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2023-07-06

プチオンリーを嘘吐いてバッくれた主催に直接凸した話

同人関係の話、もう時効ってことでいいよね、フェイク込みだけど10年前のこと。

当時は若かったということで、後で消すかも。

とあるマイナージャンルプチオンリーが開催されると告知された。

まあ、マイナーと付いている通り飢えに飢えてたジャンル者は大喜び、更には記念アンソロも発行されるという事で界隈で有名な人達執筆って事で盛り上がる盛り上がる。

で、自分主催からアンソロ参加して欲しいとお誘いを受けた。

これがプチオンリー開催半年前の話。

……まあこの時点でそれなりに同人経験ある人なら「ん?」となると思う、半年後のプチオンリー合わせのアンソロって規模にもよるけどかなりスケジュールがカツカツ、すぐに取りかからないといけないレベル

まあでも、主催の他にも協賛が付いていたしプチオンリーサイトTwitterアンソロ告知がされていたし、アンソロ執筆に関しての詳細が送られてくるのを待っていた。

そこから二ヶ月、主催から個人的なお誘いを受ける(本当に個人的な事、遊びに行きましょうというお誘い)

はい、まだアンソロ執筆に関しての詳細が送られて無かったんですよね、残り四ヶ月。

当時、同人初心者だった私はそんなもんか~と思ってました、うん、馬鹿だね。

んでそのお誘いを受けて、その中でアンソロプチオンリーに関しての詳細を主催から熱弁されて「話は水面下で進んでいるんだな~」と暢気に思っておりました、今思うと本当に馬鹿だね。

そのお誘いから二週間後、なんと主催自身Twitter入院すると告知、純粋心配だった私は主催に連絡、

主催は「大丈夫です!大した事無いので心配しないでください!」と返って来たので「無理しないでくださいね」と送りました。

その次の日、協賛の方から私に連絡、「少し前から主催と連絡が取れない、入院の事も聞いていない、プチオンリーアンソロ主催しかからず、今回の件で辞退者も出ていて中止になるかもしれない」

私、晴天の霹靂、寝耳に水、Why? 昨日まで普通に連絡取れてましたが?

それをありのまま伝えたら協賛の方からSkypeで話せないか」と打診され、それを受けることに。

その日の夜、Skypeで話すことにこの時点で協賛の方とは一切面識無し、向こうも私の事を主催側の人間だと思ってたんじゃないかな。

そこには協賛の方と協賛のご友人が数名。私、完全にアウェー

んでそこから出るわ出るわ

・今月になってもアンソロの詳細が一切決まらいから協賛が主催に連絡したけど一切反応がなかった。

アンソロ執筆者が問い合わせても無視

・実はオフセット本のノウハウがあるかすら怪しく、告知サイト管理は協賛に丸投げしてた

・徐々に不信感が募ってきたその矢先の主催からのいきなりの入院宣言

という事実が判明。

もうね、リアルでファーーーーーwwww ですよ。

んで恐らく、話から聞くに連絡を無視しはじめたの私と遊んだ頃なんですよ、その時から主催は協賛や執筆者を平然と無視してプチオンリーアンソロの事を私に話していた訳ですね。

まあでも、一応主催の言い分もきこうかね、と主催に連絡、「入院するならプチとアンソロの今後の事を説明した方がいいですよ」と送るも、

昨日まで連絡出来てたのが嘘みたいなスルーいくら待っても返信なし。

……まあ、さすがの私でもここで「やってんな」と察しますよね、ここから以後は主催と連絡取れなくなりました。

そこからアンソロは発行中止、協賛の方は協賛を降りる事になり(主催と一切連絡とれないから当たり前ですね)

またプチオンリーは某社の規約だと主催以外は個人情報の云々により何も出来ない状態に。

空 中 分 解 。

んでマイナージャンルとはいえ、これだけ大事やらかしたんだからジャンル外の一部の人もこの騒動を知ることになり、今で言う炎上

今なら間違いなくトレンド入りするレベルだったけどそこまで大騒ぎにならなかったのは時代ジャンルマイナー故か。

ただプチオンリーアンソロ空中分解しても、既にサークル申し込みしていた人が複数居て(自分もその一人)

仕方なくイベント準備、当日を迎える事になります。なおここまで主催は一切音沙汰無し。

まあ当日は特に何事もありませんでした、平和

ただ、プチオンリー本部が3SPも取られてた事は気になりましたが(主催が何するつもりだったのか後述)

そして当時の某社のプチオンリーって主催に向けて開催記念のミニフラワーみたいのを置いていたんですよね。

これどうする? となって私が貰っていくことに。

そしてイベントが終わって数日後の事、事態は動きます

主催入院中と思われる時期に別ジャンルイベントに参加していた」というメッセージと共に主催Twitterアカが元協賛の元にリークされたんですよね。

鍵も掛けてなかったので第三者からまる見え、そのTLに入院していたと言われる時期に別イベントに参加している主催ツイートが載っていたわけですよ

真相は今となっては分かりませんが、ほぼ九割方入院は嘘だった、ということですね。

元協賛は主催のその裏アカに凸るもブロックされ、主催は完全に何事も無かったかのようにツイートする日々。プチオンリーアンソロについては無視でした。

そして元協賛から私もその裏アカを教えてもらいTLを眺める事に、プチオンリーアンソロに関して何か言わせたいけど、

ただむやみに突っ込んでもブロックされて終了だろうから何かないかと考えあぐねている所、主催ツイートしました。

明日、○○のイベント(別ジャンル)に参加しまーす☆」

そうだ、直接乗り込もう。

はい最初に話した通り、主催とはリアルで会える距離だったのでイベント会場は余裕で私も行ける場所だったんですね。(元協賛は遠方住み)

んで、更に主催はどうやら私が何も知らないと思っているっぽかったんで平然と次の予定をツイートしてた訳ですね。

よし、行こう。

……とは言ってもここまで読んでくださった方なら分かるかと思いますが、一人で会いに行くのは主催が何しでかすか分からないのでさすがに危険判断し、急遽私のリアル友人を召集

人達ジャンルは別だったものの、プチオンリー事情を知っており、ノリノリで来てくれました(今でも本当に感謝しかない)

そして翌日、一般参加イベント会場に

人達と手分けして主催サークルを探す。

無事に見つかったものの、スペースにいない。

実は主催レイヤーもやっており、撮影の為に席を外していたっぽいんですね。

ここで裏アカ確認リアルタイムでコスキャラ画像付きでツイートしていたため特定

(皆もリアルタイムのツイートは気を付けようね……)

主催、仲間(恐らく何も知らない)とコス併せの撮影中でした。

「よし、行くよ」

人達を引き連れて、その集団の中へ。

「○○さん(主催)」

主催、私を見て固まる

「分かりますよね?」

主催、黙る

「私がここにいる理由、分かりますよね?」

主催、「今、友達といますので……」と逃げようとする

「ばっくれたプチオンリーアンソロの件、協賛の人とアンソロ執筆者に謝ってください!」(クソデカ大声)

ここで主催のお仲間、何かを察したのか仲裁に入ろうとする

それを見た私の友人、引け、と腕を引っ張って合図する。(私が予想外にクソデカ大声を出した為、揉める前に、という判断だったらしい)

「分かりました、今日の所は帰ります。ただこれを受け取ってくださいね

と、私、プチオンリー開催記念のミニフラワー主催に押しつける(嫌味の為に持ってきた)

そんな感じで主催への凸は終了しました。

そして、忘れず主催の裏アカに捨てアカで凸、「ちゃんと謝るんですよ?」と追い打ち。

はい、その日の晩にようやくプチオンリーアンソロ謝罪文?が出ました。プチオンリーアンソロ関連のTwitter主催管理してた)もようやく削除。

なのは、まあテンプレ通りの謝罪になってない謝罪です。

一部だけ引用すると『中止にしたのは後悔はしてません』とき

ただ、元協賛の方に再びリーク、どうやら私に凸られた後、私のクソデカボイスからレイヤー仲間から問い詰められたようでやらかした事を素直に白状したらしく、

レイヤー仲間から「キチンと謝罪しろ」と促されたそうな

(ちなみに元協賛の方は私が凸った事は知っています

と、こんな感じでプチオンリーをばっくれた主催に凸した話は終わるんですが、実は話はここで終わりません。

私が今回こう長々と書いている理由にも繋がります

実はこの主催、当時の名前で今も同人界隈にいます(先程出た別ジャンルにて今も活動中)

私が数日前、Twitterトレンドに載ってたTLを見ていた所、見覚えある顔が……はいレイヤーでもあるのでアイコンコス写真なんですね、一発で分かりました。

ツイート内容は「(トレンドに載っていた件で)自分もそれで色々苦労した」と言っていて

「いや、当時あんたに振り回された人達もっと苦労したがな」と突っ込み入れたくてしょうがなかったので、こうしてここに書くことにしました。

ジャンルは今年リメイク(リマスター)が発売予定のRPGです。

今もサークル参加をしているので界隈の人にとんでもねぇのいるから気を付けて、と言いたいです。

ちなみに無駄に取った3SPを何に使うつもりだったのかって件なのですが、

『ペーパーラリーの景品で私(主催)が○○(ジャンルの人気キャラ)のコスしてツーショット写真とるとか考えてるの~』とこれ以外にもプチオンリーアンソロについて何をしたいか色々香ばしい事を言ってました。

さすがにこれは当時の私も「それはwwwwないwwwww」という気持ちになったのは言うまでもなく。

2023-07-02

誰も俺のブログを見ていない

何年も放置していたはてなブログを再開して、新しいエントリを数件上げたのだが一切反応が無い。

アクセス解析を見ても、本当に誰も来ていない。

俺のブログに一体何が起きているのか。グループとやらに入っていないせいなのか。

https://staff.hatenablog.com/entry/2017/09/14/170500

はてな運営が「新着エントリー」のページを廃止したせいだろうか。例えば新参ブログはどうやって閲覧者を獲得しているのか。

はてな運営ブログ復興させるとか言ってた記憶があるが、だったらブログ執筆者支援すべきではないだろうか。

 

・早速の追記

https://www.hatena.ne.jp/o/search/top

あのね、俺はあるマイナー映画レビューを書いたんですよ。それで上の公式検索でその映画検索したら、俺のエントリも含めてたくさんレビューエントリが出てきたよ。

それで一件一件エントリを見ていったのだが……、どのブログも閑散としてて、ブクマが付いているブログほとんど無い!!

