「あめぞう」を含む日記 RSS

はてなキーワード: あめぞうとは

2024-10-11

anond:20241011090712

今日の繊細さん。

繊細さん同士が同じ場所にいるのは難しい、という好例。

そのため、繊細さんの存在が許される社会では、住み分けの傾向が強くなる。

ところで、ここって住み分けは難しい場所ですよね。

あめぞう2ch的な構造場所の方が居心地よくないですか?

2024-08-13

anond:20240813200945

それは違うと思うな。やっぱり最近の方が厳しい。なんとかバーガーとか知っているのは「そういう人達」「2ch常駐」とか「あめぞうふたばあやしい」とかそういうところ掛け持ちしていた「つわもの」で、その辺の女子高生とか奥さんとか関係ない世界な訳ですよ。絶対数全然違う。

2024-06-22

日本人ってフォーラムみたいな形式だと書き込みしないし、実は昔のパソコン通信会議形式日本人にあってなかった

掲示板あやしいとかあめぞうスラドふたばとかあって結局簡易と言っていいほどシンプル形式2ちゃんで完成を見る。

SNSで生き残ってるのはtwtter(X)だけでmixiFacebookも合わなかった

原則として日本人は、誰も見てない自分場所に居続けるのではなく有力なブログまとめサイト動画、のコメント欄に集まる習性がある

ただtwitterだけは自分のところにいながら集まれてる感覚表現できてて絶妙なんよね

2024-06-08

anond:20240607235843

5chはなんだかんだで組織的管理活動してるからな。

ひろゆきあめぞうパクっただけって言われてるけど、匿名掲示板管理団体運用することに成功させたのは凄いと思うわ。

10100に膨らませるセンスがある。

2024-05-10

anond:20240509232918

あめぞう2ちゃんねるに比べたらTwitterなんて上品すぎるんだが

あいさつ代わりに「死ね」は当たり前で殺害予告日常茶飯事だったからな

2023-09-13

anond:20230913140928

あめぞうの頃からレスバしとるワイがジャッジしたる

鸚鵡返し手法を使うのは常に旗色が悪い側や

君の“負け”や

2023-08-11

5ch(旧2ch関係歴史をまとめてみた(改訂版

anond:20230805233212改訂しました。

1996/08 [あやしいわーるど開始]

1997/08 [あめぞう開始]

1999/05 2ch開始

1999/12 東芝クレーマー事件【追加】

2000/03 [したらば開始]

2000/05 西鉄ジャック事件ネオ麦茶

2000/08 オカ板の洒落怖【追加】

2001/08 [ふたばちゃんねる開始]

2001/05 鮫島事件騒動

2001/08 ニュー速台風コロッケ【追加】

2001/08 UNIX板有志による閉鎖回避

2001/10 ニュー速+開設

2001/12 吉野家オフ【追加】

2002/02 テクノ板のムネオハウスムーブメント【追加】

2002/03 タカラギコ猫事件【追加】

2002/04 田代砲TIME誌)【追加】

2002/05 47氏ダウンロード板winny公開【追加】

2002/07 湘南ゴミ拾いオフ開催(背景に日韓ワールドカップ)【追加】

2002/12 紅白フラッシュ合戦開始

2003/06 マトリックスオフ開催

2003/10 [4chan開始]

2004/01 オカ板のきさらぎ駅

2004/06 ニュー速VIP開設

2005/07 毒男板の電車男ドラマ

2005/08 エイベックスのまネコ事件

2005/12 第一なんJ移住VIPなんJ

2006/12 [ニコニコ動画開始]

2007/12 ニュー速嫌儲)開設

2008/06 秋葉原通り魔事件

2009/05 第二次なんJ移住野球ch→なんJ

2012/01 ステマ騒動による嫌儲移民発生【追加】

2012/06 [おーぷん2ちゃんねる開始]

2013/08 ●個人情報流出事件(+自作自演の発覚、削除人騒動)【追加】

2014/02 2ch分裂騒動ジム・ワトキンスひろゆき

2014/04 ひろゆきミラーサイト(?)の2ch.sc開始

2016/05 ひろゆきが「2ch」の商標権取得

2017/10 ワトキンス側が商標問題から2chを5chに改名

2021/08 なんJ一時封鎖・なんG開設

2022/04 専ブラBB2C使えなくなる

2023/07 専ブラJaneStyle(※初代Janeとは別物)の反乱とTalk開始。

2023-08-05

5ch(旧2ch関係歴史をまとめてみたけど、なんか抜けてる気がする

こんなもんだったっけ?

