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はてなキーワード: 現実とは

2024-07-05

anond:20240704165626

でも、現実統計的には男女の差は無くなってきて同類婚の時代になってるよね

anond:20240704165807

でも、現実統計的には男女の差は無くなってきて同類婚の時代になってるよね

anond:20240704170742

でも、現実統計的には男女の差は無くなってきて同類婚の時代になってるよね

anond:20240705105418

でも、現実統計的には男女の差は無くなってきて同類婚の時代になってるよね

anond:20240705223856

でも、現実統計的には男女の差は無くなってきて同類婚の時代になってるよね

インティマシーコーディネーターは日本に2人しかいないので色々無理

追記 07.06.01:30】

一応書いておくが「ICを入れない方法を考えた」という発言をした監督を俺は全く擁護していない。

あのテーマ原作を撮っておきながら、どうしてあんなに無神経な発言ができるのか。

追記以上】

みんな今知りたい話題だろ?

俺は、まさに映画ドラマ業界の真っ只中にいる者だ。

そしてインティマシーコーディネーターの起用の有無について意見ができるぐらいの立場職種だ。

俺は日々、撮影現場でありその準備であったりと「作品」の制作に関わり、また他の現場話題も常日頃耳にしている。

そんな俺が、「今、日本におけるインティマシーコーディネーターはどう受け入れられているか」を皆に共有する。


まず大前提として、

インティマシーコーディネーター(以下IC)という職業ができたことを疎んでいるスタッフほとんどいない、

ということをまずは明らかにしておきたい。



ICなんて不要だ!」なんてことをハッキリ言うような人間は、

ICという概念日本に紹介されてからのここ数年間で、俺はまだ一度も見たことがない。

しかしたら昭和時代の頑固オヤジスタッフとかはどこかで言ってるのかもしれないが、

超低予算映画自主制作のような泡沫作品ほとんどだろう。

TV曲や配信流れるような作品制作においては、制作過程においてもそれなりに常識が求められるし、

どのスタッフも、世間空気感への感度はある程度はちゃんとあるのだ。



作品において、性的なシーンがあった場合は、

脚本撮影準備のどこかの段階で、一度は一応、誰かが話題には出す。

プロデューサー監督か、助監督か、事務所人間か、キャスティングあたり)

「今回、インティマシーコーディネーターってどうしますか?」

と。

そして、今の時点では、だいたいの場合の応答はこうなる。

「そうですねえ・・・・以前、同じようなシーンがあった作品では、インティマシーいなかったですが特に問題が起きたことはないです」

「そうですねえ・・・・・インティマシーの人を入れると、撮影インティマシーの人のスケジュール合わせになっちゃって進行がハマらないんですよねえ・・・・」

そう、ほとんど場合はいなくても具体的に表立って問題が起こったことはほぼない。

(ただし、俳優が気づかれないように我慢している可能性についてはもちろんあると思う。)



しかし、今、一番現実的問題としては、

今、日本ICとして活動している人は2人しかいないのだ。



日々、たくさんの映画ドラマがつくられるなかで、たったの2人。

そして今の日本ドラマ流行りは、わりと過激になっている。

ドラマ制作陣がTVerでのランキングを重視するようになってからサムネイルでのインパクト争いになっている面もあって、

(よければTVerのドラマランキングを一度のぞいて見てくれ)

ドラマテーマ不倫セックスレス、など性にまつわるテーマはむしろ多くなっているのだが、

インティマシーコーディネーターは、たったの2人。


現状で、インティマシーコーディネーターの方々は精力的に活動されているが、

それでも制作される作品の数に比べれば、圧倒的に数が足りないのである


そうするとどうなるのか?

