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2021-05-10

弱者男性です。なぜ理解のある彼くんが叩かれたのかを書いてみます

anond:20210509075626

あなたの大嫌いな弱者男性です。

KKOとまではいきませんが、とっくに成人しているのにいまだ交際ゼロ人間ですから恋愛弱者としては上等かと思います

自分で言うのもなんですが、顔の造形の悪さには自信があります

性格の悪さにも同様に自信がありますが、性格が悪いゆえに仕事をする上で取り繕える程度には困っていませんし

それも自称しかないので、実態がどうなのか、それで生活が本当に上手くいってるのかはご想像におまかせします。


弱者男性に随分と憎しみを向けられていたようですが、真摯文章を読ませていただきました。

読んでいるうちに、以下の2点が頭に浮かびました。

・「理解のある彼くん」をあげつらって批判していたのは弱者男性だけに限った話ではない

そもそも理解のある彼くん」持ちは非難されても仕方のないことをしでかしている

今回は「望むところだ」ということで、後者を重視して書いてみます

あくまで、「理解のある彼くん」持ちとハンデを持つ女性は完全に同一では無いという見解であり、

以下はハンデを持つ女性全てを批判しているものではありません。

これから記載している内容に反論がありましたら遠慮なくご指摘ください。


理解のある彼くん」は当事者エッセイ漫画から可視化された

理解のある彼くん」は、何も最初から障害病気のハンデを持つ女性攻撃するために産み出された単語では有りません。


それは障害病気のハンデを持ちながらもそれらに向き合いながら生きている、ということを綴った女性達のエッセイから概念発見されました。

ネット複数の作者の漫画の「理解のある彼くん」が登場するページを1枚にした風刺画像を見たことがあるでしょうか?

まるで判を押したように展開が同じなのです。

エッセイということは実体験でしょうから、細かいところは省いたりフェイクを挟んでいる可能性があるとは言えど大筋はノンフィクションでしょう。

「なんだかみんな展開が似たりよったりだぞ??」と気づかれだしました。


この指摘については、何も弱者男性だけから発信されたわけではありません。

女性作家からカウンター的にエッセイ漫画で指摘されているものでもあります

この指摘で耳が痛かったならば、弱者男性だけを敵視するのは誤りであると言えるでしょう。

あなたがたが敵に回す範囲軽蔑すべき範囲本来もっと広いはずです。

それをすることができない、いや認知しようとしないのは何故でしょうね。


理解のある彼くん」そのものが、ハンディキャップ持ちの女性でも人生がイージーだと決めつけたわけではない

全ての女性が「理解のある彼くん」を得られるとは思っていませんし、

理解のある彼くん」を得ることが誰であっても簡単だとも思っていません。


今度はそのエッセイ漫画前後のページに問題がありました。

すぐキレる、情緒不安定になり周囲に当たり散らす、それらが病気障害によるもので苦しんでいる――――――。

いかにハンデを抱えて生活することが大変か、という点で綴られていましたが、

自分」が大変である、という視点のみで描かれていることが多いという感想を持ちました。

健常者視点で思いやりもへったくれもなくて大変恐縮ですが、

綴られているケースのうち、同情すべきものももちろんありましたが、

いくつか幼稚過ぎて理解できない行動も含め、都合よく正当化されているように見えました。

(それだけ的確な判断力を持ち合わせられないぐらいに根深病気である、というのを私が理解できなかったのかもしれません)

