はてなキーワード: SIerとは
IT業界、とりわけSIerに身を置いているとよく聞く言葉だ。
それに対し難色を示すと、相手は決まってこう返す。
何かあった時に責任とれるんですか、と。
しかし私はこう言い返したい。
あなたこそ、古いバージョンの潜在的な不具合が発現した時に責任とれるんですか、と。
実績があるといっても、それは今まで"たまたま"問題が発生しなかっただけで
次の瞬間は、何が起きるか分からない。
(新しいバージョンを使ってさえいれば・・・という場面が何度あったことか!)
もちろん一概には言えないし、
おいそれといかないこともあるだろう。
とりあえず実績のあるバージョンを、と言う人は
思考停止していると言わざるを得ない。
http://crapp.hatenablog.com/entry/2016/02/25/232621
これを読んで、思ったことをつらつら書く。
久しぶりにクラウドワークスにログインしてみると、期間半年で130万円の案件が最後だった。
割に合う案件がない
今までクラウドワークスで請けてきた案件を時給換算したら、最低時給を下回るのは当たり前で、中には「3桁円にすら達しない」「そもそも報酬自体が貰えないこと」すら普通にあった。もちろん在宅で働けることを踏まえたら多少は安くてもいい。しかし、問題は、あまりにも安すぎるのだ。それも論外なレベルで。
募集金額自体は低くないことも多い。月50万とかの案件も普通に飛び交っていた。でもそれは、現実世界では200万以上貰わないといけないレベルの仕事だったりする可能性が高い、というか200万で済めばまだいいほうだ。俺は500万は覚悟している。
こういう案件はよくあるのだが、依頼詳細の文面を機械的にフィルターすれば避けられる。
例えば https://crowdworks.jp/public/jobs/546507 これ。(今たまたま見ただけ。例に出してごめん。)
▽その他コメント
※実際のWebサイト開発/アプリケーション開発の進め方・別途詳細は、
結局何の言語使うんだよっていうのと、多数のエンジニアを募集している点で、分かってない感がつよい。
こういうのはスルー。なんかテンプレでもあって【変更してください】の箇所を変更しないまま登録するとかあるのかね?
良い例は https://crowdworks.jp/public/jobs/549950 これとか。
まあ値段は安いんだけど、この案件で自分がコンタクトするなら「取り敢えず5万円でバグつぶしだけするけどどう?」っていう感じのメッセージを出すかな。だいたいスルーされるけど最初はこういう軽い感じでやる。
初回で10万円以上のものは受けない。5万円が実は10万円分の案件だった、って判明してもダメージ低いしね。
続けてお願いってなったら、ちょっと予想より大変だったので次は8万円で、って言う。
これは、手数料分を上乗せして、20万円のところを25万円でって何回目かのやり取りで言っちゃう。
そうすると相手から「直接取引にするので安くできない?」って言われる。仕事をもらう立場としては断りづらいよね~。
SIerっぽいスカウトは断るようにしていたのでよく分からんのだが、熱意があるのが一番だと思う。
このネットショップの売上をもっと上げたい!的なやつとか。やる気が出る。作って売上が伸びればこちらも顧客も嬉しい。
多数の案件流してる流れ作業的なのは、疲れるし作っても特に喜ばれることもなくやる気が出ない。
(略)
そもそも、エンジニアやIT企業がクラウドワークスを利用する場合って、決まって「①自分が引き請けた案件を横流しする」「②炎上中の案件を押し付ける相手を探している」ケースだ。
(略)
①はまだマシだ。
(略)
②は地獄だ。
そもそも初回で10万円以上のものは受けないという前提があるので、まず誰も解決できなかった小さなバグを直したり小さな機能を実装する。
あとは、前回は初回限定割引価格ですよ~と言って、値段を上げる。
本当に困ってたらそのまま通るし、高いから無理ってなってもまた後でやっぱり頼むって言われたりもする。どこかの他人が作ったバグなら、こちらが主導権を持ちつつ進められる。
と、ここまで書いて、実際は年1顧客なんだよなー、とも思う。ただリピーターで価格と開発効率がどんどん上がっていくっていう。
1年間だと200~300万ぐらいだろうか。
ソフトウェアの規模や種類によって最適な作り方ってのは決まってくるから
ユーザのニーズに合わせてどんどん拡張していくようなWebサービスだと、設計書細かくつくっても開発が遅れて競争に負けてしまっては意味が無い
法律や規定で動作ががっちり決まっていて、何十年単位で運用するような金融とか公共系のシステムなら、プログラムの細かいところまで日本語で記述した資料があったほうがいい
とか
それでも、標準的な言葉の意味が知りたいなら、IPAの試験でも勉強するとか
あとは、プログラミング言語の進歩で表現力が上がってくるにしたがって、プログラムのそのものをドキュメントにする必要性は減ってきてると思う。
あまりコミニュケーションが得意ではないのもあって、入社直後は非常に苦労した。
正直人見知りだったのでわけのわからないことをのたまっていた時期もあった。
