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はてなキーワード: 杉田とは

2020-10-08

日本学術会議が推薦した会員候補6人が任命されなかった問題時系列

大学軍事研究やらせ武器輸出につなげたい安倍菅政権と、それに対抗して戦後の反軍事研究声明を守りたい日本学術会議会員らの対立の結果が、学者6名の任命拒否

会長日本学術会議安倍菅政権の動向
2015大西隆防衛省が、軍事利用可能研究助成する安全保障技術研究推進制度を開始。
2016  日本学術会議で、戦後維持されてきた軍事目的研究を行わないとする声明をどうするか検討開始
 学術会議で、会員に3名欠員出たので補充会員候補政府に推薦したら、官邸が人選に難色を示し、欠員のままとなった
12杉田和博官房副長官大西会長に、翌年の推薦会員を決める前に選考状況を官邸説明するよう要請し、最終候補110名超の名簿を事前に提出することで合意
20173 日本学術会議が、戦後軍事目的研究はしない声明継承する新たな声明を発表。翌月の総会でも防衛省研究助成批判する報告
6大西会長が、杉田官房副長官に推薦前の最終候補110名超の名簿を提出し、官邸から意見をもらう
10日本学術会議希望し推薦した105名を安倍首相が任命する。会長大西隆から山極寿一に交代
20189山極寿一会員に2名欠員が出たので補充会員を政府に推薦したら、安倍総理は理系分野の新会員は任命するも、人文系分野の新会員は任命拒否。1名欠員のままとなる
 11 内閣法制局が、学術会議の推薦通りに任命する義務首相にない、定員を超える候補者推薦を学術会議に求め、首相がその中から任命することができる、とする見解をまとめる
2020  政府が、新会員の推薦候補について事前説明や名簿提示を求めるも、山極会長はそれをせず
8学術会議が選んだ105名の推薦名簿を政府に提出
9菅政権が、学術会議が推薦した人文社会系の学者6名の任命を拒否したことが発覚
 10梶田隆章菅政権が99名の会員を任命。会長梶田隆章に交代。梶田会長が6名の任命拒否理由説明と、改めて6名を任命するよう政府に求める


菅政権目的軍事研究をしないという声明排除なので、軍事研究容認学者を会員にできないならば、学術会議自体解体しようとするのは自明で、実際にそうなっている。

政権与党、またはその支持者は、任命拒否理由を脇に置いて、学術会議は金食い虫で意味のない組織だと語り、貶めることに勤しんでいる。


軍事目的研究」どう対応 日本学術会議議論開始 | NHKニュース

http://web.archive.org/web/20160627014905/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160624/k10010570531000.html

官邸、前回の学術会議選考にも関与 推薦前に名簿要求朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASNB575QZNB5UTIL04S.html

学術会議、18年選考官邸難色 会員補充できず、2年間1人欠員 | 共同通信

https://this.kiji.is/686517780047348833

内閣府見解 18年から義務ない」 野党追及「政権の都合で法解釈変更」学術会議推薦候補の任命拒否で― スポニチ Sponichi Annex 社会

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2020/10/07/kiji/20201007s00042000114000c.html

学術会議の名簿、事前提示せず 前回は官邸との折衝あり [日本学術会議]:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASNB67G4DNB6UTIL02P.html

2020-10-06

anond:20201005000637

昔、兵庫県街頭演説杉田みおさん(当時は自民党じゃなかった)が演説してるの聞いてたけど

原発反対や公務員改革を訴えてたな

見た目も今と全く違う

anond:20201005000637

昔、兵庫県街頭演説杉田みおさん(当時は自民党じゃなかった)が演説してるの聞いてたけど

原発反対や公務員改革を訴えてたな

見た目も今と全く違う

2020-10-02

杉田

杉田水脈が女はいくらでも嘘がつけると言ったのは、実は自分が嘘つきである証明たかったのでは?

2020-09-30

anond:20200930114217

マイノリティなら誰でも良い訳ではないんだよ。

マイノリティ議員にはちゃんマイノリティ代表としての自覚を持った発言をしてほしいってみんな言ってるよ。

杉田議員の例だと、女性議員には女性を生きやすくするための政策を期待しているのに、逆に女性攻撃する発言をしてどうすんだって批判もある。

自民党小池から出馬した時点でイデオロギー的にマイノリティの味方になりそうにないから、そういう政治家そもそも批判されやすいね

女性議員を増やせって話も、女性であり、かつ立憲・共産社民理念に沿った議員を増やせっていうのが本音

杉田水脈って前回は比例単独候補で、単独候補としては最上位でほぼ自動的当選してるけど、今回はどういう扱いになるんだろうね。

それが自民党としての杉田氏に対する評価ってことやん?

