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2021-04-09

弱者男性」で露呈した一部フェミダメさ。さあ反面教師としよう!

https://anond.hatelabo.jp/20210407201659

これなどうまくまとまっていると思うが、おれ自身もどうかと思っていた通り、やはり一部フェミニスト言動ダメダメだったと思う。色んな人が一部フェミ批判していた。うなずけるものも多かった。

そう、批判はおおむね正しい。

なのではそうならないよう、一部フェミ言動ちゃん反面教師として、そうならないようにしてくれるんだよな。信じていいんだよな?

は、一部フェミのようにダブルスタンダードに陥らないよう気を付けるはずだ。は、一部フェミ非難したその言葉が、そっくりそのまま自分にあてはまるような、そんな愚かなことはこの後しないはずだ。

は、あれという弱者問題には最初から同情心をもって接しながら、これという弱者問題には冷淡にならないはずだ。は、弱者一般に優しくなるはずだ。

は、男性という敵一般を設定して、それらをすべて丸ごと強者や抑圧者とするような、雑なカテゴライズをしないはずだ。は、自分批判するべき層がどういうものなのかを、きちんと精緻に考えるはずだ。

は、とある言説のなかの最も極端な部分を、つまり弱者男性問題であれば「女をあてがえ」という部分を、全体に敷衍しないはずだ。は、「とある言説の周りにはいろいろなグラデーションがあって、そこには賛同できるものもあれば、できないものもある」という冷静な視点をもったはずだ。

は、「フェミニスト敵対しそうな意見から絶対に反対する」というふるまいを醜いと思ったはずだ。は、ちゃんとどんな意見でも公平に、バイアスや色眼鏡なく、まずはきちんと接するという前提でいられるはずだ。

も、おれも、他人言動ダメダメだとわかったのなら、そこは他山の石として克服していこう。

一部フェミ批判するたち、それにスターなど賛同意見をつけたたちは、その後、ちゃん反面教師として自分を律してくれると信じている。一部フェミへの批判は、要するにがよくないふるまいだとするものなのだから、それをまさかやらないよな――少なくとも、やるまいと努力するよな。

おれもそう努力する。もそう努力してくれ。信じているぞ。

2021-04-08

anond:20210406231333

これ読んだ瞬間の感想がめちゃくちゃバイアスかかってそうだったんだけどそのまま受け取る人結構いるんだな

釣りじゃないけど増田認知がめちゃくちゃ歪んでそう

anond:20210408163047

命の価値は誰だって自分の命が最優先でしょ

自分のことにはバイアスかかるんだよ

それと同じ

個人組織の嗜好や判断を左右できる/すべしという論は言ってもいいが、その通りにする義務はない

当たり前のことだ。

「女をあてがえ論」「下方婚も選べ論」はこれに当たる。

誰をパートナーにするかというのは個人選択によるもので、より良いマッチング制度/機会は社会提供できるかもしれないが。

また、反対の面で言えば「男性女性と同じように家事育児しろ」というのもそうだ

一切家事をしなくても家族以外に責められるべきいわれは全くない。もちろんそれが離婚を招いたとしてもそれはその夫婦選択である

ジェンダーロールに乗らなくても、責められるべきではない。ヒモの男がいてもいいし、キャリアウーマンがいてもいい。

同様にジェンダーロールに乗っかって生きる事も一つの選択である

傾向として、若い女性はジェンダーロールに乗っても乗らなくても一定需要が、男はジェンダーロールから脱落すると著しく需要がなくなる。

外見の美醜は男女双方に影響を与えるが、男性場合ジェンダーロールに乗っかってポジションを得ることによってある程度解消を狙えるが、女性は難しい。

乗っかると有利なジェンダーには乗ればいいし、不利なジェンダーには乗らなければいい。

不利なのに乗っかってしまっている例が多いジェンダー理系文系の著しい男女差だろうか。男は理系、女は文系が得意というバイアスだ。

だが、キャリア一時的出産育児等で中断する可能性がある女性にとって、専門職の方が総合職よりも有利である。(昔は専門職総合職待遇で劣るという風潮もあったが最近は減ったと思う。

そして、専門職選択肢は文系と比べて理系の方が著しく多い。早い話、法律関係に進むのでなければ理系を選んだ方がいい。

もちろんどうするかはその人の自由である

2021-04-07

anond:20210407212409

お前が生存バイアス言い出したんじゃん

例外があるって話なら分かる

anond:20210407211700

生存バイアス説ならむしろ成功した奴はインセルにならなくね?

