第3波フェミニズム以降フェミニズムはマルクス主義の考え方を導入してる(性的搾取とかが分かりやすいけどバリバリのマルクス主義用語をフェミニズムに転用している)
そしてマルクス主義を取り入れたことで階級闘争も取り入れた。フェミニズムの中の階級闘争とは当然男と女の対立である。男という抑圧者に対して女が社会的格差を是正するために階級闘争を仕掛けるという構図である。
しかしマルクス主義でも同様だが二項対立で考えようとした時どちらにも与しない勢力というのが現れることがある。このような勢力は排除されるかどちらかの勢力に取り込まれることになる。
さて男とも女とも言えない勢力と言ったらなんだろうかと考えるとトランスジェンダーだろう。体と心の性別が異なっておりはっきりと男か女かを断言することはできない。このような勢力は男と女の対立構造を考える上で邪魔で理論的には存在してはならないことになる(当然これは私自身の意見ではない)そのような勢力が現れた時フェミニズムはマルクス主義的考えを持つ限り彼らを徹底的に排除することになる。こうなった時もはやフェミニストは差別と戦うものから差別をする側になる。
男女を比べて搾取されている女性をアファーマティブアクションで支援しつつ、男女の垣根をなくしてLGBTが生きやすい状態にすればいいだけじゃない?