とはいえもう4年目であり色々と手馴れてきて精神的にも余裕ができてきた。
しかも、最近の現場は9時-5時で帰宅できるようになり肉体的にも余裕がでてきた。
と、ここらでレベルアップを図りたいと思っており色んな設計書の問題点を指摘した記事とかを読み漁ってきたわけだが
アジャイルだの詳細設計書がゴミだのいろいろ指摘しているのは見かけるのだが今の自分の現場と環境があまりにも違いすぎてピンとこないのだ。
なんせ、入社してからやったのがガチガチのウォータフォール型の開発でアジャイルだのなんだのをまったくやったこともないからだ。
Gitなんて使ったこともないし、eclipseでSVNでソースを管理し、古いシステムならCVSだって未だに現役がちがちだ。
幸いにもドキュメントはがっちり作ってあって過去のシステムがどういうものなのかはよくわかるようになっているが。
もちろん転職しちゃえとか色々まぁ考えようはあるが別に今の会社に大きく不満があるというわけではない。
そこでSE経験の長いお歴々に色々尋ねたいことがある。
http://nantonaku-shiawase.hatenablog.com/entry/2014/05/18/012107
↑上記のサイトでウォーターフォール型開発の例を逐一説明してくれているがこんな一文がある。
ネットで検索すると、みんなが批判している。私も作ったことがない。というか時代遅れと言われがちなSIerの私ですら書いたことが無いのに、書かせる企業 is 何。
詳細設計書ってよくわからない - 未来のいつか/hyoshiokの日記
詳細設計書に何を書くべきか? - Sacrificed & Exploited
EXCEL設計書 Vol.1 怪文書大公開 | Same Old Lucky Day
詳しすぎる詳細設計書 - SiroKuro Page
ネットで検索すると、みんなが批判している。私も作ったことがない。
俺は入社してからずっとガチガチに詳細設計書を書いていたし、先輩も皆書いてる。
一体どこの世界の話なんだ。
いくつかの現場にも出向したがそこでも普通に詳細設計書を書いていたぞ?
どういうことなんだこれは。
でもよくよく考えたら、なんだか説明されている詳細設計書と機能設計書は俺が書いている「詳細設計書」ではひとつにまとまっている気がする。
そもそもそんなのないかも知れないが。
そこで尋ねたいのは事例として機能設計書や詳細設計書の具体例が欲しい。
書籍でもWEBページでもなんでもいい。
そうじゃないとなんだかそもそも話に付いていけない。
あと、詳細設計書がかけなくなりそうだ(切実)。
ところが俺の住んでいるところではExcelにテスト項目を俺が書いて俺が単体テストを手動でやって、結合テストも俺が手やる。
結果列に○だの×だの書いて失敗したらまたやり直しだ!
延々とこれを繰り返す。
別にそれがいやだといってるわけじゃなくて(嫌だけど)、皆テストとかどうやってんの。
テストとかそもそもやってんの?
アジャイルだの何だのに手を出すのもいいのかもしれないがそもそもウォータフォールなV字モデルをぜんぜん理解し切れてない。
誰か教えてくれ。
某官公庁の請け負ってるシステムやってるけど糞だよ やめておいたほうがいい
上も下も協力しない。上司は口を開けば「使えねー」だの「仕事できねえくせに偉そうに」だの朝から晩まで上流の悪口三昧だし
その締め付けがこっちにもきて書類一字一句でも間違えるとひたすらに叩いてくる
進捗会議でもなんかいうとひたすらやり玉にあげられるし、アレだね。ほとんどアレでストレス発散してるようなもん
協力会社何社かつかってるけど馬鹿にしてるし。もう毎日悪口とか愚痴聞くのも疲れた。
でもね、なんだかんだで国からの案件って切れないんだろうなあって感じもするのよ。常に新しい修正案件は入ってくるからとりあえず会社としてはおおきなやらかしがなければ収入は途絶えない。
税金からでてるわけだからよっぽどのことがなければ終わるわけでもないだろうからねえ。
たぶんこういう思い出で仕事してる人は多いんだろうなあって勝手に思ってるけど。
あーあ、転職しようかなあ
かならず、コミュニケーション力だとかプロジェクトの運営能力だとか技術以上に重要なものがあって、自分らはそれに長けてるからいいんだみたいな反論ってあるよね。
でもたいていのSIerって、アーキテクト的な役割とマネージャー的な役割とが分離されてなくて、経験年数があれば技術もあってマネージメントもできるってことになってる。
SE本人も、どう見ても水準に達してないよな人が、経験年数だけを根拠に自分は技術力があるって思ってる。
で、そういう人が、技術的な面まで決定権があって、新しいものは取り入れない伝統芸能的な開発を選択して、それが正解みたいなことを言ってるから技術志向の人から絶望されるってことになってる。
http://anond.hatelabo.jp/20160123131828
最新の技術をバンバン取り入れて、自分の裁量でどんどん動けて。
華やかな世界。私も行ってみたい。
だけど行かないのは、今の自分の仕事に誇りを持っているからです。
そりゃー、ちょっとしたスクリプトひとつに過剰反応もしますよ。
極端な話、原子力発電所のシステムだったらそんなこと絶対に許されないでしょう?