頑張れば女ゲット年収アップみたいな話でしょ?

成功して結婚できてるのになんでインセルなん???

ぼくの考えるネットでこれはやめてって人のパターン

党派性の強い人

味方は甘やかそう、敵はケチをつけよう、というのを端から前提にしてる。とにかく日常的に、自分が支持している言説の「味方側が勝ってる」「敵側が負けてる」発言を集めては広めていてる。さらに何かの発言を見たとき、瞬時にそれが「味方側」か「敵側」かの判断をして、色眼鏡をかけて、味方側っぽい人の話はうんうんうなずきながら読む一方(時には読む前に広めてしまう)、敵側っぽい人の話はここにがどう間違ってるのかをあらさがしだけをするように読む。そして味方側の悪いところも、敵側の良いところも、なかったことにする

属人性の強い人

頭の中に「味方側フォルダ」「敵側フォルダ」を分類していて、そのフォルダ分類に合わせて他人意見判断をする。何を言ってるのかを確認しない。「○○という名前を見てそっ閉じ」みたいなことを平気で言う(←これを「こいつの言ってることはどうせ間違ってる」ではなく「私はただ単に閉じただけです」だとか、言った本人も含めて誰も信じてない言い訳はやめてね)。

・敵側には何をしても許されると思っている人

「敵側」と判断した相手への公平さを一切考慮しない。最悪のところ、デマでも誹謗中傷でもなんでも許されると思っている。平気であやふや情報による攻撃を率先して信じ広めるし、日常から中傷的な名前呼び方」なども平気で行っている。

また敵側と判断した相手に対しては、その他のあらゆる部分でとにかく攻撃的にならないといけない、否定しないといけない、譲歩してはいけない――と思っている。例えばある点でとても批判的な相手が別の部分でいいことを言ったりしても、絶対に認めない。あるいはある点でとても批判的な相手の、まったく別の本業の成果などに対して、端からバイアスをかけて否定しようとする。

公平さがない。

・訂正ができない、謝れない人

一度批判した相手は敵側なので、間違ったことを言ったり、中傷的なことを言ったり、なにか言い過ぎたりしても、訂正ができない。ましてや謝れない。「敵側」に対するなんらかの譲歩的なアクションはすべて、こちら側の失点であり、敵側の加点であると考えているので、「敵に対して訂正をしたり、謝ったりするなんて、できるか」と考えてしまう。それが明々白々な間違いでも、いやそうであるからこそ、やれない。

・口汚い人

「アホ」「バカ」間抜け」などはもはや軽いジャブ、「人のクズ」「虫けら」「ゴキブリ」等々、とにかく口汚く敵を罵る。――なお、一般論として差別用語などを使う人間批判する人の一部も、平気でこうだったりする。人を傷つけるのはやめようと思っている(ぼくも同意する)人が、なぜそうなるのか、よくわからない。

自分に甘い人

以上、かなりの自戒を込めて書いた。

これを読んで「自分の考える敵どもって確かにそうだな!あいつらしょうもないな!」としか思えなかったら、それはやめてって思いますね。

おまけ

・なにかに対する「多い」「少ない」判断が雑な人

当たり前だが、最近よく見かけた……というのは、それが「多い」ことを意味しない。ましてや前より増えていたりすることをや。

心理学的に、ヒトは統計数字をうまく呑み込めず、「自分が思いつくこと」が統計的に多いのだと判断してしまものらしい。何かが何かに比べて多いとか、何かが周りより突出しているとか、そういうのの根拠に「自分や周りの体験」「ネットで見たいくつかの件」を挙げたり、あるいは何かが少なかったりないという根拠に「見たことない」を挙げるの、エラーなんじゃないかなー。

