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はてなキーワード: 単語とは

2023-11-24

anond:20231124134302

この内容っておそらく2004年8月(約20年前)の記事に対するコメントだよね。

20年前の時点で「気違い」って単語医学的な用語では無くなってかなりの期間が過ぎていて、この時点で普通の人が「統合失調症」を連想しなくなっていることを示してるよね笑

anond:20231124054512

気持ちいか単語結論見ただけだど

それがまんま論文ならますます学問として価値ある?って思う

まぁ上なんとかさんとかが大手を振るってる世界ですから

 

よほどこちらの方が価値ありそう

ママンダ・ンゴズィ・アディーチェ
フェニミストについて辞書で調べた時こう書いてありました
社会的政治的そして経済的性別平等と信じる人のこと」

私の曽祖母はフェニミストでした。

結婚したくなかった男の家から逃げ出し、最終的に自分で選んだ男性と結ばれました。

彼女拒否し抗議し意見を述べました。

権利を奪われたと感じたり土地問題などが浮上した時には

曽祖母はフェニミストと言う言葉を知りませんでした。

からと言ってフェニミストじゃないと言う訳ではありません。

もっと多くの人がこの言葉を使うべきです。


(略)

 私個人定義するフェニミストとは男性女性でこのように言う人です
今日ジェンダーに関する問題存在し、それを直さないといけない。もっと努力すべきだと」

From Natalie Portman to Jennifer Lawrence, the iconic 'We Should All Be Feminists' T-shirt is seen everywhere and available in stores now.

Dior のTシャツ

 

TED】We should all be feminists (私達は皆フェミニストになるべき)
https://youtu.be/hg3umXU_qWc 

 

辞書

■米メリアム・ウェブスター辞典

 https://www.merriam-webster.com/dictionary/feminism


1 : the theory of the political, economic, and social equality of the sexes 

anond:20231124001017

お前女だろ

男がモヤモヤって単語使ってるの見たことねえ

もし男で使ってンならトランスジェンダーだろお前

2023-11-23

わい、耳での音声入力から意味認識する間の処理能力が人より低いらしい。

「何度も聞き返す」「3人以上での会話に参加できない」etc...などしょっちゅうある。

対面で、かつ慣れた相手だと込み入った話も出来るが、3人以上だと単純な話でもついていけない。

小学生の頃から頻繁に指摘されてたのに、改善の見通しが立たずアラサーになってた。

から改善できることあるんだろうか。

コミュ障音読で治る!と主張する奴おるから始めようか迷ってるんやが、

学生時代英語勉強で散々音読して全然効果出なかったから、日本語でやっても効果ない気がして不安

英語に関しては、座学の構文解釈/単語/長文読解で偏差値は伸びたが、音読は一日六時間x半年とかやっても全く効果なかった。やり方も相当工夫して、構文を意識しながらかつ英語のまま意味理解するよう努めたのだが。)

anond:20231123123640

心理的安全性は人に対して使う単語では無いし、それは失敗を恐れずにリスクを取れる状態を示す単語であり、批判されない状態を示す単語では無いぞ。

anond:20231123103402

「okusan」という単語であって「奥」にいるんだとか一切意識にないわな

anond:20231123104352

のび太「またスネ夫に自慢された。欲しいモノが何でも作れる機械だしてよ~」

ドラえもんしょうがないにゃあ。。 ナンデモ生成AI~。 

これはね。言葉で作りたいモノを正確に表現するほど、欲しいモノを作ってくれるAI搭載型の製造機なんだ。

ただし、一度に使える単語は75個までだから、気を付けてね。」

のび太「わかった。お礼にドラえもんの好きなどら焼きを出してあげる。『どら焼き~』」

ドラえもん「ちょっ、まって・・・・・」

製造機は愉快な音を立てて動き出し、しばらくすると、皿に盛られたどら焼きが出来上がった。

のび太「わぁ。すごいや。ホントどら焼きが出来上がった。」

ドラえもん・・・・・」

浮かない顔をしたドラえもんに気づかないのび太は、どら焼きを食べ始める。

のび太「うわ、不味い!!なに、このどら焼き納豆臭がして、あんこが糸を引いてる!!!

