2022-08-24

今の日本必要なのは階級」というメガネ

平原依文さんが炎上し続けているけど、今の日本必要なのは階級」という社会を見る際のメガネなんだよね。「階級」という言葉が、かつてマルクス主義者によって僭称されてきた不幸な過去などもあって、今の日本社会マスメディア公教育から完全に消されているため、上流階級で育った人が、自分上流階級であるという自覚もないまま、下層階級の人の神経を逆撫でする提言を無邪気にしてしまう。


日本の政治報道を見ていると、例えば選挙結果が常に「女性男性」「若者/中高年」の括りで報道され、所得階級ほとんど問題になったことすらない。そもそもテレビ局新聞社も、そうした階級に関わる初歩的な出口調査世論調査をいっさい行っていない。「若者の低投票率」が常に問題になる一方、「低所得層の低投票率」は問題として取り上げられたこともない。


階級」だけで社会を語れるわけではもちろんないけど、「階級」というメガネをかけて社会を見たことのある人が、とくにこの平原さんのように素直にまっすぐ育った人ほど少ない。経験重要性は否定しないが、まず「階級」というメガネをかけて社会を見る経験必要である

  • カネや実家の太さよりも弱者属性の有無こそが「配慮するべき強者」と「配慮されるべき弱者」を分けるものである、っていうのがあのアイデンティティポリティクスじゃん 上流階級の...

  • ・所得はないが資産はある人(老人とかに多い)は? ・所得も資産も国内にはないが海外から定期的に高額送金されてる人は??? なぜかそういう資産さがしが得意だとおもいこんでい...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん