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はてなキーワード: BLとは

2023-03-01

anond:20230228092049

子供がいないのにはそれぞれ事情があったりするんだろうけど、子育ての出費がなくて趣味が充実していいわーとか言ってるDINKSを見るとこう言うことも言いたくなるよね。BL好きの某漫画家とか

2023-02-27

恋愛小説が読みたい、できればイチャイチャ多めで

ノーマル同性愛BLGLトランスジェンダー

TSF異類婚姻譚などなどあるがとにかく何でもいい。私は人の恋愛模様をひたすら見ていたいのだ。それも特にイチャイチャ度数高めだとかなり助かる。

適度なイチャイチャでも、終わり方がハッピーな明るい雰囲気で終わってくれるのも好きだ。

みんなそんなオススメ作品を教えてくれ。ドメジャー作品ですら見たことないような増田だ。遠慮なく教えてほしい。

とにかく恋愛小説というものにはからっきし縁がなくて、昔の文学小説ばかり読み漁るという自分の読みたいジャンルの本ばかり見てたらこんなザマになっちゃったよ。

とにかく基本的には漫画が多いのだが時折ツイッターで流れてくる恋愛模様を描いた作品にとにかく癒やされて興奮して何か満足感のようなものに満たされる。

文章読むのは大好きなので小説でも読みたいな思い、ここで聞くことにした。遠慮なく教えて!

2023-02-26

anond:20230226025354

BL で人気の絵面って、ゲイ界隈とは全然違うしね

全く別世界なのに、LGBT を都合のいい風除けに使ってるだけの女のオナネタ

anond:20230226023459

BLって大抵は男の皮かぶった女と男脱臭して作った王子様の恋愛から

ボーイズラブといいつつ男はどこにもいない

ゲイとはむしろ真逆世界

anond:20230225161513

LGBT云々というより単純にキモい男のキモい話だからキモいだけだと思う

BLの男はあんキモくないからね

2023-02-24

anond:20230223120348

二次創作BLを楽しむ女性はなにを楽しみに原作を読んでるんだろう。

弱虫ペダルとか呪術廻戦とか基本的にバトル展開で毎回「誰が最強か!?」をやってるわけで日常パートなんて微々たるものだし。

anond:20230223120348

黄金聖闘士星座カーストマウントに明け暮れる男性オタクBLしかしない女性オタク

戸愚呂弟がB級は納得いかないと怒る男性オタクと蔵馬と飛影はどっちが受けかで怒る女性オタク

を見ていて生き物としての興味の方向が根本的に違うと思った記憶

ラブコメだと男もカプ話するかと思いきや

あれも「主人公と最終的に結ばれた女性キャラ=勝ちヒロイン、それ以外=負けヒロイン」って前提で

俺の推しヒロインこそが勝ちヒロインになるべきだ、って話をしてる

女性みたいに主人公より脇役男の方がずっといい男だし推しヒロインはこっちとくっついて幸せになって欲しい、って発想はない

2023-02-23

anond:20230221183658

ぼざろキャラ性別反転したらBLになって男に受け入れられなさそう

百合BLばかりで「男女の友情」どころか「同性間の友情」さえも否定されていくような気持ち

方向性を誤っているように思う。

関係性の究極として恋愛ばかりが描かれている。

違うだろ。

恋愛結婚にも勝る友情だってあるはずだ。

その視点世界から消えていっている気がしてならない。

なぜゴールが恋愛でなければいけないのだ。

キスをしない間柄はキスをする間柄よりも絶対的に劣るのか?

違うだろ。

最良の友との間に性欲が介在する必要はない。

なぜ全てに性欲を絡めたがるのだろうか。

二次創作勝手にそういった妄想に浸るのはいい。

だが一次創作までもが、友情が極限まで高まった果てには百合があると信じる態度には違和感を覚える。

最愛存在としての友が居て、その上で家庭を持ちたいという本能のままにそれぞれが異性とは結婚をするという、それで何が問題なのか。

異常だ。

これは古来においては「男女の友情問題」と言われていた。

だがそれはついに「同性間の友情問題」に発展した。

いい加減ケリをつけよう。

関係性とはセックスや金儲けのための手段だけではないだろ。

冷笑ぶった態度をいい加減辞めろ。

そういった態度を取る奴らをターゲット層に入れるために友情を描くことを投げ出すのを辞めろ。

いい加減辞めろ。

こんな程度の低い所に踏みとどまるのを辞めろ

2023-02-22

性嫌悪だけど普通恋愛がしたい

本質的には全く別の話なんだけど、セックスレスに関するエントリやそれに対する「セックスレスDVだ」という旨のコメントを読んで、性行為に対する嫌悪感自分パートナー人生に及ぼす影響について思うところがあったので自分でも書き起こしてみたいと思う。

私の性嫌悪根本は、幼い頃に5つ上の親戚から受けた性的ないたずら?によるものだとぼんやり思っている。

小学校低学年か保育園児くらいの時、近所の親戚のお兄ちゃん性交渉の真似ごと(というかほぼ本番に近い)のようなことをされている時期があった。相手も私も子供だったし、その時は何をされているかからずただ痛いから嫌というだけだったんだけど、あとからその行為意味を知って気持ち悪さが追いついてきた感じだ。

今でもなんとなく性行為に対して汚い、気持ち悪い、という感情がある。

性欲がないわけではないので、10代後半から20代前半くらいの頃はBL百合ものエロ漫画なんかはよく読んでた。だけど男女のものになると嫌悪感が勝ってダメだった。BL百合なら大丈夫なのはファンタジー感が強いからだったのかな。今はもうBLだろうが百合だろうがそういう性的ものに興味が湧かなくなっちゃった

高校生の時に付き合っていた彼氏とはプラトニック関係だったので、自分が「性嫌悪」にあたると気づいたのは大学生の頃だったと思う。

お互い一人暮らしで家が近かったこともあり彼氏とは家で会うことが多かったのだが、並んで座って笑いながらテレビを見ているとなんとも居心地の悪くなるような視線を感じることが多々あった。

私はなるべく目を合わせないようにしたが、ハグしたいという彼氏要望を断りきれずやっつけ仕事みたいにハグをしたのを覚えてる。それから彼氏と会うのが嫌になって結局数週間後に別れてしまった。その後にも一人付き合ったけれどハグもせずに別れてしまった。

世の中のカップルがどんな流れで性行為に至るのか想像もつかない。特に女性の方、抵抗ないのかな。

20代半ばを過ぎたけど相変わらず彼氏はいない。

学生時代には彼氏以外にも好きな男がいたから、Aセクというわけでもないと思う。

ただ、今考えれば私が好きになる男性はいつも友達として仲良くしてくれていた人で、私のことをよく知っているのに私のことを一切女として見ない居心地のよさを気に入っていただけかもしれない。

最近結婚のことも考え初めてマッチングアプリを始めたけど、マッチングしてデートするところまでは行ってもその次のステップのことを考えると親密な関係になるのが怖くてその先に進めない。

仕事に生きるには能力が足りないし、趣味時間潰すほど凝り性でもないし、30超えてから結婚相手を探せるほど美人でもない自覚があるので今のうちに彼氏を作りたいんだけど、相手の望むような性生活提供できる自信がない。

かといって自分に女という性以外に差し出せるような魅力があるとも思えない。

生涯のパートナーがほしいのはもちろんだけど、彼氏にお弁当作ったり、記念日にはちょっといいレストランに行ったり、2人で旅行したり、っていう普通カップルがするようなことへの憧れがある。ただ、そこに性行為は含まれてない。

セックスレスDVだってコメントがあったけど、セックスファンタジーしかない世界で生きてきた人間からするとけっこうな衝撃だった。

実際のところその考え方がどれくらいの割合の人に当てはまるのかはわからないけど、もし大半の人がそう感じるとしたらこからDVする可能性があるのに恋愛をしたいと思うのは傲慢なんだろうか。

今まで付き合った人に心を許せてなかっただけで、自分が本当に好きになった人に望まれて、ちゃんと心の準備ができれば普通セックス出来るかもしれない。今はそれに賭けてマッチングアプリやってるけど、1回女風にでも行ってみた方が肩の力抜けていいんじゃないかとすら思い始めた。

こういう話をすると同じように性行為苦手な人と付き合えばいいって言う人いると思うけど、そういう人はまずアプリあんまりやってないし性欲のない男性探すのって若いDINKs希望20代婚活以上に難しいと思う。

VTuber界隈でリスナー達があの二人(男女)付き合ってるの?って騒いだりA×Bカップルいいよねって言うのは

プライバシー権その他の侵害から駄目だ通報対象だってなんとしても口を塞ごうとするのに

その一方でBLっぽい要素を本人たちが発信するのはOKってなってるのがなんか嫌だ

いやもちろん片方はリスナー発信、もう片方が公式発信という大きな違いはあるんだけども

男女の恋愛シリアスセンシティブもので、男同士の恋愛は俺たちが付き合うわけないじゃんwただの腐女子向け営業だよって

最初からありえないことだと思ってないとギャグネタとして成立しないものを平気で何度も発信しているのがグロ

ただ恋愛対象になる相手性別が異性か同性かの違いしかないのに

小説投稿サイト投稿されている作品に「念のためです」といって実際にはする必要がない

などのタグが設定されている場合結構割合である

タグというのは当てはまるものとそうでないもの区別するためにあるのだから、過剰に使ってしまうと区別のために使えなくなる。

これは基準曖昧であることが理由だと思うのでもうちょっと具体的に基準を示してほしいと思う。

けれど基準を示してしまうと基準に当てはまらないが実際にはそのカテゴリに当てはまるというようなラインを狙ってくるやつが出てきてしまうので明示しづらいというのもわかる話ではある。

難しいよな。

2023-02-21

今までBL好きフェミニストが女の中で一番ヤバイとおもったけど、百合以外絶対さなマンが一番ヤバイってことに気づいた

いや人の嗜好がどうだろうが知らんけど、他人世界まで浸食してくのはやばいからそっちでやってくれませんか?

スクエニの新作スマホゲーのトワツガイ話題を見てたらヤバイのなんの

「きらファンみたいな百合関係を女体に変換して男を釣るゲームとは違う」とかいうのもまぁまぁヤバかったんだけど、

百合絶対主義者の中で流行ってる「ヘテロ厨」ってワードが一番ヤバイ

ヘテロ厨」っていうのは「男女で恋愛している下等人種共(この表現でも足りないくらいの蔑称)」を指すワードで、もう人類の根幹を否定している激ヤバ思想なのよ

トワツガイの件も「せっかくの百合ストーリーで男は全くない清い世界なのに装備に男がいて実質寝取られた気分」といってるようだ

いくら創作上で清い()女同士の恋愛を描いたところで、中身がドロドロ真っ赤っかな同種以外絶対殺すマンしかならないのは

もうやばい以上の何物でもないんじゃないかね 

2023-02-20

25歳処女腐女子人生初めての彼氏ができるまで

くそ喪女マッチングアプリ彼氏ができるまでの備忘録普段二次創作BL字書きなので、ところどころ小説チックになってしまい我ながらキモイ

私は小学5年生のとき同級生男子に貸してもらったギャグマンガ〇和でオタクになり、程なくして同時期に腐女子にも目覚めた。ちょうど、小学生はもれなくDSを所持していた時代で、ニコ動ちょっと怖かったから見られなかったけど、うごメモがめちゃ流行っていたので、あっという間にオタク重症化した。

それに加えて、翌年くらいにはキッズ携帯を得て(確か英検4級合格のご褒美とかだった)パケ死に怯えながら、友達メル画やら個人よろずサイト巡回しまくっていた。

まり生粋オタク初恋よりも先に、推しカプの恋に夢中になっていたような女児だった。

その後も、中学時代はとにかく部活に明け暮れ、高校女子校趣味に奔走し、その間もずっといろんなジャンル推しカプのことばかり考えていた。

好きな人がいなかったわけではない。けど、私はいずれ結ばれることが約束された二次創作BL恋愛の展開にはアホほど詳しいが、毎日校内で顔を合わせる相手への好意の伝え方や、友情恋愛の両立についてはさっぱりだった。ので、本当に、本当に何もないまま、恋愛経験値0のままで高校卒業を迎えた。

それでも、大学は共学だしもう大人だし、さすがにこれからは何かしら起きるのだろう。漠然とそう信じながら、買うのを楽しみにしていたR-18同人誌を片っ端から虎穴で得つつ、私は大学生になった。

が、お察しの通り4年間はあっという間に終わった。かけがえのない気の合う友人たちと出会い飲み会やら合宿やら、p〇xivでよく見たラッキースケベが起きそうなイベントも一通り経験したが、普通に楽しく過ごしていたら、普通に何事もなく終わった。

それでも、毎日推しカプは愛おしいし、この間ずっと家族の仲は良好で、友達も最高の連中ばかりだったので、特に人生への不満はなかった。まじで恵まれ人生感謝している。これは今もずっと。

ただ、それもあって余計に、恋愛的に焦りや寂しいといった気持ちが生まれにくかったんだと思う。しかしさすがに、大学卒業後はちらほらと身近なところでも、恋人ができたとか結婚したとかいう話を聞くようにもなってきた。

23歳で処女なのはあいい(?)として、経験が0なのはいかがなものか。くらいには思っていたので、2021年の年明けに同じように彼氏がいない友達と、ノリでマッチングアプリを入れた。忘れもしない、地元の激狭だけどケーキめっちゃうまいカフェカウンターの隅っこで、お互いに少しでも写りのいい写真アイコンにして、嘘ではないプロフィールをうんうん考えて、本気で出会いを求めていたというよりは、それすら友達とやいのやいのするおもちゃの一つみたいなノリだった。

で、当然始めればリアクションをいただくのだが、気づかないだけで世の中にはいろんな男性がいるんだなあと勉強になった。そして、何人かとやりとりをするうちに、気づくことも多かった。主に自分内面について。

基本に新しい環境や人との出会いは得意なほうではなかったのだが、逃げられないのなら覚悟を決めてどんと構えるしかない。というスタンスで生きてきたのだが、恋愛については最悪「逃げる」がコマンドひとつとして選択可能で、時としてそれは正解だったりもするので、むっず! と思った。

悪い人じゃなさそうだけど、友達もっと深い仲になりたいかと言われればうーん? てこともあったし、趣味はかなり合いそうなのに会話のちょっとした言葉選びとか考え方がたぶん合わないな……みたいなこともあった。学歴や経歴は全てではないけれど、この辺の相性を判断する材料にはなること。そしてそれは、お相手側にとっても同様であったんだろうと思う。

飽き性なこともあり、仕事の閑散期にちょっとアプリを覗き、稀にお会いするところまでいくも、まめに連絡を取り合うのがだるくなってしまい二度目に繋がることはない。その繰り返しの中でコロナ職場で大流行したり、自分が罹ったりしたこともあり、変わらず恋愛経験0のままいつしか25歳の秋を迎えていた。

大学卒業の少し前、同じく女子出身彼氏がいなかった友達冗談で言い合った言葉を思い出した。

「25歳のときにお互い彼氏ができてなかったら、この間テレビで見た相手自衛隊員オンリー合コンに一緒に行こうよ!」

筋肉ヤバそう! イケメン多そう! 逆に楽しそうじゃない? なんて、たった数年前の話だが、もうあの頃みたいに本気で冗談としては笑えない。

というのも、卒業後も特に仲良くしていた友達グループ5人のうち、ついに彼氏がいないのが私だけになってしまったのだ。

それでもまだ、焦っているわけではなかった。相変わらず人生は楽しく、仕事しんどいが日々は十分に充実しているといえる。友人らも別にこちらを憐れむでもなく、まあこういうのはタイミングもあるし、それだけが人生じゃないしね〜というスタンスでありがたかった。

だが、年末年始頃になってくるとじわじわとこみ上げてくる思いもあった。

数年前まではクリスマスパーティー忘年会新年会と、友達楽しい予定を入れまくりさらに寝る間を惜しんで推しを愛でて最高になっていた。が、やっぱり周りに彼氏ができれば、そちらを優先してもらって予定を立てることになる。今年もクリスマスパーティー忘年会新年会もやったが、あと数年もすれば今度は結婚する子が出てくる。子どもが生まれれば、さすがに今と同じようには遊べなくなるだろう。

その分、推し活が捗る。とも思ったのだが、実際暇だったクリスマス前後イベント用の原稿めっちゃ捗ったのだが、同時にめっちゃ眠いし疲れがやばい

まだまだ若者だと自負しているし実際25なんてまだまだ若いのだが、確実に学生ときより衰えている。多分体力作りや体調管理で盛り返すことは可能なのだろうが、仕事がなかなかの漆黒分野なので、今すぐに改善していくのは難しそうだ。それに、推しとの時間一期一会。新たな出会いもあろうが、いつサ終や最終回も迎えるかも分からない。

二次元三次元わず、何事にも終わりはくる。家族がいても友達がいても推しがいても、仮に恋人がいても、最終的には一人だ。そのことへの、漠然とした不安があった。

そうなってくると、己の進むべき方向は大まかに二つではないか

もうなりふり構わず、とりあえず一度は恋愛というもの経験しておいて、合わないなら止めて一人で楽しく生きていく。それか、もう腹を括って一人で生きていく。どちらを選んでも、幸いなことに漆黒だが安定で安泰な手に職はある。

ということで、なあなあにしていたアプリを、インストールから2年経った2023年1月に改めて本腰を入れて再開してみた。

初めこそ、趣味やノリが自分と近そうで、リードしてくれそうだから少しだけ年上の方……なんて思っていたときもあったが、休み休みでも2年アプリをやっていると理想現実がわかってくる。

趣味やノリが合うかはプロフィールだけじゃ最低限しかからない。そもそも私が好きだと言っている漫画ゲームも全部、二次創作BLを含めて言っている時点で重視すべきポイントにはなり得ない。この趣味リアルの知り合いにカミングアウトするつもりはないからだ。

年齢もあまりに離れていなければ、この際どうでもいい。そもそも誰ともお付き合いしたことがないのだから、年下年上同級生、どんな人と合うかなんて分かるわけもない。

ということで、ほぼフィーリングでピンときた数人に「いいね」を返し、そのうちの一人と数回電話雑談し、会う約束をした。この間、アプリ再開から約2週間。25年何もなかった自分にしては、なかなかのスピード感である

それなりに楽しみにしながらデート当日を待っていた。浮かれて久しぶりにワンピースなんか買ってしまって、たぶんはしゃいでいたんだと思う。

前日の夜に「明日って、〇〇駅に何時ですよね?」と送ったきり、返事が途絶えた。その前日までは普通にやりとりしていたのに。

それでも、万が一でもお相手の方を待たせてしまっては申し訳なさすぎる。ので、電車で1時間半かけて当日私は待ち合わせ場所に会いに行った。案の定、そこには誰も来なかった。悲しくて恥ずかしくて、追加の連絡はできずに、一人で駅ビルを3周くらいして、ご飯を食べて、何か一つでも納得したくて可愛いヘアクリップとずっと欲しかったSABONのフェイススクラブを買って帰った。

帰りの電車の中はカップルばかり目について、まじで最悪の気分だった。けど、冷静な自分もいた。会う約束までしてすっぽかしたことはなかったけど、だるくなってアプリ内のチャットを切ったり、LINEスルーしてしまたことは私にもある。たぶん、アプリ出会いを求める以上これはよくあることだ。

でも、普通にしんどいし傷ついた。

からこそ、もう決着をつけたい。

明日から一週間は恋愛のとこは考えない。ちょうど推しカプのオンリーイベントにも参加するし、全力で楽しむ。そして、イベント明けの一週間に最後にもう一度だけ、ちゃんアプリをしよう。どんな相手でも真剣に向き合って、それで一週間でなにもなければ、アプリを消そう。

25歳なんて、これから恋愛経験を積もうには少し遅いかもしれないけど、長い人生の中ではまだまだ若い

これ以上、自分恋愛でうだうだ悩むのに時間を割きたくない。そもそも人生における恋愛が占める部分は、人より少ないタイプだ。今までがそうなのだから、そういうものなのだ。それならもう恋愛を諦めるわけではないけれど、中途半端に振り回されるより、推しカプ並のご縁とやらに巡り会うことがあるまでは、恋愛のない人生でいいや。

そういうつもりで、ラスト1週間アプリをしっかりめに見る日々が始まった。

確か、彼からいいねが来たのは水曜か木曜くらいだったと思う。そのときちゃんとやりとりをしていたのは、彼を含めて二人。(マッチングアプリでは、お互いにいいねを送り合うとやりとりが始められるが、いいねを送りあっても会話が始まらないこともままある)

同い年の人と、一つ年下の人

正直なところ、どちらの人もプロフィール写真はあまり印象に残っていない。ごく普通っぽい感じの人だった。ほぼ同時進行で二人とアプリチャットでやりとりしていた。

もともと、やや人見知りする性格なこともあり、今までの人生で先輩や後輩とは、仲が悪くなったこともないが、仲良くなれたこともなかった。ので、同い年の人のほうが話しやすいかな? と思った。が、話をしているうちに、何とは言えないのだが、なんとなくこちらの恋愛経験が浅いことや学生時代の思い出なんかを話しているうちに、ちょっと上から目線を感じた。互いに品定めする場でもあるのだから、当然といえば当然なのだが、今回の私はこれ以上もう恋愛不快な思いをしたくないという思いが強かったので、ごめんなさいと思いながらフェードアウトした。(「女の子は〜だもんね」、「(部活勉強について)それなりに頑張ってたんだ、真面目だね(笑)」的な言葉に、なんとなくモヤってしまった)

一方、もう一人の年下の方。

仕事のことや漫画ことなんかの当たり障りのないことを話していると、一度通話をしないかと持ちかけられた。今週は頑張ると決めていたのでokすると、「初めましてだし、だらだらしちゃってもあれなんで時間を決めましょう」と相手から言ってくれた。

友達電話するのは好きだが、そんなに関係が深くない相手世間話をするのは得意じゃないのでありがたかった。

30分だけという約束で週末に通話をしたのだが、驚くことにとても話しやすかった、とても初めて話す相手とは思えないくらいで、それでいてお互いに敬語は崩さずに程よい距離感で楽しく会話ができた。今までもアプリで知り合った相手通話したことはあったが、こんなにも話が弾んだのは初めてだった。30分があっという間に過ぎ、私のほうから「少し延長しませんか?」とお願いした。これも初めてのことだった。

結局、一時間上通話が続き、「よければ会いませんか? 会わないと分からないこともあるだろうし」という相手言葉同意して、電話を終えた。恋愛経験が乏しいこと、なかなか進展できていないことも伝えていたため、「それなら早いほうがいいですね」と3日後に夕ご飯をご一緒することになった。

これもなかなかのスピード感で、正直展開の速さについていけていないところもあったのだが、25年間で0だった経験値が、25年間で1になったと考えれば、別に早くもなんともない。

すぐに当日を迎えた。仕事終わりに、前述した浮かれて買ったワンピースに着替え、待ち合わせ場所レストランに車を走らせた。

今度はちゃんとそこに相手が待っていて、私はもうそれで少し嬉しくなっていた。我ながらちょろい。でも、そのレベルくそざこ恋愛初心者なのだから仕方ない。

写真で見るより、感じがよかった。1つ年下ということだったが、そんな感じは全然せず、まあ1歳違いなんて誤差みたいなものかと年齢差という偏見を取っ払うと、より人として良いなと思えた。

ご飯を食べながら話をしたが、対面してもやはり楽しく過ごすことができた。

仕事の話、学生時代の話、恋バナ。まあこっちに話せる恋バナなんてカスみたいなのしかないのだが、それもちゃんと聞いてくれた。そして私にはずっと縁がなかった、高校生や大学生のとき恋愛話をぽつりぽつりと語ってくれた。トキメキしか詰まっていない推しカプの妄想とは違っていたが、それはそれで興味深かった。

印象に残っている彼の言葉がいくつかある。

私が楽しいと伝えたとき

「僕も楽しいです。できれば、また会ってほしい。けど、もし他にもいい人がいれば、全然そちらと会ってもらっても大丈夫なので…」

程なくして

「そろそろ敬語やめない?」

タメ口距離を狭めてくる人は、Twitterでもアプリでも苦手だったのに、電話でもたくさん話したからか自然と受け入れられた。

そして、食事を終えてそろそろ店を出なくてはいけない頃、

「誰とも付き合ったことないんてしょ? なら、僕と付き合ってみない?」

からかわれているんじゃないかと思い、「冗談?」と聞き返すと「本気だよ」と言われた。どんな顔をしていいか、これは進研〇ミことp〇xivでも同人誌でも予習したことがなく、たぶん半笑いの変な顔をしていたと思う。

だって、本当はもうアプリで他の人と会ってほしくない」

だめかな? と問われたので、信じられなくて「逆に私でいいの?」と聞き返してしまった。

「いいよ、いいに決まってる。付き合ってください」

改めて言われてしまって、目の前の人が好きなのかどうかなんて全然からなかったが、少なくとも一緒に話していてずっと楽しかたこと、沈黙も気まずくなかったこと、腹をくくってアプリをしていたこと、いろんなこと思い出しながら、一言

