はてなキーワード: 詐欺とは
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888537422
正直迷走している
なろうでもよくあるんだけど、初期プロットが早々に意味を失ってタイトルと中身が乖離したが、なんとなく続けてる系に見える
倉庫要員のサブキャラとして転生「ストレージのアイテムが鍵だ」ってなタイトルにしておいて
そのキャラが強くて無双してしまい、アイテム何処?と言う作品とか
「すぐ死ぬ村人転生」ってなタイトルで初めて、3話くらいでチートが覚醒して無双しちゃうとか
いやまぁ、裏切られたという「結果」は描いていて、旅はしているのだが
主人公サイドにさしたる執着がなく普通に主人公サイドで閉じて冒険しているので
話としてはとっとと30話くらいで、【主人公サイドの知らぬ間に】勇者サイドがざまぁされて消えてれば、読み続けた人も居たんじゃなかろかと言う感じ
主人公をお友達として傍に置いておこうとする自己中イカレと描写されてるのに
これを「メインヒロインだ」と無駄推しする作者の冷笑的なスタンスも加味され
裏切った剣聖に、後付けでどんどんと、勇者周辺のクズに騙され続けてる被害者的要素を加味していくんだけど
救われると良いなぁなんて思えずに、ただただ胸糞悪いだけの描写になってる
感想読んでもそう思うよなってのがあったりするし
作者が妙に勇者を気に入っているので
勇者が退場する時も「楽しめたよ」とか言いながら、想定通りと言う顔して退場しそうな感じだ
勇者周辺はみんな不幸になって、悪意をもって好き勝手してる勇者は最後に(勇者の自意識としては)救われそう
ざまぁとかタグ付いてるし、第三章からはファンタジーになりますとか言ってるけど
勇者の話が挿入されるのも相まって、全般的に鬱々とした作品に仕上がってる
剣聖ざまぁという見方をすることもできなくはないが、自身で言っている「メインヒロイン」だという定義と矛盾する
個人的にこういう「タグ詐欺」「タイトル詐欺」についてはマイナス評価を付けられるべきじゃないかと思ってる
こういうのは「not for me」として擁護されるべきじゃなく
今のところ最新話まで読んでも裏切られる必然性もなければ、胸糞勇者物語を同じ話として同梱する必要も感じられず
ただの「不遇冒険者」の話で良かった
くだらねーと思うんだよね。
俺はわかるよ、俺らにとって必要な食料を売っている人が儲かるってのはWin-Winだ。俺は食う、生産者は儲かる。
リモートの時代に運送屋が儲かるってのもうなずけるし、入院患者が仕方なく増加して看護師が儲かるのもわかる。
だが現実を見てみろ、儲かってるのは誰だ?
お前にとって必要もないものを必要と思わせて広告を打ってる奴は儲かっているし、お前の思う陳腐な「勝ち組」の定義の中にはこいつらが含まれてるだろ?
青汁、サプリメント、化粧品、ダイエットに関するエセ科学的な何か、アトピーに関するエセ科学的な何か、効果が怪しい睡眠に関する何か、無料で手に入るようなプログラミングの情報が情弱向けに高額で売られる...数えればきりがない。
何かで悩んでいる人のその悩みにつけ込んで、全くデタラメなものを売りつける。そういう詐欺まがいの行為で儲かってそれが「勝ち組」か?
旧約聖書を信じている人たちは、昔から詐欺師のようなものは存在し「そういう悪になるな」と説いている。
そういう宗教に頼らずとも、まともな人間は倫理観というものを持っている。詐欺で儲けて「俺は勝ち組だ」なんて誇ってるのはサイコだけだろう。
かと思えば、詐欺行為でさえ「需要の促進だ」などと主張する輩もいる。公共のテレビでインチキサプリメントを売り出してる時点で、社会は狂っている。
健全な資本主義社会だったら、消費者が価格や品質を合理的に比較して、同じ料金の中で最も高品質のものを選ぶか、同じ品質でも価格が最も安いものを選ぶだろう。
だからまったく効果のない高額サプリメントなんて消費の対象にはならないはずだ。
ところが現実はどうか。消費者から「比較のための合理性」そのものを奪い、情弱を騙すことで成り立っているじゃねーか。何が勝ち組だ。
お前はアプリをインストールする時、レコメンドされた一番のやつから検討するだろ?それがすでに情弱として騙されてるんだが、最も合理的な人間は、同じ機能を持つアプリの中で無料かつ広告なしのものを選ぶ。そういうのがレコメンドされないのは、奴らの利益のほうが消費者の合理性よりも重要だからだ。
お前が本当に合理的だったら、カスタマイズ可能な無料のDNSサービスを使って不要なあらゆる広告の類をブロックするだろう。現実は、せいぜいアプリケーションレイヤーでadblock plusだのを使うぐらいの合理性しかお前は持っていない。いや、そういうadblockerすら使ってねーか?