2020-09-26

anond:20200926222233

9/25(金) 13:25配信

>>杉田氏は会議後、記者団に「そんなことは言っていない」と述べて発言否定したが、

>>会議に参加した複数関係者から杉田氏の発言確認された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/22f05ed506f499a6a1961c874ce090d4cf61febd

anond:20200925144616

杉田議員女性はいくらでもうそをつける」9/25(金) 13:14配信

>>水脈衆院議員は25日の党内閣第一部会などの合同会議で、

>>女性暴力性犯罪に関し「女性はいくらでもうそつけまから」と発言した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f0d105900f5a42a5f28fb4f0adbde6b1987b653b

どこの誰かも不明元増田の作文よりも、ぼくは議員先生言葉を信じるよ

anond:20200926012343

「そんなことは言っていない」と述べて発言否定したが、会議に参加した複数関係者から杉田氏の発言確認された。

2020-09-20

[]

■俺の経歴

昭和58年10月4日

昭和61年 宮崎県延岡市ゆりかご保育園に入所

平成元年 同所を卒園

平成2年 延岡市南方小学校入学

平成6年 高千穂町高千穂小学校に転校

平成8年 延岡市立西階中学校入学

平成11年 宮崎県立延岡西高等学校に入学

平成14年 学校法人北九州予備校小倉本校に入学

平成15年 国立大学法人東京大学教養学部文科一類合格

平成17年 東京大学法学部私法コースに進学

平成19年 東京大学法学部私法コース卒業

平成20年 文科省幹部および最高裁判事東京大教授脅迫したとして警視庁から逮捕

平成24年 さいたま県警および群馬県警に対して偽計業務妨害をしたとして逮捕

平成24年10月18日 さいたま地裁越谷支部において1年10月実刑判決

平成25年4月 東京高裁控訴棄却

平成25年5月 国選弁護士事務怠慢で最高裁に上告せず、実刑が確定し、東京拘置所で刑が執行される

平成25年6月10日 栃木県大田原市寒井の黒羽刑務所移送

平成25年6月20日 黒羽刑務所教育訓練工場に配属

平成25年7月 黒羽刑務所10工場に配属(担当教官 長谷川 森脇)

平成26年4月 黒羽刑務所を満期出所

平成27年7月 障害年金1級認定

平成29年 年金額月8万の支給開始

平成30年4月6日 東京都板橋区生活保護受給開始

平成30年6月12日 脅迫罪に対する第一再審請求棄却される (担当裁判官 東京地裁刑事11部 任介辰哉)

平成30年10月 再審請求棄却決定に対する即時抗告棄却される

平成30年11月19日 再審請求棄却決定に対する即時抗告に対する特別抗告最高裁棄却される

平成30年12月6日 障害等級2級への減額決定

平成31年3月8日 関東厚生信越厚生局にした等級変更処分の取り消し請求棄却

令和元年8月 さいたま地裁越谷支部偽計業務妨害罪に関する第一再審請求

令和元年10月1日 同請求棄却決定 (担当裁判官 杉田薫)

令和元年10月29日 再審請求棄却決定に対する即時抗告棄却される

令和元年11荒川河川敷でしていた行為に関し軽犯罪法違反東京区検察庁書類送検

令和元年11厚生労働省年金の公開二次審査

令和2年1月7日 生活保護費過払い金返還決定

令和2年1月13日 生活保護費過払い金返還決定に対して東京都知事に審査請求

2020-09-15

anond:20200915154020

なんでだろうね。

大坂なおみを叩いて八村塁にダンマリな人がミソジニーと扱われているところを見ると、女性叩き条件が自動的ミソジニーになるはずなのに。

もちろんはあちゅうだけじゃない。

小池を叩くのも杉田稲田辻本野田も叩くと自動的ミソジニーになるはず。

もしかして女性対象であるかどうかと別に、気に食わない主張だけミソジニー扱いされやす可能性もあるのかな?