はい

と答えてしまった。

これからよろしくね。うん。とお互いに照れながら言い合って、恥ずかしいような、でも数週間前のような惨めさはない、知らない気持ちで溺れそうだった。

ラストオーダーも過ぎていて、焦って退店するともう駐車場に車は疎らで、次の日も仕事なのでどの道我々も解散の流れになった。

車の前まで一緒に歩き、でもなんとなく別れ難くて立ち話をしていると

「手を繋ぐのも初めて?」

と手を握られた。「うん」と答えると、指を絡められ、なるほどこれが恋人繋ぎかと思った。推しカプはよくやる、というより脳内デフォはこれだ。

「……じゃあ、キスも?」

あれ、この流れ。推しカプで予習はしてないけど、数多のBL読んできたから察しはつくぞ。そう思いながら「……うん」と答えた。

見つめ合うのも初めてだけど、伝えるタイミングはなかった。

本当にキスするときってチュッていうんや……と頭の片隅で感動していると、再び唇を合わせられた。

今度は軽く唇を噛まれて、舌が入ってきた。口内を吸われて、舌を甘噛みされたりした。たぶん時間にして10秒くらいだったけど、25年間0だったものが一夜にして、自分的に200くらいに跳ね上がり、すっかりノックアウトだった。

顔が離れて目を開けると、彼との間に唾液の糸が切れる瞬間で、内心

「こ、これは進研〇ミで死ぬほど見たことあるやつ。なんなら自分小説でもよく書くやつ……こんな感じやったんか――」

と謎の感動に包まれていた。

そしてぎゅっと抱きしめられ、

「あー、離したくない。でも、これ以上は止まんなくなるから我慢する」

と言われ、夜も更けてきたのでバイバイした。

帰りの車内では完全に放心状態だった。だってまさか、25年なにもなかったのに、この数時間でこんなことになるなんて、思ってもみなかった。今思い出してもやばい

こうして、私に人生初めての彼氏ができた。

26歳の誕生日まで、あとちょうど2ヶ月という夜だった。

その後はじわじわと恥ずかしさが込み上げてきたが、同時に彼のことが日に日に好きになっている気がする。

断言できないのは、もちろんその経験がないからだ。でも、お相手は程よく優しく、こちらに経験がないことも承知である程度ぐいぐいリードしてくれるのが、ありがたくもある。そして、その振舞いから、「本当にこの人、私のことが好きなんか……」と実感できることもままあり、なんともこそばゆく嬉しい。

経験してみて、合わなければ止めればいいと覚悟して臨んだが、今のところはとりあえず幸せに過ごせている。

推しカプも相変わらず愛おしい。家族友達も愛してる。そこに、もう一つ楽しくて素敵な気持ちになれる存在が加わった。

無論、よいことばかりの毎日ではないが、それでもまあいいかと思いながら生きている。本当に、本当にありがたいかぎりである

※利用していたアプリペアーズとwith。今回の最終的な出会いに繋がったのはペアーズだったが、使用感がおもしろかったのはwith。用心してまじめに使えば、怖い目に遭うことは少なそうだと思う。

2023-02-19

ブルーロックまじでおもしれーわw

BLとか嫌いだけど

男同士でイチャイチャNTRしあったり絶望させあってるのおもろい

ニコ動ホモネタとか好きなやつは絶対楽しめる

2023-02-18

お っ ぱ い パ ブ の 女 の 乳 首 は 前 の 客 の 唾 液 ま み れ !

2023-02-16

anond:20230216110354

そうなんだよねー

女性に対する配慮」よりも「子供に対する配慮」として、テレビでやるコントとかからエロ」が消え

(ドラマとかでも裸体や濡れ場は消え去って久しい)

これからは「女性に対する配慮」として二次元からも消えていくのかもしれないし、そうならないかもしれない

まあ、いずれにせよ「実際に起っているわけでもない(想像創造上の)表現」を「閲覧」しているだけで「準性犯罪者」扱いは差別だと思うわ

そんなことが罷り通るとしたら(前述したことにも関わるけど)、「女性の性を娯楽とした作品自体禁止」ってことになるわね

テレビ業界は甘んじて受け入れるだろうけど、二次元作品界隈はどうかな?

