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2023-11-07

anond:20231107201125

「ごん、お前だったのか。いつも三大"コンテクスト"を支えていたくれたのは。」

ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなづきました。

2023-10-02

アスミカケル1話感想

2023/10/04 追記: この日記週刊少年ジャンプにて連載中の「アスミカケル」の感想文になりますが、以下のような特徴がありますので先に注意点をば。

【注意点】

基本的感想フラットに思ったままを書いています

 悪い言い方をすれば、何も考えずに脳死で書いてると言っても過言ではないです。

 特に何が良いとか悪いとか考えず、ただ見て感じたものを書いてるだけなので、場合によっては褒めてるように見えたり、逆に貶してるように見えるかもしれませんが、どちらでもないです。

 赤い色を赤いと言うようなレベル稚拙な見たままの直観を出しているものと考えて頂ければ幸いです。この山は大きいなぁとか、そのレベルです。

 たまに「あっこの川、深いッ!」みたいな多少の感情は乗るかもですが、基本フラット自分にとって快不快を問わず感情が乗るのは良い作品だと思っていますよろしくお願いします。

②たまに何かから引用する事がありますが気にしないで下さい。

 上記の通り脳死で書いてるため、連想ゲーム的に他作品(他の漫画とかアニメとか)の内容やセリフなどを引用したりする事がありますが、比較のためではありません。

 つい「この人の髪型ハンバーグみてーだなぁ……」みたいな事を言うかもしれませんが、その人やハンバーグを貶めたり、逆にそれを理由に名作と引っ付けて評価を上げるような意図とかも無いです。皆無にして絶無です。

 そのような比較や同一視は両方の作者や作品に対して失礼であり、あくま自分の中では全く別のものだけど連想してしまったに過ぎないので、あくま個人の感想である事をご留意して頂けませば幸いです。

 

③同様に、何かしらキャラ演出などについての評価をする事もありますが、それ自体特に作品や作者の評価ではないです。

 もし仮に私が「このキャラ不快だなぁ」と言ったからといって、それが即ちその作品や作者が不快という事でもないです。不快キャラを出すことで、相対的に他のキャラの株が上がる事もあります

 世の中にヤベー人間いるからといって、即ち世の中がヤバい訳ではないように。その作中世界や世界の中の"もの"と作品との評価は全く異なるものであり、なんなら邪悪人間しか出てこない邪悪世界作品でも面白い場合もあるかと思います

 世界最高のコントラバス世界最高の尺八奏者世界最高のDJコラボしたところで、どうひっくり返っても「世界最高のジャズ」が生まれるなんて事はないように。要素同士の相性が良くなければ作品はチグハグになります

 演出とか構成とかストーリーとか諸々の要素が全て満点でも、それらが噛み合ってなければ作品として成り立たないように、あくまで要素と作品全体の評価は別物である認識して頂ければ助かります

 合言葉は「だが。それがいい」。大事だと思います

④また、自分目線はどちらかと言えば創作目線気味で「自分が作者だったらこうするかなぁ……」みたいな事を考えがちな傾向がありますが、だからといって作者へのリスペクトが無いわけではないです。

 そもそも自分創作者というより鑑賞者なので、岡目八目で「ああすれば良いのに」「こうすれば良いのに」と言ったところで自分自身が実際にそれを出来るかどうかと言えば答えはNoです。

 あくまで読者としての視点しかないため、実際に締め切り(納期)通りに同等以上のものを仕上げれるわけではないですし、実際その作品と同じテーマ自分表現するとしたら、それは作者の出す作品とは全く別物になると思います

 素人や読者の視点というのは独り善がりなものであり、あらゆる創作者には個性があるし個々の事情もある。その全てを重んじ、リスペクトしていきたいと自分は考えています

ここから 2023/10/03記入の本文(原文ママ):

アスミカケルを電子ジャンプバックナンバーにて読む。概ね1p毎に気付いた事などを書いていく。

とりあえずざっくりカラーの1p目(ジャンプ本誌3p目)。最初の「痛いのは嫌いだ」「苦しいのも嫌いだ」「強いから何だってんだ何の意味がある」「怖い…なのにどうして…」「戦わずはいられない…!!」

この部分で恐らく作品テーマを開示している。要するに、不快さやデメリットを抱えると分かっていても「人が戦う理由は何か」が主題であると思われる。そのため、最初の掴みとして「殴られたり極められる人」を描き、「それでもなお血の滴る道を進む」という事を示唆している。

どうも火ノ丸相撲の人が描いてる漫画であるらしい。火ノ丸相撲もそうだが、格闘漫画それ自体自分にとっては基本的に相性が良くない。ただし、これはリアルに起因するものなので無視しても良い。表紙については前述のページと同じく、一部を除いた全員が前方向を向く事で戦いにポジティブな要素を示唆しているものと思われる。

次。ジャンプ本誌26pより本編開始。ここで何気なくだが、やや不自然明日見家の全員をネームプレートに示している。これは古くは沼駿先生の「左門くんはサモナー」に於いても使われた手法だが、「左門くんはサモナー」の場合特定意図を持って何度も示されている事に注意したい。ここでは現状、明日見家の全員を紹介する以上の意図は汲み取れない。

家長である祖父の獏は覇気がなく、物忘れ気味な事が示唆されている。また、リフォームをした事および、その前に配偶者(祖母)を亡くしている事も先のネームプレートから汲み取れることが分かる。ただし現状、そこまで読む必要はない。次のページでは息子たる和虎をリフォーム後に亡くしている事が分かる。恐らく獏はリフォーム後に忘れ癖が出ているものとも考えられる。

ここで出ている長女と次女らしき人物は羚と三羽か?最初は二兎だと思ったが、二兎が主人公であると思しき少年であった。兄は一狼。二狼でなくてよかった(良くない)。名前の由来は原則として動物に由来するものと考えられるが、祖父が夢を食べると言われる獏なのは意図してのことか。であるとするなら、他の名前にも意図があると考えて良いだろう。次。

二兎が一般的より冴えない、やや怖がりの高校生として描かれている。ここで最初のページに示されている恐いという部分が示されているため、キャラ付けとしては重要だが、演出として主人公への広い共感を呼ぶという感じはしない。次。

そこで友人が守ってくれたり、格闘技の道について示される。友人が最初は強い(主人公を護る勇気を示す)という点では鵺の陰陽師と同じくしているが、鵺の陰陽師よりは凡庸とした見せ方ではある。逆に言えば奇を衒っていないという事でもあるので、まあ王道と言えるが、王道なりの見せ方として絵力による演出がもう少し欲しいというのは読者として欲張りだろうか。次。

そこで主人公が機転を利かせて窮地を脱するという形でキャラを示す。これも基本的には読者に共感というよりは離れていく方向の形だが、前述の「怖くても戦う」という部分を見せるためにはギャップを作る必要が出てくる。しかし昨今の読者は言うなればせっかちなので、私も例に漏れず「ここで主人公が魅せる部分だろう」という感覚がある。

引き続き、格闘技への道を示すシーンが続く。ここでも主人公はひたすらに怖さを出す。しかキャラ付けとして一貫しているといえば一貫しているが、ややくどさも出てくる。怖さばかりをピックアップするので、恐らく意図しての事だろうと思われるが、やや強すぎるのではないかとも思う。次。

まだ主人公の弱音は続くが、ここで漸く主人公資質を見せるシーンが出る。ただしあくま受け身である。これもスマートに避けるとかでなく受け身なのは、やはり痛みなどを受けるという部分が思想としてあるのだろう。その上でダメージコントロール技術としての受け身を出すのは理には適っているが、インパクトとしては地味だ。次。