インティマシーコーディネーターが作品制作に参加した場合

撮影インティマシーコーディネーター合わせにせざるをえなくなるのである

通常、日本において、作品撮影スケジュールは、忙しい俳優スケジュールに合わせてつくられる。

そして全てのスタッフが、そのスケジュールに合わせるのが当然、これは監督でも同様である

例外があるとしたらよっぽどの大御所映画監督ぐらいだろう)

そして、だいたいは予算不足なので、撮影期間はギリギリ撮りきれる最低限の日数だけ確保される。

そんな状況で、一職種スタッフスケジュール合わせでスケジュールを切る、

ということは基本はありえないことなである

誤解しないでほしいのだが、これは、決してICを軽視しているわけではない。

撮影候補期間は、どのスタッフも全部スケジュールガラガラにあけて作品に参加し、

俳優スケジュールを軸にして最も効率の良い撮影スケジュールを、チーフ助監督が組み立てるのが普通日本現場において、

撮影に必ず立ち会うべきスタッフスケジュールそもそも全然空いてない、

ということに対応できる制作体制になってないのだ。



制作期間が短いのが悪いんだろ」はまさに正論なのだが、

そんなことは当然、我々スタッフこそ毎日身に沁みて思っていることであり、

しかし、現実に、たった今取り組んでいる作品の納品は差し迫っていて、

そしてICに合わせたスケジュールは切れない、

となると、どうしても、どの作品ICの起用に対して消極的になっていってしまうのである

それで、どの組でも

「まあ、今回はICは入らないということで、私達で充分に気をつけてやりましょう」

みたいな会話がかわされ、ICの入らない性的なシーンのある作品今日もつくられていくことになる。


誰も悪気がない。

みな、なんとなく「このままでは駄目だよな」と思っている。

しか現実にはICを入れる余裕がない。

そうこうしてるうちに撮影期間が終わる。

問題が起きなかったのでなんとなく考えるのをやめる。

そして、また次の作品の話が来て別の現場に入っていく。

ということを繰り返しているのである

俺はこういった状況は誰も悪気がないとは思っているが、

擁護もできないと思っている。

世間の考え方の進歩に、ICの人数規模が追いついてない。

どうすれば人数が増えるのかのアイデアは俺にはない。

pikopikopan 公式サイト記載あるように同行者の分も値引きをする訳で。これ以上の配慮会社要求は難しいと思うな・・スタッフの人数限られてるし。(私も手帳使う時によくよく調べよ)

やっぱネットで精力的に発信する奴って現実で充実してなかったり障害抱えたり、人生に欠陥抱えたヤツなんだな。

5chで過激なやつ開示したら手帳持ちだったとか高確率であるし、ネット空間ガイジ率は現実を大きく上回ってるんだろうな。

anond:20240705214553

現実をみろ。そんなバカ金持ちは居ないし、貧乏人は貰えるものなら何でももらうぞ。それが負債でも。  

ゴミ屋敷がいい例だ。

金持ち弱者保護のために社会保障を拡大しよう!」貧乏人「社会保障無駄!それで死んでも自己責任!」

これが現実

anond:20240705164109

月収30マソ程度は貰える普通大人として生きられるものだと漠然と考えていた

現実はその半分。。。

anond:20240705202129

ワイはpixivとかiwaraとか漁ってその時遊んでるゲームアニメキャラを利用させてもらうやで

彼女らはワイのこと認識しとらんけども実際には誰にも汚されてない美の象徴のようなもんやからハッピーやで

突き詰めると現実人間同士だって理解しあうことも正しく認識してもらうこともできない、常に孤独なもんやと思わんか?

愛されるとか理解されてるという認識も、フィクションと同じくらい虚像のようなもんやないか

そう考えるとワイは無限に元気と精気が出せるような気がするやで

プリパラ10周年と私の15-25歳

今日プリパラ10周年らしいとXで知り、この10年間をプリパラに伴走してもらった元女児の一例として、振り返りを書き残したくなって、湯上がりにサーキューレーターにあたりながらしてみんとてするなり。

中くらいのお友だちだった放送開始当時、3DSニコニコ動画で最新話無料配信をしていたプリパラを見ていた。その数年前にNHK放送していたアニメ「日常」にハマったことをきっかけに、絵柄が好みな感じがするサムネアニメをとりあえず片っ端から見るという数打ちゃ当たる戦法を取っていた中での出会いだった。

歌、ダンス、少し日常から離れた衣装(コーデ)、人と人の感情を描いた物語と、いろんな種類の好きなもの・関心が高いものがたくさん詰まっていて、週を追うごと目が離せなくなり、「来週のお話が楽しみ」な状態が続いた。

高校生になると買い与えられたスマホニコニコを観るようになった。そして、Twitter公式アカウントというものがあると知り、プリパラについての最新情報を得られるようになった。

ニコニコで視聴してるとライブ中のガヤみたいなのがいっぱいいてアニメを1.3倍くらい楽しめたし、Twitter検索すると放送話の感想がたくさん見られた。でも現実生活圏内にはプリパラを観ている人はおらず、「高校生から見てもこんなにおもしろいのにな〜」と自分けが知る宝物を撫でながら、少し寂しく思っていた。

私が高校卒業すると同時にプリパラは終わったが、家でも部活でもまあまあ大所帯の集団の中でいろんな人間とうまくやりながら生活していたので、中高の生活においてプリパラでの気づきが活かされることもあったし、反対にアニメ共感して悶えることや鼓舞されることも多々あった。元々の自分思想に近い部分があったから、余計に沁みたということでもあるが、中でもプリパラが一貫して描いた「み〜んなトモダチ、み〜んなアイドル」「I friend you」という心の持ち方は私の心に深く根付いたし、それを目指していいのだという励ましにもなった。そして、その心持ちのうえで、周りに迷惑をかけるようなことをするとシステムというなにやら大きな仕組みによってそれなりに罰されるのも好ましかったし、安心できた。

大学生になると、いろんな趣味の人がいた。これまで知らなかった世界出会えておもしろかったし、手に入れた新しいメガネを通して再びプリパラを観るとまた違った見え方をするのもおもしろかった。

大学生基本的に暇でおもしろものに飢えているので、最近プリパラにハマったという人とも出会えた。3年目にコロナ禍となり人と会えない日々も続いたが、そのおかげでプリティシリーズライブ配信ライブになり、地方住みの交通費さえ惜しい貧乏大学生にもプリチケが届いた。近くのカラオケ店でパソコンが繋げられるらしいという話になり、プリパラを通して友達にもなれたトモダチと、一緒に配信ライブを観たり感想を話したり続編制作決定に泣いたりした。バイトしたお金で、幼い頃は指を咥えて眺めてるだけだったアーケードゲームもした。プリチャンのマイキャラはいつの間にか3人もいた。

高校大学学校選びはうまくいったので、非常に生きやすかった。それぞれが自分の中に大切なものを持っていて、他人に興味はあるが過度にありすぎず、どうしたら自分人生がなるべくおもしろくなるか?に各々が向き合っていた。まるでプリパラみたいだった。

働き始めると、プリパラ的な心持ちが全く意味を持たない場面が増えた。私の人生関係ある人の種類が一気に増え、へ〜この資本主義社会というやつは、いろんな気持ちで出勤してくる人がいるんだなと思った。

そんな中で、始まりそうで始まらないアドパラが少し始まりプリパラについて考え直すきっかけができた。もう最後アニメを観てから時間が経ってしまったので、細かいところは忘れてしまったけれど、プリパラ物語の大筋は4年間&アドパラのどれも、大きくてよくわからなくて理不尽システム改善を求める物語だったように思う。

プリパラ登場人物に悪役はおらず、敵のように感じる人は、ただこちらとあちらで考え方が違うだけとして描かれていた。その違いで衝突が起きたり悲劇が起きたりもするが、それら含めた1年間の大きな物語は最終的に「でもこんなことが起きちゃうこの仕組みって、システムって、おかしいんじゃないか?」という気づきに繋がり、「え、やっぱおかしいよね」「変えた方がよくね?」とざわざわしだして、「みんなで変えちゃおうよ!」になる。これはちょうど今の、社会ランクかけだし研究生の私に必要な励ましだった。

これから先、50年も100年も生きるかもしれないが、おかしいと思ったことにはおかしいだろと言い、1人でできないことは人を巻き込み、生きてる間はなるべく楽しく過ごす、そんな有象無象の中のある1人の"アイドル"に私はなりたい。森脇監督によると、プリパラ100年も1000年も続いてるらしいですからね。いつからでも目指せます

そらみ単独ライブも大プリパラ展も楽しみにしてます

I friend you!

