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はてなキーワード: ポリティクスとは

2022-08-29

anond:20220829073852

これ難しくて、アイデンティティポリティクスでは”負”と見なされてきたアイデンティティに本当のポジティブ価値を見つける。

からこそ、自分たちアイデンティティ価値を強調する運動が進めば進むほど、アイデンティティを捨て去ろうとする同胞は酷い裏切り者として運動家の目に映るようになる。

欧米では、性転換手術を受けて後悔している人の研究トランス活動家圧力で潰そうとしたニュースがあった。

肌の色が変わったマイケル・ジャクソンへの黒人コミュニティイメージも当時微妙だった。

重い知的障害がありながら、猛勉強や親による圧力運動普通校への入学が決定した障害児のことを、支援校に通う子の保護者は複雑な思いで見つめるという。

プラスサイズ運動家も、誇るべきサイズを減らそうとする芸能人のことが許せない。

2022-08-24

anond:20220824120149

カネや実家の太さより弱者属性の有無こそが「配慮するべき強者」と「配慮されるべき弱者」を分けるものである、っていうのがあのアイデンティティポリティクスじゃん

上流階級のお家でも女性黒人ゲイなら無条件で弱者

当たり前のことじゃん

それがおかしいならそもそもあの左翼おかしかったんじゃないの?

2022-08-06

山内雁林論文読んでアイデンティティポリティクス問題を考えちゃう評論家

2022-08-05

清水晶子(東京大学)「学問の自由キャンセルカルチャー」Part1 〜学問の自由とその濫用

前置き

2022.7.24 一般公開シンポジウムフェミ科研と学問の自由

https://www.youtube.com/watch?v=FP8rL7KfisI

より、清水晶子氏発言部の文字起こしである

長いため講演部Part1~Part5+質疑応答の6部に分割する。

分割の境界スライドにある番号に従うが、副題は増田判断である

スライドはすべて図表のない文字ベースのものであったため、引用記法を用いて本文に組み込んだ。

講演部については、「女性スペースを守る会」が公開している文字起こしベースに、

増田が誤字の修正や、句読点の変更、改行の追加などの編集を行った。

質疑応答部、スライド部の文字起こしはすべて増田が行った。


批判記事の紹介

まず、江口先生による、8/9のブログ記事は必読だと考える。

加えて、講演に対する批判として書かれたものではないが、一般論として「キャンセルカルチャー批判」的な立場で書かれたベンジャミン・クリッツァー先生記事

なども参考になる。これら2記事は、江口先生も講演に欠いている「ミルタイプ言論の自由擁護」として紹介されている。

また、あまり整理がされていないが、この講演に対するTwitter上の批判的な反応を一覧できるものとして、

他、法学専門家による分析という点で他になく注目に値するものとして、

(あと、この書き起こしを編集している私自身も手前味噌ながら批判記事を書いている。「清水晶子先生の講演を読んで見る (1) 「学問の自由」の定義ってなんだろう」anond:20220809001101 )

目次

anond:20220805225632 Part1 〜学問の自由とその濫用

anond:20220805225835 Part2 〜ポリティカル・コレクトネスという言説戦略

anond:20220805230017 Part3 〜Academic Bill of RightsとProfessor Watch List〜

anond:20220805230307 Part4 〜キャンセルカルチャー批判

anond:20220805230534 Part5 〜Ahmedが見立てキャンセルカルチャー批判メカニズム

anond:20220805230705 Part6 〜質疑応答

学問の自由キャンセルカルチャー」Part1 〜学問の自由とその濫用

https://www.youtube.com/watch?v=FP8rL7KfisI&t=2457s

40:57~48:23

2022/7/24

学問の自由キャンセルカルチャー

清水晶子(東京大学

菅野優香

はい、お二人目は清水晶子さんです。

清水さんは東京大学大学院総合文化研究科で教鞭を執られています

フェミニズム・クィア理論をご専門とされ、

研究関心としては非規範的な身体と性の政治、とりわけ身体他者性、自己表象生存戦略可視性を巡る問題などがあります

最近英語圏フェミニズムおよびクィア理論史を改めて辿ることにも興味があるとのことです。

主な著作に、

Lying Bodies: Survival and Subversion in the Field of Vision英語の本です、2008年

「埋没した棘――現れないかもしれない複数性のクィアポリティクスのために」、2019年

フェミニズムの思想と「女」をめぐる政治」、2020年

フェミニズムってなんですか?』、2020年、などがあります

清水さん、どうぞよろしくお願いいたします。



清水晶子:

はい、ご紹介ありがとうございます清水晶子です。もうそのまま入っていきますが、

本日は「学問の自由キャンセルカルチャー」というタイトルで報告をしたいと思います

少し方向性が違うかもしれないんですが、よろしくお願いします。

学問の自由とは

学問の自由という原則は、学術コミュニティ構成員、すなわち、研究者、教員学生が、倫理的規則国際的水準に関して学術コミュニティが定めた枠組みの中で、そして外部から圧力を受けることなく、学術活動を追求する自由定義できる」

1998年 国際大学協会声明学問の自由大学自治社会的責任

学問の自由というところからいきたいんですが、学問の自由とは何を指すのか。

一般的には、大学だったり研究機関とかっていうものが、

政府なり場合によっては非常に強力な宗教だったり経済的権力だったりというところから圧力を受けることなく、

さらに言えば個々の研究者が、大学当局だったりとか大学経営陣あるいは多数派社会的通念・経済的要請などから

不当な干渉や抑圧を受けることなく、学問良心手続きとに従って真理を探究する自由、というふうに考えることができる。

例えば、1998年国際大学協会声明学問の自由大学自治社会的責任」という文書があるんですが、これによると

学問の自由という原則は、学術コミュニティ構成員、すなわち、研究者・教員学生が、

倫理的規則国際的水準に関して学術コミュニティが定めた枠組みの中で、

そして外部から圧力を受けることなく、学術活動を追求する自由定義できる」というふうにされています

学問の自由というものの基本がここにあるというふうに考えると、フェミ科研裁判文脈における学問の自由の主張というのは、

ある意味まさにここに相当するもの王道の部分というふうに言うことができるというふうに思います

2000年代前半:ジェンダーバックラッシュ

過激性教育ジェンダーフリー教育調査プロジェクトチーム

2014年広島大学でのいわゆる「従軍慰安婦」に関する講義

産経新聞による吊し上げ↑ 日本科学者会議広島支部幹事会による抗議

2020年日本学術会議会員任命拒否

日本学術会議会員任命拒否違法状態是正を求める意見書」提出(日弁連

残念ながら、日本フェミニズムとかマイノリティ政治に関わる研究者にとって、

今言ったような意味での学問の自由というのは、必ずしも安定して保障されてきたものではない。

からこそ、その必要性というのはしばしば痛感もされてきましたし、主張もされてきました。

今世紀に入ってから過去20年に限定しても、

2000年代前半のフェミニズム女性運動へのいわゆる「バックラッシュ」いうのがありまして、

ここでは与党自民党プロジェクトチームにおいて、ジェンダーという語それ自体使用疑義提示されたりしている。

2014年には、いわゆる「従軍慰安婦」問題を取り上げた広島大学研究者の授業というのが、

先ほども産経新聞出てきましたけど、ここでも産経新聞ですが、産経新聞によって吊し上げにあって、

批判や抗議が大学殺到し、日本科学者会議広島支部幹事会が学問の自由侵害であるというふうにして、

産経新聞に抗議をする、声明を出すという事態になったりもする。

もちろんさら記憶に新しいのは、2020年日本学術会議の会員任命拒否ですね。つまり当時の菅内閣総理大臣が、

日本学術会議が会員候補者として推薦した内の6名の任命を拒否した、というかしなかった件ですよね。

この任命拒否については、憲法23条保障する学問の自由を脅かすものであるというふうにして、

2011年11月に、日弁連が「日本学術会議会員任命拒否違法状態是正を求める意見書」というもの総理大臣に提出をしていると。

これらの事例での学問の自由というのは、この重要性、

この意味での学問の自由重要性というのは、本日シンポジウムのいわば前提になっているものだというふうに考えます

学問の自由」の濫用

差別的・抑圧的な言説に対して政治的・経済的に力のない側、社会的少数派の側からなされる批判や異議申し立てを「学問の自由侵害」とする言説

その前提をご確認いただいた上で、私の報告は少し角度を変えて、学問の自由という主張や枠組みがどう利用されているのか、

もう少し強く言うと、どう濫用されているのかでもいいかもしれないんですが、それを考えたいと思います

今申し上げたように、従来はそして一般的には、学問の自由というのは、

国家とか、強力な宗教団体、経済団体多数派社会通念や経済的要請、などなどの圧力を受けることなく、

研究者の社会的通念と研究手続きに則って真理を探究する自由を指す、というふうに理解されています

その意味では学問の自由という枠組みは、

力のある人たちとか多数派にとって都合が悪い、あるいはそこにとって利益にならないというだけの理由で、

研究教育を抑圧したり不当に妨げたりすることを困難にするはずのものです。

ところがこの学問の自由の主張が、全く逆のベクトルで利用されることがある。

すなわち差別的・抑圧的な考察や言説に対して、政治的・経済的に力のない側、社会的少数派の側からなされる批判や異議申し立てを、

これは「学問の自由侵害であるというふうにする言説、というのが見られるようになっている。

これは日本国憲法で保障される学問の自由からはかなりかけ離れたもので、何を言ってるんだというふうに思われるかもしれません。

けれども法的な解釈とは別のところで、こういう言説上の戦略というのが一定の効果を持ってきているのも事実です。

二面での闘い

国家による学問の自由の明白な侵害

②現状を追認し被抑圧側の異議申し立てを封じるための口実としての学問の自由の動員

結果として、フェミニストとして学問の自由を考えるにあたって、

私たちは一方では、フェミ科研裁判のように国家による学問の自由の明白な侵害というものと闘わなくてはいけない。

けれども同時にもう一方で、学問の自由というのが、差別的あるいは抑圧的な現状を追認し、

抑圧されてきた側からの異議申し立てを封じる目的で動員されるということに対して警戒をしなくてはならない。

学問の自由を巡っては、フェミニストには現在ういういわば両面での闘いというもの要請されている。

この現状は忘れるべきではないと思います

実は今日、私からお伝えすべき論点はそこに尽いているので、ここで報告終わってもあんまり問題ないっていう感じなんですが、

ちょっとさすがにそれでは簡便過ぎるので、この後の時間を使って、

こういうタイプの、マイノリティ権利主張を抑圧する目的で動員される「学問の自由侵害」という枠組み、

この言説というのが具体的にどう現れてきたのか、

これが非常に大きな論点になってきた英語圏の動きというのを中心に、簡単にまとめてご説明したいと思います

anond:20220805225835 Part2 〜ポリティカル・コレクトネスという言説戦略

2022-08-03

anond:20220803102725

弱者属性を持った奴が暴れた時、そいついかにして止めるか

これが今後のアイデンティティポリティクスの大きな課題と言える

2022-07-12

anond:20220712151739

LGBTなんかと違って、左翼に対する恩義なんか全くと言っていいほどないわけだから

しろ現在進行形で憎しみしか買ってない

アイデンティティポリティクスの枠には入れないんだから、頭数と経済効果でどうにかするしかない

それがなくなればまた元に戻るだけ

2022-07-09

安倍晋三が死んだのワロタ

Twitterかには書けないので、ここに書く。

私は、安倍晋三のことが嫌いではない。アナクロ姿勢はどうかと思うところもあるが、全体的に見れば、まあ好きだ。

選挙自民党投票してきたし、今のアイディンティティポリティクスに塗れたリベラル派は大っ嫌いだ。

しかし、今回、安倍晋三暗殺されて「正直ワロタ」って感じだった。

ハッシュタグ「#ちんぽを見せろ安倍晋三」と同じようなおかしみというか、面白さというか、そういう感じ。

皆、上っ面だけで悲しんで見せてると思ったら、意外とそうでもなさそうで、何か、こんな気持ちになるのは俺だけなのかと悩むところだが、増田ブクマカのみんなはどうなのか?

2022-06-21

anond:20220621121959

社会的大成した大金持ちのゲイ

そういうの持ち上げるのがあのアイデンティティポリティクスってやつでしょ

だいたいオバマにしてもハリスにしても出自としては単なる移民

黒人奴隷がどうとかみたいな過去歴史的経緯なんかほぼ無関係しかないのに、なぜか代表面してるわけで

2022-06-01

anond:20220601201012

別に所得制限に反対したけりゃすりゃあい

でも都合のいい時だけ再配分がどうとか言って、さも貧乏人の味方みたいなツラしないでほしい

女子供のためならナンボでも甘い顔しますよ」ってはっきり言え

いっそ「アイデンティティポリティクス党」にでも名前変えろ

わかりやすいか

そう言いたい

2022-05-22

anond:20220522202926

あっちがそもそも例のアイデンティティポリティクス全盛で

黒人奴隷全然関係ない移民の子供だけど黒人から俺は弱者代表です」とか

学者センセーと医者の子供だけどアジア系黒人女性からとにかくわたち弱者なんです!!」とか

そういうのばっかりまかり通ってて

もうどこの誰にもノーブレス・オブリージュなんて求められる気がしない

金があろうが社会資本があろうが、ひたすら弱者属性を前面に押し出し弱者面するのが最善手になったこ時代

強者としての責任」なんて、いったいどこの誰が背負ってくれるというのか

もう終わりだよあの概念

2022-04-12

anond:20220411135216

Twitterで<レイフォース>@rayforcegameって人がよくつぶやいてるので引用しよう。

十三機兵防衛圏」についてはこのツイート。つまりどういうことかというと、原作日本語では「女装している男」だったキャラが、英語版では「自分は男でも女でもない」と考えるキャラに改変されているということ。

https://twitter.com/rayforcegame/status/1309518272266600449

どうもアトラスの『十三機兵防衛圏』の一場面らしいんですが、この画像が本当に正しければ不正確な翻訳ですね。「都合がいいんだ」が「binaries work for me」になっているようですが、この場合2進法ではなく、性別意味合いをこめていますよね?そういう意味原作にあるんでしょうか?

https://twitter.com/rayforcegame/status/1309520824294989825

この記事に載っている場面が正しいとすると、これもポリコレ案件日本語版では明確に”男の僕”と述べています

一方で英語版では性別を明確にしていない。他の場面でbinariesとわざわざ変えていることを考えると、”女装している男”という存在ゲームから消そうとしている?



すばらしきこのせかい」についてはこんなかんじ。

https://twitter.com/rayforcegame/status/1412019431912345600

うーん、この翻訳は確かに可笑しいと思う。「すばらしきこのせかい」の翻訳だそうですが

1、「資本主義を美化しない」なる、元の日本語にない部分を追加

2,「競争社会」を何故か「資本主義」と訳している

これは思想翻訳を曲げた例臭いなぁ。ごく稀にですが、この手のケース見かけるんですよね。

https://twitter.com/rayforcegame/status/1423946836428029955

すばらしきこのせかい」の英語版、どうも翻訳者の思想性がねじまれてる形跡が度々指摘されますね。今回は

1,「カレーは本物か?」を「文化盗用」とポリコレな意訳にする

2,「中学生高校生」という単語を消して”年上・年下”で言い換え

3,「3回男にナンパされた」を「3回Missと呼ばれた」など。



他にも、「小林さんちのメイドラゴン」、「無職転生」(これはアニメじゃなくて小説のほう)、「SK∞ エスケーエイト」でも翻訳が改変されてるそうだ。

https://twitter.com/rayforcegame/status/1358375571479097346

エロ規制特にロリ規制)・アイデンティティーポリティクスがらみ(LGBTを入れねばならぬ、みたいなやつ)と並んで翻訳炎上やすネタです。悪名高いのをいくつか紹介。メイドラゴンで、原作に無い家父長制批判メッセージを入れ込んだケース。

https://twitter.com/rayforcegame/status/1362125050514534403

しか翻訳時の原作改変って、ラノベでも横行しているのね。たとえば無職転生で「胸をまさぐる」「パンツ脱がす」シーンを、風邪を引かないようにシャツを引っ張る、に変えたり、過去レイプへの言及をぼかしたり・・。アニメ原作に忠実なために気がつかれた模様。他タイトルでも多数あるそうです。

https://twitter.com/rayforcegame/status/1381731065857859584

これはアニメ、「SK∞ エスケーエイト」の吹替で、原作に無い性別で呼びかけているケースですね。

原作スケートを愛する、愚か者達よ!

吹替:''hey bitches and bros, and non binary hoes''

  (ビッチ兄弟、そしてノンバイナリーのヤリマン

ノンバイナリーは男でも女でも無い性自認のはず。

2021-12-10

anond:20211210142136

アイデンティポリティクスって基本的に「金を貧乏人にやりたくない」って意識根底にあるのだと思う。「弱者に金を回す」ではなく「可哀相な弱者だけに金を回す」ということ。その過程スプツニ子!みたいなエプスタイン上級国民が「女性から」と美味しい思いをしたりもする

2021-11-25

フランスでもWoke世代批判する本が出てるんだな

こんな本があった。日本でも同じような本がいずれ出るのだろうか。

書店サイトに載っている情報簡単に訳してみる。

【内容紹介】

書名:ミレニアル世代よ、わかったよ!

帯:ピューリタニズム、被害者化、アイデンティティ政治検閲……「ベビーブーマー世代による、Woke世代神話についての調査

説明

文化大革命が進行中だ。今度は中国発ではなく、アメリカなのだが、中国文化大革命と同様に大きな被害をもたらすものである。新たな紅衛兵は「社会正義戦士」だ。ロレアル社は「白(blanc)」「美白(blanchissement)」という言葉カタログから削除し、エヴィアン社はラマダン期間にプロモーションを行ったことについて謝罪した。レゴ社はBlack Lives Matterとの連帯を示すために、警察が登場する広告を削除した。Wokeが北米大学に残存する民間伝承にすぎないと言っていられるだろうか?

文化大革命が進行中だ。アメリカ名誉ある大学女性研究黒人研究クィア研究からこの革命は始まった。この革命が、民主党有害左傾化へとおいやる「アイデンティティポリティクス」を生み出し、衰退しつつあるプロテスタント的土壌を置き換えた。民族間の分裂に沿って社会を分極化させ、アメリカ内戦危機さらしている。黒人白人女性男性同性愛者と異性愛者を対立させるこのやり口を、われわれの世俗的な共和国フランスに輸入したいだろうか?

普遍主義理想1960年代解放思想擁護するベビーブーマーである著者ブリスクチュリエが、ミレニアル世代に呼びかける。あなた方の過剰な繊細さ、被害意識を伴うナルシシズムは、あなたたち自身に対して検閲禁止を課すことになるのではないですか、と。私たちベビーブーマー世代は、可能性の領域を広げたい。あなた方は逆に可能性の領域を狭めている。それはわれわれ全員の不利益になる……

感想

ちなみに、著者の属するベビーブーマーとは1946年から1964年ごろに生まれ世代と言われている。

Wikipediaによれば、著者は若い頃に毛沢東主義社会主義に傾倒していたらしい。

60年代観点からミレニアル世代批判するというのが、日本とは文脈の違いがあるのかもしれない。

https://livre.fnac.com/a15552213/Brice-Couturier-Ok-Millennials

2021-11-21

アイデンティティ政治に持ち込むことを「アイデンティティポリティクス」と呼ぶけど、逆に政治立場(右翼とか左翼とか)を自身アイデンティティとしている人々が分断を煽っているような気がするんだよなぁ。