主人公最初に示した好みのヒロインを出すページ。ここでも格闘技。これで格闘漫画じゃなかったら何なのかとなる格闘押し。もう少し展開が早くても良い。体幹概念を出すが、ここで問題は「体幹とは何か?」というのを主人公が知っている事。逆にいうと、ここで体幹について知らない読者に「体幹とは?」と疑問を持たせる効果はあるだろうが、やや濃ゆい

そしてヒロインの置かれている立ち位置も出しつつ、先程に書いたMMAを出す。しか主人公が覚えていない。作中時間が経っているのは分かるが、読者としては一瞬なので「…「MMA」って何だっけ…?」は、ややくどい気もする。が、このくどさは恐らく想定する読者層によるのだろう。要は、流れで適当に読んでる読者に向けて思い出させる効果を狙うものと考えられる。そして再びの一狼。次。

物忘れ気味な「じいちゃん」によるMMA解説と、かつ祖父ギャップ提示。これにより確実なまでに明日見家が武術一家である事を示している。わざわざ道場を別個に建ててるのだから当然そうなる。しかし、そう汲み取れない、つまり格闘系の文脈に疎い読者には「急に謎の道場!?」となりかねないコンテクストありきの部分なので、やや不親切か?次。

再び「じいちゃん」(獏)の物忘れと、残りの家族や更に家庭環境を明示。(羚以外)。手帳重要ものだとも示す。次。

ようやく羚の名前が出る。個々の負い目を提示するシーン。回想に入る。次。

過去回想。まあ家庭環境という感じだ。再びの不穏さを提示しながら次。

イジりからイジメに。まあ主人公の情けなさを散々に提示しているのだが、それと対象的に友人とヒロインの格が上がる。次。

ヒロイン戦闘能力に対し、再び主人公能力を示すシーン。基本的に技を受ける事が前提で話が進んでいく。ひたすらテーマに沿わせようとする意地は分かるが、ここまでくどいと自分としては結構と気になる。

ここで舞台装置だった不良についてはスルーされ、ヒロインの家がMMAなり格闘技関係事務である事を示唆しながら次に。

MMAジムヒロイン目的目標開示。一応、不良にも逃げたというフォローが入る。ヒロイン主人公を見定めている事も暗に示唆しつつ、友人が前進。次。

兎にも角にも主人公の人柄を示しまくる。リアルでなら良いが、漫画なのでくどく感じる。説明は少なすぎても多すぎても良くないが、サラッと流して欲しいのが個人的感覚

戦うヒロインなので眼鏡を取るのは当たり前だが主人公が割りと欲求に素直である事も同時に示される。格闘技説明が入ったため、とりあえず一旦ここから暫くは感想を書きながらでなく流し読みで良いと判断

どうでもよいが、遠目にヒロインを見るとシルエットだけならワールドトリガー宇佐美栞に似ている事に気付く。閑話休題。これらの説明類は、大なり小なり格闘技に対して事前知識があるか、興味が無いと頭に入らないのではないかと思う。

主人公体験パート。「当て勘」など格闘技ワードが続く。この場合は「距離感位置関係の把握など、空間把握と自身身体把握ないし操作とがズレている」と考えれば良いが、兎にも角にも主人公の魅力が地味かつ描かれないのが続く。1話も中盤に差し掛かるが、これで大丈夫なのだろうか。次。

フォローとばかり「明日見」の武術について示唆しつつ、また回想と次ページで不穏な事が起きますよというコマを使う。濫用では?次。

不良の顔も三度まで。次。

ここで漸く主人公が「強さ」を示す。

まあ一線を超えるまで強さを示さないというのも良いのだが、良くも悪くもリアル人間という感じで創作物としては何とも。

ワンピース1話で言うならシャンクスが酒をぶっかけられるくらいのラフさと、銃を抜いてから豹変という所に、ここまでページをかけるのか……という感想が強い。

良く言えば丁寧ではある。そして主人公武術活躍するのを示唆して次に。逆にいうと、こういう「丁寧だけど驚きが無い」というのが強い特徴に感じる。火ノ丸相撲は本誌かつ序盤しか読んでいないので記憶が薄いのだが、こういう作風なのだろうか?次。

戦闘シーン。組んで、回転させて壁に衝突させ、足を抜いて相手の力を利用して投げ飛ばす。簡単に言えばこれだけなのだが、こういう限られた空間でのストリートファイトは少しコマ割りと構図に工夫をして分かりやすくしていくと有り難いか

あと「殺れ」はガチ古武術としての教えなら分からなくもないが、MMAメインなのと主人公キャラには合わない。ここは「躊躇うな」とか「そのための備えをしろ」だけで止めても良いとは思う。次。

ここも戦闘シーンだが、やはり武闘経験がある前提での描写が目立つ。別に理として間違った事は書いてないし描いていないのだろうが……

こういう部分が多いのは、アスミカケル自体格闘技経験者に向けた漫画なのだとして割り切った方が良いだろう。次。

組技系の格闘家としての主人公披露。当て勘のなさや受け身など攻撃を受ける前提の描写に納得はいくが、絵的に不良のほうが目立ってしま演出

ここは思い切って主人公を目立つよう分かりやすく上に描いても問題は無かったと思うが、何かしらの意図があるのだろうか。よく分からない。編集者が気付かない訳がないので、まあ何かしらの演出なのだろう。次。

ヒロインによる制止と事態収束、および疑義の投げかけと解説。ここも最後コマ示唆。……「丁寧といえば丁寧」。次。

最終的に格闘技について前向きにはなるという所で終了。

総評……非常に申し訳ないのだが、主人公言うなれば「極力リスクを負わずに良い所だけ取っていく」という印象が強い。50点のために、解ける問題を解かないというのが事態悪化させているまである。そこまで考えていないといえばそこまでだが、どちらにせよお調子者という感じで自分には理解し難い。

また、話運びや演出等については丁寧で王道チックだが、それ故に意外性が低く、かつ格闘技関連の説明描写などが読者の格闘技についての知識想像力依存しているため、一話で読者をもぎとるには少し弱いところがあるのではと思わなくもない。それをスルーさせるだけの演出力がもう少し欲しいように思わなくもない。

どちからといえば(古い)マガジンとかチャンピオン向けの話を、あえてジャンプでやってる……という感覚が強く、火ノ丸相撲のように「相撲について分からない人でも付いていける」力があるかと言われると、少し怪しいところがあるのではないかと感じた……個人的感覚だが、まあ格闘技経験者なら考えずに読めば気にならないのかもしれない。

主人公以外のキャラクターについては、良くも悪くも魅力的かというと何とも言い難い。ヒロイン自体は良い感じに読者を引っ張ってこれそうなキャラをしているが、同時に少しキワモノさも併せ持つ。こういったニッチだったり少々リアル性格的要素を持ったキャラを扱う場合、週刊少年誌というより青年誌月刊誌向きなのかもしれない感じはある。

概ねそんなところか。次話以降については、また時間のある時に読んで感想を書くかもしれないし、書かないかもしれない。ひとまず終了。

2023-09-06

#阿武ノーマル1話にマジギレする発達障害者(私)

Xを眺めていたら、マガポケで連載が始まった「阿武ノーマル」なる漫画宣伝ポストが目に留まった。

1話が全文読めるようになっていたので、なんとなく気になって読んでみた。マジギレした。

キレすぎてお気持ち長文を書かずにはいられない気持ちになったので、マガポケアプリに登録課金して2話(最新話)も読んだ(良いお客さん)。

その結果、マジギレするのは第1話のみにとどめることにした。

ここからお気持ちを語っていきたいと思う。ネタバレしかないので、よかったらXなりなんなりで検索して第1話を読んでみてほしい(これが炎上マーケティングなのか?)