1996/08 あやしいわーるど開始

1997/08 あめぞう開始

1999/05 2ch開始

(2000/03 したらば開始)

2000/05 西鉄ジャック事件ネオ麦茶

(2001/08 ふたばちゃんねる開始)

(2003/10 4chan開始)

2001/05 鮫島事件騒動

2001/08 閉鎖騒動

2001/10 ニュー速+開設。スレ立ては「記者のみ」。

2002/  紅白フラッシュ合戦開始。

2003/06 マトリックスオフ開催。

2004/01 オカ板のきさらぎ駅

2004/06 ニュー速VIP開設。

2005/07 毒男板の電車男ドラマ化。

2005/08 エイベックスのまネコ事件

2005/12 第一なんJ移住VIPなんJ

2006/12 ニコニコ動画開始)

2007/12 ニュー速嫌儲)開設。まとめサイトへの転載回避目的

2008/06 秋葉原通り魔事件

2009/05 第二次なんJ移住野球ch→なんJ

(2012/06 おーぷん2ちゃんねる開始)

2014/02 2ch分裂騒動ジム・ワトキンスひろゆき

2014/04 ひろゆきミラーサイト(?)の2ch.sc開始。

2016/05 ひろゆきが「2ch」の商標権取得。

2017/10 ワトキンス側が商標問題から2chを5chに改名

2021/08 なんJ一時封鎖・なんG開設。

2022/04 専ブラBB2C使えなくなる。

2023/07 専ブラJaneStyle(※初代Janeとは別物)の反乱。Talk開始。

2023-07-02

anond:20230702070829

古くはあめぞう2ch

mixiFBtwitter

海外事例ではdiggreddit

のようにSNSが栄えそして滅びるのは自然現象なんよな

そろそろtwitterも潮時なのかもしれん

2023-03-19

今の40代オタクがボクの師匠プログラムCGDTM師匠のおかげ その2

https://anond.hatelabo.jp/20230319133934 の続き

2000年代後半

そもそも前述のオーディションの告知すらDTM magazine以外で見たことがなく(実際はもう少し色んなところで告知していたのだろうけれど観測範囲ではDTM magazineだけだった)、ネット上で注目されるのはロイツマガールからニコニコ動画投稿される初音ミクのIevan Polkkaを待つ必要がある。
実は初音ミクのIevan Polkka以前に初音ミク自体は注目されていたのだが、それは深夜アニメブーム文脈藤田咲ファングッズという需要であり決して初音ミクの可愛さやら革新性がDTM文脈評価されたっものではなかった。
実際に当時のKAITOMEIKO立ち絵更新されたのは初音ミクブーム以降であって初音ミク登場時点でもまだ扱いは非常に小さい。

この時期に触れて置かなければならないのはニコニコ動画誕生だろう。実際のところ2000年代半ばの項で触れなければならないのだけれど、現在ニコニコ動画として成立するのは2000年代後半からなのでココにする。
御存知の通り当初のニコニコ動画違法動画アップロードサイトであり、何なら当時話題であったYoutubeから動画を引っ張ってきて字幕を流すという方式であったため、Youtube側に違法動画が溢れ、負荷も高まりすぎたためBANされるという全くもって褒められない頭のおかし犯罪サイトだった。ドワンゴもそれを自覚していて運営ドワンゴだって黙っていた。

VIPPERニコニコ動画移住が促進されるのは前述したパートスレ問題2ちゃんねるまとめサイト問題による嫌儲勢の興隆によってニュー速VIPスレ執拗に荒らされるという事態が起き、YoutubeBANからMAD動画ブームが萌芽し始めて面白いコンテンツニコニコ動画へ増えてきたからであった。
その初期では違法動画アップロードのノリで無編集動画がアップされていたが次第に編集の手が加わるようになりMAD動画へと変化していった。代表格はアイドルマスターの「tUNAK M@ster (THE iDOLM@STER アイドルマスター インド版)」や「るろうに剣心英語版(フタエノキワミ、アッー!)」など。

ほぼ同時期にはMikuMikuDanceが登場、次第に増えていくボカロ曲(カバー曲)へMikuMikuDanceによるダンス動画を付けるなどの動きが発生。それらがボカロ曲絵師によるカバーの依頼、次第にモーショングラフィックス化が促進され今日のようなボカロMVが生まれるようになった。
その当時を振り返れば、Flash動画黄金時代BUMP OF CHICKEN天体観測やKのような動画を作りたいという想いが強くあったことを今でも懐かしく思う。あなた師匠がボクたち世代にそうさせたんだ。

livedoorねとらじ勢はニコニコ生放送登場とともに移住する。
livedoorねとらじ時代からカラオケ配信などの動きがあったものニコニコ生放送登場直前くらいか版権曲へ対して勝手字幕をつけて(当時は違法に)アップロードするニコカラという動きが発生し、この動画ニコニコ動画から(当時は違法に)ダウンロード携帯動画変換君(FFmpeg)によってPSP向け動画へ変換し、実際のカラオケ店で歌うという学生文化が生まれた。
当時のカラオケにはアニソンはもとよりボカロ曲なんて配信されていなかったので、PSPコンポジット端子AVケーブルカラオケ店のディスプレイモニタAVアンプへ出力して歌ったのだ(後にJOYSOUNDがこの学生文化に気づいてアニソンボカロ曲積極的配信DAMがそれに追従する)。これらの学生文化からニコニコ生放送でもカラオケ配信をするようになり、そこから歌ってみた文化興隆する。
歌ってみたニコニコ生放送の影響は計り知れないが負の側面もあり、livedoorねとらじでもあったような過激化が一部で促進され、配信しちゃいけない女の子の柔らかい2つの丘を見せちゃったりしてBANされるのも跡を絶たなかった。
結局、人気取りのために手っ取り早く女の子という要素を売りに全面へ出すと女の子要素を強く訴えることでしか評価を貰えないため次第に過激化していくのだ。livedoorねとらじ時代(約20年前)から何にも反省してないヤツは結構居たし、今のYoutube LiveやTikTokでも居るのでそういうのやめておきなと言いたい。10年前と20年前の失敗を繰り返すな。エロであれ悪ノリであれ何であれ犯罪を伴う過激化はダメだ。合法的過激しろ

歌ってみたキーアイテムであったPSP、実はMikuMikuDanceとも関係があり、MikuMikuDanceでのボカロダンス動画ダウンロードし、同様に携帯動画変換君によってPSP向け動画へ変換し、ダンスコピーして踊るということへ活用された。小型であり物理ボタン再生停止逆再生スキップなどが可能であったためダンス練習に丁度良かった。そうつまりこれの流れが踊ってみた文化の萌芽であり、PSP踊ってみたでもキーアイテムであったのだ。
当時のPSP、実は学生に対して物凄く影響を持ったガジェットで、当時の学生文化に疎い世代には信じられないかも知れないがPSP本体を所有しているのにPSPゲームソフトを所有していない女子学生が居たくらい学生の間では物凄く評価が高かったのだ。その影響度合いは当時のiPod以上と言って過言じゃなく往年のAppleファンには信じて貰えないだろう。

このあたりに来ると当時学生であった自分からしてもオタクへの風当たりは非常に改善されていた。
未だに自分の姉などはオタクへ対して少々嫌悪感があるようだけれど、学生時代から部屋に引きこもって続けていたことが仕事になっている現状を見て「アンタあのままじゃ犯罪者か何かになると思ってたけど今はそれが仕事だもんねぇ世の中わからないわ」などと諦めた感じでたまに言っている。
そんなの当たり前の話なのだ。ボクは師匠たちに憧れて今のような大人になった。師匠たちがどんなに迫害されても面白いモノを作り続けてくれたからこそボクたちは師匠のようになりたいと思った。モノを作る人が何かを変化させ、何も生まれない世界は何も変わらないんだ。ボクは師匠たちの手によって変化させられモノ作りをするようになった。

