はてなキーワード: テーブルとは
ニトリの黒くてごついソファとパイン材のローテーブルと150cmくらいの観葉植物が置いてるだけの割とシンプルな部屋
賃貸だし床傷つけたくないからタイルカーペット敷き詰める感じにしようか迷ってんだけど配色がなかなか決まらない
↑
こんな感じがいいのかなぁ
黒中心とか黒が混ざると家具も白黒で構成されたモダンな奴置かなきゃバランスおかしくなる感じするから
やっぱグレイとかアイボリーとかな感じにするのが無難なのかなぁ
せっかくタイルカーペットだしライン入った奴を縦横交互にしたり一部だけ別の色入れたり
何かしらオシャレなワンポイントとかあった方がなんか良い気がするんだけど、
ジジイの昔話です。
昭和の終わり近くだが、まだ終わりが見える前の頃の出来事です。
その日は、職場の先輩なんかと会社近くのスナックで飲んでたのです。
酔ってちょっと奥のトイレに行き、席に戻ってきたら店内が騒然としていました。しかも石油臭い……
慌てて外に出ると、どうやら常連が店ともめて少量だが灯油を撒いたらしい事がわかった。火をつけると騒いだが取り押さえられたとか。先輩に「関わると面倒だからお前らは帰れ」と言われて帰ったので、その後何があったかは知らない。聞かない方が良い雰囲気だったので、その後も聞くこともなく、しばらくしてワタシは会社をやめた。
それはともかく、アレがガソリンだったら、トイレのドアを開けたら火の海で、狭い店から出ることも出来ずに死んでたのかもしれないなぁ、と時々思うのです。
目が合えば嫌味の一つや二つ言われるに違いない、「やけに今日は早いじゃないか?、この後何か予定はあるのか?」
うるさい 黙れ、 こっちは仕事してやってんだ
残業で稼がないといけないほど、お金に困っちゃねーんだよ ボケ
こっちは独身貴族、お前はせいぜい家族のために頑張りな。知ってました?こういうの適材適所って言うんですよ。
心で呟きながら逃げるように会社を後にする。
ずっと退屈だ、大体のことに興味が持てないし
今更何かを始める体力も気力もない。
冷めた日常を押し流すように
強めのアルコールを喉に流し込めば
そしてまた 同じような毎日
後輩の冷ややかな目
鳴り響くモーター音 換気扇の音 エアーが何かを弾き飛ばす音 誰でも出来るような生産性のない仕事
最低限の会話と最低限の仕事をこなして
終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。
こんな感じ 季節関係なく
それにしてもただ年を取った
40歳、節目の年。
考えたくもないが、まぎれもないおっさんだ。
この日も上司に定時で上がることを告げた。
ただこんな私にも最近楽しみがある。
賃貸アパートの扉を勢いよく開け、ビニール袋を提げてリビングへ直行する。
映し出されるスタジアム。解説者が背番号と選手の名前を正確に読み上げている。
誰にも言ってないが、試合があれば欠かさず見るようにしてる。
サッカーについてそこまで詳しいわけでもないし
経験者でもないし、誰がどのクラブチームも知らない、ただボールを目で追うことで自分も日本を代表して戦っている気分になれる。
一体感、高揚感、まるで同じ仲間とジェットコースターに乗っている気分。
さっきまでの興奮や
違うんだよ。俺が本当に求めてるのって。
なんだか自分がとてつもなく、
くだらなく思えてくる。静寂と不安に押しつぶされそうになる。酔ったのか、オナニーがしたい
何かこうなんとなく虚しい
こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。
馬鹿みたいだ。
顔を洗うために洗面台に向かう。
鏡に写る、顔付きが幼いおっさん。
顔をくしゃくしゃにして 大きな溜息をつく。
横になってもう今日は寝ようと思った。
やり直したい。
生まれ変わりたい。
風呂掃除 浴槽は毎日。風呂はいるので。洗い場は週1 髪の毛とりはごみの日のタイミングで取ってる
そのへんの埃とり あんまやってない。
洗面所 タオルを毎朝洗濯するのでそのタイミングでタオル+パストリーゼでさっと拭いてる。そのまま洗濯機にぽい
トイレ掃除 毎日。週1で漂白洗剤 これも朝のトイレのタイミングでついでにやってる
ルンバで取りきれない埃を取るために二週に一回くらい掃除機かける。
キッチンの排水溝 ごみの日のタイミングで網交換して掃除用のスポンジで掃除