ドラえもん「この装置は、欲しいモノを表現する言葉が足りないと、ネットトレンド引用して補完しちゃうんだ。

たぶん、このどら焼き砂糖控えめで製造から5日は経っているどら焼きだね。」

のび太「分かった!もっと具体的なイメージを言えば良いんだね。『ドラえもんが大好きで、ドラえもんが美味しく食べられるどら焼き~』」

ドラえもん「ちょっ、まって・・・・・」

製造機は愉快な音を立てて動き出し、しばらくすると、筋骨隆々としたマッチョどら焼きマンが生成された。。。(終

自称インテリ」という言葉は、「知性で張り合ってくる愚か者は近寄らんで欲しい」という意図で言うことが多いが、

単語に反応して興奮して自称インテリっぽい態度で投稿する奴が増加するので逆効果である

2023-11-22

anond:20231122165640

たぬき・むじな事件とかって知らんのだろうね。

なんで「熟語単語意味が違う=思考回路全然違う」 になるの?

anond:20231122165123

似てない世界だったら日本ロシア語が話されてたり、世界冷戦で滅びてたり、公用語中国語英語だったりもするからそもそも政治世界」って単語理解できない可能性のが高いだろ。

anond:20231122164940

非常によく似た環境でないかぎり、語彙の形式単語、使ってる文字漢字意味が異なるんだから熟語を分解して変な意味で捉えてる」って状況が起きないだろ、頭悪いんだな。

たとえば日本象形文字キリル文字が使われてる世界から来たやつが「政治世界」って単語をどうやって読んで理解するんだ?

非常によく似た環境じゃないと成立しないだろ?

anond:20231122164014

「我々の住む地球に似た別の地球」ってのは広義のパラレルワールドだろ。

同じ宇宙を共有していたとしても、アステカの後継国が産業革命起こしてオセアニア侵略する「地球」を表現するなら「パラレルワールド」でいいんだぞ。

そもそもキチガイ揶揄してるだけだって話だしな。

 

というかそもそもパラレルワールド」の科学的な定義ってのがあるんか?

SFから派生した概念である単語独自の「狭い定義」だけをもつ単語としてつかってるんか?

copilot英語ネイティブはコピロットではなくコパイロットとすんなり読めるのかどうか

気になる

co-pilotって書かれてたら「あーはいはいコ・パイロット」ね」と日本語モノリンガル自分も気付けるのだが

copilotと書かれていると「コピロット……コピロート……コパイロット?」と読みを考える時間が発生してしま

いや、この疑問は別の論点が眠っている気がする

何故pilotはピロートではなくパイロットと読むのか?

なんでiをイではなくアイと読んでいるんだ

likeのように末尾がeのときじゃないとアイと読まないルールではなかったのか

もちろん例外はあるのだろう、これもその例外の一つだというのか

謎だ、英語ネイティブに機会があれば聞いてみよう

日記

---

ちょっと調べてみて気付いたことを箇条書きしておこう

ドイツ語だとpilotはピロートと読む 流石ドイツ語だ、ここら辺の発音ルールは厳格なイメージがある

英語で末尾e(というか母音)じゃなくてもiをアイ発音する単語結構ある 例えばvirusとか 日本語だとウィルス……英語だとヴィールス……と思いきやヴァイルスと発音しているようだ

・そういえばislandアイランド……いや、この単語そもそもsなんやねんって話にもなってしまう 「大母音推移」というキーワードがひっかかった これを調べてみよう

---

ドイツ語なんかも過去大母音推移が発生したが綴り発音に合うように変化したらしい

英語場合活版印刷が普及したタイミング大母音推移が発生した?ので綴りが固定されたまま

綴り発音が一致しないせいで発音が変わってもそれを止める力が発生しないのか?

