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はてなキーワード: はじめての経験とは

2023-07-31

スポーツの実況アナウンサー女性がいないのはなんでだ

ふと思ったんだけど。

検索するとそういう記事がいくつも出てきた。

これ!という決定的な結論がでない話ばかりなんだけど、どうやら、入社したての若い女性はテレビで使い勝手が良すぎるということで、実況のスキルを磨くことができないからだと思う。

テレビで中継の取材でも番組アシスタントでもアナウンサが若い女性だとみんな「初々しくていい」という感想になると思う。

はじめての経験であたふたしていても応援したくなる。

一方で若い男性アナウンサーの出番というのはかなり限られてると思う。

簡単な中継やレポートには男女問わず使われてるけど、テレビ番組の固定のアシスタントという立ち位置にぱっと思い浮かぶのは若い女性のアナウンサーばかりで、若い男性は少ない。

男性アナウンサーに求められてるのはちゃんと中継を回す力だったり、現場取材経験や専門知識で語るような、初々しさよりも頼りがいだったりする。

スポーツ実況はスキル知識も長く勤めないと身につかないものらしい。

からあちこちに引っ張りだこの若い女アナウンサーは実況のスキルを磨く暇が無い ということらしい。

2022-09-18

さな手紙

なんだかもう 言い訳ばかりになるんだけど

私は以前鬱気味だったせいなのか

今もすごく自分メンテナンスみたいなもんにものすごく時間のかかる性質

今でこそ何とか普通に働いているけど

毎日普通に風呂に入って洗濯した服を着て仕事に行く、という普通社会生活がうまくできない時期もあったし

今もやっぱり波がある

そういう波のある状態だと、

誰かと深く付き合うというのがほんとうにきつい

たとえば、毎週同じ人と会うとか毎日ラインで連絡とるだとかがものすごく重荷になる

過去に何度か恋愛を試みたけれど

どれも数ヶ月で終わってしまった

それなりに好きで付き合った相手でも、すぐにしんどさが勝ってしまたか

から私は結婚はするつもりがないし

仕事やたまの親戚関係を除くと私生活における束縛事項を最低限にまで引き下げて

そうして40年弱を生きてきた人間

生きてきたというより、そうしないと社会の中で生きてこれなかった人間

からあなたと親しくなったのはほんとうに想定外のことだった

私達は恋愛関係というわけではなくて

どちらかといえば同じ計画に携わるパートナーに近いけれど

それでも互いに恋愛に似た熱心さでいると思う

あなたと話すのは本当に楽しくて

毎日用事もないのにメッセージを交換して、それが楽しい」なんて生まれはじめての経験だった

そう伝えたら喜んでくれたのも嬉しかった

リップサービスと思っているかも知れないが本当のことだ

それでも、やっぱり、しんどいときは来てしま

あなたと共に携わることを滞らせて、メッセージを返せなくなって、

あなたを悲しませてしま

私のこれが単なる怠け心なのか、

たんに数ヶ月経って(以前の恋愛関係のように!)熱が冷めてしまっただけなのか

まだ私のメンタルに残る鬱病の軋みなのか

私は自分自身では判断が難しい

自分がどんな状態か、なるべく話してあなたは頷いてくれたけど

きっと一過性の疲れだと思っているだろう

けど、そうじゃなくて、

私はずーーーーっとこうなのだ

人を悲しませたり迷惑をかけたりしても動けないときが頻繁にある人間なのだ

自分がこうだとわかっているのにどうしてあなたと親しくなったりしたのだろう

その結果あなたを悲しませたりしているのだろう

情けなくて涙が出る


…………、と、いう、自責でうまく眠れなくて

もの感情の沈みが、メンタルの不調によるものだということも私は知ってる

こんなこと話されても困るだろうから、この手紙は出さないけれど

自分の中にだけ言葉をためているとこのまま眠れなさそうなので

とりあえず増田に流す

勝手ばかりでいつもごめんね

2021-06-30

はじめての経験

世間賞与シーズン

弊社もおそらく今週末に多少の支給があることだろう。

賞与固定給とは違って利益に応じて支給されるものであり、支給されることはありがたいことであり、経営陣に感謝する必要があることは理解できる。

弊社には不思議な(?)風習があり、前述のような感謝を「経営陣の目の前で直接、言葉にして必ず述べなければならない」と指示してくる上司がいるのだ。

これには違和感を禁じ得なかった。

かに感謝すべきものであるとはいえ感謝とは受給した各人が内発的に、自発的に述べるものであって、他者から要求されて述べるものではないように思われる。

同様の疑問を持った人が過去にいて、あえて感謝言葉を述べなかったその人は不満分子と見なされて冷遇され続け、退職余儀なくされた。

すなわち、この賞与支給という1つの出来事が、経営から従業員に対する支配を強めるための、社内政治のための道具として大いに利用されているという実態が浮き彫りになった。

単純にキモチワルイ。

2020-07-30

家を買うのってこんなあっけなくていいの?

