毎日Eテレを見ているので、そんじょそこら大人よりはSDGsに詳しいつもりだ。

 

SDGs17目標、これな↓

1:貧困をなくそう (英: No Poverty)「あらゆる場所のあらゆる形態貧困を終わらせる」

2: 飢餓ゼロに (英: Zero Hunger)「飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能農業を促進する」

3:すべての人に健康福祉を (英: Good Health and Well-Being)「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」

4: 質の高い教育をみんなに (英: Quality Education)「すべての人々へ包摂的かつ公正な質の高い教育提供し、生涯学習の機会を促進する」

5: ジェンダー平等を実現しよう (英: Gender Equality)「ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児能力強化を行う」

6: 安全な水とトイレ世界中に (英: Clean Water and Sanitation)「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能管理を確保する」

7: エネルギーをみんなに、そしてクリーンに (英: Affordable and Clean Energy)「すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能近代エネルギーへのアクセスを確保する」

8: 働きがいも経済成長も (英: Decent Work and Economic Growth)「包摂的かつ持続可能経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する」

9: 産業技術革新の基盤をつくろう (英: Industry, Innovation and Infrastructure)「強靱なインフラ構築、包摂的かつ持続可能産業化の促進及び技術革新の推進を図る」

10: 人や国の不平等をなくそう (英: Reduced Inequalities)「各国内及び各国間の不平等是正する」

11: 住み続けられるまちづくりを (英: Sustainable Cities and Communities)「包摂的で安全かつ強靱で持続可能都市及び人間居住を実現する」

12: つくる責任 つかう責任 (英: Responsible Consumption and Production)「持続可能生産消費形態を確保する」

13: 気候変動に具体的な対策を (英: Climate Action)「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」[注釈 2]

14: 海の豊かさを守ろう (英: Life Below Water)「持続可能な開発のために海洋海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」

15: 陸の豊かさも守ろう (英: Life on Land)「陸域生態系保護回復、持続可能な利用の推進、持続可能森林経営砂漠化への対処、ならびに土地劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する」

16: 平和と公正をすべての人に (英: Peace, Justice and Strong Institutions)「持続可能な開発のための平和包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセス提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する」

17: パートナーシップ目標を達成しよう

 

お前らもSDGsが何の略蚊くらいは知ってるだろうと思うが、(S)ustainable (D)evelopment (G)oal(s) すなわち持続可能な開発目標と言ってるものだ。

俺の理解するところ、持続可能性、というのは、究極のとこ地球リソースは有限に決まっているのだから、それを使い潰さず、人類が恒久的に存続し発展していける可能性を残している状態ということだ。

俺はその究極目標は気に入っている。人類無限未来までその足跡を残せるよう、俺たちは最大限努力すべきだろう。それが先祖と子孫と、人類が見つけてきたすべての叡智のために、現在の我々ができることだ。

 

しかるにSDGsである

6、7、8、9、1112、13、14、15あたりはわかる。

公衆衛生エネルギー持続性、経済雇用産業都市インフラマテリアルリサイクル気候変動対策生物多様性……

いずれも人類地球上で存続していくために欠かせないものだ。

1、2、3、10、16もまあわかる。貧困だの飢餓だのを放っておくと人間死ぬし、社会がある程度公正でないと戦争が起きたりする。

17はまとめみたいなやつだから別にいい。

 

俺が意味わからんと思うのは、4と5だ。高い教育ジェンダー平等だ。これが人類の持続可能性に資するかどうか、まだ誰もわからなくないか

いやもろちん、高い教育ジェンダー平等まこと結構だ。やったら良い。より良い社会のために、是非とも必要なことだ。

だがこれ、持続可能な開発目標か??こいつら無理やりねじまれてないか??

もちろんすべての目標は未だ人類社会で達成されてないことばかりだが、それにしたって、この4と5が持続可能社会を作れるかは不明すぎやしないか

 

(おまけ)

また、正直なところ、俺は特にジェンダー問題については、このままやって本当に大丈夫か?と思ってもいる。

率直に言って、ここまでの人類の存続は、男女の役割という苛烈人権制限の上に成り立ってるんじゃないだろうか?