俺が言いたいのは、つまりこういうことだ。負け組は善人、勝ち組はサイコ。
それは本当に事実だから、負け組(あるいは数々のエッセンシャルワーカーの類)を見下すことによって居心地の悪い社会を作るのをやめろ。
いや、詐欺で儲けることを「勝ち組」などと誇りとするぐらいのサイコだからこそ、エッセンシャルワーカーたちを見下すことができてしまうのだろう。
[追記]
一応言っとくが、俺が発言してるのはこの元増田としてだけなので、枝でコメントしてるのは俺ではない。以下はツッコミ。
勝ち組って、別に「人を騙してうまくやってる奴」って訳じゃないだろ。 真面目にやってる人の方が多いだろうが。 単に技術や能力に高付加価値があるってだけ。
真面目に価値のあるものを生み出して儲かっている同士については文句は言ってないよ。「必要のないものを売りつける連中」こいつらを勝ち組と呼ぶなって話。
貧困おじさんは、劣等コンプレックスとひがみで人格が崩壊しちゃってるからね 少しでも羽振りが良い人間を見ると、「ケッ、どうせずるいことやってるに違いない」と思い込んでしまうんだ
現実を見てみろよ。例えばGoogle広告は、ユーザーが技術に疎いとわかればアドウェアを平気で表示するからな。初期のGoogleには本当にクリエイティビティを感じたが、最近は収集した個人情報を使って人の弱みに付け込む詐欺手法をテクノロジーで自動化しているような印象しかないな。The Social Dilemmaってドキュメンタリーを見ればお前も意見が変わるかもしれない。
これは一理あると思った。俺が疑問なのは、必要なものが軽視されて、不要なものが重視される理由だな。
お前のようにキーキーと脊髄反射する馬鹿がいてくれるなら、「勝ち組はサイコ」って言った意義があったというものだ。
なんか「勝ち組」って単語1つにだけ反応してる読解力0が多くて面白いな。
労働市場ってのは結構多様で、労働価格を比較する程度の労働供給者(働く側)の合理性と、労働者の質を正確に判断できる労働需要者(雇う側)の合理性があればある程度市場はちゃんと機能すると俺は思うよ。
お前が言いたそうなこととは違うが、労働の価値よりはビジネスの価値を俺は疑ってる。
例えば「広告を使ったビジネス」的なものは消費者から合理性を奪ってるし、詐欺的だし、社会が悪化してる側面もあるだろう。(もちろんそうじゃない側面もある)
お前みたいに「医者が給料もらえてズルい!」とか俺は思ってねーしな。
正論。個人的には、価格.comは資本主義のあるべき姿だと思うし、ああいうビジネスがもっと評価されるべきと思ってる。要は、消費者の合理性を支える類のビジネス。
たぶん「消費者が合理的になったら困る連中」をまとめて「詐欺師」と呼んでも大して間違いではないと思ってる。
何でこれがわからんの?
ねずみ講って言うんやで、これ
ホンマ、ふざけてるよな
サブプライムローンの話をしてるなら、確かに詐欺的な側面はあるかもしれないな。
ただ「すべての投資が悪い」ということにはならないので、何らかの金融商品が実際にどういう効果を生むのかよく分析したほうが良い。
ネズミ講おじさんがよくわからん理屈を出したせいで、何言ってんだレスばっかりがついて
結局ネズミ講おじさんが言いたかった格差の拡大という問題についてはネズミ講おじさん含め誰も真っ当なことが言えないっていうの
それを言うなら、元増田の俺が「消費者が合理的に取引できることが重要、その合理性を奪うのは詐欺的」「エッセンシャルワーカーの存在を尊重せよ」って話をしてんのに、いつから「格差の拡大」「ネズミ講」の議論に?
