「のまネコ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: のまネコとは

2019-03-20

anond:20190320120545

モナーをそのまま使わずのまネコ」と言い張って自分で考えたオリジナルキャラであるかのように振る舞ったか炎上したんでしょ。

他人のものを我がものとしているんだから著作権侵害には当てはまらなくても)日本語として「盗用」と表現すべき事態だよ。

文化盗用というのは「モナーあめぞう発祥から2ちゃんねらーは使うな」みたいな話でしょ。

2018-08-17

しかねこ寒すぎる……

最初現場猫のほうが気持ち悪いと思っていたんだけど、今ではしかねこの方が気持ち悪さを感じる

多分だけど、裏にいるのが1人の人間自己顕示欲からって部分がアカンのやろなあ。

ツイッターRTされまくったら自分同人誌宣伝し始めちゃうような人種に感じるあの違和感が詰まっているんだよなあ。

電車男ドラマに対して感じたものに近いなあ。

のまネコってのもあったなあ

2018-03-09

インターネットのはじまり

いわゆる”ネット住民”になったのはFlash流行っていた頃「のまネコ」の騒動に巻き込まれBarギコへ流れ着いた難民から

2chはロム専、としあき魔法のiらんどlivedoorブログmixiニコニコ動画、いろんなものがあった

Ustreamは当時ゲイが占拠してたような記憶がある

インターネットサービス流行りに流されながらいろいろ体験しているが

Twitter登録して10年経った今、増田になる事を始めた

人間関係が色濃くなってしまった他SNSとは一線を画する殺伐感を欲しているのだろうか

当時増田なんてネットの下層の出来事で何にも成れない者達の集まりだと思っていたが

から何者にもなり得なかった自分にはちょうどいい居場所なのかもしれない

2017-08-28

オタク文化盗用案件歴史

2001年 村上隆のSUPER FLAT展がアメリカで開催される。村上氏はこれ以前から活動している。2005年リトルボーイ展ではオタク文化きっかけはアメリカにあるという主張もしている。

2004年 中川翔子ブログを開始。オリジナル言葉に加え2ちゃんVIP板などで使われる表現を「しょこたん語」として広めたため反感を買う(これ自体は数年後の出来事?)。

2004年 電車男書籍化。翌年には映画&ドラマ化。これらのメディアミックス印税などはどこに行くのかが疑問視される。また2ちゃんねるにそれまでと違う層が流れ込み雰囲気を変えてしまったと言われる。

2005年 のまネコ問題エイベックスアスキーアートに「インスパイヤ」されたものとしてそっくりなデザインの「のまネコ」なるキャラクターのグッズを販売する。

2005年 とらぶる・うぃんどうず(OS娘)漫画問題ふたば☆ちゃんねる発祥キャラクター電撃大王で突如漫画化。しか編集上から目線の態度にふたば住民から非難殺到

2006年 アメトーークガンダム芸人回に品川祐が出演。黒い三連星を黒い三連戦などと言い間違って批判される。

2009年 矢口真里ファミ通コラム連載。他にもオタクキャラで売り出そうとして知ったかぶりを繰り返し、2ちゃんコピペ化される。

2011年 カオスラウンジ騒動ネット上のイラストなどを素材として作ったコラージュ作品などを発表し批難を集める。

2017年 真木よう子コミケ自身写真集を売るためクラウドファンディングを開始。コミケマナー違反だとして批難を集める←★NEW!


他にもあったら教えてください。

2015-12-01

邪気の歌

Webに邪気有り 雑然として流形を賦く

下りては則ち2ちゃんねると為り 上りては則ちはてなと為る

人に於てはイナゴと曰い 沛乎としてコメント欄に塞つ

ブログ清夷なるに当たりては 嫉妬を含みてブコメに吐く

時窮すれば炎上乃ち見れ 一一魚拓になる

Flashに在りてはのまネコ shareに在りてはケツ毛バーガー

コミケに在りてはきんもーっ☆ ブログに在りてはエアロバキバキ

田代まさしカメラと為り 植草一秀の鏡と為る

あびる優ダンボールと為り 河本準一生活保護と為る

或いはローソン冷蔵庫と為り 清掃氷雪よりも厲し

或いはのんピースと為り 鬼女も壮烈に怒る

或いは江を渡る碧志摩メグと為り 撤回要求を呑む

或いは幼馴染を撃つ処女厨と為り 下級生2ディスク破れ裂く

以下略

2014-05-23

遠隔操作事件デスノート共通点と相違点

相違点も多すぎる程にあるのだが、共通点が多い事件だと思った。 以下、反論大歓迎。 

共通点

 ・犯人単独犯の独身男性ということ(ミサミサとか魅上照はというツッコミはさておき)

 ・正義検察側)が最終的に勝つという所

 ・正義側がいくらなんでもやりすぎじゃない?ってことをやったこと。(遠隔操作→取り調べ方法問題点等)

 ・警察プライドにかけて超本気出す所(デスノート警察関係者家族ビデオ撮影など  遠隔操作雲取山の掘り起こし、数ヶ月に渡る尾行等)

 ・主人公夜神月orゆうちゃん)の子供じみた性格挑発に乗りやすいとことか。

 ・主人公は箱入り息子のおぼっちゃま(参考:ゆうちゃんは学習院の中高出身

 ・第一部(遠隔操作冤罪逮捕)は主人公側が完勝だったこと

 ・第二部も途中までかなり主人公有利な展開であったこと

 ・主人公、そんなアクティブに行動しないほうが良かったのでは・・・・ という無茶な行動の数々。

    デスノート→有名な犯罪者だけ事故死とか病死とか死因をばらけさせればよかった(犯罪への抑止力を持たせるために敢えてキラ存在を世に知らせたかったので全部心臓麻痺にした)  ゆうちゃん→2秒で250字を書き込ませる。

 ・最後最後主人公ミスによって勝負完膚なきまでに決してしまうこと

 ・自分以外の真犯人存在を仄めかす言動。

    →デスノートだと第一部でキラ監禁中のヨツバキラ。 遠隔操作だと公判中の予告送信   …ここホントしかったよなあ・・・・・・・・・ 詰めが甘かった。  誰か協力者を保釈後の短時間で作れればまだまだ面白い展開が続いたのに。 

 ・第一部で完全犯罪に出来たはずなのに、残した証拠等が第二部に繫がって自らの破滅に繫がったこと

    (これはやはり主人公自己顕示欲 もしくは 承認欲求関係している?)

 ・検察側を挑発する多くの言動。 (デスノート死刑囚を操って書かせた手紙など)

 ・主人公が疑われる立場として最大級の怪しいポジションにいたこと

  (夜神月警察関係者、 ゆうちゃん→のまネコAvex殺害予告事件前科などなど)

 ・崇拝者が多い所(デスノートキラの行動に対して、遠隔操作事件はゆうちゃんのキャラクターに対して)

 ・事件を犯した凶器?が普通一般人レベルを超えた力であること デスノート→人を殺せるノート ゆうちゃん→スーパーハカーが作るウィルス (だからこそ裁判では自分はただのスクリプトキディ無能だと証明しようとしていた)

 ・ひたすら論理を積み重ねて追求していくスタイル事件

     デスノートは対決における推理部分、遠隔操作裁判部分 と おそらく警察内部での犯人特定する際の調査部分。   んんwwwwロジカルですぞwwww

◆相違点

 ・夜神月イケメンだが、ゆうちゃんは(省略されました、続きを読むにはパペピアパペピアと書き込んでください)

2007-10-09

d:id:GilCrowsがやたら俺につっかかってくるから続き書くよ

http://d.hatena.ne.jp/GilCrows/20071008/p1

http://anond.hatelabo.jp/20071008014353 の続き

同人ゴロは言いすぎだったかもわからんね。しかしやり方が露骨すぎるきらいがある、とは思っている。

まあこれは俺の主観だからどうでもいいんだけれど。

別に俺はIOSYSを叩きたいわけではない。ただ、説明責任を果たしてないということが気に食わない。

着うたの時も許可を取ったというだけで金銭関係がどうなってるかわからない。

同人でやるならまだしも商業でこういうことをやるというのはどういうことなのかわかってるんだろうか、と考えてしまう。

前にも書いたけれど東方二次創作業界はそういったことに敏感なんだよ。

 

今回の件に歯止めがかからない一番の原因はそもそも神主が優しすぎるからかもしれないけれど・・・

 

一ついっておくことがあるけれど俺は基本、増田でしか書かないよ。臆病者だから。

あ、あともう一つ。

遠まわしにIOSYSを叩けと扇動しているようにも見えなくもない

そりゃあんたの考えすぎだ。今までにもこういうことがあったのに今回はあんまり騒がれないからびっくりしているだけ。

のまネコのときなんてとんでもないことになっていたじゃないか。あ、これは少し違うかな?

2007-04-01

適当なことを言っても当たることもあるもんだな

雑談の中で「ニワンゴってドワンゴ子会社じゃないですか、ドワンゴエイベックスは結託してるから云々」と言ったら「おかしいね、2ちゃんエイベックスって仲悪いんじゃなかったっけ、のまネコ著作権騒動とか」と返されて一瞬詰まる。「でっでもほら、あの騒動ってひろゆきが嫌ってたわけじゃないだろうし」とごまかしたが、印象や類推で(事業展開などからそういうことだろうと思っていた)適当なことを言うのは悪い癖だと反省した。

でも、やっぱり気になって調べてみたら

ITmedia News:エイベックスがドワンゴ筆頭株主に

…なんだ、あってんじゃん。俺すげ。

 

あと

ドワンゴ とは 「Dwango」

なんと、Bio_100%ってびっくりするなぁ。SuperDepthはもうつくってくれないのかな。

2006-12-17

AKIBA FUTURE -オタサイト秋葉原

はじめに

秋葉原現在もっとも注目される街の一つである。IT・ハイテク技術聖地として、あるいは現在国が推進するソフトウェアコンテンツの見本市として、またはサブカルチャー文化が生まれる一観光地として、政府である『官』やソフトウェアハードウェアを生産する『企業』、そして秋葉原を目指す『個人』の視線がそこに集中し、ひとつのムーブメントを作り出している。

この記事は、秋葉原歴史については軽く触れる程度にとどめ、主に90年代後半??今後の秋葉原について参照し、今後秋葉原がどういった発展を遂げるかについて将来像を探るものとする。

1 電脳都市秋葉原誕生

電気屋街としての秋葉原歴史は、終戦直後に作られた露天市までさかのぼれる。戦前秋葉原にも山際電気現在ヤマギワ電気の前身)なども存在はしたが、当時電気屋の主流であった「電気材料卸商」(電化した工場設備に必要な部品を販売する商店)の中心的な場所ではなかった。戦後焼け野原になった秋葉原で近隣の電機工業専門学校(現東京電機大学)の学生ラジオを組み立て販売するというアルバイトをしたところ、これが大繁盛。その結果、他の露天商も品物を真空管などラジオ部品の販売に転向、その上電気に詳しい露天商の参入もあり、120軒あった露店のうち約50軒が電器商という、まさに電気屋街の前身ともいえる様相を見せた。

この初期の秋葉原の発展について、近くに工学専門の学校があったという地理的要因のほかに、交通の便のよさというのが上げられるだろう。終戦直後にできた闇市で活況を見せたのは、上野新橋渋谷など国鉄の乗降客の多い駅の周辺にできたものだった。秋葉原国鉄都電が通るアクセスのよさは、そういった「人の流れの結節点」となって、秋葉原に人を留める要因になったと思われる。

その後、GHQにより道路拡張工事を行うため、露天撤廃令が施行され、露天商は国鉄秋葉原駅ガード下で営業をはじめることになる。これを秋葉原電気屋街の原型とし、以後日本高度経済成長とともに、電気屋街は拡大していくことになる。この成長を支えたのは家電だった。人々は豊かな生活を追い求めるため、「三種の神器テレビ冷蔵庫洗濯機)」に代表される電化製品を求め、家電が安い秋葉原に足を運んだ。しかしその人の流れは昭和50年代後半で終わることになる。家庭に普及した自動車郊外型の家電チェーン店に向かうといったライフスタイルが定着し、それまで主要客層だった家族層が秋葉原に足を向けなくなる。また、昭和60年代のAVブームと高級家電のブームの反動による家電不況などもあり、秋葉原は新規顧客層の開拓と、それに伴う主力商品のシフトを図ることになる――「情報家電」。昭和にはマイコンとよばれ、現在パソコンと呼ばれるマルチメディア機材である。平成6年、電気街の売上においてPC関連商品が家電商品を上回って、名実ともに秋葉原電脳街となるのである。

2 オタク層の流入??趣都の誕生

秋葉原の主力製品となった情報家電は、アニメゲームを愛好するオタクたちと親和性が高い。アニメを見るためのTV、エアチェックする為のレコーダー、ゲームだけでなく、ファンとの交流を図るコミュニケーション・ツールとしてのPC――しかしそれだけが、秋葉原を「オタク聖地」としたのではないと、建築学者である森川嘉一郎は言う。

秋葉原に点在する「まんだらけ」や「海洋堂」、「ゲーマーズ」などの同人誌アニメグッズ、ガレージキットフィギュア)専門店はそれまで秋葉原になかったものであり、それらは秋葉原移転するまで吉祥寺渋谷新宿などに点在して存在していた。しかしそんな専門店が97年以降秋葉原に集中するようになった原因を、森川は『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』において、(株)海洋堂宮脇修一専務のインタビューをヒントにこう記している――アニメ新世紀エヴァンゲリオン』のヒットと、それに付随したサブカルチャー・ブームにより未曾有のバブルに沸いたサブカルチャーショップが、その勢いに乗り秋葉原への出店を促したのだと。確かにこの時期、東京ビッグサイトで行われたコミックマーケットの入場者数が25万人(95夏 90年からこの人数が横ばい)から35万人(96夏)、40万人(97夏)へと急激に膨張するなど(ちなみにこの後入場者数は横ばいになる)、この時期サブカルチャー文化への大幅な人口流入があったという見方もできるだろう。しかし、アニメマンガ界隈において、エヴァ以降現在に至るまで、エヴァと比肩し得るヒット作は生まれていないのが現状である。しかしサブカルチャー産業は萎むことなく、拡大し続けているのが現実である。エヴァ現象によってサブカルチャー文化に入ってきた人びとは何を飽きずに摂取し、そこにとどまり続けているのか。まずこのことを明らかにしてから、秋葉原の現状について考えてみたい。

3 社会最適化されたオタク??個のオタクから公のオタク

批評家東浩紀によれば90年代以降、アニメ物語よりもそこに登場するキャラクターや設定などの断片を愛好するオタクが増えたと、著書『動物化するポストモダン』で述べている。東浩紀によれば「オタクたちは、物語メッセージなどほとんど関係なしに、作品の背後にある情報だけを淡々と消費している」と指摘し、そのことを「キャラ萌え」している(この言葉はやや古くなった感があるが、そのことについては触れないでおく)と表現した。1960年生まれのライターである竹熊健太郎氏も、「オタクとは何か? What is OTAKU? | Web草思」において、まず自身の立場を「(アニメ作品などにおいて)トータルで作品は見るべきだという思いがどうしても強い。」と表明し、「もちろん心の深いところでは、キャラ萌えのような感情はあるんですけどね」としながらも、かれらについて「でもそれを外部に表明するのは、自分はバカですと言ってるのと同じで、とてもできないわけですよ。」と違和感を語っている。しかし、その中で竹熊はこうも語っている。曰く、キャラ萌えという衝動は「アニメブームの頃、中高生ミーハー女子が「シャア素敵??」って黄色い声をあげていたのと同じ」であると。

東はオタクの嗜好が変わった原因を大きな物語の凋落に求め、結果大きな物語に付随する「小さな物語アニメにおけるキャラクターロボットなどの一要素)」を単独で摂取するようなオタクが現れた、と前述した著書で述べている。このことについて東はインターネットの世界を例に挙げてうまく説明しており、少々長くなるがここに引用したい。「すべてのウェブページを規定するような隠れた大きな物語存在しない。(中略)インターネットにはむしろ、一方には符号化された情報の集積があり、他方にはユーザーの読み込みに応じて作られた個々のウェブページがある、という別種の二層構造がある。この二層構造が近代のツリー・モデルと大きく異なるのは、そこで、表層に現れた見せかけ(個々のユーザーが目にするページ)を決定する審級が、深層にではなく表層に、つまり、隠れた情報そのものではなく読み込むユーザーの側にあるという点である。」「ポストモダンデータベース型世界では、表層は深層だけでは決定されず、その読み込み次第でいくらでも異なった表情を現す。」

この件について森川も同じくインターネットを紐解き、インターネットにおける「地縁血縁に因らない趣味や関心の共通性に基づいたコミュニティコミュニティ・オブ・インタレスト」が、秋葉原の構造の変化を促した、と記している。つまり、「パソコンを好む人は、アニメの絵柄のようなキャラクター好み、そうしたキャラクターが登場するアニメゲームガレージキットも愛好する傾向がある」というオタク趣味の構造が、現在秋葉原を形成したのだと。しかし私は、この変化を趣味の変化や世代の変化ととらえるのではなく、技術進化趣味の構造の変化をもたらしたのだ、と主張したい。

オタクについて、まずかれらについて、サブカルチャー文化を愛好するものたちだと捉えよう。サブカルチャー文化はメインカルチャーにたいするカウンターである為、自ずとその文化を愛好するものはマイノリティとなる。そしてマイノリティである為、常に外部から奇異の視線に晒され(宮崎勤事件を参照されたい)、それに対抗するためオタクたちは様々な我流の理論武装を施し、それによって更にオタクオタクとして、孤立、タコツボ化を極めた(こういった空気は、ガイナックスの元社長である岡田斗司夫が記した『オタク学入門』(太田出版)を参照されたい)。そしてオタクはまた、サブカルチャーの知識を深めるための仲間を必要とし、オタク仲間に出会える場所を強固に求めた。漫画家篠房六郎氏は、かれ自身にとっての同志が集う場所であった武蔵野美術大学漫画研究会について、「かつてはクラスの隅っこにいた痛々しい孤独連中が、自分と同じものの見方を持っている人がいると知って、救われる場所がここだった。」と表現している。

しかし技術の発展が、限られていた場所を無数に生み出すことになる――具体的に言うと、ネットに生まれた「コミュニティ・オブ・インタレスト」である。

秋葉原が「趣都」となった97年以降、PCインターネット整備網、そして文化は急激に発展し、一般家庭に普及していった。オタク情報家電親和性は「2 オタク層の流入??趣都の誕生」の冒頭で述べた通りであり、また、Windows95以前もニフティサーブパソ通などで、一部のオタクBBSを通じて他のオタクとのコミュニケーションを図っていた。その後インターネット人口が拡大するにつれ、オタクたちはかつて無い数の「同志」と出会うことになる。現実世界では「距離」によって出会えなかった人々と、モニター越しに交流することができ、どんなにニッチ趣味でも「仲間」を見つけることができるようになったのだ。

「仲間」と「コミュニティ・オブ・インタレスト」を形成できるというのは、前述したような「我流の理論武装」をする必要がなくなったことを現す。なぜなら形成したコミュニティを安定維持するため、構成員の視線は外部より内部に向かうからだ。よって仲間同士、理解しやすく、されやすくするため、お互いにとって理解しやすいものを求めるようになり、その為表層と呼ばれているデータベースを、お互いのコミュニケーションにおいて重要視して使用するようになった。「巫女」や「ツンデレ」など、キャラクターの要素をあたかも服装の組み合わせによる着こなしように消費し、コミュニケーションのための文法とするオタク。作品から好みの要素切り離して楽しむことができるからこそ、エヴァンゲリオン以降ヒット作に恵まれなくとも、オタクたちはサブカルチャー文化を愛好し続けることができたのだ。

4 個の聖地秋葉原??インタラクティブ都市としての発展

秋葉原の今を見つめるブログとして、アキバbloghttp://www.akibablog.net/)というサイトがある。このサイトは毎日秋葉原の店先をチェックして、物品の販売価格のほかに、店員が作る個性的なPOPを“ネタ”として紹介することをメインコンテンツにしている。このサイトを眺めていて目に付くのは、店が掲げるPOPに書きこまれた“ネタ”はマスメディアが流布したイメージよりも、インターネットから生まれたジャーゴンである場合が圧倒的に多いということだ。普通の店なら「○○という番組で紹介された??」という文句を掲げるはずのものが、ここではネットジャーゴンを絡めて、連帯感を出して売られている。また、匿名掲示板群である2ちゃんねるから生まれたキャラクターグッズを売るショップもあり(因みに同じ2ちゃんねるで話題になったのまネコFlashとそのキャラクターがAVEX資本で商品化されたときには非難が集まり、秋葉原発のグッズショップにはなんら実害を及ぼさなかったこの対比は興味深い)、現在秋葉原オタク文化というマスではなく、ネットというマスに向けて情報を発信していると言えよう。話題になったドラマ「電車男」も、触れ込みは「オタク発」ではなく「ネット発」とうたわれていたのも思い出させるし、そもそも秋葉原名物となったメイドも、(始まりこそあるアニメコスプレ喫茶として生まれたものの)オタクたちが共有イメージとして持っていた「メイド」を現実化したものであり、特定のアニメ作品というマスメディアから生まれたものではないことも記しておこう。

高度成長時代、メーカーにとって秋葉原とは、特例的な値引きを許し、かつ消費者の反応をフィードバックさせるための実験場であり、社員の技術者が新製品とともに、専門知識を備えた販売員として小売店へと配備された場所だった。今秋葉原では同じように、ネットから生まれた文化を貪欲に取り込みそれを街の貌とする実験場になっている。インターネットの発展により、個の集合体があたかもマスコミュニケーションのように総体として機能し始めた現在。「趣味の構造が場所を変えた」都市に加え、「既存のマスメディアだけでなく、個々が生んだネットメディアと交流をとる」最先端の都市として、現在秋葉原は評価されるべきだろう。

参考文献

「週間大衆:昭和54年8月9日号」焼跡のバラック問屋街を『世界のアキハバラ』に高めたガンコ一徹

http://www.shimura-musen.co.jp/home_2/kiji_02.htm

秋葉原歴史

http://www.akiba.or.jp/history/index.html

オタクとは何か? What is OTAKU? | Web草思

http://web.soshisha.com/archives/otaku/index.php

伊藤計劃:第弐位相 - 学園祭の話

http://d.hatena.ne.jp/Projectitoh/20061029#p1

秋葉原におけるメイド喫茶コスプレ喫茶歴史

http://sotokanda.net/his_cafe.html

註:ちなみにメイド喫茶が爆発的に増えたのは、私の記憶によればドラマ「電車男」以降のはずである。

コミックマーケット30’s ファイル 発行:(有)コミケット 発行人:米沢嘉博

カーニヴァル化する社会 講談社 著者:鈴木謙介

動物化するポストモダン 講談社 著者:東浩紀

趣都の誕生 萌える都市アキハバラ 幻冬舎 著者:森川嘉一郎

 
アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん