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はてなキーワード: SFとは

2021-06-07

anond:20210606220831

色々書いてあるけど、きっともっとシンプルな答えがある。人間が目指しているのは個の独立性を高めることだ。究極的には種や国や会社家族といった集団を個が超越することだ。なぜそれを目指すのか?分からない。SF脳を駆使すれば、それは星を離れて宇宙中に広まるためかもしれない。それは生命の子繁栄ループを断ち切り個の永続を実現するためかもしれない。そんなはるか彼方、超越的未来のための礎にすぎないのだ、女性社会進出なんてものは。

2021-06-06

100年後の趣味

100年後に流行趣味はどんなものだろう?

100年後ともなるとシンギュラリティの影響で人間は単純な仕事危険仕事から解放され全員が似たような悠々自適生活を送ってるかもしれない(という前提で書いていく

古典的芸術の分野から最新の音楽シーン、はたまた近代アートなどにおいてもAIが幅を利かせ人間を凌ぐ洗練された作品を作ってるに違いない。

となると、もう創作全般人間の出る幕じゃない。すべてAIやらせればいい。

それでも自分でやりたい人もいるだろう。

そういった人の作品がまたAI作品を洗練させる。

圧倒的にAIにはかなわない。

では、他に何を趣味とするかといったら自分体験できるものになってくるだろう。

スポーツ音楽演奏など自分の体を動かして楽しむ趣味が主流になってくる。

これはAIが代わりにやったのでは意味が無いのでなくならない。

とまあ、普通の人が考えそうなことはここまで。

それほどAIがすごいことになったら、私だったら知的探求にAIを利用する。

あらゆる原子の最適な組み合わせを見つけてエネルギー資源問題解決するとか。

でもそれは放っておいてもAIがやってくれそうではあるか。

なら、やはり宇宙の謎について探るのが面白そう。

ミクロ世界からマクロ世界までAIがどんな答えを出すのか興味がある。

今はただのSFとして語られるような技術も実現する可能性もある。

ワープを使って遠く離れた星へ一瞬で移動できたりしたらすごいな。

ブラックホールとか中性子星とか温度重力電磁波磁場などの影響で直接観測するのが難しい天体もその場へ行って観測できるようになるかも。

妄想が止まらない。ここに書く以上に頭の中でいろんなことがぐるぐる回り出してひとりで「100年後ってすげー!」ってなってる。

頭の中はすごいのにキーボードを打つ指は進まないからこのへんで終わりにしておく。

暇な人がいたら「俺はこんな100年後を考えてる」っていう妄想聞かせてくれ。

急激にSF化してゆくサンファン

やっぱ虚淵だった

2021-06-04

SFを読まないやつって老害じゃね?

