はてなキーワード: 偽陰性とは
テレビや新聞は当てにならなかったから、去年の2月からこれはと思う医療関係者のTwitterを何人か追って情報を得るようにしているけど、忙しすぎてツイートが減った関係者とは別に、ツイートは続いているけど、ここ数日で内容が過激になる人が増えてきた。観察した「過激になる理由」を自分なりにまとめる。
一番有名なのは「なんでもPCR」を主張していた医者。これが叩かれて引っ込むかと思いきや、PCR検査の限界(検査キットの精度、検査担当者の技術、偽陽性偽陰性、検査の瞬間に陰性でも次の瞬間に感染する可能性)を無視した主張は内容の正確さを問わなければわかりやすく、マスコミが継続的に取りあげて今でも根強い一派になった。
結果、安価なPCR検査が広まったけど、これら安価なPCR検査は陽性になった後の一番面倒を部分を見ないで正式な医療機関に押しつける形になる。場合によっては押しつけることすらせずに患者を放置する。この手の行為が真剣な医療関係者には無責任に思えて腹が立ち、非難するリツイートが増える。
この腹立ちが長期間続くことで、非難の言葉がだんだん荒んでくる。
いくつかあるけど「手洗いうがいばっかり言って科学的な対策が出てこない」「会食がダメなら宅飲みパーティー」「新型コロナはただの風邪」あたり。
手洗いうがいは、そもそも「手洗いが大事」なことを医者が最初に見つけたのが1847年でまだ新しく、しかも当時の同業者に否定されて見つけた医者は失意のうちに亡くなったという逸話になってしまうほど科学的なこと。だけど現代の日本人には手洗いうがいは一般的過ぎて科学的に思えない人が多くて、こういう非難になる。そこは医療関係者は粘り強く対応していると思う。
https://www.bdj.co.jp/safety/articles/ignazzo/1f3pro00000sihs4.html
会食は、本当は飛沫感染を防ぎたいから場面を問わず「声を出すならマスクしろ、マスクを外したら声を出すな」が正しい指示なのだけど、その中の一場面である会食だけがクローズアップされて、正しい内容が伝わらない。何なら無視して店で飲んで大声で話し続ける。しかも店を応援しているつもりでいる。感染が広まったら店を閉める対策を取らざるを得ないので、ひいきの引き倒しなんだけど、そこがわかっていない。こういう人たちほど積極的にGoToキャンペーンを活用して、結果、感染を広めている。医療関係者は失望していて、本人が失望するのもつらいけど、家族から旅行に行かないことを責められたとかツイートしているのを読むとこちらもつらい。
新型コロナはただの風邪、だけはちょっと注意が必要。「若者は無症状だから平気」という誤解には無症状でも感染したら家族や友人に再感染すると言えるし、「インフルのほうが狂暴」という人には今の対策で今年のインフルエンザ率が例年に比べてほぼゼロなのにコロナは広がっていると言える。ただ一部の人たちはいろいろ調べて「手洗いうがいしてマスク着用と換気を徹底すれば問題ないのに医療関係者が不安を広めている」と考えている。これは対策はその通りだけど、書いた通り、手洗いうがいマスク着用は、一定数の人間には理解されないか、無視されて、徹底は無理。なまじ対策については正しいだけに、その手の人たちが医療関係者を責めて、それに同調する人たちが出てきて、医療関係者は消耗する。
医療関係者はワクチンについては話題が出るたびにチェックしていて、もちろん海外の英語の一次情報まで調べている。有効なワクチンができて接種が行きわたるのがゴール、それまでいかに被害を最小に抑えるかだと考えている。医療関係者は海外で出回り始めたワクチンの有効性は認めている。だけど日本のマスコミが、数少ない副作用をことさらに騒ぎたててワクチン接種に否定的な人たちが増えている。コロナで重症になったり亡くなったりするのと比べたらはるかに少ない割合で、ワクチン接種が広まらなかったらどうにもならないのに、と。
医療崩壊は、もともと医療関係者の間ではコロナの前から日本は医療崩壊しているとネタになるほど人員が足りていない。ECMOみたいな専門的な機械を使いこなすのには訓練が必要だし、感染症対策でガウンやマスクの着用着脱すら手順が決まっている。コロナの患者には一般の患者のざっと10倍の人手が必要になる。専門的な人員はそんなに簡単に増やせるものではない。だけどマスコミはベッドの数があれば入院できるといい、そういう主張を積極的に取りあげる。
この2つに限らず、コロナが騒ぎになってから、追っかけている医療関係者がマスコミ、特にテレビと新聞を、ほめたのを見たことがない。ほめるのは一部の専門家が出演した時だけで、その専門家個人を支持している場合に限られる。そのマスコミ憎さがとげのあるツイートになる。
とどめを刺したのがこれ。医療費抑制のため、ここ10年くらいか、病院の経営が厳しくなる方向に医療政策を振っていたので、病院や医者の数が減っていた。潰れないまでも、利益が減って、そのしわ寄せが医療関係者の給料減や勤務時間増に来ていた。さっき書いた「コロナの前から日本は医療崩壊している」のネタはこれが理由で、もともと政治や行政に対する不信不満は医療関係者にはあった。
コロナで不信が上積みされるのは去年から始まっていて「第一波を抑えたのに次に備えた環境整備やルール作りを放置」「拙速なGoToキャンペーンで感染拡大(個人的にはこれに限っては観光飲食業のためにはある程度はやむを得なかったと思う)」「経済優先で専門家の意見を無視するのに尾身先生を表に出して盾にする」「年末年始の人員往来増加の無視」「会食禁止を国民に訴えながら自分たちは会食を継続」「国会議員まで亡くなったのに責任回避と手柄争いを優先」「緊急事態宣言を出した後から場当たり的に対策を追加する戦力の逐次投入」「医療関係者が足りていない事実を無視した罰則ベースの対応強制」など。目の前の患者がどんどん増えて、減りそうな要素がひとつもない中でこういう対応を目にして、特に緊急事態宣言以降から非難に混じって捨て鉢なツイートも散見するようになった。
今この瞬間もコロナ対応の診断に、治療に、搬送に、受入に、集計に、運営に、対策に、事務に、研究に、駆け回っている医療関係者のみなさまへ。
忙しさと、世間からの非難と、感染への恐れとで、仕事への疑問と不安を抱えながらも医療を続けている医療関係者のみなさまへ。
コロナに感染したにもかかわらず、復帰して医療に携わり続けている医療関係者のみなさまへ。
みなさまのおかげで私たちはコロナに向き合う手段を維持できています。
みなさまの努力がどうか一人でも多くの患者を救うことにつながりますように。
一個人として対策できることは少ないですが、不要不急の外出を控えます。
手洗いうがいを忘れず、換気に気を付け、他人と接する機会には必ずマスクを着けます。
小さな声はマスクでさらに小さくなって、日本の隅のそのまた隅から届けることは難しいですが、それでも医療関係者のみなさまへ感謝をつぶやきます。
・そのかわり自宅待機中の生活費としてバウチャー発行。指定業者の商品を宅配してもらえる
・行動制限とセットでバイタルのモニタリングが受けられて急変時は即入院
・陰性の場合はハイリスク行動許可証が発行してもらえる。陰性証明書ではない
・偽陰性や発行後の感染というリスクもあるが、無症状感染者からの感染リスクを減らすことが目的なので無視する
・ハイリスク行動許可証を持っていれば飲食や大規模イベント等の指定ハイリスク行為ができる。運営側も同様
・許可証の有効期限は1週間。更新するにはまた検査を受けて陰性であることが必要
・検査を受けない人は指定ハイリスク行為ができない。つまり、既に行動自粛している人は今までと何も変わらない
日本人はPCR検査について、どうも間違った知識の方が未だに多いと思われる。
(高名な感染症医が間違った事を言って、訂正していないため)
PCR検査は解析で分かってるゲノム配列との「部分一致」で判定する。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/nuccore/NC_045512
配列が一致した時だけピカーと光る薬剤を混ぜて、温めるだけ。
温めるとウイルスが増幅されて、より光る反応が増える。
何回かループ(40回など)を繰り返して、光の反応の増え方で判定する。
rubyで書くとこんな感じと思われる。
for i in 0 .. 40 if input =~ /LVATAEAELAKNVSLDNVLSTFISAARQGFV/ flag = 陽性 else flag = 陰性 end end
ゲノム配列は初期の中国製薬剤には他のウイルスに反応するものもあったが、
PCRの判定自体(採取は除く)は特異度、感度共に100%と(日本以外では)されており、
こういった原理から考えると、検査精度的な偽陽性は発生しない事がわかると思う。
検体採取だけの問題で、ウイルスが上手く取れれば100%反応するし、取れないときは反応しない。
子供(3歳2ヶ月)の通う保育所でコロナ感染者がでた.幸いながら子供は濃厚接触者には該当しなかった.