これらはルーチン化させてもう自分のなかでタイミング決めてる。タイミングを決めないところは全然やらない。埃とりとか窓拭きとかはタイミング決めてないのでひどくなるまでやらない。カーテン洗うのも年に一回とかだ。
テレビやネットで見て知っている人も多いと思うが、本日、都内にて吉本興業の岡本社長らによる記者会見が行われた。メディア関係者の一人として会見に出席したが、テレビやネット中継で伝わる以上に茶番だったので感じたことを書きたいと思う。
記者会見については昨日夜にメディアに開催がアナウンスされた。会見が行われたスペースが入るビルは10時半にオープンするが、早くも直後からメディアの人達が集まった。
テレビ、スポーツ紙など大手メディアの芸能記者は、顔見知り同士であることが多いが、今日も会見前にはあちこちで話題など世間話に花が咲いていた。全体的に集まったメディア関係者の雰囲気は和やかで、「社長辞めるのかな〜」「一昨日の会見も大変だったんだよー」などと軽口を叩きあい、笑顔を見せる人が多かった。記者の中には、吉本側のスタッフと既知の仲である人もいるようで、開場前に挨拶や言葉を交わしている姿も見られた。
12時半に会場がオープンし、レポーター、カメラマン・記者という順番で案内された。会見場は前方がスチールカメラマンが居並び、その後ろにイス席が4列、それからペン記者用のテーブル席というレイアウトで、会場関係者によると300人の収容能力があるという。カメラマン・記者は到着順に列になって並び、順々に会場へ。早い順で席を選べるわけだが、1列目か2列目で場内に入った某スポーツ紙ニッポンのバイトらしき人物が前方の席10つほどのに名刺を置いて回っていた。テレビなどのムービーカメラは別で所定の位置に誘導。キー局、準キー局、地方局、抽選といった順番だったそうだ。
13時50分になると、吉本の広報室長が登壇し、会見の流れを説明。会見は時間無制限で「質問がなくなるまで」行われる旨が伝えられた。その後、下手の袖に下がると「よーっし!!」というような、舞台裏から盛り上がるかのような掛け声が。総合格闘技などの試合でブラジルの選手とかが、入場直前にやるようなやつだ。会場内の記者からは「おおっ」という声と、ちょっとした笑いが漏れた。
会見ではまず、同社の法務本部長で弁護士でもある人物から、闇営業問題の経緯が時系列で説明された。その後、岡本社長がテーブルに着席し、言葉を述べ始めた。内容については既に知っている人が多いと思うのでここでは触れない。ネットでは「しどろもどろ」という声があったが、確かにその通りだった。ただ、周りの記者はテープ起こしがしやすそうだった。
岡本社長からひと通り説明がされた後は、記者からの質疑応答に移った。芸能レポーターや新聞社の記者などの質問によって始まったが。岡本社長の話の中に「契約解除を取り消す」「2人には申し訳ない」といったコメントがあり、また同日朝の「スッキリ」で加藤浩次さんが思いの丈をぶちまけたこともあってか、闇営業問題そのものより芸人の思いを踏みにじった、ということに対することに関心が大きいように感じた。
その後、社長のテンポに歩調を合わせるように記者側の質問も緩慢になっていき、会見は長期化。特に害悪だと思ったのは、次のようなタイプの質問者だ。
・正論言いたい型
・ツメ跡残したい型
こうした有象無象のメディアのおかげで、質問が長い長い。途中、一度の休憩を挟むことになった。休憩中、様々な人から「これは長くなるな」「よしもととメディアの我慢比べだ」といった声が聞かれた一方、テレビ系のスタッフは「もういいでしょ」「責任果たしたよ」という声も。
休憩後、再び長い質問タイム。同じメディア側からしても、何を聞きたいのかわからない質問、それを聞いてどうするんだ、という質問が目立った。あとはアリバイ的な質問。媒体の名前を言って、社長あなた責任はないんですか!と言ってりゃ仕事したことになるんだから良いもんだ。腹が立ったのは、大手メディアの多くが空気が読めないこと。会見の流れや場の雰囲気なんて無視する。100歩譲ってテレビだったらわかるけど、もう同じ質問はいいから前の人の回答使えよ。
で、気づいたのだが、そうした個々の記者の立場や質問意図はありつつ、結局多くの人がやっていたのは「自分たちは正しい」「吉本側は反省するべきだ」「そしてそれを態度で示せ」ということを繰り返すこと。時間をかけて反省の態度を示させて、半公的に罰を与えているのだ。そしてそれができるのは自分たちだと言わんばかりの特権意識が、あのわけのわからない質問をさせてるんだろう。
参加者にも疲労が見え始め、前列にいるカメラマンの多くはスマホをいじり出したところで、進行する広報室長から質問は残り3人とする旨が伝えられた。本音では多くの人が「やっと終わる…」って思っていたに違いない。それはそうだ、長いばっかりで意味のない質問ばかりが繰り返される時間だったのだから。
そして、最後の1人が質問を終えたまさにその時、後方から「約束と違うじゃないか!」という声が上がる。まだ質問が回ってこない朝日新聞の記者だ。それを見た広報室長は、明らかに苛立ちを隠せない表情で「じゃあ、どうぞ」と反応。ここから地獄の第2章が始まる。付け加えておくと、この朝日の記者の質問は至極まっとうな正論で、細かな違いも見逃さないプロの姿勢が感じられたが、端的に言って最も無意味だった。
そんな感じで、会見は結局19時半頃に終了。吉本側についてはいろんな意見もあるけど、自分たちメディアも同じかそれ以上に問題がある人間の集まりだった。
帰り際、クタクタになっている人が、「吉本は激務に慣れているから、最初から長期戦も怖くないんだよ」と言っていた。なるほど。ただ、会見の時間中、吉本の人たちは、背筋を伸ばしたまま、水を飲むこともなく、どんなことを言われても一応対応し、そうした態度は確かにすごいと思った。逆にそれが怖いのけど。
求ム。
政党名と名前だけじゃなくて、年齢、性別、職歴、所属団体、その他ちょっとした情報などなどが列挙されたものはねがんすか?
HTMLのテーブルでもいいし、コピペしてエクセルに貼り付けてもいい。
検討している2~3つの政党名でフィルタして、その中から「おや、この人は」と思う経歴なんかを見つけたい。
自分が働いている業界、自分の持病、関係している地域、重視している社会問題、宗教・信条、出自・生い立ちなどなど、何かしらアンテナに引っかかるような情報を見つけて、できるだけ自分の意見を代弁してくれそうな人が見つかる、そんなリストがほしーです。よろしくお願いします(ペコリ)。
今でもテーブルアウトしてるで。
どっちでもいいし、べつにどっちでも判定ロジックに影響はない
それはユーザーが画面から入力した内容が格納されているグローバル変数かもしれないし、DB接続してテーブルからデータを取ってくる関数かもしれない
きのうミニストップでほうじ茶チーズケーキっていうのを買ったんです。
朝、冷蔵庫から出してテーブルの上に置いたんです。持っていくの忘れないようにしたくて。
もうお分かりでしょうけど、忘れて出てきた。
どうしよう。腐るかな。辛すぎる。帰宅したら多分食べるけど。ああー、どうしてこんなことになってしまったんだ……。ほうじ茶チーズケーキちゃん……。ああ……ああ……。
https://twitter.com/bulkneets/status/1150657221329477633
mala @bulkneets · 7月15日 返信先: @bulkneets さん、 @kazkiti_ctfさん わたしがやっていることは紛うことなき人格批判であり「技術的な間違いの指摘なら優しく伝えてくれればいいのに〜」じゃあないんですよ。もしかして、技術的な間違いの指摘にセットで暴言が付いてきていると思ってませんか?勘違いも甚だしいですね。全然違いますよ〜。
https://twitter.com/bulkneets/status/1150657269727518720
mala @bulkneets · 7月15日 返信先: @bulkneets さん、 @kazkiti_ctfさん あなたをバカにするのがメインで技術的な間違いの指摘がオマケなんですよ。 「ア・ナ・タ」自身を馬鹿にしてるんですよ〜。「晒し上げ」って書いた意味分かってますか。技術者は口が悪くて困っちゃうよね〜みたいな世間一般の問題と混同しないでください、実際に馬鹿にするためにやっているんですよ。
https://twitter.com/bulkneets/status/1150657403974643712
mala @bulkneets · 7月15日 返信先: @bulkneets さん、 @kazkiti_ctfさん 自分がバカにされることには人一倍敏感なくせに、ろくに調べもせずデタラメな根拠で「ここに脆弱性があるぞ〜」なんて言っちゃうんですね〜。インターネットのサービスって人間が作っているんですよ、ご存知でしたか。
https://twitter.com/bulkneets/status/1150657929462202368
mala @bulkneets · 7月15日 返信先: @bulkneets さん、 @kazkiti_ctfさん 「レインボーテーブル」なんて専門用語を知っているくせに、倫理観はマイナス方向に振り切れており人として最低、これはもうあなたのこれまでの生き方を反映したものですから、更生するのは大変だとは思いますが、人や環境のせいにせず、自分自身を見つめ直していただきたいと僭越ながら申し上げます。
悲しい夜が多い。
泣きたくても泣けない。叫びたくても叫べない。ただ、悲しい。
恋人がいなかったり、しばらく誰とも付き合っていなかったり、誰とも性交渉をしたことがないことを、恥ずかしいとは思わない。しかし、コンプレックスではあるのだろうと思う。
最近僕は、自分自身の小さな変化を自覚するようになった。僕は、確実にだらしなくなっている。
誰からも尊重されていなくてそれが普通だと思い込むと、「だれも僕を見ていないのだ」と考えるようになってくる。そうなると、ひとりで家に居るときの行動が、だんだん粗雑になってくる。
トイレの扉を閉めずに用を足すようになる。
床に落ちた食べ物を平気で食べるようになる。
窓が全開でも裸で部屋を歩き回るようになる。
どうせ誰も見ていないから。
どうせ誰にも気に掛けられていないから。
しかし、それに慣れてしまうと、古い友人に会ったときにマナーに欠ける振る舞いをしてしまうことがある。
この前は、テーブルに落ちた食べ物を手で取って食べてしまい、顰蹙を買ってしまった。
昔は、子どもの頃は、そんなことしなかったはずなのに。
まずいなと思った。
僕は、いま、負のループの中にいる。
恋人がいないことを恥ずかしいとは思わないけれど、だれかと恋愛できたらいいなと思うし、家族がいる生活も楽しそうだと憧れる。
でも、もう無理だと思う自分もいる。
自信とか、そういう類いのものではない。
恋人がいない時間に比例して、僕の守りたかった高潔さが失われていくのを感じる。
この前、少しショックなことがあった。
ひとつ年上で幼なじみの女の子に、久々に会ったときのこと。その女の子が、僕のことをまるでマスコットのように扱ったのだ。
「かわいいねーー」
最初は気にならなかったけど、何度もそれを繰り返すから、気づいた。
この人は、こんな風に自分を守る術を身につけたのかなと。
都会で生きていく術を身につけたのかな。
彼女は何一つ、本当の事を言わなくなっていた。
それは良いとして、つまり、マスコットのように僕を扱うのは、彼女の中で僕の扱い方がわからないからではないだろうか。僕が異質だからではないだろうか。
勘違いかも知れない。いや、きっと勘違いだし考えすぎなのだということは分かる。卑屈からくる被差別的感情なのだろうとも思う。
幼なじみとの久しぶりの再会をこんな風に考えてしまうこと自体が、コンプレックスの裏返しかも知れない。
恥ずかしくないというのもウソかも知れない。
恥ずかしくないと思っていることは本当だと思っているけど、それも違うのかも知れない。
ただつらいのだ。理解されないこと。昔と、少しずつみんなが変わっていくこと。
僕は昔と変わらない。恋人を作らない、誰かを滅多に好きにならないことがそんなにおかしいだろうか。小学生の時も、中学生の時も、高校生の時も、僕はずっとこんな性格だった。
なのに、なぜみんな、僕を理解できなくなるのだろう。
昔と同じだよ。昔と同じように接してくれれば良いんだ。何も変える必要はない。
ただ悲しい。
自分がだらしなくなっていくこと。
そして、みんなが大人になっていくこと。それによって僕に対する接し方が変わっていくこと。
悲しくてたまらない。
平日に溜めてたエネルギーを使って週末は3人に分裂する。
1人はそのまま家でぐーたらさせる。もう1人は家の家事をさせる。あとの1人は外へ出してあげる。
家の2人は外の1人が何処へ行くのか聞かない。大体いつも化粧をして綺麗な服を着て出ていくが、その先を知らない。
ぐーたらしている1人は一日中寝ている。10時に起きて朝食を食べてすぐに寝て、14時に起きて昼食を食べてまた寝る。ずっと寝ている。
家事をする人はそこそこ頑張っている。8時に起きて3人分の朝食を作り、その後炊事と洗濯をして午前中が終わる。午後は部屋を掃除する。そしてまた昼食を作り、14時に2人で食べて、家事をする人も少し昼寝する。同じベッドで2人で寝る。
19時には外の人が帰ってくる。何にもなかったような日も多いが、たまに変な感じで帰ってくることもある。
外の人がシャワーを浴びている間、家事をする人は夕飯を作っている。ぐーたらしている人はまだ寝ている。
テーブルの上に夕飯が並び始めたころ、シャワーから上がった外の人は椅子に座る。ぐーたらしている人もいそいそと起き出してくる。
3人揃っての夕飯では、外の人の話題が出る。友人と買い物に行った話もあるし、知り合いとデートした話になるとさらに盛り上がる。
本当にたまに、泣いて帰ってくることもある。その時の夕食は泣いている外の人をひたすら2人が慰めている。
家事をする人の料理はとても美味いので、食べているうちになんとか落ち着いてきて、涙も流れなくなる。
それでもまた悲しそうなので、同じベッドで外の人を挟んで3人で寝る。
ぐーたらしていた人が一日中寝ていたベッドなので、3人がすぐに眠りに入るくらいの温もりはまだ残っている。
少し前に市役所職員が逮捕された「ひととき」。実は私はあれにすがったことがある。
離婚と同時に借金の任意整理。任意整理だから減額はされるものの返済は続く。その矢先に子供が怪我をしてしまったのだ。泣きっ面に蜂とはまさにこのことだった。返済の期日が迫る。司法書士の先生には「これを遅延させたら訴訟もありえる」と聞いていて誰も頼る者のいない私は完全に追い詰められていた。
融資の相手はニュースのようにネットではなく田舎特有の口コミで紹介された50過ぎの独身の男。そして返済が滞ったときに関係を迫るのではなく、始めから決まった月にとその提案をしてきた。フードコートのテーブルに置かれた信金の封筒の厚み。情けない話だが私はその封筒しか見えてなかった。溺れる者が藁を掴んだのだ。踏み越えてはいけない一線を踏み越えたときの感情は意外にも自己嫌悪とかそういったものではなく、追い詰められていたのが解放される安心からか、漠然と醒めた冷静な開き直ったものだった。
だが初回の「ひととき」はさすがに緊張した。30代も佳境で子供もいる歳なのに。余談だが私は元夫と別れて2年、そして離婚前からすでにレスだった。しかし通算4~5年ぶりに身体を開く相手が夫でも恋人でもなく「借金の相手」と言うことに自己嫌悪は確かにあったが、ホテルを出たあと車を降ろされて独りになったときに、意味のない作業完了感というか今月分の支払いを済ませたような安心感を覚えたのだ。
それ以降の「ひととき」には何も感じなくなっていた。待ち合わせ時間に車で拾われホテルへ入る。シャワーを浴び、まさぐられて、奉仕をして、揺さぶられながら喘ぎ、それを何度か繰り返したあと再びシャワーを浴びてホテルを出て、拾われた場所で車を降りるという、ひとつの作業として私の中で習慣づけられていた。男は余計なことは言わない、そして訊かない。私を乱暴に扱うこともなく、自分がして欲しいことを命じるのではなく頼み、私がされたくないこと(避妊なしとか)は絶対にしなかった。
それが約1年続いており、来月にその男への返済が無事に終わる。仕事は低賃金ではあるが、わずかずつの貯金をしながらも任意整理の返済はまだ続いている。前回の「ひととき」の際に提案されたことがある。日にちは特に決めないで月に4日こういう時間を約束することを条件にと金額を提示されたのだ。その金額は非常に絶妙で、耳を疑うような高額でもなく、かと言ってバカにしたような低額でもなくとてもリアルな数字。子供を塾に行かせてなお、毎月の貯金が少し増やせるような金額だ。たぶん東京あたりなら高校生がコンビニのアルバイトで稼いでしまうくらいのだろうが。
断っておくが私はこの男を好きになってなどはいない。なにせ借金のかたに女に関係を要求するような男だ。弱みにつけこんで来た男だ。ただ、情のようなものが僅かながら私の中に芽生えてないこともないのだ。
「ひととき」の数時間、私はフィジカルな部分を委ねている代わりにメンタルな部分は閉ざしている。しかし一年の間、毎月ではなく決まった月とはいえ、委ね続けていたフィジカルなイベントがメンタルな部分に少し影響し始めている。非常にグロテスクな言い方だが「体がなじんできた」のだ。その行為に「本気で感じてきた」のだ。最中に口走る淫らな言葉がリップサービスではなくなってきたのだ。それを情と呼ぶにはあまりにも動物的なのがいやで、あえて情「のようなもの」という言い方をしている。
決して恋愛感情などではないのだが、その情のようなもので、これまでの割り切りの中に少し気を入れられる関係は築けると思われる。だが息子に話せる関係には断じてなりえないことは永久に変わらない。このあたりが考えどころなのだ。