anond:20240705192347

海外フェミニズム女性解放(liberation・社会的慣習からの)を目指してる自由主義(liberalism)的な平等・自立方向を向いてるのに対し、

日本ネトフェミ女性性を女性以外が扱うことへの嫌悪から表現抑圧の方向へ向いてる。

それは女性自身性的表現する自由すらも抑圧し忌避させかねない、自由主義とは真逆の、社会主義監視社会理想としているように見える。

保守的イスラム圏みたいにヒジャブで体を隠す方向の思考法と本質的に同じで、イスラムですら自由化しているのに、もともと自由を手にしていた日本女性自らが偏狭倫理感をこじらせて自縄自縛しにいってる狂気も感じる。

現在主なやり玉にあがるのは創作上の表現物ではあるが、これが進めば現実の「性的にゆるい女性」にも矛先が向かい名誉男性だのなんだのと言ってリンチされるようになるだろう。

そういう権威主義的な極右に向かいかねない過激なノリでやってるわけよ。ネトフェミ表現者や消費者の理性を信じられないから、その思想を通すためには独裁者のように強大なパターナリズムを振るう権威に成り代わるしかない。

まあ日本人は思想を学ぶ機会があまりいから、ネットとかで悪意を煮詰めてしまうとこのような大衆愚者と断ずる独裁者思考へと寄って行きがちではある。

インターネットリテラシー問題でもあるな。

舌がんになった男の一人語り

経歴

28歳。国立経営学部卒業新卒食品メーカー就職

およそ一年前に大腸がん罹患した疑惑が出るも、上下内視鏡超音波内視鏡超音波血液検査などあらゆる検査の結果問題なく、一年間のほほんと楽しく生活してきた。

舌癌に気がついたきっか

3日前、友人と飲食店唐揚げを食べた。

唐揚げを食べている時に「痛!」と痛みを感じていた。

唐揚げを強く噛み締めた時に舌の側面を強く噛んだので、その痛みだろうと思った。

実際にその時、口の中で血の味がしたのを覚えている。

一昨日と昨日もチクチクした痛みと違和感があったが放置

そして運命の今朝。

朝起きると口の中に強い違和感と痛み。

水を飲んでも痛い。口を動かしても痛い。飲み込みでも痛い。とにかく痛い。

恐る恐る痛い場所を見ると、下の側面に小豆のようなドス黒い腫れができており、その真横には小さい白い点ができていた。

少し触ってみた。ドス黒い大きな腫れは痛みがなく、痛みの原因は小さなさな白い点。

当初は口内炎思い込み安心しようとしていたが、ネットで調べてみたところ進行した舌がんの見た目が自分の口内の出来物とそっくりというかほぼ同じであった。

自分の症状

・舌の側面にできた異様でグロテスクなできもの

体重減少。社会人になって、一人暮らしを始めて食事がお粗末になったことがきっかけだと勝手に思い込んでいたが、進行した舌癌転移したことによるもの

・口の中の強い痛み。

・咳。職場流行っている夏風邪と思っていたが、肺転移の影響。

頭痛中学時代から頭痛持ちだったが、なんとなく昔から偏頭痛とは違う。脳転移によるものと思われる。

年齢、血の繋がった家族や親戚にガン罹患者がいないことなから最初は信じられなかったが、舌ガンについて色々調べていると二十代や三十代の患者の闘病記がXやアメブロなどでゴロゴロ出てきた。亡くなった方も。

対応

すぐに病院受診することも考えた。

しかし、もし進行していたらと考えたらいけなくなってしまった。病院のベッドに縛り付けられ、舌を切除され、全身を切り開かれ、その後効くのかどうかもわからない抗がん剤抗がん剤毒物と呼んで使用禁止を呼びかける医師がいることも知った)を投与されボロボロになって死ぬ担当医は高級キャバクラで俺が死んだことを電話で聞かされ「あーそう。死んだか。はいはい。忙しいから後でね」と電話を切って再び女の子口説き始めるんだろう。

仮に進行していなかったとしても、退院後一生再発の恐怖に怯えながら生きることになる。

実際に癌を経験した職場の人の親はいまだに倦怠感や水を触った時に「ヒャッ」っとなって手を引っ込める時があるという。

また病院のベッドで弱っている俺を女手一つで育ててくれた母や結婚の話もしていた彼女に見せたくない。

そう考えた結果、「もうあと一瞬で死ぬ」という所まで放置することに決めた。これから段々症状の悪化や痛みに苦しむのかもしれないが、俺が耐えれば良いだけだ。

「倒れたと思ったら、すぐに死んだ」

その方が母や彼女の心の傷も悲しみも少ないかもしれない。

これからのこと

舌ガンが発覚するまでは「これから先も毎日仕事して、彼女結婚して、子供が産まれて、あっという間に年取るんだろうなあ」なんて考えていた。しか現実は違った。俺は年を取る間もなく死ぬ

日常も将来も一気に崩壊した。とりあえずその時が来るまでは周りを心配させないように元気よく明るく生きていこうと思う。

anond:20240705190200

官報って出せば認知されたことになるんだよ

知らなかったからといって許されることなんて一つもない

現実非情なのだ

上司と部下の良いコミュニケーション理想現実

あなた工場責任者だったとする。

工場設備について新人10人程度に研修をしなければならない立場だ。

工場では絶対に押してはいけないボタンがある。

研修でのその際の伝え方として

1.「このボタンを押すとラインが止まって、安全確認作業をするのに30分以上かかってしまうからさないでね」

というのは理想だが、

2.「このボタン触ったらクビだから!」

と言った方が優しい。

なぜなら研修によって様々な情報を受けるなかで、情報重要度を正しく整理できる人はかなり少ないからだ。

また初めての場所は緊張感が高くIQ普段より下がりやすい。

まり言い方は優しいが、研修を受けてる側にとって負担がかかる伝え方なのだ

しかインターネットでは2の方法で教えると叩かれ、1の方法で教えると称賛される。

ちなみにマジモンの発達障害はあのボタンを押せば仕事を辞めれるのだなと解釈するのでそこには留意してくれ。

先生の白い嘘」を読んで

先生の白い嘘」という漫画を読んでいる。巷で話題になっていたから、というあまりにも気軽な気持ちで読んだ。

読んで後悔はしなかった。でも、頭をガツンと殴られたような衝撃を覚えた。

内容はネタバレを含みたくないから簡潔にいう。語彙力のない感想申し訳ないと思うが、エグかった。

そのあまりのエグさに作者の怒りを感じた。何かを訴えかける気持ちが見えた。だから、きっとこの漫画を読んだ時に思う感情は「エグい」でいいんだろうなと思った。

読み進めていくうちに、嫌な記憶を思い出した。

高校生の時に痴漢にあった記憶大学生の時に「欲望目線」に晒された記憶一人暮らし男性の家に遊びに行って、強姦された記憶

それはかつて私が体験した、自分人生から抹消した嫌な記憶だった。

私は当時、そういった性被害を恥じた。自分が傷物になったことを、自分自身で否定した。

私は傷ついてないし、むしろ怒りを感じている。だから、こんなのはどうってことないんだってプライドで嫌な記憶に蓋をしたのだ。

あんなことが起きたんだ。苦しかったんだって、私は誰にも相談しなかった。

しろ自分の身に起きたことを、誰にも知られたくなかった。きっと、私は恥じたのだ。

かわいそうだって言われたくなかった。同情なんて真っ平御免だった。

「私はかわいそうなんかじゃない」

そう思わないと、やってられなかった。

そうやって考えるようになったのは、無意識にでも自分を守るためだった。

被害を受けた時、人々は加害者を疎み、被害を受けた人を憐れむ。

可哀想に」という安易な同情は、簡単被害者を傷つける。そういった憐憫によって自分可哀想なことをされた人間なんだと思ってしまう。

女性としてのプライドも、いち人間としての尊厳も、全部粉々にされた。

それでもどうにかして立ち上がろうと思った矢先、腫れ物を扱うかのような視線に晒される。

ただでさえ傷ついて苦しいのに、そういった周囲の行動はさら被害者を傷つける。

同情も、好奇心に満ちた視線を送ることもやめてほしい。

でも、そう思う反面、被害である私たちは「可哀想であること」をちゃんと受け入れるべきなんだろうとも、今ならば思う。

被害に遭ってから10年あまりがすぎた。今の私はアラサーで、幸せなことにパートナーもいる。

嫌な記憶に蓋をして、見なかったことにする術も覚えた。傷つかないふりをすることもできるようになった。

私は大人になってしまたから、あの時よりも随分と器用に生きれるようにもなった。

でも、それじゃダメだったんだよなあ。

私は……私は、あの時、嫌だって言うべきだった。

しかったんだって。やめてほしかったんだよって。傷ついたんだ、怒りを感じたんだ。虫唾が走るほど嫌なことをされたんだって