増田の主張が間違ってるって言いたいわけじゃないよ。
むしろ涙無しには読めないよ。
行き過ぎた保守主義で組織が硬化してワケのワカランことになってるのは、私も何度も目の当たりにしてきたし、
だけど、こんな雁字搦めの状態でも何かできることはないか、変えられることはないか、って
http://anond.hatelabo.jp/20160123131828
でも、その前に、言いたいことがある。
つまり、コードを書く人ではなく、プロジェクトを運用する人が必要だ。
なぜかここに勘違いが発生している。
就職説明会で、プログラマーを募集したり、技術力の高さをうたうSIerはない。
「わたし達は、『コミュニケーション能力』に長けた人材を必要としている」と明言している。
よく就活生の間で「『コミュニケーション能力』って何だよ」というバカにしたような疑問が生まれるが、必要なものはまさにこの能力だ。
『コミュニケーション能力』とは、プロジェクトを運営する能力である。
具体的には、「お客さんと合意をとる」「工数を管理する」能力だ。
SEは技術課題が発生した事実は把握するが、解決するのはプログラマーだ。
SEの仕事は、発生した技術課題によって、プロジェクトが遅延するか、工数がオーバーするか、お客さんに何らかの説明が必要か、を判断・処理することだ。
SEの目的は、「プロジェクトを成功させること」であって、「技術力を高めること」ではない。
もちろん、「プロジェクトを成功させること」を達成するために、「技術力を高めること」が必要と判断する場合もあるだろう。
だが、必須ではない。
プロジェクトを成功したと判断するための要素はいくつかあって、それらはお客様と合意がある。
例えば、「業務に支障をきたす障害が10件以下であること」という要件であれば、不具合が10件あっても問題はない。それ以上の品質を維持することは自己満足の世界である。もっと、言えば、必要以上の品質を維持するために、工数を消費することは会社にとって不利益行為である。
大事なことは、自己満足の品質基準を満たすことではなく、お客さんと合意した品質基準を満たすことである。
「お客さんとの品質基準を満たすためにより多くの工数が必要なんだよ。テストコードが必要なんだよ。自動テストを作成する時間が必要なんだよ。レビューの時間が必要なんだよ」と思うだろう。
バカかお前は。
その必要なことをお客さんに説明して、工数とってくるのがSEの仕事なんだよ。
工数取れない場合は、合格基準を低くするのがお前の仕事なんだよ。
仕事ができないSEってのは、製造が開始した後に、「あ、これが足りなかった」ってなる人のことだ。
自己紹介で「仕事はSEです」というと、ブラックのイメージからか可哀想な目で見られるため、否定したい。
20代は薄給だ。でも寮がある。
30は500万円
35は650万円
部長は1000万円〜
月0時間だ。
とはいえ、運用は部によるし、プロジェクトによっては月60時間いくやつもある。
取得率は100%近い。
けっこういる。
部によっては、仕事に厳しいため、己の無力さから鬱になる人もいる。
在宅勤務もできる。
同業なのに特定できない人は、情報収集能力に著しく欠けるため、当社に不要な人物なので転職は諦めてください。
読んだ印象は「若いなー」って感じ。
傾向としては技術力を重視しないってことだと思うけど、
金儲けをしている以上、技術よりは金儲けを重視するのは至極当然な話。
経営者は、「売上」==「金儲け」と「技術の蓄積」==「生産手段の増強」を常に天秤にかけて投資してる。
じゃあって従業員がgithubを知らなくていいことにもならない。
だからSIerで技術力の蓄積する場合、それが売り上げにつながる形であることを示せばいい。
例えばgithubであれば、gitflowなどのプルリク文化(?)が最終的に工数削減による利益率の
技術者の独りよがりでなく、客観的、具体的な成果を数値で示すのは当然のことだろう。
SIerで認められないのであれば他でも認められる可能性は少ない。売り上げに貢献できないのだからしょうがない。
逆がないとは言わないけど、つらいとおもうな。。
http://anond.hatelabo.jp/20160123131828
