はてなキーワード: ヤシマ作戦とは
http://srad.jp/~sadaken/journal/605596/
評判良かったからまあまあ期待してたんだけどな、まさかあそこまで酷いとは。
所詮ネットの批評なんざ声の大きなオタに媚びればどうとでもなるということかもね。
踊る大捜査線の台詞のオマージュかなってくらい延々と会議だけやってるわ
ようやく出てきたゴジラは中華街に飾ってありそうな出来損ないの張りぼてみたいで
戦うのかと思ったらまた待ったで海に帰っていきましたで半分は終わってしまうんだからすごいわ。
ようやく戦い始めたと思ったら最後はバンカーバスター程度で穴空いて、いかにも燃費悪そうなアニメ的謎の全方位光線反撃した後 予想通りエネルギー切れで寝転んでるひ弱なゴジラ相手に、核使わないといけないとか言い出したかと思えば
政府高官までそれが唯一正しいみたいに言い出して、そんな中主人公が「この国を見捨てず最後までやろう」って厨二全回な展開で
わざわざエネルギーが再度たまるまで待ってヤシマ作戦(違 でゴジラにドリンクをゴクゴク飲ませて凍結させて終了という。
あ、放射能はめっちゃ半減期短いから東京の復興はO.Kらいよw めでたしめでたし、え、ご都合主義、何それおいしいの。
シナリオも設定も穴だらけだわ、かわりに怪獣物として単純に楽しめるかというとアクションシーンは延々と始まらないわ、ようやく始まってもハリウッドより全然ショボいわ
コメディとしても半分を占めるだろう会議の部分は三谷幸喜のギャグも真っ青な寒さだし、いったいこの映画は何を見せたかったんだろうね。
全体的に被害妄想の強さ、特にアメリカに対する劣等感、ボク達が本気出すとスゴいんだぞーってホルホルしたいんだろうなって事くらいかわからん映画だった。
悪辣な中ロや高圧的なアメリカ様をフランス様の助けを借りて凌いで「ニッポンにこんなしたたかな外交ができるのか」 「危機という物はこの国さえ成長させるものなのだな」とかアメリカ人に褒められてるシーンとか本気で蕁麻疹がでそうになったわ。
これアメリカに出すのだけはやめようぜ、マジ恥ずかしいからさ。
いかにも続きありそうに終わったけど、もうゴジラはハリウッドだけでいいと思うわ、今の日本で作るとこれじゃね。
でも考えてみると魅せたいビジュアルシーンだけつないでストーリーも設定もボロボロ、被害妄想の強さとボクチャン強いんだぞのペラペラな物語を専門用語で小難しく装飾する手法ってまんまエヴァなんだよな。
深夜アニメ的手法って実写でやると酷く痛々しくなるんだな、それがわかっただけが収穫だったな。
本当の所は、好評レビューが全てサクラとも思えないし、映画が駄作というのではなく
娯楽作品ってのは基本的に狙いの顧客層以外には酷くばからしい物だから
今回のシン・ゴジラの対象が深夜アニメ、特に劣等生()とかが好きな方々向けであって
俺にその素地がなかったというだけ話なんだろうが。
にしても、本当に金と時間を無駄にしたわ、徒労感がハンパない。
早い内に口直しにゴーストバスターズでも見に行くかね、あれなら馬鹿らしいけど少なくとも濃厚なオナニーに反吐が出るって事だけはなさそうだしね。
…いいこと言ってるじゃんw
結局シンゴジラまだ見てないし、映画館には行かないからレンタルか地上波放送待ちなので、そこまで自発的に調べる気もない。
なのでなんとなく目に入ってきた関連記事をたまに斜め読みしてる程度の状態なんだけど、それでもちょこちょこと含まれている要素がわかってきた。
変態していくゴジラとか面白そうやんけ、って思う。最初の方めっちゃキモいらしくてワクワクしてる。
ただ、時々出てくる「ヤシオリ」だけまったく単語の意味がわからなくて面白い。
手法なのか作戦なのか固有名詞なのかもイマイチよくわからない。なんやねんヤシオリって。ヤドカリとシオマネキ?
