はてなキーワード: 排卵とは
アラフォー同士の結婚で、年齢も年齢なので、生理が終わった翌週週末に夫と産婦人科行ってきた。
検査をしたら排卵しそうなのがあるってことで、この3日間で夫婦生活を営んでください、もし生理が来たらすぐに来て、体外受精の準備をした方がいい、と言われた。
え?人工授精も試さずいきなり体外受精なの!?とびっくりしたけど、夫婦が高齢だと人工授精も厳しいのね……
夫もいきなり体外受精と言われて戸惑っていたけど。
言われるがままに産婦人科についてきた夫は、数日後に「不妊治療って一年経った頃に行くらしいよ」と言ってきたけど、それは若いカップルの話なんだよ、と説明したけど理解しているものやら。
拒否らず産婦人科までついてきてくれただけでもいい旦那さんだなーと思うけど(惚気)
ちょっと早めに生理が来たんかな、それとも着床出血?とドキドキして仕事が手につかない。
仮に妊娠していたとしても、無事うまく出産できるかもわからないので、浮足立つのは早すぎるよ!と言い聞かせても落ち着かない。
当方、30代半ば女性准教授。現在不妊治療中。人工授精を複数回試したが妊娠に至らず、体外受精へのステップアップを検討中。
子供を望む女性研究者(とそのパートナー)には、若いときの妊活を勧めたい。研究者は、博士号を取得した時点で20代後半である。博士を取るまでは妊活なんて考えられないし、博士取得後も安定したポストにつくまでは、やはり妊活のことは頭にないという人がほとんどだろう。
妊娠・出産にはタイムリミットがある。30代後半の妊娠確率は約30%で、妊娠したとしても流産確率は20%を超える(参考:https://president.jp/articles/-/29230)。子供を望む人にとって、研究者キャリアと子供を天秤に掛けることは難しいが、若いときから良く考えてほしい。
不妊治療は経済的・時間的・肉体的負荷が掛かる。治療が進むほど負荷は高くなる。初期段階で妊娠に至った方が負荷は小さくて済む。
経済的負荷:検査で数万円。タイミング法は一回数千円。人工授精は一回3〜5万円。体外受精は一回30〜50万円
時間的負荷:タイミング法や人工授精は排卵日付近に1, 2回通院すれば良いが、体外受精は月に数回の通院が必要となる。いずれも生理周期にあわせた通院が必要なので、時間の融通はきかない。
肉体的負荷:検査や施術には痛みを伴うものが多い。自分の場合は卵管造影検査でショック状態になり、1日何もできなかった。人工授精も痛い。体外受精の採卵も痛いらしい。また、人工授精や体外受精では排卵誘発剤を使うため、副作用で卵巣が腫れ、吐き気や息苦しさが生じることがある。
自分の場合は時間的負荷が深刻である。講義や会議よりも不妊治療を優先することはなかなか難しい。周囲にも説明しづらい。時間の自由度が高い若手のうちに取り組んでおけばよかったと切に思う。
若い人にとっては経済的負荷の影響が大きいだろう。幸い、不妊検査や体外受精には自治体から助成金が出る。これらの助成金には、年齢・年収制限があり、若い方が受給しやすい。
研究者キャリアだけを考えていると、気がついたときには妊娠が難しい年齢になっている。パートナーと子供を持つ時期について相談したり、検査を受けて自分達の現在の妊娠のしやすさを知るなどから始めてほしい。
その年齢で子どもが本当に欲しいならIVFは避けられないからね。
ただ、IVFでできた子供の第一世代はまだ30代なので、その子たちが年を取ってどうなるかはまだ誰も知らないんだよね。
推進派の人たちは自然妊娠と変わりありませんと根拠のない主張を繰り返すけれど、ARTで自閉症リスクが上がったと言う論文もあるので何とも言えない。
去年くらいに卵管は精子の選別に使われているという論文が出ていたので、IVFにするだけで受精する可能性が上がるとは思う。