にてSIerがボロクソに叩かれているので楽しんでいる人間もいると伝えたい。
長時間労働が全社的に問題視されていて、作業効率化しない組織の方が上からも下からも叩かれている。まあ実際は効率化に充てられる時間はあまりないのだが、意識としては部長・課長レベルまで浸透している。
技術力は部署(業界、業務系、web系)によって色がかなり異なるが、自分のところはGit(hubではない)でソースコード管理しているし、Redmineでチケット管理するし、HipChatで会話しながらビルド結果をbotで通知したりもする。
こういったコメントが付く時点で社会のディストピア感を感じる。
誰が見ても「非効率」であることは明らかなんだし、1人あたりの生産能力を向上させることこそが産業革命以後の資本主義社会の大きな命題なのに「金もらえるならなんでもいいならむしろオススメだろ」なんていう適当なコメントが付くとかヤバイ。
うちは独立系中小IT屋(ほぼ人貸し屋)でどっちのお客さんとも付き合いがある。
http://anond.hatelabo.jp/20160123131828
やれ技術が古い、テストをしないだのと叩かれまくっているけど、SIerって言っても色々だと言いたい。
俺が勤めている会社は、100人に満たない小さな会社だけど、ちょっとしたニッチな固有の技術を持っていて
それを売りにした製品を自社開発すると同時に、受託開発も引き受けている。
固有技術なので顧客には完全なブラックボックスということがあって、それが顧客との間で有利に働く。
当然論文も特許もあるけれど、それを理解できる客など殆ど居ないので商売としては相当な強気を通していて、
受託受注額も業界屈指だと思うけど、技術力の高さに関する評判の為に顧客も文句は言われないし、その結果として給料はいい。
平均年収は800万程度だったはず。残業はないわけではないけど、社員平均で月間40時間は切ってたはず。
同時に社内にも、うちは技術力を売りにしている、という自負があるので、現場の環境整備に関する要求も当然の様に行われる。
アジャイル開発が話題になれば、いち早くそれらを試す位の事はしてきたし、gitを始めとして話題になったものは積極的に使う事はいとわない。
JIRAなど有償のものなら、それを購入するのも躊躇いなく行う。
社内勉強会も活発で、いわゆる流行りの言語ついてとか、機械学習など流行っているものの専門書の輪講など様々に行っている。
例えば、論文を執筆して発表すれば、出した会議や学術誌のインパクトファクターなどで評価値が決まっていて、これは公開されている
エンジニアでも、コードのコミット行数、ビルドの失敗回数、バグを出した数、修正した数などが、ビルドサーバーで自動的に計測されており、
一方で、ここで下位扱いになっても、クビにはしない。ただ、相当期間の再学習期間を与えられ、様々にテストを課される事にはなる
まず、役職者には工学博士を持ってないとなれない。新入社員も当然ながら全員修士卒以上を要求しているが、学部卒も稀にとる
しかし、博士がないと出世は出来ないので、優秀であれば、どこかのタイミングで大学院に進学する事を求められる。
その間は、午前中のみ会議や、ちょっとした仕事をするために出社を要求されるけど、ほぼ一日を研究に割り当てる事を業務にする
テーマは殆どが自社製品に関するものなので、修了者全員が業界屈指の専門家として帰ってくる事も会社の強みにしているのもあり、
その間に給料が下がることはないし、海外留学する場合にも学費も何もかもが会社で負担してもらえる。
海外留学や海外との取引を行うために、英語学習も推奨されていて、某大手英会話学校の講師が会社にきてレッスンを行うなどするが
社員にはTOEFL80点を常に維持することが求めれられている。高額な受験費も会社もち。
一方で育休などの制度も充実していて、企業内保育所を作り保育士を1名雇っているので安心して出産を行えるなど、女性にも受けがいい。
ちなみに社内結婚も推奨されていて結婚時には50万円一律で支給されるとあって、何組かカップルがいる。
さらに、家賃の半分を会社が持つなど優秀な人材を一人も社外に出さない事に社長は余念がない。社内では人材コレクター呼ばわりされる所以だ
という具合に、SIといっても様々なので、ひとまとめにして貶されることに抵抗がある。