検索すれば当然すぐわかるんだろうけど、いずれ見るときの小さな楽しみとしてとりあえず疑問なままキープしておく。
まあ、どこかで正解を見聞きしたらそれはそれで別にいいんだけど。
予想としてはエヴァでヤシマ作戦ってのがあった気がするから、そこから取ってヤシマ・オリジナルの略とか?ヴェルタース・オリジナルっぽくてなんか好きだ。
でもエヴァも結局見ずじまいだから、周りから話を聞いてなんとなく言葉を知ってるだけっていう。
使うと停電するポジトロンライフルってのでグングニルかロンギヌスかゲイボルクか、なんかその辺の槍を射出して月に刺す作戦?ぐらいの雑な認識。
シンゴジラが気にくわない人がこれは評価するという映画を聞かないとなんとも言えないかなあ
理解できないというか
(1)あんなインチキ外人がドヤ顔でこれみよがしに出しゃばられても・・・
→そうは思わなかった
(2)怪獣がそんなに怖くない
→普通に怖かった
→映画ってそんなもんですよ
→そうですか
もう単なる感覚の話だから、そう思うでしょうねあなたはってレベルで
ただ表現力不足なのか納得する所まで行かないんだよね
クローバーフィールドと比較してたけど、
実験的で硬質な雰囲気は似てるけど、全く目線も要素も真逆の映画なんだよね
まんまエヴァとかヤシマ作戦っていうのも分かるんだけど普通にエヴァが
オタクのテクノクラート、う〜ん、軍がミサイル打ち込んで終わる映画の方が多い気がするし
最近ブクマ全然貰えないから流行りものに手を出すぞい。頑張るぞい。
そもそもシンゴジラ自体が庵野という流行りもの×ゴジラリメイクという流行りものっていうミーハー掛け算だから何も恥じる事はないと思うのでブクマくれ。
ブクマ欲しさに筆取っただけだから何言うかまだ決まってないしとりあえず点数言ってくか。
・映像 6/10 邦画としては凄い頑張ってるけどハリウッドに比べると厳しいかな。肝心のゴジラが作り物っぽさバリバリなのが辛いね。それでもあえて主な舞台を昼間にしたのは良かったけどね。
・お話 5/10 怪獣やメカの出番が少なくて退屈なパートが多い。俺の腹は怪獣映画腹に調整してあったのに。VSシリーズみたいに二匹以上いないからどうしても出し惜しみっぽくなるんだろうけどね。
・ゴジラ 9/10 キモい。デカい。強い。他の怪獣がいないから進化までゴジラがやるって発想はナイス。怪物1頭で子供も産まないのにゴジラが出てくるパートは全然飽きが来ない。ゴジラ出てきてる間は本当に楽しかった。
・メカ 4/10 リアリティ重視でスーパーXとか機龍とか封印してたけどそこもまたゴジラの魅力だと思うんだよねえ。列車爆弾とビル倒壊質量攻撃は面白かったけど。
・キャラ 4/10 総理がどっちものらりくらりとした日本人的政治家でキャラ立ってていいね。脇を固めるキャラも頭に入りやすいけどクドすぎないって絶妙なバランス。でもヒロインのいきすぎたテンプレ臭は無理。
・音楽 10/10 いつもネルフでかかってる曲でまず5点。いつも自衛隊が戦ってる時流れる曲で5点。合計10点。
・倒し方 3/10 ゴジラ映画はいつもここが微妙なんだけどこれも相変わらず微妙だった。「ゴクゴク作戦です」ってか。
・庵野 9/10 エヴァがない状態で使徒を倒す映画ってレビューどっかで見たけど本当にそれだね。あまりにもエヴァだよ。でもいい意味でエヴァ。Qじゃなくて破の方。
・ハッタリ 9/10 さっきゴクゴク作戦通って馬鹿にしたけどそこまでの科学的な流れは凄い良かった。放射能マップとゴジラの移動ルートの一致とか、効きそうな薬をサンプル使って絞り込むとか、製造に時間かかるとか、ゴジラ情報のうち原子力研究に応用できる部分をアメリカが独占したがってるとか、リアリティを感じさせるようなハッタリかましてるだけのような微妙なラインを攻めまくってて特撮映画のキモをよく分かっているなあと感じた。
合計するとえーと64/100か。
まあこんなもんだな。
あーなんかもう書くこと無いな。
ヤシオリ作戦ってネーミングが完全にヤシマ作戦意識してたって話はもう皆してるだろうし。
アメノハバキリ隊が名前負けしてるって話ももう出尽くしてるだろうしなあ。
つうかここでこの名前使ったらキングギドラ攻めてきた時どうするんだろうな。
一番いいネーミング使用済みだぞ。
「凄い面白かった!」「最高だった!」「90点!」とか言ってるのは100%ヲタク