特に女だ。狩猟時代が終わって男の肉体の役割はずいぶんマシになったと言えるだろうが、女の肉体は相変わらずとんでもない無理をして次の世代を作っている。

こんな状況では、ジェンダー平等なんてのは土台無理な話なんではないかと思っている。

万年前と同じように、俺たちは女たちの本能に期待する以外に種としての持続可能性を持っていない。

ジェンダー平等が達成された世界で、古い男女の役割(女の役割)をやってくれる人間たちだけで人類を持続させられるのだろうか?

ジェンダー平等はいずれ達成するべき目標ではあると思うが、人工的に人間を生成する方を何とかしておく必要があるだろう。

2024-04-03

同性婚なんて海外行けば出来るんだから海外行って結婚してきなよ

日本には日本結婚観があるんだからそれを壊される人が同性婚嫌がるのは当然の話

どうしても結婚したいならそれは否定しないか海外行って結婚してきなさい

かに相続問題やら色々出てくるけどそれは個別勝手契約して実現すればいいだけなんだよ

病院立会なんかは自治体パートナーシップ証明で出来るところもあるんだから、それを拡充すればいい

わざわざ日本結婚観を踏みにじってまで同性婚を実現する必要性を感じる人はそんないないだろう

2024-04-02

なんで左翼結婚をいじろうとするの?

夫婦別姓とか事実婚の延長でいいし

同性婚とか新しく同性のパートナーシップ制度作ればいいじゃない

なんで結婚をいじろうとするの?

2024-03-28

マイノリティリベラル特区を創れないだろうか

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2339319

「おれたちニホン教に改宗しろ」と迫る日本人が多いからではなかろうか。個人的には創価学会(教団組織)は嫌いだけど、学会員鳥居をくぐれない禁忌はしばしば嘲笑対象になるが、禁忌を守る態度としては尊敬する

こういう素朴な人たちの思想は完全に間違っているけど不満は本物だから何らかの対処必要なんだろうな。正しくないからと言って無視し続けると米国のような分断を生む。

中韓には勝てないと分かって、女性を押さえつけることもできず、アイヌ沖縄相手にしてもらえないので、今度はムスリム差別を始めるのか。

攻撃差別的なツイ多いね。全部合わせろじゃなく配慮可能範囲対応し無理な所は無理なので受け手対処してねってものでしょ。アレルギーに置き換えたらどうなの?ここは日本とか来てなんて頼んでないとかイタい

将来的には全国に広げるとして、まずは一つの市町村単位で、誰でも安心して過ごせる特区を創る。

不寛容には不寛容」ということで日本国籍のネトウヨだけは最初排除する。

心理的安全性が確保されたところで、リベラル系の新聞社政党からお金を出して、特区内ではどのマイノリティ安心して過ごせる環境を整える。

パートナーシップ条例から一歩進んだ同性婚を認める

ヤングケアラー学校に通えるようにする

・誰でもトイレ女性安全スペースを確保する

毒親から逃げられるシェルターを確保する

・すべての言語対応した看板ポスターを設置する

レインボーパレード政治デモも定期的に開催できるようにする

食事ハラール対応もする

女性が肌を人に見せないで済む権利を確保する

自分たちの身内の不祥事自分たち戒律でさばけるルールも確保する

・使いやすいベンチを置いて公園でも自由に寝泊まりできる環境を確保する

児童虐待の恐れがある家には強制的に立ち入り検査する

・障がいのある人を他の市民ケアする日常

・親から子へマイノリティ文化宗教教育する権利を確保する

・外見だけで職務質問する悪弊撤廃

2024-03-22

anond:20240322211515

それスレチですね。

元増田が「こんな常識のない夫とどのように夫婦関係を築いていったらよいか」とか言ってりゃあなた考察有意義ですが、これ単なる「結婚した男がクソポンコツやったんやけどwww」って話でしかないんで。

そもそも落ち度の話しないんならどっちも悪いしどっちも悪くないとかのウソは言わなくていいよ。

 

