はてなキーワード: 吹き替えとは
『となりのトトロ』、お父さんの声だけ新録にしてほしい。— 町山智浩 (@TomoMachi) April 9, 2020
ピエール瀧の出演した映画は全てお蔵入りにしろ、よりも酷い暴論です— FMA (@fishermansannoy) April 9, 2020
よくない吹き替えを変えて欲しいと要望するのは誰でも自由だし、ミスキャストを指摘するのは映画評論家の仕事です。— 町山智浩 (@TomoMachi) April 9, 2020
ここで2008年の町山サンの発言を振り返ってみましょう。「糸井重里さんトトロで使ったじゃないですか?あれは良かったでしょ?明らかに下手なんですよ、糸井さん。棒読みなんだけど、お父さんの朴訥な人柄とマッチしてるからそういうキャスティングはありなんです。」https://t.co/zZMxUpdbLt— ぽん太(手洗いうがいを身につけた男)【公式】 (@ponta_id) April 10, 2020
緑の月 15日
砦の救援は成功した。
だが砦の守備を任されていたオーガン殿は、すでに矢傷が元で亡くなってしまっていた。
我々が駆けつけるのが今少し早ければ治療が可能では無かったかと、悔やむ。
このままでは指揮官が居なくなる為、ひとまず我々が砦に駐留する事になった。
早急に食料を手配せねばならない。
緑の月 20日
近隣の村は既にゴブリン共に襲われていた。
生き残った村人達を救出し、物資と共に護衛の兵を付けて王都へ避難させる。
食料を得る当てが無くなってしまったばかりか、さらに減らす事になってしまったがやむを得まい。
村を襲ったゴブリンは先遣隊だ。
敵の軍勢は既に近くまで迫っていると見るべきだろう。
青の月 13日
もしや逃散してしまったのかもしれない。
だが仮にそうだとしても責める気にはなれない。
私達の様に義務を課せられた者ならばともかく、召集されただけの兵達にそこまで求めるのは酷だろう。
青の月 19日
敵の主力はまだゴブリンであり、難なく蹴散らす事ができた。
敵の戦力集結が完了し、オークやダークエルフが主体であれば厳しかったかもしれない。
幸運だった。
襲われていたのは王都より帰還する途中の兵達だった。
なぜ帰還が遅れたのか問うと、馬車の積荷がその理由だという。
荷台を覗いてみると食料が満載されていた。
我が友が、自ら市中を走り回ってかき集めた食料を兵達に持たせたのだという。
「必ず救援を送る。それまで持ちこたえて欲しい」との伝言もあった。
兵達が逃げたのではないかと疑った事を恥じる。
そして友に心よりの感謝を。
物見の報告では敵の軍勢はあと3日というところまで迫っている。
赤の月 23日
砦に籠もって既に一月が経過した。
兵達は皆、懸命に戦っている。
あれに毒でも投げ込まれれば我々は一網打尽となるが、今の所は渇きで死ぬ心配はせずに済んでいる
だが食料はすでに心許ない。
それまでに救援が間に合えばよいが、それは難しいだろう。
どこも兵力不足だ。空の壺をひっくり返しても何も出ない。
黒の月 10日
いよいよ食料が尽きた。
ほぼ水だけで飢えに耐えている。
それでも戦い続ける兵達の姿には感動すら覚える。
せめて彼らだけでも逃してやりたい。
いざとなれば我らが血路を開くしかあるまい。
飢えた体でどこまでやれるか、不安は尽きない。
黒の月 13日
奇妙な出来事に遭遇した。
敵の襲撃をなんとか凌いだ後、少し仮眠を取ろうとした矢先だった。
突然、何も無いはずの場所に扉が現れたのだ。
何事かと呆然としていると、扉が開き、中から見たことも無い様な服を着た一団が現れた。
頭目と見られる男がいきなり「オソクナーモウワケアッセーン」と大声で叫んできた。
共用語ともこの地域の言葉とも蛮族共のそれとも違う。聞いたことも無い言葉だった。
困惑する私に頭目の男はつかつかと歩いて近づくと、今度は流暢な共用語で自分の持つ書類に私の署名を求めてきた。
手早く署名を済ませると「アザース。これどこまで運べばいいッスか」と問うてきた。
流暢ではあるが独特の訛りがある共用語だ。やはり遠い異国の民なのだろう、と推測した。
男たちは荷運びを依頼されたらしい。荷の中身は分からなかったが、空になった食料庫に運び入れて貰う事にした。
駆けつけた部下達と共にその作業を見守っていると、男達の一人が咳き込み蹲った。
叱り飛ばす頭目を宥めつつ、蹲った男を観察する。どうも風邪を拗らせてしまった様だった。
この様な風邪の時は直接魔法による治療を行うよりも、水や酒などを用いた方が良いと師から学んでいた。
どうやらこの異国の一団はこの手の神聖魔法には馴染みが無いらしい。
急に体調が回復して戸惑う男に「薬の様なものだ」と説明すると納得した様だった
戦場での病は蔓延しやすく重症化しやすい。警戒して、し過ぎる事はない。
一団の面々は口々に「アザース」と言い頭を下げてきた。どうやら「アザース」というのは感謝の言葉らしい。
荷物を運び終えると一団は扉の中へ帰還していった。
最後に頭目が「シッツレーサース」と呪文を唱えて扉を閉じると、扉はスーッとかき消えていった。
異国には一子相伝の秘術を伝える一族が居ると言うが、彼らもそういった集団なのだろうか。
男達が運んできたのは奇妙な箱に包まれた食料だった。開けて見たところ日持ちのするものでは無さそうだった。
さっそく兵達に食べさせる。
異国の食べ物らしく、見たことも無い素材や料理が箱の中にぎっしり詰まっていた。
兵達も困惑していたが、空腹は最高の調味料ともいう。とりあえず腹に収まるならそれで良い。
私も部下や兵達も、しばし言葉を忘れて貪った。
小麦で作った皮で刻んだ肉などを包み、蒸したと思われる不思議な料理が印象的だった。
黒の月 19日
夜ごとに冷え込みが増している。
あの奇妙な一団によりもたらされた食料によって、我々は息を吹き替えしたが、戦況そのものに変化はない。
あの箱に入っていた食料のうち、なんらかの穀物を蒸すか茹でるかした物が重宝していた。
水で洗った後に火で温めた空気を風の魔法で吹き付けて乾燥させると、保存食にできることが分かったのだ。
これをお湯でふやかしてスープにしたもので、我々は命を繋いでいる。
私は本当に麾下の者達に恵まれている。なんとしても彼らを生かして故郷に帰してやりたい。
黒の月 25日
早くも雪がちらつき始めた。
軽症の段階で浄化の魔法を用いれば対処可能ではあるが、しかし敵の襲撃を受けながらではそれも難しくなる。
寒さの為か敵軍の動きが鈍いのが幸いした。
援軍はまだだろうか。果たして本当に来るのだろうか。
友は私達が持ちこたえると信じているはずだ。私も友を信じよう。
白の月 3日
ついに援軍が到着した。
まさか友が自ら率いて来るとは思わなかった。
「立場を考えて欲しい」とは言ったが、部下達がニヤついていた事を考えると私の表情はそれに伴っては居なかったようだ。
気になるのは敵が援軍をほとんど素通りさせたという事だ。
もしや全ては友を戦場におびき寄せる罠だったのかもしれない。
敵は邪悪であっても愚かではない。むしろ策謀については常に我々の上を行く。
ならばここにとどまるのは危険だ。
どの道、この人数では籠城も難しい。
友と轡を並べて戦うのであれば、多少の数の不利などどうとでもなる。
これが罠だというのなら、内側から食い破ってくれよう。
それから例の異国の一団だが、友には心当たりが無いとの事だった。
一体彼らは何者だったのだろうか。
あの時の風邪がしっかり治っていると良いのだが。
白の月 7日
地獄とはどういうものかと問われたら、今後私はこの日に目にした光景こそが地獄だと答えるだろう。
寒さの為に腐敗した死体は少なかったが、一部は既にアンデッドと化していた。
数少ない生者も一様に病によって衰弱しており、病で死ぬか、飢えて死ぬか、アンデッドと化した同僚に貪られるか、という有様だった。
私は死体の浄化と埋葬、そして生存者の救出を命じた。最早、敵も味方も無い。
それにこのまま放置すれば病魔が街や村々、ひいては遠く離れた王都にさえも及びかねない。
彼らは私達が、敵である自分達を助けようとしている事に酷く驚いた様だったが、しかし抵抗の意思を見せる事は無かった。
敵軍の指揮官と見られるダークエルフを保護する事ができたが、症状は重い。
助かるかは彼の体力と運次第だろう。
アズレンの運営会社であるYostarが、今後アズレンのコンテンツのアニメ化については、自前で新しくアニメ制作会社を設立し、そこに作らせるらしい。
それもこれも、超ブラックでカツカツな日本のアニメ制作体制の犠牲になったからであることは想像に難くない。
そもそも売れているゲームのアニメ化となれば、そりゃもう運営にとっては鳴り物入りと言っていい話で、それこそ
「カネならあるんや」
しかしその結果出てきたアズレンアニメがどうなったかは、既に多くの読者がご存知のことだろう。
一応、ストーリーやコンテ・演出といった作品の核になる部分はまともだったため、艦これみたく地獄のようにつまらなくて(あるいは見ていて腹が立ってきて)視聴続行不可能になることはなかったというか、むしろ興味深く鑑賞できた。
反面、大きく不評を買ったのが絵の完成度。
要は作画崩壊しまくっていたというか、去年の本放送の時点では、今どき低予算の泡沫深夜アニメでもここまで酷いのは珍しいんじゃないかと思わされるレベルだった。
何しろ、伝説のヤシガニキャベツを起こしていないから、なんとか致命傷で済んだくらいの不出来だったので。
なお現在放送中の再放送分については手直しが入っているので、当時の惨状を確認したいとなると、ニコ動に課金するかyoutubeに置かれている英語吹き替え版を見るしかない。
しかし手直ししたとはいえ、それでも円盤の売上が上がるレベルにはなってない(どうにか違和感なく見れる程度の直しで、間違っても神作画に化けたわけじゃないってこと)。
英語吹き替え版まで同時配信するくらい、運営も力を入れていたのに、なんとも残念である。
このうち特に残念なのは「問題が起きないようカネで解決できなかった」ことだろう。
言い換えるなら、絵を描くスタッフの中でも特に優れた人に声をかけ、自分たちの作品の作業に集中できるよう時間を確保するのは、もはやカネだけでは実現できない現実があったと。
それでも諦められないとなると、自前でスタジオを作るという選択肢は十分ありうる。
でも、そうは言っても凄い決断だと思うわ。
そして、そんな決断をさせられる原因になった日本のアニメ業界、正直本格的にダメじゃね?
こっちも「終わる終わる詐欺」みたいなことは言いたくないが、こういう心ある企画をここまでスポイルする事態がこれからも繰り返されるとなると、そのうち日本のスタジオには誰も発注しなくなるでしょ、冷静に考えて。
これはどこにでもいる普通のオタクが「金を払って観る悪夢」「SAN値チェッカー」と名高いカルト映画、CATSを観てきた感想文です。
ネタバレが盛大に含まれていますので、その辺りお気を付けて頂けると幸いです。
昨年12月の暮れに海外で一足早く上映が始まり、その評価を読み「絶対に見る」と心に決めて1ヶ月、私はようやく映画館へと足を踏み入れた。
やれポルノだの玉ねぎだのと聞いているので期待は最高潮、何しろ私はホラー映画が大好きで、そしてクソ映画が大好きです。
今日は一人で悪夢を観に来たことを忘れて売店で巨大なポップコーンとジュースを買い、はやる心を抑えながら入場開始を待つ。
上映前に最後に流れた「それでは、夢のある映画の旅をお楽しみください」のアナウンスは、この後の展開が「悪夢」であることを啓示しているかのようでした。
私はオタクの中でも日陰に生きる人間でありますゆえ、正直CATS本編と同じくらい実写オタ恋のCMも滅茶苦茶キツかったんですが、この辺りについては口を閉ざし静かにスクリーンへと目を向けます。
劇場の照明が落ち、暗闇の中映るのは夜空。