家を買った。

当たり前だけど、はじめての経験だ。

連休が雨ばかりで、さらコロナもあるしとどこへも出かけられなくて、ふらふらと近所を散歩していた。

妻と子供と。

新築内覧会、というのぼりが立っていて、

きゅうきゅうの敷地に建てられた新築戸建のガレージに、

スーツ着た不動産屋さんの男の人がキャンプテーブルの前で案内していた。

家買うつもりなんか全く無く、

まぁやることもないし、都内で戸建なんて買う奴いるのかなと思いつつ、

中身を見てみることにした。

なぜか内覧会は盛況らしく、

うちが中を見てる間もひっきりなしに次の家族、次の家族と、家の前に並んで順番を待っていた。

さな戸建…

地方出身自分からしたら、こんなのは家とも呼べない。

はずだったのに、

気付いたら家を買っていた。

今日手付金を支払い、色んな書類サインして、

ローンを数社の審査に出した。

きつねにつままれたようだ。

怖い。

みんなこんなもんなの?

2020-04-30

30歳、人生で一番の危機かもしれない。

この4月に30歳になった。ここまで割と何も不自由なく生きてこれた。

早々に高校をやめて16歳からずっと働いてきた。業種は飲食店水商売

現在は週末になると100人ほど来店のある規模のバーで働いている。

お酒知識よりも別な専門知識必要バーで、その知識を持て余して無駄水商売経験が長い私には天職だと思って楽しく働いている。

普段日本の方より、外国の人の方が来店は多い。

従業員の中で一人暮らし自分自分生活の面倒を一から十までみなきゃいけない生活をしているのは私だけだ。あとは学生さんだったり実家暮らしだったり結婚してたり。

とにかく今働けなくて大きく逃げ場がなく困っているのは私だけである。(もちろんほかの人間も当然困っているだろうし、オーナーは別である。)

たった14年のキャリアだが、所属先は変わっても同じ町にずっといる。仮にも日本一の繁華街ゴーストタウンの様になる光景は初めてみた。

ここから恥ずかしい話なのだが、過去仕事を決めるうえで当たり前の工程殆どしたことがなかった。

募集している仕事を探して、履歴書を書いて、送って、合否を待って、合格なら面接

という、当たり前の工程したことがなく、この状況になって初めてした。

思えば初めてのバイトだって近所の中華屋料理屋さんで同級生が働いていたからそこに入れてもらえただけだったし

夜の仕事だけじゃ苦しく、昼間コンビニで働いた事もあるが、その店も友人がオーナーを務めるコンビニで飲んでいる時にそんな話をしたら「うちで働きなよ!」と言ってもらって働かしてもらえた。

飲食店社員を二年だけやったがその時も最初は友人がバイトをしていた職場だった。

今の仕事も、もともと10年以上の付き合いの友人達の店だ。

5-6年務めた店がビル解体とともに閉店になるという話が出た瞬間、ありがたいことに町で働く人間がわざわざ私が働く店に来てくれて「次が決まっていないならうちで働かないか?」と何人もの人が誘ってくれたので一番付き合いが長かった店にした。(というと情に厚いように感じるが、今の店が一番いい条件を出してくれただけである。)

現在も、店からはやめてほしくないと緊急事態宣言の後のプランもとてもうれしい条件をだしてくれた。

今月一日も仕事をしていないが、60%の給料がでる。

年代の同じような職業人間の中ではとってもいい待遇を用意してもらえているのがとてもうれしい。

彼氏をつくってそのために時間を割いたり、結婚したり親と同居したりするほどの給料はもらえてないが、一人で暮らし独立のための資金をためるには十分の待遇でとても幸せだ。

だが、現在この状況である

先ほどの緊急事態宣言後のプランは、お店を昼間からあけるプランだ。

そこで8時間しか働けないので今よりも給料は減る。だが夜別に働けるのだ。

だいぶ早い段階でそういってくれたのでこちらも早い段階で動き始めたのだが水商売は軒並み募集がない。全滅である

この状況だと友人たちもしんどい思いをしているので友人の持つ店で働くのも厳しいだろう。

何よりもこの状況で人と会うことができず今の状況を友人に聞く・伝える手段がない。誰が本当につらくて、誰が大丈夫なのかすらもわからない。

というか、この状況がいつまで続くかわからない状況でどの程度しっかりした仕事を探せばいいのかわからないのだ。

数か月先なのか、年内なのか、来年にも食い込むのか。

今の仕事はやめたくない。可能ならこの店を最後独立へ向かいたい。向こうがそうやって私に気を使ってプランをたててくれるなら、それを受け入れその状況で売り上げを立てる方法を私も考えよう。

仕事さえ受かってしまえばきっとなんでもできるんだろうが、その受かった先にだって迷惑はかけれない。やはり状況を伝えると面接にも到達できない。そりゃそうだ、状況がもどりゃ辞めるとわかっている人間を雇うほどの余裕なんかどこもないはずだ。

15年近く生ぬるく幸せに生きてきたツケがとうとうまわってきた。

履歴書書いたり全く知らない縁もゆかりもない人と面接したりはじめての経験が続いてるのでまだ楽しめてはいるが、楽しめるのももう少しだろう。

今回のこの誰も悪くない騒動は、私の様に生ぬるく人に頼ってばかりで生きてきた人間を誰かがふるいにかけているのかもしれない…とSF小説のような事を考えて毎日楽しく明日を探している。