「まぁまぁだよ」「なぜ大絶賛?」「58点」とか言ってるのは120%のガチヲタク
とにかくヲタクは深掘りしたがるからしょーもないとこにこだわってたりするのが大好き
普通の映画だったら省略するようなところでもリアルに描いてあるのが大好物
おまけに微妙な謎かけしておいてまだまだ奥がありそうな感じにされるのが堪んなく好き
そういう大前提を全部きっちりクリアして,何の疑問も無くなったところで,
本題のSF部分でドッカンボッカンのやりたい放題しまくるのが何よりも大好き
レベルをきっちり上げきって,装備を最強状態にしておいて,完全回復した状態でボスをリンチするのが大好き,みたいな
もしくはレベル最低状態で,装備も初期状態で,一回も回復使わないでボスをギリギリ倒すのが大好き,みたいな
そんでもって徹底的に破壊し尽くして「こんな奴どーしたらいいねん」っていう極限状態作り出して
エヴァのヤシマ作戦も「こんな奴どーしたら倒せるねん」っていうところから
「ポジトロンライフル」とかいう空想兵器をあたかも実現できそうな感じで細かいところまで演出して
シンゴジラは最後がちょっとアレかな?っていうのはあるけど,とにかくこれまでのゴジラに比べたら最高にその辺が上手い
「最高だった!」って言ってる奴はそういう庵野のテクニックで逝ってしまったエロ野郎
「まぁまぁだよ」って言ってる奴はそういう庵野のテクニックで満足できてないドエロ野郎
それと一緒.
是非は別として、この書き手が明確に見間違えている、あるいは見落としていることについて
この映画は「ゴジラという災害」と「日本」の戦いであり、明らかにそれを意識した作られ方をしているということ。
つまり登場人物は誰一人ヒーローではない。フィクショナルな意味でのスーパーヒーローは出てこない。
作中でも語られる通りに代替可能なキャラクターであり、しかし彼らが活躍するからこそ「一人の英雄」ではなく「日本」が見えてくるのだ。
さんざん指摘されているように、ヤシオリ作戦の内容は「ヤシマ作戦」と酷似している。
(①敵がエネルギー充填のため停止中 ②空撃は自動的に追尾破壊 ③日本中が集結)
「シン・ゴジラ」の作中に明確なヒーローとヒロインがいれば、エヴァンゲリオン同様に世界はシンジと綾波の笑顔に集約されてしまう。
熱く盛りあがりたければ自己犠牲を出せばいい。感動的なBGMを流せばいい。スローモーションをかければいい。
感情移入を誘発させて、画面に向かって叫ばせればいい。むしろ観客を感動させようと思うのなら、こんなに簡単なことはない。
それを「ないからダメ」ではなく、「なぜそうしなかったんだろう」という疑問を持って本作と向き合ってもらいたい。
そのうえで、内容が気に食わないのなら仕方がない。自分の好きなものと違うからだめ、という見方はあまりにもったいない。
矢口、カヨコ共に親の七光りであることは強調されているし、なによりあるキャラクターの薬指には指輪が光っている。
だが本作で書かれているのは理想の国家であり、登場するのは理想の公務員たちだ。
ゴジラが本性を発揮し、津波、地震、原発とその表すものが明らかになっていくうち明快になるが、
言ってしまえば彼らは「こうあってほしかった」とされる東日本大震災と原発事故に対応する日本国家だ。
だから彼らには徹底的なリアリティが必要とされ、ストイックさが求められる。
悲劇に立ち向かうたびに恋人に電話して、励まされて頑張る、だとか
田舎に帰って親に説教されて立ち直る、とか 死にゆく前に子供の顔を思い出す などの
よくある展開に飲み込まれない、強靭でありながらステレオタイプに寄り過ぎない国家公務員だからだ。
書き手が疑問に思っている「出世の野心」についてはもっと明快で、これは彼らの軽口にすぎない。
「国のため!」「私たちがやらなければ誰がやるんですか!!」といったような言動は安易にナショナリズムを刺激し、
また誰もが聞き慣れており、その言葉は嘘と虚飾にあふれている。なにより非常に陳腐なのだ。
それこそ書き手が「言わせるなよ」と評した「ゴジラより怖いのは人間」といった表現と同じように。
詳しくはゴジラ(1984)をご参照願いたい。
朝起きれば津波。昼休みに流される車。倒壊する学校。鳴り止まないサイレン。
街が泥水に覆い尽くされ、数えきれない人々が瓦礫の山と共に砕かれていく。
バラエティ番組は自粛、CMは自粛、連日の黙祷、増え続ける犠牲者、行方不明者。