2020-09-06

anond:20200906093734

今は稲田さんでも杉田さんでも蓮舫さんでも取りあえず誰でもいいから、女性をまずは一人、保守リベラル一丸となって総理大臣に押し上げるべき時期だ。

いちいち思想信条や適性がどうこう言っている場合じゃないし、それを言うなら下駄を履かされた男性総理だってそういう条件で全然決まってないのに、女性にだけ問うのはおかしい。

2020-08-31

談四楼師匠

https://twitter.com/dgoutokuji/status/1299918470365106177?s=21

麻生太郎文脈もあって礼賛かどうかは微妙(とはいえ海外からも突っ込まれてたが)

石垣議員病気持ち国民に刃向けたという部分で(SNSを味方につけたい党の策略か何かがあって)この始末かと思われる(思惑は当たって師匠ツイートみたいな発言が出てる)

杉田マジで辞めてほしい。与党邪魔。頑張れよ杉田選挙区

2020-08-21

伊藤詩織杉田水脈議員らを提訴朝日新聞

フリージャーナリスト伊藤詩織氏が杉田水脈議員らを提訴しました。杉田議員伊藤氏を中傷する内容のツイートの多くに「いいね」を押したとし、大澤昇平・元東京大大学院特任准教授中傷的なツイート複数行って心情を傷つけたとしています

