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はてなキーワード: スウェットとは

2022-01-05

anond:20220103120531

わかる。骨格ウェーブ体型だからオーバーサイズ着ると着られている感が出るから、せいぜい部屋着のスウェットぐらいしか買えない

しかもちびだとSかXSしか選べないのにSサイズを展開してるアパレル少ないから、GUしか服買ってない

anond:20220103120531

アパレル店員なのだが 元増田普段どんな店行っているかかに言及しているわけじゃないので悪しからず

例えばプチプラ系の服屋とかイオンの中にある服屋(いわゆる自店のコンセプトを持たない流行りで店内の商品が決まるようなところ)は現在流行で決まるので、どんな人でも着れるような服はあんまり置いてないんだよね

そして今はそういう店がものすごく増えてて、イオンモールの中なんてほぼそういう店だからね…(田舎民)

服に対する選択肢がすごく少ないんだよね、今は

もし好みの服があったとしても、ほとんどの洋服フリーサイズ(ワンサイズ)なんですわな

着る服を選べない〜と言っている人に対して「じゃあユニクロとかGUとかしまむらに行けばいいじゃん!」はあまりにも可哀想じゃん。

選びたくて悩んでいるんだろうし…

最近の店、流行りを追うのはいいけれどサイズ選択肢くらい増やしてくれてもいいよなーっておもう…。その分プチプラとか手軽さとかを謳うのは難しくなるだろうけども…。

たとえばオーバーサイズスウェットニットでも、その人に合ったサイズのやつを着ればすごくいいんですよ。(それもうオーバーサイズじゃないやろっていう)

165cmの人がMサイズオーバーサイズを着てちょうどいいって、つまり165cmの人にとってちょっぴりオーバーサイズ可愛いよね(ダボダボっぽい形になっているから、ダボダボってわけではない)ってなるが、

150cmの人が同じMのオーバーサイズ着たらそれはもう本物のダボダボなんですわ…

プチプラなんか買わないが?って人は普通にPARCOとか行ったらいいと思う。全然そんなの売ってないから 多分 知らんけど

自分も女なのに靴のサイズが26cmで、自店の靴が履けずに悲しい気持ちになったことがある。

極端な例に全部が全部合わせてくれるのは難しいことは分かっているんだよな

でもそれでも、ターゲットをめちゃくちゃ絞られている現状は変えることはできるはずだし、そうであってほしい  ただS M L XLを置いてくれるだけでええんや、それだけなんや

2022-01-01

スウェットパンツが1990円

危ない ユニクロ騙されるとこだった。

こんなのそこらへんのショッピングセンターなら1000円で買えるだろ。

年収900万になるとこういう感覚が薄れてくるから要注意。

いつまでも生活レベルを下げたまま維持すること。

これが今の日本で生き抜く知恵だ。

2021-12-30

着れれば何でもいいという感じの暮らしぶりになってしまったので、

面倒なのでホームセンタースウェット買った

しまむらとか行く体力がなかった

家電も買おうかと思ったけど、勇気がなかった

というか、ホームセンターで買うより家電量販店の方が安心できるので

年末意味なく人出が増えるのでつらい…

カバンホームセンターのでいいか

面倒なことは来年考えよう

2021-12-20

可愛らしいビール腹おじさんのナイトルーティーンは、メガネにゆるゆるスウェットでベッドに寝転んだ後、難しそうな本を読んだりスマホをいじったりする。

2021-12-18

ニット洗濯ってめんどくさいよね

わざわざおしゃれ着洗剤買うのも別で洗濯回すのも面倒だし、手あらいなんてもってのほか

からニットはあまり買わないようにしていた

だけど去年GUに登場したスウェットライクニット、これが革命だった

100均にある適当洗濯ネットに入れて、普通洗濯物と一緒に放り込んでも、縮んだり型崩れしたりしにくい

こんなガサツな扱い方だったけど、ワンシーズン着倒せて今年2シーズン目に突入した

おまけに肌触りが良い、チクチクしない、毛玉もできにくい、高級感というおまけまでついてくる

そしてGUなのでもちろんお値段もお手頃

今年は1枚買い足そうと思う。

2021-12-09

ボディバッグはなぜダサいと言われるのか

結論から言うとあのボディバッグは「子供アイテム」だからだ。

ダサいボディバッグ話題でいつも貼られるあのバッグ、「BODYBAG 7color」って書いてある画像

女で例えるならマイメロリュックと同等のアイテムかと思う。

アレを例にして話をする。

まず、これを小学生が背負っていてもダサいとは全く思わないと思う。

ファッションにうるさいお姉さんも、お兄さんも、文句は出てこないと思う。

ただこれを大人の男が背負うとダサいとかデートにこの服で来たら帰るとか言われる。

大人子供恰好をしているかである。こどおじなのだ

ボディバッグ自体が全部NGというわけではない。記事最後まで読んでもらえたら意味がわかると思う。

大人アイテムか、子供アイテム

ご存じの通りバッグにはいろんな種類がある。

サイズ大小様々、布か革か、持ち手の有無、背負えるか、チャックかボタンか、ベルトか…

服ならどうか。ビジネススーツスウェット上下、どちらが「大人アイテム」かは誰もが分かると思う。

ざっくりとだが「子供があまり着てないもの」を「大人要素」としてカウントすると分かりやすい。

ボタンが小さい、もしくは隠れている

・着るのに時間がかかる

しわになりやす

・高級な生地

ケアが大変

・革製品(固くなればなるほど大人

・両手が空かないバッグ

・天候に左右されやす

・伸びない生地

モノクロ

・重い

・装飾が少ない

ポケットがない

同じ要素を逆転すると子供服になる。

ボタンが大きい、わかりやすい、ファスナーなど

簡単に着られる

・手頃な生地

ケアやす

ナイロンビニール

・両手が空くバッグ

・フードつき

・伸びやす生地

カラフル

・軽い

・装飾が多い

ポケットが多い

※ただし子供要素は「アウトドア」「スポーツ」の要素でもある。後述する

こういう要素を前提にそのアイテムを分解する。

例として革製ビジネスバッグの大人ポイント

ボタンが小さい、もしくは隠れている(飾りボタンや見えやすいファスナーなどはない)