しかしながら、作者は過去のことを反芻しエッセイに仕立ててるうちに、再考して思うところがなかったのかなと考えています

ウソを書けということでなく、ぼかすなり内省の補足をするなりあるはずです。


上記は私個人の感想ではありますが、エッセイ漫画を通して「女性はハンデ持ちでもイージー」というネット上の共通見解が得られたのは、

私と同じような感想を持った人が多かったのでしょう、と勝手に推察しております

理解のある彼くんがいるから」ではなく、「理解のある彼くんだって出来る上に、そもそもこんな認識で生きているから」と思っているのです。


「私が弱者男性故に対象女性というだけで色眼鏡で見ている」、そう思われるかもしれませんが、

他で消化器系を長く患われている女性作家さんのエッセイではその苦労や辛さに深く同情し、何一つ批判的な感想を抱きませんでしたし、

精神を患われている女性作家さんでも「理解のある彼くん」に疑念を持っていた方のもの

特に前後でも病気理由にした問題行動の正当化を感じる部分もありませんでしたので、

やっぱり「理解のある彼くん」の登場があるエッセイ作家さん達だけが悪目立ちしているように見えました。


本来努力し、助け合い、思いやりを持ちつつも懸命に生きるハンデを持った女性たちという

決して揶揄物笑いの種にすべき存在ではないものについて、これだけマイナスイメージを持たれてしまったのは、ここにあります


ここでは「理解のある彼くん」に絞って女性の話をしていますが、

もちろん「甘ったれ男性」がいることも否定しませんし、弱者男性の中にそういった部類の人間がいることも承知しております

同じく非難されてしかるべきでしょう。


漫画のせいにするのか?という疑問もあるかと思いますが、

ハンデを持った女性リアル理解する上で、当事者の知り合いがいるという人もなかなか少ないでしょうし、

そもそも当事者はむやみやたらに打ち明けることは無いでしょう。

自分病気のことを顔を合わせる周囲の人間にベラベラ喋ることがありますか?

そんな「リアル」で認知されることが少ない状態では、ネットの発信力が強い現代において、

エッセイの「悪い意味で最もキャッチーな部分」によって認識を悪い方向に塗り替えられてしまった、というのが今の状況かと思います


本当に恨むべきは誰か、理解してきましたか


同情

それでも、結果的に「女性はハンデ持ちでもイージー」という結論

十把一絡げにして非難対象になってしまった「まともにハンデと向き合っている女性」への誤った非難があったことは否定しません。

大変不快な思いをされたことでしょう。心中お察しします。

何故止めなかったのか、何故助けてあげなかったのか。何故咎めなかったのか。

貴方が、貴方達が弱者男性を助けなかったのと同じ理由ですよ。

でもそれは「過去に助けてくれなかったから、同じように助けなかった」ではないです。

そもそも、「弱者男性を助けなかった理由」でなく「〇〇を助けなかった理由」というべきでしょうか。


ですから、「弱者男性精神障害女性サンドバッグにしてきた」という結論

十把一絡げにして非難対象にすることも咎めきれないですね。

それが誤った非難であるのか、今からでも再考するかは貴方自由にしてください。

ここまでで弱者男性だけへの恨みの炎が更に燃え上がったとしても、それも一つの結果かと思います

2021-05-07

発達障害で、メンヘラで、繊細さんで、生き辛い…と書いてきたオチ

そんな私にも今では理解のある彼くんが!なのとか

毒親に苦しめられて不遇な子供時代を過ごし大人になっても苦しんできましたのオチ

今では夫と子供に恵まれてこの子を守る!なのとか

この手のエッセイ漫画はもううんざりなんだよねー

今じゃ抜け出して幸せ暮らしている女がとっくに過ぎ去った漫画ネタに描いて商売道具にするって

同じような、いやもっと大変な境遇にあって孤独なまま一人で死んでいくだろう女から見たらほんと苛つくわ

からしか叩かれていないと思うなよ

anond:20210507123420

エッセイ漫画めっちゃある。てか、エッセイ漫画書いてる主婦ってなんで高確率で夫が発達、パニック、鬱のどれかあるいはコンボなのか気になってる。ネタが多いからかな。

エモさとSNSと絶交について

先日、こんなツイートを見た

https://twitter.com/kurage313book/status/1386659944875757568?s=21

これを見た瞬間、SNSを多用する友人に感じていた違和感がわかった

その友人はその日あった出来事を必ずと言っていいほどInstagram掲載する

もちろん、フィルターをかけた雰囲気のある写真ポエムエッセイの合いの子のような文章と共に掲載する

その文章を見るたび、いやいや何勝手にワイをてめえの物語の一登場人物にしてんねんとツッコミを入れたくなる

そう思ったらその場でわたしに伝えればいいし、てめえのキラキラしたステキナワタシ^_−☆ストーリー材料にしてんじゃねえよと言いたい

わたしわたし人生主人公であって、決しててめえのキラキラストーリーの添え物ではない

これは自分の子どもや祖父母写真を添えて写真アップロードしている輩にも同様の感情を抱く

自分が輝きたい、ひいてはその輝きを他人に見せつけたいがために他人を輝きの材料として徹底的に活用する

そしてその周囲の人物は、それを素晴らしい感受性の持ち主と感じていることがほとんどである

今日まではいやまあ直接会う分には悪い人ではないし、SNS無視してればいいか…と思っていたけど、先日見投稿を見て、もう深く関わることは辞めようと心に決めた

その投稿は、キラキラした集合写真に、わたしが前にその人に伝えた言葉が貼り付けられていた

わたし表現した言葉を、あたか自分オリジナルかのようにしていた

以前からわたし発言を、おそらく無意識にだと思うが、己が発したことにしていることが散見された

今回の投稿もその延長だったのだと思うが、それでもわたしの中でなにかが完全に断裂された感覚がした

文章にすると己の器の小ささが露呈するようだが、所詮言葉感情下位互換なのだから、この投稿で少しでもモヤモヤが整理されればいいや

ゆうてわたし自身他人にそう思わせる行動をとっていることもあるだろうし

ここに感情吐露してる段階で似たようなものだし反面教師としよう

2021-05-05

女の自分が見て、これ男性差別では?と思うこと

・そこら辺にある家族イラストとかで、ママと子供が楽しそうだけどパパは荷物持ったりして汗かいてる、みたいなの

 →パパ一人だけ大変な思いをして当然、みたいな前提を感じていい気がしない

キモい人などを揶揄して「○○おじさん」と呼ぶ

 →そもそも困った行動を問題にするのじゃなく人物揶揄して話題にするのがどうかと思うが、

  「おじさん」という単語揶揄意味を乗せるのは「おばさん」を揶揄するのと同じくらい良くないと思う

そもそもおっさん」が蔑称

 →中年男性差別だと思う

童貞イジリとか未婚者の人格否定みたいなの

 →ダメでしょこれは

・「男のくせに」「男ならこうしろ」みたいなの

 →これもダメでしょ

ネットで見かけるオスとか何とかい罵倒

 →論外

女性なら貧乏旅行でもある程度ちゃんとした宿を取らなきゃいけないけど、男性は最悪野宿でもOKみたいなの

 →これは男女どっちの差別ちょっと悩むけど、男だって野宿したら強盗とか遭いやすくて危ないよねきっと?

・女に手を上げる男は最低!みたいなの

 →男にだって上げちゃいかんし、女が男に手を上げるのだってダメ

離婚したとき親権が取りづらい?

 →これは自分経験してないしよく分からない… でも男だから育てられないはず、女だから育てられるはず、という先入観は良くないよね

保育園とかPTA父親が肩身狭い

 →よくないけど、こういうの出席する男性が増えてきたら自然とこれは無くなりそう

 

あと、外国の人が日本で色んな体験をしてみた、みたいなエッセイ漫画で、婚活の場で男性だけ年収を書かされる(女性趣味とかを書く?)のは凄い差別だって作者の人が言ってた。婚活したこといから知らないけど、それはそうだよな、と思った。ちなみにその作者も女性ね。

まあこうやって考えてはみたけど、やっぱり当事者じゃないと見えないことが多そうだなと思った。

2021-05-04

anond:20210504190952

では聞きます日本男性学日本弱者男性についてどのような研究成果を出しているんですか?

もちろんエッセイポエムじゃなくて、学術的な議論でね。

レス夫婦

処女なんでよく分からないんだけど、セックスレス夫婦エッセイ漫画で、妻の方が「最近夫がセックスしてくれなくて寂しい…」というのがよく分からん その割に性欲は薄いらしいし、旦那セックスせずオナニーすればいいのに〜と思う てかセックスって気持ち良かったり愛が感じられたりするの?絶対緊張で気持ちよくなんかなれない気がする 経験