2019-10-26

もう何年も婚活してたし、交際に進んだ人も何人かはいたけど

たった1週間なのに次会うのが遅い=待ち遠しい、と感じたのはこれが初めてだ

こんな風に感じることがあるなんて思ってもみなかったから、ちょっと驚いている

別れ際にも離れがたい気持ちになるとか

人生でもはじめての経験のような気がしている

自分にとっては人と会うのは義務ノルマストレスで、

一人でいるのが一番楽、それはたぶん変わらないんだけど

1週間も空いたら忘れてしまう、もっと会えたらいいのに、とか思う自分に驚く

まるで世間にありふれてる恋の歌みたいだ

ありがちだけどまったく共感したことのなかったやつだ

こういう感じなのか、と感慨深い

これまで、自分では好意を持ってるつもりだった相手でも、会えば疲れてその後に1人慰労会するのが普通だった

自分では結婚したいつもりだった相手でも、予定を入れるのはノルマだったし、2週間空いても休日ゆっくりできて良い、くらいだった

毎週はキツイ、体力的にも精神的にも そう思ってた

交際終了したら落ち込む反面、ゆっくりできていいと思ったくらいだった

会いたいと思ったことがたぶんはじめてだ

2018-05-28

目の前にいたおばちゃんが花を折った

まりに突然の出来事で少しパニックになった。

通勤の駅に向かう途中での出来事

何でも無い住宅街を歩いていた時、10メートル前くらいにいたおばちゃん他人の庭先に咲いている植え込みの花の茎を指でつまんでおもむろに折った。

そして次の瞬間、その花を茎ごと植え込みに投げ捨てて何事もなかったかのように再び歩き出した。

え?え?どういうこと?なんでそんなことしたの?

最初は花が可愛くて持って帰りたいのかと思って見ていた。人の家のものなのだけど、可愛いと思ってしまったなら仕方ないかと思った。

ところが次の瞬間には、すでにそれを捨てていた。

欲しいからではなかった。折りたくて折ったのだ。

花にもその家の人にもなんの罪もないのに。

その一連の動きがあまり自然でなんのためらいがないことに驚いた。

どうしてそんなことをするのか、考えても考えてもわからなくて考えれば考えるほどに不安になった。

「どうしたんですか?」くらい聞いたほうが良かったのだろうか。

こんな風に何の理由もなく命を奪う人間に遭遇するだなんてこの歳になってはじめての経験だった。

からめまい吐き気やばい。あまりにも理不尽だ。

2018-04-14

痴漢

痴漢をされた。

腕を怪我していて治療の都合上前方に固定しなければならなかったので優先席に座っていたら、

電車入り口付近に乗り込んだ中年男性がやたらと股間を怪我で動かせない方の手に擦り付けてくる。

最初は揺れでたまたま当たったのかなと思っていたけど、あまりにしつこくスリスリされるので痴漢だと確信した。

人に押されたにしても車内の混雑状況はスカスカだ。

怪我で動けないなりに工夫して体制を変え腕を庇っても、

しらっと擦り付けるポジションに移行する中年男性を思い出すと今でもイラッとする。


席を立てる状況でもなく、注意しようとも思ったのだが、

男性の両手が電車の手すりを掴んでいて直接触っていた訳ではないので痴漢した証拠がないこと、

・前日に痴漢冤罪で人生ボロボロにされてしまった男性ドキュメンタリー番組を見ていたこと、

ネット上で痴漢に厳しい女=こわいフェミニストのおばさん…

という固定観念が広まっていること(今思うとフェミの人に失礼だしネットに踊らされすぎてる)

が頭をよぎり何もできなかった。我ながら馬鹿だなと思う。


モヤモヤが治らないので帰宅痴漢関係記事をぐぐってみたのだが、

フェミニストの方が書いた男性全体のdisっぽい記事(自分フェミニストの方がこわくて苦手なんです…)

美人さんが書いた痴漢被害者はブスだからされるのよ的な記事(図星です…)

2chまとめありがちな男性から痴漢冤罪女へのdis記事

痴漢モノのネット官能SS

しか見当たらずもう虚しさが募る一方だった。

本当は痴漢する人がなんで痴漢したくなっちゃうのか知りたかったんだが

あんまり納得すること書いてるページが見当たらなかったので諦めた…。


痴漢自体はじめての経験ではないのだが、今回ここまで引きずっているのは2つ理由があって、

手を使わない痴漢がこんなに消化不良でやきもきするものだと思ってなかったので

(こんなクネクネした微妙痴漢して楽しいのかな…)と思ったことと、

ネットの人たちがかなり痴漢冤罪を恐れていることを再認識たからだ。


もしかして痴漢に限らず性犯罪って女性被害と同じくらい他の男性被害も大きいのかなと思う。

男ってだけで何もしてないのに何か疑われたら誰だって気分悪いだろうし。


痴漢男性全体を生きづらくするし痴漢冤罪は女性全体を生きづらくすることなのでどっちも遊び半分でやるのはやめようね…。


2018-03-02

キスってそんないいか

ずっと長い間の疑問なんだけど、

何度やっても「なんだこれ?」って思ってしまう。

いや、わかるんだよ?恋愛ソング歌詞なんかで言うところのキスの良さみたいなのは

でもそれってあくまで軽いキスのことだよね?