確かにこの頃「何度でもやり直せる!全然OK」等と唱えていたら、書き手に同調する人は多かっただろう。
だが震災より既に5年半が経過している。また先日の熊本大震災、あるいは津久井やまゆり園の例に見るように、
悲しみは絶え間なくやってくる。
そういった中で明るい展望を見出し、これからの立ち直りを示唆することが悪いとは到底思えない。
また繰り返すように、本作は理想の国家公務員たちが作り上げた理想の災害対処である。
書き手が腐るほど見てきたという作品群は、恐らく以下のようなカタルシスの産み方を目指していたものだろう。
→④予期せぬアクシデントが発生する
→⑤とっさの機転で切り抜ける
が、本作はその点を利用していない。しようとしていない。それは映画を見ればわかる。
まずは②にあたるものが本作にはない。作戦の目的以外、つまりどう実行するか?の点について、
本作では最後まで伏せられている。
発破をかけたビルでゴジラを押しつぶすという作戦を観客に提示する、その絵だ。
ビルと鉄道に「日本の技術力、ひいては日本そのもの」を読み取るのもいい。
(今までゴジラに破壊されてきたものの逆襲という背景を深読みしてもいい)
もし書き手が少しでも頭を使って本作を見ていれば、流石にゴジラを東日本大震災と重ねているはずだ。
そこから何も読み取ろうとせずに、フィクション世界の物差しで本作を「ご都合主義だ」と言っているのであれば
読み取り方を完全に間違えている。
本作はリアリティを追求しつつ、観客に「これは東日本大震災のメタファーですよ」「そして彼らは非常に有能な公務員たちですよ」と
前半までに否応なしに畳み掛けることで、
本作の、少しでも間違えたら全てのシーンが冗談になってしまうヤシオリ作戦について「嘘」を認めさせるという高度な作り方をされているのだ。
書き手は「私は震災で家族を亡くしている」などという設定があれば、
・押し潰される団地
・頻出するガイガーカウンター
・明確に原発封鎖を目的としたコンクリートポンプ車に似せたゴジラ沈静化作戦
ここまでされても「ごく自然にゴジラを震災や核と重ねることもでき」ないのであれば、
ここまで書いた文章はすべて無駄で、純粋にリテラシーの問題だ。
褒める褒められないの視点に立ててすらいない。
問題文が読めていないのだから、出した答えが正解しているわけがない。
もちろん、書き手を否定した文章すべての答えが正解であるはずもない。
だからもちろん、こういう人にこそブルーレイを買って何度も見なおしてもらいたい。
映画は何回も見れば見方が変わるものだし、繰り返し話すことで理解は当然広がっていくはずだ。
一回で全てを理解してしまい自分の中に全てを落としこんでしまった人よりも、この書き手は本作を何倍も何倍も楽しめるのだから。
時に、一流のクリエイターは、神からメッセージを受けた預言者のように、未来を見通し、作品とすることがある。
そして、人々はその作品の作画が多少ひどくとも、あまりに前衛的であろうとも、何故か知らずにその作品に熱狂し、支持をする。
後になって、その作品は「時代を先取りしていた」と称されることとなる。
『新世紀エヴァンゲリオン』というそもそもの名称が、暗示的だった。
その意味は「福音」であり、まさに「神から預げられた」知らせのことを意味している。
そのストーリーは、現在の福島原発で起こっている事故を、まるで予言しているようにも思える。
東北地方太平洋沖地震の時、福島第一原子力発電所(以下福島原発)の6基の原発のうち、なぜか稼動していたのは1号機から3号機のみ。
これは、世界に13号機まで存在しながらも、番組最初の頃は零号機、初号機、弐号機の3機だけが使徒と交戦していたエヴァンゲリオンと同じである。
(『エヴァンゲリオン』の世界には、エヴァは世界中に「13」号機まで存在している。これは福島原発にあった「13」機の非常用ディーゼル発電機に対応している)
『エヴァンゲリオン』では、シンジの乗った初号機が常に危険にさらされる。
福島原発でも、一番最初に事故を起こしたのは1号機であり、今も予断を許さない状態にある。
しかし、零号機から弐号機までが番組終盤近くまで生き残る中、最初に損傷したのは、トウジの乗った3号機だった。
現在福島原発では、3号機が黒煙を上げて爆発した後、最も危険な状態にあり、その損傷もまた、最も激しいレベルとなっている。
福島原発の2号機は、6機の原発のうち、圧力抑制室が損傷し、格納容器が唯一損傷した可能性のある軀体だ。