2021-05-02

食べもののエッセイ読みたい

全然ゴールデンでないゴールデンウィークだ。どっかに食べに行くこともできない。まじめか?まじめなんだな。ウーバー?そういうのも、なんか違うように思う。

せめて、面白いエッセイ読みたい。楽しくおいしい読みものがいい。食べものの話で想像力だけでも満たしたい。そんな気分なんだ。

2021-05-01

anond:20210501230322

こう言っちゃ何だがその手のコミックエッセイって相手実在しないことが非常に多いぞ

いくつもバレて炎上してる

吉川ひなのエッセイ見たけれど、「理解のある彼くんがー」でしかなかった

男と結婚し、子供を産んでハワイ移住って物凄くありきたりで型に嵌った勝ち組なのに

自分以外の誰かの価値基準に振り回されず、自由に」って、どの口が言ってんの

2021-04-30

苦痛は続くよどこまでも

いや本当に

普通」目当てに

無理やり結婚しても

発達障害者の子供は発達障害者だし

未婚者にマウントとれるようになっても

結婚した人間子供のできのマウントはあるしで本当に苦痛から逃れる術

無いな

エッセイで「人間どんな状態からでも不幸になれる」っていってたのがしみるわ

エッセイ漫画にでてくる医者って

「こんな生活してたら死ぬよ?」みたいに、やたら横柄だったり上から目線説教したりするけど、ああいうのってよくいるの?

感動ポルノ的な意味で読者にうけるから、わざと大げさに書いてるのかね。

2021-04-27

[]怒の季節

普段何ともないことだがその時期だけは怒りの感情が出やすくなる季節のこと。

漫画家荒木飛呂彦による造語である

怒の季節というワードエッセイや著者近影で度々登場する。

anond:20210427094009

なんでもええで。

いきなりクソ難しい本読んで分かる訳ねーのよ。

FGO可愛いキャラだったから、それの出てくる歴史エッセイ読んだとか。

そういうのが大事だよ

2021-04-25

増田文学が苦手

苦手というか違和感感じて楽しめないというか。

そもそも増田文学”というのが変に感じる。確かに文学“的“な文章だとは思うけど。

文学というと太宰治とかドフトエフスキーとかと並ぶもの想像する俺は大きく言いすぎじゃない?と思うんだけど。その辺どうなん?

増田小説とか、それか増田エッセイなら違和感ない。

これはイチャモンみたいなもんでもっと気になってること。

増田文学ほとんどは個人的体験が、本当の事として書かれる。

それなのに、文体がこなれてるせいなのか、完成度の高さが問題なのか、逆に嘘っぽく感じてしまう。

たまに全編ネタで書かれる長文は面白いけどあれは増田文学ではないの?

2021-04-24

どんなしにかたが一番楽かな

老衰以外だと。

向田邦子消しゴムってエッセイ読む限り、ガス自殺は楽そうだ

風呂で失神も楽そうだけど、発見が早くないと掃除が大変そうだ

2021-04-23

[]ハルタコミックスいくつか

読む前にamazonレビューである程度評価が高いことを確認したけど、全部自分には合わなかった

嵐田佐和子 青武高校あおぞら弓道部

弓道漫画

2巻まで読んだ

地味で展開もありがち(弓道部いか部員集めるとか屋上練習するとか)

キャラも魅力を感じない

主人公だけだといまいちからキャラもいれとこう的な安易さも嫌い

嵐田佐和鋼鉄奇士シュヴァリオン

勇者アフターならぬ戦隊モノアフター

敵倒したのに変身がとけなくなったレッド主人公

いろいろちぐはぐな行動したりする

弓道部漫画とおなじ作者

うーん・・・悪くはないんだけど、パンチがよわい

変身がとけない=マスクしたままだから表情、目つき、口元がまったく見えないせいで、

絵とセリフから読み取る必要があるのがやっぱネックになってるように感じる

かといって他の変身とけてる元戦隊メンバーが表情豊かかというとそうでもなく、総じてギャグ漫画としていろいろ考慮が足りてない気がする

ズミツカサ 世界の果てにも風は吹く

ファンタジー世界のお役人が、各地の昔話を集める名目で困りごと解決したりするタイプのやつ

説明文字が多いのと展開もありきたりでつまらいから流し読みしておわり

ハルタ系列ならもっと絵や空間で語ってほしいわ

山本和音 星明かりグラフィクス

美大女子大学生の話

人間関係ダメ天才と、才能はないけど社交力はある人間が組んでいろいろやる

絵は好きだしマンガとしても読みにくくはないと思うけど、キャラストーリーが壊滅的

感情移入できないしひたすらストレスフラストレーションたまるばっかの展開が続く

美大あるあるオリキャラマンガにするのはいいけど、エッセイでもないのにただマンガにしてもつまらないだけ

福島聡 バララッシュ

2017年時点ではすでに成功したアニメ監督アニメーターが1話でえがかれる

2話から30年前の回想、というか本編になって、二人の出会いが描かれる

アニメ関係以外のシーンがかなり多くて冗長で見るのがタルい

はやくアニメつくれやと思ってしま

2021-04-21

祖父母にひ孫を見せたい」ってそんなに酷い理由

前になんかのコミックエッセイで見たんだけど、

子どもが欲しい理由に「祖父母にひ孫を見せたい」って理由は酷いかね?

そのエッセイ

夫:上記理由により欲しい

妻:まだ自由でいたいか子ども欲しくない

って感じでその後なんやかんや子ども産むけど夫が手伝ってくれないって内容だった。

もちろん出産後はクソ男だと思うし、どうしても出産育児負担女性側が大きくなりがちだから、妻側が尊重されて然るべきと思うけど、

夫の理由が「女は産む機械かよ!酷い!」と言うには微妙すぎてモヤモヤした。

自分も亡くなった祖母にひ孫を見せたかたからそう思ったけど、一般的には酷い理由なのかね?

anond:20210420203012

許可取ってること文章内に書いてあったやん

他人勝手エッセイネタにしているのがマズい

 →まぁ、許可とっていたほうがいいよね。許可とっているけど書いていないだけかもしれないけど。

記事にすること伝えるとお兄さんが俺のことがエッセイになるの?とか反応あって書いたら見せに行くと伝えたって

2021-04-18

有名な短歌外国人差別として炎上し、短歌の終わりを感じた

はじめに言っておくが、増田は「ポリコレ短歌を殺した」というつもりはない。

お父さんお元気ですかフィリピンの女の乳首は何色ですか

https://twitter.com/aymusk/status/1382910231223562244

若手歌人の上坂氏による短歌で、そのキャッチーさ・ショッキングからSNSでも何度かバズっている作品である。ここで「有名」というのは歌壇での話ではなく、一般ウケの話で恐縮なのだが、見たことある人も多かろうということで「有名」と評した。

今回、その「父」が死去したことにより上坂氏が再度ツイートしたところ、以前は見かけなかった「差別的だ」との引用RTリプライが寄せられているようで、上坂氏は謝罪に至っている。

増田短歌評価を書くような場所じゃないと思うのでその辺は省くが、ちょっとした短歌ファンとして今回の件はショッキングだった。

言うまでもなく、そして穂村弘による評価でも言われている通り、この作品は父に対する強い負のイメージからまれ短歌である

これはフィリピンに対するネガティブイメージではなく、「あのクソ親父は女がいたかフィリピン駆け落ちしたんだろう」というのが詠まれた状況であろう。なお、駆け落ちという言葉でわかると思うが、ここでいう「女がいたから」というのは「フィリピンに行けば女がいくらでもいる」といったものではなく、「特定フィリピン出身の女が居て、そいつのために行ったのだろう」という意である

上坂氏は後日談のように当時の心境を書いており( https://twitter.com/aymusk/status/1382914438290804739 )、それなりに上記解釈が合っているとは思っている。もし上坂氏が「そうじゃない」といえばそれまでだが。

仮に上坂氏の父親大阪に逃げたならば「大阪の女」、フランスに逃げたならば「フランスの女」、で短歌構成することは不可能ではなかろう。

さて、今回見受けられる批判は主に人種差別、例えば「フィリピンといえば女だと決めつけているのだろう」といったものが多い。

困ったことに、そう解釈することも不可能ではないのである

短歌とは極限まで言葉の数を削ぎ落とし、鑑賞者に想像余地を持たせるものであろう。たとえば「歌人フィリピン女性に悪意を抱いていたのではないか?」という解釈を試みる事自体を間違っている行為だと断言できる気はしない(もちろん歌人意図とは異なるのであろうが)。

昨今のTwitterにおけるポリコレにまつわる炎上は、文脈がどうであったかが論争になるケースが多いように思う。要は「これは差別的発言表現コンテンツだ」という批判に対し、「切り抜きだ」「このコンテンツにはこういう意図があったのに、そこを無視して炎上させるなんておかしい」といった流れがよくある。

そういう点では短歌炎上の題材として「最適」である文脈が削ぎ落とされており、批判擁護もしやすい。更に元々表現抽象であるため、曲解するほうが悪いと断言するのも難しかろう。

そもそも炎上する短歌なんてあるのかよと思うかもしれないが、家庭や人間関係のことを詠んだ歌は多い。

今回の「フィリピンの女の乳首」は極端な例だが、例えば家庭の光景を詠んだものに「この表現ジェンダーロールの固定を想起させる」といった批判が寄せられることは今後ありうるだろう。

歌人がこの状況に対峙するには、「この短歌はこういう意図です」と声明を発表することしかないように思われる。しかし、作者によって説明が付けられた短歌短歌といっていいのか?それエッセイじゃない?

それとも、釈明・説明付与することを避けるため、誤解を招くかもしれないという理由表現選択肢が狭まっていくのだろうか。もちろん差別的表現なら論外としても、誤解を招くかもといった理由表現が狭まっていくことは果たして「コレクト」なのだろうか。

省かれた文脈に対して説明が求められ、作品表現ポリティカルにコレクトであることを示さなければならないこの時代短歌の命は短いのかもしれないと感じてしまった。

本件を歌人の方々はどのように捉えているのだろうか。

2021-04-17

anond:20210417153132

野坂昭如エッセイに、解剖学実習で教授が「この検体は処女だな」と解説してて

キタ━(゚∀゚)━!

してたら、カルテみてとんでもねえバアチャンだったの判明してそれ以来すっかり萎えたてな話を思い出した。

2021-04-16

anond:20210416045546

思いつきで返してるだけなのはそっちやろw

物乞いしてきたんだから差別するのは当然」ってさあw


からさあ、この女はレストランなわけ?芸をさせて対価を払うことを生業にしてんの?

物事真摯に向き合えず、すぐ例え話出さないと思考できない奴って本当に馬鹿だよな

今回の場合タバコ提供するから金の代わりに何かやってくれってことだろ。

で、それがガイドってわけだ

人一人を数時間こき使う対価が「タバコ一箱」で十分だと判断してるわけだな、「物乞いからその程度で十分だろう」と

本当に同じ人間、対等な立場であるんだとしたら取材協力費として妥当金額を払うべきだよな

電通様や、自治体から金を貰ってやってるんだからさあ





でもそこは差別というよりは知ったかぶり無知からきてるように思う。

お前は差別ではない差別って言った方が差別って言いたいだけのアホじゃん

この女は大阪就労支援NPOで働いてた経験があり、明らかに無知なわけではない



はなから西成にいる人間をそういうものだと思ってるカスなんだよ

もちろん冒頭に出てくる西成が初めてという言及もおそらく大嘘なわけ


ローカスが言ってるように、そもそもあのエッセイ自体全部作り話、所謂嘘松」の類であるってのが濃厚な線だと思うけどな

2021-04-13

同人誌を買わなくなってしまった

コロナ禍でイベントに行けなくなったら、サークルさんもイベントがないなら新刊さない感じになり(もちろん出しているところもある)、いつの間にか同人誌一年ちょい買わなくなってしまった。買ったの創作系のエッセイ漫画みたいなやつ2冊くらいだ…二次創作とかなにそれ?となってしまった。

私が知らないだけで同カプの書き手さんたち全員別ジャンルに大移動したんでしょうか?

この間あまりにも同人誌買わなさすぎてえっち男性向けと女性向けの本をFANZAで買ってみたけど、それが原因でこの度のDMMブックスの70%オフクーポン対象外で泣きっ面に蜂である。おい!どういうことだ!FANZADMMブックス関係ないだろ…

2021-04-11

anond:20210411231619

同性愛の実録エッセイ見たいの見てるとある

海外だと若く見えるアジア男性は人気らしい

人気ないのは顔見えないようケツ向けて四つ這いで待つとか

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