SFは己の想像を超えてくる

大抵のSFを読まない奴らは年寄り老害

脳みそ若いやつらは柔軟に想像の外を思考

インプットしてSFを受け入れることができる

なんかアバターでめちゃめちゃかわいいので盛り上がってるのを見るたび「接続された女」ってすげー先見性のあるSFだったんだなって思う

あと現実は意外とあんなにばっちり悲劇で終わんないこともある

エスエフ半額セール増田やってるってよテッルテッヤ出す丸ー急く願は増え末(回文

おはようございます

なんか

SF電子書籍が半額だってニュースきたんだけど、

あれって結局はSF初心者にはちょっと難しいハードボイルドSFばかりな作品なのかしら?って

いきなり分厚いSF本を読もうと買ってもいくら半額だからといって、

私はマーケットの割引タイムで割引シールを貼ってもらうのを待つことははしたないからそういうことはしないのよね。

でもやっぱり半額SFは魅力的だけど、

SF素人が手を出したらとんでもないビッグバンに合いそうで、

もうSFって聞いて知ってる単語ビッグバンしかないというポンコツ人間SF読んでもいいのかしら?って

SF許可局に申請してお墨付きをもらいたいものよ。

スゴい読書ブログ面白かった!って本紹介して私も読んでみようかなと

西田ひかるさんがフルーチェやってミルク!って言うような勢いで

私も紹介された本読んでミルク!って思うけど

久しく読書体験なんてしたこと最後はいつだったけ?って思い出せないほど

遠い昔のころのお話で、

なお漫画読書に入るんですか?って

バナナおやつに論争を勃発させるべく、

マンガ読書に入るなら、

まあそこそこ読んでいるはいるのかもしれないし、

アプリでタダで読む系のはノーカウントとみなして、

読書許可局の通達が出てるらしいから、

本当は電子書籍の読んだカウント数も入れるのも眉唾らしいわよ。

あくまで紙ベースの本を読んだ許可局を申請して数を記したりして図書館なんか借りれるわけじゃない。

でね、

サブスクの本余みたい放題のサービスってあるじゃない、

あれ10冊までしかチェックインできなくて、

手もとに無限バベルの塔のあの図書館なんだっけ?

そのバベル図書館の所蔵数は何冊かをも軽く超えてしま電子書籍を抱え込めるかと思ったら、

とりあえずお前欲張るな先に10冊読んでね!って

電子書籍サブスク許可局の通達なのよ。

他の本読みたかったら、

10冊の内何冊かをチェックアウトさせなくちゃいけない仕組みで

よくできてるなぁーって

それならさ、

電子書籍版の図書館も出来たら本当に便利だと思うんだけど、

図書館に行く手間省けるじゃないとともに、

10冊までだかんな!ってルールも作れば

みんな欲張って図書館全部の本全冊借りられなくてすむじゃない。

そう言ってる間に普通に買って積んである

もはや電子みな本も読まなくちゃいけなし、

どっちみっち物理本でも電子本でも積んじゃうのよね。

って言うのは世の常わかよたれそ常つねならむところよ。

先に買って読んでない本がたくさんあるから

それをまずSFフェアー終わる前に読めっかなーって思うけど、

到底私の読書速度は亀よりも遅いので、

諦めるに越したことはないわ。

欲張らずにちゃんとまっとうな値段で買うしかないのよ。

読む速さの亀な人はね。

からなんかサクサクよめる

SF初心者向けの本があれば星新一さん以外であればいいな~って思うけど、

べ、別に星新一さんのショートショートSF初心者向けだとは言ってないんだかんね!

サクサク1話1話読めるかしら?って意味よ。

あと宇宙の外側を描いたSF作品もあれば興味津々森羅万象ね。

ゆっくりお家に籠もって読書ってやってみたいものね。

ちがうちがう!

そこはやってミルク!だったわ!

なんてね。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドしました。

そんなに重みのありそうだけど軽みもあるそして旨味もあるサンドイッチなので、

なんかお腹調子いかなーって時でも美味しく頂けまくれるわ。

美味しゅうございました。

デトックスウォーター

8分の1カッツのスイカちょっとだけ安かったので、

その半分をキューブカッツにしたカッツスイカウォーラーしました。

スイカ臭い気もするけど気にしない気にしない。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-06-03

https://anond.hatelabo.jp/20210602212001

海外ファンタジー物を、日常的に目にする日本語文章に近いものにするのはちょっとしたコツがある。

(ただし、ファンタジーTRPGSFにおいて独特の翻訳調が好まれることもあるので、ジャンルによる)

「この稀なレイピアは、

彼の冷酷さと、最も意志の強い海賊ハンターを避ける能力で知られている

広く恐れられた海賊キャプテン

使用していました」

翻訳調

XXXのレイピア:この類まれなるレイピアは、ある海賊船長が所有していたことで有名である

彼は、海の果てまで相手を追い詰める冷酷さと、執拗ハンターを巧妙に避け続ける能力を持ち、広く恐れられていた。

(通常、英語圏での解説なら、XXXな冷酷さと、XXXな能力とをもち、と対になるハズ)