anond:20231122080655

タイトルすら読んでいない(読めない)。

目に入った文字単語をもとにして自分の言いたいことだけを書く人種だよ。

2023-11-21

anond:20231121103210

シュバルツシルトは人名なので、ドイツ人からしてみると「コジマ粒子」みたいな印象の単語なんじゃないかな。

三大「知ってるけど使いどころのない単語

キーゼルバッハ部位

フランス落とし

ランドルト環

英語の数のスペルは頭おかし

one

もう初っ端からこれ。どう考えても「ワン」とは読めない。

ローマ字覚えたての子供なら自信満々に「オネ」と読むだろう。違うよ、これはワンなんだよ、と教えてあげて「なんで?」と聞かれたらどう答えられる?

明らかにおかしいやつが考えたスペルしかない。納得してるやつは常識に飼いならされてるだけ。一生出世できない。

two

oneよりマシだがまだだいぶおかしい。何て読むのか子供には想像もつかない。

初めて見たら10人中9人が「トゥウォー」とか読むだろう。

もうちょっと学習を進めると、間もなくtooもtoも「トゥー」だと知ることになる。ここで「は???」と思わない子供自分の頭で考える力が足りない。大人に言われたことにハイハイ従うだけ。詐欺にも絶対引っかかるのでスマホは持たせない方がいい。

three

絶対おかしい。ここまで気の狂ったことを教えられたら大抵の子供は考えることを放棄する。

大人の方も本当は何も分かってないので「そういうものから覚えろ」と言うしかない。

スリー?どこにスがあるの?ずっとモヤモヤしたまま子供はただスペル無意味記号ペアとして覚えさせられる。

four

早くもいい加減にしてほしくなるがまだまだ序盤。foとフォがまともに対応していることに救いを見出すしかない。

そろそろ子ども自分なりの工夫を凝らしローマ字読みの「フォウル」で覚えようといったことを思い付き始めるが、こういう覚え方はなぜか大人に叱られる。子供自主性を何だと思ってやがる。奴らの言う事はいつも綺麗ごとだ。

five

ごく一握りのめちゃくちゃ賢い子供けがiとアイが対応していることに気付く。

こないだまでiはイと読めと言われていたのに、こんなことに気付ける子供は真の天才だ。日本の宝だ。この才能を絶対に潰してはいけない。

普通の子供はvとbの使い分けができないし、bとdも間違えるのでますますややこしい。

six

中ではかなり納得感のあるスペル。ここまで地獄のような仕打ちを受けてきた子供らにとっては心のオアシスだろう。

しかし油断すると書き間違えてsexになるので本当に気を抜けない。この間違いを犯すとクラス内でのその子地位は終わる。性知識などなくてもsex面白ワードだというのは分かっているのだ。うっかり人前でsexと書いてしまったらアホな同級生から意味分からんくらいしつこくからかわれる。一生残る心の傷で、その後の人生にも影響するかもしれない。最も危険スペルと言えるし、こんな危ない単語子供に扱わせようとしてはいけない。図工の時間チェーンソーを持たせるようなものだ。法で規制すべし。

seven

もう何も言うまい。この頃には子供の目は完全に光を失って、このくらいのことでは何も感じなくなる。お前たちがそうさせたんだぞ。

eight

本当に本当にひどい。ひとかけらの感情が残っている子供はここで大いに盛り返し、「エイグフトじゃん!!!!」とわめきたてる。それでいいんだ。それこそ子供の、人間のあるべき当然の姿だ。

この純粋な悪意を受け入れてただ必死に覚えようとしてしま子供の姿には涙を禁じ得ない。おかしいじゃないか。そう思わないのか。君よ、もう一度声をあげてくれ。君の中に残されたわずかな光を、僕は失いたくないんだ。