ハグとかと同じ類の、スキンシップとしての気持ち良さ。

そういうのはさ、わからなくはないんだわ。

顔がすごい近づいて、親密さ、愛情を感じるしセクシーだとも思う。

そういうキスじゃなくて、ディープなほう、ベロチューのこと。

なんかこう、ベロを入れてみる、適当くねくねベロを互いに動かし合う。

なんだこれ?ってならない?

初めてベロチューした時はめちゃくちゃビビった。

ものすごい事をしている気分になって興奮した。

でもその興奮ははじめての経験ということと、後はなにか後ろめたい、変態っぽいなにかを感じての興奮だったと思う。

それ以降は別の人とキスしてもベロチューはまったく興奮しない。

さあ2人きりでここからセックスだな、じゃあまずはベロチューだな…と思うと萎えるし、申し訳ないけどアホっぽいなあと思ってる。

でもそこをすっ飛ばす訳にもいかない。相手も当然のように求めてくるから

それにそういうのすっ飛ばすと焦ってるみたいでよろしくない。つまり自分にとってマナーひとつとしてしか機能してない。

相手も、ひょっとして同じでは?

これってみんな薄々そう思ってんじゃないの?

スキンシップの段階として、エッチの前にはまずはキスをして互いの舌を絡ませ合うのだという固定観念だけでやってない?

セックスと違って、本能的にそうしたいという気持ちにまっまくならないんだが。

後付けの概念しかないような気がする。

女性はまた違うのかな。

2016-10-04

復職して、人の陰口をいうボスの顔色を窺わずになれるようになりたい

ボスとうまくやれない。

ボス上司じゃなくて、雇用主。

ボスは70歳前後男性

私は20代後半女性

仕事は士業。

院に行ったのもあって、20代後半でようやく社会人になった。

難関っていわれる仕事だし、就けて光栄

20代後半にしては高い給料をもらっていたと思う。

仕事に対する意欲はあった。なんでも挑戦したいと思っていたし、経験を積みたいと思ってた。


でも、就職して、ボスとうまくいかなくてっていうか、私が一方的ストレスを感じて、プライベートでもいろんなことが重なって体調崩して休職した。情けないけど。

職場では、ほぼ私とボスの二人で仕事をしてる。

私の仕事は、ほぼボスの補佐。

事務所構成員は5人。

事務員もいるけど、そこは役割分担なので、あまり接点なし。

私とボスの間には誰もいない。

から相談できる人もいなくて、私ははじめての社会人だったし社会常識もないし、私の心が弱すぎるのかぼすちょっとおかしいのかわからなかった。


ボスは、悪い人じゃない。いい人。

でも、せっかちで、ちょっと空気が読めないのかも。

たとえば、事務員20代半ばの女性)にBMI値を平然と聞いてしまったりする。私に対して「あなたにはわからないだろうけど、美人っていうのは苦労するんだよ」とか言って来たりする。美人じゃないのはわかってるけど、やっぱり傷つく。

資格をもって、プロとして雇われたのはわかってる。

けど、それでも新人。わからないことだらけ。

だけど、ボスはせっかちで仕事を教えるのが面倒くさいらしい。

指示が曖昧で、何を指示されたのかがよくわからない。

漠然としてる。

から、何を指示されて、何を求められているのかを質問する。

からないでやるより、マシかなって思ってた。

けど、ボスはせっかちで、説明するのが面倒くさいらしくて、質問に答えてる最中

「あー、もういいや。自分でやった方が早い。」と言って、私に任せるのをやめてしまう。

私が質問したのが悪かったのだろうか?

ボスには言わないけど、お歳のせいもあるのか、うまく言葉が出てこないのか、ボス説明ボスが知っている事実を私も知っていることを前提に話してきたりして、結構分かりにくい。

から質問が多くなる。

知識不足なら私のせいだけど、ボスが打ち合わせでお客さんから聞いた情報とか、私が知りようもない事実を前提に説明したりする。

から、私にはわからない。

なので、わかるまで聞き返す。

最初理解力のない自分が情けないと思ったし、遠慮もあって聞けなかったけど、それで一度ミスをしたのでわかるまで聞くことにした。

そしたら、「もういいや、自分で~」という流れになって、任される仕事が減っていった。

どうしたらいいのか、わからなかった。

前任者は仕事が雑だったかほとんど仕事を任さなくなって最終的に契約更新せずに切った、という愚痴を何度も聞かされていたが、前任者が雑、というより最低限の仕事しかしなかったのも無理ないと思った。

だって、何をしたらいいのかわからない。

でも、その話を聞いていたから、任される仕事が減っていったとき、すごく不安になった。

ボス計画性もあまりない。

期限ギリギリまで仕事をしない。

期限ギリギリになって、間に合わなくなって、私に仕事を回してくることが多かった。

なので、提出期限が明日という仕事もよくあった。

しかも、帰り際に「明日までによろしく」と資料を渡されることもあった。

締め切り前のボスは遅くまで帰らない。

夜の8時とか9時で仕事してたりする。

たまに週に一度ぐらい早く帰る。7時過ぎぐらい。

ボスより早く帰ると、ボスは何も言わないけど不機嫌になる。

新人は誰よりも多く経験を積んで仕事をすべき、と思っているのかもしれない。

私が先に帰る日が続くと、「お先に失礼します」の挨拶無視されることもあった。

なので、仕事が減って、やることがなくなっても、することもなく職場にずっと残ってた。(もともと残業代はでない職種

それも新人仕事だし、円滑な関係を築くのも仕事だし、と思って最初は何も思ってなかった。

けど、私は体力がなくて、そのうち、何も仕事がないのに職場に残ることに疲れてしまった。

年齢のせいもあるし、性別のせいもあるのだろうが、価値観があわないこともよくあった。

仕事計画的に前倒しして早く終わらせるのがいいという私の考えと、ボスの考えは違った。

期限より早く書類を提出すると「手抜き」だと言われた。どこが「手抜き」だったのかは、教えてもらえなかった。

なので、時間をかけて仕事をするようにしたら、今度は「遅い」と言われた。加減がわからなかった。

ボスに雇われている以上「ボス価値観」で働くのが正解だと私は思っていた。

から、内心の葛藤はあったけど、雇われの身で、私は新人で、ボスに合わせるべきだと思った。


他にも色々とボス価値観と合わないことがたくさんあったり、自分が言ったことを忘れたり、言葉足らずなことがよくあった。

ボス愚痴が多い。

本人は悪口のつもりはなく、ただの本心で、悪気はない。

けど、他人に対する批評が多かった。

愚痴を聞くのも仕事のうちだと思って最初は聞いていた。けど、話を聞けば聞くほど、心が荒んでいくのでやめてほしかった。

特に前任者の悪口が、多くあった。

早く帰ってしまうだの、事務所にあまりいないだの、仕事が雑だの、色々と。

「私はそうなったらクビだ」という遠回しな忠告 だと思うと同時に、裏で私も何を言われているかからない……と、ボスが怖くなっていった。

どんどんボスと会話するのを避けるようになった。

私の心が弱く、「仕事から」と割りきれず、必要なことも聞けなくなっていった気がする。

そんな頃、

「この件、ぜんぶ君に任せるから」と頼まれ仕事があった。

はじめてことで、すごく嬉しかった。

はじめての仕事で、わからないことだらけだった。

自分なりに頑張ったし、お客さんとも話を進めていった。

私なりに、たまに報告もしていた。

ある日、ボス帰宅後、

取引から別のオファーがあり、手に入る金額は下がるだけど早く進行できるというメリットがある内容だった。

夜だけどいち早くお客さんに伝えた方がいいと思って電話でお客さんにその事を伝えると、お客さんがそのオファーを受けてもいいと言った。

翌日、その事をボスに話すと

「なんでそんな重要なこと、俺に相談せずにそんなこと決めちゃったの?電話でそんなこと決めるとかあり得ないでしょ。」

と言われた。

ボスは決して怒鳴りも怒りもしなかったけど、明らかにイラついた口調だった。

私が決めた、というより、お客さんに報告したらお客さんがそれでいいと言ったのだ……私はどうすればよかったのだ?と、すでに泣きそうになっていて言葉がでなくて「すみません」としか言葉が出てこなかった。 