ぼくはここ数か月で街で二回喧嘩を見たが(人生でもめずらしい体験だ)、それで『喧嘩は増えている』と言ったらおかしいのだと思う。そういうこと言う人が昔より増えている。

anond:20210407115013

トランプ政権弱者政策を言ってみろ

それでお前にどんなバイアスかかってるか証明出来る

断言するがこの質問をお前は100%話を反らす

さあ答えてみろw

anond:20210407025835

心理学で言う単純接触効果はあるんじゃないですかね。

見合い婚活交際における吟味プロセス自体が、接触効果による好意喚起している面は否定できないんじゃないかなと思います

「情が移る」等の言葉もありますし、「好意を持ったから一緒にいられる」「一緒にいたか好意を持つ」はグラデーションではないかな。

配偶者マッチングの成否は両者の性格相性のみによって決まる、という前提も極端すぎるかなと。

人間社会的動物なんで、隣人を好きになるバイアス生来的に備わっていると考えるのは妥当と思います

2021-04-05

anond:20210405155338

相対的重要でない」と主張すると、「価値が分かってない」とジャッジされる、議論バイアス

ブコメ批判かな?

anond:20180104132743

わかる。結局のところ、

辺りが原因だと思う。

「最適な受験科目設定は何か」みたいな学問必要なんだよな。

相方微熱と倦怠感が1週間以上続いているのに出社して行った

先々週の週末から37.2〜37.5度くらいの微熱が続いていてダルいと横になってることが多いのだけど

先週は2回ほど出社し終電帰りで今朝も出社して行った

相方の勤務地は都内ターミナル駅

なお医薬系の企業

こちらは100%リモートで週末も他人との接触はほぼないのだけど

先日夜間に高熱が出て翌朝には引いているという謎の症状が発生

発熱相談センターのことをやんわり伝えるものの何かよくわからないことを言って受け流していた

これが正常化バイアス

2021-04-04

anond:20210404110725

それは男性が稼ぎ手ってバイアス社会にあるせいでしょ

そのバイアスを外すための活動をすべきって話じゃないの?下方婚云々て

2021-04-03

anond:20210403203631

弱者男性の最大の敵は同じ男性というのは本当に同意

少し話が逸れるけど女を手に入れた元弱者男性は現弱者男性の敵だと思う

弱者から強者に変わっただけで異性恋愛主義という軸を捨て去った訳ではないから、生存バイアスとの合わせ技で弱者男性攻撃する

anond:20210403002806

研究業界自体競争的になり過ぎたせいでそういった鼻息の荒いマッチョ思考の人ばっかり生き残る生存バイアスが強烈に働いてるんだよね。

2021-04-02

anond:20210402102122

フランス人はストを支持するというのはリベラル出羽守によるバイアスあるよね。

https://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2014_10/france_01.html

ストライキ開始後6日が経過した6月16日に行った世論調査(注4) によると、76%の国民SNCF職員ストライキに対して「反対」あるいは「どちらかというと反対」という回答を示した。逆に、ストライキに「賛成」あるいは「どちらかというと賛成」していたのは、22%に過ぎなかった(残りの2%は無回答)。これは、交通機関ストライキ国民生活への影響が大きいことや、恵まれ労働条件SNCF職員既得権益を守ろうとする姿勢に対する国民の反発がその背景にあるとされる。労働争議に対して、以前は国民の大多数の支持があったが、今日では支持されないことが多い。ほぼ同時期に実施された舞台芸術関係者(intermittents)の抗議行動に対しては、55%の国民が反対していた(Le Parisien誌)。国民の半数以上が舞台芸術関係者の抗議行動に対して批判的であったことになるが、SNCF職員のストに対する批判はそれよりも大きかった。政府対応も、舞台芸術関係者に対しては譲歩案を提示して理解を求める配慮があったのとは対照的であった(注5)。