nine

fiveの時に賢い気付きを得た子供はこの1回だけその恩恵を受けられる。あんな素晴らしい気付きの見返りがこの1回だけ??何もかもイカれてやがる。

それ以外の子供は心の中で「ニネ」と読みながら決して口には出さず、この狂気に身をゆだねる。やがてその狂気自分の身に巣食うことになるとは知らずに。

ten

突如現れたごくごく自然スペル。覚えるのに何の苦労も要らない。

いっそひと思いに殺してくれ。何で余計な希望を見せるんだ。ここから先、まだまだ地獄は続くのに。

どっからきた単語だよ

ファンネルだかファンドムだか知らん単語をここ数年でよく見かける。

どこ由来なんだ。

どのコミュニティで使われるようになったんだ。

anond:20231121010719

実際に検める(あらためる)という意味だよ 首実験って単語を知ってるか

2023-11-20

どっからきた単語だよ

ファンネルだかファンドムだか知らん単語をここ数年でよく見かける。

どこ由来なんだ。

どのコミュニティで使われるようになったんだ。

どっからきた単語だよ

ファンネルだかファンドムだか知らん単語をここ数年でよく見かける。

どこ由来なんだ。

どのコミュニティで使われるようになったんだ。

anond:20231118160705

野球用語和製英語ばっかりだよね。アウトとかストライクとかの1単語からなる用語英語でもそのまま通じるものが多いけど(1語でもバスター→fake buntなど通じないものはある)、2語以上からなる用語だと、フォアボールbase on ballsまたはwalk、デッドボール→hit by pitchとか、英語として通用する用語のほうが少ないぐらい。そのまま通じるのはホームランとかダブルプレーかぐらいか?

おもしろいのがground rule double、すなわちエンタイトルツーベースという用語グラウンドルールって本来フェンスのすきまにボールがはさまって出てこなくなったとかドーム天井屋根ボールが当たったとかの球場ごとの独自ルールのこと。しかし、ワンバウンド柵越えはちゃんと明文化された共通ルールがあって、グラウンドルールではない。安全進塁権が与えられた(entitled)という和製英語の方が正しい。英語でもentitled doubleと呼ぶべきだと思う(英語ではツーベーススリーベースとは言わない)。

anond:20231119130236

文系研究者のハシクレ(そろそろ若手じゃなくなりそう)として補足しておく。

今でも単位取得退学普通にある経歴

文系特に文系では博士論文執筆キッチリ3年で終わる人は少ないし、博士課程にいられる年限を使い果たしてしまう人も多い。しかし、東大をはじめとした多くの大学では「博士課程単位取得退学後3年間のうちに博士論文を出して防衛できたら、課程博士と見なす」という運用をしている。

したがって、最近よく見る経歴は、「◯◯大学大学博士課程単位取得退学博士(◯◯学)」というもの。これは単位取得退学したあとに博士号を取得した、という意味

今でも単位取得退学就職できる場合がある

実際に単位取得退学助教講師ポストをゲットした人は最近でもたまに見かける。増田の同年代で2~3人くらい(あくま増田観測範囲なので、実際はもっと多いだろう)。まあ、そういう人たちは和文論文だけじゃなくて、英語論文(分野によっては+英語以外の外国語論文)書いてたし、下手な博士より論文数多かったけどね……。博士号取得者を蹴落として任期付きポストをゲットした単位取得退学者も知ってる。純粋に業績が多ければたまに博士号取得者ではなく単位取得退学者が選ばれる場合があるということ。

このように、形式上単位取得退学でも応募できる公募は今でも多い。JREC-IN文系公募を見てみると、「博士号取得者、あるいは、博士学位を取得した者に相当する能力を有すると認められる者」っていう募集条件が書いてあることがあるけど、後者単位取得退学を指している。こういう条件の公募普通に東大でもまだ出てるからね。ただ、条件に書いてあるからといって選ばれるかというと、よっぽど卓越してない限り厳しいんじゃないかしら。

修士号しか持ってなくても業績が卓越してれば採用されるというのは、みんな大好きユーリィ・イズムィコa.k.a.小泉悠センセが示しているところだと思う。彼はそもそも博士課程に入ってないはずだけど、ロシア軍分析するアカデミックな著書を何冊も出してたら東大専任教員にまで上り詰めた)