心の内側が大きく壊れ、精神を統御できなくなったアスカの弐号機に、その様相はそっくりではないか。
「ヤシマ作戦」は、震災当初の人々の大規模節電への協力の合い言葉となったけれども、これなぞはまさに予言の実現であり、現実が物語に追いついた一つの証明でもあった。
『エヴァ』の中では「停電」という現象が、物語の中で大きな意味を持つ。
電気があるのが日常なら、停電が非常事態を表すキーワードとして、停電のシーンが何度か出てくるのを覚えている人も多いはずだ。
たとえば第拾壱話のネルフ本部の大停電などもそうだが、今回の震災でも、停電によって、東京の住民が被災地へと思いを馳せているではないか。
ただ、もしも『エヴァンゲリオン』が預言の書だとしたら、『エヴァ』の中で最も重要な意味を持つ零号機は、今回の災害の何に当てはまるというのか。
実は、第伍話によって、ようやく零号機の事故の概要が明かされる『エヴァ』と同様に、今回の被災の前触れともいうべき事故が存在したことが、後になって人々の間に広まりつつある。
「もんじゅ」は、今回の震災とは全く無関係に、昨年の夏、3.3トンの炉内中継装置が増殖炉に落下して突き刺さったまま、にっちもさっちもいかない状態となっていたのである。
毎年500億円をかけながら、地震がないことをひたすら祈りつつ、数十年の間、冷却を待たなければならない状態に、「もんじゅ」は陥っていたのだ。
まるでロンギヌスの槍のように、炉心に突き刺さり、抜くことも固めてしまうこともできない。
そして、今の福島原発以上に臨界事故を起こしやすい状態だという。
「もんじゅ」の責任者である燃料環境課長は、その苦悩のため、福井県敦賀市の山中において、先月の14日、自殺。
映画版『エヴァ』の中では、零号機の搭乗者であるレイが世界中を覆い尽くし、滅ぼす。
果たして、現実は……
あ、私も。何か何呟いても他の人の不安を煽ったりしそうだから我慢してた。
電力消費が予想より少ないのはヤシマ作戦より製造業の工場が軒並み生産休止していることのがおおきいんじゃねーのとか
この機会に地熱とマイクロ水力が普及してくれないかなー。温泉なんて潰していいからさとか
原子力賛成派と反対派が経済重視派と安全重視派に発展してやっと日本でも二大政党の根幹となるイデオロギーができるかもねとか
シーベルト毎時とシーベルトを比べるのは時速と走った距離を比べること並に不可能だよとか
だったら決してゴールインしちゃいけないマラソンに例えると意外と線量と人間に及ぼす影響が分かりやすそうかも。距離ならM→mm→μm→nmの変換もやってるし
日本だったら漢数字と数字まぜて表記出来るんだから全部μSvとμSV/hに統一した方が逆に分かりやすいんじゃねーのとか
募金を落ち着いたら、にしているのは東海大地震が怖いからだよ。一ヶ月くらいたって自分の精神的平穏が取り戻せてから募金するよ。とか
今日経平均先物に手を出したら年単位でみればそこそこ収益でそうとか
でも前述のようになんとなく東海大地震が起きそうな気がしてそうしたらもっと割れるかもなーとか
っていうかあんだけ太平洋プレートが動いたのにフィリピン海プレート音沙汰無しって結構怖くね?とか
東海大地震と、原発のマジ最悪な事態に備えて猫砂買ってきたとか
今のうちに多少外貨に替えとくべきかなー、でも原資が少なすぎるもんなーとか
原発から500km圏外に行くために京都の寺にでも修行しにいくかなーとか
親戚が離れて暮らしているとこういう時にフェールセーフになっていいですねとか
人によってはシックハウス症候群の出る家で良ければ一ヶ月くらいなら貸すよとか
あ、私も。何か何呟いても他の人の不安を煽ったりしそうだから我慢してた。
電力消費が予想より少ないのはヤシマ作戦より製造業の工場が軒並み生産休止していることのがおおきいんじゃねーのとか
この機会に地熱とマイクロ水力が普及してくれないかなー。温泉なんて潰していいからさとか
原子力賛成派と反対派が経済重視派と安全重視派に発展してやっと日本でも二大政党の根幹となるイデオロギーができるかもねとか
シーベルト毎時とシーベルトを比べるのは時速と走った距離を比べること並に不可能だよとか
だったら決してゴールインしちゃいけないマラソンに例えると以外と線量と人間に及ぼす影響が分かりやすそうかも。距離ならM→mm→μm→nmの変換もやってるし
日本だったら漢数字と数字まぜて表記出来るんだから全部μSvとμSV/hに統一した方が逆に分かりやすいんじゃねーのとか
募金を落ち着いたら、にしているのは東海大地震が怖いからだよ。一ヶ月くらいたって自分の精神的平穏が取り戻せてから募金するよ。とか
今日経平均先物に手を出したら年単位でみればそこそこ収益でそうとか
でも前述のようになんとなく東海大地震が起きそうな気がしてそうしたらもっと割れるかもなーとか
っていうかあんだけ太平洋プレートが動いたのにフィリピン海プレート音沙汰無しって結構怖くね?とか
東海大地震と、原発のマジ最悪な事態に備えて猫砂買ってきたとか
今のうちに多少外貨に替えとくべきかなー、でも原資が少なすぎるもんなーとか
原発から500km圏外に行くために京都の寺にでも修行しにいくかなーとか
親戚が離れて暮らしているとこういう時にフェールセーフになっていいですねとか
人によってはシックハウス症候群の出る家で良ければ一ヶ月くらいなら貸すよとか
冷却材の作り方とか、ツイッターであったのに、あっというまに、ヤシマ作戦に塗りつぶされていたからなぁ・・・
ジップロックなんかのフリージング可能な奴か、何かに、余裕持たせて水を詰めて、凍らせておいたほうがいいとは思うよ。
そもそも、空けなきゃ3時間程度なら持つと思うけど。
なんか、庫内のものを出せ・・・って報道があるけど・・・本当なのかねぇ・・・普通、庫内の物も同じ温度になっているはずなので、無理に出さなくても、3時間程度で変わらんと思うのだが・・・。
無理に出した場合、かわりに空気を冷やさなければならなくなって、余計な負荷がかかるし、直前に出されると、悪影響なんだが・・・
冷える速度の問題ならともかく、すでに、ある物が、あたたまるかどうか・・・で、わざわざ、野菜出す必要があるんだろうか?特に無いのに、野菜出せって報道したとすると、害悪だなぁ。どうなんだろう、出したほうがいいのか?
節電しなきゃいけないから、停電なのに、温度調整を強とか、ひどいこと書いてあるところもあるし・・・なんか、泣きそう。
まわりまわって、停電が続くだけだろうと。
傑作だったんだね、これ。
ぶっちゃけ、エヴァンゲリオンに対してそんなに強い思い入れは持ってなかった。
磯光雄! とか、吉成! なんていう、普通一般とはちょっと違う視点から眺めてた。
だから、テレビ版は全話みてないし、見た話についても、そんな細部まで覚えてなかった。
読んでる人には引かれるかもしんないけど、俺はフリーターでさ。
パチンコ屋で働いてんの。で、働いてる店にもエヴァの新作が入ってきてさ。
今までのパチンコのエヴァは旧世紀版の映像だけだったんだけど、
働きながら横目でそれを眺めたりなんかしてたら、いつのまにかDVD借りてた。
最初10分は正直期待はずれっつーか。サクサク進むんだけど、早すぎて
逆にテンポが悪くなってるのが目について。あー、期待はずれだった、なんて。
けどトウジにぶん殴られる辺りから、原作との変わりぶりに目がいくんだよね。
いやストーリーはあんま変わってないんだけどさ。
絵作りが大きく違うなーって。修正なんかも全編に行き届いてて、
別に原作のキャラの作画が悪いなんてあんま思わんけど、すごく端整に描かれてるなと。
それと撮影? なのかわかんないけど。ここ2,3年のアニメ特に劇場作品なんかは、
すごくライティングが意識されてるよね。雰囲気が出てるっていうか。
この作品も例に漏れず、加えて、もともとのレイアウトの良さとが相まって、
緊張感がずっと途切れないすごい良い映像になってると思う。
俺は本当に、この映画はすごいと思った。
ヤシマ作戦を通じて、初めてシンジは他人からの期待を知るじゃないですか。
トウジと、ケンスケと、ネルフの人たち全員の期待を知るじゃん。
自分の非常時に、わざわざ留守電入れてくれる友達なんて、シンジ君にはいなかったわけですよ。
四方八方走り回って色々調達して、まあそれは彼ら自身が死にたくないからなんですけど、
けど結果的に、代表としてシンジ君が仕事するわけじゃないですか。
彼らは結果的にはシンジ君の為に働いて、そしてシンジ君に全てを預けるわけじゃないですか。
シンジ君自身もセントラルドグマを見せられて、よりその期待を感じて、乗ることを決めるじゃないですか。
気になる女の子に関しては「私が守るからあなたは死にませんよ」、なんて言いだす始末ですよ。
それこそどういう表情していいかわからなくなりませんか?