2021-03-31

anond:20210331025809

うそう。何が何でも自分理屈丸め込もうとしてて

凄いバイアスかけてきてる

不利になってきたら、ふざけて感情論にしようとする

自己中心的利己的。

お疲れ様です。

2021-03-30

リベラル(?)の人が、ネット右翼がなぜそうなるか分析っぽいことをツイートしていた。

リベラル保守も先鋭化して過激発言をしてる人らは共通の病巣をかかえるように見えるので、片方だけ病的であるような論じ方をしてるのはやっぱりバイアスがかかってるようにしか見えない。

2021-03-28

anond:20210328093502

これは正直わかるんだよね。

呉座さんの職位は助教で、日文研体制はどうなっているか知らないけど、英語のassistant professorにあたる地位からテニュア日本場合は「定年までその組織にいられる権利」)を持ってない可能性が高いんだよね。

一方で北村さんは准教授。associate professorなので、多分テニュアだろう。

年下の女性准教授と年上の男性助教という構図、少なくとも「労働者としての安定性」という視点で見るなら力関係北村>呉座になるという。男女差別とか年功序列とかの観点だと呉座>北村になるけど、テニュア持ってない研究者にとって一番大事なのってそこじゃないからなぁ。

からこれ、「年下の女性研究者に対して男性研究者が」というフレームで処理されると絶妙違和感あるんだよね。あれ? いつから助教の方が准教授より偉いことになってるんだっけ? っていう。

ブコメに応答

そういうのも含めてフレーム問題というか構造的な問題系に算入すべき属人要素はわりと注意するべきではあるなあ。 與那覇潤のように「知名度は呉座が上」という話をする者もあるくらいで

知名度については日本史家である那覇さんのバイアスもあるでしょう。ぶっちゃけると二人の専門分野(英文学日本中世史)が違いすぎていて「客観的な」知名度比較なんてできないですよ。どちらも一般向け媒体記事を書いたり一般向けの本を出していたりするので、同じ分野の他研究者よりも知名度はあると言えるかもしれませんが。ただ、誰でも名前を知ってる有名な一般レーベル中公新書)で本を出しているという点では呉座さんの方に一日の長がありますね。

終身在職権て日本にもあったんだ

えーと、日本でのテニュア普通会社で言うところの終身雇用のことであって、アメリカみたいな終身在職権じゃないです。日本だと定年制合法なので……

私もこの意見に同感。単に職位が上の女性に対して嫉妬していただけということだと思う。

そもそも職位は関係ない説もあって、私はそっちを推しますね。だってポストのない藤崎さんとか、そもそも学者ですらない川上未映子さんにも悪口言ってたわけでしょ。要するにリベラルフェミっぽいことを発言する言論人が嫌いだったんだと思いますよ。

今回の件、「リベラルフェミが嫌いなついったらーが鍵垢でリベラルフェミ界隈の有名な言論人を相手暴言を繰り返していたら、たまたまどっちも博士号持ちの学者だったせいで大騒ぎになった」というのが本質だと思うので、アカハラだ何だのというのがピンと来ないところが正直あります。まあ、だから許してやれよ、とは思わないですけど。どちらにせよ北村さんは暴言被害者なわけだし。

anond:20210323220429

そこまで言うならいかにBLが「正しくない」ジャンルなのかを説明してあげるね。まあどうせ釣りなんだろうけど。

なんか勘違いしてるかもしんないけど、BLの最大の問題点エロとかじゃないからね。エロあくまで付随的な問題

女性一方的に鑑賞される側におき、客体として消費することはフェミニズムにおいて長年批判対象になってきた。女が、男に都合の良い客体である鑑賞物のように扱われることはよくないことである、という主張は強い賛同を集めてきた。とりわけ、女性差別存在する現状においては。

であれば、同性愛差別存在する現状において、ゲイを、女に都合の良い鑑賞物のように扱うこともまた、よくないことだと言わなければならない。これは論理的に当然導かれる帰結だ。

要するに、BLエロいか問題なのではない。マイノリティを客体化し、都合よく消費しているか問題なのだ

とはいえ抽象論だけ言われてもわけがからないと思うので、具体的にどういう点が問題なのか説明してみよう。

何年か前、人工知能学会をめぐる炎上が起きたことがある。人工知能学会という学会が出している学術誌の表紙に、箒を持っている女性ロボットイラスト掲載されたのだ。これはまったくエロではないがフェミニストを中心に猛烈な非難が浴びせられた。

このイラスト批判されたのは、女は男に従属して家事をするものである、という女性に対する偏見ステレオタイプ助長するからだ。もちろん、日本には多くの専業主婦がいる。だが、たとえそれが統計的傾向として事実であっても「女は家事」というのは偏見でありバイアスである。そのようなジェンダーバイアスけしからん、というのが批判側の主張だった。

NHKによるノーベル賞解説記事聞き手役としてキズナアイが選ばれたとき番組構成彼女の振る舞いに対して「男が解説し女はふんふん頷くものだというジェンダーバイアス」「女に理数系のことはどうせわからないという偏見」のような批判が浴びせられたのも記憶に新しい。

ところで、現代において、男同士のカップルには「男役と女役がある」あるいは「挿入する側とされる側は固定されている」というステレオタイプがある。実際に固定しているカップルもいるだろう。しかしそういう問題ではない。問題はそれが偏見バイアス助長するということなのだ。

まり、攻めと受けとを固定している時点で、「女キャラは全員家庭に入って家事をしている/することを希望している」並の偏見に満ちた作品であるということになる。あるいはそれを暗示するのと同じことだということになる。

すなわち、CPの左右を固定している腐女子には、「この作品におけるこの描写ジェンダーバイアスなのでは?」などと物申す資格はない

なるほど女がBLを真似て性犯罪を起こすことは身体構造上ありえないかもしれない。だが女もゲイへの偏見の流布の加害者になりうる。

これはあくまで一例に過ぎない。他にも「『優しい世界』は差別の透明化なのでは?」「非当事者マイノリティセクシュアリティを題材に創作するのは文化の盗用だ」「同性愛かどうかを明示せずに『匂わせ』て視聴者を釣るのはクィア・ベイティングであり搾取だと思う」など、ポリティカル・コレクトネス観点から見たときBLは様々な観点から問題視されうる。

繰り返す。エロ問題ではないのだ。女性文化としてのBL根本的に「正しくない」。

そしてもちろん、「正しくない」ことは「滅ぼすべき」を意味しない。開き直って「正しくない創作でも堂々と存在してよい。それが表現の自由だ」と吼えることもできる。というよりも、そう吼えるしかBLにとって生き残りの道はもはや存在しない。

2021-03-25

anond:20210325202226

元増田です。真面目に読んでくれてありがとう

自分スタンスを明示していなかったけど、各論としては選択夫婦別姓に反対はしてない。細かい制度設計で気になる点はあるけど。

元増田文意は、「リベラルってこれでいいの?」という疑問にあって、個別制度自体の是非についてはあまり議論モチベはない。

文化伝統』を守りたいというのは個人自由だし、そこはマイノリティであろうがマジョリティだろうが尊重するつもりだよ。ただそれは、あくま他者自由を阻害しない範囲でやってもらいたい。

文化伝統を守る自由』ってのは本当に『別々の姓を名乗る自由』の侵害無しには成り立たないのか? 選択夫婦別姓制度が(極端な例だが、"人を殺す自由"を認めた場合の様に)社会に著しい害をもたらすというなら否定するのもわかるし、考えるべきだと思う。だが少なくとも『損なう可能性』や具体的でない『デメリット』のみでは納得感が薄い様に思える。