とはいえ今はさすがに一部大学学振PDでは単位取得退学は不可

とはいえやはり、博士号持ってない人への風当たりは強まっている。一部の宮廷や有名どころの国立大学では、常勤ポスト募集にあたっては人文系であっても博士号を要求しているし、学振PD海外学振10年くらい前から文系でも博士必須になっていたはず(逆に言えば、40代以上の文系研究者の中には、博士号なしで学振PDやってた人が大勢いるってこと)。

エラいセンセの博士号の有無なんて誰も気にしてない

ただし、博士号持ってない人への風当たり、というのはあくまで若手の就職市場アカポス採用されるかどうかという話で、もう就職しちゃったセンセについては博士号の有無とかあんま気にしたことない……博士論文以降ロクに論文書いてない人より、単位取得退学面白い論文や著書いっぱい書いてる人の方がエラいじゃん? というのが文系感覚だと思うんだが、どうだろう。池内恵センセくらい業績があったら、博士号の有無なんてもう誤差でしょ誤差。

ただ、外国博士号獲った人についてはやっぱり一目置くかも。はてな界隈で有名な人だと北村紗衣センセとか。博士論文というのはだいたい1冊の本になるくらいの分量のものを書くということなので、それを外国語で書いてる時点ですごいよ。特にアメリカだと博士課程では厳しいコースワークがあるから、あれをくぐり抜けたってことだもんね。

文系と人文系って違うの?

最初に「文系特に文系」って書いたけど、「文系」と「人文系」は違う。「文系」は「人文系」と「社会科学系」に分かれていて、文学とか哲学とか歴史学とかは人文系社会学とか政治学とか経済学とかは社会科学系、ってことになってる(あくまでもこれは日本の話。国によって分類は違う。たとえば歴史学社会科学系に入れる国はヨーロッパはいくつもある)。「単位取得退学」はもともと文系全体でよくある経歴だったけど、今ではほぼ人文系に限られてる印象。上で書いた単位取得退学ポストをゲットした人たちも、観測範囲ではみんな人文系

ただ、法学政治学20年くらい前まで学士助手という制度があったので、学歴という点では人文系以上にガラパゴスだったりするのだが……学士しか持たずに教授になってらっしゃる人たちが何人もいる分野です。はてな界隈で有名な人だと木村草太センセとか大屋雄裕センセとかね!

外国で出された博士に相当する学位」って何だよ

ところで、公募条件に「外国で出された博士に相当する学位」という謎の文言があることがある。外国で出された博士、ならともかく、外国で出された博士に相当する学位って何だよ。

実はかつての日本同様に博士号は功成り名遂げた大物が書くものという文化がまだ残っている国があって、具体的にいうとロシアとかそのへんの旧ソ連諸国。あのあたりでは博士候補カンジダート・ナウク; кандидат наук; kandidat nauk)っていう学位があって、これがPh.D.に相当する。博士候補論文大学院に進んで数年かけて書くやつで、実質的博士論文博士候補号を持ってればロシアでは准教授になれる。ロシア留学して博士号獲った、って言ってる人のかなりの割合が、実は博士候補号の取得者だったりする。まあ、ロシアカンジダート号は他国Ph.D.と同等っていうのはよく知られてるから別に嘘じゃないんだけどね。

ところでウクライナでは2014年7月にこの博士候補制度Ph.D.に置き換える制度改正を始めて、2020年には全廃したらしい。うーん、ロシアとの縁を切って西欧共通制度に置き換えるなんて、2014年にいったい何があったんやろなぁ(棒読み)(時期的に完全な偶然というのもありそうだけど)。

ブコメへの応答

博士課程単位取得退学博士”これは課程博士と同じ扱いです。3年の課程を修了し学位論文間に合わずに退学した場合も、3年以内に学位論文が出れば課程博士となるのです。

厳密には、「◯◯大学大学博士課程単位取得退学博士(◯◯学)」のすべてが課程博士というわけではありません。単位取得退学から10年後に博士号取得したら論文博士ですし。なので、経歴を見るか(たとえば、2022年に単位取得退学して2023年に博士号獲ってればほぼ確実に課程博士)、あるいはCiNii博士論文検索するかしないとどちらかはわからないですね。