なーんだ、人が来ないのは俺のブログだけじゃなかったんだwはてなブログってすごく衰退してるんだな。いや、そもそも繁盛したことが無いんじゃないか

とりあえずショックから立ち直ることができたよ。

2023-06-09

インスタのエッセイ漫画書いてるやつらって何なの?

友達から面白いよって送られてきたインスタのエッセイ漫画(旦那愚痴とか、マッチングアプリのとんでも体験談とか)をうっかり読んでしまい、検索欄などでサジェストされるようになってしまった。

調べてると似たような漫画を描いてる人が無限に出てくるので、なんかすごい文化だなと思う。

共通して、旦那とか恋人とかアプリの人を露悪的に書きすぎ/盛りすぎてて、執筆者本人のほうが絶対ヤバいでしょ感が滲み出てるのがキツい。

こういうのどういう気持ちで描いてるんだろ?

2023-05-29

謎のブログ経済を良くするって、どうすれば」

時節、ホッテントリに出てくるブログだがデータ提示してわかりやすく読んでいる

ある時にここ最近少子化についてあれこれ同僚と話す時があり参考にしてた記事サイトでこのブログを紹介したら

執筆者情報がどこにもないブログ信じるの、リテラシー的にヤバいんじゃね?」と言われて「経済を良くするって、どうすれば」の執筆者が誰なのか調べたら

かに検索で出てくることはなかった。以前どこかで経済専門家だったような自己紹介文を見たような気がしたが見つからず謎のブログとなってしまった。

経済を良くするって、どうすれば」って誰が執筆していて、どうしてはてなで人気なんだろう?

anond:20230529024843

執筆者による注

ここで主張したのはあくま個人のパワーという意味での友達の少なさだ。

日本全員友達をなくせばベストなどとは誰も主張してないことに注意せよ。

まあ、論理をすりかえる奴/騙される奴は出てくるだろうが、

孤独力を得られる伸び代がある人間なら、ほどなく打破できるだろう。

2023-05-24

anond:20220611230611

特定宣言に対して、その宣言責任を取りたくない場合

「持論を展開」とか「主張している」となる

持論を展開は、主張しているよりもさらに下に来る印象

持論を展開と書かれたら、記事執筆者はそれに同意していないと読み取るの

別段ゲスパーだとは思わない

そのくらい強い言葉

文字で食ってる執筆者がその選択の結果選んだ言葉

大した意味はないんだよ

と言ってのけるのは、逆に失礼なんじゃないかと思う


療養食のおかゆサムゲタンに変えるのも

普通表現者なら「意味もなく」やらない

サムゲタンは療養食じゃないし

舞台日本ならなおの事

2023-05-22

anond:20230522104640

増田なら「次行け次」になるのにな、伝統的に。

はてブでは男が同じ内容で相談したら確実に(賭けてもいい)気にするな次行け次、で終わり。

執筆者女性が責められてるの意味不明すぎてこえー

いつからここは女憎しーの巣窟になったんだよ。

かつてのはてなブックマークの人々はどこに消えた??

まさかライフステージが変わったのか?

2023-05-15

anond:20230514141536

パッと見ファン内の解釈違いで荒れてるだけで

全然女性差の話になってないっぽいんだけどなんでそのタイトルにしたの?

つーかカップリングのありなしなんて執筆者の数だけ世界分岐があるんだからそっとしとけよ

2023-04-27

二次創作アカウントを消した。もう二度と作らない。

Twitterアカウントを消した。BL二次創作アカウントだった。人間関係とか、叩きとか、盗作作家との関わりとか、色々なことがあった。


年号が令和になって少し経った頃。

元々オタクだった筈なのに何のコンテンツにも興味を持てなくなっていた。忙しいし寝不足。心は乾き切って何かを楽しむ余裕なんてなかった。時々Twitterを開いて、楽しそうにオタ活を続ける友人達の様子を眺めていた。


からずっとオタク続けてる人あるあるだと思うんだけど、時の流れと共にみんな色んなジャンルバラけていくし脱オタした子もいたりする。だからTLの話題バラバラだった。

みんなそれぞれの人生を生きてると感じられて私はその状態が好きだった。もう会わない人もいるだろうけどそれもそれでいい。


コロナ禍の少し前くらいだったと思う。

TLに異変が起きた。

変わったのはよく呟く相互さんの1/3くらいなんだけど、それでもTLはかなり変わる。みんな同じソシャゲにハマり出した。すごいなーと思いつつ眺めていた。眺めているうちに、興味が湧いた。

そのソシャゲについて呟いてた子に「みんなやってて気になるんだけどどんな内容?教えて」とリプしてみた。

返信は、アプリDLURL

絶対面白いからやれという圧を感じる。チュートリアルに進む。なんか顔がいいキャラがいる。進める。


空き時間ゲームをやり始めて数日。初見で顔がいいなと思ったキャラではない登場人物とある行動と、その登場人物にやたら絡むキャラクターの二人が気になった。

いやこれ付き合うじゃん、付き合うかはわからないけどこの性格の二人が接近することでお互い多大な影響を与え合うだろうしそれはお互いにとって未知の扉だしそれを開ければ二人はすごい成長するというかなんかすごいことが起こるんじゃない? ねぇ

そんな感じで全く予想してなかったキャラカップリングに沼った。それからは早かった。

pixivアカウントを作り、二人の馴れ初め、徐々に関係を深めていく様などを書き殴った。もうゲーム本編とは関係ないその二人がメインのBLゲームプレイしながら書き留めているような感覚だった。そんなゲームないけど。幻覚だけど。

移動時間とか、数分ずつの隙間時間とか、寝落ちするまでとか、iPhoneメモ帳に書き続けてはアップを続けていた。そのうち幻覚BLゲームの内容以外も短編を書くようになった。選択肢によって違う未来があっていいしこの二人には無限可能性がある。トチ狂っていた。

そのうち、新たな欲望が生まれた。このカップリングについて誰かに話したい。同士と語り合ってみたい。

Twitterアカウントを作った。


好きな漫画描きさんに挿絵を描いて貰えたりもした。脳汁に溺れるかと思った。

アカウントを作って交流はそちらでする、という流に乗って私も鍵アカを作り、描きかけの絵を見たり書きかけの文章を流したりしつつ交流した。通話アプリである、もくりなんかも行ける時間帯は色んな人の部屋にお邪魔した。


コロナ最中出来事その2

やってしまった。不穏な空気はその前から漂っていた。


アカウントのTLが曇り始めていた。そこそこは仲良くしてもらっていた(と私は思い込んでいた)Aさんの、同カプの方々とのリアル関係が上手くいっていないという愚痴をよく見るようになった。

どっちもどっちな面もあるなぁと思いつつ、上手くいってないという相手作品よりAさんの作品の方が好きだったのと、空気を悪くしたくないのでそれはひどいねー、なんて時々同意してりしていた。周りも同じような感じ。

そんな中、Aさんに表紙を描いてもらう合同誌の計画を立て始めた。鍵アカウントで繋がっている内輪だけで計画を進め、参加者も決まった。

この頃は合同誌、特にR18のもの流行っていた。私は安易に「自分が好きなシチュの話を参加者さんが皆書/描いてくれる本なんて最高じゃん」と夢を見ていた。

周りでも過激な内容の合同誌がどんどん出されたり計画をされていた。

ある夜、Aさん主催のもくり同カプ飲み会が開催された。私も参加した。

初対面の人が多かったので最初はお互い自己紹介カップリングへの想いなどを語った。

この頃になるとゲームリリースから時間もたっていたせいかゲーム本編から沼ったパターン以外でも、配信者や誰かの二次創作から入った人なんかもいたように記憶している。配信見てるけどゲームインストールしてませーん、と公言する人にハラハラしたりしつつも、解釈が違う人の話を聞くのも面白いな、色んな人がいるんだなーと聞いていた。