....ええ、そうですよ。生物が作り上げた選別装置をバイパスして強制受精させていいのだろうか...という悩みがありますよ。
やるなら排卵誘発剤の注射をしての複数個採卵コースで同時に複数の受精卵を作るのが世界標準で、日本はマイルドな排卵誘発で1個しかとらないからIVF実施率世界最高なのにそれでの妊娠率は驚くほど低いらしいですよ。
あと、不妊治療は婦人科の病気のリスクをあげるので命を削ってまでやることなのかという悩みも生まれます。
まあ、一言で言うと、沼ですな。
「感度も抜群」の「総排泄孔」の掘り下げが全然足りてない。一般的に「総排泄腔(そうはいしゅつこう)」または総排出腔ともいうが、つまりは排尿口・生殖口・直腸の機能を兼ね備えた1つの穴で済ませているのである。
よりわかりやすく言うと「オシッコもウンコも卵も全て一つの穴から出てくる」のである。「排尿も排便も排卵もみんなワンフォーホールホルーフォアワン」なのである。爬虫類や鳥類や両生類の皆さんはそうなのである。
これが一体なにを意味するのか。それは当然ながら風俗においては「ヴァギナとアナルと尿道のFxxKが同時にプレイ」という、そらま「感度も抜群」てなもんですわである。以上ここら辺の説明が全くなってないのである。
前回は胎嚢が確認できた。
結果。
・大きさ的に8週はありえない
・たぶん5週くらいだろう
・胎嚢の形が細長い
・中で赤ちゃんが潰れて亡くなっている可能性がないわけではない
・ともかくまだ小さいからなんとも言えない
・心音がこのまま確認できなければ、かきだす手術をすることになるかもしれない
つわりがあまりないことも気になってはいた。(つわりゼロではない。でも上2人の時と比べて確実に軽い)
大きさは今回で16.8ミリ、くらいだそうだ。
でもまあ、何かあって、排卵が遅れることは、あるんだろう。
不安だけど何もする術がない。
調べるのも不安になるだけだから、なるべくやめようとは思ってる。(なるべく)
3人目、驚いたけど、嬉しかったし、頑張ろう、と思ってたんだけどなあ…
おそらく今日の体験を誰かに話すこともないだろうし、帰ってから妻にも事の詳細は話さないだろう。
そうすると、今日の出来事は一生自分の内だけに留めておくことになり、それはそれで何だか勿体ない?ような感覚があり、この場をお借りすることにした。
***
当方、年齢は34才。妻は2つ年上で、結婚10年目の子なし。セックスレス歴は5年目くらいになるだろうか。
毎晩一緒に晩酌するくらいには夫婦仲は良いのだが、異性としてのエロスはもう感じない。これは私が、というよりお互いにそうなのだろう。
ただ、子どもは欲しいという気持ちは双方にあり、年齢を考えると作るなら待ったなし、という状況だ。
妻は子宮内膜症という病気を患っており、2年前に一度手術をしている。
片方の卵管が詰まりやすくなっているため、妊娠するとしたらチャンスは2ヶ月に1回と当時の担当医に説明を受けている。
(排卵は基本的に毎月交互に行われるということを、この時初めて知った)
年齢による妊娠率低下に加え、チャンスは2ヶ月に一回という状況だ。
子作りという目的さえあれば一応セックスレスは解消できるとは思うが、
完全な自然妊娠に任せていては、何事も起こらず来年また1つ歳を重ねている姿が容易に想像できた。
後々になって検査をしたら実は不妊の原因は自分にあった、なんてオチは絶対に回避しなくてはならない。
尚、34年生きてきて自分の精子に何かしらの異常を感じたり、親・兄弟に遺伝的に心配するような出来事は一切ない。
そもそも、「あれ、量少なくね?」「なんか、水っぽくね?」などデリカシーのないことをいう彼女でも作らない限りは、
自分の精子を他人と比較する機会は訪れないため、基本的に自分の精子は自分基準で絶対的に正常なのだ。
男性側はそのことを念頭において、自分の精子と向き合う必要がある。