猫の映画ですよ〜!という事を示唆するかのごとき可愛らしい雲、ここからどうなるのか期待が高まります。ちなみにここが唯一ここからの110分の中で「これは猫だな」と理解できた部分になります。
さて、開始して1分ほどですがここで早くも私の脳は処理の限界に達してしまいました。
ドラクエIIIの夜のピラミッドのBGMを不協和音にしたようなBGMが流れる中、夜の街を闊歩するのは人間によく似た体躯にうっすらと全身毛のテクスチャを重ねた「何か」。
一瞬、誤ってメイドインアビスのシアターに来てしまったのかなと思いました。人間性の喪失の結果と言われれば納得も出来るのですが、そもそもこれは「人間」では無く「猫」らしいんですね。
BGMの中、四つん這いの合成獣(キメラ)の集団が道路をぐるぐる回る姿はムカデ人間の続編かと錯覚を覚える絵面ですが、その中心で蠢く頭陀袋も嫌な予感しかしないし、案の定悪夢が飛び出すし、今の所パンドラの箱なのですが果たして最後に希望は飛び出してくるのでしょうかね。
そう言えば海外の評判ではやたらと性的な印象がありましたが、ただでさえ限りなく全裸に近い全裸なのに動きがこう猫々しいしやたらと柔軟性をアピールするし妙に動物的な飲食シーンを盛り込んでくるし、観客の無意識の奥底にあるなんらかの性的衝動を呼び起こそうとしてるのかなって感じは分かるんですけど。ですが、残念ながら扉のノックの仕方がシャイニングのジャック・ニコルソンなんですよね。へただなぁ…欲望の解放のさせ方がへた…こんなんじゃ歴戦のケモナーだって裸足で逃げて行きますよ。
さてなんの説明もないままに話は進み、ジャ…ジェ…?なんか分からないけど固有名詞がいっぱい出てくる、完全にルシがファルシでパージ状態。私は原作のCATSを知らないので、知ってたら話の流れが分かるんですかね?知ってたら開幕1分で席を立ちそうですけども。
さて墓場で歌って踊るシーンではふとBloodborneを思い出しましたが、ひょっとしたらこの夜は獣狩りの夜だったのかもしれません。私の啓蒙も爆上がりしていきます。
トイレで歌うシーンは真っ先にトレインスポッティングを思い出しましたし、ひょっとしたらこの映画も薬でぶっトんでる狂人の見た夢かもしれないし、狂ってるのは私だったのかもしれないと思い始めました。
まだ始まって30分も経ってないんですけど。あんな猫やこんな猫の説明を歌っているけど私にとっては全てが邪悪なモンスターにしか見えない。
さて、かく言う私もだんだんと目と心が慣れてきました。
感覚的に言うと「有色はマシ」「服あると相当マシ」「全裸はほんとキツい」「白系マジで無理」、要するにヒロイン枠の生物が一番キツい。黒人の敵とマジシャンが比較的視覚へのダメージが少ない。それだけで若干好きになる、だから頼むから帽子を脱ぐなコートを脱ぐな。あと手先と足先が人間なのがマジで拒否反応を起こす、黒人の手の平が肌色なのでも認知が「?」ってなるのにこの生き物の手足見てると「??????????????????」ってなる。かといって靴だけ履いてるのも異常なんですけど、タップダンスだけ見たら凄い出来なのに他の全てが恐怖。
あと衣類については黒人っぽいキメラが首からbling-blingなおさかなネックレス下げてるのは良いなと思いました(数少ないポジティブな感想)。
この作品、猫だけでなくGの者等も等しくキメラになっているとの話はうっすら聞いていたのですが、正直全裸じゃないし着ぐるみっぽさあるからこっちの方がだいぶマシではあったんですけど、喰い始めた時は流石に驚愕のあまりポップコーン食う手が止まりました。
ネズミとか、子役?っぽく見えたんですけどこれを見たご両親は「可愛い〜💕」「◯◯ちゃんの演技最高〜!」って思うのでしょうか、人生開始してまだ間もないのにこのような罰を受けるのはあまりに酷ではないでしょうか。
あと犬の存在が示唆されているのに画面に映らなかったの、犬はキメラじゃなく犬ですよってことなんですかね?製作陣や太いスポンサーの中に敬虔な犬好きでも居たんでしょうか。なんにせよ、助かった動物が居るのは良いことですね。