助けを求めるべきだった。自分のことを、恥じちゃいけなかった。

被害を受けたことと向き合わなかったせいで、私は、自分のことを傷つけてしまった。

私は「可哀想」な被害者だった。

あの時それを認めて、己の心と向き合って、きちんと声をあげるべきだった。

傷ついた自分を認めなければいけなかった。

今になって。

あの漫画を読んで。

私はそのことに気づいた。

気づけてよかったと、心から思う。

まだあどけなく、幼く、純情であった私の蓋をした記憶と向き合うきっかけになったから。

きっと時間はかかるだろう。思い出すだけで、呼吸が荒くなり、目からは涙がこぼれ落ちる。

かに言う勇気もないし、きっとパートナーにも両親にも、友人にも私は言わない。言えない。

でも、私は自分と向き合いたいのだ。

あの時傷ついた自分無視して、今の今まで記憶に蓋をしてしまたことを許したい。

己の心の痛みを紛らわすために、現実から目を背けてしまった自分を、許してあげたいのだ。

そのきっかけを作ってくれた「先生の白い嘘」に、私は心から感謝している。

追記

こんなに多くの人に読んでいただけるとは……大変恐縮です。

私はかつて自分が性被害に遭った時、何もできませんでした。

一人暮らし男性の家に遊びに行くこと=性行為同意であることも、体のラインが出る服を着ることで「誘ってる」と思われることも、当時の私には恥ずかしながらそれが当たり前であることが、わからなかったのです。それはある一定の方からみれば、迂闊なことで、若さゆえの無知であったのかもしれません。

それは怖くて、恥ずかしくて、消してしまいたい記憶でした。だから感情記憶に蓋をして、見ないふりをしました。

私が言いたかったのは、男性だろうが女性だろうが関係なく、性被害に遭ったときは、自分のことをきちんと労わってあげてほしいということです。見ないふりをして、記憶に蓋をして、自分を恥じたりしないで、自分被害者なんだと認めてあげられれば、ほんの少しでもその肩の荷がおりるのではないかと思ったのです。

これはただの「書き散らし」です。

かつて私と同じように感じた人たちが、男女問わず少しでも楽になることを願います

最後までお読みいただきありがとうございました。

anond:20240705093601

『俺は全てを【パリイ】する〜逆勘違い世界最強は冒険者になりたい〜』は、

孫・ラスダン村・勘違い系にアレルギーがなければ勧めたいけど、作品思い入れがない人が見て面白いかは謎

 

内容はエンディングの「ノーギフテッド」の歌詞のまんま

サガシリーズのような戦闘観の異世界で、有用スキルが一切閃かず(授からず)、山に一人で籠って低スキルを十数年ひたすら鍛え続けた主人公の話

なお、会話を含めてすべてパリイするのでハーレムにはならない

 

この作品オリジナルフレイバー(独自要素)は、『こんなの余裕ですけど?』『本気じゃないんですよね?』ではなく、

主人公がいつでも本気でギリギリで死にかけているところ。主人公は常にギリギリの戦いを繰り広げているが、何故か周囲からは大物・余裕そうに思われてしま

そして、必ず『信じられないな。これが世の冒険者にとっては雑魚扱いとは。とても信じられないが目の前にあることが現実だ』と主人公が戦慄し、

『俺は○○にすら死にかけるのか。もっと鍛錬しなければ』と主人公がなるオチがつく

 

この系統アレルギーがない人には万人に勧めたいけど、『俺は○○にすら死にかけるのか』のギャグ部分がアニメ版では少し弱いのよ

例えば、主人公ミノタウロスのことを都会の巨大な牛だと思っていることが、原作を見たことがない人にこれ伝わったかなー・・・ってなった

この後、ゴブリンエンペラーや黒死竜と戦ってギリギリで勝つけど、主人公はただのゴブリン食材用のカエルだと思っているところが、

わかりやすくてテンポのいいギャグになってるといいなぁ・・・

 

 

OP:『AMBITION 』←個人的にこっちの方が好み

https://youtu.be/jYyApBsD78o

 

