はてなキーワード: マルクス主義とは
共産主義はマルクス主義一択だが、資本主義は、新自由主義とケインズ主義があるから資本主義という呼び名では何を指すのかが明瞭としない。
新自由主義は、政府が何もしないのが望ましい。税制もフラット。すぐに売上が出て効果がわかるもの以外は金を出してはならない。
ケインズ主義は、政府が金融、財政、税制で国全体の金の動きを整える。金持ちは金を貯め込むから累進課税もある。ついでに効果があるかが断定しづらいインフラや防災や科学や医療や福祉についても先に金を出して対処する。
1930年までは自由主義。そして大恐慌に対処できなかったから、世界はケインズ主義とマルクス主義に別れて自由主義は放逐された。
マルクス主義が失敗だったのはもちろんだが、
1970年代の石油生産国での戦争や、先進国でも経常赤字で詰まった国があるからケインズ主義は批判された。しかしその後は、1990年バブル崩壊が起きたあと、新自由主義だったが故の失われた30年。
ついでに、石油産出国の戦争もその後日本は科学研究を重ねて。太陽電池や蓄電池研究を重ねて昔は世界一位だったし、経常赤字は出してなかったから、日本におけるケインズ主義は失敗じゃなかった。
新自由主義に転じて衰退の一途だが。
だから「資本主義にすればいい」というのは今では意味がなさない。
ケインズ主義も政府の非効率を生むから、逐次修正するひつようがある。具体的には政府の非効率を対処しつつ、効果があるか断定しづらいが必要な要素にどう金を出していくか。
そもそも、1930-1990年の資本主義対社会主義はケインズ主義対マルクス主義であって、資本主義と言っても今の新自由主義じゃないんだよね。
新自由主義が再興した1990年以降は資本主義=新自由主義で、社会主義=ケインズ主義、マルクス主義ではある。成功する経済思想はケインズ主義だから、資本主義だと経済は沈むってことだ。
理由はいちど大規模経済危機を迎えたら、企業が保身化して金をためこんで設備研究投資をしなくなり、資金余剰になることに対して、金利がゼロ近くになったら取れる手段がないから。
ついでに、平均消費性向以下の富裕層や、前途資金余剰側になった企業をバカバカフリーハンドで減税して金を貯め込ませ、金の流れを悪くするから。
更に政府が何もしないほうが良いというが、政府の支出の一部は基礎研究、萌芽研究なんだけど、このあたりに金を出さずに破壊してしまうから、新しい産業の種がなくなるから。
もっとも、ケインズ主義も石油供給地の戦争だとか、一部産業競争力を失った国が経常赤字化して通貨が安くなっての供給不足起因のインフレはある。
ただ、別途特定の地域、さらには特定の資源に偏らないような他のエネルギー源の研究をしたり、そもそも政府の基礎萌芽研究と、企業の設備研究投資で産業競争力を強く維持するという対策が正解だ。
そもそも、資本主義は(新)自由主義とケインズ主義を含み、社会主義はケインズ主義とマルクス主義を含む。
「資本主義」対「社会主義」というのは1990年以前のケインズ主義の成果を資本主義として乗っ取って、さらに新自由主義を推し進めるためにケインズ主義を社会主義だと行って批判するためという詐術よ。
ケインズ主義は、政府が何もしないと一度大規模経済危機を迎えたあと永久に不景気を続けるから金融、財政、税制で左右するのが望ましいという考え。
更にその財政の一部が困窮者への給付だったり、企業がリスクを取れない段階の科学研究投資でもある。
マルクス主義は景気変動があるから政府がすべて管理するのが良いという考え。
自由主義は格差拡大と、1930年世界恐慌大規模不況の後の企業の保身化と低迷に対応できなかった。
なので、世界はケインズ主義とマルクス主義に移っていった。ケインズ主義が資本主義、マルクス主義が社会主義。
そうして冷戦が終わった。さらに、オイルショックや、一部の国の経常赤字化にケインズ主義が対応できないからと、自由主義が新自由主義として復活した。
そこで新自由主義が資本主義、ケインズ主義が社会主義というすり替えが起きちゃったんだよ。
また、新自由主義は今すでに財産を持っているやつにとっては税金安いし、自分がやりたい放題できるからありがたい。なので、資本主義対社会主義で、社会主義は悪だ!のような言説で通そうとする。