個人的に認知的不協和を感じるポイント、デザインや動き以上に「大きさ」があるんですけども。人間の体躯に猫の動き、街並みは人間の大きさの中で人間らしき体躯の生き物が「猫のサイズと言うには高さは合っていても細身すぎて違和感」で「人間とは思えない位小さい」姿で街を這い回り走り回る。人間の脳には大きさや距離感を自動的に調節してピントを合わせる機能があるはずなんですけどそれが全部ぶっ壊れる。
脳の機能に直接影響する映画、感覚にダイレクトに伝えてくるこの作品はいっそ4dxでも上映してほしい。余談ですが私はこれを観ながら「TOHOシネマズ限定のかっぱえびせんポップコーン」を食べていたので、こいつらがゴミ箱から拾ったエビ食うシーンでセルフで臭覚で新感覚の映画体験をしてしまい大変不愉快な思いを致しました。
定期的にあったのですが、このキメラ達が猫の鳴き声で「ミャー」とか「ニャーン」とか鳴くのがかなりキツい。というか主役級は顔がアップになったりすることが多くて「あー、人間の顔と身体した獣のキメラだなぁ」って思えるんだけど、ヒキで後ろに映ってるその他大勢がヤバい。意味不明な物体が四つ足で這い回ってる、フォーカスが手前に当たってるせいでぼんやりとボケた画面の奥で蠢いている人間ではない何か。私が観てたのってひょっとしてサイレントヒルだった?と誤認してしまいそうだし、私は悩める私に胸を張って「違うよ、CATSだよ」って言ってあげられない。
そこそこ話が進んでもストーリーか理解できない。一番歌と踊りが上手い奴が選ばれるオーディションなのは分かるけど、選ばれたら転生って死ぬやつじゃん?あと黒人男性なんでよく分からない魔法使ってるの?確かに猫よりは魔獣って感じだけど、それやるとますます猫の概念から遠ざかるよ。観ていてふと私が思い出したのは「悪魔ネコ」でした、懐かしいですね。
ところでこいつら猫?ってことは乳首6つあるんですよねってふと思って心底ゾッとしたし、この時点で完全に食欲を失っているのでポップコーンは封を閉じられている。
この時点で唯一覚えてる名前がヴィクトリアだけだし、ヴィクトリアったら捨てられた飼い猫割には異様に順応高いな…こうやってこの映画に慣れてきてる自分もひょっとしたら既にヴィクトリアなのかもしれない…と正気を失っていたら家無き捨て猫で「子猫」であることが発覚したのですが、私の中の子猫の概念がグチャグチャのベコベコに狂うのでこの件については早めに酒飲んで忘れようと思いました。
さて、物語の結末、私の刑期の終わり近付いて来ました。
ゲイビの男優かインナー無くしたマリオみたいな格好のキメラが踊ったり、黒人キメラがコートも帽子も脱いだせいで一瞬マジで全裸かと目を疑いましたがそんなことは無く。あとヤク中の流れあったんでやっぱりヤク中の見る夢だったオチも考えたのですが残念ながら物語は大団円へと向かいます。
マジシャンが無茶振りされる流れ観てると「いじめか?」と思いますが天下のハリウッドがそんなことをするわけが無いのです、ちゃんとなんとかなりハッピー的なエンドです。
ここまで観ていて、ストーリーの中の時間が夜から夜明けまでで12時間も経っていないことに恐怖を感じる。映画も2時間足らずだし、体感的には6時間くらい苦しんでるんだけど。
最後の最後に、老いた猫は画面のこちら側ん見据えてこう言います。
これは、ここまでこの映画を観続けた私にとって実質「死刑判決」でした。啓蒙が上がり過ぎて狂ってしまいました、私は人間のつもりだったけれど、実は限りなく画面の中の生き物によく似た「なにか」であると告知されました。
ホラーにある「次はお前だ」的なアレであり、告発やシリアスな社会派にある「他人事ではないぞ」みたいなアレを感じます。あと夜闇に紛れた姿も怖かったけど朝日の下よりは大分マシだったみたいです。朝日の下のキメラ達は、エグいアダルト作品を観た時のような性的興奮よりも先にショックに殴られる感覚がありました。もうこの辺りは感想をメモすることも忘れました。
しかしまぁ終わってみて改めて考えると、歌のクオリティは当然の如く相当高かったです。私はあのビジュアルで日本語でミュージカルやられると「理解できないおぞましいものを無理やり理解させられる」感覚に負けて脳が爆発四散してしまいそうだったので字幕で観ましたが、吹き替えの役者さんが好きな方は吹き替えで観ても良いのではないでしょうか。あの生き物達が好きな人間の声帯で歌い喋っている姿を観て立っていられるのならばですけども。
一言で感想をまとめるなら、「目を瞑って観たらそこそこ満足度の高いミュージカル」だと思います。ただ残念ながら、目を開けると死んでしまうので気を付けてください。神話にありがちな奴ですね。
見るなのタブーだと思えば納得できる作品です、いや無理だできねぇな。
ここまで色々書きましたが、最期まで走った身としては「マジシャンの猫ならギリ抱ける」と思いました。
どうやら私も完全に狂ってしまったみたいです、その内全身の皮膚に薄ら毛が生えてきて服を脱ぎ捨て夜の裏路地に四つ足で走って行くでしょう。まだ日本語を語れる今の内に、これにて文面を終えようと思います。
「husband」と「主人」に関するつぶやき(2019年分 その2)
昨日 https://t.co/35O4nAmGna を見てたんだけど、ニコール・キッドマンが"my husband"って言ったところ字幕だと「主人」になっててキモ!と思った— まにちゃん (@maniwatori) 2019年7月9日
私未婚ですが
旦那 、主人反対派です。
対等な関係だと思うので
夫もしっくりこないので
〝ハズ〟と呼んでます。— 📚miwa📚 (@385miwa385) 2019年7月25日
"wife"と"husband"ならほぼ同列だと思うんですが、「家内」と「主人」(一応レディーファースト)だと明確に上下関係が存在する感じ。「愚妻」なんて言葉もある。惰性で今後も続くんでしょうが、いかにも後進国な感じ。— ジュタロー@つまらない話 (@jutaro2007) 2019年8月9日
あと海外ドラマでhusbandが「主人」「ご主人」と翻訳されてしまうのがなぁ。— 30🌈サイテー!ハイスクールにシーズン2を! (@3030tdg) 2019年9月16日
前RT 海外のドラマを見ていて、字幕、吹き替えで「主人」って訳されるの見ると、すごく引っかかる。「husband」っていってるのに夫ではなく「主人」って。— 三浦ゆえ@1/12本屋B&Bでイベント司会 (@MiuraYue) 2019年9月27日
わかる。英語だと他に言い様がないからmy husbandって言ってたけど、日本語で夫は耳慣れないし、主人とは絶対言いたくないから旦那って言ってる。当初は旦那様だったけどある時点で様付けに値しないと思ったから呼び捨てになりました。>RT— papiel (@pa_piel) 2019年9月28日
すごく面白かった。95点くらい。
雪という題材も、なんか冬に合う映画な感じ。
後、歌も良かった(吹き替え版)
ストーリーはなんか、DQとFFを混ぜたようなファンタジー感があった。
風、火、土は出たけど、水はいなかったような…。(馬が水か?)
小野田さんみたいなキャラがいたりと、結構ストーリーはシリアス。
最後、悪役と戦うシーンがなかったのが、ちょっと物たりなかったかな。
大長編ドラえもんでも最後に敵と戦わない話は少しイマイチだったりする。(竜の騎士とか)
アナもエルザも結構アクションをするシーンがあって、これが本場のポリコレという奴かと思って感嘆した。
エルザが馬を乗りこなすシーンとか、津波に向かって走っていくシーンとか、なんかすごいなと思った。
あれはあれで、少しリョナというか、そういう層を引き付ける何かがあるかもしれない。
後、別に悪いというんじゃないんだけど、女性キャラの眼の大きさが少し気になった。