コンプラ最優先の世界になりつつあるけど、表現者達がこのまま黙って受け入れるわけないと思うけど

表現することの禁止なんて法律に書けるかい?

嫌なら見るな」「見ないで済む方法」を明文化するしかない(後者についてはBL界隈で作品の前に「こういった表現があります地雷な人は見ないでね」と一言あるので、「配慮できない」ってことは無いと証明されている)

あと、「映画」はR指定等明示することで割と自由に作っていても批難を逃れていると思うし(それこそあれは「金払ってわざわざ赴かないと見られない、ある意味秘匿された娯楽作品」だからというのもあるだろう。それでも「逃走犯が車に乗るシーンでシートベルトする」なんてのを押し付けられてるけれども)、

二次元界隈も表現の「場」を人目につかない密室的な場所に移していくのかもしれないね

2023-02-15

anond:20230215111545

それは差別でしょ

「娯楽作品読んでるだけで性犯罪者の卵みたいに見られる」

ってのは差別されてるよね

BLもの読んでる女が男から「男を性的に消費すんな」って言われないのが不思議なくらい

(一部では言われてるだろうけどね

それより、男からも女からも「気色の悪い趣味だ」と思われてる・言われてる方が多いね

で、↑も差別だよね)

めんっどうくっせえええええ

2023-02-14

anond:20230214173552

聖闘士星矢弱虫ペダル東京リベンジャーズもヘテロの男が読んでBL展開を想像することはないだろう。

二次創作BLはすべて腐女子勝手妄想して作り出してるだけ。

から吸血鬼すぐ死ぬみたいに男からすると「どこにBL要素が?!」みたいな二次創作もある。

まり腐女子少年誌を読まなければ少年誌元ネタ二次創作BLなんて生まれないということである

ただ、一つだけ男性読者でもBL的展開が出る作品がある。呪術廻戦だ。

話もキャラの設定もバトル展開も聖闘士星矢BLEACH!のフォロワースタンダード作品なんだけど、キャラ同士の関係性がホモっぽい。

他の週刊少年誌と同様に男性の仲間・男性の好敵手・男の強敵が配置されているんだけど、その関係がなんというか「ねっとり」してる。

キャラ同士のお互いの思い入れが他の平均的な少年漫画と比べて強い というか重いのだ。

作者の芥見下々さんが女性である という話題が前にあったけど、その理由となるのがこのような男キャラ同士の関係性の描写の特異性による。

呪術廻戦はい二次創作BL界隈で現在一番量の多いジャンルである

腐女子からするとちょうどいい元ネタになるんだろう。おそらく作者の芥見下々さんも腐女子受けを考えて作品を描いてると思う。

呪術廻戦ならエロ二次創作BLを描いても作者も腐女子もウィンウィンの関係じゃないかと考える。

anond:20230214173552

「人気作品BL化されて当然」とまで断言するのはちょっとおかしいなと思う。

そもそも女のファンキャラ勝手ゲイだと解釈して二次創作で男同士でセックスさせるというというのは随分醜悪趣味だと思う。

anond:20230214172844

魅力的な女性キャラを出したらエロ同人で消費されるのが自明なのと同じく、男性同士の人間関係を深く描いたら腐女子BL化するのもやっぱ自明なの、みんなわかってるでしょ。

ウケを狙ってやるまでもなく、そもそも男がいっぱい出てるにもかかわらず腐女子にもウケないような話は面白くないわけよ。

それでも、エロ同人にはしないでくれっていうのは作者の自由だし尊重されるべきではあるけどね。

anond:20230214171935

当時我が県にはエヴァを視聴する方法存在しなかったのでジャンプBL本だけ置いた疑惑

anond:20230214170722

いや普通にエヴァンゲリオンとかあったけど。ナデシコもあったかな。俺は大量に買ってた。

逆に当時オークラ出版BLなんて知ろうと思わないか存在自体知らんかった。

つか何が「でも」なのか分からんが。

ちゃんエントリ読んで返信しろ

anond:20230214164602

普通に同人イベントとかやってて、グッズが女子に売れてる現実もあって「まさかBLなんてやってないですよね」ってイノセントすぎるし、作者側、出版社側は知ってた上で見てみないフリしてるに決まってるでしょ。

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