2000年: DSM-Ⅳで診断基準が緩くなり発達障害ブームが起きる。ADDの概念によって見過ごされやすい目立たないタイプもいると理解されるようになる
2004年: 発達障害支援法が出来て発達障害支援職ブームが起きる。補助金詐欺、過剰診断が指摘されるようになる
2007年: 乱用が問題視されていた医療用覚せい剤(リタリン)の新型(コンサータ)が日本で認可されるも、診断と処方を求める者の増加は続く
自殺した彼は2000年生まれで、ADHD診断が降りたのは18歳(2018年)。
すなわち発達障害ブームの真っ只中、スクールカウンセラー・発達障害児の支援職・放課後デイサービスの担当者・大人の当事者らが血眼にして「発達障害の疑い」をかけまくっていた時代に子供時代を過ごしている。
かつての診断基準は幼児期から症状が出ていることが発達障害(=先天性で治らない)の条件だった
しかし2013年に思春期以降から症状が出始めることに基準が変わったので
養育環境/生活習慣の問題、思春期の情緒不安定など後天的で治りうるものも発達障害と呼ぶ。
彼の脳には自殺に値する先天性で治らない障害があったのだろうか??
滝川一廣「診断とは何かということです。医師が風邪と診断するのは、自然科学です。疾患が起きている体の場所、起きる仕組み、病気の原因が共通しているとき、同じ種類の病気だと診断できる。しかし精神障害は、外から見たその子の行動の特徴を分類し、引き出しに入れることにすぎません。自閉症の引き出しに入る、あるいは知的障害の引き出しに入ると。精神障害の診断は医学的診断ではありません。社会的判断です。」
気温が下がりエアコンなしでも快適に過ごせる朝夕の時間帯に、近所から男性の裏声で会話する声が聞こえてくる
夏の暑い盛りや冬の凍えるような日には窓ガラスによって遮断されていた声が、この時期の心地よい風を入れてくれる網戸を通り抜けて聞こえるのだろう
まるで男性が考える女性のような上目遣いな声と内容と抑揚は、女性になりたい男性、過去の表現でいうところの「オカマ」な風合いを醸していて、聞き苦しい上に率直に気持ちが悪い
誰かと会話をしているような内容なのだが、聞こえてくるのは近所付き合いを拒絶するアラフォー男性が一人で暮らす部屋からで、彼の風体を知っていることもあり、気色の悪さに拍車がかかる
もしかすると何かしらの配信サービスで生配信をしているのかもしれない
そうなると、ボイチェンなどで声を加工していたりするのだろう
そして、正体を知らない画面越しの誰かは、声や会話と画面に表示されるイラストなどから可愛らしい女性を想像し、少なくない金銭を投じているかもしれない
と、書いている時に「今日はもう眠くなっちゃったぁー!次はまた火曜日か水曜日かなぁ?それじゃあみんなバイバーイ!」という裏声が聞こえ、代わりに秋の虫の声が響き始めた
姿形を想像力で補って、都合のよい偶像を生み出して、月曜日の仕事への活力へしている人もいるだろうが、ひどく手荒い詐欺を見ているようで、さらに嫌悪感が募る日々だ
YouTubeの詐欺サムネのようなタイトルになってしまったので先述しておくが、
決して読者にCBDを勧めるものではないし、むしろ警戒を促すものである。
了承の上、お読みいただきたい。
私は、おそらく多くの皆さんがそうであるように、一社会人としてストレスフルな人生を送っている。
ご存知ない方のために説明すると、CBDは大麻のうちヘンプという種類のものから得られるリラックス成分である。
マリファナから得られるTHCのような幻覚・陶酔作用を引き起こす成分とは異なるため、法的にも問題なく、最近色んなところで流行っている。
CBD入りのグミやらオイルやらキャンディやらは、ドンキにでも行けば買うことができる。
私は仕事で溜まったストレスを解消したり、リラックスするために、数年前からCBDの電子タバコに手を出すようになった。
元々喫煙者ではないが、CBDリキッドにはニコチン・タールが含まれず、体への害や中毒性が少ないということから、気軽に吸い始めた。
しかしながら正直な感想としては、「効果を特に感じられない」というものだった。