かにボクたちの世代オタク迫害ほとんど無くなった無くした、でも迫害されてきた師匠たちがモノ作りを辞めなかったからこそ今のボクたちはあるんだ。
今でも覚えてるよ!粗いのに精緻ドット絵面白いテキストサイト発音制限の中で奏でられるFMサウンド、低処理性能で実現する疑似3Dブラウザゲームあめぞうスレッディングシステム夢小説ツクール吉里吉里HSPアナタ達が作ってくれたモノなんていくらでも挙げられる!
憧れさせてくれた師匠たちへありがとうございます!と深々と頭を下げたい。


そしてボクたち世代を見て憧れてモノ作りをしたいという新しい世代の子が現れているのなら作り手としてこれほど嬉しいことは無い。


P.S.まりにも書きすぎて3/4削った。つまりこのエントリは1/4まで圧縮してるので何かのきっかけがあれば補足するかも知れない。

2023-02-23

ネット黎明期からいるけれど

ホームページは作らなかったし

掲示板書き込みもしなかったし

当然キリ番もとらなかったし

AOLでユーガッタメールしなかったし

あめぞうにも2ちゃんにも参加しなかったし

ウルティマオンラインにも参加しなかったし

モンハンもやらんかったし

ハンゲームしたことないし

ブログも作らなかったし

ヤフオクしたことないし

ニコニコアカウント持ってないし

公開Tweetもしてこなかったし

メルカリしたことないし

ChatGPTもいじってない

2023-01-31

ぼっちちゃんって実はヤバイよな(どや?俺の分析

死ぬほど恥ずかしいよな。

同じインターネットにいないで欲しい。

IQテストしないで入れるインターネットと、しないと入れないインターネットに分離して欲しいってこういうときに思う。

広大な海を嫌って蛸壺に再び戻る動きが各地のSNSで勃発するわけだよ。

大昔のあめぞうとかと比較してもずっとずっと知能の最低ラインが下がってるのを感じる。

2022-12-14

無断リンク禁止からリンクフリーへの足跡

最近はてな内でインターネット老人会やおい腐女子部の方が過去を振り返っていたので、それに関連して無断リンク禁止からリンクフリーへ至った足跡記憶を振り返りながら記そうと思う。
ただし、当該エントリリアクションでも触れられている通り、まだまだ規模が小さかったとは言え個人視点で見れば広大なインターネットの全てを捕捉するのは難しく微妙個人間で差異があるものと思われる。
違いがあれば私はこうだったと教えてもらえると更におもしろくなるかも知れない。

さて、若者の皆さんはインターネットオンラインコミュニティではその当初「実名文化」であったことをご存知だろうか?
実名文化となった要因は様々あると考えられるけど、大きく影響を示した要因の1つは「JUNET」であると言われれば、まぁ納得はするのではないだろうか。少なくとも影響ゼロではないだろうなと。

JUNETは学術ネットワークで、その主要コンテンツ今日における電子掲示板群と非常に似通ったものがあり、つまり話題カテゴリごとに整理されたページが存在したのだ。
建前上、JUNETはごく真面目な学術ネットワークだったので書き込み責任は個々人にあり、書き込み責任持ってもらうため実名制が取られていたとされる。
電子掲示板群で「である」調の文体もJUNETで使われていた文体であり、由来は論文に使われていた文体なのだ

まぁ実名であっても責任?なにそれ?みたいな感じで至るところへ噛み付いたり、唐突にまったく脈絡なく関係のない話をはじめ、それを指摘され叱られたら逆ギレして大暴れする抜き身のナイフみたいな方が居たんだが・・・そのことについては別の機会に。
えっソイツどうなったかって?今でもTwitterで元気に至るところへ噛み付いてレスバしてるけど?
私の年甲斐もなく落ち着かない性分はなかなかだと自覚してるが彼女には負ける。私はそろそろ落ち着かないとと思ってるがキミはそのままで良いと思うよ。