ボスのいう『ぜんぶ任せる』の意味が、私にはわからなかった。

私の報告ミスもあったと思う。私が悪い部分もたくさんあったとは思う。

でも、どんどんボスコミュニケーションをとるのを避けるようになった。

そしたら、そういうボスからの「注意」が立て続けに起こった。

でも、ここに書いたこと以外にもいろんなすれ違いやわからないことがたまってきていて、

もうボスが私に何を求めていて、何をすべきだったのか、わからなかった。

いろいろ書いたけど、ボスはいいところもたくさんある。

悪い人じゃない。

せっかちで、気が利かないけど、いいところもたくさんあるのだ。

今まで書いたこだって、悪気があってやってることじゃない。

理不尽なこともたくさんあるし、不機嫌になるけど、理不尽に怒鳴ったりはしない。

でも、他人仕事を任せられなくて、

新人を育てる気もなくて、

仕事に対するフィールドバックはなくて、

仕事の指示は曖昧で、

質問すると不機嫌になって、

本人には注意しないけど陰ではいろんな不満を他の社員に漏らしていて、

私も何か言われているのではないか……と、

私はボスが怖くなってしまった。

仕事を振られるのが、怖い。

質問するのが、怖い。

早く帰るのが、怖い。

そしてなにより、怖いがゆえに、ボス質問したりすることを後回しにしてしま自分が情けなくて罪悪感でいっぱいだった。

人目はあまり気にしない性格だったので、こんなことはほとんどはじめての経験だった。

精神的に疲労してしまったけど、早く帰って休むこともできなくて、誰にも相談できなくて。

そのすぐあと、プライベートで不幸なことが重なって、私は体調を崩して、そのまま休職した。就職して一年も経っていなかった。

申し訳なさでいっぱいだった。

当然ながら休職中の給料の支払いはない。



仕事には、戻りたい。

私にも改善すべき点はたくさんあった。

報連相を怠って、逃げた私が悪い。

社会人なのだから理不尽ことなど当たり前。

そう思ってる。

どこに行っても、理不尽なことはある。それが社会

ただ、立ち向かえない私が弱いだけ。

ちょっと注意されたり、不機嫌になるからといって、コミュニケーションをとるのを避けた私が悪い。

勝手に顔色をうかがってネガティブ妄想をした私が悪い。


でも、正直、どうボスと接すればいいのかがわからないし、戻ることを思うと吐きそうになる。

直接「ダメだ」と言われた訳じゃないのだし、

顔色をうかがわずに気にしないでいるのが正解なんだと思うけど、

「気にしない」でいられる方法があるなら、やってるよ、と思う。

あー、情けない。

2014-08-11

今までの自分からはとうてい想像もできない出来事

夏だからだろうか。それともお祭りからだろうか。

からないけれども今までの自分からはとうてい想像もできない出来事がおこった。どこにもかけないので備忘録です。

2014年の夏。今年もフジロックの季節がやってきた。

今年は恋人と別れたばかりで傷心だったが、せっかくチケットもあるし転売も面倒だしということでちょっと無理して行くことにした。

しかも奮発して前夜祭からの参加である

7/24木曜日暑いのと、待ち合わせで行き違いがあり朝からイライラしたがお昼すぎには苗場着。

テントもいいところへ張れて(貧乏なのでテント生活)、だんだん元気になってくる。この辺りで飲酒を開始する。

前夜祭まで時間があったので、友人カップルテントのんびり過ごす。

今年はゲートからオアシスへ行く橋がなくなっていて(去年は行かなかったので知らない)不便。

前夜祭では友人2組と会いたかったのに会えず、結局午前1時には就寝。まじめである

7/25金曜日。朝から殺人的な日差し攻撃あい、眠かったけどやむを得ず起床。

越後湯沢まで友人の友人たちを迎えに行く。ここでA君と出会う。

今日夕方のFOSTER THE PEOPLEまで暇なので、木道亭まで行ってBANG BANGで盛り上がる。

木道から降りるのにA君がだっこしてくれる。ここで初めて言葉を交わす。

ちなみにここまで特に記載していないが、朝からずっと飲酒しっぱなしである

時間になったのでグリ−ンへ移動、まさかモッシュピット…!!

別の友人は途中で抜けて、A君と2人最後まで盛り上がる。すごくすごく楽しかった。

終わってからハイネケンブースまでの間にお互い興奮しすぎてハグ

友人と合流するもすぐにお別れし、FRANZ FERDINANDまでヒマだけど、疲れたのでグリーン電気グルーヴを見ることにしたらA君も一緒に。

2人きりだったし周りもすいていたし真っ暗だし…で、さきほどの興奮が冷めやらず後ろから抱っこ&キス攻撃(肩と首と頭)。

最終的には普通にキス公衆の面前で…!(はじめての経験その1)。

富士山の途中で友人が戻ってきたんだけど、ずっとキスしていたので、口をふいてから友人とハグしていたA君が印象的だった。

友人に「富士山の後になんて言ってるの?」と聞かれたけど電気グルーヴを聞く余裕がなかったので「わかんなかったねー」と返す。友人は不思議な顔をしていた。

その後私はフランツ、みんなはBASEMENT JAXXを。

終演後オアシスで合流して、寝る組と遊ぶ組に分かれる。私は遊ぶ組で、レッドでA君としばし遊ぶ。

そこから記憶があんまりないんだけど、気づいたらテントに向かっていて、

A君と手をつないでいて(いったん離れちゃったんだけど、A君が後ろに手を開いて待ってくれていたのがキュンポイント)、

自分テントでなくA君のテントにいた。(はじめての経験その2)。普通にラブい夜を過ごす。

7/26土曜日。恒例の暑くて目が覚める。というかふつうに4時くらいまでオールナイトフジやってるし、ラブい感じで寝るのが久しぶりだったのでぜんぜん寝れなかった…

途中覚醒してばかりでA君には悪いことをしたと思う。何度も髪の毛にキスされて結構キュンときたけど、私お風呂入ってないんだよねーってずーっと思ってた。

でも起きてからA君が気まずそうにしていたので(すぐ隣に友人のテントがある)、すぐに身支度をして自分テントに戻る。

友人カップル朝帰りの様子を目撃されているのがわかっていたけど眠くてフラフラ歩いていたので気づかないフリ。戻って30分ほど並んで即シャワる。

例によってARCADE FIREまでヒマなので、無駄にヘブンまで行って昼寝のち川遊び。

起きてからみたJAKE SHIMABUKUROがよかった。男性の友人とA君が野太い声で「I love you JAKE!」ってしょっちゅう言っててウケる

クレイジーなヨーコオノをチラ見して、ARCADE FIREでしめ。クリスタルパレスに寄ってみたけど、私とA君は帰ることに。けっきょくその夜もA君のテントに泊まる。

7/27日曜日今日でA君とはお別れ。昨日とは打って変わって朝から恋人のように過ごす。着替えとシャワー自分テントに戻るときも「See you soon!」と別れる。

Soonと言いつつ、今日は荷物の片づけもあるので合流できたのはお昼過ぎ

移動中も恋人のようにずっと手をつないで移動、アウスゲイルだけみたんだけど、始まる前にトイレへ行ったら友人たちの場所に戻れなかったので、後ろの方で2人でみていた。

ああもう今日でお別れなんだなあと思うとすごく寂しくて、何度も手をギュってにぎった。

夕方ほんとに全員集合して、ワールドレストランの木陰でのんびりして、私は帰る時間が来てしまったのでそこでお別れ。

帰る時間は説明していなかったのでA君すっごくびっくりしていて悪いことをしたなあ。

みんなからちょっと離れたところでハグキスをして「本当にあえてよかった」というようなことを言い合ってお別れ。

以上が私が体験したはじめての出来事でした(ワンナイトラブ的な)。

恋人以外とこんなことをする人間になるとは夢にも思っていなかったのでびっくりしたけれど、

A君とは音楽趣味も合うし、何よりいままでのフジロックの中で一番エキサイティングでとっても素晴らしいフジロックを過ごすことができたので後悔はしていない。

A君と私の間のディスコミュニケーションを感じる方もいたかもしれないけれど、実はA君は外国人日本語があまり得意でない。

しかフジロックの2週間後には帰国が決まっていたので、まあ彼の友人たちからしたら「日本人ちょろい」と思われているだろうし私でもそう思うけど、

当事者からすると「ちょろい」というよりはすごく興奮して同じ感動を味わうことができて、こうなったのもそこそこ自然な流れなのであんまり気にしていない。

もうこんな素晴らしい体験をすることもないんだろうなあと思うとちょっと寂しいけれど、世の中何が起こるかわからない。もっともっと素敵な経験ができるといいなーと思います

最後に。このような結果になったけれども、私は決してビッチではありません!!!

2013-04-24

土産の話

自分不安である物心ついた頃から不安である。理由は特にない、多分。器質的ものである

で、昔からお金を使うのが怖い。お金が足りなくなるのが怖いのだ。今ここで使ったらいつかの時に足りなくなるかもしれない、とお金概念を理解したくらいから思ってる。それでちょくちょく使えないことがある。

なお今は加齢のせいか、あるいは貯金がそれなりの額に達して調子こいてるせいか、時々ポンと使う。普段はケチだと思う。他人に対しては常識的な額より少し多めくらいに使うが、自分に対してはドケチである。人に迷惑をかけないドケチと呼んでいただきたい。いや呼ばなくていいです。

前置きが長くなったが、まだ前置きである

姉と妹は金遣いが荒い。といっても、姉はしたたかなところがありきっちり自分の欲しいものは手に入れた上で、絶妙に足りなくなる(子供の頃は1020円、おとなになったら100~2000円くらい)ので、大人からうまいこと援助を引き出す、という術に長けている。あれも器質的ものである。たぶん。

逆に妹はバカで、欲しいものから順にてにいれていき、どうしても欲しい物を見つけた時には全く金がない。で、大人に泣きつくがあしらわれる。そういうバカである。甘い大人がいると泣きつくたびにほしいものを買ってもらえるタイプである

自分はひたすらなにも手に入れない。ケチだと怒られる始末である

で、本題の土産の話である

上記のような性質により、姉はこれまた絶妙に人に喜ばれて自分が損だと感じない土産をチョイスする。出して良いと判定しているらしい金額で、見栄えと量が最大化する組み合わせを選ぶのがうまいである

妹はバカであるため、出して良いと判定する金額が設定されていない。あとは見栄と自分が食いたいものorほしいもである。そしてその時に持っている金額しだいで土産が決まる。したがってしばしば買いすぎるか、少なすぎる(たぶん有り金がつきたと思われる)。最近は年食ったせいか身内に対しては見栄をはろうという気概が無くなったのか、質<量でやたら安いものをたくさん買ってくる。そしてまずい。

さて、そして自分だが、昔は土産を買うのが非常に苦手だった。頭のなかに最悪のケースが浮かぶのである。たとえば修学旅行観光バスが何らかの事情で使えなくなるか置き去りにされ、自力で家に帰らねばならなくなるかもしれないというどう考えてもありえないケースを最悪ケースとして考えてしまう。そうすると自力で帰るために手元にまとまった金を残しておかねばならないので、土産にも自分に対してもほとんどなにも使えない。食事も即決一番安いものである。水もできるかぎり飲まない。どれだけケチかというと、筋金入りのケチである。というか不安神経症である。それも病的な。

で、まぁどうしても土産は買っていかねばならないという意識はあり、あまりにもしょぼいと母親が切れて家を叩き出される可能性がある(家を叩きだされたあとにどうやって生活するかと考えると息が苦しくなるタイプである)ため、保険をかけて少なくとも母親が怒らない最低ラインの土産を買ってかえる。要するにしょぼい。まぁでも母親しょうがないわねぇという人だとたぶん未だに土産を買うという習慣がなかったので、母やありがたしであるが、しかししょぼいことにはかわりないのだった。で、帰ってくるとたいてい説教をされる。

はいえ、この得体のしれない不安感は加齢とともに軽減している(図々しくなったともいう)ため、大学に入る頃にはだいたい普通くらいの土産をチョイスできるようになった。

で、ある時バイトでためた金で友達ディズニーランドへ行った。大学にいったら小遣いはなくなる方針の家のため、決して軍資金は多くなかったが、出来る範囲で飲み食いをし、大いに楽しんだ。

高校生の時もやはりバイトでためた金で友達ディズニーランドに行って、金がないなりに大いに楽しんだことはある。この時はマジで金がなかったので土産はしょぼかった。カネがないことは両親も承知していたので、母はぶつくさとやはり文句はいったが、小中学生の頃ほどは怒らなかった。まぁ自分で稼いだ金であそびに行ったわけだし、文句言われるのは筋違いだと思うが。

で、大学生になってバイトで稼げる金が格段に増えた(とはい社会人ほどではない)し、友だちときゃっきゃしながら土産を買って、あぁ土産買うのって楽しいんだなぁ!と思いながら家路についた。これははじめての経験だった。友人たちに比べればやはり金遣いは控えめであるが、帰れなくなるかもしれない、路頭に迷うかもなどと考えながら半泣きで買う土産とは次元を異にしていた。普通の人はこうやって買ってるんだと本当に目からうろこだった。そりゃ、土産屋が繁盛するわけであるディズニーのゲートの外にも販売店があるわけだ。

で、実家の最寄りの駅につく。母は迎えに来てくれていた。どうだった? 楽しかった? と当たり障りのないことを聞かれて、テンションの上がっていた自分は楽しかったよ! おみやげもいっぱい買った! などと答えた。車中は和やかな雰囲気だった。母が眉間にしわを寄せずに私を迎え入れたのはあの時がはじめてだったかもしれないと思うくらい和やかだった。

が。

やはり母は母である。というかうちの家族はやっぱ世間一般からは少しずれていると思う。母は言った。妹が、もししょぼい土産しかかってこなかったら家の中入れないとか息巻いていた、と。良かったねぇ、家に入れてもらえて、と。

それから十年たった今、思い出してブチギレている。当時はむっとしただけで、あぁ、そう、で流したが、時が経つにつれ腹が立つ。

十年間色々とあったが、妹とはほぼ絶縁状態である。母はたしかに変わり者であり、私とも相性が悪かった(自分は非常に扱いにくい子どもであったので仕方ないが)のでよくきつく私にあたったが、妹はその母の尻馬に乗って私をよくバカにしていた。土産の話もその一つだ。そして母は妹を咎めなかった。

確かに自分はドケチである。だが、そういう性格なのはしかたがないのだ。不安症には長く苦しめられているし、鍵を閉め忘れたと言っては何度も家に戻りそれだけで疲れて出かけられなかったり、ストーブを消し忘れた気がするといって家に戻り約束時間に遅れたり、新しい服がすぐにダメになってしまうのを恐れてなかなか買えなかったり、首になることを恐れてバイトシフトに入りまくったり、単位落として留年すること恐れて(授業料が恐ろしい)試験前になると眠れなかったり、私だって苦しんでいる。なにも他人の土産をもらうことは期待するくせに、自分は出し惜しみするというようなケチではない。どちらかといえばもらった土産さえも非常時のための食料として取っておきかねない、そういう人間なのである

その恐怖を超えて、ようやく楽しいと思えるようになった気持ちを踏みにじられたような気がした。バカが。なにも考えずに頭から使うだけのバカが。不安も感じたことがない上に家主でもないくせに、家の中に入れないだなんて偉そうに、バカが。

たぶん今、もし今の気持ちをもったまま十年前に帰ったら、きっとそう罵ってるだろう。

あの時買ったプーさんお菓子の空き箱は、今もペン立てになっている。今はもう古い絵柄をなぞりながら、私はまた腹を立てている。だけどこの腹立ちを無神経な誰かに向けずにいられたらいいと思う。同じように不安で仕方ないだれかに、そうだよね、こわいね、でも本当は怖くないし、自分の足で立てるという確信が持てればきっと楽しくなるよ、大丈夫といって寄り添いたい。

2010-02-14

ゴキブリに尻の穴の付近をカジられました

聞いて下さい

はじめての経験をしました

昨日、某デパートトイレの個室で

ウンコしながら雑誌開いて寛いでいたら

なんかケツのあたりがチクチク痒いような

穴の溝を行ったり来たりするような感覚とかあって

しかし、

ウォシュレットの水が滴ってんのかなーとか思って

そのまま気にせず

夢中になっていた雑誌に目を落とし続けました

ん?が、なんかおかしいぞ?

と思って半ケツ便器から浮かせたらケツから太ももを渡って

体調5cmくらいのそれなりの大きさのゴキブリが這い出てきました

思わず「ギャー!」と叫んで手の甲で撥ね除け

飛ばされたゴキブリは慌てて壁の隙間へ逃げていきました

真冬(こちらは東京ですが)なのに、

ゴキブリに遭遇するとは

しかも、想定外だった便器の中(サイド?)から

ゴキブリ自分のケツを這い渡っていたかとショックで眠れません

昨夜も、お風呂で何回もケツを洗いましたが

なんかケツの穴の付近がチクチクするんです

ゴキブリにカジられたのでしょうか

ウンコが、ほんのりついたケツのまわりを

ゴキブリが上機嫌で闊歩し美味しそうにカジったのでしょうか

ショックです

誰か、助けて下さい

 
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