ラノベ小説

異様な風貌を備えたレイピアである

かつて、パイレーツハンターを煙に巻く逃げ足の速さと、必要とあれば仲間をも即座に切り捨てる冷酷さから、広く悪名を轟かせたあるパイレーツキャプテンが所持していたと言われている。

攻略Wiki解説

星4。イベント入手アイテム

テキスト近海にその名を知られたある海賊船長が所持していたことで有名なレイピア

そうはならんやろ

なっとるやろがい。

レアから入るのファンタジーあるあるなんだけど、日本語解説と相容れないんだよね。

希少な、とか。異様な風貌の、とか。「何が」が解説の目玉でその土台の共有部分がスッポリ抜けてるから

なので、その抜けてる部分を補うのがコツ。

例えば、「XXX船長が持っていたことがレア」なら、なんでレアなのか言わないとダメ

「XXXのレイピア」は、「冷酷さと逃げ足の速さでその名を知られたXXX船長」に愛用されていました。現存する「XXX船長」の所有品のうち、レイピアとしては「唯一のもの」です。

例えば「異様な風貌レア」なら、船長の話はいわゆる話を盛ってる部分にしないとダメ

「XXXのレイピア」は、優美な曲線で知られる同時代レイピアとは一線を画する作りから有名であり、知られている限り類似レイピアがない大変希少なものです。その異様な風貌から、同時代悪名を轟かせたXXX船長が好んで使っていたと言われています

容量用法を守って適切にね

ニンジャスレイヤーを見よ。

そもそも異なる言語からニュアスンスを落とさず補わず翻訳できると思うのが間違い。

フレーバーテキストなのか、アビリティなのかでも違うしね。(固有名詞エピソードレア度に一貫した訳語を当てる必要があったりする)

[]2021年6月2日水曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
009315189163.355
014918343374.366
025110591207.755
03306184206.144.5
04374187113.272
05404681117.055
06358814251.831
0783572569.035
08125997079.846
0913716521120.649
1012016008133.460
1113515065111.643
121751648494.244
1317918475103.243
141451438899.245
151871457878.037
161661414385.243
171961925898.338.5
181661658599.945
192031518274.843
202371469062.031
2122524709109.843
221891782094.346
2319522797116.939
1日3198340387106.443

本日の急増単語 ()内の数字単語が含まれ記事

オークン(8), kokorohamoe(6), レイピア(8), ハミガキ(5), チョロイン(4), ゆうしゃ(3), Jurina(3), ローコンテクスト(5), py(3), 皇籍(3), 無精卵(3), 最低賃金(42), 勇者(46), GDP(21), 会見(22), ドラクエ(17), テニス(17), 魔王(10), Python(13), デリヘル(13), 時給(20), スポンサー(16), 生産性(24), SF(18), うつ病(13), 大会(21), 中小企業(14), 上昇(16), 経営者(20), 賃金(16), 選手(30), 五輪(23), 経営(23), 生理(26), 労働者(17), カード(19), 鬱(21), コード(19), メンヘラ(20), 育児(26)

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2021-06-02

anond:20210602093000

近年の海外ファンタジー洋書)その2


海外ファンタジーに関する情報収集なんだけど、それ系の海外ブログを見るか

日本でも翻訳が出ている(出てない?)マークローレンス(Broken Empireとか。個人的にはBook of the Ancestorシリーズの方が好き)が主催している(?)らしいSPFBOという賞を探してみると自費出版系の作品を見つけやすい。

あと、よくよく考えたらイマイチ作品を紹介しても意味がないかもしれない。

ものすごく有名な作品ロビンホブのアレとか)は入れてないです。

【傑作!】
The Library at Mount Char(Scott Hawkins)

そもそも、なぜこんなまとめを書こうと思ったのか、いま思い出した。この本を紹介したかったのでした!!