ただ,念のためPCR検査を行うということで,即日検査キットが家に届けられた.唾液を採取し提出するものである.翌日回収しに来るとのことである.
で,問題はこのPCR検査での唾液の採取である.大人であれば一瞬で終わるこの作業,3歳児に対して行うのに非常に苦労した.同じ保育所のママさん方と色々と情報交換したので,その内容をまとめようと思う.
第一波,第二波は言ってみれば(当事者には申し訳ないが)ある意味テレビの向こうの世界での出来事であった.ただ,第三波は,知り合いの職場にもコロナ感染者が見つかったり,ニュースでもごく身近なところで感染者が出たり,背後ににじり寄ってきている感じがする.
メールにて,保育所の職員にコロナ感染者が出た旨の連絡がくる.保育所はしばらくお休み,自宅での保育をお願いする旨の連絡あり.
突然のことながらも仕方ない.
メールにて今後の対応(保育所のお休み,濃厚接触者の調査など)についての連絡あり.これまでにいくつか取るに足らない連絡はあったものの,第一報から初めて実のある連絡.兄弟も自宅で保育せよとの指示.まあ当然か.
ただ,この程度の連絡は前日の夕方にでも可能ではないかと思う.
メールにて濃厚接触者ではない旨の連絡が来る.ただ念のためPCR検査はするとのこと.調査の過程は気になるものの気にしないことにする.
玄関先に検査キットを置かれ,担当者は少し離れたところから「お取りください」との指示.感染を避けるためとはいえ,あまり気分の良いやり方ではない.このやり方以上に良い方法は思いつかないけど.
どうもスポイトを注射と勘違いしているみたいで,このあとは何を言ってもだめ.ここまでの拒否反応を見せられるとは思わず敗北.
父よりもみかんが大好きなくせに頑と聞かず.敗北.
皆まで言わせてもらえず,敗北.
私,妻で寝込みを襲い,スポイトで唾液を採取しようと試みるも,口にスポイトが触れると顔を背ける,手で払いのけるなどで採取できず,敗北.
保護者LINE(保育所の同じ組の親のグループLINE)でぼやく.他の保護者も苦労していることを知る.
おはように対して,いきなりペーしない宣言される.心が折れかける.
同じクラスの子(採取済み)のお母さんからテレビ電話のお誘いあり.ありがたい.
テレビ電話で友達にがんばれーと言ってもらうも,うちの子どもは私の後ろで固まったままで身じろぎもせず,敗北.
保護者LINEに採取できた,できていない,こんな方法を試したなどの報告あり.励ましもあり,折れかけた心を建て直す.
スポイトを注射と勘違いしている子が他にも数名いることを知る.スポイトが役立ったという連絡はなし.
まだ採取できていない旨を伝えて再度来てもらうようお願いする.
保護者LINEに,採取している子どもの様子の動画が投稿される.
朝ごはんの時に,泣き落とし的にお願いしてみると,発奮された様子で頑張る宣言.
口をグチュグチュさせ,自宅のコップに唾液が採取できた.一滴.それ以降はイヤの一点張り.
いや,それ全く足りないから...
もう諦めの気持ちが大きくなってきている.
穏やかに応答してくれたものの,やらないというのは確定路線のよう.敗北.
妻が何もつけずに歯磨きをして唾を出させる.泣き叫ばれながらもコップに出させようと試みる.
何度も歯磨きで出した唾を飲み込まれながらも,採取に成功した.
採取したあとの本人は「取れたよー!」と自慢げ.
他の保護者からも,シリコンスプーンを噛ませてスプーンでの採取やら,アイスの透明スプーンでの採取などの報告あり.
スポイトは誰も使ってない様子.スポイトを怖がったという連絡はあるが,役立ったという報告は少なくともこのクラスではなかった.