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サルサルがクソを投げつけ合ってる……

2020-08-20

伊藤何某と杉田何某

心情的には、伊藤応援してやりたい

杉田レイシストで異常者で国会議員に居座ってることが信じられないので、誰か誅罰を与えてほしい

なので、構図として杉田批判される状況自体については、理由を問わず歓迎したい

ただ、中傷ツイートいいねをすることによって、名誉を傷つけられたという判例が作られるのは看過できない

杉田を引き摺り下ろしたいが、それによって個人安易いいねを押す行為訴訟リスクがあるような事態は避けたい

訴訟を見守ります

伊藤詩織氏、杉田水脈衆院議員提訴

杉田人脈「水脈が提訴されたようだな…」

杉田山脈「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」

杉田葉脈「ジャーナリストときに負けるとは議員の面汚しよ」

2020-08-09

anond:20200809092913

はい‐しゅつ【輩出】 の解説

[名](スル)すぐれた人物が続いて世に出ること。また、人材を多く送り出すこと。「逸材が輩出した時代」「各界に人材を輩出している名門校

「幾多の女流を―して近代的特色のある写生句をうむに到った」〈杉田久女・大正女流俳句近代的特色〉

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%BC%A9%E5%87%BA/

ジャンプなんか読んでいる暇があったら国語勉強しろ

2020-07-17

Vtuberラジオ声優が出るのはあまり嬉しくない

あくま個人的意見だし、好き嫌いもある。

杉田さんがホロライブラジオに出るときいてなんかすごい違和感を感じている。

もちろん、Vtuber市民権を会得したことは喜ぶべきだし。本人にとっても芸の幅が広がっていいことなのもわかる。

でも、vってアニメ調の顔を持つタレントだと思っている。

それはそのキャラ声優ではなく、そのキャラクターその人。

そういう頭でいるから、声優のようにキャラクターを演じる現実の人が入る事で、中の人内輪ネタみたいな構図になるんじゃないかと何かザラっとする。

似て非なるつの演者が混ざる事がノイズを生むんじゃないかと思ってしまう。

でも、世間Vtuber支持者はそれを良しとしてるんだから異端な考え方なのだとは思う。

まあ、そもそもパーソナリティの二人も杉田さんのノリも自分が苦手なだけなんだろうなって思うけど。

追記

杉田さんも多彩な経歴があって、Vとも共演してきたなら変なことにはならないか

プロ仕事人であり演技をする人なのだから、流石に世界観壊さず、踏み込んではいけない所は線引きできるよな。

今までパーソナリティラジオなり番組なりで際どい事を言う人だなって印象があったか不安だったんだよ。

増田個人としては、例えばギータ・モカーズみたいな適当名前で、3次元存在からかけ離れた架空キャラクターアバターを着て話してくれればそれでええんや

要は同じ次元ならそれで良い。

2020-07-07

女性向けコンテンツ」が辛くなった話

僕は昔から現在にかけて「男性向け・女性向け」ジャンル作品/コンテンツを両方それなりに摂取している。

良い作品は男女関係なく楽しめる物だ。



しかしその過程で僕は「女性向けコンテンツ」に辛さを感じるようになった。この記事ではその話を綴っていこうかと思う。



ただ僕は自分自分の首を絞めるオタクであったというお話だ。

体験気持ちを具体的に述べてくのでちょっと長い。時間が余った暇つぶし程度に読んで欲しい。




自身オタクコンテンツかどうかに関わらずあまり物に男性向け・女性向けをつける必要はないと思っている立場だ。

何故なら、それを好むことに生まれ持った性別など関係無いし、実際(特に最近では)その表記関係なく両方の性別人間が楽しんでいるコンテンツは多くあるからである

しかしながら、両方を楽しむオタクをやっていく中で、この表記必要不可欠かどうかは置いといて、"正しい"ものではあるということをひどく痛感した。



僕は小さい頃からジャンプ特撮美少女深夜アニメを楽しんできた主に男性向け作品を楽しんできたタイプオタクだ。

そんな中女性向け作品に初めて触れたのはアニ横学アリといった人気もクオリティも高い、男性が楽しむにも敷居が低い少女アニメである

この程度ならば多くの人が共感する作品・思い出があるだろう。


そして本格的に女性向けコンテンツに手を出したのは恋愛シミュレーションゲームにハマっていた中高生の頃だ。

この頃は有名どころのギャルゲはそれなりにプレイしていて、それまで感じたことのなかった二次元キャラ自分との奇妙な関係性に衝撃を受けていた。しかギャルゲ黄金期とも重なり良質なストーリー作品にも恵まれ尚のことギャルゲにのめり込んだ。

そんな中ひょんなことから乙女ゲームである緋色の欠片」というゲームを知る。



そしてこのゲームと会ったことが、僕が自分の首を絞め続けることになった元凶となる。



きっかけはYouTubeに上がっていたMADだ。その頃ハルヒ銀魂にハマってた僕は、杉田さん経由でたまたま緋色MADを見かけた。初見は正直MADに組み込まれていたセリフで ああ乙女ゲーム(笑)とはなった。しかギャルゲもやり尽くした感があった頃だった事や、犬夜叉彷彿とさせる世界観に興味を持った事(結局全然違ったが)、ストーリー面白そうで公式サイトを見る限りドストライクの女キャラがいた事もあり購入を決意した。

で、やった。

めっちゃ面白かったしバチクソ泣いた。

ストーリー面白さもさることながら、女性向けという感じはあまりしない絵柄やキャラデザ、(描写賛否あるものの)バトルも多いので馴染み易かった事、女性キャラ結構出てくるので読みやすかった事、美鶴ちゃん、など多くの要因が重なりあまり女性向けゲームという印象を強くは受けず、かなり楽しめた。あと中二病的固有能力設定にどハマりした。家で手に紋章とか書き込んでた。俺も風を操って真空の刃で敵倒すんだ妄想を授業中してた。



さて、ここで僕は「乙女ゲームも意外とイケるじゃん…?」という心境になった。そして他にもないかなと探し始めたのだが、まぁなかなか緋色並みにバチんと第一印象でくるゲームが見つからない。同じ絵師ゲームもあったがこちらはちょっとキャラデザと設定がやろうと思うに至らなかった。結局、探していくうち絵柄と設定があそこまで俺的敷居が低く印象が良いものは稀だったんだなと知った。

乙女ゲームという俺の中では手を伸ばすには異端ジャンルをやる上で、それを乗り越えてでもやりたいと思うほどの第一印象大事だったのだ。

(あくまで僕の"第一印象"の話なので勿論神ゲーはいくつもある)



緋色たまたまだったのだ…と思いつつ緋色面白さを引きずっていた僕は、今までのオタク活動もそのままに緋色の新展開や新作乙女ゲーム情報を細々と追っていた。



さて気付かぬうちに首を絞め始めたのはこの辺りからだ。



この頃展開していた緋色コンテンツは主に続編ゲームドラマCDアニメである

この中でこの記事として特筆すべきはドラマCDである

ドラマCDギャグ展開のものが多く大いに笑っていた。しかしたまに挟み込まれ恋愛要素や女性向け的台詞にうん…みたいな気持ちに僕はなっていた。

今思えば、いや今思わずとも、当たり前に当たり前の要素ではあるのだがなんか違うんだよな〜などと思っていたのだ。そもそもゲームにもそんな要素は当たり前にあった筈なのだが、出来上がったシナリオ必要不可欠な要素の一部として享受していたんだろう僕は、そこを強調されてもみたいな気持ちだったのだろう。