Fatherと呼ばれる人物に集められた孤児たちは、彼の秘密の力を授けられる。

そのFatherが行方不明になり、Fatherの秘密が隠されたLibraryを狙って……

みたいな、あらすじとかどうでもいいから読んで。

主人公のCarolynは全ての言語動物言葉も含めて理解できる。

初っ端で出てくる登場人物の一人のDavid血液と髪の毛を固めたヘルメットかぶりチュチュを履いている殺し屋

ダークだけど、最終的には昇華して終わる感じ。

ちなみに作者名検索するとLinuxがどうのこうのとかApacheがみたいな本が出てくるけど、同一人物らしい。


おすすめ
The Fire Sacraments シリーズ

「The Chathrand Voyageシリーズの作者 Robert V.S. Redickの新シリーズ。まだ二冊しか出てない。しかし読んで損はしない。

一巻目の「Master Assassins」はカバーエピックファンタジーっぽさもあって、ちょっとD&Dや剣と魔法もの勘違いちゃうんだけど、読んでみると全然違う。

内容には触れないけど、「殺し屋に間違われた二人組の逃走劇」と聞くと面白そうでしょ?

Chronicle of the Unhewn Throne シリーズBrian Staveley)

おすすめに入れるべきかはちょっと悩んだ。

なぜなら、とんでもなく嫌な女(皇帝の子供3人のひとり)が登場して、主人公ヅラをするからだ。ちなみに、3人とも間違った決断ばかりします。


【まあ、そこそこ】
LightbringerシリーズBrent Weeks:翻訳でてる?)

この人の「Night Angel三部作は大好きだけど、これはいひとつ入り込めなかった。最初からスケール大きすぎて、ちょっとリアリティを感じなかったせいかもしれない。

でも完全に好みの問題です。

Wolf of the North シリーズ(Duncan M. Hamilton

It has been generations since the Northlands have seen a hero worthy of the title. Many have made the claim, but few have lived to defend it. Timid, weak, and bullied, Wulfric is as unlikely a candidate as there could be.

よく考えたらComing Of Ageが好きなようだ。

The Broken Earth シリーズ(N.K. Jemisin)

まだ2巻までしか読んでなかった。

とても文章が達者な人だと思う。その分一生懸命読む必要があるような。

独特な世界観。読んでて辛くなるかもしれないので好き嫌いが分かれと思う。

ここ20年くらいは、かなり捻った世界観小説が増えているようで嬉しい。

Chronicles of the Black Gate シリーズ(Phil Tucker

いちおう3冊で一通りの話は終わってるはずだけど、いま見たら続きが出ていた。

「A war fueled by the dark powers of forbidden sorcery is about to engulf the Ascendant Empire. Agerastian heretics, armed with black fire and fueled by bitter hatred, seek to sever the ancient portals that unite the empire - and in so doing destroy it.」

よくある光と闇の対決。

King's Dark Tidings シリーズ(Kel Kade:未完結)

「暇があればどうぞ」にするか悩んだんだけど、こっちにした。

なぜなら設定はつまらなそうなのに、読んでみたらなぜか楽しい、そんな作品なので。

ちなみに、設定は「完璧スーパーマンとして孤立した世界で育てられた男が、外の世界で大活躍する」というお話案の定、この完璧な男は女性気持ちが全くわからないという設定。とにかく女性関係以外は全て完璧なので、戦いで負けることはなく、むしろワンパンマン的な圧勝しかしない。その上、殺し屋ギルトや盗賊ギルトの長に簡単になってしまったりるする。すごいぞ、こいつ!

Solomon Creed シリーズSimon Toyne)

ファンタジーに入れていいんだろうか?現代物でミステリーなんだけどファンタジー要素もあり。

とある田舎町で人々が埋葬のため墓地に集まっていた。その近くで飛行機が墜落して消防隊が現場に向かうんだけど、途中で一人の男とすれ違う。男は記憶をなくしていた。

男は、さっき埋めたばかりの人間を助けるためにきた、らしい。

みたいな話。

 The Raven TowerSF「叛逆航路」で有名なアンレッキー

達者だわ、が感想

色々書くとネタバレになるけど、語り手は岩で、終始「Youは」って二人称で語りかける。ジャニーさんかな。小粒だけどなかなか。


【暇があれば、どうぞ】
Six of Crows シリーズ(作者の写真エキセントリックなことで有名なLeigh Bardugo)