パートナーシップにおいてどっちが悪いとかの話しても仕方ないというのは同意ですがね

anond:20240322210512

おお!!恋愛結婚パートナーシップのエアプ民今日多いな!!!いつもお疲れ様です☺️

女体に焦がれつつ女叩きをやめられないキミはリスクヘッジの面からまれてこなきゃよかったね!来世は草や木に産まれてこれることを祈っておくね✨

2024-03-17

anond:20240316132716

血縁無しに法律上家族になる制度が今のところ婚姻養子縁組しかいからな。

セックスする関係には縁組より婚姻の方が適切。縁組は何人としても良いし。

それならパートナーシップ制度を別途作れと思うかもしれないが、法効果が同一のものを別途作る必要もないし、婚姻と別の制度にして実質的重婚関係可能にする必要も無いし、婚姻のものを使うことによるデメリットも無い。

同性婚憲法24条1項

「両性の合意のみに基づいて」の「のみ」は、婚姻を異性婚に限るという意味ではなく、婚姻をする2者以外の意志の介入(端的には家制度下による両者親族意向など)に歯止めをかけるために入れられた文言である、というのが、24条1項の立法意思についての一般的理解そもそもこの憲法誕生した時代に、「同性同士が結婚する」というアイディアは、法曹界だけでなく当時の同性愛実践する当事者にとっても全く現実的ものではなかった。

このことから立法意思説に立った場合法律意思説に立った場合も、24条1項は、同性婚積極的禁止しているわけではなく(人間と法は、その時点での想定の枠外のものを「禁止」しない)、同性婚を「想定していない」(未規定)という解釈一般的である2021年札幌地裁判決に始まる各地での同性婚訴訟判決も、このような解釈に基づいている。その点で、https://anond.hatelabo.jp/20240316113208増田が書いている「憲法同性婚を想定していない、というのは憲法学会の通説であり」は100%正しい。

ただし、同じ増田追記で書いている「両性の合意がない以上、それに準ずる制度は作れたとしても憲法上の婚姻には該当しないって理屈付けしなきゃ無理」のほうは間違っている。「憲法で同性の婚姻保障されていない状態のまま、民法戸籍法において規定された婚姻を同性に拡張すること」自体法律論的には問題がない。憲法上では未規定だった対象や事項を下位法で包摂するというのは、憲法24条以外の憲法条文でも当然存在する。たとえば肖像権プライバシー権憲法上では想定されていなかった未規定権利だが、第13条の幸福追求権という抽象的な包括的人権から敷衍される具体的権利性のひとつととらえることにより、後に民法規定され保護されることになった。そこは、増田引用している高橋和之先生がこのように書いている通りである

日本国憲法は、人権をそこで列挙した個別的人権類型限定したのではなく、時代の変化に応じて生ずる個人の新しい必要要求が具体的人権として個別化されることを認めている」

高橋和之立憲主義日本国憲法(第4版)』(有斐閣、2017 年)



なお、ここで元増田に都合の悪いことも書いてしまうと、元増田引用している高橋和之氏の「立憲主義日本国憲法」 の

婚姻自由については憲法24条が保障しているが、近年議論され始めた同性間の結婚まではカバーしていないというのが通説である

立憲主義日本国憲法」 (有斐閣2017年



という部分は、実は2020年発行の第五版では「通説であった」と改められている。このことは国会質疑でも取り上げられている。https://twitter.com/P_reDemocracy/status/1597644240489701377

それはともかくとして、2021年札幌地裁判決では、少なくとも同性カップルに対して権利保護の仕組みを一切立法しないのは国会裁量範囲を超える違憲状態であり、このような違憲状態を解消するうえで、実際に現行の民法戸籍法規定する婚姻を同性に拡張することで解消するか、それとも海外シビルユニオンPACSのような、婚姻と似たような形で同性間にもパートナーシップの法的保護保障する、別建ての法律を新たに創設することで解消するかは、国会の広範な裁量に委ねられる、としていた。以後の各地域での同性婚訴訟基本的な流れも基本的にはこの立場にあった。「同性間に結婚を許してもいいし、同性向けに(あるいは同性も含めて)結婚みたいな別制度を作ってもいいから、とにかく何かやりなさいよ」ということだ。