***
前置きはこれくらいにして、ここからは精子採取の詳細を語っていきたい。
病院に行ってやることはいたってシンプルだ。カップに射精して提出するだけ。
それだけの事と言えばそれだけなのだが、病院でオナニーというのはこれまでの人生で経験したことがないので、何となく朝からソワソワしていた。
入ったことはないが、繁華街にある個室ビデオ屋みたいな感じを想像して、内心ちょっとだけ楽しみな気持ちもあった。
クリニックに到着すると、受付には20代半ばくらいの若い女性スタッフが2人座っていた。
初診ということを伝えると、その場で今日の検査の流れについて簡単に説明を受けた。
検査はまずは診察からスタートした。40代前半くらいの男性医師が担当だった。
事前にWeb問診票に回答しているので、その場で回答内容をフムフムと読み進める。
問診内容には、自慰の頻度や勃起の状態、夫婦のセックス回数など、かなりプライベートな質問も多いのだが、
「夫婦関係はほとんどなし、と。なるほどね。」といった感じで、こなれた感じで読み進められていく。
一通り問診票を読み終わると、そこから男性不妊検査の説明が始まる。
2以降は保険外診療で、2が9,000円、3が11,000円、4が7,500円の全額自費負担だ。
ちなみに2以降もやる場合は混合診療となるため、1も全額自己負担となり4,000円となる。
合計すると3万ちょいだ。
一応事前に金額感は調べていて、精液検査は保険診療ができるとネットに書いてあり、
1,000〜2,000円程度を想像して来ていたので、突然3万円と言われて驚く。
ただ、色々と考えた結果、全てお願いする事にした。
理由としては、今回の検査目的は妊娠に向けて最短の選択肢を選ぶ事だからだ。
まずはライトなものから順番に試して行って、上手くいかなかったらより詳細の検査をして、
また、どうせ精子を採るなら一度に全部詳しく調べてもらった方が単に効率的だと思ったからだ。
4項目全ての検査をお願いする旨を伝えると、診察は終了した。
***
次は、いよいよ採精の説明だ。
看護室という小部屋に呼ばれ、中には20代後半くらいの女性スタッフが一人いた。
そこで、採精のやり方についてレクチャーを受ける。
・採精室に移動し、部屋に入ったら電気をつけて鍵を閉める
・まずは石鹸で手をよく洗い、その後、アルコール消毒をして手をよく乾かす
・プラスチック容器(プッチンプリンより一回りくらい小さい)の中に精液をすべて出す
注意点としてはこれくらいだったのだが、
直接的な言い回しを避けるような変な間があった。
「手を洗って消毒をしたら、よく手を乾かしてから、、、、その、、行ってください」
みたいな説明の仕方なので、
医療従事者として、毅然と「このカップに精液を全量出してください」と説明をされたら何も感じないが、
たどたどしく言うのは、こっちが変な気持ちになるのでやめてほしい。(悪くはなかった)
さて、ひと通りレクチャーが終わり、早速採精室に向かう。
ちなみに、精液検査を行うには大体3〜7日間禁欲する必要があり、
私の場合は7日間禁欲していたので多少なりともムラムラはしていた。
採精室に入ると、1.5畳くらいのスペースに、テレビとDVDデッキ、
部屋の中央には白いリクライニングチェアーがあり、ティッシュ箱とゴミ箱が置いてあった。
ゴミ箱は足で踏むと蓋が開くタイプのもので、直接手を触れないで済むのは衛生的で良かった。
テレビ台の上には、DVDが10枚ほど入ったDVDケースとエロ本が1冊置いてあった。
エロ本は何となく触れたくなかったので完全にスルーし、DVDケースをパラパラとめくった。
ジャンルはバランスよく取り揃えており、ラベルを見る限り割と新しい感じがした。
真っ白なDVDラベルに、黒マッキーで手書きでこう書かれていた。
「下と唇で感じあう、濃密ベロキス尽くし」