とても評判の高いシリーズ。でも一巻でやめた。なんだかリアリティがないのである。やはり、ジュブナイルなのかな。

くだらない内容でも Will Wightの作品は楽しく読めるんだけど、何が違うんだろうね。

The Demon Cycle シリーズ(Peter V. Brett)

翻訳されていると思うので、入れなくていいのかもしれないけど読んだので入れた。

一巻はまあまあだと思う。2巻以降は耐えられなくなる。それが何かもう忘れてしまった。頑張って4巻まで読んだけど。徒労感だけが残った。

The Faithful and the Fallen シリーズ(John Gwynne

これも割と古き良き光と闇の戦い。

三体読んだけど微妙だった

1巻目読んだけど話が古臭い

こんなん読んで面白いって言ってるの年寄りSFファンだけだろ。

anond:20210601214050

長編小説の序盤を読み進めるのが辛いのはSFに限らず分かるけど、話の流れをつかめたら一気に面白くなるのが有名作品共通ことなので、序盤は流し読みでキャラの会話を追うだけでもいいから「おっ」と目線が止まるところまでとにかくページをめくりまくるのが小説読書のコツ。

面白くなったと思い始めたら序盤か読み進めるとあら不思議難解な設定や舞台説明する地の文もスラスラと頭に入る

anond:20210601215539

映像として優れている作品文学として優れている作品は別だからSFは常に映像化されたもののほうが面白いとは思わないなあ

個別作品では「映像化はしたけど、映像スタッフの力が及ばず作品として面白くはなかった」というのもたくさんあるし

日本SF大賞を受賞した貴志祐介の『新世界より』のアニメ原作を読んでいたら面白かったのかな)

anond:20210601214050

三体読んでるぞ!

1巻はイマイチ乗れなかったが2巻は面白かった

ただ話題作ではあるしアイデア面白いが、SF歴史上×本の指に入る傑作とかまではいえないかなあという乾燥

面白アイデアがたくさん出てきて出し惜しみしないところはいい(『虎よ、虎よ!』を思い出した)

ただ多くが単発で、奇抜なアイデアどうしがからみ合ってさらに大きなアイデアになったりはしないのが不満だった

3巻はこれから読みます

ゴジラS.P.<シンギュラポイント>がSFオタクの一部で大人気だが、全体のバランスで見ると凡作というか。

少なくともあの設定ならゴジラじゃなくても良くないか、という気がする。

ゴジラよりガワの設定がもりすぎててゴジラはXでもYでもいい感じ。

blueboy SF ってのは、文章が下手な作品ばかりなので、読解力の低い人が喜んで読む。ホーガンの名作も、クラークの名作も、名作ではあるが、文章はどれも驚異的に下手であり、読むのが苦痛だ。言語力の低い幼稚な人向け。

わかる。言語力が低い人の下りは言いすぎだが、流暢ではないよね。

近年の海外ファンタジー洋書

海外ファンタジーはなかなか翻訳されることがなく、翻訳されてもシリーズが途中で止まることも多い(マラザンみたいにね)。

ということで必然的原書で読むことになるんだけど、同好の士の参考になればと思い、近年読んだもの評価をまとめた。

ちょっとやすくした)

ファンタジーに限らず、出版社からちゃん出版されるもの自費出版とがあって、近年は自費出版ものも質が大変向上している(とはいえ玉石混交)。ざっくり言うと、自費出版の大半はライトノベルのような内容とクオリティ

アポカリプスものが大流行したSF界のような大きな傾向がファンタジーにあるかというと、ちょっとよくわからない。エピックファンタジーよりもダークなものが売れているように思う。

てことで近年読んだ本の中からいくつか紹介。あくまでも個人的趣味です。

(後半疲れたので作品紹介は適当になった。これは一部でまだ大量にあるので時間があれば)

【傑作!】
Ash and Sand 三部作(Richard Nell

最of高。ダークが好きなら迷わず読め!!