一方、今回の札幌高裁判決は、この建て付けから一歩踏み込んで、現行民法戸籍法が同性間の婚姻を認めていないことは、憲法24条1項にも違反するとしており、ここまでの判決とは大きく意味合いが変わった。これは同性婚訴訟当事者支援する法曹にとっても予期せぬ判決で、驚き混じりの賞賛の声が出ているほどだ。ただし、その「違憲である現行民法戸籍法のあり方」に対してどのような立法解決を図るかは、引き続き立法機関たる国会裁量に任されていると考えられる。よって、憲法24条1項の定める「婚姻」の下位分類として、現行民法戸籍法の定める「婚姻」と、新たに民法規定される「何か」(たとえばシビルユニオンPACSのような婚姻類似制度)が併存する、という建て付けも可能であろう。その点では、札幌地裁判決に続く一連の判決での示唆と、求める立法解決の形が激変しているわけではないと思う。

とはいえ(これまで保守派が「同性婚禁止している」と認識していた)24条1項自体にもとづいて「現行民法戸籍法違憲だ」という判決が出るというのは結構すごいことで、おそらくこの判決が出たことで「国会がどのあたりを落としどころにするか」というラインも変わってくると思う。おそらく自民党保守派も「婚姻制度提供する法的保護のごく一部について最低限保障するようなショボいシビルユニオンを作れば違憲状態は解消され、保守派も何とか納得するだろう」だったものが、「同性パートナーシップを現行民法戸籍法の「婚姻」には絶対入れさせたくないが、そのためには、あるていど充実したシビルユニオン法案提案せざるを得ない」という感じになるかもしれない法相から以下のような物言いが出てきたのはその潮目の変化を表していると思う。

小泉龍司法相はこの日の定例会見で「国民生活の基本や国民一人一人の家族観にも関わる問題で、国民的なコンセンサス理解が求められる」とし「われわれも、議論を進めるという意味では貢献できるところがある」

岸田首相「同性婚規定、なくても憲法に違反しない」 札幌高裁が「違憲」判決出したのになお後ろ向き:東京新聞 TOKYO Web

与党内でも、公明党はもともと同性婚推進派だし、自民党内で同性婚反対の論調リードしてきた安倍はいまズタボロの状態にある。外堀は徐々に埋まりつつある気がする。

anond:20240316193836

正直言うと別に欧米のようなカップル至上主義文化だと結婚できないのは深刻な問題になりうるけど、日本だとパートナーシップ法制化してくれた方がいろいろ融通も効くし、結婚なんて煮詰まった制度の足しにしかならない同性婚より将来的な発展性がありそう。

2024-03-16

同性婚したいなら契約再現すればいいじゃん

俺が同性愛者ならそうするけどね

だって結婚なんて単なる義務権利を定めた法律しかないんだから

契約結婚再現しつつ、結婚による優遇は別途海外パートナーシップ制度参考にして金もらえるように求める

これが合理的だろ

同性婚なんて求めてたら生きてる間に実現するとは限らんだろ

そもそも結婚には適齢期がある

したいと思える期間なんて一瞬なのにその時結婚無かったら意味ないぞ

まあ、はてな民みたいに自分とは関係いか本音ではどうでもいいけど、戦ってる感を楽しみたいだけなら別にそれでいいけどさ

いつまで同性婚訴訟やってんの?

訴訟が終わる頃には訴訟始めた奴らほとんど別れてるだろ

そんな暇あったら良い感じのパートナーシップ制度作っときゃいいのに

そもそも訴訟が終わったとして同性婚立法が始まるなんて決まってるわけじゃないんだしさ

ジジババになってから結婚結婚言ってたら笑われちゃう

憲法同性婚を想定していないのは本当

追記3

まりにも多すぎて取り上げられないので。

自己意見ではなく憲法学の通説的な見解はこうだって紹介してるものに対して「わたしの考えた最高の見解」が数多く。別にいいけど。

当初の記事は以下から

札幌高裁同性婚を認めないのは違憲だという判断が下された。

それに対して岸田総理は「憲法同性婚を想定していない」と発言し、はてブやX他のSNSなどで、主にリベラル左派から批判が集まっている。

これについて過去議論の経緯を記録しておく。

憲法規定

日本国憲法24条第1項)

婚姻は、両性合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

この「両性」というのは「男女」という二つの性を指すというのが政府見解、それに限らないというのが今回の札幌高裁判断だ。

憲法学見解

2004年11月17日参議院憲法調査会)