数人から採取した唾液などの検体を混ぜてまとめてPCR検査すること。
https://www.cnn.co.jp/world/35154379.html
・アメリカの例
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b7aa7247d460ec805217169dffa83265abd1f27
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200825-OYT1T50006/
プール方式は、PCR検査の処理件数には限界があり、その上でなるべく多くの人を早く検査するためには有効な策である。
もちろん2回検体を取られる人も出てくるのでその手間を考えると、PCR検査数が少なくなれば少なくなるほど良いというわけではない。
が、抗体の検査が最大のボトルネックになっている段階では、検査回数を最小にする方法を考えることは大事だと思う。
ここではPCR検査を最小にするためには、プールサイズをどのくらいにするのがよいのかを考えてみたい。
例えば1万人の中に1人の感染者がいて、その人を見つけたいとする。(事前確率0.01%)
プール方式ではなく個別に検査する場合は、10000回の検査をする必要がある。
10人ずつの検査をする場合は、1000回の検査で候補者が10人に絞られ、その後10人に再検査をするので、検査数の合計は1010回。
同じように100人ずつ検査する場合を計算すると、検査数の合計は200回となる。
この4種類の検査方法を比べると100人ずつ検査するのが最適だということになる。
事前確率を変えれば、また最適なプールサイズも変わってくるだろう。
これ事前確率、偽陽性率、偽陽性率を入力値とする方程式作れそうだね。
かしこい。。
PCR検査の否定に必死な医者が多いが、単なる利権や縄張り争いだったのでは?との推測。
https://www.denka.co.jp/storage/news/pdf/709/20200324_denka_seiken_covid19.pdf
https://www.denka.co.jp/storage/news/pdf/758/20200811_denka_quicknavi_covid19ag.pdf
その論理でPCRを否定してきた彼らの言説がどうなるか注目される。
https://www.facebook.com/100001305489071/posts/3157910187595800/
偽陰性の例
https://news.line.me/issue/oa-yomidr/zl0d5a5fai1p
手を洗う医師taka(木下喬弘)、村中璃子などがこれに当たる。
副代表が木下喬弘、アンバサダーに坂本史衣、忽那賢志など(彼は強いPCR否定論者ではない)。
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高山義浩 | 沖縄県立中部病院感染症内科/日本医師会総合政策研究機構
https://news.yahoo.co.jp/byline/takayamayoshihiro/20200731-00190953/
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そもそも、なぜ、これほどに急速に、沖縄の夜の街で新型コロナが流行し始めたのでしょう?
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すでにメガクラスターへと発展している米兵へとリンクしている可能性もあります。
しかし、東京での流行により働くことが困難になった女性たちが、沖縄へと流れてきていた事情もあるようです。
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リゾートバイトと言えば、聞こえは良いのですが…、生き抜くためにギリギリの女性たちが、
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感染症の流行は、いつも社会の弱い部分をさらけ出します。外出自粛、ソーシャルディスタンス、三密回避…
これらが呼びかけられた結果、コロナは夜の街へと逃げ込んだのです。
社会保障による支えがなく、生き抜くために「密」であることが避けられぬ場所へ…。
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これから2週間にわたって松山地区が休業するとともに、住民全体が不要不急の外出を自粛することが徹底できれば、
とくに、夜の街に限らず宴会を控えること。そして、お盆は少人数とし、里帰りは延期してもらうことも必要です。
さらに、高齢者施設や病院において、アウトブレイクが生じることがないよう、私たちは力を合わせなければなりません。
まだまだ苦しい戦いが続きますが、しかし、いずれは終わります。
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ただ、松山で働いている女性たちは、これからどこへ流れていくのでしょうか?
社会の現実を直視したサポート体制を重ねなければ、いつまでも問題は先送りされ、終わりを迎えることはありません。
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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=3111651008888385
高山義浩
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それらはさておき、沖縄の「ホテル足りない問題」が一部で過熱報道されるなか、個人的には「そこじゃない」感が大いにあります。
というのも、急速に患者数が増加したのは、那覇の夜の街を中心としたアウトブレイクに、私たちが気づけてなかったことに問題があったからです。
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7月4日以降、米軍においてメガクラスター(現在までに286人)が発生したため、気を取られすぎたのです。
7月12日に北谷の夜の街で臨時検査(130人)、19日に金武の夜の街で臨時検査(198人)を行いました。
結果、陽性者はゼロであり、夜の街での感染拡大は起きていないと気を抜きました。
ところが、この時点で那覇の夜の街では、流行が始まっていたのです。しかし、さらに読みを外しました。
7月25日、26日には、ハンセンと普天間の基地従業員(983人)に対する臨時検査を行いました。結果、陽性者は1人に過ぎませんでした。
その一方で、検査機関が混雑してしまって、報告が遅延するようになってしまいました。
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ようやく、那覇の夜の街にターゲットして臨時検査(2080人)を実施したのが、8月1日、2日でした。
つまり、米軍にこだわりすぎて、専門家の読みが後手後手に回ってしまった感があります。
いま、急速に陽性者が出ているのは、一定の流行が起きてから、検査を始めてしまったからです。
.