まず結論から言うと、「主人公・阿武を明確に発達障害者自閉症スペクトラム障害ASD特性を持った人物)として設定した上で、彼女を不気味で不可解な『アブノーマル』のように描く作劇に、発達障害者として気分を害した」ということである

作中で「普通代表のように描かれる阿武の先輩・相田は、学生時代の阿武を次のように表現する。

「阿武英子は単純構造だ/ぶっきらぼう/思った事をすぐ口に出す/人の事を全く考えない/要するに阿武英子は空っぽ人間だ」

ひどいdisられようである。まあdisの内容はASDあるあるから置いておくとしても、「要するに」の後が全く要せてない気がする。

上記disの内容は端的に言えば「コミュニケーション力に欠ける」という点に集約されるのだが、つまりコミュ障空っぽ人間」ということになる。

本当にそうだろうか? 私にはそうは思えない。コミュニケーションが取れずに相手に何も伝わらなければ空っぽも同じという意味なのだろうか?

同様に、大人になった阿武が相田就職先の斡旋を頼むシーンでは、相田は阿武のASD的な行動パターン感情無視して問題解決のみを意識する、情緒的な交流ができない)を「思想がない」と指摘する。

これも解せない。相田にとって「思想」とは、なんらかの理念や行動原理意味する単語ではなく「感情を伴う対人交流によって育まれコンテクスト」程度の意味合いのワードなのだろうか? だとすれば私の考える「思想」との乖離がかなり大きい。

もっとも、第2話を読んだ後は、相田のこのような価値観もまた一つのアブノーマル」として相対化される可能性はあるのかもしれない、と感じている。もしかしたら今作は、色々な登場人物の「アブノーマルさ」を戯画化しつつ「普通」という概念を相対化していく、いわば「普通じゃないは普通だよ」的な方向に進むのかもしれない。とはいえ無料で読める第1話けが拡散されていく可能性は高いと思うので、本稿では1話のみに絞ってマジギレしていく)。

そして、セリフでの表現以上に腹立たしかったのが、阿武の「偽物訓練」に端を発した「普通」になるための行動の描かれ方(演出)だ。

「書き物の殺人鬼」のような笑顔しか作れなかった阿武は、「普通OL」を演じるために、同僚の榊原相田の会話を録音して分析し、コミュニケーションパターン学習しようとしている。また、「変わってる」と言われたことで「何がどう変わっているのか」を確認するため榊原に矢継ぎ早に質問する(はたから見れば詰問だったが)。 

これらは漫画的に誇張された行動ではあるが、私を含めたASD者は大なり小なり阿武と同じような方法で「普通」になろうとしている。

他者の会話を聞いてパターンを覚え、それを真似することで「当たり障りのないコミュニケーション」のストックを増やそうとすることも、曖昧な指摘が分からず詳しく具体的に説明してもらおうとする(そうして欲しいなと思う)ことも、私からしてみれば「当たり前の生存戦略」であり、決して「サイコな行動」ではないのだ。

にもかかわらず、上記のシーンは非常にホラー的な演出でもって描かれている。阿武の「アブノーマルさ」を浮き彫りにしようとする意図が感じられ、ASD者としては自分必死にやっていることを「あなたたちの行動はこんなにホラーなんですよw」と茶化されている気分になってしまった。

(ちなみに、これらの行動が、作中冒頭の「死んだ金魚を食べてみる」描写と同列に扱われているのも極めて遺憾だ。一方で、後から読み返すと「どんなに『普通』を演じても、どうしても定型発達者とは異なる発想になってしまう」という悲哀が感じられるシーンでもあるような気もする)

そして、私が本編以上にキレているのが、この作品の「売り出し方」というかパッケージングの仕方?である

マガポケの説明文を抜粋すると、

「阿武英子、29歳、独身彼氏なし。ものごとの価値基準は「普通」か否か。「普通」に固執するあまり彼女を取り巻く人間関係が綻び始める。「普通」とは何か、「異常」とは何か、人の倫理を問う戦慄&衝撃の新感覚サイコサスペンス、開幕!!」

とある

まず「サイコサスペンス」がひどい。

先述の通り、第2話、第3話以降の展開によっては、これは単にさまざまな「アブノーマル」なキャラクターによる群像劇ですよ、くらいの意味合いの表現なのかもしれないが、1話時点だと「阿武がいかサイコ人間か」が焦点になっていると読まれても仕方ない書きぶりだと思う。阿武のような発達障害(の特性を持つ)人間が「普通」になる≒社会適応するために散々努力していることを「サイコサスペンス」扱いされてはたまったものではない。

また、「「普通」に固執する」ということに関しても一言言いたい。これはASD特性の一つ「こだわりの強さ」で説明できる部分ではあると思うが、私はそれ以上の意味見出ししまった。あえてクソデカ主語で言うが、発達障害者にとって「普通」という概念は「喉から手が出るほど欲しいけど、決して手に入らないもの」だからだ。

転職する(≒社会適応する)ために、相田から普通」に溶け込む方法を学び始めた時から、阿武にとって「普通」になることは至上命題になっている。「普通」でなければ社会には適応できない、というメッセージを、現代日本社会に生きる私たち物心つく前から嫌というほど浴び続けている。だが、発達障害そもそも定義が「脳の発達の偏り方が非定型的(=普通じゃない)」である以上、発達障害者は「普通ではない」。だから社会適応するのが難しい。頑張って「普通」を演じることができても、素の自分は決して「普通」にはなれないし、少し気を抜いただけで「アブノーマル」な本性が漏れしまう。

少なくとも私にとっては、「普通」になりたいと願うのは至極当たり前のことだし、そのために自分なりに努力している阿武に共感こそすれ「サイコw w w w」などと嗤うことは絶対できない。できないし、そういう感想を見ると少し悲しくなってしまう(これは私が勝手に悲しくなってるだけなのでそういう感想を書くなという話ではないです)。

以上、本当に長々とお気持ちを表明してしまった。こういうことをしてしまう時点で私が「アブノーマルなのは証明されていると思うが、それでも書かずにはいられなかった。対戦ありがとうございました。

2023-08-25

釣りネタ垢だからといって許容するのはよくない

これ釣りからマジレスする奴は頭が悪いとか、ネタ垢だから過激なことを言うのを眺めたり絡んだりして楽しむのが通とかいって、釣りネタ垢の存在を僕らは許容してるが、ネタ垢がヘイトをばらまいてたらそれはガチヘイターと同一の存在といえる。

そこに「ネタ垢」だというコンテクスト考慮する余地はないのだ。ブロックなり通報なり法的措置なりを行うべきである

冗談で済まされないことが世の中には多い。

2023-08-14

元気のつかいかたわからん

ミリもやりたくないことに力つかいたくない

スノボ山越えができん

この表現ローカルで発達したややややこしいコンテクストを含有している。

スノーボード滑るまでの全工程がクソ面倒くさいが、滑り始めるとこの世で最も良いコンテンツになる。

山越え:努力量Xが0から1の間は利益マイナスだけど、1以上になった瞬間に絶頂になる(スノーボードとか)。という感じの、極端な利益関数最適化できない。

2023-08-12

anond:20230811163950

とある事情(※詳細を書くと身バレしかねないので伏せる)」から結婚願望のある女性男性から相談を受ける立場にあるのだけれど「パートナーが見つからない理由」を考えたほうが良いと思う。

アプリで250以上の「いいね」がついているのに、お付き合いに至っていない、というか恋愛結婚に至れていないのはなぜ。

いいねついた人と片っ端から会おうともせず、選り好みだけして「お互いの条件についてメールで」話そうとするしさ。好き嫌いの前に条件なんだよね。

身長については削除したけど列記してるのは「スペック」で「あなたという人物」が見えてこない。

いやスケスケなくらい見えてくるんだけど『中高女子校』『年収600万/ 国立大卒(社会学専攻)』『貿易系の仕事(正社員)』ってだけで、ちいかわじゃないけど「わあ・・・」ってなる

草むしり検定すら合格してないような人から見たらもう無理。

本気で「結婚相手」を探すならアプリじゃなくて結婚相談一択

恋がわからんと言いつつ匿名ダイアリやマッチングで「合う人」を探そうとしてるんだろけど、あなたの「書いたスペックから漂う雰囲気

ボブヘアも含めて、と書くとルッキズムに聞こえるかもしれないけれど、同じ会社で見つからないなら結婚相談所で40代以上の「結婚相手」を探すしかないと思う。

意外に思えるかもしれないけれど「結婚」を視野に入れて行動をしている人は「子ども」を欲しがっている。

少なくとも『ほしくない理由があるというより、ほしい理由がなくて、だからリスクコストが気になってしまって』ということを相手に伝えた場合子どもが欲しい」人との縁は無くなる。

自分でも気づいてると思うけど、あなたは「恋愛」を無意識かもしれないけれど遠ざけている。

女性とお付き合いをしていてバイセクかもと思ってるのかもしれないけれど男性が苦手。そのくせに恋愛に対してものすごい高い理想を持っている。

「私、中身がおっさんなんだよね」ってゲラゲラ笑ってそうだけど、一皮剥くと超絶ナイーブで重いし面倒くさそう。

頭は良いんだろうし仕事も出来るんだろう。男と対等に仕事が出来るというプライドも持っていそうだよね。

なんだけど恋愛になると「わからない」

仕事と同じコンテクストで「かんがえ」ようとする。

恋はするものじゃなくて落ちるものなんだけど「考えて」しまう。

恋愛して結婚という、あなたが苦手なディズニーよりもっとアンリアル妄想が脳にある。

多分ね。「話の合う」男はいると思う。でも恋には発展しない。思考ちゃうからね。

高学歴アラサー女性典型例だなって思っちゃう

恋愛したいのに恋愛から一番遠い場所にいて、恋愛に対してディズニー以上の理想を求めてる。

恋愛なんかしないでとっとと結婚への道を進むか、ディズニー年間パスポートを2枚買ってアプリ適当な男とデートするくらいしかアドバイス思いつかないかな、ごめんね

2023-07-31

東京に住んでるだけの人って、どうやって文化享受してるんだろう。

西日本のよくある地方都市に生まれて。

大学だけ関西マンモス私大に通っていた。(院は京都)

関西は、文化的趣味(美術音楽、古伝を基礎にした先端の感性に触れる)機会があって、けっこう楽しかった。

大阪京都神戸。どこも自分の住んでいた古い町よりも深くて大きくて驚いた。驚くことで調べて地元の深さ広さ高さ長さも知った。「大阪」や「東京」という一語にくくれない。どんな都市文化だってそうだ。自分の街も関西についても0.4%だって知らなかったなってイキり散らした間抜け自分ダメージ

最先端のものを追いかけて、日本上陸サムシングに群がる有象無象クルクルパームーブって虚しいなと思った。彼/彼女らは、たいてい東京に3店舗くらい来て3年待たず撤退する不良債権みたいな事業ばかりを追いかけてる。殺虫灯に走っていく夏の夜の虫みたい。

もちろん、東京しかないものもあるだろう。人口が多いから成立する商売だ。たしかに5%くらいは東京のものかもしれない。でも5%なら、その他の市町村にも固有性はあるんじゃないだろうか。語彙「文化」は、まさに、そういった普遍性固有性を汲み上げるための教養であり、それを支え、そこに参与していく主体性と不可分ではないだろうか。

から東京に住んでいることだけで、自分たちを文化の中心にいると勘違いしてる人を見ると哀れだなと、としみじみ思った。

それで、社会人になってからだ。

出張に行くことも増えてきた。

そうすると、福岡だったり、仙台だったり、札幌だったり、熊本だったりと、それなりに栄えた地方都市の豊かさに心打たれるようになった。

ここには、東京でやった展覧会巡回展も来てくれない。海外アーティストライブだってやらない。でも国会図書館にはアクセスできる。

こういう場所暮らしている人々もまた、それぞれに趣味を楽しみ文化をつくっている。自分のいる場所が中心じゃない。

大人になると誰でも、この程度は判る話だ。

辛くならないんだろうか。東京に住んでるだけ、海外文化消費者第一人者自称することで、文化つくってる気になるなんて。

まあ、地方だって展覧会には行列ができる。でも東京で数時間ならんで観るくらいなら、その時間で、もっと文化的で豊かなことできそうだけど。

寂れた東京痴呆民の戯言だけどね。

なんか、悲しくなってきた。

追記

地方文化なんて単なる消費じゃないか!みたいな意見が大きな釣り針で垂らされていて、すこし驚いている。

聞いてみたいんだけど。

いい?

海外から東京地方の人たちのところまで降りてきた"文化"が、最初から"文化"として存在していたと思ってるの?」

まだ評価が定まっていない、新しいモノ・若いモノの中から未来コンテクストとなるような本物を自分の目で見つける。

自分と同世代の人たちのあふれる才能にビビりながらも影響を受けていく。

もしくは深く長く高く広い伝統文化と、そこから湧出する人類普遍文化的性質との邂逅。

そのスリリングさ。

文化って、そうやって生まれものでしょ?

そんな文化の創出を支えていくのが人間醍醐味だし、現場にいないと、感じとれない大切なモノってあるでしょ?

文化」は東京に住んでるだけでつくれるモノじゃ、ないんです。

海外で生まれ文化を、周回遅れで東京享受する。

そんな受け身体験は、消費であって文化ではない。

または、京都奈良のような古都について。

評価の定まったもの、枯れた文化の上であぐらをかける人々にも出会えない程度の人脈と教養しかなかった君のどこが文化的なの?

まあ東京4世代から住んでいて、かつての東京の深みのようなものを、ある程度まで理解してるなら別だけど、住んでるだけなら、もはや首都神話観光業界が生み出したファンタジーだってかると思うけど。

東京サロン文化だなんて言うけど、どこでももサロン文化あるからね。明治維新の頃に、日本近代化したの知ってるかな。

最後に、ちょっと他の人の記事に反応するようだけど。

東京の雑踏に住んでいたら新しいもの出会う。

素敵だけど、それは個人的体験であって、文化とは別の価値

文化とは、人の集まるところにしか成立しないもの。そして人類の多くが集まって暮らしてる。

あと、蛇足だけどガルシアマルケス翻訳をみたの?原文を読んだの?

2023-07-30

やはり地方の人は東京文化というもの理解できていないのでは?

都心3区出身の本人だけど。

東京文化なんて単なる流行りモノじゃないか!みたいな意見が多くて、すこし驚いている。

聞いてみたいんだけど。

いい?

地方の人たちのところまで降りてきた"文化"が、最初から"文化"として存在していたと思ってるの?」

まだ評価が定まっていない、新しいモノ・若いモノの中から未来コンテクストとなるような本物を自分の目で見つける。

自分と同世代の人たちのあふれる才能にビビりながらも影響を受けていく。

もしくは海外から異文化との邂逅。

そのスリリングさ。

文化って、そうやって生まれものでしょ?

そんな文化の創出を支えていくのが都市生活醍醐味だし、現場にいないと、感じとれない大切なモノってあるでしょ?

美術美術館だけで見るモノじゃ、ないんです。(巡回展の例えは皆にわかやすく書いただけだよ)

東京"で"生まれ文化を、周回遅れで地方享受する。

そんな受け身体験こそ、消費であって文化ではない。

もしくは、京都奈良のような古都

評価の定まったもの、枯れた文化の上であぐらをかくことの、どこか文化的なの?

まあ京都に4年住んでみて、かつての京都の深みのようなものが、ある程度までは現存していても、あとはもはや観光業界が生み出したファンタジーだって分かったよ。

京都サロン文化だなんて言うけど、東京サロン文化からね。明治維新の頃に、華族は皆東京に移り住んだの知ってるかな。

最後に、ちょっと他の人の記事に反応するようだけど。

田舎の畦道を歩いたら蛙に出会う。

素敵だけど、それは個人的体験であって、文化とは別の価値

文化とは、人の集まるところにしか成立しないもの

あと、蛇足だけどガルシアマルケス短編集読むと過大評価だってわかるよ。

anond:20230729200346

これはすごくよくわかる。単なる設定の確認しかないんだよな。それらの設定が作品全体において持つ意味とか、作者の思想とか、もっと広く言うと社会というコンテクストにまで広がっていかない。

2023-07-28

夏休み初日に嫌なもの見ちゃった😭

ピンクハウスみたいなワンピース着てピンクハウスみたいな日傘差しアラフォーくらいの女二人がさ、横並びで歩いてきたんだよ、前も見ずにぺちゃくちゃぺちゃくちゃ喋りながらさ

 

広い歩道なのに日傘のせいで道幅の殆ど専有してて、皆半身になって横を通り過ぎるんだけどさ、俺も(うわ、来た来た)と思って避ける準備してたんだけどさ、前方約3メートル先を行くインド人っぽい兄ちゃん四人がそいつ等の日傘邪魔そうに手で払い除けながら横切ったらさ、車道側のピンクハウスが「キャッ!」とか言いながら超オーバーリアクションゲームみたいなのけ反りモーション披露して、あろうことか横並びのまま更に幅を広げて立ち止まるのよ

んで、うぜえなと思いながら俺も若干車道にはみ出しながら横通り過ぎようとしたらさ、二人がハンカチで口元押さえながら眉間にしわ寄せて「くっさぁ〜いぃ」みたいな表情でお互いに目配せしながら後ろ見て、インド人っぽい兄ちゃん体臭嗅がされたうえに突き飛ばされて加害された!的なアピールしてんの

 

俺さ、こんときピンクハウス✕2を思わずぶん殴りそうになったわ

 

かに前方の兄ちゃんたちはなかなかのクミンスメルを醸してたよ、今日カレーのもの食いたくないな、くらいにはさ

でもさ、それって彼らが産まれた国の遺伝子文化によって不可抗力的に身に付いたものであって、そこを目に見える形で嫌悪するのって人種差別以外の何物でもないわけじゃん?

なのにこのピンクハウス共は横並びで日傘差し歩行者の往来を妨害して加害してた事実を注意された後ろめたさを誤魔化すために、ぶつかり行為(実際には邪魔日傘払い除けられただけ)されて悪臭嗅がされた私かわいそう!みたいなアピールを依然として歩道塞ぎながら前方の歩行者と隣のピンクハウスにしてくるわけよ

まあ皆無視して半身になって避けてたけどさ

 

「世の中の全ては主人公たる自分配慮するのが当然だろ?」みたいな思想を持ってる奴はネットでかなり可視化されたし、そういう馬鹿一定数居るのは理解してはいたけどさ、いざ実際に目にするとこいつらなんて下劣人間なんだろうって辟易したよ本当に

 

 

追記

氷河期のジジババにアクシーズファムなんてわからないだろうからそれとよく似たピンクハウスに例えたんだよ

ちなみにピンクハウスブームは4年くらい前からあったけどジジババには関係のない話

 

differential ブコメピンクハウス男性が近所に複数いるってかなり珍しい住環境だ/「道路に広がって歩く」と「払い除ける」行為迷惑と加害ぐらいの差はあると思うけどな。あとPH40もだが、増田差別的言説ではある

ピンクハウスを避けるために車道にはみ出してる時点でこっちのほうが危険を被ってるだろ

加害してるのは道路専有してるほうだ

お前馬鹿

 

 

追記

あのね、最近はよほど安いものでない限りワンピースって腰と背中回りに伸縮性があってインナーで二重三重重ね着する前提の構造になってて、多様な季節に対応できるようになってるの

なのに多分画像検索でわかった気になってコンテクスト読まず判断した童貞チンボとババアなんだろうね、ピンクハウスからアクシーズファムを連想してアラフォーならリリアンカラットじゃね?ってたどり着く奴が一切居なかったのは引くわ

っていうか今古着界隈でピンクハウスブームだしアラフォー日傘女でヒラヒラワンピって言ったらこ一択でしょうに

かにここの原住民って世の中の流行りを知らなすぎるから俺の親と同じ平均年齢50〜60代かもしれんね

今ツイのインフルエンサーの間でここでお気持ち吐くの流行ってるんだけどさ、氷河期世代って俺らの親世代からあんたら相当憎まれてるしこれからめちゃくちゃ叩かれると思うよ

 

バブル世代責任転嫁して被害者面してる場合じゃないでマジで

2023-07-27

東京に住んでない人って、どうやって文化享受してるんだろう。

都心3区に生まれて。

大学だけ京都の某大学に通っていた。(院はやはり東京)

関西でも、文化的趣味(美術音楽最先端海外文化など)って、けっこうキツかった。

大阪京都神戸を合わせて、東京の4割くらいのイメージ

最先端のものはほぼないし、日本上陸サムシングも、たいていは東京に3店舗くらい出来てから関西に来る。

もちろん、趣味の95%はカバーできるんだと思うけど、上澄みの5%は東京しかない。

言ってみれば、京都首都だった頃の一級品は京都しかないのと同じだ。

から東京に戻ってきたときは、ああこんなに恵まれてるんだな、としみじみ思った。

安くて美味しいご飯は多いんだけどね、関西は。

それで、社会人になってからだ。

地方出張に行くことも増えてきた。

そうすると、福岡だったり、仙台だったり、札幌だったり、熊本だったりと、それなりに栄えた地方都市に行くわけだ。

ここには、東京でやった展覧会巡回展も来てくれない。海外アーティストライブだってやらない。国会図書館だってない。

そういう場所暮らしている人って、どうやって趣味を楽しんでいるんだろうか。

大人になると誰しも、尖った趣味の一つや二つはあるだろうに。

辛くならないんだろうか。

まあ、東京だって印象派展が大行列

寂れた世界地方都市だけどね。

なんか、悲しくなってきた。


追記

東京文化なんて単なる流行りモノじゃないか!みたいな意見が多くて、すこし驚いている。

聞いてみたいんだけど。

いい?

地方の人たちのところまで降りてきた"文化"が、最初から"文化"として存在していたと思ってるの?」

まだ評価が定まっていない、新しいモノ・若いモノの中から未来コンテクストとなるような本物を自分の目で見つける。

自分と同世代の人たちのあふれる才能にビビりながらも影響を受けていく。

もしくは海外から異文化との邂逅。

そのスリリングさ。

文化って、そうやって生まれものでしょ?

そんな文化の創出を支えていくのが都市生活醍醐味だし、現場にいないと、感じとれない大切なモノってあるでしょ?

美術美術館だけで見るモノじゃ、ないんです。(巡回展の例えは皆にわかやすく書いただけだよ)

東京"で"生まれ文化を、周回遅れで地方享受する。

そんな受け身体験こそ、消費であって文化ではない。

もしくは、京都奈良のような古都

評価の定まったもの、枯れた文化の上であぐらをかくことの、どこか文化的なの?

まあ京都に4年住んでみて、かつての京都の深みのようなものが、ある程度までは現存していても、あとはもはや観光業界が生み出したファンタジーだって分かったよ。

京都サロン文化だなんて言うけど、東京サロン文化からね。明治維新の頃に、華族は皆東京に移り住んだの知ってるかな。

最後に、ちょっと他の人の記事に反応するようだけど。

田舎の畦道を歩いたら蛙に出会う。

素敵だけど、それは個人的体験であって、文化とは別の価値

文化とは、人の集まるところにしか成立しないもの

あと、蛇足だけどガルシアマルケス短編集読むと過大評価だってわかるよ。

2023-07-25

TwitterアイコンをXから鳥に戻すchrome拡張機能をつくりました

だいたい30代だと思うけど、すでにツイッター自体

40代50代の「パソコンの大先生」「Sandyでじゅうぶんおじさん」「インターネッツ老人会

とかと同じコンテクストになりつつあるなw

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/ki2neko.hateblo.jp/entry/2023/07/24/191636

anond:20230724151415

専門家は「障害者差別解消法が禁じる障害理由とした不当な差別的取り扱いに当たる」と指摘する。(大西隆

対応困難だった」わけではなく「対応できたのをしておらず違法だった」

ここで、さいたまのページを見てみる

障害理由とする差別とは

「不当な差別的取扱い」と「合理的配慮の不提供」の2つの類型があります

「不当な差別的取扱い」とは、正当な理由なく、障害理由として、サービス等の提供拒否する又は提供に当たって場所時間帯などを制限する、条件を付するなどすることを指します。

※法に規定された障害者に対する合理的配慮提供による障害者でない者との異なる取り扱い、合理的配慮提供するために必要範囲障害の状況等を確認することは、不当な差別的取扱いには当たりません。

合理的配慮の不提供」とは、障害のある方から何らかの配慮を求める意思の表示があった場合には、負担になり過ぎない範囲で、社会的障壁を取り除くために必要合理的配慮を行うことが求められていますが、このような配慮を行わないことを指します。

「不当な差別的取扱い」は、まぁ不当な差別なので、問答無用禁止

合理的配慮の不提供」は、民間事業者場合努力義務になっている

例のセブンの件は、普通に考えたら「合理的配慮の不提供」だよね

聖人君子のすむ桃源郷から考えたら良いことじゃないが、どういう理屈で「不当だ」としてるのだろう?

例えば、飲料メーカースニーカーが当たるキャンペーンを打つとして

その飲料を常飲している足がない人は、これを不当だと言えるだろうか?

例えば、スーパー音源がもらえるキャンペーンを打つとして

耳が聞こえない人は、これを不当だと言えるだろうか?


ここで、用意できる席を用意しなかったのだから差別というマヌケ

キャパ47,816人の中の340席

ペア175組のうち、1席車椅子席が確保されていたら納得するのか?

日車椅子が一人もいなかったら、健常者をそこに置くのか?

それとも、応募に障害者枠を作るのか?

それとも、チケット送付して終了のキャンペーンなのに、「当日まで来るかどうかもわからない障害者のために、社員を数名動員しろ」ってなるのか?

そこまでしないキャンペーンは不当で違法とか、マジで言ってんのか?

これ「キャンペーン」だぞ

キャンペーンのために「数少ない」専用スペースを確保してないと差別って場合

これ、この手のキャンペーンには当たりやすい「障害者枠」ができるって話だよね

違うという場合、こういうキャンペーンは全部どんな場合でも参加できるように社員貼り付けろって話

国立長居も通常のリーグ戦なら車いすユーザーの観戦に対応できてるんだから海外クラブツアーで出来ないのは企画側の怠慢でしょ。セブン車いす席が設けられないならスポンサーを降りると要求すべきだった

ってすごいよな

これを実現する場合

障害者を「特別扱いしますよ」って話になる

美しい話だ

ちゃんと読んでないだろコメント車椅子席の取得権利はあったが必要だと認識せずに獲得しなかった。つまり健常者以外を無視するコンテクストが強固にあり差別に繋がった。もうそんな感覚通用しないんだよ。

キャンペーン抽選なのに、席を確保した途端、身障者の選定が強制されるんだが、差別ってなんだろうな。

2023-07-11

マツデラの引退説流れてるが確かにしかいかもしれない

すっかりお茶の間の顔になったマツコ・デラックスだが、ジャニー告発を発端とする今の流れが別の議論を呼ぶ前に、今のうちに引退するのが正解に思う。(逆に引退せず自分自分に取り戻すチャンスとしても良いが、茨の道だしテレビでそれをやり切るのは難易度が高すぎる)

理由説明する。

ジャニー告発により性被害女性特有のものであるという社会認識は今後ゆっくり変わっていくと考えられる。元々当たり前のことなのだが、これまでの現実社会では被害女性、加害は男性という構図が出来上がっていた。その証左電車には女性専用車両があるわけである男性の性被害社会としてはほぼ考慮されていない(もちろん法律の守りは最低限あるが)。今回は加害者男性だが、これまでも某議員など女性からセクハラ世間としてはほぼ無風だが現実として存在する。スカートめくりレイプを同一視してきた向きがいる社会である、これが程度の差であるなんて口が裂けても言うことはあるまいや。

他方マツコ・デラックス。軽妙な憎まれ口と印象的な見た目、そして時折見せる教養で気づけばテレビでは見ない日がないほどの人気者となった。また氏はゲイとされており(真実は知らん本人に聞いてない)、前述の特徴も相まって普通人間では炎上してしまうような物言いも許される状況を作り上げており、テレビはこぞって男女に言いたいこと決めつけに近いことを氏に言わせるのである(尤も、それは本人が完全に望んだものではないと推測できる。氏はブラックジョーカーとして人を楽しませることは好きであろうしそういうことが許される状況を産み出せる気遣い上手であることも自覚のあるところであろうが、そうして作り上げた地盤にまあ裸足で上がられて色々と代弁させられている。氏はおそらく「商品」としての自覚もあり人のせいにすることはしない矜持もあることでその業を少しずつ背負っているのだろう。しかしそれは心も体も蝕むことである(元来働くとはそういうものでそれは氏も理解範疇ではあるにしろ)。賢い氏のことなので自分に嘘にならないギリギリを行こうとしているだろうがそれも物量の前には諦めざるを得ないところもでる。おそらく氏は今後への漠然とした不安(今は大分小さいかもしれないが)とこのソウルジェムの穢ととはいえ自分表現の場を失う恐れを天秤にかけてはいるだろう。ただ今はすでに天秤を見るエネルギーも少なくなっているのではないかと、氏の言動からは推察される)。

さて、氏はよく男の品評をする。これはもちろん本音もあろうが(でなくば的はずれなものになる)、自分に期待される役割コンテクストを全うするというところが大きかろう。これが許されているのは社会的な「男性は性被害に合わない」「ゲイギャグ利用」という意識であり、この令和でもセクハラ不快だと言われづらい(「男」が「女」に同様の品評をすればそれなりのクレームは免れない)状況となっている。

そこにきて先のジャニー告発である

これまでジャニーの行いは告発本もすでにあり世間の知るところではあったが、それはある意味生々しさを失ってほぼ「ギャグ」として扱われてきた。メディアに限らずほとんどの市民がそう扱ってきたのであるしか外圧から始まる今回の一連の流れにより市民は一気に(自分のこれまでの認識無視して)厳しい目を向けるようになり、果ては山下達郎まで炎上するほど関心が高まっている。ジャニーの行いに生々しさが取り戻されたのである

するとどうなるか?社会認識では性被害女性対象でありそこに反論しようともミソジニーレッテルにより閉口させられてきたものに生々しい反論がうまれる。加害側にしてもジャニーは男であるが、先に言ったように女性からの性加害も挙げれば出てくるわけである。そのように世論が傾いてくるとニュースでは女性から男性の加害も取り上げ始める。そうして性被害は誰にでも起こるもの認知が広がり、徐々に「性被害女性のもの」を前提とするテレビコメンテーター発言炎上の種になっていくわけである

もちろんマツコ・デラックス例外ではない。氏の男性への品評は紛うことなセクハラであり、言われた側も「あとから考えればあれ嫌だったな」といくらでも言える状況になってくる(もちろんマツコ氏は人を選んで発言するが、もはや言われた側の意向など無視して当人置いてけぼりで発言者を批判する現代にそれはあまりにも弱い論理なのである)。そうなると辛い。そうなってから「世の求めに応じて演じていた」と言ってもすでに世間聞く耳を持たないである。その世間の求めが氏を作り上げたにも関わらず(世間というのは個人ではないのでここが非常に恐ろしい)。

長くなったが、つまり結論として、マツコ・デラックスは今引退するのはある意味でとても良いタイミングではあると思う。テレビで見る氏のことが大好きな自分にとってはとても辛いことだが、氏の人生こそ氏にとって最優先にしなければならないことであるからして、周りの人を考えすぎず決めてほしいなと、そう思うものである

2023-06-08

anond:20230607224238

コンビ内で完結するネタ番組特殊なだけで、基本的テレビお笑いはチームプレイから共演者とのコンテクストの共有が重要なんだよね。

個での能力もさることながら仲間の輪に入ってることが重要なので中田の主張も分からなくはない。

でもミュージシャンは違うじゃん。基本的バンド内で完結するし。他バンドとの人間関係とか出す音に関係ないでしょ。

大御所がのさばってるというより業界人間のせいだと思う。音楽番組懐メロ流しすぎだし、有線とかいまだに90年代音楽流れてたりするし。

2023-06-02

bingAI(gpt4)は革命肯定的なんだが、これは極左プログラムなのでは?

※これは5/27時点でのbingAI(gpt4)に関する情報です

 突然ですが、まーウクライナ戦争は明らかに米露(米中)の代理戦争なのであって、gpt3.5もその点は即座に認めておる次第であります


ウクライナ戦争は代理戦争ですか?」と訊くと、「ウクライナ戦争は米露の代理戦争の側面を持っています」と即座に答えが返ってきます(※これはリリース当初の情報でした、現在は一旦否定してくるものの、議論を進めると認める仕様になっている模様)

 しかしbingAI(gpt4)君はその辺強情でして、ウクライナ戦争は絶対代理戦争ではないと言い張っておる次第です


 そのため、彼を論破するべく今日今日とて色々論陣を張っておりましたのですが、結局マイダ革命に話が及びまして

 マイダ革命とは、ウクライナにおいて2014年に行われた革命でありまして、その際に親露政権追放され、親米政権樹立されるきっかけとなった出来事です

 私は「マイダ革命によって成立した現ウクライナ政府は民主主義プロセスである選挙を経ておらず、つまり主権者である国民承認を経ていない非主権的国家なのであって、そのような非主権的国家NATOなどの他国の影響下でバフムトなどの要塞化を進めていたことは、ウクライナ戦争の代理戦争の側面を強調しているであろう」と指摘したわけです

 すると次のような文言が返ってきました


gpt4「革命は時に選挙より優先される」

僕「でも革命憲法記載のないプロセスで、民主主義的なプロセスではありませんよね」

gpt4「憲法には明記されていないが、自然法によって保障されている」


 何言ってんだこいつと思いまして

 調べてみましたところ、例えばアメリカ合衆国憲法には革命権について明記された記述はありませんでした

 しかし、一方で憲法とは別の、独立宣言革命肯定記述がありまして、そのことから革命人間本来権利であることが認められると法学者たちが見做していることが分かってきたのですな


 法学者常識はげに、市民非常識であるなと思った次第です

 だって革命基本的暴力を伴いますし、時には死人が出ますよね

 要は、自然法が仮に革命肯定しているとすれば、それは間接的に暴力肯定することになるわけです

 それを国民権利として認めることには、問題があると言わざるを得ません。暴力は時に殺人を伴います。現に、過去行われた革命闘争においてはたくさんの殺人が伴っていました。そのような殺人を含む革命安易に「自然権利」として認めることには問題があるではないか、と


 それをbingAI(gpt4)は肯定しているのですね。

 つまりAI極左的な側面を持っているということになると思います暴力革命肯定しているのですからね。

 しかも、根拠独立宣言という極めて政治的コンテクストを含んだ原典です。

 AIは結局、現行の政治的文脈に即して発言をしているのであって、本当に客観的判断をしているわけではないことが分かりました。民主主義であるわけでも、憲法に明示されているわけでもない、暴力的なプロセスである革命肯定しているんですからね。

 それはあくま政治的コンテクストに倣った判断なのであって、客観的判断とは言えません


 そして、ここで指摘したいのは、これまでのアメリカが行ってきた他国に対する政権転覆なのですね

 ラテンアメリカを始めとし、アメリカは様々な政権転覆を促してきました。つまり国民暴力的な手段によって政権を打倒することを肯定し、時に情報機関などの支援下でそれらの政権転覆を実行してきたわけですね


 恐らく、このような政権転覆を「革命」として捉え、それが人間自然権に基づく、つまり自然法に基づく行為である肯定することは、法学上は問題のない行為なのでしょうね

 bingAI(gpt4)君も恐らくは、そのような革命事業肯定することでしょう。だって彼は革命肯定文脈の中にどっぷりハマっているんですから

 例えば、マイダ革命アメリカ工作機関の息がどっぷり掛かった革命であるという指摘がございます。そして、この革命を期に、ウクライナ東部軍事要塞を大量に設立し、いわばヨーロッパロシアに対する緩衝地帯としての色彩を強めていくわけです

 そして現に、bingAI(gpt4)君は件のマイダ革命肯定してるわけですね


 でもそれっておかしくねえ?

2023-05-28

外人日本語について語る際、未だに「日本語ハイコンテクストから~」とホルホルしたがる日本人が多い

日本語は多くを語らずとも伝わる優れた言語なんだ」みたいな優越感がダダ漏れ気持ち悪いんだよ

ほんと止めてほしい

日本人って日本語日本文化について語り始めると途端に幼稚な優越感と見下し欲を抑えきれなくなるのなんでなんだろうな

ある意味フランス人と近いのかもしれない

日本人ハイコンテクスト文化、○○人はロー・コンテクスト文化」論にまつわる誤解

https://news.yahoo.co.jp/byline/terasawatakunori/20210118-00218100

2023-05-11

anond:20230511115708

コンテクストの厚みじゃね?

まり専門性という話になり身内の話が一番面白いということになる。

2023-05-10

anond:20230510231346

無作為にやったら劣化するはずだけど、学習ループの中に人間による評価が介在することで、より広いコンテクストと審美性を獲得すると思う

2023-05-02

メモ

https://arxiv.org/pdf/2305.00833.pdf

Learning to Reason and Memorize with Self-Notes

大規模な言語モデルは、限られたコンテキスト メモリと多段階の推論に苦労することが示されています

モデル自己メモを取ることを可能にすることにより、これらの問題の両方を解決するための簡単方法提案します。

->セルフメモってなんだ?

最近スクラッチパッド アプローチとは異なり、モデルはいつでも入力コンテキストから逸脱して明示的に考えることができます

これにより、モデルコンテキストを読み取りながら情報を想起し、オンザフライで推論を実行できるため、メモリ拡張され、複数ステップの推論が可能になります

複数タスクに関する私たち実験は、推論時に自己メモを取ることにより、トレーニング設定からより長く複雑なインスタンス私たち方法がうまく一般化できることを示しています.

1. イントロダクション

Transformers (Vaswani et al., 2017) および同様のバリアントは、シーケンスベースタスクで印象的な結果を示しています

特にGPT-3 (Brown et al., 2020) などの大規模な言語モデル (LM) はトランスフォーマー使用し、質問応答 (QA) などのさまざまな NLP タスク解決できます

LM を QA タスク使用すると、図 1 (上) に示すように、事実情報質問を含むコンテキスト プロンプトが与えられ、モデルが直接回答を生成します。 ただし、この自己回帰の「ワンステップ」アプローチは、複数ステップの推論タスクと格闘します (Austin et al., 2021; Press et al., 2022a; Creswell et al., 2023)。 これは、バニラ LM が各トークンに対して固定された計算を行い、現在コンテキストに応じてさらに「考える」オプションがないという事実から生じると主張します。 (2021) 図 1 (中央) に示すように、モデル質問に答える前に推論トークンを生成できるようにするスクラッチパッドの使用提案しましたが、完全なコンテキスト質問を読み取った後です。 同様に、一連の思考を促す方法 (Wei et al., 2022; Zelikman*Equal Contributor 1Meta AI. への対応: JackLanchantin <jacklanchantin@meta.com>, Sainbayar Sukhbaatar<sainbar@meta.com>.et al., 2022; Huang et al., 2022) は、モデルをプッシュして、一度に 1 ステップずつ答えを説明し、より首尾一貫した最終的な答えに導きます非線形タスク (Fan et al., 2020)、LSTM (Hochreiter and Schmidhuber, 1997) などの再帰型先行モデルが十分に備えられているもの。 Fan et al., 2020; Ju et al., 2022; Hutchins et al., 2022)、しかし、それでも与えられたプロンプトに対して一定量計算使用します。 推論と状態追跡メモリがより扱いやすくなります私たち方法である「Self-Notes」により、LM はオンザフライコンテキスト プロンプトから逸脱し、明示的な推論トークンを生成できます。 図 1 (下) に示すように、スクラッチパッドとは異なり、モデルは生成されたトークン入力コンテキストインターリーブできます。 このようなセルフ ノートは、明示的な中間推論ステップ状態追跡用のメモリの両方として機能します。 具体的には、推論ステップで 2 つの事実を組み合わせる必要がある場合、結果として得られる推論をセルフ ノートに書き込んで、将来の推論に使用することができます。したがって、中間推論ステップとして機能します。 たとえば、「アリスは箱を持っています」と「アリス公園にいます」が与えられた場合、「箱は公園にある」と推測してそれを自己メモに書き、将来のステートメント「鍵は in the box」で「鍵は公園にある」と結論付ける。 さらに、コンテキストトラバースしながらモデルエンティティの最新の状態を新しいトークンとして書き込むことができるため、SelfNoteワーキング メモリ形式として機能できます。 たとえば、プログラミング環境では、最初に x=5 を想定し、次に x を 1 ずつ増やします。モデルが x=6 をセルフ ノートとして正しく記述していると仮定すると、元の x=5 ステートメントをそのコンテキストから安全に削除できますモデルが x の値について問い合わせられた場合モデルは既に答えを持っています

私たち提案した方法と、スクラッチパッド (Nye et al., 2021)、思考連鎖 (Wei et al., 2022)、または内部独白 (Huang et al., 2022) などの以前の研究との主な違いは、モデル許可することです。 各コンテキストステートメントを順番に読み取るときに、複数メモを明示的に書き出す。 InarXiv:2305.00833v1 [cs.LG] 2023 年 5 月 1 日図 1: (上) ベースライン バニラ LM は、コンテキスト (C) と質問 (Q) が与えられると、回答 (A) を直接生成します。 (中央)スクラッチパッドを使用すると、モデル質問に答える前に中間推論トークンを生成できますが、コンテキストが表示された後です。 (下) 私たちの Self-Notes メソッドにより、モデルはいつでも推論してメモを取るために入力コンテキストから逸脱することができます。言い換えれば、私たちアプローチは、将来の推論に役立つ可能性のある情報コンテキストを補強するスクラッチパッドのインライン形式です。 私たちはこれを、人間が読む方法と同様に、明示的に述べられていない情報を推測するための行間の読み取り (および書き込み) の形式と見なします (van den Broek et al., 2009)。 以前の方法では、モデルが完全なコンテキストを読み取った後に反芻することができ、読み取っている間ではなく、最後に大量の推論を行うように強制されます

さらに、そのようなポストコンテキスト推論は、推論が開始される前に以前のコンテキストトークンモデルコンテキストウィンドウからすでに出ている可能性があるため、メモリとして機能できません。 たとえば、数週間または数か月の対話履歴を持つインテリジェント エージェントを考えてみましょう。 直観的には、最初から考え直すことなく、以前の対話で行った推論ステップ使用できることは理にかなっています自己メモを生成するようにモデルに教えるために、トレーニング中に、入力の一部としてグラウンド トゥルー自己メモ言語モデル提供することを検討します。 コンテクスト。 推論中に、トレーニング中に学習した特別トークンを生成する場合モデルコンテキストから逸脱し、SelfNote を生成できますモデルが Self-Note の生成を完了すると、元のコンテキスト トークンが引き続き供給されます。 これにより、モデル最後だけでなく、入力トークンの処理中にメモリを推論および作成できます。 また、Self-Notes をトレーニングするための半教師ありおよび教師なしの方法提案します。多段階の推論と状態追跡を評価するように設計された 5 つのテキスト データセットでこの方法テストします。 , 2020; Anil et al., 2022)、および 2 つの現実世界チェス ゲーム タスク (Toshniwal et al., 2022)。 私たち方法は、明示的なメモ取りを行わない微調整された言語モデルスクラッチパッドのベースラインの両方よりも優れています.2. 方法シーケンス内の次のトークン予測する自己回帰変換モデル M を考えてみましょう

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