逆になんでそんなに論文書いていて博士とらずに満期退学なの。そこがわからぬ。

色んな理由があるので一概には言えませんが、本人の博士論文の構想が壮大すぎる、とか、書き上げる前にポストゲットできたから退学しました、とか、そういう場合が多いんじゃないでしょうか。課程博士論文を書き上げた人の経歴はみな似通っていますが、博論を書き上げられなかった人はそれぞれの理由があるものです。

博士ももたず、論文数も多くなく、それでもマネージメントの良さで教授職とかいうのもあったりするわな

そんな人、少なくとも最近は聞いたことないですけど、いつの時代の話ですか? 何がしかの業績(必ずしも論文という形である必要はないです。たとえば安藤忠雄センセみたいな場合)がなければ大学ポストには就くことはできません。もちろん霞が関から官僚ゴリ押しされたりすることはあるかもしれませんが、それは業績なんも関係ないし……

この議論ならストレート論文博士東浩紀はそれだけで尊敬されても良さそうだけど学者からも石投げられてるし結局空気なのかな

東浩紀センセは、デリダ研究博士号を獲った俊英だから叩かれてるんじゃなくて、彼の政治的意見を気に食わない人が多いから叩かれてるんでしょ。博士号獲った人は尊敬に値するけど、それはそれ、これはこれですよ。海外博士号獲ってる人の意見同意できないとか、日常茶飯事だし。

ロシアカンジダートって名称カンジダとか漢字だとか、いろいろ混乱しそうな(しない)。

英語のcandidateにあたる単語です。

2023-11-19

日本人英語できないのは単にやってないだけ←これ

受験生時の英語偏差値は70だった

大学一年生で受けたトーイックは800弱だった

その後も勉強を重ね、わからないところはネイティブ質問し、トータルの質問回数は4000回を超えた

それなりに真面目に英語に取り組み始めて10

でも何もわからん

映画Youtube字幕があっても理解できないことが多い

ツイッター外人同士のやり取りも、単語文法簡単なのに何言ってるかわからん

チャットしようにも会話に入れない

気づいたらAIのほうが英語力高くなってて鬱

どれだけやっても暗号しか感じられないし

暗号の解読が少しうまくなったかな、という実感があるのみ

日本人英語できないのは単にやってないだけ、とよく言うけど、やっても大してでできるようにならないってのが現実じゃないか

大手予備校が解答速報でとんでもない誤訳をやらかすのはもはや恒例行事だし、予備校神様と言われた伊藤和夫参考書誤訳まみれなのを見ても、そうとしか思えないんだよな

かつて人文系博士号は功成り名を遂げた大学者がもらう勲章のようなものだった

最近中東イスラム研究者池内恵氏が博士号を持っていないことが、X上で話題になっていた。やたらに博士号を持っている側を持ち上げたり、あるいは逆に博士号重要ではない、実績を見よ、と反論していたりするのが目に付く。

だが、博士号に関しては議論の前提が違う。かつて、そもそも日本の人文系博士号レジェンド級に希少であり、真っ当な研究者でも取得できないのが普通だったのだから90年代以前の人文系研究者の大部分は、博士課程で博士号を取得することはできないと認識していただろう。

その様相が変わって学位取得が適正化されたのは、池内氏が学部生、院生として過ごした90年代から2000年代にかけてのことだ。池内氏はその変化の恩恵?を授かれなかった狭間最後世代なのだと思う。

その点に触れている投稿がなかったので、メモしておこうと思う。

文系博士号の取得について認識齟齬が生じる原因は大きく二つだ。

現在では人文系博士号運用理系運用に近づいた。だが世代や文理の違いによって事実が見えなくなっている人が多いのだと思う。

90年代前半くらいの状況

90年代中盤当時、大学院について調べていると謎の単語単位取得退学」に出会った。博士課程に進学し修了したとして、しかし残念ながら学位もらえず、ということはある。ここまでは当然だろう。不思議だったのは、単位取得退学という言葉がまるで学位のような扱いだったことだ。プロフィール欄に堂々と書くようなものか?と思った。

調べるとどうやら人文系博士号を取得するのは非常にマレだということだった。それゆえに単位取得退学学位のように通用していたということである

ざっくりと状況を把握するには、下の 3.4.2日本博士号取得者 (1)日本の分野別博士号取得者 あたりを見てほしい。

[科学技術指標2021・html版 | 科学技術学術政策研究所 ](https://www.nistep.go.jp/sti_indicator/2021/RM311_34.html)

実態としての運用はどうだったか。その雰囲気はこの辺のWikipedia記事に詳しい。

[単位取得満期退学](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%98%E4%BD%8D%E5%8F%96%E5%BE%97%E6%BA%80%E6%9C%9F%E9%80%80%E5%AD%A6#%E4%BA%BA%E6%96%87%E3%83%BB%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%B3%BB%E3%81%AE%E7%89%B9%E8%89%B2)

1989年以前の東京大学大学院人文科学研究科では、大学院生にとって課程博士論文は書かないことが原則で書くことは例外であったという」

少なくとも90年代以前では、人文系研究者キャリアの初期に博士号は困難であったというより、ほぼ不可能だったみて構わない。かつて人文系博士号キャリア晩年差し掛かってそれまでの功績を評価してもらうもの。今のように博士課程を修了した時点でキャリアの出発点となるような資格のようなものではなかったのだ。

時代の転換

この状況は1990年代に入ると徐々に変化する。

[23博士学位授与数の推移と授与率:文部科学省](https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/attach/1407428.htm)によると、博士授与率は、

平成3年度(1991年度)に人文系4.7%、工学系78.1%だったものが、平成13年度(2001)年度では、人文系23%、工学系では88.6%と変化する。まだ差はあるものの確実に変化している。

いずれにせよ、2000年前後は、「博士課程を修了して真っ当な評価を得れば博士号を取得できる」という普通の状況に至るまでの長い変化の途中の時期だった。

現在

博士号を取得する人の数は増え続けている。ただご存知の通り、その活躍先が十分あるとは言えない状況だ。

このことで企業側の受け入れ姿勢批判する向きもあると思うが、それは間違っていると思う。かつての日本博士号(人文系)の授与が異常だったのであり、企業はそれに適応しただけだろう。変な運用を続けていた大学責任がある。企業の変化にはまだ時間がかかるだろう。

以上が、博士号取得に関しての時代状況の説明だ。

博士号価値

現在特に文系に関して博士号は多く取得されるようになったが、だからと言って価値が軽くなったという話ではない。

ただ時代が違ってしまうと、まるで別のものになっていることは押さえておきたい。別の分野の研究ともなると尚更比較するのは困難だ。

(課程博士論文博士など取得プロセスの違いもある)

私自身は結局アカデミアとは無縁のキャリアになったので、個別研究室の中のことを知る由もないが、おそらく池内氏が博士課程に在籍していた2000年前後博士号の扱いの転換期だったはずだ。その当時は学位を取得することは不可能ではなかったが当然でもなかった時代だと言える。

まして、仄聞するに、池内氏は学会因習悪弊に対して相当の武闘派であったようだから、そう簡単学位を取得できる状況だったとは思えない(これは憶測だが)。

池内氏の中東イスラムの分野の研究における業績は既に輝かしいし、一般向けの著書や寄稿も数多い。加えて組織設立運営、後進の育成など、並みの胆力ではこれだけのことはできない。

現在、この世界情勢のもとで池内氏の解説発言は、信頼のおける言説としてますます重要になっていると思う。

当人にとっては博士号の話など大きなお世話で、拘泥もしていないと思う。

ただ、一般の人が博士の扱いの変遷について知らず、この話題によって氏への信頼に一点でも曇りを生じそうな人がいるなら、それは違うとは伝えておきたい。

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