まぁそんなこんなで日本インターネットはその当初実名文化であり、TCP/IPWWWデファクトスタンダードとなりWindows 95社会現象になるほど売れた時代ホームページ開設ブームなんてものがあった。
まぁブームと言っても現在に比べればまだまだ小規模のものではあったが、個人が自宅からウェブアクセスし、何ならウェブサイトを公開するというのは中々に特別感があったのだ。

そのホームページ開設ブーム期のホームページ実名文化の影響下にあり、住所から氏名、電話番号家族構成、勤め先などなどを載せているホームページが数多く存在した。現代個人情報保護の感覚からすると実におおらかと言える。
言ってみれば、その当時のホームページは後の時代に登場する「前略プロフィール」みたいなものだったのである
書いてある内容も個人日記帳しか実像へかなり近い個人日記帳のようなものであった。実名で交友関係がわかったし、ホームページ管理者学生であれば甘酸っぱい恋の悩みとかを隠すこともなく実名で書いていた。
この当時のホームページはあまりにもリアルすぎる個人情報の塊であり「ホームページ管理者が広く公開していないURLを無断で他所転載することはネチケットに反していた」という古の文言現代で記すこととなる。

現代感覚からしてみると「広く公開していないURLって何なんだよ」と言いたくなるし、情報技術から見れば「ローカルDNSサーバでも立てたのかな?プライベートIPアドレスならば個人利用だと事実上無限みたいなもんだ」と広く公開していないプライベートURL可能性を探り始めるが、当時の人の感覚からするとインターネットなんてドマイナーなのでインターネットを使ってる時点で隠しているつもりだったのだ。
実にバカバカしいと現代人は感じるかも知れないが当時の大半のインターネットユーザは至って真面目に本気でそう考えていた。

例えば過去時代NTTハローページという個人電話番号を膨大に載せていた冊子を発行していた。
この個人情報公開情報であるが、電話番号所有者に無断で何ら関係しない他所へ公開した場合倫理的問題いか?と言われれば現代人でも問題と感じるはずだ。現代では特殊詐欺とかあるしね。
じゃあ何でNTTはそんなもん発行していたのか?と言えば、当時の電話番号を取得するには加入権というもの必要であり、加入権は金融商品としての側面を持っていたこからハローページへ記載されているということはNTTがその個人の信用をある意味担保しているという判定が得られることがあったのだ。
まぁつまり電話番号すら持ってないヤツは信用ならんから取引しないという考え方がマジで存在したんだ。

現代の、それこそ若者感覚からするとNVNOで気軽に電話番号を入手できてしまう今では考えられない価値観だ。
ちなみに加入権の反動からか約20年前に契約書すら必要のないプリペイド携帯電話詐欺が横行するっていう失敗があったので約20年前が最も電話番号価値は低かった。

まぁそんなこんなで、URL公開情報であっても勝手に使うのはダメなんだ、URL無断転載禁止なんだ、無断リンク禁止なんだという価値観時代存在したが、それが急速に失われて「リンクフリー」が台頭する時代が来る。
リンクフリーが何故一気に広まったのか?と言えば「Yahoo!」が日本国内で営業開始したからであった。

当時のYahoo!ディレクトリ型と呼ばれるウェブ検索エンジン方式で、これはハローページなどと同様に人力でURL情報収集して掲載するという形のウェブ検索エンジンだった。
掲載されるには審査必要で、Yahoo!掲載されるということはウェブサイト一定価値と信用を与えてくれるものだった。まるで本当にハローページみたいだ。
この価値が失われるのは「Google」がロボット型と呼ばれるウェブ検索エンジンを開発したからであったが、リンクフリーGoogleが登場する前から使われ始めている。

リンクフリーYahoo!が登場したからだけでは実は説明しきれず、Yahoo!が人気サイトランキング形式掲載するようになったからというのが実際の答えである
人気ランキング存在するようになると競争が生まれる、当時のウェブサイトにおいてはアクセス数(≠ユニークユーザ数)こそが人気の指標であり、URL無断転載禁止無断リンク禁止スローガンはこの人気争いの中で邪魔になっていった。

そして同時にインターネット芸人みたいな人たちも続々と登場するようになり、個人の赤裸々な情報が詰まった日記帳のようなホームページは段々と廃れていき、匿名インターネット芸人が笑い話やお涙話で人気を集めるようになった。
うつまりテキストサイトブーム」の到来である

テキストサイトの思い出についてはこのエントリを読むインターネットユニークユーザ諸氏の方が詳しいしバラエイティに富んでいると思われるので任せた。

ディレクトリウェブ検索Yahoo!の登場は別にテキストサイトだけへ影響を及ぼしたわけでなく、2ちゃんねるの元になった電子掲示板群「あめぞう」の前身であるあめぞうリンク」は「リンクサイト」と呼ばれる種別ウェブサイトであった。
そのほか後年にはリンクサイトの発展型であるランキングサイト」も登場しており、ここまで来るともはや牧歌的インターネットなど想像も付かないような喧騒が起きるようになり、更に現代では当時を喧騒表現しても良いのか迷う程度に現代インターネット闘争本能が強すぎる人たちが多く生息している。
アーマードコアの新作発表されたしそっちでやれよ。

URL無断転載禁止無断リンク禁止派の最後抵抗はやはりGoogleによるクローリングだろう。
前述したロボット型と呼ばれるウェブ検索エンジンウェブページからウェブページへのページリンク自動的収集するというもので、人力で登録していたYahoo!よりも収集効率が物凄く高かった。
しか自動収集するからこそウェブサイト管理者からすると謎のアクセスが急激に増え、何なら当時「Google」という単語など知る由もなかったので特にリンクを多く持っていたウェブサイト管理者からするとDDoSアタックか?と疑念を抱かせる程度には迷惑千万だった。

もちろん静かに間内だけで楽しんでいるようなウェブサイト管理者としても急にアクセスが増えることは不快感しかなく、Googleの人気が増えていくに連れてリンクされない権利を求めるユーザもまた増えていったのだ。
この件であまりにも叩かれすぎたGoogleウェブ検索エンジン検索結果に記載されない「noindex」という施策を取ることとなり現代でも運用されている。
ただしこのnoindex、性善説運用されておりウェブクローリングする側がnoindexを無視すりゃ普通にクローリングできるので完璧解決手段ではない。

まぁこんな感じでテキストサイトあたりから日本インターネット匿名文化へ傾倒するようになりリンクフリー一般的になっていったのだ。何ならリンクフリーって言葉すら見なくなる程度にはリンクフリーが当たり前の価値観であるインターネットになった。

そう言えば、はてなブックマークでも無断リンク禁止勝手ウェブブックマークするなという意見が取り沙汰されたこともあったが、その辺の思い出話はブクマカのほうがよく記憶しているだろうし任せた。

いやはやインターネットというのはここ数十年で大きく変容したものだと懐かしんで私の昔話を終えよう。

2022-12-13

anond:20221213182939

あめぞう同人ネタ板が登場したのは2003年

それまでは漫画板で同人ネタが扱われていたが同人サイトという言葉が登場するのは2000年移行なのである

正確には漫画板が同人ネタを扱い、L板が一般漫画を扱った

anond:20221211205302

自分が知ってる検索避けの経緯と違うな

2chが生まれたのは1999年5月30日

その前に主流だったあめぞうでさえ1997年8月5日

でも自分はそれ以前に個人サイトを作っていたし、既に検索避けはあったけど

2022-12-12

anond:20221212045400

書き方が悪かったな。

当時から検索よけをしてたって意味じゃなくて、あめぞうとかそれ以前から女性同人サイトファンサイトが荒らされまくった結果(犯人は男女どちらかなんてわからない)その後に検索よけという文化ができたという話です。

anond:20221211232149

あめぞう時代女性向けサイトがめちゃくちゃ攻撃を受けた時代もあってのう……そんなこんなで検索よけと言う文化ができたのじゃ……

はい嘘。

何故ならあめぞう掲示板が設置された1998年Google検索登場とほぼ同タイミングで、Google検索登場の間もない中で検索けが機能するはずがないから。

当時のYahoo!などの検索システムは現在Web検索とは違う上に、あめぞう掲示板前身あめぞうリンクでは本文全検索などできる機能存在しなかったので検索よけをする必要も無い。