・重い

・革製品

モノクロ

・両手が空かない

・天候に左右されやす

・高級な生地

ケアが大変

これにショルダーが付くと「両手が空く」になり子供ポイントになり大人ポイントが-1減る。

ナイロンになると「ケアやすい」になり大人ポイントが-1減る。

こういう風に物に対して大人の要素が多いか子供の要素が多いか割り振っていく。

スーツお仕事リュックが定着した時代だけど、

ビジネスリュックはできるだけ子供ポイントが増えないよう配慮してデザインされている。

そして冒頭のボディバッグだ。

こうして見ると大人要素がほとんどない。

本体はレザー(多分フェイクレザー)だけどクタクタで柔らかそう。

背負えて、カラフルで、ファスナーはダブルが二つもついてるし取っ手も大きい。

白いパイピングが目立ち、ハトメなどの金具も目立つ。謎の装飾(紐)もついてる。

これは子供デザインなんだ。

同じ形でも黒一色でファスナーも同色で小さくなったらかなり違うと思う。

ミックスコーデという言葉を聞いたことはないだろうか。

スポーツミックス=「全身スポーツアイテムで固めると変だから、街着にするため他のものとうまく組み合わせる」という意味だ。

両手が空き、カラフルで、ケアやすく、着ていて楽な服…

先ほど子供服と言ったポイントアウトドアにはもってこい…というかそれが推奨だ。

ただそれを着ていく先は山か体育館なのか?違うだろう、ショッピングや、デートだ。という話。

山にフリフリのワンピースで来る女を笑えないのである

皆(おしゃれな人、もしくは女のいう「普通の人」)形は子供から他の要素は大人で固めよう。とか考えて服を選んでいる。

もしくは無意識でそう感じてコーディネートをしている。

即ち、大人があのバッグを持つだけで「年齢とTPOに合った服を選べないおじさん」が爆誕してしまうのだ。

おまけ

大人恰好というのは、重く、堅苦しく、値段が高くて洗濯ができなくてしわになって…と着ていて良いことが全くない。※

見た目が大人になるだけなのだがそれが「外見を整える」「年齢相応になる」ということなんだ。

「もう子供じゃないんだから」耳が痛いね

一人でいるなら誰も貴方の見た目など気にしないだろう。

からこれは他人の目が気になる人や他の人から良い印象を持たれたい人向けです。

気にならないならこんな長い記事読まないしね。

最近は「大人体裁を保ちつつ楽」という、着心地がゆるめで、ケア簡単商品がたくさんあります

2021-11-28

anond:20211127234449

すごく物事にこだわりがある人で

もちろん着る物にも、

ものすごくこだわりがあったようだと判断できる人。

なんでもいいや、と適当スウェットを着てる

おじさんとは真逆の人だと思う。

2021-10-28

anond:20211028134402

最近ドラッグストアなのに冷凍食品とか生鮮食品が置いてあるしなぁ

イオン系列製品も置いてあったりする

店頭で売られてた999円のバングラデシュ製スウェットは数日で駄目になりました

2021-10-20

田舎の深夜のドン・キホーテの客層がお洒落になってる

10年以上前ピンクスウェットキティちゃんサンダルを履いてるような感じだったのに

今は昼間の渋谷を歩いていてもおかしくないような格好になってる

2021-10-17

スウェットパンツで出社ってありかな

黒でダボってしてない感じでワンポイントとかそういうのもない無地な奴

ちな上半身オフィスカジュアル

勤務先はパーカー柄Tジーパンジージャン割となんでもOKIT会社

2021-09-26

anond:20210926143455

ていうか、高級レストランで、「ジャケットとかタイ着用で来たらせっかくの美味いめしが腹いっぱい食えないかスウェットで許せやフロアオッサンときが」

って「ジャケットタイ着用の論理を示せよ!」ってごねたら常識と品のない客として追い返されるだけど思うんだが。適切なドレスコード尊重する、っていう簡単なことになぜつっかかるのか。

2021-09-11

地方工場に勤務してる奴らの服装がヒドすぎる

メーカー勤務なんだけど、修行の一環で地方生産工場に2年間赴任してた。

そこの工場で働いてる奴らの通退勤時の服装が、とにかく酷かった。

「え?パジャマ?」と見紛うようなヨレヨレの上下スウェットで、田舎道をノタノタと歩く者、

センス高校生時代から変わってなさそうな、意味不明英単語がでかでかとプリントされたTシャツで堂々と歩くおっさん

地味にもほどがある柄シャツ一枚はおってのうのうとあるくお姉さん、

バラのようなくすんだ赤色パーカーを夏でも冬でも羽織り、どこで見つけてきたのか、まったく同じ色のスニーカーを履き、ここまで「野バラレッド」にこだわっていながら何故か群青色ジーンズといういで立ちのオールバックおじさんなどなどなど…。

都心じゃなかなか見ない感じの人たちばかりだった。

見られる目がないと、何にも気にならないのかな。

見られる目を一応気にかけていた自分服装がむしろ浮いた存在だった。

2021-08-31

ジーンズアゲインすることってあり得るんだろうか?

最近ユニクロが「JEANS AGAIN」というキャンペーンを大々的に打ち出してジーンズ需要の掘り起こしを図っているけれど、果たして今更ジーンズを履く人が増えるものなのだろうか。ジーンズって伸びは悪くて動きにくいし、乾きは悪いし、タイトで重いし、夏は暑いし冬は寒い。それらの欠点を克服すべくデニム素材も進化しているとは思うんだけど、同様に進化をし続ける化繊のパンツスウェットパンツに比べると相変わらず着用感の劣った素材であることは否めないと思う。ジーンズ20世紀後半を代表するファッションアイテムだったとは思うんだけど、正直賞味期限が切れてるんじゃないかと感じている。若い子でジーンズ履いてる子なんて全然いないし、年齢のいった人が敢えて着にくくて動きにくいアイテムを選ぶとは考えにくい。パンツバリエーションのワンオブゼムとして生き残ることはあっても、昔のように一大ファッションアイテムとして再ブームが起こる気が全くしない。

ユニクロは数年前にもジーンズを再発明的なことを謳ってジーンズ復権を図っていたけれど結局うまくいっていなかった。ユニクロがここまでジーンズにこだわる理由が正直不思議である柳井さんの個人的アメカジへの憧れとかだったりするのかな?