これを「ポリティクスアイデンティティ」と呼ぼう。

2021-11-01

anond:20211101165621

アイデンティティポリティクスというのが要するに

金持ちの家に生まれ女性黒人ゲイの方が、ただ貧しいだけのお前らよりずっと"弱者"なんだ」って思想から

そして過去奴隷制とかと全然関係なく、ただ移民してきただけのインテリ黒人黒人代表面してふんぞり返る

そりゃ貧困問題と食い合わせが悪いのは当たり前だよ

弱者属性がない奴の貧困なんて、ただの自業自得しか思ってないんだから

2021-09-21

anond:20210921111307

違う。

山田が機会主義者表現の自由破壊であると見做されている。

論点は3つ。

 

1.元々「表現の自由戦士」という揶揄が広まったのは在特会ヘイトデモをしている頃で、ヘイトスピーチ規制派と反規制派がいがみ合っていた。

その時反規制派が「これは根源的な表現の自由だ」という主張をしていた。破廉恥表現こそ守られなければならないのが本当の表現の自由だという主張をしていた。

だがその具体的に「守る」とされていた行為殺人などの脅迫だったし、批判にも表現の自由侵害反駁しており、何より2次元エロヘイトスピーチ擁護以外彼らは興味もなく寧ろ冷笑的だった。

 

2.オタクはずっと野党側の表現の自由擁護議員パージするという事を繰り返していた。

アイデンティティポリティクスで篭絡されて利益の為の行動が出来なかった。

 

3.第二次安倍政権以前では保守標榜するが地盤が無い者は表現規制標榜するのがありがちだった。それは安易だったから。

1970年代から漫画悪書追放保守派の根強い運動で、特に宗教右派が熱心だった。この為、表現規制派を標榜するとここに訴求して安易に票田を得ることが出来た。

族議員が強かった時代自民党ニッチなの。そして第二次安倍政権以後はこの手の議員が強くなっている。

 

から山田新人議員として(3)の表現規制界隈に近いところで活動をする他なく、(1)2次エロ自由以外の表現の自由には抑圧的なオタへの訴求だけしか考えず、(2)アイデンティティポリティクスでの篭絡でオタの支持を維持して、結局表現規制に加担するのではないか?と疑問を持たれている。

統一教会への接近で炎上したのはこういう構造の為、「ほれ見た事か」となったわけだ。

 

彼の支持者は彼の行動を何でもかんでも擁護すると2.のアイデンティティポリティクス型支持に陥ってしまうという危惧が足りない。

2021-09-14

anond:20210914085122

アメリカ民主党といえば、バイデン候補は急進的なポリコレファンやBLM、TRAなどのアイデンティティポリティクス運動家に強く推されていたね。

黒人活動家の書いた詩はカタルーニャ語への翻訳黒人やらせろなんて凄いことを言う支持層だったよ。

でもバイデン大統領になって半年もたつと、現実路線になってポリコレとも半分手を切ったような状態に落ち着いたでしょ?

立憲民主党も、政権交代してしばらくたてば、きっと目を覚ましてくれる。

枝野も本当に求められているものが何か理解してくれる。

そこに賭けようよ。

2021-08-18

anond:20210818131930

アイデンティティポリティクスってやつだね

LGBTとか人種とかを主な議題にして、経済格差はさておいてっていう

アメリカでは黒人には貧困層いから切っても切り離せない部分もあるけどね

環境問題には取り組むけど経済格差はさておいたりするパターンもある

2021-07-05

anond:20210705124101

そう。

完全なる線引きは不可能でも、不快感人権侵害を分ける言語化努力を怠った結果が、この惨状

アイデンティティポリティクスの行き着く先だな。

2021-06-27

anond:20210627115351

逆に言えば経済的格差ごまかすための目くらましが、あの手のアイデンティティポリティクスなんですよ

カネの話をされると困るから、ああやって「弱者というのはお金持ちのお家に生まれ黒人ゲイ女性のことであって、貧乏人のお前のことじゃないんだ」と吹聴して回ってると、そういうわけです

anond:20210627112823

っつーかアイデンティティポリティクス煽る上でああいうのは食い合わせが非常に悪い気がするんだよな

「いやお前もあいつらみたいに変なこだわり捨てたらええんちゃう?」って言われそうで

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