理解を示して妥協点を探るべき』という考え方には個人的には共感するし、リベラルが先鋭化しているというのは多分そうなんだろうけどな。

ただ、『選択夫婦別姓』という考えを『バッサリシャットアウト』しているのは『文化伝統』を重んじる層ではないのか? この辺卵が先か鶏が先かの水掛け論になりそうではあるが…。

というか保守派は『文化伝統』に基づけば他者自由侵害することもやむ無しと考えているのか? だとすればそれは先に挙がった『リベラルの基本理念』と根本的な部分で相容れない様に俺には思える。『他者自由を阻害しない範囲』を越えた『自由』だからだ。



別姓制度を単体でみたときに、メリデメ合理的に考えればそうなる、という点で同意

ただ、「文化伝統の維持」という主張に対する反論としては、議論のずれというか噛み合わなさを感じる。

そもそも保守思想というのは、人の考えうる「合理性」などたかが知れている、というスタンスであり、それゆえに伝統現状維持)を志向するんだと思ってる。

かに各論でみれば選択夫婦別姓に反対する理由はないんだけど、そういった部分最適を積み重ねた結果、本当にみんなが幸せ未来自由侵害が最小化された世界)が来るのか、あるいはなんらかの予測しえなかった機序が働いて、もっと深刻な差別が発生するかもしれない、という懐疑論なのね。

そうすると、懐疑だけじゃなくて根拠データで示せよ、お気持ちじゃねーかよ、ってリベラルは主張するわけだけど、保守からすれば、そもそも人間データ化して認知予測できる世界なんてまだまだ不十分だ、というのが基本スタンスなわけ。

実際に現代科学でも株価も天気も予想できないじゃん。なら歴史に学んだ方が「合理的」だ、と。

なんで、「自由侵害」を各論レベルしか考えない反論、というのは、保守的な問題意識とは噛み合わんなーと思うわけです。「文化伝統」というのは総論から

まあ保守側も「伝統を損なう」みたいなふわっとしたことうから、なかなかまともな議論にならんのですけどね。これは現状維持バイアスこそが保守みたいなとこあるんでしゃーない。

でもそこで、「保守を”ただの不合理なお気持ちバカ”とみなすような言説」がリベラル(?)に目立つんで、それはちょっと相手を見くびりすぎだし、多様性相互理解標榜するリベラルとしてどうなん?ということが言いたかったのでした。

君の言い分をまとめれば、「リベラルは『他者自由を阻害しない範囲思想信条自由尊重されるべし』という理念を守ってないんじゃね?だって保守派の主張を全面的に不合理なものとしてバッサリ斬り捨ててるし。理念に基づいて妥協点を探るべきだろ」となる。(合ってるよね?)

しかしそこに齟齬があった。

実際には保守派理念は『他者自由を阻害しない範囲』を越えて自由振る舞うことをよしとするものだった。当然リベラルにとってそれは自らの理念に外れるから、受け入れられない。理念に外れるもの尊重する必要はない。となり、過激な叩きが横行するんだろう。俺の想像だが。

だとすれば(叩きの是非はともかく)リベラルは自らの理念にどこまでも忠実である。とすら言えそう。

という結論にひとまず到ったんだけど、どう思う?



うーん。まあ前段はそうなんですが、私は保守派理念をそこまで悪意的なもの解釈していません。はてな左派言論において、保守思想に対する悪意的解釈が多くみられるように感じているので、それを指摘したい、というのが私の意図ではありました。

保守の言いたいこと汲み切れてないんじゃない?保守の主張が「一面的他者自由を損ねることをよしとする言説」に読めるのは、読解が足りないかバイアスかかってるんちゃう?ってことをリベラルに言いたい。

史学大切なこと

呉座さんの一件で、呉座さんの研究性向との関係が問いただされている。トゥイターでは、エースの呉座さんがあんなのでは日本中世史は高が知れている、という話も出てきている。

ある人が書いたモノと、その人が持つ性格性向をどこまで切り離せるのか? はよく話題に上る。私なりに今回の事柄において作品研究)と作者の性向とがどう切り結ぶのか考えてみたいと思いつらつらと書き始める。

1

おおよそ史学では以下のプロセスで発表したり論考を著していく。


A史料を正しく引用し、

B史料を読んで解釈して、

C(いくつかの史料解釈を重ねて)論ずる。


このプロセスを繰り返していく。

もちろん、あらゆる段階(ゼミ研究会、学会発表書評反論論文)で他者批判さらされる。

学会では特にB、Cが論究されて時に論争になる。

2

さて呉座さんの評判は、一件が露見するまで悪くはなかったですよね。

これはAからBにかけての能力に長けていたからだろうと思います

もちろんA、Bに立脚した論の部分もしっかりしていたのだと思います

ただ、Cの論の部分のすぐ背後には、2ch的なノリが隠然とあった。

しかしたら、解釈部分のBにも批判された様なバイアスがあったかもしれない。

要するにBからCにかけてのプロセスには論者の主観が入り込む余地がある。

ただ、もしかしたら史料を読み込んで論を立てる場合においては、ミソジニー的、あるいは安い弄りを繰り返す的な性向は顔をのぞかせない可能性もある。

から声望を得られる。

3

呉座さんの研究に疑問を投げかける人がいる。あるいは、「どこまで信じたら」というようなコメントを書く人もいる。

引く史料と、そしてその読み方の精確さは信じてもいいのではないか、というのが私の考えだ。

今回はその基本的なところからまりに遊離した部分での性向が露見した。

史料に基づかない頭でっかちな部分が露わになった。そこは批判されるべきだし、職場からも然るべき譴責を受けるべきだろう。

だが、見てきた通り連続しているとはいえ史料を読み込んで解釈して室町時代民衆がどのようであったか組み立てていく作業は、そことは一線を引いても、間違いではないのではないか? そこは呉座さんを信じてもいいのではないか

私たちはもちろん今後『応仁の乱』を読む時は、今まで通りには読めない。けれども、史料とその解釈は変わらずにそこにある。その学術的正しさを論及することはまた行うべきだが、そこに論者の性向を過度に見るべきではない、というのが私の意見

こんなあたりに、研究と作者の性向とを隔てる線引きがあると思っている。要するに、史料をしっかり用意して読み込む、ってのが肝だ、ということだ。

4

また、やらかしが露見して大変なことになってしまった呉座さんだが今後も人生は続いていくわけで、大変だけれども頑張っていかなくてはならない。明日明後日も来るし、出勤停止と何ならない限り職場に行かなくてはならない。

きっとそんな時に大切になるのは、やっぱり史料とその読みなのではないだろうか。偉そうな意見学者にするのはなんだかアレだが、ひたすらこれを積んでいくしかねーんじゃねーかって思う。一発アウトになりやす中世と違って人生が長く続く現代だが、史料と向き合い、史料に沈潜してこれからも頑張って欲しい。

啓蒙目的IT技術記事を書くなら英語でも書いてくれ

今どき日本以外の国の人と働くなんて普通だし、その人達がみんな日本語読めるわけじゃないんだ。

どんなに良い啓蒙でも、あんたらの記事をマサカリに彼らと殴り合ったり出来ないから困るんだよ。

日本語というバリアの中を好んで選ぶなんてどうせバイアス酷いんだろうなとか疑われて翻訳サービス通してまで読んでくれないよ。

頼むよ。英語でも書いてくれよ。そして英語で叩かれまくってお前の啓蒙カスレベルだという事実を目の当たりにしろよ。

2021-03-24

それは

二者択一というか

比べようがない選択肢というか

人生かけて片方しか選べないんだから

バイアスからない人なんていないというか

よくわかんなくなってきたけど

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