でもまぁこの時の僕はちょっと違和感程度で意識するほどは思ってなかったと思う。



そんな中、「夏空のモノローグ」という乙女ゲームが発売される。

緋色以降結局プレイに至るゲーム緋色の続編である蒼黒しかやってなかった僕だが、このゲーム広告一枚絵に衝撃を受けた。

儚げな少女普通男子高校生が佇む、爽やかでありつつどこか俺がのめり込んできた泣きギャルゲを感じさせる絵。

これは良いぞと公式サイトを見た。キャラデザ、ストーリー、沢野井…これは俺でもイケる、絶対面白いとそう思った。

また僕がその公式サイトを見たのは発売直後だったのだが、そこにはシナリオライターが発売に寄せる文章も載っていた。

そして多分これが1番の決め手になったのだが、そのシナリオライターめちゃくちゃ見たことのある名前だったのだ。それは緋色ナンバリングタイトルである翡翠リメイク公式サイトで見た名前西村悠さんだった。

翡翠リメイク公式サイトにて西村さんがこのリメイクにかける想いをとても丁寧に具体性を持って綴っていたことはかなり強く印象に残っていて、とても誠実に物作りをする方だなと思ったことを覚えていた。

から、この夏空のモノローグという作品には信頼を置いていいと強く思い、購入を決意した。

とにかくこれぐらい強く想わない限り女性向けゲームに手を出せなかった僕だが、結局この夏空は神ゲーだった。


シナリオ音楽背景etcが神なのは前提として、この記事的にいうとゴテゴテしてないキャラデザと馴染みやすい絵柄、恋愛を主軸としながらも木野瀬をはじめかなり共感できるキャラクター達の葛藤…など、これもまた女性向けゲームという敷居を低く感じさせる作りで、とてもハマった。

スタッフブログにて登場するディレクターシナリオ西村さんが男性だったのも馴染み易かった一因かもしれない。


やっぱり女性向け作品でも良いのは良い…!そう想いを強くした僕だったが、ここで衝撃の事実を知る。


夏空のモノローグ、当時めちゃくちゃ売り上げが低かったのだ。


今でこそ根強いファンを抱えるこの神作品だが、恐らく乙女ゲームを求める女性ユーザーには第一印象は良くなかったんだと思う。何故なら僕がうーんと思っていた絵柄や設定こそが求められていたものだったからだ。

よってこれ以降、このブランドから夏空のような素朴な絵柄や雰囲気ゲームほとんど発売されていない。多分。俺基準かも。あったらすまん。



しか人間成功体験を忘れられない生き物で、男性向け作品に染まりきった僕でも楽しめる作品乙女ゲームにはある…!とかなりこのブランドの新作情報は追っていた。

何より、1人のキャラの格好良さや魅力や葛藤長編シナリオをかけて描写してくれる乙女ゲームという媒体は他の作品とは違った体験をくれるもので割と唯一だった。



結局僕が夏空以降にプレイした作品は、緋色ナンバリングタイトルである「白華の檻」と「Code:Realise」の2つである

どちらも同じディレクターシナリオライターが関わっており信頼のもと購入しそして信頼を上回る作品だった。

世界観ストーリー作品描写が本当に良く、根強く心に残る作品であり大好きだ。


しかしながら、正直絵柄はどちらも若干苦手で(いや勿論めちゃくちゃ綺麗で素晴らしいとしか言えないのだが)"女性向け!"と思うものだ。

内容も段々と女性向けだなと思う描写が増えた。

また他媒体展開においても、特にドリア(Code:Realize)は発売から社をかけて運営されていたのもあってか、女性向けに満足度の高いものが多く展開された。

ドラマCDの内容や商品展開や続編の展開では女性向けのコンテンツなんだという事を意識させられるものが多く、求めてないなぁ…なんて思ったし、リアルイベントなんかはもう完全にそうなのであー…違うんだよな…となった。


こうして夏空からドリアにかけゲーム内容も展開内容も段々と自分の求めてるものからかけ離れていくと感じていた中で、あぁ俺が求めてる作品はもう出ないんだろうな…どうして変わってしまったんだろう…と思うようになった。



そして割とマジで気がついてなかった、緋色から少しずつ感じていた違和感の原因に、ようやく気がつく。




そりゃ女性向けコンテンツからね〜〜!

お前が対象じゃ無いからね〜〜!

これ女性向けゲーム女性向けブランドから〜〜〜!