Rukaという主人公はここ10年で読んだ小説登場人物トップクラスに好き。

「Ruka, called a demon at birth, is a genius. Born malformed and ugly into the snow-covered wasteland of the Ascom, he was spared from death by his mother's love. Now he is an outcast, consumed with hate for those who've wronged him. But to take his vengeance, he must first survive. 」

母の教えに従いRukaは自分が殺した相手の墓を心の中に作り埋めてあげる。そのうち、心の中の墓場幽霊が出てきて……

Raven's Mark 三部作Ed McDonald)

ダークでグロテスクラヴクラフトを思わせる独特の世界観。とても良い。

One hundred years ago Nall's Engine was fired on the enemies of the Republic, and in its wake it left a blackened and scarred landscape known as The Misery. Beyond The Misery, a wasteland of corruption and dark magic, reside the even darker entities known as The Deep Kings. They want nothing more than to destroy the Republic, the realm of men」

「誰かが俺たちがくることを忠告しやがった。信者たちは空の部屋と違法経典をいくつか残して姿をくらました。食べかけの皿、開きっぱなしの箪笥の引き出し。持てるものだけ持ってThe Miseryに逃げ込んだ。制服を着てたこ司令官が言ってたな。The Miseryに好き好んでいくのは追い詰められてヤケクソになってるか馬鹿野郎か欲に駆られた奴だけだってあいつらはそれだけヤケクソになってるんだ。俺は10人くらいの馬鹿で欲深い男たちを集めて奴らを始末しに出かけた。」

おすすめ

傑作!とまではいかないけど面白いよ。

Will Wightの作品 ※自費出版ファンタジー界のブランドン・サンダースン。とにかく読みやすく、そして読ませる。

  ・Cradle シリーズ(未完結)

    武侠ドラゴンボールRPGの影響感じさせるシリーズ。とても好き。

    madraというエネルギーを使えるものけが様々な武力能力を向上させることができる世界で、madraの適性がない少年Lindon「空」と書かれたバッヂを胸に下げている。

    ある日、天上人に命を救われた彼は、未来を見せてもらうが、そこで見たのはなんとかmadraを使えようになり幸せに生きる自分の姿だった。しかし、同時に村が神獣に破壊される運命であることも知ってしまう。村を救うために、死に物狂いの特訓が始まる。

・Robert Jackson Bennett(カンパニーマンだけ翻訳済み)の作品 ※どれもおすすめ

  ・Founders 三部作(未完結):魔力をベースに構築されたスチームパンク世界

  ・The Divine Cities 三部作(完結済み)

   「You've got to be careful when you're chasing a murderer through Bulikov, for the world is not as it should be in that city. When the gods were destroyed and all worship of them banned by the Polis, reality folded; now stairs lead to nowhere, alleyways have become portals to the past, and criminals disappear into thin air.」

・Borne(Jeff VanderMeer:シリーズらしいが……)※サザーンリーチワンダーブックの作者。どちらかというとアポカリプスSFか。

  ゴミを漁って生活しているRachelが、馬鹿かい熊の化け物Mord(空も飛べたりする)の毛にくっついていた変わった生き物を発見してBorneと名付ける。Borneはすくすくと成長していき……

・The Burning シリーズ(Evan Winter:未完結)

これまたダークな作品

War for the Rose Throne シリーズ(未完結)

戦争から帰ってきたギャングがいつの間にか女王仕事をする話


・The Silent Gods シリーズ(Justin Travis Call:未完結)

魔力を持ってると殺されてしま世界で生まれ少年の話。ありがちだけどよくできてる。


【まあ、そこそこ】
・Malazan Book of the Fallen シリーズ

「押しよせる帝国軍. 迎え撃つは空に浮かぶ要塞―― 女帝ラシーンが帝位に就いてから七年。以来マラザン帝国は多くの自由都市に侵攻し、大陸をまたぎ、海を越えて版図を拡大してきた。そして侵攻作戦がジェナバキス大陸に及んだ今、若き貴族将校パランは、秘められた魔道の力を知ることになる……空中要塞や異種属との攻防、兵士たちの野望と葛藤、そして渦巻く神々の思惑――猛り狂う運命の波濤を荘厳かつ凄惨に描き、現代最高との呼び声も高いファンタジイ群像劇」らしいよ。

少しだけ翻訳されてたけど、原書は完結済み。キャラクタードリブンではなく世界観を見せていくやつなので、合わない人には全く合わない。あと一巻が読みにくいので、そこを過ぎれば、なんとか行けるかな。

ちなみに、8巻まで読んで今は休憩中。

賛否あると思うけど、4巻の「House of Chains」までは読んで欲しい。

シリーズ名の通り、次々と登場人物死ぬしかし、死んだ人物普通に活躍したりもするので、その辺が後半になると弱い感じがしてくるところか。

・The Moontide Quartet シリーズ

【暇があれば、どうぞ】
・Chronicles of an Imperial Legionary Officer シリーズ

「A nobleman from an infamous family, imperial legionary officer, fighter and a right proper bastard of a man… Captain Ben Stiger finds himself reassigned from a crack legion to the rebellion simmering in the South. Placed in command of a truly terrible company, the 85th Imperial Foot, he is unknowingly sent on a suicide mission to resupply an isolated outpost, the garrison of Vrell.」

割とたまによくあるんだけど、ローマ帝国風とファンタジー要素を合わせたやつ。

結構読ませる。


The Queen's Thief シリーズ ※グロいシーンがあるんだけどジュブナイルかも

「The king's scholar, the magus, believes he knows the site of an ancient treasure. To attain it for his king, he needs a skillful thief, and he selects Gen from the king's prison. The magus is interested only in the thief's abilities. 」

・Sorcery Ascendant Sequence シリーズ

「When Caldan’s parents are brutally slain, he is raised by monks and taught the arcane mysteries of sorcery.」既視感のある設定!

・The Winnowing Flame三部作
Art of the Adept シリーズ
・The Nevernight Chronicle シリーズ
・The Chathrand Voyage シリーズ


【これはダメだわ】

絶対に読まない方が良い。

・The Sorcerer's Oath シリーズ(Jenny Ealey)
・West of West シリーズ(Angus Watson
・The Ties That Bind シリーズ(Rob J. Hayes)

たかしくんが気の遠くなるような時間をかけてA地点からB地点へ行くSFが読みたい

誰か書いてください

anond:20210602074940

お約束事」がワカランのか...

さては貴様、難儀な「ミステリ」「ハードSFファンだな?

anond:20210601214050

同じく。SFだけじゃなくて小説を読む気力や時間が無くなってしまった。映画ですらSF見るのにパワー使うからほとんど見ていない。そういう自分にもアニメは易しいから見られる。

anond:20210601214050

最近流行してる中国SFはちょこちょこ読んでる

普通に楽しいけど、確かに気合い入れて読む感じあるわ

特に三体はそうだった

SF云々もだけど、文革のこと全然知らなくて調べ

ながら読むの手間ではあったな

ケンリュウ短編集は短編から結構するする読める

移動中読む用にしてる

 

まあでも、だらだらゴロゴロと楽しみたい時はスタトレ観てる

Googleマザーコンピュータ役割を引き受けるのか?

わたしたち管理すると予言されている(昔のマンガSFで)マザー役割は誰が引き受けるのか?

あなたか?

anond:20210601214050

科学用語つかって長々と嘘つかれるのがSF醍醐味なので。

それを楽しめない人が増えてるからこそ、SFというジャンルが衰退してるわけですよ。

ジャンルが衰退してるからSFファン必死話題を盛り上げようと、いろいろマシマシにして紹介しまくってるけど、

まぁぶっちゃけもうSFをそこまで読んでる人自体が少ないのですわ。

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