どことなく漂う、裏モノ感を感じた。
内容は、
というのも、この採精室、一体どれくらいの時間で出るのがベストなのか、という問題がある。
遅すぎた場合、「あの人、どんだけ満喫してんだ・・・ここ、医療機関ですよ」という目で見られるのではないか、という気持ちと、
早すぎた場合、「え、あ、もう終わったんですね。早いですね」と、口には出さねどそう思われるのではないか、という気持ちが交錯する。
自分の中で、遅すぎず、早すぎない時間を「15分」と設定し、タイムマネジメントすることにした。
それともう一つ、大きな問題がある。
先ほどのレクチャーでは、この辺りの詳しい説明までは受けていない。
部屋の中で、使えるアイテムは限られている。
それから、使い道の分からない大きなキッチンペーパーのような紙もあった。
脱出ゲームさながら、この密室で課されたミッションをクリアする必要がある。
試行錯誤の結果、最終的に以下の流れとなった。
・リクライニングチェアーの座部に大きなキッチンペーパを敷く(念のため2枚重ね)
・その上に採精カップを置く
・ズボンを下ろし、リクライニングチェアーに向かって前傾姿勢となる
・ただ、こうするとテレビに対して背を向ける形になってしまうため、DVDが見れない
何が正解だったのか、それは今もわからない。
***
無事ミッションをクリアし、あとはこれを提出すれば今日の検査は終了だ。
部屋の片づけをし、事前に渡された白い紙袋にカップを入れて部屋を後にする。
精子の提出先は、採精室から歩いて20メートルくらい先にあるガラス張りの部屋で、
ガラス張りの壁には、カップを置く小窓と中のスタッフと会話するための受話器が備え付けられていた。
ガラス窓の向こう側は無菌室のような真っ白な空間で、スタッフは白衣を着て全員マスクをし、白い帽子をかぶっている。
小窓に自分の精子が入った紙袋を置くと、ガラス窓の向こう側にいるスタッフが近づいてきて、それを受け取った。
受話器を手に取り、ガラス越しでアイコンタクトを取りながら会話をする。
という気持ちになってくる
ガサゴソガサ・・・
カップが日の目を見る。
カップを軽く振ったりしながら、観察した様子をPCに打ち込んでいく
自分が数分前に出した精子を、白衣を着た綺麗なお姉さんが繰り返し、何度も確認する
こ、これは、一体なんの時間なんだ。
なんとも言えない不思議な空間、不思議な時間、不思議な気分に包まれた。
「お待たせしました。最後に、お名前をフルネームで教えてください」
「ありがとうございます。確かに受け取りました」
そう言って受話器を置き、笑顔で見送られた。
***
定期的に殺人的な眠気に襲われるんだけど、気付くと決まって排卵予定日の数日後なんだよね。
だから確実に黄体ホルモン増加の影響だろうと疑っているんだけど、これが睡眠薬と同等の眠気の強さとかネットでみた。でも会社の人そんなの知らないじゃん。特に男性には理解できないだろうよ。
もうほんと意識を保つのも難しいくらいの眠気なんだけど、同僚の女性社員達はそこまで酷くないみたいで、私だけなんかウトウトしてる人みたいに思われていたら悲しいし、というかとにかく眠くてつらい。
生理痛はあまり重くなくて、生理周期もかなり整っている方なんだけどほんとこの眠気やばい死ぬ、死にそう。(死なない)
誰かこの異常な眠気わかってくれる人いないだろうか。眠すぎて何もできない。
SEXは週1回するくらいで、多いときに週2回する。嫁曰く「回数よりも排卵日」なのだが、自分が本を読んだところでは週3回以下は少ないと書いてあったので回数を増やしたいのだが、嫁はつかれるからしたくないとのこと。
嫁は子供が欲しけどSEXには興味はないっぽくて、俺の性欲解消のためだけにしてもらってる感があった。
週2回の決まった日にすることにして、決まった日に誘ったら、かったるそうで、でもするかーみたいな感じで布団入って、やっぱり眠いからと断られた。
嫁が以前からめんどくさそうだったと、子供欲しいのにやる気が無いのに腹が立った。男性不妊の病院になんのために通ってるんだと怒って、もう俺からは誘わないと言った。
嫁が自分から誘うのは嫌だと言うので、じゃあもうお互いに誘わないねってなって、じゃあ子供ももう無理だねてなって、喧嘩している。喧嘩というか、気まずくなってると言うか。一緒に寝てないというか。
ああめんどくさい。俺は性欲解消のためだけにSEXしてると思われてたのか。嫁がただ苦痛だったとか。ああしんど。体の相性って大切ですね。
まあともかく、男性不妊の病院に通ってたのがアホらしくなり、嫁は前から体外受精とか養子がほしいとか言っててしんどい。
自分の精子ならともかく、自分の子供じゃないのをなんで育てなければならないのか。体外受精も、卵子は嫁のでも精子を精子バンクから選ぶとかお前の子供であっても俺の子供ではないだろ。なんでそんなこというんだ。自分のことしか考えられないのか。
SEXのことでこんなに悩みたくなかった。糞。
私は女性だが、生理が何ヵ月も来ず、検査をしたら男性ホルモンがたくさん出ていて女性ホルモンが最低限しか出ていないとのことだった。
そう言われてみると腑に落ちることはたくさんあって、確かに生理もたまにしか来ないし、声も低いし、毛深い。ちょっとだけどひげも生える。クリも大きい(比べたことないけど)。
そしてこのホルモン状況は、私の身体だけでなく、思考や選択や価値観にも影響を与えてきたんだろう。きっとそうだと思う。
完全無欠の女性的女性、女性ホルモンが適切に分泌され、毎月排卵と月経が適切に行われ、毛深くもなく、声も可憐で、ひげも生えず、クリも大きくない方々、彼女たちは確かにしっかりと女性であるが、私もそう言って差し支えないだろうか。分からない。
かといって男性になれるわけでもない。かなしい。
卵胞確認をしてHCG注射を打って排卵させ、排卵を確認しては着床安定のためまた着床を打つ。
薬も注射も使わずに卵胞は正常サイズに成長し、正常サイクル通りに排卵をして、妊娠した。
それでも2週間そわそわ不安になりながら待って、妊娠検査薬を使った。
初めて陽性になった検査薬を見て泣くよりも小躍りした。
よかった!よかった!バンザーイって。
小さく見える胎嚢の中は真っ黒だった。
この後くらいからつわりが始まり、ご飯が少しづつしか食べられなくなり、えづいては胃液を吐くようになった。
翌週また診察。
今度は歪んだ胎嚢が見えた。筋腫のせいだと言われ、今日も胎芽は見えなかった。
先生からは「来週もう一度来て。そこで心拍確認出来なかったらちょっと…」と言葉を濁された。
また翌週診察。もう8週目に入った心拍確認出来なくてはおかしい。
でも胎芽どころか胎嚢もはっきり見えずに終わった。その日流産の宣告をされるのかと覚悟したが、先生からは「また来週」とだけ言われた。
9週目に入った。この日の診察で初めて胎芽を見た。
小さく見える胎嚢の中に小さい白い胎芽。
でも小さすぎて心拍確認は出来なかった。先生は「また来週」と「覚悟もして」と言った。
本当なら、普通なら、もう心拍確認できて、赤ちゃんは2頭身になっててもおかしくない。
ただHCG値の結果が良かったので先生も期待を込めて待っていてくれている、というのを看護師さんから聞いた。
『心拍確認が出来てから両方の両親に伝えようね』と言っていたので、夫以外は誰も知らない。
常に吐き気があり、食べれるものは限られ、辛くてたまらないのにお腹に赤ちゃんがいるのかどうかさえ先週まで分からなかった。
クロミッドを使えばきちんと排卵するし、ホルモン値に問題は無いと言われていた。
夫も自主的に精液検査をしてくれて、そちらの結果も良好だった。
それでも妊娠までいくのに1年かかった。
そして私は陽性さえ出れば全て上手くいくと思っていた。
どんなにつわりが辛くても赤ちゃんのためなら頑張れると思っていた。
陽性が出たのに赤ちゃんがいるのかさえ分からないなんてことがあるなんて思いもしなかった。
今は病院でも心拍確認まで出来ないと「おめでとうございます」とは言ってくれないらしい。
私も言われてない。
来週の診察が怖い。最後まで信じる、なんてお花畑な精神でいたらダメだった時に耐えられない。
でもダメかもしれないと思いながら過ごすのも辛すぎる。
卵胞確認をしてHCG注射を打って排卵させ、排卵を確認しては着床安定のためまた着床を打つ。
薬も注射も使わずに卵胞は正常サイズに成長し、正常サイクル通りに排卵をして、妊娠した。
それでも2週間そわそわ不安になりながら待って、妊娠検査薬を使った。
初めて陽性になった検査薬を見て泣くよりも小躍りした。
よかった!よかった!バンザーイって。
小さく見える胎嚢の中は真っ黒だった。
この後くらいからつわりが始まり、ご飯が少しづつしか食べられなくなり、えづいては胃液を吐くようになった。
翌週また診察。
今度は歪んだ胎嚢が見えた。筋腫のせいだと言われ、今日も胎芽は見えなかった。
先生からは「来週もう一度来て。そこで心拍確認出来なかったらちょっと…」と言葉を濁された。
また翌週診察。もう8週目に入った心拍確認出来なくてはおかしい。
でも胎芽どころか胎嚢もはっきり見えずに終わった。その日流産の宣告をされるのかと覚悟したが、先生からは「また来週」とだけ言われた。
9週目に入った。この日の診察で初めて胎芽を見た。
小さく見える胎嚢の中に小さい白い胎芽。
でも小さすぎて心拍確認は出来なかった。先生は「また来週」と「覚悟もして」と言った。
本当なら、普通なら、もう心拍確認できて、赤ちゃんは2頭身になっててもおかしくない。
ただHCG値の結果が良かったので先生も期待を込めて待っていてくれている、というのを看護師さんから聞いた。
『心拍確認が出来てから両方の両親に伝えようね』と言っていたので、夫以外は誰も知らない。
常に吐き気があり、食べれるものは限られ、辛くてたまらないのにお腹に赤ちゃんがいるのかどうかさえ先週まで分からなかった。
クロミッドを使えばきちんと排卵するし、ホルモン値に問題は無いと言われていた。
夫も自主的に精液検査をしてくれて、そちらの結果も良好だった。
それでも妊娠までいくのに1年かかった。
そして私は陽性さえ出れば全て上手くいくと思っていた。
どんなにつわりが辛くても赤ちゃんのためなら頑張れると思っていた。
陽性が出たのに赤ちゃんがいるのかさえ分からないなんてことがあるなんて思いもしなかった。
今は病院でも心拍確認まで出来ないと「おめでとうございます」とは言ってくれないらしい。
私も言われてない。
来週の診察が怖い。最後まで信じる、なんてお花畑な精神でいたらダメだった時に耐えられない。
でもダメかもしれないと思いながら過ごすのも辛すぎる。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000314vv-att/2r985200000314yg.pdf
ここに六万人(組)のご夫婦が治療をうけてうまれたの5000人だけとか
平成16人に助成費の支給件数1万7千だったものが23年に11万件越えとかでてるね
医者は検査をひととおりしたらたいてい「どこもわるくないです、自然不妊ですが人工授精しますか」ってとなえればいい
実質上おまえら幸せカップルは支援金までもらったんだしもう満足しろよドヤァになってるみたいよ
むしろよくこれだけみんな産んでるよな
女性がんばってる
タイトルのとおり。
不妊症だった。正確には不妊になりやすい別の病気なんだけど面倒なのでここでは不妊になりやすいということだけ伝わればいいし不妊だったって表現にする。正確じゃないけど許してね。
不妊ってわかって最初に思ったのは正直安心感だった。だって子供が欲しいと思って、そういうことを期待して色々な努力をしてきて2年、一度たりとも妊娠検査薬は陽性すら見せなかったから。当然一年経ったくらいで夫婦共に検査に行った。別にお互い不妊原因はなにもみつからなかった。検査費用は高かったけど原因がないといえことだけわかって、更に頭を抱える羽目になった。
明確な不妊原因はない、でもその時点で約1年半陽性にすらならない。周りの友人たちはどんどん妊娠し出産し父や母になってTwitterやInstagram、Facebookで子供の写真や子育ての愚痴を呟きまくっていた。自分はそこまでにたどり着けていない。でも閉ざされているわけではない。子供が欲しかった。だから頑張るか悩み続けた。悩んだ末に仕事も変えた。やりがいのない仕事になった。休みは取りやすかったから排卵や生理に合わせて検査や注射するために直前申請での半休を使ったりすることもできた(不妊治療をしてるなんて言いたくなかった。まわりが産休目前だったり、育休明けで時短の人が多かったのもあるし、「子供はいいよー」って飲み会でよく言われてたから、それを封殺するのが申し訳なかった。)
立場が変わったのは今年の健康診断だった。会社で受ける普通のありふれた健康診断。あれで引っかかった。もう30も過ぎたし不摂生がたたったかストレスかななんて思っていたら、甲状腺疾患だった。しかも割と進行してた。甲状腺疾患の薬は女性ホルモン薬。症状が落ち着くまではホルモン量の調節に時間がかかる。病気が分かってからは病院通いが増えた。結果はあまりよくなかった。生理が10日ではじまったり、かと思えば50日経っても来なかったり、とにかくボロボロだった。当然排卵なんてわからない。というかこの時点で子作りなんて難しかった。
この状態はいつ治るんだろうとふと考えて医者に聞いたら、一生付き合っていくものですね、とか言われた。定期的にホルモンバランスなんかを確認して薬の調節をして…という感じらしい。えっ。それどういうことなの。安定したら綾香みたいに幸せになれるかもしれないけど、それって今30すぎた私からしたら何年後の話?
そろそろ義実家や実家に帰省するたびに孫を連れて行けないことについて罪悪感が強くなっていた。どちらの両親もとてもいい人で何も聞いたらしなかった。でも孫は見たかっただろうと思うことは結婚当初に言われたことがある。それを知っているから申し訳なさで泣けてしかたなくて、帰省の日が近づくと胃がどうしようもなく痛くなった。
色々考えて、我々夫婦は子供を諦めることにした。もういいよね、と、お互いに思っていた。正直疲れた。そして、2人の生活も楽しかった。だけど孫を見せられないこと、まわりが子供の話をすること、それを目にしたり感じた時だけは未だになんとも言えない罪悪感で潰されそうになってしまう。少子化問題云々の話を見るとチャンネルをかえたくなる。会社で時短や育休の人の話が出るとなんとなく気まずくなる。仕事中も他の部署の人から「子供ができるとわかりますよー」とか言われたら勝手に傷ついてそのは一日中陰鬱な気持ちになってしまう(トイレで泣いたり吐いたりすることもあった)。気にしすぎだと分かっていても気になる。
子供ができない。別にもはや欲しいわけではない。でも子供がいないということによる圧力を勝手に感じてしまっている。夫に対しても「本当は子供欲しかったんだろうな」とふとしたタイミングで思っては許しを乞いたくなる。いっそ殺してくれとも思う。
産む機械にすらなれず、仕事はドロップアウトしてしまい、何事にも精力が出せない自分が嫌で嫌で仕方ない。もうどうしたらいいかわからない。不妊様という単語も知っている。不妊様にはなりたくない。もうどうしたらいいのかわからない。とりあえず辛い。だれか助けて欲しい。