はてなキーワード: 交通とは
人口が多い割に交通インフラが超と言ってもいいレベルで脆弱、駐車場も道路もなくて自家用車転換もできない
(道路事情超劣悪で運転テクが必要、運転手の賃金は東京に買い負け)
羽田空港事故の影響がまだ残ってるのか、今日の福岡空港は過去に例がないくらい混んでた
羽田成田行きの発着場の前の椅子が座れるところがないくらい混んでた
当然どの飛行機も満員
一週間も経って、まだ客を捌けてないってヤバくね?
あと東京一極化し過ぎて交通網がもう完全にパンクしてるじゃねーか
これ早く取り組まないと本当に日本の損失になると思う
無秩序に自主ボランティアが訪れると十分な交通が確保されてないところに入ろうとして邪魔になったり
逆にアクセスのいい場所にばかり殺到して仕分け切れないぐらいの物資・人間が集積してしまったりするから
ルートの開通した避難所とどこの避難所にどの物資が足りないか、誰が行くかをWebから把握&登録できるようなシステムが作られるといいなあ
入間川や柳瀬川、新河岸川はあるが、川のところは低くなっているが、川から離れれば高くなっている。
地震はどこでも起きる可能性があるが、津波の心配はない。高い場所なので、洪水、川の氾濫の心配もない。
(小川はいたるところにあるので、ポイントポイントで氾濫する場所はあるけども)
川沿いなど土砂崩れの場所はあるけれども、それ以外は平坦な場所で崩れそうなところはない。
駅前などは住宅密集地があるが、ちょっと離れればスッカスカなので、交通は不便だが大規模火災の心配は少ない。
あるとすれば、富士山噴火で火山灰、直下型地震で被災(これは日本中どこでもそう)、竜巻(発生件数と被害範囲を考えれば稀中の稀)くらいかなぁ
https://getnews.jp/mcn/kirinuki
ガジェット通信が配信者側に「うちに登録してくれたら切り抜きチャンネルの交通整理しますやで」っていう事業をしてる。元ネタ側はここに登録しとけば、ここ経由で作られた切り抜きチャンネルの収益の一部が自動でガジェット通信から振り込まれる。
切り抜きチャンネル側も、ここに登録されてるクリエイターならここから申請すればある程度合法的な収益化した切り抜きチャンネルを作れるので、わりといい目の付け所だと思われる。
ChatGPT4
1.地理的な要因: 日本は山が多く、狭い国土に多くの人口が集中しています。このような地形では、鉄道が都市間および都市内での効率的な移動手段となります。また、列島状の国土は鉄道による接続が比較的容易で、効率的な路線網を構築するのに適しています。
2.都市計画と公共交通の重視: 日本の都市計画は公共交通に重点を置いており、特に戦後の高度経済成長期には、鉄道網の拡充が積極的に行われました。これにより、都市部における交通渋滞の緩和と移動の効率化が図られました。
3.環境への配慮: 日本は環境保護に対する意識が高く、公共交通を利用することでカーボンフットプリントを削減しようという動きがあります。鉄道はバスや自動車に比べても環境に優しい交通手段です。
4.経済的な理由: 高速鉄道(新幹線)を含む鉄道網は、地方と大都市を結ぶ重要な経済的連結手段となっています。これにより、地方経済の活性化と国内旅行の促進が図られています。
5.技術革新とサービスの質: 日本の鉄道は、正確な時刻表、高い安全性、清潔で快適な車両など、サービスの質が非常に高いです。また、技術革新を常に取り入れており、世界でも最先端の鉄道技術を有しています。
これらの理由が組み合わさることで、日本において鉄道は非常に発展した交通手段となっています。また、日本の鉄道は国内のみならず、世界的にも高い評価を受けています。
ニュウは元々、タイの田舎の花畑で有名な街に暮らしていた。しかし、観光として産業が成り立つ様なものではなく地元では仕事がなかった。そして彼女は仕事を求めてバンコクに行き、日本料理店で職を得た。
彼女はそこで懸命に働きつつ、タイ人の男性と恋に落ち子どもが生まれた。可愛い男の子だ。
しかし、彼女の夫は不幸にも交通事故で愛する2人の元を去ってしまった。彼女は途方に暮れた。
幼い子どもと自分の2人ではバンコクで生きていくことはできず、彼女自分の子どもを故郷の花の街の母に預けて仕送りをする為にバンコクからパタヤに移り住み、花を売る仕事を始めた。
「一晩私を買ってくれない?」
パタヤに旅行に来ていた自分に繁華街で彼女は日本語で話しかけてきた。とても流暢な日本語に惹かれて食事なら一緒に行こうと言い、パタヤの外れにあるバーベキューで有名な店に移動して話を聞いた。そこで彼女は上の様な話を僕に聞かせてくれた。
お金を貯めて彼女は故郷の花の街で息子と暮らせる様に小さな家を買い、店を開いてそこで暮らしたいのだと教えてくれた。
交通ルールも未整備で無免許運転や飲酒運転も多く、危険に溢れている。こんな身の上話は残念なことにタイ中にありふれている。
僕は彼女に家を買えるほど多くはあげれないけど、旅行期間中のガイドを依頼して報酬を支払った。サンクチュアリオブトゥルース、タイガーパーク、アートパラダイス、各所の観光地を彼女と一緒に回った。彼女との旅は楽しく、旅の中で見せてくれる彼女の日常の表情は悲しい事故が起こる前のはつらつとし未来に希望を持って進んでいた時のままなのだと思い、時間が経つほどに惹かれて行った。
「どうして私の花を買ってくれないの?」
「私に魅力がないの?」
と涙ながらに聞いてきて、言葉に詰まった。
もちろん彼女は十分魅力的だし、僕は彼女に惹かれている。正直に言えば欲情の対象としても見ていた。
でも日本社会で培った中途半端な倫理観と、形にはならない罪悪感が僕に最後の一歩を踏ませずにいた。
僕はニュウに魅力的に思っていること、間違いなく惹かれていることを伝えた。そしてそれを言葉に伝えていなかったことを謝り、その夜初めてニュウと一緒に寝た。翌日、次の街へ行く為にバスターミナルに向かった。彼女は見送りの際に、
「また会いに来てね。」と言い、別れた。
彼女の身の上話のうち、全てが真実かもしれないし全てが嘘かもしれない。もちろん、そのどちらでもないかもしれない。でも彼女と出会えたことで得たものは間違いなくこの心に残っている。
https://anond.hatelabo.jp/20240107070705
雨の涙
山岳地帯が多い
そこそこ人が住んでいる(よく開発されていそうなところは除いた)
などの条件が似ている半島
グーグルマップとhttps://47.tdfk-q.com/g1ran_hantou-misaki/を見比べてリストアップしてみた
・松前半島
・下北半島
・(房総半島:開発されているがこの話題でよく挙げられるので)
・伊豆半島
・島根半島
・平戸島:平戸大橋で繋がった半島としてみて(長崎県は他にも気になる地形が多い)
・西彼杵半島(にしそのぎ)
いや行ってもいいんだけどちゃんと登録して、活動日予約してから行ってくださいね
https://prefvc-ishikawa.jimdofree.com/
現在被災地では、救命活動やライフラインの復旧など応急業務が進められています。また、災害ボランティアについても、活動環境や受け入れ体制の整備を進めていますので、被災地への電話や個別の来訪などはお控えいただき、当サイト及び各市町村センターの募集情報を必ずご確認ください。
また、ボランティア活動に係る費用・手配はすべてボランティアに参加される方の自己負担となります。ボランティア活動にかかる交通費、宿泊場所、食事、可能な限り活動に必要な資機材はご自身でご用意ください。
Q. 物資を送りたい
災害義援物資については、企業・団体からのまとまった規模の義援物資のご提供を専用ページから受け付けています。
なお、仕分け等の手間を考慮し、個人からの提供は受け付けないことといたしましたので、義援金等についてご検討いただければ幸いです。
Q. 炊き出しを行いたい
事前に「お問合せフォーム」からお申し出くださるようお願いします。救命活動等の妨げとなる場合がありますので、個別に被災地に行くことはお控えください。
https://prefvc-ishikawa.jimdofree.com/
現在被災地では、救命活動やライフラインの復旧など応急業務が進められています。また、災害ボランティアについても、活動環境や受け入れ体制の整備を進めていますので、被災地への電話や個別の来訪などはお控えいただき、当サイト及び各市町村センターの募集情報を必ずご確認ください。
れいわ新撰組山本太郎氏の能登半島入りが問題視されている。ネット上では、れいわ支持者と批判者の間で激しい応酬が続いており、増田個人としては山本太郎氏には批判的である。(石川県から要請が出ているように交通網の寸断が激しく、現時点ではNGO含む一般人の立ち入りを控えて自衛隊などのプロに任せる方が人命救助につながるという見方 / 山本太郎氏が影響力があるので感化された素人が現地に行って迷惑をかけたり、役所を電話対応等で疲弊させてしまう事の懸念)
Xやはてブ等のネット上の温度感もおおむね批判的(体感8割くらい?)だけど、思考実験として日本維新の会の神戸市出身の議員(仮に議員Aとする)が「阪神大震災の時に全国から支援してもらったので恩返しがしたい」と言って、スタンドプレーに走って能登半島入りしたらどういう反応になるだろうか?
考えられる組み合わせとしてはこの8通りになる。
1 | れいわ支持者 | 山本太郎の行動支持 | 維新の議員Aが同じ行動をやったら支持 |
2 | れいわ支持者 | 山本太郎の行動支持 | 維新の議員Aが同じ行動をやったら不支持 |
3 | れいわ支持者 | 山本太郎の行動不支持 | 維新の議員Aが同じ行動をやったら支持 |
4 | れいわ支持者 | 山本太郎の行動不支持 | 維新の議員Aが同じ行動をやったら不支持 |
5 | れいわ支持者でない | 山本太郎の行動支持 | 維新の議員Aが同じ行動をやったら支持 |
6 | れいわ支持者でない | 山本太郎の行動支持 | 維新の議員Aが同じ行動をやったら不支持 |
7 | れいわ支持者でない | 山本太郎の行動不支持 | 維新の議員Aが同じ行動をやったら支持 |
8 | れいわ支持者でない | 山本太郎の行動不支持 | 維新の議員Aが同じ行動をやったら不支持 |
理性的な人なら山本太郎の能登半島入りも議員Aの能登半島入りも両方同じ態度をとるはずである。(増田は誰がやっても不支持という立場)
が、世の中党派性が強いので、いわゆるネトウヨ的な保守派は議員Aが同じ行動をやったら賞賛しそうだし、れいわ支持者は議員Aが同じ行動をやったら批判しそうに思えてしまう。実際に一貫した態度取れる人って半分もいないんじゃなかろかと思う。上記組み合わせでいうところの2や7のような反応が多いんじゃないかと。皆さんはいかがお考えだろうか?
つい先日、花蓮と台東を続けて旅行した。はてブなのでネットの海に埋もれるのもあっという間だろうが、もし見つけてくれた人がいたら参考にして欲しい。
大前提として、花東は大変美しい地域だった。過ごしやすく、騒がしくなく、休暇先としては最高の場所と言ってもいい。日本からの観光客が増えないのが不思議なくらいだ。
日本の植民地時代以降本格的に開発された&元々原住民の多い土地柄とあって、台湾西側とは全く異なる雰囲気。台湾の多様性も直に感じられると思う。万人におすすめ。
ただ、以下のリンク先にもあるようにこと観光という点においては幾つかの(深刻な)課題がある気がする。
花蓮:台鉄の駅から中心地まではゆっくり徒歩で30分くらい。気にならなければ駅前、中心地のどちらで宿を取ってもいいと思う。タロコは文句なしに素晴らしい。が、最近はトンネルが通行止めで(特定の時間にのみ通れる)旅行の予定は立てにくい。公式サイトに情報は載っているがまあ土地勘がないだけに大変分かりにくい。個人旅行の場合は頑張ってください。花蓮の街自体は小さいので日中周辺を巡り、夕方以降夜市に行けば諸々1.5日程度で十分。だが、特に原住民のエリアは物珍しさをダシにか、多くの店があからさまに高い値付け。正直価値に見合っていないと感じた。コンテナのスタバの立地はクソ遠い。そういえば心なしか駅弁のご飯が台北よりも美味しかった気がする。お酒も原住民のテイストをベースにしたカクテルからクラフトビールまで街中で見つけられるので、概ね満足。もう少しゆっくりしてもいいなぁと思えた。
台東:もったいなすぎるcity第一位。ここで食べた台東名物の米麺は多分台湾で一番美味しいと思った。が、これと言った観光地が「自然」で、軒並み遠く、バイクですら若干躊躇するレベル。駅から空港、市街地がイメージ正三角形で結ばれている感じで、どこからどこに行ってもタクシーで250元前後取られる。バスの本数は極端に少ない。その癖ニコニコ現金払いしか対応していないタクシーが多く、準備がないとクソほど焦る。ハ?って感じだ。駅から市街地まで歩いて1時間以上はかかるので花蓮とも勝手が違う。また、全体的に駅前や郊外のどこに行っても「税金」が建設されている感じで中身がすっからかんな感じ。ちょっと心配になる。台湾好行という観光バスが一応交通の課題を解消するために出ているのだが、クソ。台湾ナビとかいうサイトには休日にはガイドがいるぞ、みたいに書いてあったがいなかったし、途中の停車駅は台風被害で何も見るべきところがないにも関わらず長時間停車。一つの目的地であるアミ族民族村みたいなところではパフォーマンスの時間と発車時間がかぶる。もうちょっとどうにかならねえのかよといったガッカリ感。酒に関しては地元の若者たちがお友達向けにやってるイケてる笑カクテルバーが多く、物によっては台北以上の値付け。台北のカクテルも大概高すぎると思うのだが、それ以上となると…。クラフトビールは作られてはいるっぽいものの、街中にそれを出す店が皆無。全部カクテルバーである。全く(酒飲み)観光客は楽しめない。仕方がないのでバスステーションにはビールが売っていて、オープナーもあるので裏手の公園で飲んだ。蚊に刺されたが路上パフォーマンスもあるので退屈はしなかった。おそらくここに来るのは温泉や離島までの中継か、豊年祭などのイベントごとの機会を捉えないとむしろヘイトを貯めることになりそう。先史博物館は一見の価値あり。ここでようやくプラマイでプラスって感じ。駅のすぐ隣にも巨石遺跡があるので電車待ちの間に行くとよろしい。
そもそも台湾の人たちはあまり酒を飲まない&少人数で食事をしないというのもあるのかもだが、交通の便が悪い観光地であるならば尚更、地元の食だとか酒だとかがをコンパクトに楽しめるようにしておいてほしいなあと感じた。また、台湾人全体的に建物や空間デザインは抜群に優れているんだが、作るだけ作って中身が無いという印象を受けることが多い。博物館や美術館、修復された遺構で特にそう感じることが多い。アートが苦手なんか?
いまいち地域性を感じられないこととか観光に対する本当にやる気あんの?感とかそういうところが今回の旅の一部のガッカリ感に繋がっている気がする。特に公共交通の悲惨さは内需が車移動で完結するから整備するインセンティブがないのだろうか?無駄な公共物に金を使わないで、こっち整備して。どうぞ。花東、全体としては(ここには書いてないが)満足している。みんなもっと行ってほしい。が、僕がしていたような過度な期待は禁物でもある。そこんとこ踏まえてぜひ楽しんでほしい。台湾は良いゾ!!
ぶこめにこういう批判があるんだけどさ
いやいやいや
そのボランティアについて、今はまだ時期じゃないって、現地が言ってるわけ
道は各地で寸断され
安全もままならないのよ
その道へ何を通す?
そこは緊急車両を優先したいだろ?
そこへな
私だけは絶対に現地の役に立つはずだ
って人間が押し寄せるんだよ
んで、私は役に立つから治外法権的な行動が免責されるってドヤ顔するわけ
あれどうすんだろな?
一分一秒を争うこの時に
まじで?
アホらしいだろ?
来ないでくださいって
多くの日本人はその日本語が通じるから、そっちのほうが効果があるんだよ
わかるだろ?
車がないと不便なところに引っ越し、数年、自転車と公共交通利用でがんばりました。おっしゃる通り、車を運転するのは怖かったです…。うまく運転できる気がしませんでした。
しかし、再教習を受け、一年前から運転を始めました。慣れてくると、注意しなくても道路の真ん中を走れるようになり、他の注意すべきことに意識を向けられるようになりました。ああ運転できるってこういうことなのかな、と思いました。
じっさいにあの辺まで行っても災害派遣の物流を阻害するとか言うことはないのだろうか?
その手前までならスムースな感じなのかな?
少し気になった
余震もこわいし行くことは無いんだけども、離れたところから見ると被災地にあれくらい近いのに遊びに行ってもいいのかなという疑問の方が先に経つ
ワイも去年から免許のために勉強したり講習受けたりして交通ルール結構わかるようになったあと世の中の運転が気になるようになってしまって
バス乗ってると隣のレーンの乗用車の中で携帯片手に画面見たままとかスクロールしながらそのまま発進していく人山ほど見たり(それででかいトラックの後続とかに入ってくの怖くないんやろか?)
スピード規制看板だらけの山道で尋常でないスピード超過しながら下りタイムアタックする観光バス運転手とかに会ったりして
こんだけ覚えることがあるのに免許を取ったのちでは実際には世の中の人がそれらを(もしかしたら意図的に)忘れてどれだけ適当に運転してるのかがわかって超怖くなった
飛行機事故ペット問題で「人命よりペットを優先する奴はアホ、基地外」みたいな声が相当大きくなってて、実際それは正しくはあるんだけども、いざ自分が当事者になった時の事を考えるとあまり声高に叫ばない方がいいんじゃないと自分は思ってる。
1/2の飛行機事故では旅客機側の人員は全員生存、貨物室および客室に残された貨物および動物は全滅、という結果にたまたまなった訳だけども「脱出時には何も持たないでください」というアナウンスにもかかわらず、リュックを持って出た人/小さめのポシェットやハンドバッグを持って出た人/動転したのか何なのか書籍とペットボトルを持って出てしまった人など様々な人がいたようだ。
元CAの漫画家さんによればそれらの持ち出しは全てアウトで、ポシェットやウエストポーチやカバンはもちろんズボンの尻ポケットなどに入れるのもNG、腹部に巻く/隠すのもNG、持って出られるのは背中や尻など脱出用の滑り台と摩擦の起きない部分のポケットにしまわれた小物だけ(これも多く入れていると出すように言われる)だそうだ。
しかしいくら命には替えられないとはいえ、身分証や保険証を入れた財布、スマホ、家の鍵などは最低限持ち出したいという人が大半だろう。自分のせいでスロープが破損するリスクが生じるとして、じゃあそれを燃え盛る飛行機に全て置いて逃げるのが正しい、『他の人も同じようにしてくれるかどうかわからない、』わかっていてそれをできる人がどれほどいるだろう。
強いこだわりの特性を持つ人が機内にいて、無理に手放させたら大パニックを起こしてしまう物を持っていたとしたら。重い持病を抱えていて、毎日の服用が必須な常備薬をカバンに入れている人がいたとしたら。替えも取り返しもつかない貴重な何かを持っている人がいたとしたら。想像をすればキリがない。
1/1の能登半島地震では道路がそこかしこで寸断されて交通網が壊滅状態となり、被災者の支援には自治体や自衛隊、国から依頼を受けて支援物資を運びにきた企業、救急や消防などの支援および救護の妨げになるので、不要不急の移動は控えるべきと言われている。実際にこれもその通りで大渋滞が起きているという。ボランティア精神を履き違えた頭お花畑どもは死ぬべきだと血気盛んなネット世論は大騒ぎしている。
しかし現実には能登に住む家族や親族のために物資を満載して車を走らせた個人が数多くいただろう。「あなたの車が能登に住む他の皆さんに支援物資を行き渡らなくさせ、助かる命を助からなくさせているのですよ」と誰かに言われたらその通りなのだろう。それでも彼らは承知で大事な人のもとへ向かったはずだ。生きている自分の家族を1秒でも早く飢えや寒さや不自由から救いたくて、その他の被災者の生命を削る選択をしたはずだ。
本当に人命が大事なら、能登にいる被災家族のことは自治体にまかせ、数日の不自由は耐えてもらうのが能登の被災者全体にとって正しいはずだ。じゃあ今苦しんでいる家族を前に何もせず家で耐えているのが正しい、『他の人も同じようにしてくれるかどうかわからない、』わかっていてそれをできる人がどれほどいるだろう。
震災や事故に限らなくてもそういうことが世の中にたくさんある。
人命が大事と言われていても、他人の人命より自分の何かをこっそりと優先してしまうずるさや愚かさがおそらく全ての人間にある。無論私にもある。私は物をどこにしまったかすぐに忘れてしまうので、遠出の時はウエストポーチを身につけている。中に保険証もマイナンバーカードも家の鍵も財布もスマホも全部入っていて、そのポーチを全部捨てろと言われたら自分が誰かも証明できなくなる。だから「最低限財布とスマホと鍵を持って脱出するにはどうしたらいいか」を必死でググっていた。夏場そうなったらどうしたらいいか途方に暮れていた。
そういう自分の愚かさを前に「命が一番大事に決まっているだろう」と他人を指差して非難する勇気は持てない。いつか自分もそうやって他人に指を差される日が来ると思うから。
ペットの命も助けて欲しかったという人、最低限の荷物だけは持って出るのを許して欲しいという人、老親を助けない訳にいかなかったという人、その全員に自分と同じエゴを見て「明日は我が身だ」と思っている。