これまで沖縄県では、クラスター発生を疑った場合には、その周辺に対する徹底したPCR検査を実施しています。
このやり方が正しかったのかどうか、今後の分析を待ちたいと思いますが、いずれにせよ、流行に遅れて徹底して検査をすれば、急速に陽性者数が増えます。
.
ただ、こうした早期介入により発見される患者は、もっぱら軽症者もしくは無症候者です。
病院への入院を要する患者ではないため、隔離施設としてのホテルが不足します。実際、本日時点での沖縄県における重症者は3人に過ぎません。
ほとんどが軽症者なんです。重症者への治療が滞ったような、ニューヨークや北イタリアの医療崩壊とは、まったく別の問題です。
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予告しますが、これから数日、さらに沖縄県の新規陽性者数は増加します。なぜなら、私たちは徹底したクラスター対策を続けているからです。
100人を超えるでしょう。それぐらい大きな流行が起きています。
ですから、ある1日の陽性者数の増減に一喜一憂したり、最高記録を更新3日目みたいなことには、ほとんど意味がありません。
.
そして、ホテルにいようが、自宅にいようが、周囲との接触を断つ心がけをしていれば、感染を広げることはありません。
もちろん例外はあります。ただ、診断されていない(または偽陰性の)軽症者や無症候者が、感染を広げるリスクの方がよほど大きいです。
そして、実のところ、診断されていない感染者の方が多いはずです。
.
まあ、個人的には、クラスターが明らかになった集団に対して、必ずしも検査をやり続けることはないと思っています。
高齢者や基礎疾患を有する方にのみ検査を実施して、それ以外の方には、「みなさん感染者とみなします。
14日間じっとしていてください」として外出自粛を求める方が効率的かつ確実です。
なぜかというと、受診してこない(または偽陰性の)人たちも含めて封じ込められるからですね。
.
重症化リスクの高い集団(主として高齢者)に注目して、確実に医療へつなぐ施策をとっていくことが必要なんです。
沖縄県では、50人、60人と全体の陽性者数ばかりが報道されていますが、
その陰で高齢者の感染事例がジワリジワリと増えてることに気づいていますか?
.
というわけで、沖縄県の皆さん、高齢者や基礎疾患を有する方への面会をできるだけ控えてください。
また、流行している都市部から地方への不要不急の移動も控えてください。
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症状がある方は、外出を控えてください。学校や仕事は休みましょう。
高齢者や基礎疾患を有する方、ケアに関わる方は放置することなく、かかりつけ医に相談して受診方法の指導を受けてください。
かかりつけ医のいない方は、コールセンターに電話をかけて相談してください。
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療養のためのホテル室数は飛躍的に増えました。さいわい、GOTOの過熱も遠のいたので、確保しやすくなっています。
【悲報】沖縄コロナ、go to キャンペーン(7/22~)と一致 [327876567]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1596958000/41
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41 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (アウアウウーT Sa55-2X+j)[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:31:35.03 ID:6/0kXXj6a
高山義浩 | 沖縄県立中部病院感染症内科/日本医師会総合政策研究機構
https://news.yahoo.co.jp/byline/takayamayoshihiro/20200731-00190953/
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そもそも、なぜ、これほどに急速に、沖縄の夜の街で新型コロナが流行し始めたのでしょう?
