2020-08-28

コロナ感染事前確率と、プール方式によるPCR検査の最適なサイズ

PCR検査プール方式とは

数人から採取した唾液などの検体を混ぜてまとめてPCR検査すること。

海外ではだいぶ前から行われている。

中国武漢での例

https://www.cnn.co.jp/world/35154379.html

アメリカの例

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b7aa7247d460ec805217169dffa83265abd1f27

日本でも世田谷など一部で行われ始めた

https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200825-OYT1T50006/

プール方式は、PCR検査の処理件数には限界があり、その上でなるべく多くの人を早く検査するためには有効な策である

もちろん2回検体を取られる人も出てくるのでその手間を考えると、PCR検査数が少なくなれば少なくなるほど良いというわけではない。

が、抗体検査が最大のボトルネックになっている段階では、検査回数を最小にする方法を考えることは大事だと思う。

ここではPCR検査を最小にするためには、プールサイズをどのくらいにするのがよいのかを考えてみたい。

プール方式シミュレーション

例えば1万人の中に1人の感染者がいて、その人を見つけたいとする。(事前確率0.01%)

乱暴だけど、話を簡単にするために偽陽性偽陰性も0とする。

プール方式ではなく個別検査する場合は、10000回の検査をする必要がある。

10人ずつの検査をする場合は、1000回の検査候補者10人に絞られ、その後10人に再検査をするので、検査数の合計は1010回。

同じように100人ずつ検査する場合計算すると、検査数の合計は200回となる。

1000人ずつの場合は、1010回。

この4種類の検査方法を比べると100人ずつ検査するのが最適だということになる。

事前確率を変えれば、また最適なプールサイズも変わってくるだろう。

まとめ

これ事前確率偽陽性率、偽陽性率を入力値とする方程式作れそうだね。

ところがここで俺は時間切れ。後はよろしくお願いします。

追記

プール方式って一人から複数検体とってるのね。

かしこい。。

http://yoshimurayasunori.jp/blogs/pcr%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%96%B9%E5%BC%8F%E3%81%A8%E3%81%AF/

  • 混ぜるとその分薄くなるので検出感度下がるから、そこも式に入れといてくれ。 検出感度ギリギリのサンプルをプールしてしまうと、検出出来なくなるんだよね。

    • そうなん? たしかに1000人分のよだれ混ぜたら検出難しそうだな

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