そんな期待の大きさに耐え切れず、彼は失敗してしまうんですよ。
恐怖と痛みで震えあがるシンジ。原作の彼ならここでこのまま死んでたと思う。
奮い立ったのです。
「今一度、日本中のエネルギーと一緒に、私たちの願い、人類の未来、
生き残った生物の命。あなたに預けるわ……。がんばってね」
そして彼は背負うのです。期待を。もう周りの人間、
友人たちやネルフの期待だけでは済まないのです。画面にいやというほど出てくる、
常人だったら投げ出したくなるような重圧。
それをですよ!? たった、たった14歳の子供が!
そういうもの全部背中にしょって、また立ち上がるんですよ!?
14歳って。まだ子供じゃないですか。
俺はリアルに「まだ子供じゃないか」とかつぶやいてた。ほんとに。
めっちゃ泣いてた。ていうか今も泣いてるわ。
そして14歳の少年は、見事その期待にこたえるわけです。
任務成功。
俺は少年のとてつもない成長を作品内に見てしまった。ボロ泣き。
でも、見終わった後気づくんですよね。
きっとこれ、エヴァンゲリオンだからここまで泣いてしまったと思うんです。
他の人はどう考えてるのかしらないけど、シンジ君はこの作品でようやく、
足掛け10年以上。作品内だけでなく、もっと共通のイメージとしての、
キャラクターとしての碇シンジが、他人の期待に応えられなかった碇シンジが、
10年かけて成長したんですよ。
僕、原作では劇場版だけは10回くらい見てるんです。彼の煮え切らなさに何度も腹を立てました。
シンジ君に期待していたのは、僕も一緒だったのです。
その彼が。やってくれたのです。
5年くらい前(旧劇場版見たのそのくらい)の思いが今かなえられるとは、全然思ってなかったんですよ。
残りの3作で、再びこの期待を裏切らないで欲しいなー。
10年ぶりにエヴァンゲリオンを見た。なんてことだ。ミサトに感情移入することが多かった。特に、シンジ君との食卓の場面なんて、痛々しくておもわず左手で顔を覆ってしまった。
これが10年という時間か。もう28歳だもんな。10年前はシンジ君に感情移入して、一緒に世界に対して混乱していたけど、今はそんなことない。ゲンドウひどい!鬼!シンジ君は悪くないよ!大人がしっかりフォローしろよ!と思ってみていた。途中、なぜか何度も涙が滲んできた。シンジ君を抱きしめてあげたい。俺は男だけどそう思った。
ヤシマ作戦の戦いは、以前のTV版よりもシンジ君がヒーローとして成長しそうな熱いものに仕上がっていて、希望を与えてくれる。ほとんどの登場人物が精神を病んでいるとしか思えないディスコミュニケーションな物語の10年越しのリメイクで、今後、俺はどのような感動をしていくのだろうか。ミサトさん、シンジくん、アスカ、レイ、その他のみんなは、物語が終わる頃には少しでも幸せになれているのだろうか。そんな結末は10年前にたぶんみんなが望みながら、そんなのはエヴァらしくないとも分かっていて、そのようなアンビバレントな感情は今、俺の中ではそれでも幸せな結末を望む方向に大きく振れている。