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すでにメガクラスターへと発展している米兵へとリンクしている可能性もあります。
しかし、東京での流行により働くことが困難になった女性たちが、沖縄へと流れてきていた事情もあるようです。
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リゾートバイトと言えば、聞こえは良いのですが…、生き抜くためにギリギリの女性たちが、
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感染症の流行は、いつも社会の弱い部分をさらけ出します。外出自粛、ソーシャルディスタンス、三密回避…
これらが呼びかけられた結果、コロナは夜の街へと逃げ込んだのです。
社会保障による支えがなく、生き抜くために「密」であることが避けられぬ場所へ…。
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これから2週間にわたって松山地区が休業するとともに、住民全体が不要不急の外出を自粛することが徹底できれば、
とくに、夜の街に限らず宴会を控えること。そして、お盆は少人数とし、里帰りは延期してもらうことも必要です。
さらに、高齢者施設や病院において、アウトブレイクが生じることがないよう、私たちは力を合わせなければなりません。
まだまだ苦しい戦いが続きますが、しかし、いずれは終わります。
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ただ、松山で働いている女性たちは、これからどこへ流れていくのでしょうか?
社会の現実を直視したサポート体制を重ねなければ、いつまでも問題は先送りされ、終わりを迎えることはありません。
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59 自分:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (アウアウウーT Sa55-2X+j)[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:35:15.81 ID:6/0kXXj6a [2/3]
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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=3111651008888385
高山義浩
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それらはさておき、沖縄の「ホテル足りない問題」が一部で過熱報道されるなか、個人的には「そこじゃない」感が大いにあります。
というのも、急速に患者数が増加したのは、那覇の夜の街を中心としたアウトブレイクに、私たちが気づけてなかったことに問題があったからです。
.
7月4日以降、米軍においてメガクラスター(現在までに286人)が発生したため、気を取られすぎたのです。
7月12日に北谷の夜の街で臨時検査(130人)、19日に金武の夜の街で臨時検査(198人)を行いました。
結果、陽性者はゼロであり、夜の街での感染拡大は起きていないと気を抜きました。
ところが、この時点で那覇の夜の街では、流行が始まっていたのです。しかし、さらに読みを外しました。
7月25日、26日には、ハンセンと普天間の基地従業員(983人)に対する臨時検査を行いました。結果、陽性者は1人に過ぎませんでした。
その一方で、検査機関が混雑してしまって、報告が遅延するようになってしまいました。
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ようやく、那覇の夜の街にターゲットして臨時検査(2080人)を実施したのが、8月1日、2日でした。
つまり、米軍にこだわりすぎて、専門家の読みが後手後手に回ってしまった感があります。
いま、急速に陽性者が出ているのは、一定の流行が起きてから、検査を始めてしまったからです。
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これまで沖縄県では、クラスター発生を疑った場合には、その周辺に対する徹底したPCR検査を実施しています。
このやり方が正しかったのかどうか、今後の分析を待ちたいと思いますが、いずれにせよ、流行に遅れて徹底して検査をすれば、急速に陽性者数が増えます。
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ただ、こうした早期介入により発見される患者は、もっぱら軽症者もしくは無症候者です。
病院への入院を要する患者ではないため、隔離施設としてのホテルが不足します。実際、本日時点での沖縄県における重症者は3人に過ぎません。
ほとんどが軽症者なんです。重症者への治療が滞ったような、ニューヨークや北イタリアの医療崩壊とは、まったく別の問題です。
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予告しますが、これから数日、さらに沖縄県の新規陽性者数は増加します。なぜなら、私たちは徹底したクラスター対策を続けているからです。
100人を超えるでしょう。それぐらい大きな流行が起きています。
ですから、ある1日の陽性者数の増減に一喜一憂したり、最高記録を更新3日目みたいなことには、ほとんど意味がありません。
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63 自分返信:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (アウアウウーT Sa55-2X+j)[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:35:52.92 ID:6/0kXXj6a [3/3]
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そして、ホテルにいようが、自宅にいようが、周囲との接触を断つ心がけをしていれば、感染を広げることはありません。
もちろん例外はあります。ただ、診断されていない(または偽陰性の)軽症者や無症候者が、感染を広げるリスクの方がよほど大きいです。
そして、実のところ、診断されていない感染者の方が多いはずです。
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まあ、個人的には、クラスターが明らかになった集団に対して、必ずしも検査をやり続けることはないと思っています。
高齢者や基礎疾患を有する方にのみ検査を実施して、それ以外の方には、「みなさん感染者とみなします。
14日間じっとしていてください」として外出自粛を求める方が効率的かつ確実です。
なぜかというと、受診してこない(または偽陰性の)人たちも含めて封じ込められるからですね。
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重症化リスクの高い集団(主として高齢者)に注目して、確実に医療へつなぐ施策をとっていくことが必要なんです。
沖縄県では、50人、60人と全体の陽性者数ばかりが報道されていますが、
その陰で高齢者の感染事例がジワリジワリと増えてることに気づいていますか?
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というわけで、沖縄県の皆さん、高齢者や基礎疾患を有する方への面会をできるだけ控えてください。
また、流行している都市部から地方への不要不急の移動も控えてください。
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症状がある方は、外出を控えてください。学校や仕事は休みましょう。
高齢者や基礎疾患を有する方、ケアに関わる方は放置することなく、かかりつけ医に相談して受診方法の指導を受けてください。
かかりつけ医のいない方は、コールセンターに電話をかけて相談してください。
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療養のためのホテル室数は飛躍的に増えました。さいわい、GOTOの過熱も遠のいたので、確保しやすくなっています。
吉村洋文(大阪府知事)@hiroyoshimura·8月4日
ポピドンヨードの公表資料です。臨床研究をしたのは松山医師。阪大系の先生で最近まで藤田医科大教授、現在、府立病院機構の次世代創薬センター長。詳細は下記の通りですが、うがい群と非うがい群の毎日のPCR検査は起床時のうがい前に実施。うがい後に検査ではありません。
https://twitter.com/hiroyoshimura/status/1290607845214281728
吉村洋文(大阪府知事)@hiroyoshimura·8月5日
誤解なきよう申し上げると、うがい薬でコロナ予防効果が認められるものではありません。重症化を防ぐ効果の検証はこれからです。判明したのは、唾液中のコロナウイルスを減少させ、唾液PCRの陰性化を加速させること。唾液PCR検査は毎朝うがい前。感染拡大防止への挑戦。
https://twitter.com/hiroyoshimura/status/1290687206789509120
これらに対するブコメ
最近のブックマーカーの間では,陰性証明が不可能であるとか無意味であると言ったデマが流行しているみたいだ。
陰性証明を要求するのは利益に比べて害が大きいが,不可能だとか無意味だとかいったものではない。
感染していないことの証明はできないが,検査結果が陰性であったことは証明できる。
検査の結果が陰性であったならば,「検査結果は陰性でした」と紙に書いてハンコでも押せば良い。
検査が陰性だった場合,その人は,未検査の人に比べ,病原体を保有している可能性が低い。
自称理系くんが大好きな偽陰性・偽陽性をいつものように計算してみよう。
感度を70%,特異度を99%とし,市中に感染者が1%いると仮定する。
1万人に検査したとすると,非感染者9900人中6930人の真陰性と2970人の偽陽性,感染者100人中99人の真陽性と1人の偽陰性が出るから,検査結果が陰性であった人が感染者である確率は1/6931≒0.014%である。
したがって,検査結果が陰性だった人が感染者である確率は,検査していない人が感染者である確率よりも98%ほど低い。
検査が本当に無意味なのであれば,COVID-19を治療する医療機関は検査せずに退院させれば良いのであるが,実際には検査に意味があるからそんなバカなことはしない。検査で陰性であった場合,未検査よりも病原体保有者である確率が低いからこそ,退院時に検査を行なっている。(ただし,実際には感染性は発症後6日程度で失われるともいわれており,症状さえ落ち着いていれば病原体保有者であっても退院させて良いような気もする。)
COVID-19の予防活動の目標は,感染確率を0にすることではなく,感染確率を8割減らすことである。「100%ではないから無意味」などという妄言は慎まれたい。
ある時点で未検査の者がn日後に感染者である確率は,ある時点で陰性だった者がn日後に感染者である確率よりも高い。
検査リソースが不足していることから,より必要性の高い検査にリソースを集中したい。
また,陽性だった場合に感染者として扱うことになっているので,偽陽性によって医療リソースが消耗されてしまう。
逆に言えば,これらの害よりも益が大きい場合には網羅的検査にも意味があろう。たとえば市中感染確率が高くアセスメントも困難な場合に献血血液を網羅的に検査するようなことは,場合によってはありうるだろう。
現在はそのような状況にはないから盲目的検査は不要であるし,まして職場復帰ごときのために網羅的検査を行うなどもってのほかである。