赤坂正浩参考人神戸大学大学院法学研究科教授

少なくとも同性婚に関して言いますと、これは議論がありますが、日本国憲法場合には二十四条法律上婚姻尊重されるべきであるという規定があって、そこには婚姻は両性の合意に基づくということになっていますので、通常の解釈は、法律上結婚男性女性と、両性というのはそういう意味だと。

 もちろん、ラジカルに、両性というのは二つの性ということなので、男性男性女性女性というのも解釈上あり得るというごくごく少数の説がありますが、一般には日本国憲法の現行規定で同性の法律上婚姻を認める制度は設けられないことになっているんだと思う

樋口陽一東北教授等を歴任

憲法24条は(略)同性のあいだの結合をも『家族』とみとめるほどには革命的ではない

憲法国家」(岩波書店1999年

高橋和之東大教授等を歴任

婚姻自由については憲法24条が保障しているが、近年議論され始めた同性間の結婚まではカバーしていないというのが通説である

立憲主義日本国憲法」 (有斐閣2017年

近年(2017年)においても憲法学会の通説では同性婚憲法保障するところではない、とするのが憲法学会の通説であり、政府見解は正しいと思われる。

どちらかというと札幌高裁の方が憲法解釈を変えようとしている、と理解した方が良いだろう。

ちなみに高橋先生は芦部門下として憲法学スタンダードだった「芦部憲法」の補訂を行っていた人物で、戦後憲法学の本流と言っていい。

また、樋口先生はよりリベラル立場で、立憲デモクラシーの会代表として安倍政権事実上解釈改憲(厳密に言うと政府解釈改憲はしていないという立場。ややこしいが。)を批判しており、同会はその後市民連合発展的解消をしている。

いずれにしても政府解釈に有利な人選ではない(と思う)。

札幌高裁判決とそれに対する所感

憲法24条1項は文言上両性間の婚姻を定めているが、個人尊重がより明確に認識されるようになったとの背景のもとで憲法24条を解釈することが相当である。(略)

異性間の婚姻のみならず、同性間の婚姻についても、異性間の場合と同じ程度に保障していると考えるのが相当である

社会情勢の変化により憲法解釈を変更すべきとのこと。まぁ分からなくもないが裁判所がそれを言うのはどうなんだろう。

例えば有名な尊属殺重罰規定違憲判断について、最高裁は「社会情勢の変化」などは理由にせず、「目的に対する法定刑が重すぎる」ことを理由にしている。(社会情勢の変化に対応するのは立法府との判断だろうか)

同性婚可能とする国は多く、国連自由権規約人権委員会は、同性婚享受できるよう指摘している。国民に対する調査でも同性婚容認する割合はほぼ半数を超えている

地方公共団体により実施されているパートナーシップ認定制度自治体による制度という制約があり、本件規定が異性間の婚姻以外について一切手当をしていないことに鑑みると、 同制度によって同性婚ができないことによる不利益が解消されているということはできない。

以上によれば、本件規定は、少なくとも現時点においては国会立法裁量範囲を超えており、 憲法24条に違反する。

各国の状況や世論の動向で憲法解釈を変えるべき、とのこと。

法の支配とはかなり異なる考え方で個人的には危険なことを言ってるように思えるが、最高裁はどう判断するのであろうか。

(各国の状況で憲法解釈が変えられるなら9条周りは解釈改憲し放題だし、世論の動向で憲法解釈が変えられるなら刑事司法関係人権保護上かなり危険だろう)

札幌高裁判断と国の対応

札幌高裁判決形式だけ見れば国側全面勝訴となっている。

国会には立法裁量があるが、同性婚を許さない本件規定について、国会議論司法手続において憲法違反であることが明白になっていたとはいえない。同性婚立法の在り方には多種多様方法が考えられ、設けるべき制度内容が一義的に明確であるはいい難い。同性婚に対する法的保護否定的意見価値観を有する国民存在し、議論過程を経る必要があることも否めない。そうすると、国会が正当な理由なく長期にわたって本件規定の改廃等の立法措置を怠っていたと評価することはできない。

したがって、本件規定を改廃しないことが、国賠法1条1項の適用上、違法であると認めることはできない。

この場合、国側は裁判には勝っているという理屈最高裁に上訴できない。

今回の場合賠償が認められなかった点で原告側が上訴してくれたか最高裁判断が仰げるものの、原告側が「違憲判断が出たことに満足して上訴しなかったら議論が宙ぶらりん(高裁での違憲という裁判結果は残るが政府はそれに拘束されない)になってしまうところだった。このシステムも妙に思える。 

そして、最高裁判断のないこの時点で政府憲法解釈を変更するというのはまさに行政府による「解釈改憲」となる。(いわゆる戦争法案ときは、政府は「解釈改憲をしていない」と位置づけていたにも関わらず、樋口先生たちだけでなく立憲民主党共産党もそれを強く批判していたはずだ。それに比べても今回はド直球の解釈改憲になる。)

まとめ

憲法同性婚を想定していない、というのは憲法学会の通説であり、政府見解はそれを前提としている。
最高裁判断のない時点でこの解釈を変更するのは立憲主義的にかなり問題が大きく、岸田首相発言憲法学的に極めて穏当である

所感

普通に改憲すればいいんじゃね?

札幌高裁判決文はすべて

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_65f17930e4b01707c6d2759b

判決要旨から

追記

間抜けブコメがあったので(しかトップブコメ・・・

◯想定していない以上制限もしていないわけだから憲法解釈でごちゃごちゃいうよりも通常の立法措置OKなんちゃう

◯想定していないがだからダメというわけではないでしょ。だいたい両性っていうのは本人同士が決めるものって意味だし。

(他にも複数あったけど全部取り上げるのはめんどくさい)

少なくとも憲法上の婚姻制限されてるよ。

条文読み直してみてね。「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立」するんだよ。

両性の合意がない以上、それに準ずる制度は作れたとしても憲法上の婚姻には該当しないって理屈付けしなきゃ無理。

この観点では次のブコメリプライが正しい。というか

まっさら状態から自由可能ものだと立法できるじゃん、みたいな間違った意味に取る人が市井には出てきちゃうでしょ」

ごめん、本当に出てきちゃったね。こんなに読解力に欠ける人が多いとは思わなかったんだ

コメントにある両性以外の同意法制化したら憲法違反になるよ。両性の同意のみなんだから。だから同性婚推進の方々は両性の意味をこねくり回している。

◯ここでの「同性婚を想定していない」は、結婚は異性の間でしか認識しない、同性婚というものはその存在を国は認知しないという意味であることの説明がいるんじゃないの。

そうでないと、同性婚については想定されてない、まっさら状態から自由可能ものだと立法できるじゃん、みたいな間違った意味に取る人が市井には出てきちゃうでしょ。

追記2

“両性の合意のみに基いて成立”は“親など本人以外の合意が要らない”という意味で両性が“男と女”を強制しているわけじゃない、というのが憲法学者の見解なのでは。/

赤坂先生の言うところの

両性というのは二つの性ということなので、男性男性女性女性というのも解釈上あり得るというごくごく少数の説

ですね、独自解釈ありがとうございます

2024-02-29

同居している家族との関係が最悪だった時、当時の無職手帳持ちの友人から一部屋空いているからうちに来るといいと言われ、そのままなし崩しにそいつの家に引っ越し

まず、その友人の親に挨拶すると、「そんなに仲がいいなら結婚すればいいのに」と言われ(友人と自分は同性)

友人はなぜか乗り気、そのままその土地パートナーシップ制度などを調べ出す

結婚ってこういうものなのか」などと頻繁に言い出すなど、なにか後戻りできない雰囲気

結局パートナーシップ制度はお飾りの制度だったので、パートナーシップは結ばなかった

役所帰りに怒る友人を宥めながら喫茶店で奢っていたことを思い出す

セックスもしたけど、友人がアンアン言ってイクまで自分が責め続けるだけでなにも気持ちよくなかった

ちょっと面白くはあったけど自分がなんも気持ちよくないからすぐ飽きた

ただの作業だった

でもそれだけしても付き合うことはなかった

友人いわく、恋愛はしたくないらしい、そういうセクシャルじゃないとかなんとか

でも結婚願望(同性だから実際に結婚できる訳じゃないけど)はあるみたいで、かなりの頻度でほのめかしてきた

結婚生活を送ってるつもりだったのかも、知らんけど

そいつの親も「増田さんがいてくれれば安心ね」とか言いまくるし

いよいよ後戻りできない雰囲気

自分は頑張った、仕事も探した、家事のこともかなりやった

そいつ人生本気で背負わないといけないんだと思った

最初はただの同居で始まったはずなのに。たぶんほぼ洗脳

無職手帳持ち友人は無職手帳持ちなので家の掃除も金を稼いでくることもできない、家はゴミだらけで自分掃除しなければいけなかった

生活費用ほとんど自分で出した、友人の親に家賃まで払った、

正社員になろうと思ったけど友人が嫌がるからパートで、シフトを最大まで入れて頑張った

その間友人は他の異性の友人と遊んだり、うまくて高い飯を食いに行ったりしていた

毎晩ボイチャをし、デケー声で知らん人と喋りまくっていた

明らかに自分よりそいつらの方が好きそうだったし扱いも丁寧だった

自分に対してはカスとか、平気で暴言を言う

そのうちセフレ100人作りたいとかナメた事言い出したからさすがにキレたら、

自分恋愛感情いからわかんないとかフニャフニャ言ってた

その当時自分マジで追い詰められていて

こいつが死ぬまで面倒みたらあとは野垂れ死ぬんだろうなと思っていた

貯金全然なかった、この家をどう離れて生きていけばいいかからなかった

かねた人が自分をそこから引っ越しさせて、

物理的に距離を取ったら洗脳も解けてきて絶縁した

今でも甲高いヒステリックな声は苦手だし、(ヒスられてきたので)似た雰囲気の人を見かけると動悸が止まらない

2024-02-26

自分好みの異性と長期のパートナーシップが築けていれば、基本的に男女論などにハマる気にはならないはずです


肝に銘じてください

2024-02-20

anond:20240220153816

純粋フレーズだけ入力して解説せよ、とするとこうなったんだが、

どんなプロンプト入れたかわからんけど、もうちょっとやりようがあるでしょ。挟みとAIは使い方だよ?

AIの応答

「アタオはいらない、お金がいる」というフレーズは、女性が直面する問題に関する日本社会的議論を反映しているようです。この文脈で「アタオカ」とは「お世話になる男性」を指し、「お金がいる」とは、女性経済的自立を求める現代の傾向を表しています

このフレーズは、伝統的なジェンダーロールと現代社会動向との間の緊張を示しているかもしれません。日本社会においては、長い間、「男性が働き、女性が家庭を守る」という役割分担が一般的でした。しかし、経済グローバル化女性教育水準の向上、そして女性労働市場参加の増加などにより、この伝統的な役割分担は変化しています

この変化により、多くの女性経済的自立を目指すようになりました。結婚パートナーシップにおいても、従来の「男性経済的に支える」役割に頼るのではなく、自分自身経済力を重視する傾向が見られます。このことは、「アタオはいらない、お金がいる」というフレーズ象徴的に表れていると言えます

この現象は、女性社会進出ジェンダー平等に向けた進歩の一環として捉えられる一方で、日本のように伝統的な家族構造社会規範が強い国では、新旧の価値観の衝突や世代間の意見の相違を生じさせることもあります。これにより、働く女性への社会的支援育児家事分担の公平性など、さまざまな社会問題が浮き彫りになっています

したがって、「アタオはいらない、お金がいる」というフレーズは、日本社会における女性地位役割、そして経済的自立に関する重要社会学的課題を示していると言えるでしょう。

2024-02-15

anond:20240214162243

女性ITなどの理系能力が得意な人より

感性共感能力必要とする仕事を得意とする人が多いよ

後者は稼げないし元増田の言うような扱いをされることにそんな抵抗もないと思う

多数派女性に適してないことを善意押し付けるのはパターナリズムだしやめてほしい

元増田は露悪的に書いてるけど男女の違いを認めてそれぞれ適したこと担当するパートナーシップは間違ってないよ

2024-02-14

anond:20240213115338

chatGPTちゃん攻撃的な表現を穏当なものに整えてってお願いしたら文意自体変えやがるから見出しは変えずに本文部分だけ調整してってお願いしたら心が壊れてるみたいな内容になった。

金を稼げ

経済的な安定は、将来のパートナーとの共同生活において重要な要素です。特に東京では年収800万円、その他地域では600万円が目安とされています。これらは一般的基準であり、安心して生活できる最低限のラインと捉えましょう。