検索よけをする必要がない時代からこそ上の増田が言ってるわかりにくいリンク機能していた。

嘘を言うのはやめたまえ。

2022-12-11

anond:20221211205302

男女差とかじゃなくて、インターネット歴史のせいだよ、と年寄りが思っていたら書いている人がいた。

801板の件はまさしくその通りで、しかしそれ以前、あめぞう時代女性向けサイトがめちゃくちゃ攻撃を受けた時代もあってのう……そんなこんなで検索よけと言う文化ができたのじゃ……しかしもう20年以上昔の話で詳しいことはわからないのう……そして争いは消えてなくならないものじゃのう……

2022-12-02

同人にはだいだいの界隈において適用可能一般論がある。

これって地味に不思議だよなあ。

知恵袋同人カテで、対人関係トラブルやこの絵文字どういう意味みたいな質問を見ると質問話題にしてる界隈自体は違えど同じような回答が返って来る。しかもそれが有効解決策として機能してる。

同担がうんたらかんたら、絵文字意味を教えるのは晒し行為から教えない、とか。

いや絵文字意味とかパスワードとか晒されても気にもしない界隈もあるかもしれないじゃんとも思うんだけど、実際そんな界隈は基本的存在しない(無視できるほど少数、考えるだけ無駄)。

多くの界隈に一括りに「同人あるいは腐女子ルール、慣習」が通有しているのが不思議に感じるわけよ。

だって界隈自体は一個人がこの作品が好きだと思った瞬間に自発的に発生するものであって、中央集権的に管理されてるわけじゃないんだから

特にボーイズラブなんてものオタクなんて概念がある前から男と男がくっつくのを妄想して楽しむという趣味は、わりと原始的ものとしてわりとどの時代にもそういう人がいたと思う。

ともすればガラパゴス化して独自の慣習を持った界隈が無数にあってもおかしくないのに、そんなことはない。

実際現代にもカップリング腐女子言葉として知らないけど男と男がくっつく様を常日頃妄想して消化してる人はいるかもしれない。個人プレーとしてのガラパゴスはあり得る。

しかし界隈という規模になったとたん、各界隈は同人ルールに束ねられているように、そこかしこで同じような慣習が観測されるわけだ。

絵文字についてもう少し掘り下げることにすると、ツイッター自己紹介欄に書かれたりする絵文字というのは独り善がりに使われるものではないらしい。

だいたいにおいてその絵文字がそのカップリングを表すという共通認識のうえで使われるというそうだのだ。

しかしこの説には穴がある。絵文字検索避けのための符丁として使われるものであって、しかもそれに対する共通認識使用の前提となっているのなら、「遡れば」必ず共通認識など存在し得ない段階にたどり着く。

「その絵文字を(ツイッターとかで)使い始めた最初の一人」だ。

それでも符丁なので直接自分の口からその意味を解き明かすことはできないはずだ。しか共通認識もない段階なので(共通認識がなければ伝わらない程度の難度に設定されてるはずの)この符丁相手に伝わることを期待するのは難しい。そういうジレンマがこの説にはある。

ひょっとすると伝わったものけが生き残りそうでないものは広まらず淘汰される進化論みたいなモデル適用できる事案なのだろうか。

海賊版サイトエロ漫画CG集を漁ってそこのコメント欄レスバする程度の(電車男の影響がむしろ逆かネットあめぞうなんか使ってて見ず知らずの人と議論をする日課があるだけでも人によってはオタク扱いしてくる時代もあった)、オタクかどうかも分からないような俺みたいな存在には、こうやって理屈で迫るのが限界なのだった。コミケに行くような連中と違い、人と健全な付き合いを築いたことがないのだ。

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