自己紹介が終わり、これから雑談かなという時。

キハキとした喋り方が印象の、最近アカウントを作ったというBさんが提案した。

「せっかく集まったんだし、皆さん相互になりましょう!」

私は相手作品を読んで好きだな、と思った方のみをフォローする派なので正直この提案を断りたかった。

が、空気を壊すわけにもいかず全員をフォローしていった。こういう時にこういう提案をできたりすぐに繋がれる人がSNS上手な人なのかな、なんて思いながら。

そして酔いが回ってきた頃。

参加者の一人が、その方主催の合同誌の話を出して、合同誌用のアカウントを作って、執筆者を募っていた。

あ、いいな、今こうして話題に出せば描/書いて下さる方増えそう。執筆者が増えれば自分の読みたい作品も増える。私も続いて、その時に計画していた合同誌の話を出し執筆者を募った。

その場で合同誌アカウントも作った。他にも合同の話を出して、お誘いをする方なんかも出て、カップリングの盛り上がり方に嬉しくなった。


私の企画した合同誌には、新たにBさんも参加してくれることになった。企画は通したいが前に出るのが苦手なので、主催名前は伏せて発行することにした。

それにより自然と、表紙を描いてくれる予定のAさんの存在が目立った。これで、最悪な事態が起こりうる前提が全て整った。


合同誌アカウントを立ち上げて数十分か数時間か、記憶曖昧だが、いきなり叩かれ始めた。早。参加者Twitter追ってないと反応できないやつ。

叩いてきた相手は、カップリング界隈の治安を憂うアカウントや、お題箱などに投稿された内容を追ってどんなジャンルのものでも叩き続ける複数愚痴アカウント

この時初めて愚痴アカウントという存在を知ったのだが、ほんと知らなくていいと思う。お題箱などでターゲット募り、いけると思えばターゲットをひたすら叩き追い詰めることを繰り返すアカウント達だ。追従アカウント複数ある。見ていて気分が悪くなる。

叩かれた内容としては以下。

・合同誌はR18予定なのだが、そんなセンシティブものを鍵も掛けずに告知することについて。また合同誌の特殊性について。

参加者、そして表紙を描く予定のAさんのリアルでの問題行動。

彼らの行動は以下。

引用リツイート意見参加者主催へのなんかよくわからない決めつけや罵倒を含む。

・推測だが、他の愚痴アカウント炎上を扱うアカウントへのDM、お題箱などへの投稿

・直接のDM


飲み会で挙がった全ての合同誌はR18だし似たような合同誌も多い。叩かれる意味もわからないのでひとまず無視をした。

あと飲み会の内容や飲み会参加者についての質問もあった。誰かのストーカーなのだろうか。こわい。答える筋合いもない。

Aさんのリアル行動に関しては今まで鍵アカウントの呟きを見ていたのでなんとなく知っているが、うまくいってない相手とその友達しか知り得ない情報で叩かれていた。

全ての内容、完全に私怨。外に漏らす必要なくない?叩いてきた相手は明らかだ。合同誌叩きとAさん叩きを混ぜるのは、恐らくAさんが主催だと勘違いしているせいか


数日後。

叩きは鎮火しない。彼らの要望に応えてないので仕方ないのかもしれないが。これで中止にするのも悔しい。けれど、何人もの参加者が謎アカウントによって叩かれたり茶化されたりするようになってきた。私も有る事無い事言われてイラッとしているが、参加表明をしただけの周りに被害が及ぶのは本当にまずい。Aさんへの誹謗も加速している。プライベートな話を持ち出すなよ。

そんな中、Bさんから連絡があり通話をした。Bさんも叩かれており、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。


Bさんのことはよく知らない。けれど、良い作品を書くと知り合いが言っていたし、横の繋がり作りが上手く、アカウント開設から間も無いのにたくさんの人と繋がっていた。

信頼できる人なのかな、と思った。ただ、雑談の時点で少しの違和感を感じた。


Bさん「やおいって言葉知ってます? BLって言葉ができる前の時代言葉なんですよ」

→知っているけどトラブルに巻き込んでしまった引け目とその日の疲れで自己主張をする気分ではなかったので「えー知らないです、そうなんですか!すごーい」とてきとうに返事をしていた。


Bさん「昔、大ファンだった人がいて。ジャンル変わってもすぐ見つけましたし、その人のTwitter監視して場所特定して会いに行ったことあるんです。ツーショも撮りました」

→怖い。Twitterスイーツとか場所呟くやつ、リアルタイムでやるのやめた方がいいなって思った。


Bさん「このカップリングで一番好きな作品はCさんって方が書かれたこ小説で」

→Cさんは良い作品を書く。私も読んでいる。が、該当作品だけは彼女作品の中でも異質で、設定一切無視説明無しの、ハード行為をするシーンのみの現パロ作品である。完全に好みの問題ではあるんだけど、いやこれこのカップリングでする必要なくない?キャラ性格も違うしそうなる理由が作中で説明されてればいいけどそれも無い。という小説なので私はスルーした作品だ。というかCさんの作品はこれ以外の、原作の設定やキャラクター達の性格を活かしたいい作品がいくつもある。その作品を推す理由不明だった。

が、そんなことを聞けるはずもなく「そうなんですねー」と返す。

CさんのTwitterでの呟きなどについての賞賛も聞きながら、最初に話してくれた昔大ファンだった人に対してといい、Bさんは誰かのファンになると作品からTL、さらにはリアル相手まで全てを愛するタイプなんだなー、など思った。


そんなこんなで雑談が終わり、本題に入った。

Bさん「親友が昔から何度も炎上起こすタイプなんですよ。その度に私が消火してきました。私は炎上消火のプロです。なので、この合同誌の件も私が消火します。私が主催として名乗り出ますアカウント運営します。合同誌アカウントパスワードを教えて下さい」

→そうだよね、ここまで被害が広がったのなら、叩く対象を一つに絞る為に主催が名乗り出るしかない。


けど待って、ただの参加者しかもあまり知らない人にその責任を負わす意味はわからない。彼女主催として名乗り出る提案は断固断ったが、アカウントパスワードは教えることにした。

謝罪文の考案をしてくれるというありがたい提案もあったからだ。

ひとまずは企画を中止として、謝罪をして鎮火を図ることとなった。今思えば、ここでさっさと私が名乗り出ていればもっと早く事態は収まっていた。

けれども、心が疲弊していた私は「これ以上叩かれるの無理。このままなんとなく問題が消えればいいな」など甘いことを考えていた。

ごめん。


パスワードを教えるとBさんはすぐに、DMに来ていた意見などに対して返信をはじめた。どれも一様に謝り倒す内容だ。

次に、Bさんが作ってくれた謝罪文を何箇所か修正したり付け加えたりして、合同誌アカウント掲載した。

Bさんが作ってくれた謝罪文は、まずは全方位への謝罪。そして叩いてきた相手というよりは同カップリングの方々に対して迷惑をかけた謝罪と、叩きの手口に対しての注意喚起、そしてこの文章拡散して皆にも気をつけてほしい!という内容だった。拡散必要はないのでそこは削った。注意喚起は叩いてきた相手の目に入ると問題悪化しそうなのでマイルドに書き換えて投稿した。


それから少しして。

合同誌の中止と謝罪文投稿をしてからも、叩きは続いていた。

ほとんど無関係なのに誹謗中傷の的になってしまった方には匿名でお詫びを送ったが、果たして正解だったのかわからない。私は疲弊し切っていた。

一番のストレスは、Bさんから暴言だった。

「ほんとダメですね。私が全て代わりにやってあげます謝罪文書いたの私ですよ。感謝気持ちないんですか? 馬鹿すぎません?」

深夜延々と続く通話を切ると、そのまま寝落ちた。

他にも周りの人のことを聞かれたり、なぜか私のことを未成年だと思いこんでいたらしく、何度も確認されたりした。

頼りない喋り方だし思考能力も低いので勘違いされたのも仕方ないかもしれない。それか、誰かと間違われていたのかも。


二番目のストレス。いくつかの人間関係と、話せないことについて。

企画の中止、謝罪掲載しても尚、主にAさんへの誹謗中傷は止まらなかった。

Aさんへの私怨を抱いているであろう人達からは、私を含め参加者の方々はブロックされていた。

アカウントのTLを覗けば、Aさんが誹謗中傷主に関する様々な情報を流し、更にストレスで体調を崩していることが綴られている。

Aさん無理しないで、という流れ。Aさんが叩きやすいからか、無関係であろうアカウントからもAさんに連絡が来ているらしい。申し訳なさすぎる。

いい加減名乗り出なくては。と、意を決してAさんに連絡を取った。

Aさん「今度、このジャンル同人誌即売会があります。その前に燃料を投下して影響を与えたくないのでそれまで黙っていてくれませんか。即売会後、私から誹謗中傷主の正体をばらす、そして何をされたのかに関するツイートします。それと同時に名乗り出てください。中傷主へのダメージも大きくしたいので」

OK。さすがに迷惑をかけすぎたので従う。


ついでにBさんから、Aさんへの愚痴も聞いていたので、Bさんの暴言攻撃対象とならないようAさんにそれとなく伝える。

それに対しての返事はなし。以降、連絡が来なくなる。

私がBさんの悪口を言ったような形になってしまった??と落ち込むが、仕方ないので黙る。

Aさんのツイートによると、ストレスが大きすぎて体調もメンタルボロボロとのことなので、これ以上心配事を増やさせるわけにもいかない。

Bさんからは再度「早く名乗り出ないと!私が主催と言いますから!私にやらせて!」と連絡が来る。断る。板挟み。

更に、仲良くしてくれていた合同誌参加予定だった方に「これ以上Aさんを矢面に立たさないでください、もっと助けてあげてください」と連絡を貰いブロックされる。キツい。

でも情報は漏らせないのでAさんの計画についても話せない。更にこの方、Bさんとめちゃくちゃ仲良くなってる。

キツい。


あと、お茶をした同カプの人に「そういえば○○さん(作品だけ知っているけど面識ない相手)が、増田さんのこと『やっていいことといけないことの線引きが出来ない人w』って言ってました! あっでも私はそんなこと思ってないです、増田さん大好き☆」

など言われる。正直そういうの地味に疲れる。○○さんのツイート流れてくるだけでなんとなくしんどくなる。事実かわかんないのに。


即売会後。

Aさんによる、中傷主への告発投稿。それを確認してから、私は合同紙の主催だと名乗り出た。

もう、というか多分最初からだけど、オーディエンスの関心はAさんと中傷主のことなので私の発言はそんなに注目されなかった。謝罪対象が巻き込んでしまったりこの件を目にしてしまった同カップリンガの方向けだったこと、文章画像縦書きだった等に対して文句やお説教がいくつか、何度か飛んできた。反応はそれくらいだった。

あと、フォロワーがごっそり減った。今まで仲良くしてくれてた方達が会話してくれなくなった。TLには、会話してくれなくなった方々が、Bさんと通話したとか遊んだ、とかの報告が流れるようになった。Bさんがいか美人か、などの賞賛も。

Bさんは絶好調なようだ。創作論をぶちかましたり、本の表紙の絵まで自分で描いて同人誌を出していた。

※後に表紙の絵はフリー素材を加工したものだとバレる


兎も角、これで全て終わりかな、と思った。

Aさんが叩かれるきっかけを作って周りの人たちも傷つけてしまった。私の行動は最悪だったし、周りから見ても最悪なやつだろう。

もう目立たないようにひっそり作品だけ投稿することにした。迷ったけど、アカウントはそのままにした。


数ヶ月後。


Bさんの作品全てが、盗作だったことが判明した。同人誌にして頒布していたものもあった。


私はこの件に直接関わってないので経緯については省く。

盗作された作家さんは、あの夜、Bさんが昔大ファンだったと言っていた他ジャンルベテラン作家さんだった。登場人物名前と、文末や細かいところのみを変えて無理やり該当カップリングの話としてpixiv投稿していたらしい。

しかも、同じことを以前も別ジャンルで行なっていたとか、その時の盗作相手も同じだったとか。

直前でそれが判明してBさんの作品を除外した合同誌などもあると聞き「あーあのときの合同誌、叩かれず無事発行されてても問題ありの本になってたのか」と脱力した。

余談だけどBさんが自信満々に「どうしようもない親友炎上を何度も鎮火してきた」って言ってたアレ。親友なんていなかったのでは。とか思う。推測だけど。過去自分で起こした火の話だったのでは。


それからもAさんに恨みを持つ人物からよくわからない質問だとか攻撃的なDMが送られてきたりするし、私をブロックした方はBさん盗作発覚後にアカウントを消してしまったりしたし(彼女作品はめちゃくちゃ好きだったし交流も楽しかったのでショックがでかい。多分この件がいちばんショック)、いろんな人がガラッと、またはコロコロと態度を変えるところを見てしまったりしたし、段々と心が疲れてもたなくなってきたので、Twitterを消した。


時々聞く「時間が全てを解決する」ってやつ、嘘だと思う。

表面的にはそうかもしれないけど、心の中に積もっていくストレス時間では消えない。内面的なものは行動を起こさないと、解決できないよ。

それとも本当に時と共に忘れられる人もいるんだろうか。私は未だに小学生の頃嫌がらせをしてきた奴だとか、クソみたいなモラハラかましてきた元彼だとか、みーんな許せてないよ。

性格問題かな。

性格悪くてごめん☆粘着質でごめん☆


スッキリしたけど、ちょっと寂しい。

こんな問題を起こした後でも仲良くしてくれていた方もいたし、なんか、ちょっとだけ、寂しい。


さいごに

一つだけ心配なことがある。

Bさんが好きだと言っていたCさんの作品についてだ。Cさんの作品の中で唯一、登場人物名前を入れ替えても成立するあの作品

もしBさんが今後別ジャンルで再び盗作行動をする場合、あの作品ターゲットになるのではないか。でもCさんと私は知り合いではないし、Cさんも、Bさんの盗作発覚後にアカウントを消してしまっている。Bさんの件が関係してるから知らないけど。同じ心配をして伝えた人もいるかもしれない。

何もないことを祈っている。


、今後もしま二次創作をしたくなっても、SNSアカウントは作らないことにする。 Permalink | 記事への反応(10) | 11:05

2023-04-04

【お知らせ】オーナーコメントの固定表示が好評なのではてな匿名ダイアリーにも採用します。

いつもはてなブックマークをご利用いただき誠にありがとうございますはてなブックマーク開発チームです。


2023年3月24日適用しましたページオーナーによるブックマークコメントの固定表示が好評だったので匿名ダイアリーにも採用することにしました。

今後は匿名ダイアリー執筆者さまのブックマークコメントは「人気コメント」「新着コメント」各一覧の最上部に固定されるようになります

もちろん過去投稿に遡って適用されます

今後とも引き続き改善を続けてまいりますよろしくお願いいたします。


hatenabookmark

2023-03-24

ページオーナーによるブックマークコメントコメント一覧上部に固定表示します(ブラウザ版のみ)

この度ブラウザはてなブックマークで、ページオーナーのブックマークコメントを固定表示にする変更を行いました。 この変更は、上記の告知内で予告していた、コンテンツ執筆者自身による意見発信の場を提供する施策の一環となります

https://bookmark.hatenastaff.com/entry/2023/03/24/124246

ページオーナーがいらんブコメしてさらなるさらし者になる未来しか見えないけどまあいいか

2023-03-16

フェミニストってなんで馬鹿なんだろう

https://twitter.com/chosakukenho/status/1635779685593546752

小倉秀夫

@chosakukenho

家事育児負担女性に偏っているという内容に対し、家計を維持するための労働男性に偏っているという批判を認めない場合家計を維持するための労働男性に偏ったまま家事育児負担を男女均等にすることとなり、男性過労死することになります

引用ツイート

津野 香奈美 | Kanami Tsuno, PhD, MPH

@KanamiTsuno

3月15日

Whataboutism: 自分問題点を指摘されたと感じた時に「あなたはどうなの?」と相手欠点を指摘することで本来自分問題点に関する議論を避け、相手攻撃すること。

例)家事育児負担女性に偏ってるという内容に対し、家事育児していない男性が「女は力仕事できないじゃないか!」と言う

このスレッドを表示

午前8:07 · 2023年3月15日

全く浅薄です。

フェミニスト有識者どころか思考能力がない。だから失敗するのです。

だがまだもっとすごい。

正論を見たら脅迫して潰す。

ジグザグ

@dennokoziguzagu

返信先:

@chosakukenho

さん

有馬とかもそうなのだが、「著作権法コンメンタール執筆者」、「ペギっ子」とかの身内で論争して完全「論破」してからネットに這い出てきてくれないかなあって。

午前8:31 · 2023年3月15日

ジグザグ

@dennokoziguzagu

·

3月15日

返信先:

@chosakukenho

さん

他の「著作権法コンメンタール執筆者」や「ペギっ子」は見て見ぬ振りだろうから、「オグリン」の方からしつこく絡んで「討論」を仕掛けないと乗ってくれないからじゃね?ハーバードでは学生教授陣が率先してラムザヤーボコるが、早稲田では望むべくもないか有馬から突撃せんかいという理屈

小倉秀夫

@chosakukenho

·

3月15日

返信先:

@dennokoziguzagu

さん

著作権法コンメンタールと全く別の話題表現する際に、著作権法コンメンタール執筆者と前もって討論する必然性が全くみえてこないのですが。あなた自分が属する集団と前もって議論した上でその投稿をしているんですか?

ジグザグ

@dennokoziguzagu

·

3月15日

返信先:

@chosakukenho

さん

おや、プロフで「著作権法コンメンタール」の看板掲げながらまったく別の「政治活動」に熱心な「オグリン」さんじゃないですかあ。

小倉秀夫

@chosakukenho

·

3月15日

返信先:

@dennokoziguzagu

さん

別に何の問題もないですよね。

ジグザグ

@dennokoziguzagu

·

3月15日

返信先:

@chosakukenho

さん

ならこっちの提案も「別に何の問題もないですよね。」ということですね。

小倉秀夫

@chosakukenho

·

3月15日

返信先:

@dennokoziguzagu

さん

何で?他人表現機会を勝手制限しようという提案なのに?

ジグザグ

@dennokoziguzagu

·

3月15日

返信先:

@chosakukenho

さん

うそう、そういう感じでリアル法曹関係突撃してて欲しい。看板で掲げてるくせに「著作権法コンメンタール執筆者」に限定されたくないというなら裁量を認めるのは吝かではないので

<<

フェミニスト思想活動家は全員クズです。

2023-03-03

ブコメの補足機能ヨッピー向けのパフォーマンスしかない

[B! はてな] 人気コメントのアルゴリズムを一部変更しました - はてなブックマーク開発ブログ

後半のコメント返信機能よりも補足機能をという話。期待する声もあるけどこれは一部のガス抜きしかならないと思う。

はてブ批判的な外部の人たちの溜飲はこれである程度は下がる。

でもわざわざ利用するのはごく一部(それこそヨッピーのようなアグレッシブな人)に留まり、大半のブクマページでは何も解決しない。

それに1対多数という構図が変わらない以上、「皆が批判してるのにこいつまだこんな反論してるぞ!」と火に油を注ぐ結果になる可能性が高い。そんな労多くして功少ない機能を誰が使いたがるだろうか。

総じてその機能を使おうとする人も実際に使える人も限定的

健全化を謳うなら本丸はやはり返信機能のはず。

必要なのは執筆者に来てもらって反論してもらう事ではなく、ユーザー同士で「それは違うと思う」「解釈おかしいのでは?」「ちょっと言い過ぎだよ」など相互に適切な指摘ができて、それが可視化されている事。

このサービス内で完結する自浄作用が求められていると思う。

大分面倒くさいからやりたくないだろうけど…

やめろー!はてなブックマークは論争をするための場じゃねー!

ブックマークコメントへの返信機能について

これまでも、主にコンテンツ執筆者さまから要望を多くいただいていた機能です。これは執筆者自身が、コメントに対して補足や訂正を行える機会が十分でない課題に起因するご要望と捉えています

ただし、この課題を「各ブックマークコメントへの返信機能」という形式解決しようとした場合ユーザーさま間で論争が生まれる場となったり、スパム活動に利用されてしまったりといった別のリスクも考えられます。そのため、返信機能については慎重に検討を重ねた上で今後の提供有無を判断したいと思います

一方で、返信機能とは別の形でコンテンツ執筆者のみなさまが適切に意見発信を行える場を提供するための機能改善検討しています。 「執筆者自身による補足の場」という構想は、以前から機能開発の候補の一つとして検討していたものでしたが、直近では人気エントリー・人気コメントアルゴリズム改善重要事項として優先していました。しかし、ここ数日間でお寄せいただいたご意見・ご要望を受け、早期に解決すべき課題であることを再認識し、開発の優先度を引き上げて進めてまいります



俺と新機能勝負だ―!!!!!!

2023-02-27

はてなブックマークの(ネガティブコメントとの戦いの)歴史

2005年2月10日 はてなブックマーク β版開始

はてなブックマークブックマークを通じて他の人とつながったり、注目の話題簡単に探すことができる、国内初のソーシャルブックマークサービスです。

はてな、国内初ソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」開始 ~ウェブサイトの内容からキーワード抽出し、コミュニティ要素を強化~ - プレスリリース - 株式会社はてな

ソーシャルブックマークサービス草分け海外の「del.icio.us」で、はてブはいわゆるパクリタイムマシン経営だった。まさか本家よりも長く生き延びることになるとは。

そもそもソーシャルブックマークサービスにおいて「コメント」や「ホッテントリ」的なもの本質ではなく、Webサイト大勢で「タグ」を付けていくことで検索やすくする「フォークソノミー」のほうが重要視されていた。

まだ「Web2.0」の華やかなりしとき、「集合知」が信仰されていたころのことである

2005年2月22日 コメント機能実装

コメント機能など、新機能の追加について - はてなブックマーク開発ブログ

コメント機能実装されたのはβ版開始から12日後のことだった。すべての戦いの始まりである

2005年8月19日 はてなブックマーク 正式リリース

はてなブックマーク正式版リリースについて - はてなブックマーク開発ブログ

2006年7月29日 非表示ユーザー機能実装

例えば A さんが、非表示ユーザー項目に B さんのユーザー名を指定すると、A さんからエントリーページ(コメントが一覧表示されるページ)で B さんが見えなくなります。(実際にはエントリーページにおいてのみプライベートモードと同様の扱いになります。) なお、A さんが B さんを非表示ユーザーに設定していることは、B さんを含む他のユーザーには知らされません。

非表示ユーザー設定の追加について - はてなブックマーク開発ブログ

2006年8月19日 一周年はてブ批判

はてなブックマークが物凄い勢いで衆愚化していっている。

別にGigazineが悪いわけではまったくないけれど、Gigazineエントリーが頻出するようになったあたりから、どんどんエントリーの質が下がってきている。もう最近まりホッテントリも読まなくなった。

fladdict.net blog: はてぶがドンドン馬鹿になっていく

[B! SBM] はてぶがドンドン馬鹿になっていく | fladdict

執筆者現在でもUI論やAI論などでブイブイ言わせている深津貴之氏。

これに対してブコメでは「ホッテントリなんて見ない」「お気に入り機能を使え」といった論調

ちなみに現在感覚だとあまりブクマされていないように感じるかもしれないが、当時100users超えは相当に注目されていたほうであるホッテントリでも10users20usersが当たり前だった)。

ほぼ同時期にこんな記事も上がっていた。いわゆるモヒカン族代表格・ekken氏の記事である

はてブコメントするのは卑怯だ、文句があるならウチのコメント自分ブログに書いてトラックバックしろ!」

……などという笑っちゃうような文句をよく見かけるけれど、そういう人は「はてなブックマークウェブログ形態の一つ」であることを認識していないんだろうなぁ。

「はてブでのコメントが卑怯だ」というのはただの言いがかりに過ぎない:ekken

少なくとも「はてブ反論できないか卑怯」論が当時からあったことがわかる。

ホッテントリがつまらなくなった」「ブコメ攻撃である」「ブコメ反論できるようにしろ」といった批判現在に至るまで断続的に続いている。

2007年6月10日ネットイナゴ批判

ネット右翼メッカ2ちゃんねるだったとすれば、ネットイナゴが集まるのは「はてなブックマーク」だ。たとえば今日の当ブログ記事には、現在39のブックマークが集まっているが、そのコメントには記事の内容を論理的批判したものは一つもなく、「バカ」うんこ」「アホ」などの言葉が並んでいる。

池田信夫 blog : はてなに集まるネットイナゴ

[B! ネットイナゴ] 池田信夫 blog はてなに集まるネットイナゴ

執筆者池田信夫氏は当時影響力のあった(今もあるだろ!)ブロガーの一人だった。

この記事きっかけに「ネガティブコメント問題議論がより活発化した。

当時のはてなCTOであり、はてなブックマークの生みの親である伊藤直也氏も反応していた。

コードをもって改善するのか、ユーザーのみなさんとの対話を行って改善していくのかを id:jkondo, id:umedamochio らと一緒に日々考え検討しています

はてなブックマークのコミュニティについて - naoyaのはてなダイアリー

ちなみにjkondoはてな創業者で前社長近藤淳也氏、umedamochioは当時のはてな取締役メンター的な役割を担っていた梅田望夫である

……と注釈しておかないと、今どきは知らない人のほうが多いのではなかろうか。

当時は、はてな社員ユーザー距離が近く、はてなコミュニティ内の話題ダイレクトに反応してくれていたのだ。

そんなわけではてな社はネガティブコメント対策を考えることになる。

そしてリリースされたのが「はてなスター」であった。

2007年7月11日 はてなスター開始

はてなスターでは基本的他人を褒めることしかできません。コメントをつけるにはともだちになる必要があり、ブログを読む人の9割が「面白い」と感じているの に、実際に目に見えるのは残りの1割の人の批判的な意見ばかり、というような事は起こりにくくなっています

ブログをいっそう楽しくする「はてなスター」をリリースしました - はてなダイアリー日記

はてなスターは、ごく小さなポジティブ気持ち」を掬い取るシステムとして作られているが、これはネガティブコメント問題が背景にあるからだった。

まりネガティブコメントを単純に排除するのではなくポジティブ気持ち可視化することで対抗しよう」という設計思想だったのである

ちなみに、当初の「はてなスター」には「はてなスターコメント」という機能もあった。

これは「お互いにはてなスターを付けあったユーザーけが書きこめるコメント欄」である

現在Twitterの「リプライフォローしているユーザー限定する機能」みたいなものか。

このアイディアは悪くなかったが、システム的に洗練されていなかったためにほとんど活用されることはなかった。

2007年9月6日 はてブIDコールを実装

はてなブックマークから「IDコール」が送信されるようになりました - はてなブックマーク開発ブログ

これ以前からはてなダイアリー(=はてなブログ前身)には「IDトラックバック」という似た機能があったのだが、はてなブックマークでもそれを利用できるようになった。

ある意味で「はてブ反論できないか卑怯問題に対する回答ではあったが、当初から喧嘩相手の呼び出し機能」「気持ち悪い馴れ合いを促進する」「IDコールしまくる荒らしが出そう」などと言われていた。

2008年3月25日 伊藤直也インタビュー

ASCII.jp:津田大介が伊藤直也に聞く、「はてなブックマーク」の今と未来(前編)

ASCII.jp:津田大介が伊藤直也に聞く、「はてなブックマーク」の今と未来(中編)

ASCII.jp:津田大介が伊藤直也に聞く、「はてなブックマーク」の今と未来(後編)

先ほども出てきていた当時のはてなCTO伊藤直也氏がはてブについて語ったインタビュー記事

ネガティブコメント問題についてはてながどう考えていたか」が窺える興味深い内容である

2008年8月29日 コメント一覧非表示機能実装

はてなブックマークのコメント一覧非表示機能について - はてなブックマーク開発ブログ

ウェブサイトオーナーが専用のmetaタグを設定すると、そのサイトコメント一覧ページが見えなくなる、という機能

前掲のインタビュー内で、

今後、若干ですけど、ブックマークされるブログオーナーコントロールできる方向に軌道修正しようかなとは思っています

と言っていたのはこれのことだったのだろう。

ただし、はてブ知名度が低いために、わざわざコメント非表示にしているサイト現在でも少ない。

2008年11月8日 梅田望夫はてな取締役であるという立場を離れて言う。はてブコメントにはバカものが本当に多すぎる」

日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編)(1/3 ページ) - ITmedia NEWS

はてな取締役であり、日本における「Web2.0伝道師」と目されていた梅田望夫氏が、ついに日本インターネット絶望してしまった事件

その後、梅田望夫氏ははてな取締役を退任、表舞台から姿を消してしまった。

2009年6月11日 ハックルさん「ぼくはガツンと言ってやったと思う」

ぼくが今日はてな東京本店にお邪魔して一言申し上げたこと - ハックルベリーに会いに行く

[B! はてな] ぼくが今日はてな東京本社にお邪魔して一言申し上げたこと - ハックルベリーに会いに行く

当時、はてな界隈でオモチャにされてブクマを荒稼ぎしていたハックルさんこと、この数カ月後に『もし高校野球女子マネージャードラッカーの「マネジメント」を読んだら』を刊行してまさかミリオンセラー作家となる岩崎夏海氏が、梅田望夫氏の発言を受けて「なぜはてなは僕に話を聞きにこないのか?」と豪語し、そして実際にはてな社に招かれて「ガツンと言ってやった」という流れ。

本来カッターほどだった言葉殺傷能力を、サバイバルナイフくらいに、あるいは日本刀ほどに増幅してしまう力が、インターネットには、中でも取り分け「はてなブックマーク」にはある。

から、そこを管理運営しているはてなという会社には、実はとても大きな責任があるのだ。そこで事故が起きないように気をつけたり、誰かが誰かを傷つけたりしないよう見張っている道義的、かつ社会的責任があるのだと、ぼくは申し上げたのである

しかし現状、今のはてなにはその自覚はない。そのため、主にブックマーク界隈を中心として、非常に危険な場を形成している。非常に危険な状況を生み出している。それは本当に見ていて危なっかしい。このままでは、冗談ではなく近いうちに人死にが出るだろう。

この「人死にが出る」という予言は、残念なことに10年後に的中してしまったのだった。

2010年8月31日 伊藤直也氏がはてなを退職

はてなブックマークの生みの親であった伊藤直也氏がはてなを退職した。

はてブの開発方針にも影響があったのではないか

2011年4月5日 「人気のブックマークコメント」欄の実装

はてなブックマークのエントリーページを改良しました - はてなブックマーク開発ブログ

はてなスターが多く付いているコメントが優先して表示されるようになった。

まりはてなスターがブコメモデレーションに使われるようになった。

ただし、現在のようにタブで切り替えるのではなく、コメント一覧の上に別枠として表示されるような形だった。

2011年8月4日 「人気コメント」タブの実装

はてなブックマークのエントリーページの表示を変更しました。 - はてなブックマーク開発ブログ

「人気コメント」と「新着コメント」をタブで切り替えるようになり、デフォルトでは「人気コメントしか表示されなくなった。

もともと、はてブコメント一覧ページでは、「無言ブクマ」も含めて、すべてのブクマが新着順に表示されていた。

しかし、ある時からコメントのあるブクマしか表示されなくなり、さらに「人気コメント」タブが優先表示されるようになった。

まりフラットな見せ方」からある意味では「偏った見せ方」に変わったのである

個人的には、この「はてなスターをモデレーションに使う」「デフォルトでは人気コメントしか表示しない」という二つは大悪手だったと考えているが……。

2014年7月24日 ブックマークコメントページの実装

これまでブックマークコメントに関して、ユーザーの皆様より「一方通行意見を述べる場であり、意見に対して更に意見を重ねる方法がない」とご指摘をいただくことがございました。コメントへの返信機能は、その解決策の1つです。

コメント一覧ページで検討中の新規機能について、ご意見を募集します

今回の機能で、ブックマークコメントページ自体ブックマークされる、そのページがコメント付きでシェアされるなどを通じて、疑問への回答が得やすくなることを期待しています

「ブックマークコメントページ」をベータリリースしました

はてブ反論できないか卑怯問題に対して「コメントひとつひとつ個別のページを用意したら反論やすいだろう」ということで実装されたもの

ただし、ブコメひとつひとつの固定URLというのはこれ以前からあったし、「同じページで反論したい」「相手反論を通知してほしい」といった要望は満たされていない。

2015年8月19日 はてなブックマーク10周年

はてなブックマークは10周年を迎えました - はてなブックマーク開発ブログ

2018年6月24日 Hagex殺害事件

福岡IT講師殺害事件 - Wikipedia

IDコールを利用して攻撃的なコメントをばらまいていたユーザー増田では「低能先生」として親しまれていた)が、名の知れたはてなブロガーだったHagex氏を殺害した事件

低能先生はむしろアカウントBANされて発言の場を奪われたから暴発した」ことを考えると、はてなネガコメ対策を強めたことが裏目に出てしまったとも言える。

もちろん放置すればよかったというわけでもないので難しいが……。

2018年10月29日 はてブIDコールを廃止

ブックマークコメントからIDコール送信機能は、ユーザー間のコミュニケーションを促進する目的提供してまいりました。しかし、ブックマークコメントには文字制限があること、また、自身へのIDコールに返信する機能や、ブロックミュートなどIDコールの受信を制御する機能がないことなど、本来目的からは不十分な部分もありました。

【追記あり】外部サービス連携やIDコールなど、一部機能を終了します - はてなブックマーク開発ブログ

Hagex殺害事件を受けてIDコール機能廃止された。

2021年7月19日 人気コメントに「建設コメントフィルタを導入

ここで発生する問題として、不穏当な表現は注目されやすい傾向があり、その結果として人気コメントに不穏当な表現が目立ち、強調されてしまうことがあります。これは、サービス構造に起因する解決すべき課題であると受けとめています

人気コメント算出アルゴリズムの一部にYahoo! JAPANの「建設的コメント順位付けモデルAPI」を導入しました - はてなブックマーク開発ブログ

しかし「短文だと人気コメントになりづらい」とかでコメントを「ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•」で埋めるのが流行ったりした。

2023-01-29

鈴木邦男と朝まで生TVネット団塊叩き、三島切腹関係

鈴木邦男が亡くなってしまった。ご冥福をお祈りする。

鈴木陣営外の人にも話が通じる右翼として有名だったが、実は朝まで生テレビの成立に大きな関りがある。鈴木が居なければあの番組は無かったんである

また風桶式に鈴木が居ねばネット団塊叩きも無かったんであるちょっと説明しようと思う。

 

新興宗教2世六本木道場

鈴木の親は民族主義新興宗教の「生長の家」の熱心な信者だった。その為大学時代六本木にあった生長の家道場の寮に住み込みんで大学に通うと共に国粋宗教活動学生運動に身を投じ、全共闘左翼学生と殴りあいをしていた。最近話題宗教二世だったのだな。

この道場乃木坂の緑の中にあった。https://goo.gl/maps/tv9eakNek34ZLQXU6

今では生長の家の3代目がエコロジー志向になったので建物も塀も取り払われて開放的な森として一般にも開放されているが、一昔前は周囲の階段が「おばけ階段」と呼ばれるほど鬱蒼とした場所だった。

日本会議の中核メンバーも多くここに入寮しており実はこの寮は戦後右翼運動胎盤みたいな場所なんである安倍政権日本会議が急接近した事で政治にも影響を与えた。米議会安倍政権日本会議関係問題視していたのでこの寮の輩出者も分析把握されているかも知れない。

この敷地内には日本教文社という出版社もあってこれは生長の家教祖谷口雅春の著書を出版して思想教義を広める為に設立された出版社だ。しかフロイトの『精神分析入門』や『夢判断』、ユングの選集などをいち早く出版するなど、実は学術分野でも存在感を示してきた社でもあった。

 

余談だが防衛庁(当時)の庁舎2000年まで六本木にあり(現ミッドタウン)、更に60年代まで門が開いていたので近所の人は庁舎内の売店で買い物をしていたそうである六本木赤坂物価より安い上に生長の家道場防衛庁庁舎は目と鼻の先だったので鈴木も利用して安いパンツ等の購入に重宝していた。

ところがある日、左翼学生による防衛庁突入事件があり、それ以来門は閉められ部外者売店使用することは出来なくなった。

六本木交差点の先や青山まで行ってハイソ価格パンツを買うしかなくなってしまった為に怒り沸騰、全共闘と衝突した際には「お前らのせいでパンツが安く買えなくなっただろ!」と叫んで相手を殴っていたとの事である相手も何を言われているのか不明だったろう、と鈴木述懐していた。まー、面白おかしく話を盛ったんだろうけど。

 

盾の会と森田必勝

1970年三島由紀夫市谷駐屯地東部方面総監部占拠割腹自殺事件が起きて世間を揺るがしたが、三島介錯、つまり斬首をしたのが森田必勝。森田もまた割腹介錯された。この森田必勝は鈴木の後輩で、思想的に鈴木の影響を強く受けていたという。

この為に鈴木は強く動揺、やがて右翼として生きる事を決意する事になる。やがて勤めていたサンケイ新聞退職してしまう。(デモでの狼藉解雇されたとの話)

鈴木はこの事をずっと気にしていて十字架を背負っているかの如くだったが、2000年頃になると「森田氏」と敬称を付けて呼ぶようになった。十字架を下したのかもしれない。

 

余談だが、小泉政権時代男性女性判らんと評判になった井脇ノブ子という政治家が居たが、彼女学生時代右翼学生運動のマドンナで、ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』の様に数万の男塾みたいな学生の先頭に立ち、当時新右翼学生運動プリンス立場だった森田との交際の噂もあったとの事である

1977年google:image:『おまえらがかわいいけんなぐるんや!』は井脇31歳の時の刊行だが表紙写真の井脇は暴力教師だかダチョウ倶楽部上島だか素人には見分けがつかない。

 

黒塗り街宣車軍歌最初に止める

鈴木らは「新右翼」であり、これは全共闘などが含まれ新左翼に対抗する為に生まれ政治権力癒着した旧右翼らと違う軸を志向した。そもそも対抗する相手新左翼自体が、日本共産党暴力路線放棄する事に反発して生まれもので、要するに暴力vs.暴力

最初から硬派なバンカラと軍国路線で、彼らが卒業して政治結社を結成するようになると国防色(カーキ)の街宣車を使うようになった。これが80年頃になると威圧感を与える黒塗り街宣車旭日旗日章旗軍歌を流すというスタイルが定着した。

鈴木代表を務める一水会も黒塗り街宣車軍歌を流して通行人威圧して居たが、やがて鈴木はこのスタイルは良くないと考え出す。こんなスタイルでは話を聞いてくれる人が居ない。

という事で今の機動隊バスのような爽やかなブルーに塗り直して大音量軍歌も怒鳴り声も止めた。これは今で言うとテニスサークルヤクザとか好青年暴走族みたいな強烈なミスマッチである。(考えれば機動隊バス国防色止めたのも同じ動機だ)

すると傍目には社会党などの街宣車に見えるから、すれ違う右翼街宣車に怒鳴られる事もあったそうである。「あー、てめえらふざけんじゃねえぞおいゴラ!」「あ、一水会さんでしたかどうもすいませんでした」って事が度々あったそうだ。

 

ただ、話を聞いて貰えないスタイル流行したのは大人の事情もある。威圧感があって相手が震えあがるというのは、例えば企業相手の抗議に行くとき相手が折れてやり易い訳だ。

更に活動費というのは支持者の寄付機関紙の購買費で稼ぐのだが、相手が折れた先に機関紙の購買も持ち掛ければ受諾されやすい。そこで心付けを渡してくる相手もいる。

するとシノギ手段としてヤクザが参入してくるようになる。民事介入暴力だ。ヤクザは元々旧右翼と不可分だったが、それが新右翼スタイル模倣して参入するわけ。威圧感を高める為に街宣車もカーキや灰色じゃなくて黒塗りの方がいいし、車格も小さいライトバン等より大型のワゴンバスの方がいい。こういうのを警察用語右翼標榜暴力団という。当時沢山いたヤクザが参入する事で「業界」のパイも大きくなった。

 

激突全共闘新右翼から朝生

鈴木はこういう威圧じゃなくて議論対話を好むスタイルだったので、敵のはずの新左翼側とも交流があり、新左翼出版社から自書を出版して居たりもした。それで「一般人の方も向いている面白右翼」という評判が高くなっていた。

そこで1985か86年に全共闘上がりの活動家と鈴木含む新右翼の大討論会というのを開催する事になった。司会はあの田原総一朗である

 

この当時は全共闘とか学生運動というのは完全に過去のものになっていて嫌悪さえされていた。流行っていた思想ポストモダンで、モダンの内容も踏まえずに言葉の戯れを繰り出すのが流行していた。これは凄惨内ゲバを繰り返して自滅したのに青臭い異議申し立てさえすればよいという立場で「議論」の場に居座っていた学生運動的なものに参加したくない、そうではないものが新しい価値ある態度なんだという、以前の政治的なものへの強い忌避、反感がベースにあった。あの田中康夫も事あるごとに全共闘残滓の異議申し立て的態度や代ゼミ講師的ノリをコキ下していた(湾岸戦争日本が参戦を求められた事に衝撃を受け転向)。

 

そんな時代背景では政治議論なんてものはカビが生えた扱いで部外者には面白い訳がない。

そう思われていたのに、いざ討論会をやってみたら部外者にもかなりウケがいい。やってる方も面白い。

それでこれはいけるぞと踏んだ田原総一朗テレ朝に持ち込んだ企画朝生だったんである

当時、エロ一本鎗だった深夜放送枠でフジTVが色々実験的な番組放送し始め、その深夜枠のいい加減さも相俟って好事家的視聴者層にウケていた。そこにCNN放送権をゲットして社会路線で行きたかったテレ朝が乗ったのだろう。

 

こういう経緯だから最初の頃の朝生体制派vs.反体制派orリベラルという構図が鮮明だ。田原最近朝生は最早保守左翼だという時代ではないというのが朝生を始めた動機だ」みたいな事あちこちで言ってるんだが、この経緯を見ればこれが嘘って事は判るだろう。ボケちゃってるんじゃないの?討論なんてウケない時代に「激突全共闘新右翼討論会成功で行けると踏んだのが朝生なのだから

そしてこの討論会鈴木の左右を超えた交流議論好きの人格が無ければあり得ず、田原も来なかった筈なのだから鈴木存在朝生を産んだと言って差し支えないんである

 

元気になった全共闘上がりへの反発

こういう風に鈴木活動と波及した社会現象は停滞して煙たがられていた政治議論活性化した。すると全共闘上がりの人士らは元気になって「異議申し立て必要だ」「もう一度騒いでもいいだろ」と言うようになった。これらを受けて刊行されたのが1994年の『全共闘白書である

この動きに対し、同世代松原隆一郎文藝春秋社の雑誌諸君!』で批判を加える。更にこれを受けて諸君!誌では「うるさいばかりで無責任 上と下からぶっ叩け全共闘世代」という特集を組んで、その名の通りに上の世代と若手の執筆者全共闘叩きをする記事を寄せた。

まりはこれがネットで長年繰り返された団塊批判の始まりなのだ。この全共闘的振舞いへの批判から団塊Jr.世代増田もそう)の日本支配するオヤジ世代へのルサンチマンと甘えが被さり、「団塊世代」全体を叩くという風にスライドしてきたのである。そこでは例えばいい年になっても漫画を読んでるというスタイル確立したのが団塊だ(劇画市場の成立)とか子供部屋が個室とか結婚は好きな相手とすれば良いしなくても良いという常識とか若者向け流行歌の市場とか個人プライバシーとか時給制アルバイトとかが団塊世代わがままをしたせいで出来たって事にも向き合わないで済んだ。

 

些か「風が吹けば桶屋が儲かる」的だが、鈴木活動が無かったら全共闘上がりが活性化して『全共闘白書』が刊行されることも、それに対して下の世代が反発する事も無かったのである。そしてそれがネット民の甘えを吸収して団塊叩きに変化する事になったのだ。

 

鈴木赤報隊

最後現在統一教会との関係で取り沙汰される朝日新聞襲撃殺人事件赤報隊に関して。

1990年代新右翼を名乗る男の脅迫柳美里サイン会が中止されるという事件が起きた。鈴木SPA!誌に連載を持っていてそれを批判したところその男が抗議してきた。その中で男が赤報隊の名を語った為、鈴木は「赤報隊とは面識がある、名前を騙ったお前を赤報隊は必ず殺すだろう」と伝え、懺悔言葉を引き出す事に成功し、それを連載記事に書いた。

すると、直ぐに警察が何らかの容疑で令状を取り事務所を捜索して書類の類を皆押収してしまったのである赤報隊情報を得る為の別件事件だ。これに鈴木は怒って赤報隊情報は二度と官憲提供しないと書いてそれきりになってしまった。

結局赤報隊鈴木の面識が脅迫犯へのブラフだったのか真実だったのかは不明なんである

 

ヤクザ人権デモ

ヤクザの根絶やしを目的とする暴対法施行される事になった時、任侠右翼とも付き合いがある野村秋介鈴木ヤクザ人権を守れデモに参加しようと強く誘われたが、鈴木は「イヤですよヤクザなんて」と気乗りがしなかったが、野村親分肌なので断れない。仕方なしに参加したら呉智英らに「アウトロー人権とは笑止」などと言われてしまった。

2023-01-10

医学情報学でchatGPTを使った論文執筆流行りすぎ

医クラとか情報学ツイッター見てると、普通に若手研究者大学教員レベルが使いまくってる。

使い方とか布教してる。

医学とかは一部の分野は特に実験素材さえあれば定型的な処理とかが決まってて、論文まで一直線なところあるからなあ。

  

AI所詮は道具だからってことなんだろうが、学会によっては早速chatGPTを禁止したりしてて、受け入れるか微妙な態度。

AI絵師は、絵師ではなくAI術師だ!」みたいな話があるけど、まあそういうことなのかもなあ、違和感は。

AI論文執筆者は、論文執筆者ではなく、AI論文書いてもらってるだけだ!」みたいな感じも、個人的には違和感あるけど。

  

論文執筆」って言っても、結果とかは研究者が出してるわけだから、流石に研究者として全然何もやってないわけじゃなく。

その点は、「AI絵師絵師じゃない!」ってのとは違う気がしている。

ただ、「AI絵師も、プロンプトの元となるシチュエーションとか考えてるから絵師だ!」ってのも違うような。

AI絵師で言うところの、「雑な下絵だけは書いている」くらいな感じかなあ。もう少し本質的な貢献をしてそうだけど。

  

う〜ん。

論文執筆部分って、どっちかっていうと、プログラムの記述に近いかも。

AIが書いてようと、プログラムの内容とか評価はやっぱりプログラマーに帰するみたいな。

  

で、他人文章を持ってきちゃってる場合は、重大な論文規約違反なんだけど。

chatGPTはそれやっちゃってる可能性があるから、チェックが必要ってことですね。

それは、論文剽窃チェッカーとかあるから、できるんだろうけど。

2022-12-04

anond:20221204151525

横だが

最近円安から論文出版費用で一発で60万くらい飛んだり(貰えるわけじゃなくて執筆者が払います、念のため)、国際会議出張一発で70万飛んだりするよ

そして本当に年間100万とかでやってるよ!1円も研究費持ってない人も多いから、若手なら100万円あれば割と裕福な部類って認識ではある

実験系とかどうやってるんだろうね

2022-09-22

言葉を選んでも人を傷つけることはあると思う

自分が誰かを批判するときは無闇に人を傷つけることのないように言葉を選んでいるからご了承ください」という文を読んだ。

その文を書いた人は、自分批判は正当なものだよと自分宣言しているようだけど、傷つくか傷つかないか受け手次第だからなんの意味のない文だと思う。

 

しろ、正当な批判から仮にそれで傷つくのは批判対象が過剰反応しているだけ、というすごく自己中心的宣言だと思う。

 

というか自分への批判を封じるために書いているとしか思えなくなった。

 

そのブログ執筆者が実際に誹謗中傷で訴えられる可能性はないだろうけど、もし訴えられて、その時に「言葉を選んでいるか誹謗中傷ではない」と言ってもまったく相手にされないだろう。

2022-08-07

anond:20220807115748

から説明ガバガバ」という使い方をしてたなら、その使用例を見つけて出せばいい。君も簡単にでもネットで調べてみれば分かるけど、過去使用法で「説明ガバガバ」は見つからなかった。

淫夢ネタの影響があるかは、「ガバガバ」をその意味で使い始めたのはどの界隈か、を調べれば推定できる。当時ネットで勢いがあって淫夢ネタが頻繁に投稿されていた2chニコニコの影響がある界隈が使う以前に使われていたのが見つからなかったかニコニコ大百科執筆者は、淫夢ネタが新たな使用法を定着させたと推定したんだろう。これも打ち消したいならそれより古い別界隈の用例を見つければいい。

ブックウォーカーサイトでは、取り扱い電子書籍全文検索ができるようになっているが、ラノベで「設定がガバガバ」などという使われ方がよく出てくるのは2016年からだった。この近辺は、「空前の淫夢ブーム」としてブーム再燃してた時代。(もちろん全部調べたわけではないかもっと古くから「設定ガバガバ」はあるかもしれない。ぜひ調べて見つけてくれ)

2022-07-27

相手がキレてると、話を聞く能力は著しく低下する

anond:20220724015803

new3 "今日体調悪そうだね"←ここまではいいよ "生理?"←生理でなくても原因は推測で特定して聞く必要ない。医者でもないなら生理中かどうかはどうでも良くて、体調のよしあしだけで休ませればいいんだよ。

休ませるのに理由を問うかどうかは主題とは関係ないと思う。

増田社会で「生理セクハラ扱い」されているからこそ、生理オープンになっていないのだ、と主張してる。

サロメさんは「言っていかないと、お互い通じませんから」と話し、リスナーは「大事な人をより大切にするためにも生理の事はしっかりと知っておかなければ」と言っている。

生理テーマにしたコミュニケーションを取ることを前提にしているが、そもそもそれが難しいと増田は言っている。生理に触れずに済ますならサロメさんの提案を受け入れる必要がなくなってしまうよ。

オレは、増田の主張は一理あると思ってる。「今日体調悪そうだね? PCR検査は受けた?」くらいは社内の会話として普通にあり得るだろう。

zeromoon0 知識があることとオープンであることと配慮があることは全部別物。体調が悪そうな人を生理と決めつけるのは生理を隠しているわけではなくデリカシーに欠ける行為咎められる。おわり。

なぜデリケートな扱いにされているか問題なんですよ。おわり。

pptppc2 知ってるなら「まぁ俺には言われてないな」ってスルーすりゃええやん。映画泥棒といい、なんでターゲットじゃないのに勝手にキレるんだろこういう人。

話を聞かないと自分が何を知ってないか判断できない。増田スルーせず最後まで聞いたあとに、サロメさんのタブー視されている現状を変えたい、って願いの真の元凶を指摘した。

怒ったのは増田視点からバカにされてるように見えるから

はっきり文中に書いてあるのに、なぜ無視して勝手テンプレ押し付けるんだろこういう人。

sand_land 余程親しい友人や家族で無い限り「調子悪そうだね、◯◯?」に入るのは風邪疲労かせいぜい頭痛くらいだろ。下半身の話は本人申告までは避けるもんでは?「下痢?」だとか聞かないよ。

これは適切な反論そもそも下半身の話だからということ。

しかし、下痢タブー視されているとまでは言えないでしょう。

pixmap ハゲ自分オープンにするのも自由だけど、それを他人がわざわざ「今日さらに薄くなった?」なんて聞かないだろ、ふつう

そのようにして、ハゲタブー視されている。

「お互い教え合えるのが一番ですわよね」が正しいとすると、お互いに慮らずに距離をとって他人と関わり合いを持とうとしない『ふつう』の社会は、一番じゃない。

solt-nappa なんで「今日調子悪そうだね」で止めておけないんや。続けるとしてもたいていは「大丈夫?」でないか

そこで止めておくのは、生理タブー視されているから。サロメさんやリスナー記事執筆者は、生理オープンになってない現状を変えようとしてるんです。

sktknko 生理について知識があったら生理中より生理前や生理後の方が体調悪い人もいるからその質問は出てこないはずだな。

「ひょっとして震災?」

前震や余震で、相手怪我をしたのだとしても、そう聞くのは日本語として的外れではないはずだな。

differential 相手の背景が本当にどうでもいいなら「生理?」って聞く必要ないのだが、日本語読解力がイマイチなのか、

残念ながら、日本語読解力がイマイチなのはあなた方かと。

増田の理路は明白だ。

生理セクハラ扱いされる

相手の背景などどうでもいいので、セクハラ呼ばわりされるのを乗り越えてまでオープンにする理由がない

❸ だから生理オープンにはならない

zheyang 自分生理だと知らせるかはプライバシーから本人が決めることで、オープンというのは知識を持ったり話題にしたりという意味だろう

過度にプライベート扱いされているから、タブー視されて、オープンにはならない。

結果として、サロメさんらが変えたいと思うような現状になってしまっている。

zheyangさんは良いポイントを突いていると思う。

プライベートセクハラ

日本においては、なぜか本来異なるはずの二つの概念が、近接している。

2022-07-23

翻訳言い回し勉強するために、少納言ってコーパスサービスでちょいちょい言葉検索してるのだけど、文脈データベース執筆者や生年月日、性別って項目があって、ん~って考えておぢさんとお兄さんの書き言葉って違うわなってはっとなった。本人が変わってなくても世代差ってあるものね...

2022-07-20

anond:20220720075453

新聞じゃなくても雑誌でもWebでも、ミニコーナーみたいなところの掲載内容を差し止める力関係ってどんなもんなんだろうね。

担当者およびその上司と、執筆者人間関係によってはひどい内容でも掲載されるんかな。

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