専業主婦にさせろ

パートナーシップの中で、生活スタイルについては互いに合意形成することが大切です。共に話し合い、お互いが納得し、支え合える関係を目指しましょう。

女を見下せ

相手尊重し、お互いの価値を認め合うことが、健全関係構築の基礎です。互いの強みを生かし、支え合う姿勢重要です。

マウントを取れ

自信を持つことは重要ですが、相手尊重し、等身大自分を見せることで、真の信頼関係が築けます。お互いの長所を認め合い、高め合う関係を目指しましょう。

筋トレジムに行けデブは痩せろ

健康を維持し、自己管理を徹底することは、自己魅力を高める上で非常に重要です。健康的な生活は、自信にもつながります

同時並行で複数人進めろ、数をこなせ

出会いの幅を広げ、多くの人との関係を築くことは、理想パートナーを見つける上で有効です。ただし、すべての関係真摯に向き合い、相手に敬意を持って接しましょう。

ふられても気にするな

出会いの中での失敗は、成長の機会です。一つの経験から学び、前向きに次のステップへ進みましょう。

さっさとチンポを入れろ

関係を深める上で、お互いのコミュニケーション理解重要です。互いの意志同意のもとで、関係を進展させることが大切です。

必要投資しろ

関係を深めるための努力投資は、将来の豊かな関係構築につながります。無理のない範囲で、お互いにとって価値のある時間を共有しましょう。

若いうちに行動しろ

人生のさまざまな経験は、若いうちに積むほど、豊かな人生につながります積極的チャレンジし、多くの経験を積み重ねましょう。

2024-02-12

統一教会、パー券裏金問題、次の自民党問題は?

こういう主張で自民党議員公約締結している神道政治連盟じゃない?

同性愛は「後天的精神障害または依存症」であり「治療可能」と主張

同性愛は「ギャンブル依存症と同じ」と主張

伝統的な家族制度の崩壊につながりかねない選択夫婦別氏(姓)制度の導入に反対し、その対処策として、旧姓使用拡大に努めます」と自民党議員合意

各自治体におけるパートナーシップ制の制定等の動向を注視するとともに、民法で定める法律婚大事にしてその意義啓発に努めます」と自民党議員合意

この辺の人ね。 https://toyokeizai.net/articles/-/667833?page=3

はやくジェンダー平等日本になりますように。

神道政治と切り離されて気兼ねなくお参りできるようになりますように。

2024年建国記念の日に。

anond:20240212204605

結婚制度に対する批判提案は、社会の変化や個々の価値観多様化に伴い、ますます増えています結婚は、過去には一般的生活形態であり、法的な枠組みや社会的な期待が存在しましたが、現代ではそのような制度適用されない場合も多く見られます

具体的には、以下のような提案アプローチがあります

個別関係形成結婚以外の関係形成方法模索することができます。たとえば、パートナーシップ、共同生活自由恋愛、一人での生活など、異なる形態関係が考えられます

親子関係の再定義結婚しなくても子供を持つ方法として、精子卵子提供による人工授精代理母出産などがあります親権後見人制度も、結婚に限らず異なる方法定義される必要があります

財産相続と老後の計画結婚によってのみ財産相続するという概念は、現代社会には適用されない場合もあります。老後の計画財産相続については、結婚以外の方法機構検討することが重要です。

これらの提案アプローチは、社会の変化や個々の価値観多様化に応じて、結婚制度に代わる形態制度模索が進むことを示しています。将来的には、より多様な生活スタイル関係形成方法が受け入れられる可能性があります

2024-02-07

パートナーシップの有無で生きやすさが変わるとしたらそれは間違ってる

「『好き』って感情が分からないのに結婚したい理由がよく分からない」→結婚ロマンスというのが苦悩になっている

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2309267

もちろんつがいという関係性が好きで、同好の士とそういう関係を結ぶというのは各々の自由だと思うんだけど

精神体な要因以外の理由で、そういう関係性がないと生きづらいから、ってのはそうなってる社会おかしいと思うんだよね

アセクシャルセクシャリティの一つで他のものと同程度に尊重されるべきだし、

それ抜きでも根本的につがいってのは独占であってどちらかというとエゴイスティックな営みなわけだから

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