成功した資本主義というのは、いま社会主義だと言われてるケインズ主義なんだけどね。そして今は、1930年以前に失敗した資本主義の再来。
本来の右翼左翼は強者より弱者よりというだけの意味。フランス革命時の議会の議席配分による。
自由主義が世界恐慌に対処できず、世界がケインズ主義VSマルクス主義のときは相対的にケインズ主義=右、マルクス主義=左だった。
だけど、ケインズ主義よりさらに強者よりの新自由主義が復活し、マルクス主義が消え去った暁には、もはや右、左が何を指すかもわからない存在。
おそらくはケインズ主義、マルクス主義に移る変わる前の、単なる強者より、弱者よりに戻ったと言えば戻っただけだろう。
ただネトウヨこそ、ネット右翼は単に強者におもねっていれば俺もつえー(でも自分は貧乏底辺)なやつか、あるいは、世の中が政府の思い通りになるのを願うやつの工作か。
働ける人が怠けることは何人たりとも許されない、という考え方はマルクス主義の革命家であるエルネスト・ゲバラもそう主張していたように思想の右左を問わないものであって、その考え方自体にも一理はあると思う。
ただ、
>そういう雰囲気や理屈を社会に蔓延させて、ベーカムに反対する人を空気で抑え込もうとしているいつものパヨクのやり方。
というような解像度で政策の議論をしよう、というのは少々無理があると思う。
確かに大衆煽動に徹して○○運動を散々やってきた左派勢力、と言われても仕方ないことをやってきたのが日本の左派勢力ではあるとは思うのだけど、
「左翼は詭弁で社会の雰囲気を操って、空気で反対勢力を抑え込もうとしている。それに保守勢力は正しい理論で対抗をしているのだ」
というテーマに対して、「保守勢力はベーシックインカムに反対している!よって賛成派は詭弁を弄する左翼だ!」
という結論になってしまい、その政策に対してどう思うか、という議論がさっぱり出来なくなってしまう。
あるいは今回の話題でベーシックインカムを導入しようと言っているのはそもそも自民党に近い(というか小泉純一郎内閣時代の閣僚であった)竹中平蔵氏であるのだから、ではベーシックインカムは正しい理論であり、反対派は詭弁を弄する左派勢力だ!という話になってしまわないだろうか。
男性という立場への呪いから抜け出して、反ラディカル・フェミニズムの立場をやっと取る事が出来た。
自分の中で折り合いが付けられて、とても気分が楽になった。
自分が男性であるという立場を切り離して考えれば、ラディカル・フェミニズムはどう見てもパターナリズムだ。自分はパターナリズムに対して反対する立場を取っているから、ラディカル・フェミニズムに対しても反対する立場を取る。それは男性であるという立場から導かれた主張ではないし、女性を抑圧するという主張でもない。また、リベラル・フェミニズムに対しては賛成する立場を取る。
一度自分の中で折り合いが付いてしまえばしっかりと主張出来るのだけど、"フェミニズムに反対する=男性による女性への抑圧に賛成する立場を取る"という呪いが自分の中にあり、本心から納得することがなかなか難しかった。
哲学というと難解な用語と訳の分からないレトリックだらけの本をイメージする人が多いけどそんなこたぁない。なんならセンター試験の方がムズい、たぶん。
初心者といっても普段本を読まない人をここでは対象にする。本を読む人は偉いのでそのまま自分流に頑張って下さい。
まず、知識として学びたいなら哲学用語図鑑でいいと思う。パッと見れるし漫画チックだし。で、ここで気になった哲学者とかの本読めばいいいじゃん(完結)
で、それもめんどくせーという人間に向けて三冊。
やっぱりギリシャ哲学読まなきゃ始まらんでしょ!という方はこちら。対話形式で読めてプラトン流のソクラテスの考え(所謂イデアってやつ)が書かれてるぞ!でもやっぱりメノンの方がサッと読めるからメノンの方がいいかもしれんわ、選べ。
えっ、あの我思うゆえに我ありの本!?と思うであろう本書、デカルト自ら寓話だと思って読んでくれと言ってるので内容も難しくなく読めちゃう!なんてったって訳を除けば100頁もない!