そうなのだ

…そうなのだ…。

そうなんだよな…。

いや勿論女性向けコンテンツ乙女ゲームということは分かっていたけれど、自分マジで対象外だったそうだったという当たり前のことになぜか気がついていなかったのだ。本当に。あれだけ女性向けは食指を伸ばしづらいと思っていたにも関わらず、だ。

なんか求めてないんだよなと思ってはいたけれど。そう…そうなんだよ…俺、対象外なんだよ。


作品がどれだけ僕にとって凄い良くて、取っつきやす作品性であっても、その後の展開はそりゃ女性向けに振るしそれが求められているのだ。何より夏空から段々とゲーム内容や他媒体展開の女性向け的色が濃くなったコドリアが圧倒的売り上げを誇っているのが何よりの証拠だ。



この事に気がついてから、コドリアプレイしながら何度「俺はお前達と少年漫画出会いたかったよ…」と思っただろうか。もしそういう環境下でこの作品が生まれていたらここの描写もっと違ったんだろうか、とか、俺はもっと楽しめていたんだろうか、とか、と。


まぁでも

恋愛要素抜きにしても少年漫画じゃ絶対こんなの通らないし俺も読まんと思う。

それが答えだ。


このゲーム達は乙女ゲームという環境下でこそ生まれた神作品だ。

物語の終わりが保障されていて、信頼のおけるシナリオライターが書いていて、キャラクター1人1人の良さをじっくり知れて、様々な男性キャラクターが主軸になりいろんな視点から物語を進めていけ、最高の背景や音楽の下、快適なプレイ環境でやれるのは乙女ゲームでありこのブランドならではなのだ



俺は本当にやるせない気持ちになった。

女性向けコンテンツ」辛…となった。


好きな作品マーケティング対象である事はよくある事だと思う。例えば僕は東映特撮も好きだがあれは対象子供だし、プリキュアおじさんなんて言葉は正にその象徴たるものだ。

けれどここまで対象外ということもあまり無いと思う。

こんなに良い作品でこんなに好きなのに、だ。


自身ゲームの内容に満足しつつもその後の展開には満足できず、その内女性向け色が強くなったゲーム内容も楽しめなくなってしまったのだ…。



まり

自分対象外のコンテンツを楽しんでおいて

自分対象外かチクショウ…

という



マジでただただ自分の首を絞める野郎という図だ。

俺が悪い。俺が悪かった…。


現在ではシナリオライターさんもブランドから離れていることも相極まって全く乙女ゲームには手を出していない。

好きになっちゃいけないのに好きになっちゃうみたいな悲恋エンドだからこんなん。




さて、


最近ではオタクコンテンツアプリゲームが主流になりつつある。

女性キャラクターが際どい衣装を着て出てくるゲーム男性キャラクター同士がクソデカ感情をぶつけるゲームなど、以前より更に男性向け女性向けという意識が強いコンテンツも多くなった。アプリ課金という性質から単発的娯楽を提供するものも増え、終わりなき物語が量産されている。

しかしながらそれと同時に、アプリという手軽さや物語が終わらないという解釈自由度が増した事により、男性向け女性向けに関わらずいろんな人が楽しむような時代になっているようにも思う。


また、僕の周りの友人達に割とそういう男性向け女性向けを超越するオタクが多くいた事もあり、やっぱり良いもんは良いんだよな…と改めて思っている。


けれど、(僕の場合は極端なコンテンツだったからというのもあるが) やっぱり男性向け女性向けという表記商売である以上正しいしある程度は必要なのだとも思う。




自分対象外のコンテンツとどう向き合うか。

大なり小なり様々なオタクがぶつかる問題だと思う。


自身普段出会うはずもない完全対象外の作品にハマってしまったが故の苦悩だった。

でも出会ちゃうもんは出会ちゃうし、良いもんは良いし、オタクは理性効かない。

この中途半端立ち位置に居がちなオタク達はきっと事象は違えどいっぱいいるし内に抱える問題はきっとまだある。

けど愛しちゃったかしょうがない。

コンテンツにそれだけの魅力があるのだから




【余談①】

尚僕は現在男性向けコンテンツに出てきた男性キャラクターに傾倒したりもしている。

でも別にそういうんじゃなく女性キャラクターも普通に好きだし、格好良いものは格好良いな〜ってやりたいだけなんだけれども。

ただこのキャラクター今は女性向け作品に主に登場するようになり「アッ!ン!!違うんだよな!!!」というのをたまにまた繰り返しているところだ。

でもそれを上回る満足度の高いコンテンツなのでやっぱり出会えて良かったなと思っている。

【余談②】

この記事とズレるので余談とするが、前々から好きだった作品最近別の層が流れ込みそこが消費者の主流になり、作品全体のターゲット層が変わり僕もターゲットから外れだしたという出来事があった。これもまたオタクが抱えがちな難しい問題である

作品の内容は(多分)変わらないので全然良いけれどね。

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