2021-08-25

anond:20210825092459

化繊って結構チクチクしてかゆくなる。

あとメッシュじゃない部分は汗吸わないからかゆくなる。

トータル的にあんましオススメせんわ。やるならノーパンスウェット履いたくらいがちょうどいい。

2021-08-20

最後酸素

 静かな夜だった。

 幼い娘が電気を消して欲しいと言うからわたしは寝室の常夜灯を消して、ベッドに横たわる彼女の隣に寄り添った。

ママ、苦しくない?」

 娘はそう言うと、チューブ自分の鼻から外して差し出した。わたしはそれを受け取らず、代わりに小さな手を握り返した。

「お母さんは大丈夫、もう少し吸っていなさい」

 そう言うや否や、自分の肺の底から咳が込み上げてきた。身体を反転させ、娘に背を向けて咳き込んだ。

 同じ病気にかかっているから、こうすることにたいした意味はないのに。

 娘は小さな手で背中をさすってくれた。

 わたしは枕元のチェストに置いたティッシュペーパーをとって痰を吐き出した。

 薄闇の中で、それはどす黒い血のようにも見えたが、さすがに気のせいだろう。

 くずかごには丸めティッシュがうずたかく積まれていた。

 娘は健気にわたし背中をさすり続けた。その柔らかな皮膚と荒いスウェット生地が擦れる音は、世界で一番優しい音だと思った。


「もう、大丈夫だよ、ありがとう

 今度は娘が咳き込んだ。ケンケンケンケン

 幼な子の咳は軽やかで愛らしいけれど、自分が重たい咳を吐き出すときよりもよほど強くわたしの胸をしめつけた。

 ......あのとき帰省しなければこんなことにはなっていなかったかもしれない。ワクチンだってまだ打ってなかった。

 そのことを娘に詫びると、彼女はこう言ったのだ。

いなかの山、星、きれいだったね」

「そうだね、流れ星も見れたね」

 あの夜、星が天球の上を一筋に流れたとき、とっさに願ったのはこの子幸せだった。

「ねえ、ママ、お水が飲みたい」

「待ってて」と言って、わたし橙色ルームランプをつけ、スリッパを履き、ベッドから立ち上がった。


 足元には、フローリングを埋め尽くすほどたくさんの観葉植物が並べられていた。

 わたしたちの感染がクリニックの外来証明されて、だけれども入院できる施設がどこにもないと知ったとき、帰りに立ち寄ったドラッグストアで買ったものだ。

酸素在庫はありません。供給が追いついていないそうです」

 髪の薄い男性店員が、眉を八の字にして申し訳なさそうに宣告した。

 だったらどうしたらいいのよ! といつものわたしだったら食い下がっていた場面だろう。

 もうそんな元気がなかったのもあるし、何より社会全体が何かを諦めてしまたかのようなムードに包まれていたから、わたしは何も言えなかった。

 調剤室の前のベンチにはたくさんの人が座っていた。

 みんな、まるで負けることを知った試合を消化するチームメイトのように、うつむいて、冴えない顔つきをしていた。


 結局、わたしたちは酸素ボンベの代わりに、たくさんの鉢植えを買ってきた。

 植物光合成をしてくれたら、部屋の酸素濃度が上がるかもしれないという、浅はかな考えだった。

「ねぇ、フラワーパークビニールハウスみたいね

 ドラッグストアからの帰路、緑を満載した赤いコンパクトカーの後部座席で娘は咳き込みながら笑った。

「また行きたい、フラワーパーク

「うん、行こうね、必ず連れていくよ」

 返事はなかった。

 白いマスクと、冷えピタシートに挟まれ可愛い目を細めて、彼女はそのまま寝てしまったのだ。すーすーと穏やかな寝息を立てながら。

 わたしは安堵して、赤信号が青に変わったのにしばらく気がつかなかった。発進を急かすクラクションがやけに遠くから聞こえた。


 あれからまだ三日しか経っていない。いや、二日だったか? すでに、寝室とダイニングキッチンを往復するだけでも身体が重く、息苦しい。

 昔は、クロールだってバタフライだって延々と泳げたのに。

 洗っていないコップに水を注いで、一口飲む。

 水はもとより味がないから助かる。

 昼間に食べた卵がゆは、まるで湿地から採取した粘土のようだった。まだ喉の奥にひっかかっている気がする。

 味が濃いはずのものを口にして、その風味を感じられないことがあんなに不愉快なこととは知らなかった。

 シンクには、その食べ残しの茶碗が重ねて置かれていた。

 昼間に洗って水切りかごに伏せておいた子ども用のプラスチックのコップに水を注いで、寝室に戻った。

 ルームランプに照らされた黄色いコップには、アニメキャラクタープリントされていて、屈託のない笑顔永久に固定していた。

ありがとうママ

 娘はマットレスに手をついて起き上がると、壁にもたれかかって、コップの水をゆっくり飲んだ。

 彼女は、肩を大きく上下させて呼吸していた。

 枕元に転がっている酸素ボンベをちらりと見る。これが最後ボンベだった。

 フリマアプリで、とんでもない高額で取引されていたものだ(たぶん違法だ)。だから何本も買えなかった。


 配送を待っていられなかったから、車で片道二時間かけて取りに行った。古い戸建てに住む、中年男性だった。

 まいどあり、と言ったあの笑顔が、がたがたした歯が、家の臭いが、忘れられない。

 ......彼は一体どうやってあんなにたくさんのボンベを手に入れたのだろう……どうだっていい!

 帰りの高速では意識朦朧として、事故を起こしそうになったっけ。


 黒光りする筒の頭の部分におもちゃみたいなメーターが付けられていた。針は、かなり傾いていた。

 パルスオキシメーターで測定したわたしたちの酸素飽和度は、故郷の山の、空気の薄い山頂にいるくらい低い。

 どうりで頭がぼおっとするわけだ。

 N-95マスクをつけた医師に、少なくとも一分間に五リットル以上の酸素必要と言われたが、もったいないからもっと絞って使っている。

 酸素に味はないけれど、吸えば少し楽になるのがわかる。

「美味しかった」

 娘がコップを差し出した。まだ水は半分も残っていた。

 もういいの? うん、もういい。

 チェストにコップを置くと、ランプを消して二人で横になった。それから娘の体を抱きしめて、小さくて丸い頭を撫でた。

 髪の毛は柔らかく、少し湿っていて、甘い匂いがするような気がした。

ママ、それ、ほっとする」

 腕の中で彼女はそう言った。子守唄を歌ってあげたかったが、もう声を出すのもしんどくなっていた。

ママ寒いの?」

 確かにわたし身体は震えていた。でもそれは寒さから来るものではなかった。

大丈夫、咳を、こらえて、いる、だけ」

 声がなるべく震えないように、切れ切れに言って(あるいは本当に息が続かなかったのかもしれない)、わたしは頬を伝う一筋の涙が彼女に落ちないように頭を上の方に向けた。

 それにつられて、娘も顔を上げた。


 ベッドサイドのチェストの上に窓があった。正方形の小さな窓だ。

 すりガラスがはめ込まれていて、外の景色は見えない。

 ただ今が真っ暗な夜ということだけがわかる。

 娘が、ママ、とささやいた。

 どうしたの? と尋ねると、彼女は目をつむってこう答えた。

「星が、きれいだね」

 わたしは頷いて、

「ねえ、あのとき流れ星を見て、何をお願いした?」と聞いてみた。


 返事はなかった。



2021-07-30

anond:20210730095832

職域接種でモデルナだよ。

1回目は発熱しなかったけど2回目はがっつり発熱。冬用の布団とスウェット出したくらい悪寒がきつかった。痛み止めは躊躇なく飲んでだいぶましになってきた。ポカリとか水とかも数本あると安心

2021-07-25

薄手のスウェット着てブランケットと毛布かけてエアコンつけて寝る。たぶん身体筋肉が少なくて冷えやすいんだろうな。贅沢なのはわかっているが安眠のためにこうしてる。早く夏終わらないかな。

2021-07-04

妹と己へ

おれには2歳年下の妹がいる。

親元を離れても同じ屋根の下に暮らし休みは一緒に過ごして、毎日のように2人で酒を飲んでた時期もあった。人生で最も酌み交わしたのはこいつだと思う。

妹が彼氏喧嘩して、2人で海に行こうとしたけどハイヒールを履いていたから速攻で辞めて、近くのショッピングモール爆買いした。深夜にどうしてもラーメンが食べたくなって、汚いスウェット姿のまま2人で電車に乗って特盛のラーメンを無理やり食べた。片方の帰りが遅くなると、駅前立ち飲み居酒屋で待ち合わせしておじさんにまみれながらホッピーを飲んで厚揚げを食べた。

住処を別にしても毎日連絡を取り合っているし、寂しい時は電話をする。2週間に1回くらい、面白そうな居酒屋を探しては2人で飲みに行く。妹の彼氏と3人で遊びに行くこともあれば、おれの同級生に混じって妹が酒を飲んでることもよくある。

1番心許せる同性は間違いなく妹だ。

おれは小さい頃は神童と呼ばれるタイプ人間だった。3歳で入会した塾では、退会するまで毎年全国的表彰を受けていたし、学校で行われる統一テストもいつだって全国トップだった。運動も人並み以上にはできたし、男女問わず友達も多く支持してくれる人もたくさんいた。いわゆるカースト上位だった。

反面、妹は臆病で脳天気人間だった。絵を描くことが好きで、宿題をするフリをしてはスケッチブックにずっと絵を描いていたのをおれは知っている。勉強は人並みかそれ以下の出来で、気の強い女友達香り付きのペンを盗まれて泣いていた。そんな子供だった。

親がよく、成績のことでおれと妹を比較していた。親だけじゃなく色んな人から妹がそういう扱いを受けていたこともなんとなく知っていた。姉であるおれはそれが当たり前ですと言わんばかりの態度をとりながらも褒められることに喜びを感じていたし、のほほんとした顔で受け流す妹を少しだけライバル視していた。

でもおれはまっすぐ人生を進めなかった。

親を何度も泣かせた。何度も怒鳴らせた。最終的には腫れ物のような扱いをさせてしまうまで落ちぶれた。

ちょうど反抗期だった妹は、そんな状態の親に迷惑をかけられないからと手のかからない子になった。おれが地元中学で失敗したから、と行きたくもない私立中学受験して、友達と離れて毎日往復3時間電車通学に耐えて通った。

姉みたいになりたくない、と強く思っていたんだろう。

この頃は妹と過ごした記憶ほとんどない。(というかおれの記憶ほとんどない。)

やっとおれが人生を取り戻した頃、少しずつ妹との関係も良くなっていった。妹も大学に進学した頃、今のような関係になった。

つのまにか妹は社交的で都会的な1人の女性になっていた。誰かが喜ぶことが嬉しくて、バイトをしたお金何の変哲もない日にプレゼントをしちゃうような心の優しさは昔から変わっていない。

おれの中にはいつまでも妹を守ってあげなければいけない存在だと思う節がある。

小さい頃に昼寝から目が覚めた時、妹が黒目がちな目をこちらに向けていたのをずっと覚えている。自分も幼いながら、この小さな生き物を守らなければいけないと思ったのを覚えている。

おばあちゃんの家に1人で行った時、ファインディングニモ映画を見に行った。後に妹がメモに「○○(おれ)、ニモ見てずるい🐟」と書いていて、なんてかわいそうなことをしたんだろう、今度おれがどこかへ連れていってあげようと思ったことも今も心の中にある。

妹はおれの中ではずっと妹で、バカでも、ちょっと食べすぎて太ってても、それが妹らしくて、「妹」という存在完璧にこなしている。

反対に今のおれはどうだ?

姉としての役目、妹から尊敬されるような生き方、真似したくなるようなお姉ちゃん、どれ1つとして達成できていない。今はもう彼女は1人の人間として女性としておれよりもはるかに自立していて、おれにできることは何も無いようにさえ見える。長く付き合っている彼氏もいるし友達も多く、おれが助ける隙は無いのではないか

別に慕って欲しいわけじゃない、姉としての認めて欲しいわけでもない。ただ、妹としての役目をしっかりと果たしている彼女に対して申し訳ないと思う気持ちでいっぱいなだけだ。

いつかまた姉としての役目をおれが達成できる日が来るといい、おれが妹を「妹」の役目を果たしている人間だと思うように、妹がおれのことを「姉」としての役目を果たしている人間だと思ってくれる日がくるといい。

妹と己へ

おれには2歳年下の妹がいる。

親元を離れても同じ屋根の下に暮らし休みは一緒に過ごして、毎日のように2人で酒を飲んでた時期もあった。人生で最も酌み交わしたのはこいつだと思う。

妹が彼氏喧嘩して、2人で海に行こうとしたけどハイヒールを履いていたから速攻で辞めて、近くのショッピングモール爆買いした。深夜にどうしてもラーメンが食べたくなって、汚いスウェット姿のまま2人で電車に乗って特盛のラーメンを無理やり食べた。片方の帰りが遅くなると、駅前立ち飲み居酒屋で待ち合わせしておじさんにまみれながらホッピーを飲んで厚揚げを食べた。

住処を別にしても毎日連絡を取り合っているし、寂しい時は電話をする。2週間に1回くらい、面白そうな居酒屋を探しては2人で飲みに行く。妹の彼氏と3人で遊びに行くこともあれば、おれの同級生に混じって妹が酒を飲んでることもよくある。

1番心許せる同性は間違いなく妹だ。

おれは小さい頃は神童と呼ばれるタイプ人間だった。3歳で入会した塾では、退会するまで毎年全国的表彰を受けていたし、学校で行われる統一テストもいつだって全国トップだった。運動も人並み以上にはできたし、男女問わず友達も多く支持してくれる人もたくさんいた。いわゆるカースト上位だった。

反面、妹は臆病で脳天気人間だった。絵を描くことが好きで、宿題をするフリをしてはスケッチブックにずっと絵を描いていたのをおれは知っている。勉強は人並みかそれ以下の出来で、気の強い女友達香り付きのペンを盗まれて泣いていた。そんな子供だった。

親がよく、成績のことでおれと妹を比較していた。親だけじゃなく色んな人から妹がそういう扱いを受けていたこともなんとなく知っていた。姉であるおれはそれが当たり前ですと言わんばかりの態度をとりながらも褒められることに喜びを感じていたし、のほほんとした顔で受け流す妹を少しだけライバル視していた。

でもおれはまっすぐ人生を進めなかった。

親を何度も泣かせた。何度も怒鳴らせた。最終的には腫れ物のような扱いをさせてしまうまで落ちぶれた。

ちょうど反抗期だった妹は、そんな状態の親に迷惑をかけられないからと手のかからない子になった。おれが地元中学で失敗したから、と行きたくもない私立中学受験して、友達と離れて毎日往復3時間電車通学に耐えて通った。

姉みたいになりたくない、と強く思っていたんだろう。

この頃は妹と過ごした記憶ほとんどない。(というかおれの記憶ほとんどない。)

やっとおれが人生を取り戻した頃、少しずつ妹との関係も良くなっていった。妹も大学に進学した頃、今のような関係になった。

つのまにか妹は社交的で都会的な1人の女性になっていた。誰かが喜ぶことが嬉しくて、バイトをしたお金何の変哲もない日にプレゼントをしちゃうような心の優しさは昔から変わっていない。

おれの中にはいつまでも妹を守ってあげなければいけない存在だと思う節がある。

小さい頃に昼寝から目が覚めた時、妹が黒目がちな目をこちらに向けていたのをずっと覚えている。自分も幼いながら、この小さな生き物を守らなければいけないと思ったのを覚えている。

おばあちゃんの家に1人で行った時、ファインディングニモ映画を見に行った。後に妹がメモに「○○(おれ)、ニモ見てずるい🐟」と書いていて、なんてかわいそうなことをしたんだろう、今度おれがどこかへ連れていってあげようと思ったことも今も心の中にある。

妹はおれの中ではずっと妹で、バカでも、ちょっと食べすぎて太ってても、それが妹らしくて、「妹」という存在完璧にこなしている。

反対に今のおれはどうだ?

姉としての役目、妹から尊敬されるような生き方、真似したくなるようなお姉ちゃん、どれ1つとして達成できていない。今はもう彼女は1人の人間として女性としておれよりもはるかに自立していて、おれにできることは何も無いようにさえ見える。長く付き合っている彼氏もいるし友達も多く、おれが助ける隙は無いのではないか

別に慕って欲しいわけじゃない、姉としての認めて欲しいわけでもない。ただ、妹としての役目をしっかりと果たしている彼女に対して申し訳ないと思う気持ちでいっぱいなだけだ。

いつかまた姉としての役目をおれが達成できる日が来るといい、おれが妹を「妹」の役目を果たしている人間だと思うように、妹がおれのことを「姉」としての役目を果たしている人間だと思ってくれる日がくるといい。

2021-07-03

プログラマー服装ってジャージスウェットじゃダメなのか?

プログラマー(≒ITエンジニア)の服装ってパーカーTシャツジーパンスニーカーorサンダル最大公約数なのは間違い無いと思う。

理由は「着やすいから」「買うのが楽だから」「動きやすいから」がほとんどだけど、言うほどジーパン動きやすいか?動きやすさで言ったらジーパンスウェットの方が絶対動きやすいじゃん。ジーパンって、洗うのもめんどくさいし乾かすのめんどくさいじゃん。プログラマーのみんなが思ってるよりずっと繊細な服だと思うよ、ジーパン

つーかサイズ感合ってないし頭髪も適当からシルエットが全体的にダサい。でも無駄にオシャレしようとしたって今更どうにもならないだろう。プログラマーはどうせ何を着てもダサいから効率とか合理性に全振りした格好にしていこうぜ。

コードを書くことに集中できる服装でいうなら、サイズ感を考える必要がなく、脱ぎ着しやすくて、洗いやすく乾かしやすくて、動きやすく、調達やす服装、っていうのが条件になるけど、これらを満たす服装って、もうジャージスウェットしかないじゃん。

プログラマーの皆さんは他の職種より効率合理性を考えて生きているのだから、みんなジャージスウェットで行こうぜ。

2021-06-23

麺を音を立てて啜る行為はやめるべき

食事中にげっぷをしたり、食器を叩いて音を出したりするのはマナー違反です。それと同様に、麺を音を立てて啜る行為マナー違反です。「食事中に不必要な音を立てない」というのは、普遍的マナーであり、麺を啜る行為も当然この範疇に属します。

この「普遍的」というのは、単に多くの地域で習慣化しているということではありません。普遍的というのは、「その背後に覆しがたい道理がある」ということです。たとえば、世界には非民主主義国家の方が多いのですが、それでも、人権民主主義といった概念政治普遍的理念なのです。「麺を啜るのがマナー違反」というのもそれと同様です。

ところが、世の中にはこの「麺を啜って食べる」という行為に、先入観無しに考えれば異常としか言いようのない執着を持つ人たちがいます。一体彼らは、なぜそんなつまらないことに拘るのでしょうか。

大人になり切れない人たち

そもそも、「麺を啜るのはマナー違反」という意識がなくとも、他人から「それ(麺を音を立てて啜ること)不快に思う人もいるからやめなよ」と言われれば、普通大人ならば素直に改めるでしょう。それを、あれこれと屁理屈をこねて自分行為正当化しようとするのは、大変みっともないです。

もし、「ごみ分別して捨てて下さい」とか「靴を脱いだら揃えて置いてください」などと言われたら、あえて反抗する大人はいないでしょう。それに対して、「リサイクルは余分にエネルギーを使うから無意味」とか「結局、収集業者分別するんだから俺がする必要は無い」とか言って周囲に合わせない人がいたら、相当非常識です。

他人に注意されても麺を啜るのをやめない、それどころか屁理屈をこねて自分行為正当化することは、客観的に見れば子供っぽいと思われるだけです。やめましょう。

麺をすするのは日本の文化

麺を啜る行為正当化する一部の人の中には、「麺を啜るのは日本の文化だ」という主張をする人がいます

常識で考えて、そんな「文化」があるわけがありません。落語などで麺を食べるときに音を立てる表現をするのは、単なる「演出」のためです。もし、これを「文化」だと本気で思い込む人がいたら、言い方は悪いですが、相当頭が悪いです。

第一マナー違反を指摘されて、「それは日本の文化だ」と言うのも、冷静に考えて情けない話だと思います

テイスティングは家でやれ

麺を啜ることを正当化する理由の一つに、「啜ることで風味がよくなる」というものがあります

食べ物空気と一緒に口に含むことで、その空気が鼻から抜けることにより、食べ物の風味をより一層感じることができると言われていますソムリエワインを鑑定する際に、ワインを口に含みながら空気を吸うのはこのためです。この例は、麺などを啜るのを正当化するためによく引き合いに出されます

この理屈一見説得力があるように見えますが、根本的に間違っています。何が間違ってるかと言えば、「あなた食べ物を最大限美味しく味わう食べ方」と「マナー」は別の問題だということです。たとえば、「動きやすいから」といって、葬式結婚式ジャージスウェットで行っていい理由にはなりません。そもそも、例に挙がったソムリエも、品評の場以外の公の席で、ワインを口に含みながらジュルジュルと音を立てたりはしません。

「麺などをすすって食べると美味しい」というのは、単にあなたの都合であって、公衆でのマナーではないということです。

2021-05-14

町中にいる、やばい

うちの町には、やばいおじさんが沢山いる

保育園の前で必ず「ウオーーッ!!!!!!」と叫んだり

学校の近くでも「ウオーーッ!!!!!!」と叫んだりするおじさん

自分学生の頃、一緒に歩いていた女の子が追いかけ回されて、泣いていたな

あとは、お金持ちのお家の、下半身露出おにいさん

スウェット姿で町を歩いて、下半身をずっと出して、よだれがダラダラのお兄さん。

その人のおうちの前を通った人が、2階からおしっこかけられたとか言っていた。

コンビニではしょっちゅう万引きが発生したり、

声掛け事案、不審者事案なんて毎度のことなので、注意喚起の町内放送とか、学校不審者情報とかを見た人は「ああ、○○おじさんか」のような反応をする。

そして、自分の町には、障がい者支援施設がある。

あだ名がついてしまっているだいたいの人が、ここの人か、もしくはいたけど通うのをやめている人かだ。

そういう人たちを沢山見てきたわたしは、「障がいを持つ人は、人の支援必要としている」と強く思うようになったよ

きっと、あだ名がついてしまっている人達、あの○○おじさんや、○○おばさんたちは、自分を手助けしてくれる、見ていてくれる人が居ないのだと思う。

居たとしても、野放し(言い方が乱暴ですね)にされているので、居ないに等しいと思う。

スケート靴を履けないまま、スケートリンクに出た人間が、転ばず人にぶつからず歩いて行けるわけがないと思う。

障がい者への差別視線を語る前に、まず行動から議論したらどうだろうか。

と、思ったよ、増田を見て。

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