おいお前マルクス主義者か?と思うのも待って欲しい。というのも第二次世界大戦後の哲学者というのは大抵は資本主義の問題に直面せざるをえなくなっている。そこでやっぱりマルクスが与えた影響というのは大きすぎるわけで、重要な古典でもあるわけです。だからこれからニューアカとか読んでみて~となるなら読んどくべきなんですなぁ。(いかんせん頁数が少ないのでいい)
と、紹介したけど結局は気になる哲学者から読め。あと90分で分かる~とかそういうシリーズもいいとは思うけど原本も読むべき。まぁ、やっぱり頁数が少ないのは正義だよなぁ。
だから経済がぼろぼろなのに、中韓の脅威がある!あいつらが敵であり叩けば幸せな世界になる!みたいな外患を煽る言説で小泉以降20年やってきた。
経済についても政府が何もせずに緊縮するのが良いという新自由主義と、政府が関与して必要であれば財政出動するというケインズ主義、政府がフルで関与して計画的に物事をすすめるのが良いというマルクス主義。どれが正しいか?というのもある。
政府は何もしないでいいように海外にガーガー叫んでりゃ成果の外患を煽るし、政府が何もしないのがいいし、全部民間の責任、さらにお友達を肥えさせられる新自由主義を好む。
最も批判ばかりでじゃあどうすればいいか?というのに解がない連中も反新自由主義と言いつつ新自由主義と同じことになるがな。
各々がどの正義が今正しいのかを考えないとならない。
儲けがもう見えている起業ならともかく、儲けが遠い「イノベーティブな起業」なんて世界の最底辺の存在ですよ。やるものじゃありません。
それからマルクス主義的な対立視点のみでケインズ主義的な対立軸も見えてないね。
景気が良くて財サービスの需要が多いときは、労働者を多く雇おうとする。故に労働需要が高まり、賃金が上がり、待遇も上がる。
ついでに財サービスの需要が多いという時点で、そこを埋めるかのような産業が起きやすく、うまい作り方でその増えた需要を賄おうと設備研究投資をして生産性も向上する。
反マルクス主義というのは感じるけどさ、だからというのは解はアホを起業に歩ませれば日本が復活するみたいなことだけしか見えん。資本家を叩けば労働者が豊かになるみたいな幻想と同等。
Dr.ナイフとかいうやつが白井聡のことを無名呼ばわりしてる。
おれは白井聡のファンでもないし、白井聡の思想に共感しねーし、白井聡のツイッター書き込みは普段から口悪すぎて下劣だと思うし、今回の「松任谷由美は夭折しとけば良かったのに」ってつぶやきはホントに最低だと思うけどな、
Dr.ナイフ曰く、
「白井聡のこと知ってました?
僕は知りませんでした。
だと。
あのなあ、おまえが白井聡を知らねえのは、白井聡が無名なんじゃなくて、おまえが教養のない人間だからだよ。
白井聡のデビュー作『未完のレーニン』 は、若者が書いたマルクス主義やソ連についての本ってことで出版当初ちょっとした話題になったんだよ。
おまけに2013年に出版された『永続敗戦論』は、角川財団学芸賞を受賞して、これはかなりの話題になり、新聞や雑誌の書評欄でも取り上げられたし、書店の人文系の棚に行けば平積みされるくらいだったんだぞ。
そのおかげか知らんけど、白井聡は毎日新聞とか朝日新聞で定期的に書評や時評を書いたりもしてんだよ。
もっと言えば、Dr.ナイフが執筆依頼されたあげく、やっぱり匿名アカウントは不味いだろってことになった、あのウェブ論座にも白井聡は何度もコラム書いてんの。
何が言いたいかっていうと、白井聡っていう名前は、朝日新聞とか毎日新聞を定期的に読んでいたり、月1でも本屋やAmazonの人文系棚や話題作をチェックしてたり、ウェブ論座を見てる人であれば絶対に目にする名前なの。
百歩譲って本を読んだことなくても(偉そうにいってるおれも、『未完のレーニン』しか読んだことないわ)、多少なりとも政治とか政治哲学とか思想とかに興味があれば、白井聡っていう名前は知ってるはずなんだよ。
だからDr.ナイフの「ぼくは白井聡なんて人知りませんでした」 ってつぶやきは、イコール「ぼくは新聞もろくに読まなければ、書店で政治思想や社会評論についての本もチェックしませんし、ウェブ論座だってまともに読みません」って表明してることなんだよ。
世の中には娯楽があふれてるし、時間とお金は有限だから、わざわざ高い金払ってマルクス主義がどうとか戦後日本がどうとかなんて本を読むやつはかぎられてるよ。
だから世の中の大半の人は白井聡のこと知らないかもしれないし、知らなくても問題ないよ。
でもDr.ナイフは、安倍政権に疑問持ってんだよね?政治意識高い人なんだよね?リベラリズムがどうとか民主主義がどうとか独裁政治がどうとかツイッターでつぶやいてるんだよね?
その人が話題になった本も読んでなければその著者の名前すら知らない、それどころか新聞の政治欄や学芸欄も読んでない、それどころかそれどころか、インターネット上の論壇すら見てないってさぁ。
じゃああんたの口にしてる、リベラリズムとか民主主義とかって言葉には、なんら教養的基盤がないってことじゃん。だってそうでしょ、新聞や本を読まないで、どうやってそういう抽象的な概念について考えることができるの?勘ですか?
つまりDr.ナイフって、「なぜ社会は自由で公平でなければならないのか」とか、「民主主義とは何か」みたいな、本質的、形而上学的なことを考えず、ただなんとなくそのほうが良さそうだからって理由で、軽ーい気持ちで、「リベラルな社会が大事ですよね」とか、「社会には多様性が必要ですよ」 とかいってるだけだろ。
まあね、Dr.ナイフがそれで楽しければそれでいいんだよ。
仲間打ちでツイッターのいいねとRT稼いで気持ちよくなるのは個人の自由だ。
でもなあ、メディアや知識人や新聞記者は、こういう言論人気取りの無教養者をもてはやすなよ。
本も読まない、新聞も読まない、ウェブ上の小難しい対談や論考すら読まない、読むのは新聞ウェブ版の政局記事ばかりで、ツイッターのつぶやきは理論的な背景や裏付のない思いつきと感想だけ。
そんなやつを「ツイッターデモを引っ張るインフルエンサー」 なんて持ち上げるなんてアホだろ。
まともに新聞読んで本読んで歴史的に理論的にものを考えてる他の執筆者に申し訳ないと思わないのか?
……思わないのかもね。
だって、ツイッター上でもいまだにDr.ナイフのことを好意的に取り上げてる大学教授がいるんだもん。
当のDr.ナイフはといえば、繰り返しになるけど、白井聡すら知らない程度の知的関心の低さなんだけどね。
第3波フェミニズム以降フェミニズムはマルクス主義の考え方を導入してる(性的搾取とかが分かりやすいけどバリバリのマルクス主義用語をフェミニズムに転用している)
そしてマルクス主義を取り入れたことで階級闘争も取り入れた。フェミニズムの中の階級闘争とは当然男と女の対立である。男という抑圧者に対して女が社会的格差を是正するために階級闘争を仕掛けるという構図である。
しかしマルクス主義でも同様だが二項対立で考えようとした時どちらにも与しない勢力というのが現れることがある。このような勢力は排除されるかどちらかの勢力に取り込まれることになる。
さて男とも女とも言えない勢力と言ったらなんだろうかと考えるとトランスジェンダーだろう。体と心の性別が異なっておりはっきりと男か女かを断言することはできない。このような勢力は男と女の対立構造を考える上で邪魔で理論的には存在してはならないことになる(当然これは私自身の意見ではない)そのような勢力が現れた時フェミニズムはマルクス主義的考えを持つ限り彼らを徹底的に排除することになる。こうなった時もはやフェミニストは差別と戦うものから差別をする側になる。
何度かの選挙ののち、MMT掲げてる勢力が勝てばいいだけじゃろ?れいわか、共産か、緊縮派黙らせたままの国民か、経済重視の議員が実権を握った立憲か。
国が腐ってしまったってのはまあそうなんだけど、経済良くて法的整合性がダメな政権と、経済悪くて法的整合性が良い政権では前者がやっぱりいいんだよ。
だけど安部はやっぱり根っこが新自由主義だから次はどうなるかわからん。
野党側も論点は絞れてない。立憲は消費税温存で、それ以外の政権の不祥事をつくだけ。維新は敵を探して戦うだけ。れいわはれいわ自身の議員はほぼいない。共産もケインズ主義よりマルクス主義の方だからな。
国民はMMT、れいわになびいてきているが、いつ内部の緊縮派がまたうるさくなるかもしれん。
あともう1,2回野党側がシャッフルされて、野党での方向が整った後に政権狙いということだろう。経済第一のれいわ、国民、共産だといいと思う。
ただ維新がコロナの手柄で適当な敵を探して戦う矛先が公務員に向いたままで実権を握る可能性があるのがなぁ。
ただ二大政党制だが、中国韓国北朝鮮VS性的マイノリティなんてくだらない論点に興じている状態と、いろんな野党がありその中に反政権で経済重視党がいる今とでは今のほうがいいわ。