ED:『ノーギフテッド』←原作の内容ほぼこれ

https://youtu.be/jDOVyKXG06Y

何も持たざる者 何も得られぬ者

指先に残った かすかな炎

 

ひたむきすぎた熱 パトスやすだけさ

与えられないなら 動くだけ

 

逃れらんない理不尽と 逃したくないチャンス

「僕なんて」を「僕だって」と言い続けて

 

儚いものだとか 無謀なことだとか

誰もみない夢を みたいだけ

 

擦り剥き 汚れて ふるえてる手足

這い上がるんだ 明日のために

 

抗えよ ひたむきに叫べ

唯一の終わりなき “才能”さ

「僕にしかできないこと」探す旅

まっすぐに歩いていこう

 

悔しさだって 乗り越え

どこまでも行こう

失敗だって 愛せると 知ったよ

価値もの それでも

無駄じゃないか

僕は進み続けるよ

 

灯火を絶やさない 永遠に

信じた軌跡が 味方する

太陽を知り 月を誇れたら

輝き 満ちゆく光

 

弾きだせ 閃きに懸けろ

運命すら凌駕する “才能”さ

「僕なんて」を「僕だって」と言い続けて

まっすぐに踏み出せ

ノーギフテッド

マイナー界隈村民「うちは治安が良いから」

キチガイネットイナゴにとってですら魅力がないってことに現実に気づいた方がいいよん。

anond:20240704033106

家族仲は良かったんだなとなんとなく思った。

思春期以降の父と娘は口も利かない仲になるのかと思ったけれど、たぶんそれは昭和ドラマなどが作り出したイメージで、現実はそんなに仲が悪い親子はいないんだろうなとも思った。

フィクションの中の戦争はわるい独裁者勝手に起こすものだけど

実際の武力衝突にはそこに至る抜き差しならない事情があるんだよ!って思ってたけどなあ

出来の悪いフィクションより嘘くさい現実

anond:20240704063705

どこまでマジメに言ってるのかわからないけど、すごく良くない考えがわかりやすいかたちで表れてると思う。

ジェンダーレス水着」と便宜上呼ばれているものの、それは別にフェミニズム用語概念であるところのジェンダーフリーを実現するために作られた水着というわけではない。

単に「体にピッタリした水着は恥ずかしい」という子が少なからずいるという具体的な問題に対する、現場的な努力の一つである

思春期の子らがきまり悪い思いするのをどうにかしよう」ということがまずもって重要なのであり、そのための工夫がひとつずつ実行されることが尊いのだ。

(その上でトランスだったり性自認あやふや状態の子も助かるなら万々歳、と)

増田が掲げて見せる「ジェンダーフリー思想字義通りの貫徹」などというイシューは、当事者らにはど〜〜〜〜だっていいことだ。

増田本人も本当はどうでも良さそうだけど。

世の中を変えていくのは現場の工夫の積み重ねであり、その地歩に思想家とか活動家は貢献していない。

貢献してないくせに自分の手柄にしようとする。恒例の「ワシが育てたメソッドである

https://anond.hatelabo.jp/20240318093413

「少なくとも、昔のひどい状態から現状までこれたのは先人フェミニストのおかげなのよ」みたいな歴史修正もしゃらっとやらかす。https://anond.hatelabo.jp/20240703134540

そんな「神話時代」なんて存在しないのである。いつの時代空中戦で分断煽りに興じる人がいて、現場での薄皮をはぐような(しかも行きつ戻りつの)工夫の積み重ねがある。それだけだ。

ーーーー

メモ]「思想」は現実の変化の後追いである。一番最後にやってきて、過剰な一般操作によって予見的であるかのように偽装する。

ーーーー

なんかレスバ起きてるみたいだけどワシャ知らんよ

任意の誰かを俺だと思いこんで咬みつく知能と日本語力の人らに時間吸われたくないじゃん

anond:20240705004526

そもそも趣味で経費を回収する必要性がない」

なぜ?

そもそも1円でも利益を乗せている方が多数派

そんなデータどこにあるの?

何割売れたら利益になるという話?

全部売れたら利益がでるのを利益を乗せるなんて言わないぞ?

現実商売でも完売基準利益の話をするような奴は爆笑されるレベル馬鹿だけど

まさかそんな計算してないよな?

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