原則、そういったものに権力が介入して、統制しようとするのには慎重であるべきってのは、まー今さらか
大抵のことにいえるんだが、ある事柄に対して「誰が」、「何に対して」、「どの程度の」利益または不利益があるなんて把握しようがないって前提があって
だから、そういったものは、どうしても個人レベルで是非を語ることしかできない
ので“集団の利益”というよりは“声の大きな人の利益”といったほうが正確かもしれないなあ
で、もしそんなのに権力が介入すれば“恣意的な肩入れ”にしかならないわけだけど
知ってか知らずか、その“恣意的な肩入れ”をさせようと躍起になってる“集団”も稀に見かけるんだよなあ
個人レベルでしか是非を求めようがないのに、徒党を組んだ挙句に“何かの代表面”してる
そういった人たちって大なり小なり“恣意的な肩入れ”によって不利益を被った(と思っている)集まり、のはず
その不条理さを分かっているであろう人たち
なのに“自分達の利益”ないし“不利益の回避”のために“恣意的な肩入れ”をしてもらおうと躍起になってる
その構図に疑問を持たず奔走できるのって、中々に野性味あふれてるが正直ちょっと羨ましくもある
「アイデンティティポリティクス」って、そういうことじゃないんですか?