少し胃腸がよく動いている気はするものの、リラックスできている感覚も特になく、ただ少し美味しい蒸気を吸っている感覚。
これならVAPEでいい。
世の中に数多あるCBDの中には自分が満足できるものもあるのではないかと考え、色々なCBDリキッドを試していった。
安全と謳われているといえど大麻には違いない、という不安はなかった。
アメリカにいる友人は仲間とマリファナ・パーティをしているし、大麻所持で逮捕されたあのラッパーの脳は高速で韻を繰り出していた。
私は捕まりたくないのでやるつもりはないが、大麻は解禁しても良い派だった。
さて、数日前、Amazonで新しく仕入れたCBDリキッドを試すことにした。
だいぶチルできるとのレビューがあり、配送当日はずっとわくわくしていた。
家に届いたものを早速吸うと、なるほど強烈な何かがあるわけではないが、確かにリラックスできる気がする。
普段は、どんなにぼーっとしようとしても、悩みだったり自己嫌悪だったり失敗の記憶なんかが絶対に頭に上ってきてしまう。
酒で気持ちよくなれない体質の私にとって、これは革命的だった。
なるほど、余計なことは考えなくて済むが、頭が働かないわけではないからゲームは勝てる。これがCBD本来の力か。そう思っていた。
1,2時間ほど経てばぼーっとする感じも収まり、「デパスに似た感覚だな」と思った。
少しリラックスしながら仕事ができるだけで、特に問題があるとは思わなかった。
5口ほど吸っていたあたりで、血流に影響が出たのだろうか、鼻の詰まりを感じた。
通常、鼻が詰まるときは片方ずつ鼻弁が閉じて交互に空気が通らなくなると思う。このときは両方の鼻弁が閉じていた。
口呼吸を余儀なくされ、一抹の不安がよぎる。あれ、これ本当にCBDだけが入ったリキッドなんだろうか。
更に何口か吸っていると、ぼーっとしようとしていなくてもぼーっとしてしまうようになる。
人と会話していても、自分が理路整然と話せているという自信がなくなる。
あれ、今私何を言っていたっけ。正しい日本語を話せていたっけ。
このあたりで、もしかしたらTHCが入っている製品かもしれないと感じた。
Amazonで買ったからといって、全てが正しい認可を受けている保証はない。
大麻反対派ではないなりに、法に触れてしまうことや仕事に支障をきたしてしまうことが怖くなり、リキッド部分をゴミ箱に捨てた。
三日目。
リキッドはゴミ箱に捨てたはずなのに、なぜ三日目があるのかと思うかもしれない。
この日は、仕事で重要な面談があり、メンタルにダメージを負っていた。夜2時になっても全く寝付けず、ここで思い出す。
寝る前くらいは、あのリキッドを吸ってもいいかもしれないな。今なら仕事に支障をきたすということもないし。
やばいことをしているという自覚はありつつも、ゴミ箱からリキッドを救出し、口に咥える。
夜更かししていた友人と通話をつなぎ、スパスパとリキッドを吸い始める。
20口?30口?覚えていないが、今までにない量を吸ったと思う。
あれ、案の定そんなに違和感はないな。会話も普通にできるし、YouTube動画もちゃんと理解できる。
安心しつつ、主目的は寝ることだったので、友人と話しながら目を閉じる。
そこで気づく。目を開けて何かを見ている分にはシラフと変わらないが、目を閉じると不思議な感覚に襲われる。
人間、暗闇でじっと目を閉じていると、まぶらの裏に様々な色がぐるぐると回っているように感じることがあるだろう。
これは眼閃と呼ばれ、当然ながら正常なものだ。
しかしながら、リキッドをキメていた私は、そのランダムな眼閃が像として解釈され、次々に移り変わるカオスなアニメーションのようになるのを見た。
ゲシュタルト心理学によれば、我々はランダムなパターンから像を見出す傾向がある。
点が3つあれば顔のように見えてしまう「シミュラクラ現象」はその代表的なものの一つだろう。
心霊写真の多くもおそらくはその類だが、冷静に頭で判断することで、それが実際には像ではなくただの模様であることに気付けたりする。
一方でリキッドをキメていた私には、それがしっかりと意味を持ったなにかとしてはっきりと見えた。
例えばカモシカが群を成して踊っていると思えば、それらが一つに集まって大きなりんごとなる。りんごは次第に虚空へと吸い込まれていき、蓮コラのような見た目のドーナツが残る。
目を開ければ、自宅の天井やテーブルは何事もなくそこにある。この現象は目を閉じた時にだけ発生するのだ。
友人との会話は途切れ途切れながらも続けていたが、だんだんと自分が何を言っているのかわからなくなっていることに気付いた。
3秒前に自分が何を言ったかの記憶がないのだ。今、何の話をしていたのかが思い出せなくなるのだ。
また、シラフの人間でも言い間違いをすることはあるが、多くの場合それに気付いて言い直したりするだろう。
しかしながら3秒前の記憶を呼び起こせない状態では、言い間違いはそのままスルーされていってしまう。
吸引を終えてから30分ほど経ってから急激に変質化する意識に危機感を覚え、友人に「ろれつがまわられなくなっててきた」のようなことを言って通話を切った。
通話を切った後、強烈な喉の乾きと軽い吐き気を覚え、飲み物を取りに行った。
足元がおぼつかない状態で戻ってくる最中。体が激しく震えていることに気付いた。
ガタガタガタ。ガタガタガタ。ベッドに戻っても震えは止まらないばかりか、ひどくなっていく。
主観としては震度4の地震が来ているんじゃないかと感じるレベル。情事に興じているのかという勢いでベッドが揺れる。
もっとも、これは私の主観なので、もしかしたら全て幻覚のようなものだったのかもしれないが。
少し待っていたら震えは収まってきたので、記録に残そうとしてiPhoneのボイスメモを開き、「何だったんだ今の震えは」と言ってみた。
すると、また体がガタガタと激しく震え出す。言葉を話そうと腹に力を入れたのがトリガーなのか、はたまた自分の声を聴いたことが原因なのか。
普段より明らかに低音が響く聞き慣れない声を発し、数秒前の記憶が削除される状態の中でも、翌日の自分のためにボイスメモを記録した。
「分かったんだよ。ハッパが酒とかと比べてやばいってのは、何が違うかっていうと、脳の芯が痺れるんだよ。
数秒前自分が何をやっていたか、何を考えていたのかが全く思い出せなくなる。
(中略)
…何を言おうとしていたか忘れた。こういうことが起きる。
(中略)
結論としてはハッパは本当にやっちゃいけません。
記憶とか自分が考えていること、論理みたいなものが変な映像みたいなのが入ってきて全部かき消される。
確かに余計なことを考えなくていいということで心カラダ休まるんだけど、これは確かに依存性があるな」
……文字起こしをしていて思い出したのだが、キメている間は論理的なことを考えられなくなるのだ。
例えば、「東京から仙台に車で行くにはどういうルートがいいんだっけ」と考えようものなら、
日本地図がぐにゃりと歪み、骨付き肉のステーキに早変わりする。それは大勢のピエロによってむしり取られ、恐竜が押し寄せる。
イメージとしては「思考より先に、絵の連想ゲームが始まってしまう」という形だ。
このボイスメモを録りながら私は、震える体を抑えてリキッドを捨てた。今度は確実に、掘り出せないように。
目が覚めた後の私は、酩酊中の私の「起きたら全部忘れていて、リキッドへの恐怖感もなくなっているのではないか」という懸念とは裏腹に、ほとんどのことを覚えていた。
そしてこのカンナビスへの危機感を持って、今この文章を書いている。
きっとあのリキッドにはTHCが含まれていたのだろう。もしかしたら、混入とかではなくそっちが主眼で、何らかの抜け道によってAmazonに出品できていたのかもしれない。
CBD関連商品や電子タバコにはもう手を出すつもりはないし、大麻合法化の動きにも今後は賛同したくない。
思考が破壊されていく体験はまさしく恐怖だったし、あと一度でも吸えばきっと私は依存症になっていたと思う。
二日酔いのような感覚だが、この文章も理路整然と書けているものか正直自信がない。
大麻推進派の人間が、偶然(accidentally)THCを体験したことで大麻反対派になるというのは珍しいケースかもしれない。
まあ詐欺みたいなもんだよな。