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はてなキーワード: つぶやくとは

2023-09-28

統合失調症妄想を治した方法

俺は統合失調症で、集団ストーカーとか信じたことがあるんだけど、妄想を治すことに成功した

妄想の内容は「集団自分に関連する行動をしてくる」という感じなんだが、

例えばテレビ自分のことを言っているように聞こえたり、電車内で自分悪口を言っているような気がしたりする

電車内では一定確率で、友人と会話する人間が「キモい」とか「馬鹿」といったネガティブワードつぶやくのだが、これが自分に対して発せられたように感じる

で、肝心なのが、どうやって妄想対処するようになったか

「俺の意識がまず存在し、周囲の万物は俺という存在が都合よく解釈したダニみたいなものに過ぎない

宇宙無限パワーはあまりにも強大なので、俺という存在に縮小し、限界が設定されている

その限界に基づくと、周囲の万物を正確にコントロールすることはできない

から限界によって、無益解釈を生み出してしま

それは解釈問題であり、他者の悪意の問題ではない」

と別の妄想を作り出して対処した。シュレーディンガーの俺というわけだ。

そういうわけで可愛いダニの皆さん、俺の体液という養分を吸って元気に過ごしてね

2023-09-26

(追記)インターネットが変わったか結婚した

インターネットが大好きだった。現在アラサーだけど小学校低学年の頃からネットに入り浸ってた。

人付き合いが苦手でリアルでは周りに合わせてニコニコしてるだけ、家に帰ってきたら疲れすぎて寝ちゃうみたいな私にとってはネット天国だった。好きな人とだけ好きな話が好きなだけできるし、ニコニコ動画で「www」って書き込むだけだけどなんだかみんなで仲良く楽しんでる感じがして楽しかった。こう書くと笑われるだろうけど。

大学生になっても社会人になってもネットSNSに入り浸り続けてたけど、コロナあたりから何かが変わった気がする。

うまく言えないけど、ネットが変わってしまった。

「それ匿名掲示板でも叩かれるんじゃないか」と私でも引くレベル暴言悪口冷笑普通の人が普通つぶやくのが増えた気がするし

いわゆる「釣り耐性」がない人が、アフィカス政治的扇動に釣られまくって踊らされている。

特に前者は深刻だと思う。

昔のネット悪口酷かったけど、それはあくま2chの中の話だった。今や2chのノリが全ネットに広がり、リアルにまで広がってる感じがある。それに悪気なくまたは意図的デマを広げる人が組み合わさってもうどうしようもない感じになってる。陰湿さが段違い。

私が好きだったネットが無くなってしまたことに絶望して、とりあえず婚活することにした。

リアルが辛いかネットに救いを求めてた私がネットが辛いかリアルに救いを求める日が来るとは思わなかった。ネットにいられなくなって誰とも話せなくなることを恐れて、リアルの繋がりを求め始めた。

先日無事婚約して同棲を始めた。夫は別にハイスペとかではなく平凡な人だけど人への思いやりがある最高の人で、おはようおやすみを言い合えて安心できる相手がいるのはなんて幸せことなんだろう。

さらに、なんと陰キャの私が習い事に行ったりマッチングアプリを使って同性の友達をたくさん作って遊ぶなんてするようになった。

リアルの繋がりをたくさん作ってみてわかったのは、今はネットにいるよりリアルにいるほうが楽だということ。少なくとも私にとっては。

ネットに疲れちゃった人はリアルでの交流を増やすことを強くおすすめしたい。真面目に。

(追記)

何の追記って感じだけど、そういえばX(Twitter)でもわりと治安が保たれてる場所があったなあと思い出した。

婚活前にダイエットするためにダイエット用のアカウント作ったんだけど、みんな同じ目的があって同じしんどい思いしながら運動やら食事制限やらしてるからか思いやりのあるすごいあたたか空間になってた。

もちろん中にはエアリプ悪口言ったりする人もいるっちゃいたけどほんとに少数だった。

誰ががいい感じのごはん作ったらおいしそー!自炊頑張ってて偉すぎる!みたいにみんな言うし誰かが痩せたらみんな素直におめでとう!素敵だー!みたいな感じで。

身体や顔の一部を晒してる人が多いか匿名性が薄くてリアルの繋がりに似てる、体重とかライフスタイルとかもさらけ出すっていうリアル友達にも話さなレベルの話してるから親近感が湧くのかもしれない。

ダイエットアカウントとボディメイクアカウントがなぜか交流しがちで、ゴリゴリマッチョフォローされがちで

バカにしたいのか…?と警戒してたけど、めちゃくちゃ性格良い人ばっかりで眩しかったりも。

もうアカウント消したけどLINE交換してリアル友達になった人がたくさんいる。ついこないだも蒸し野菜ランチ食べた後散歩してきた。

あと、10年前くらいからそうじゃない?っていうのはそう。

ただ、ここ数年で特にX(Twitter)やtiktokYouTube治安は驚くほど悪化したと思う。デマ過激発言炎上させる→アフィの流れが分からなくて作られた炎上に踊らされてる人が大量にいてあちらこちらで常に火事が起こってる感じ。

というかアフィとは何かすら知らないレベルの人もいるし、ネットを触るべきではない知能レベルの人たちがうまいこと利用されてるのがとても嫌だ。怒りは貧しいものに許された唯一の娯楽みたいなのがあったけど、それを見てるのがつらい。

あと、前は過激な人たちが自分過激だと自覚しながら暴れてたような気がするけど、今は過激な人が自分普通だし正義だみたいな感じでのさばってるのが見てられない。

便所の落書きが街中にそこらじゅうにあるみたいな…

2023-09-18

赤い彗星シャアとか絶対SNSエゴサするタイプだよな

ほんでつぶやくときはカッコつけるの

認めたくないものだな…

とか。

やなやつ

2023-09-16

阪神がアレしたので。セールに行きたかったなぁ🐈

久々にメーラーの溜まってるDM見直していたら

いつもそこそこきていた

mixiマイミクさんのつぶやき

ぱたりとやんでる。

なんかしたっけ?覚えがないので

ひょっとして連携?と思いつつも自分も長いことログインしてないので

不安になってしまった。

つぶやきTwitterは連動してて、

彼女らがTwitterつぶやく

mixiつぶやきのお知らせでわかるのですが

みんなまめにログインしているとき

つぶやきのほうにいろいろコメントをしたりやりとりがあって

逆にオープンな場であるTwitterのメインの彼女らのつぶやきには

特にコメントがついていないということがわりとあったのです。

予想通り。

今年の4月にTwitterつぶやき連携が終わっていて、

マイミクさんでログインしてるのって、

ゲームやってる子だけだった。

ちょっとほっこりしたよ。

連携機能って、意外といいものだったと思う。

おしらせメールきまくるので

ちょっと辟易していたけども

なんか、季節感があったりもして。

元のようにmixiつぶやきTwitter連携することって

もうないんだろうけれど

そういう形でもTwitterは愛されているのに

もったいない気がしました。

2023-09-11

恐ろしい夢を見た話

増田大学2年、女。

昨日の夜から今日の朝にかけて、恐ろしい夢を見た話がしたい。

どこにも吐き出せないからせめてここにだけ書き残させて。

夢の内容は

高校時代の友人と数年ぶりに会って現在自分生活高校生活を振り返りながら談笑する」という字面だけ見れば何ら恐ろしい要素は無い他愛のない夢だった。

その友人との関係性を加味しなければの話だが。

・・・

その友人はみらい(仮名)という名前だ。

元々面識はなかったが、高2の新学期コロナによる数ヶ月にわたる臨時休校狭間で行われたクラス替えで同じクラスになり自己紹介で私が「趣味読書で◯◯◯◯◯と◯◯◯◯が好きです」と言ったのがきっかけで仲良くなった。

自己紹介が終わって自由に席移動して気になる人と話していい時間になった時、私は元々友達が少ないためクラス内に友達がいないこと、そして他人に執着しない性格だったこともあり手持ちの本を読んでやり過ごそうとした。

すると、「ねえ、◯◯◯◯◯好きってホントわたしも好きなんだ〜」とみらいが話しかけてきた。

第一印象は「綺麗だな」だった。

二重まぶたに通った鼻筋、光を湛える黒目がちの瞳、細く白い腕、赤い唇。

どこをとっても絵に書いたような美少女だ。

◯◯◯◯◯は私達の世代が好んで読むような作家ではないので本物の読書家だということは問わずとも明らかだった。

その後時間の許す限り◯◯◯◯◯や他の好きなこと、部活などの話をした。

その日の下校の時にはどちらともなく先生の目を盗んで校内でスマホの電源をつけ、LINEを交換するほど意気投合していた。

その日から臨時休校で暇を持て余していたこともありほぼ毎日のようにLINEでいろいろな話をした。

初めて話したときからなんとなく感じていたが、みらいは私と思考パターンが似ていた。

そして学力もほぼ差が無かった。

得意な教科の話になったとき時、二人とも同じ教科を挙げた。

その教科は私が1年の間たった1度だけ1位を名も知らぬ誰かに明け渡してしまった教科だった。

まさかと思いながら「もしかして1位取ったことある?」と返信した。

すると、「もしかしてずっと1位だったの◯◯(増田の下の名前)だったの!?私、1回だけ1位取ったことあってその回以外はずっと2位だったの!」と返ってきた。

こんなことってあるのかと思った。

それと同時に彼女のは切磋琢磨しあえる良い関係になる予感がした。

臨時休校が明けて登校が始まると私達はさらに仲良くなった。

それとともに私の中には負の感情が巣食いはじめた

初めて遠隔ではない担任の授業を受け、二人で談笑しながら教室へ向かっていると、担任からしかけられた。

増田新川(みらいの苗字)(仮名)!お前ら1年の頃から同じクラスだったのか?」

担任にはそれぐらい仲がよく見えたのだろう。

「違いますよ〜!担任なら前のクラスぐらい把握しておくのが筋ってもんじゃないですか〜?」

とみらいが軽口を叩いているのを横目に見ながら私は内心嬉しくて堪らなかった。

こんな美少女と対等な友人関係を築けていることが他人の目から見ても明らかなこと、私はその事実歓喜した。

しかし、その数日後私は地獄を見た。

その日、授業が終わると担任ロッカーを整理しているみらいの所へ向かうのが見えた。

その数秒後、廊下から二人の笑い声が聴こえてきて、今度は私のもとに担任がやってきた。

その担任第一声が

「ごめん。新川増田だと勘違いして声かけちゃった。だってお前ら背丈といい雰囲気といいなんか似すぎなんだよ。」

だった。

信じられなかった。あの美少女を私だと見間違えるなんて。

だって私は重い一重まぶたで背も彼女ほど高くはない。

それなのに見間違えるなんて許せない、彼女の美に対する冒涜だとさえ感じた。

きっと委員会の連絡か何がだったとは思うが、担任のその後の言葉が頭に入ってこないほどの衝撃だった。

担任と会話したあとチャイムがなったので自分の席に戻るともう一度さっきのことについて思索を巡らした。

そこで私は気付いてしまった。

私がおかしいということに。

普通人間なら心の中で喜ぶべきことを私は赦されないことだと感じて、しかも怒りさえも感じた。

どう考えてもおかしい。

他人に執着しないはずの私が、彼女には彼女に対しては何故かこんなに心を掻き乱されている。

もう手遅れだった。

その頃にはもう彼女への、そして彼女の美に対する感情はもはや信仰の域に達していたことを、その時ようやくわからされた。

私とみらいはいつもそばに居た。

休み時間になると彼女の方から私の所へやってくるのが当たり前だった。

その美しさや性格から友達は多いが、その数多くの友達の中で私のことを選んでくれた。

それが私にとっては至上の喜びだった。

クラスメイトが

「みらいちゃんかわいい〜」と言うと

みらいは

「まぁね〜」と当たり前だとばかりに返答していた。

そんな彼女自己肯定感の高さがこの上なく好きで、でもそんな彼女が眩しかった。

だってはいつも彼女の影だったから。

彼女が他のクラスメイトの「かわいい」と言われる時、私はいつも息苦しかった。

私をかわいいと言ってくれる人はいいから。

当たり前だ。わかってる。私が彼女より醜い事は私自身が誰よりも知っている。

決して表には出さなかったが称賛を全てほしいままにしている彼女が横にいると気が滅入ることも多々あった。

それでも私は彼女と一緒にいた。

二人でいる時だけは、その美しい瞳に私以外は映らないから。

それから数カ月後、修学旅行が始まった。

もちろん全ての行動を共にした。

一日目は某県の某資料館へ2学年全員で向かった。

みらいも私も暗い場所は苦手なのでドキドキしながら入館した。

手が触れたのを契機に、どちらともなくお互いに指を絡めて相手の震えを感じながら暗い館内を歩いた。

私は手汗が出やすい体質なので1度手を解こうとしたが、

「怖いから話さないで」と小声で訴えられたので逆らえるわけもなく結局出口までそのまま向かった。

その次の日は班別活動で某県の某洋館へ向かった。

私がお土産を見繕っていると、みらいが

「ねえ、◯◯こういうの好きでしょ?」といきなり声をかけてきた。

彼女の指差す先には、色とりどりの硝子でできた美しいエジプト香水瓶(中は空)があった。

美しい曲線と精緻彫刻

まさに私の求めるもののものだった。

凄く綺麗……とつぶやく

「全部一点ものらしいよ!せっかくだからお揃いで買おうよ!」とみらいはもう買う気満々でその手の中には桜色の香水瓶が収まっていた。

私は彼女のそれとデザインの一部がよく似た空色香水瓶を選び二人でレジへ向かった。

その日の夜食ホテルレストランで食べた。

なかなか量が多く、少食気味なみらいは食べきることができるのかと心配になったのでそれとなく隣にいる彼女を見やるともう限界という顔をしていた。

すると彼女の方から

「これとこれ食べれる?」と言ってきたので有り難く拝借した。

それで終わると思いきや、デザートミニケーキの二種盛りがやってきた。

私はぺろりと平らげたが、彼女はどうしても最後の一つが食べられないようだった。

そして

「ごめん。これ食べれる?」と聞いてきた。

私はうんと言おうとしたが、

私の食器フォークはつい先程席を巡回しているホテルの方に回収されてしまったので食べる術がない。

手で食べるのははしたないしと逡巡していると

はい、あ〜ん」

と私の方に彼女フォークで刺したケーキ差し向けてきた。

同じテーブルの生徒の視線彼女の手と私の顔に集まり、恥ずかしさで頬に熱が走るのを感じた。

いつまでもこのままではいられないと思い、覚悟を決めて顔を近づけ、食べた。

修学旅行でそんなことが起こったため、その後の学校生活ではクラスメイトに彼女との仲をからかわれることも増えた。

「なんかみらいちゃん増田さんって二人だけの世界?っていうか独特な空気感あるよね〜」と言われたりなんかもした。

今まではそう感じたことは無かったがあの修学旅行を経ると確かにと思う自分も居た。

その関係に心地よさを感じる一方、今振り返ればどこか嫌悪感があった。

念のため言っておくと、私は普通の女だ。

小中学生の頃は普通男子と付き合っていたし、好きになるのはいつも男だった。

でも共学は嫌いだった。共学の女が嫌いだった。

あらぬ噂を立てて私と彼氏を引き離そうとする、そういう汚い女が大嫌いだった。

から高校女子校を選んだ。

中学時代仲の良かった先輩から

女子校は本当に生きやすい。男がいないとそういう争いとかもないし。」と聞いていたのもあり必死勉強して女子校入学した。

女子校は先輩の言う通り生きやす空間だった。

秘密の花園なんてのは空想だけれど、進学校だったこともあり皆自分が一番大切だから自然無駄な争いを避けるようになっていたから本当に生きやすかった。

彼女存在けが想定外だった。

今思い返すとというより当時から薄々感じていたが、みらいはボディータッチが多かった。

1日に少なくとも2回以上はハグしてくるし、堂々と人前で手は繋ぐし、とにかく距離感おかしい。

最初こそ戸惑っていた私も仲良くなるにつれて気にしなくなってきたものの、時折嫌悪感に近いものを感じることさえあった。

でも、やめてとは言えなかった。

だってそうされている時だけは自分特別だと感じられたから。

2年の3学期になって3年生0学期なんていう進学校あるあるワード教師の口から出始める中、彼女との関係が変わった(と増田勝手に思っている)出来事が起こった。

2学年最後模試だ。

その前の記述模試から国数英3教科に加えて理社科目が追加された。

その記述模試ではあの教科は二人仲良く同点だった。

最後模試マーク模試だった。

2年最後だしここで一つ頑張ってあの教科でみらいに勝ちたいと密かに思っていた。

毎晩負けまいと勉強して迎えた本番。

習っていない範囲もあったが自分勉強してカバーした分自身はあった。

3月、結果が出た。

私はその教科で全国一桁の順位を取った。

模試順位掲示されるので早速見ると、みらいは私のすぐ下の段にいた。

しか偏差値には20程の差があった。

私は勝ったと思う前に彼女の不調が気になった。

トイレに行っていたみらいがこちらに来て順位が張り出された紙を見ると

「やっぱり◯◯はすごいよ、」と一言言って自分の席に戻っていった。

その日は話しかけてもどこか上の空だった。

次の日、彼女は休んだ。

心配休み時間隠れてスマホを起動させ、LINEを開いてメッセージを送った

すると数分後

明日は行ける。心配かけてごめん。」と返ってきた。

こんな時まで謝ってくるのが彼女らしいなとその時は思った。

次の日予告通り彼女は帰ってきたが、いつものボディータッチは無いしなんだかひどく静かだった。

結局2年の終業式の日まで彼女はずっとそんな感じだった。

3年になるとクラスが離れた。

前はあんなに同じクラスがいいと思っていたのに、最近彼女の煮えきらない態度をあまり好ましく思っていなかったので実際の所は

嬉しさ7割悲しみ3割といったところだった。

しかしその思いはすぐ覆された。

一つがクラスメイトの私に対する反応だった。

2年の時みらいと私ともう一人のクラスメイトの3人でたまに会話することがあった。

3年に進級してそのクラスメイトとはまた同じクラスになったので声をかけると

素っ気無いそぶりですぐ別の友達の所へ向かっていった。

そこで私は気付いてしまった。

結局私は彼女が隣りにいなければ価値のない、何も特別なところなどない人間だと。

みらいとはクラスが2つ離れていたため頻繁には話すことは無かったが、たまに会話するとそれはそれは惨めな気持ちになった。

彼女友達が多い。

私にとっての彼女はたった一人の心を許せる友人だった。

けれど彼女にとっては大勢友達の中の一人でしか無いという事実に串刺しにされる気持ちだった。

から私は彼女抜きで特別になると決めた。

2月模試の結果が私の背を押してくれた。

私にはポテンシャルがあることを教えてくれた。

それだけに縋って、今までの人生でやったことのないぐらい死ぬ気で勉強した。

その成果は存外早く出て6月模試では早速学年1位に躍り出た。

この結果には教師陣も驚いたのか露骨におだててくるようになった。

それをあしらいながら只管勉強した。

7月、もう何ヶ月もLINEなんて送ってこなかったのにみらいから急に連絡が来た。

夏休み日中学校勉強するよね?

良かったらうちの部室くる?」という内容だった。

彼女美術部の期待の星で、大学も某美大を目指していた。

3年に入ってからは画塾にも通い始めたと聞いた。

彼女には夏休み特別に部室の一角占領する権利顧問からもらったらしい。

私はその誘いにあっさり乗った。

彼女と実質二人だけで過ごせる時間をみすみす手放す訳がなかった。

夏休み、みらいの部活の日はみらいの部室で、それ以外の学校開放日はひたすら教室図書館勉強をする日々が始まった。

部室ではみらいが自分の背丈ほどの大きさのキャンパスにひたすら油性絵の具を塗りたくっていた。

正直油性絵の具の匂いは苦手だったが、みらいと同じ空間にいる方が大切なので我慢した。

他愛のない話をしながら、彼女は絵を、私は過去問をそれぞれ仕上げていった。

そんな夏が終わると、また連絡を取る回数が減った。

それもそのはず、彼女は推薦と一般美大受験するため、画塾に通うだけでなく面接練習なども必要になったからだ。

私はただ勉強していった。

この頃には志望校偏差値を大幅に上回る成績を取れるようになってきた。

冬がやってきた。

去年のクリスマス彼女と一緒に過ごしたのに今年はひとりだ。

そんなことを思いながら夜食で出されたホールケーキの残りを頬張りながら勉強していると突然LINE電話がかかってきた。

みらいだ。

素早くスマホに手を伸ばし電話に出た。

「ねえ、受験終わったら卒業旅行行こうよ。

修学旅行でまわったとこ、また二人で全部回ろう」

みらいは電話越しにそう言った。

私が

「うん、絶対行こう。約束

と言うと

「うん。約束。」という言葉最後電話が切れた。

突然そんな提案をしてきたのには驚いたが、その約束は私を鼓舞した。

そして迎えた共通テスト

かつて無い手応えを感じた。

自己採点をするとこれまで取ったことのないほどの高得点だった。

私は私大1本だったか2月受験は終わった。

みらいは家の都合で国公立しか受けられないと言っていたか3月にならないと結果は出ない。

祈るような気持ち2月を過ごした。

3月の頭、卒業式があった。

式が終わってもみらいの元へ向かった

「◯◯、待ってた」

そう彼女は言った。

写真撮りたい」

そう言うと彼女は私にカメラを向けてきた。

自分顔面に自信が無い私はせっかくだから二人で映ろうよと言って彼女スマホを借りてツーショを撮った。

その後は卒アル落書きをし合って別れた。

案外あっさりした別れだった。

そのときはそれでいいと思っていた。

だって卒業旅行に行こうと彼女は言ったから。

その日、LINE彼女スマホで撮った写真が送られてきたのを最後彼女からLINEが送られてくることは無かった。

みらいは志望校合格したら連絡すると言っていた。

彼女志望校合格発表日が過ぎても連絡が来なかったので、私はある決意をした。

整形をする決意を。

幼い頃から親に「醜い顔で産んだから形代は出すよ。ただし、高校卒業したらね」と言われていた。

今こそその時だと思い、すぐカウンセリングの予約をし、施術プランと日程も決まった。

私の思い一重は施術とダウンタイムを経て左右差のない整った二重になった。

大学が始まってからもみらいから連絡が来ることは無かった。

私は私で上京したので新しい暮らしと新しい環境に慣れるので精一杯でみらいに連絡している時間もなかった。

二重になってから人生難易度体感20レペル下がった。

大学同級生とはすぐに仲良くなれた。

それこそみらいが高校時代同級生から言われていたように

かわいい」なんて言われるようにもなった。

高校時代までの私からしたら信じられないほど環境が変わった。

やっぱり美は正義だなと感じた。

前期は友達遊んだテストレポートと格闘している間に過ぎ去っていった

夏休みも終わりに差し掛かった頃、ふとみらいのことを思い出した。

そして私からLINEを送った。

時間後、数日後、数週間後。

待てども待てども返信が来ない。

それどころか未読無視をされている。

プロフィール画像などは変更されているかLINEを見ていない訳では無いだろうに。

つの間にか私は彼女LINE確認しなくなっていった。

しかし私は今でもふとした瞬間にかつての彼女を思い出してしまう。

例えば鏡で自分の顔を見るとき

いつだっただろうか。

私とみらいはあの時担任が言ったように本当に瓜二つだと初めて気付いたのは。

卒業式の後、送られてきた彼女と一緒に写った写真をまじまじと見てみると

私と彼女は鼻の高さ、形、口の大きさ、頭蓋の形が本当によく似ていた。

そう、違っていたのは目だけだった。

私が二重に整形したことで、私の目はぱっちりと開くようになり、彼女の瞳の形そのものになっていた。

今の私と彼女双子のようにそっくりなのだろう。

今の彼女はどんな顔をしているのだろう。きっと美しさが増しているだろう。

そんなことを、私は鏡で自分の顔を見ると考えてしまう。

・・・

今日見た夢は

みらいと数年越しに会って食事なんかしながら

近況や今までのこと、あの時はお互いをどう思っていたかについて話し合う夢だった。

美しいのは相変わらずだなぁなんて彼女を見つめていると、

「◯◯、整形したの?良いじゃん似合ってるよ」なんて言ってきた。

本当に彼女らしいなんて思っているとアラームの音で現実に引き戻された。

起きて夢かぁと思いながら十数ヶ月ぶりに彼女LINEを開いたがやはり既読はついていない。

午後、用事を済ませて家に帰って来ると既読がつくはずないのになんとなくまたみらいのLINEを開きたくなった。

その衝動のまま、トーク画面を開き、自分の送ったメッセージを目で追う

「みらい!最近どう?元気?」

見慣れたそのメッセージの上に目を向けると、そこにはそのメッセージを送った日付が表示されていた。

それを見て息を呑んだ。

そこに表示されていたのは

「1年前の今日の日付」だった。

こんなに都合のいいタイミングで夢に出てくるほど彼女の幻影をいつまでもいかけている自分が心底恐ろしい。

という話。

2023-09-03

君たちはどう生きるか、を夢の中で見た

今朝あまりに鮮明に夢に見たので残しておく

本物の方はあらすじさえ知らないが小さい頃はジブリで育った

第一

春と夏の間くらいの晴れた日

主人公(小6くらいの男児)は団地住みの友達の家に遊びに行く

その友達の家に行くのは初めてで部屋の番号が分からなかったため団地の一階で待ち合わせをした。

4階くらいの部屋に行くため、階段を上がり廊下をあるくと

家の台所小学校水道みたいな感じで廊下にあることに気づく。

「ここを共同で使うんだ」と友達に言われる。

一軒家に住む主人公にとってはとても珍しく見えた。

上にある棚には食器やグラスがみっちりおかれ、調味料も揃っていた。

物珍しさからその台所を見ていると、友達は彼の母親の車が帰ってくるのに気づく。

廊下から見えたためだ。

友達母親荷物を運ぶのを手伝いに階段を下っていく。

主人公はまだ台所を調べるのに夢中で、友達が降りていったのに気づかなかった。

よく見ると古本や絵筆など料理関係ないものも雑多に置かれていた。

主人公友達がいなくなっていたことに気づく。

彼の母親が帰ってきたことも知らない主人公友達を探しに団地の中をうろうろした。

ひとしきりうろうろして泣きそうになっていると

周りが木になっていることに気づく

団地自体が大きな木になってそこに団地の扉がついている

外を見ると下に雲、その下に街が見えた

団地の木だ」と主人公つぶやく

第二部

どうしたらいいのか分からなくなっていると後ろから声をかけられる

「何をしている?」

人間大人くらいの大きさの直立する猫のぬいぐるみが喋っていた

赤と茶のチェックの生地で目はボタンだった。

ことなく敵視されているような気がした

よく見るとぬいぐるみではなくぬいぐるみが手に持つ紅茶のポット(丸いビーカーに蓋がついているもの)が喋っていることに気づく

喋るたびに蓋が動き蒸気が立ち上っていた

友達を探してるんだ」

「ついてくるといい」

ぬいぐるみはそう言って階段を上へ登り続けたが

振り返って主人公がついてきているか確認するようなことはなかった

屋上につくと、破けたフェンスから橋がかかっているのが見えた

橋の先はより大きく高い木に繋がっていた

ぬいぐるみは振り返らずその橋を早足で渡りきってしまい見えなくなってしまった。

主人公は足がすくんで一歩も踏み出せずしゃがみこんでしまう。

もう日が沈むことに気づき涙が出そうになるが、こらえているとすぐ隣にさっきのぬいぐるみと同じ大きさの黒い猫がいることに気づく

「どうしたんだい」

友達を探しているんだ」

「この先で聞いてみるといい」

「怖いんだ」

「目をつぶってここに立ってみるだけでいい。やってみる?」

さっきのぬいぐるみより優しい口調になんとなく信頼できるような気がして、橋のスタート地点に目をつぶって立ってみる

主人公はなんとなく気になってこの猫に聞いてみることにした

「猫なの?」

「黒豹だよ。信じていい。目を開けないで」

そういって黒豹は主人公背中をすごい勢いで押して橋の上を走らせた。

彼の足があまりに早くて主人公は転ぶ隙もなく、ほとんど走っていないようなものだった。

橋を渡り切って息を戻しながら、団地の木よりもこっちの木が古く苔むしていることに気づく。

巨大な木の中心部に向かいながら黒豹となにか他愛もないことを話した。

中心の体育館くらいの大きさのホールに着いたが、黒豹は入ることができないらしく、ここまでだ、と言い残して去っていった。

ホールの中にはぬいぐるみがいたが、ポットを持っていないことに気づく。

ポットを持っていないがぬいぐるみは喋った。

「めずらしいことだ」

口調から先に会ったぬいぐるみとは別の年長の気配を感じ、別の者らしいと感じる

友達のことも気になったがまず疑問に思ったことが口から出てしま

「どこから喋っているの?」

ぬいぐるみ万歳をして上をみるような仕草をした。

つられて上を見ると大きな丸いく平べったいものが頭上にあるのが見えた

このホールが大きなポットだった

ここで起きてしまった

黒豹は服着てないバロンイメージで会話をもっとした気がするけど忘れた

続きが気になる

2023-08-29

いわゆるお金配り系アカウント課金マークあって、これどういうことだろって思ったらインプレッションで稼ぐってことなんだろうか?

少し有名で6か月30万くらいなら小遣い稼ぎにはなるのか?けど、継続するには証明がいるけどそれは貰った体で身内でつぶやくんか?

2023-08-28

anond:20230828184830

無いと言い切るのはさすがに乱暴だが

でもあれだな。

X(旧Twitter)でiPhone片手に「俺ら若者貧困だー」とつぶやいて

その直後に「アマゾンから新しいAirPods届いたーやっぱりアマプラ速い」とつぶやく様は

滑稽と言うべきか情けないと言うべきか。

2023-08-27

推しフォロバされた

推しはいくつか用途によってアカウントを使い分けていて、俺はそれを全てフォローしていたのだがそのうちの一つにフォロバされた。

基本的フォロバするスタイルアカウントなのだけど、なぜか四分の一くらいの比率フォロバしておらず、それが一体どういう理由なのかとかはよくわからない。

四分の三の確率フォローしてもらえたのはどういう意味なんだ!?

いや、何も意図はないのはわかってるんだよ。

でもなんかふとつぶやくときに「このアカウント推しフォローされてるんだよな…」と考えてしまう。

別に見られてまずいツイートとかは特にしてないのでいいんだ。

でもなんか…俺が腹が減ったとか仕事しんどいとかそういうことを呟いたとしてもしかしたら推しがそれを見ているのかもしれないと思うとなんかめちゃくちゃドキドキしてしまう。

なんだこれ…恋か…?

2023-08-19

人生ジャニファンになりそうだった。

情報が欲しくてTwitterInstagramを見漁ったら、自分より10以上年上の、世間で言う「おばさん」年齢の人たちが本気でおじさん構文の応援メッセージハッシュタグ付けて投稿しまくっててドン引きしてしまった。

自分芸能人ファンになった事がなかったから、あるよねーこう言う人ってくらいに思ってたけど

自分推している人に対して送られる無数の愛を綴ったおじさん構文と、おばさん構文(お世話になってますかわいい、バブい、これもう赤ちゃんじゃん等)にゾっとしてしまファンになり切れない。

気持ちが昂るとこうも自分客観的に見られないようになるのかと。相手からの反応が返ってこないとこうも自分勝手な解釈になってしまものかと。見てて恐ろしい。

10代、20代前半のファンは割と「結婚してくれ」とか「供給多くで死ぬ」とか、本当にぶつぶつつぶやく感じで相手に届ける気がないと言うか、好きなら黙って金や視聴率、視聴回数で推せと言う控えめな人が多い(少数のガチ勢同担拒否過激派リアコっぼい)

のだが、40代以降は丁寧な言葉遣いとおじさん構文、おばさん構文が一気に増える。じみにきっつつい。

日々の活力として見ていたかっただけだったのに...アイドルは闇だ...

2023-08-15

https://b.hatena.ne.jp/entry/4740783532628346575/comment/dlit

100文字で書けなかったので増田で返信。

例えばもともと「murmur(つぶやく)」という表現だったらXになっても変わらず使い続ける選択肢もあったはずで、twitterをやめてしまったらtweetをやめるのはかなり必然で…という話はたぶんid:dlitさんとも共有できてると思います

  • twittertweet(さえずる)という言葉に新しい意味をもたらしたのは、とても大きなことだったよね!

というのが、id:dlitさんもわたしも共有できるいちばん感情で、そのtweetという新しい意味が失われてしまうかもしれない・少なくともXとしては公式にやめてしまうのは、もったいないし、さみしいよね、というのが、記事の根幹ではないかと思いました。

なので、最初tweet(さえずる)という原義に触れるのが、自然な流れかなぁと思ったのです。(第三者余計なお世話じゃい!好きに書かせい!というような反応は、まったくその通りです)

あと、英語圏で新しい意味tweetという言葉が失われることと、日本語圏での「つぶやく」が失われることは、ちょっとレベルが違う印象もあります。なぜなら、先ほども書いたように、英語でのtweetは、まんまTwitterというサービス名と結びついてるからです。

あと少し脇道かもですが、私のブコメの後半からは、

みたいな思いが発展していきました。

とりとめもない気持ち文字起こししてしまいました。

野暮なツッコミをしてしまって申し訳なかったなぁと思っています

追記:

お返事いただきました→ https://dlit.hatenadiary.com/entry/2023/08/16/113723

電車スマホ見ながら「関根勤マジか…」ってつぶやくの楽しすぎワロタ

乗客一斉にスマホ見出して草

2023-08-05

風邪を引いた

少し前にTwitterをやめたので「風邪を引いた」とつぶやく先がなくて寂しい。

病気怪我のようなネガティブな話はインターネットに書いても良いことないよと友人は言う。正論だと思う。

でも風邪引いて心が弱ってて、でも48時間寝込んでもう睡眠お腹いっぱいで、でも生産的なことをするほどの元気はないとき、何をするのが正解なんだろう?

2023-07-30

Twitterで#岸田文雄に殺される みたいなタグつけてつぶやく時間で働いた方がいいと思ってしまうんだけど

彼らにとってはそうではないんだろうな

2023-07-26

中学1年終わる頃、「あいつ頭の良さバケモノから慶応筑駒も楽勝」

と大評判の勉強スターズが学年に7人ほどいたけど、

彼らの中で1番良い進路は例年東大現役合格が3~4人程度の県立高校だった(ちなみに自分もひっそりとここに進んだ)。

なお、私の学年で慶応高校受けた人らは全員不合格食らってた。

高校進学まもなく、

東大を目指してる同級生のあまりの多さに仰天した。

東大行きたい」と公言してる人は体感値で3割くらいいた記憶がある。

自分はというと、

共通テストで9割取って、さら二次試験英語国語地歴×2数学1A2Bを課される頭おかしいとこ目指すわけないだろ」

と震え上がっていたので最初から慶応第1志望だった。


結局、高校3年の夏頃にもなると東大目指す同級生は激減しており、

秋に開催される最後駿台東大実戦はうちの高校からはたったの20しか受験していなかった。


結果的に私の学年から現役東大は2人しか出なかった。

入学当初いた東大公言組はというと、

だいたいが早稲田(ほぼ教育社学文構たまに商や政経)か横浜国大か、あとなぜか明治に進学していた。

私は早稲田は全滅、慶応経済商落ちて文と法に受かり、バンザイして法へ進学した。



スポーツ世界で何年に一度か現れる"勉強もめちゃくちゃ出来るプロ注目選手"が、記者に乗せられてしまったのか「東大受験」を公言することがあるのだが、

それを見る度に私は「絶対無理だよ」と心の中でつぶやく

やはり彼らは東大にほぼ受からず私学に進学する(なぜか早慶落ちての立教が多い)。



中卒になる者も反社になる者もぜーんぶひっくるめた同世代バスケットのなかで、「バケモノみたいに頭がいい」と評される者たちでも、

実は適当に石投げれば当たるくらいありふれた学力しかなく、

そんな彼らの中の上澄みでも結局は上の下程度の学力しかない、

という現実を間近で目撃した私が疑問に思うのは……

「1年や2年ちゃん勉強すればそりゃ東大くらい受かるだろ」

って人間は一体どんな人間なの?

どうやったらそうなるの?

生えてくるの?

聞くところによると学年の東大現役合格率で30%以上叩き出す高校(我の代の母校は1%未満か……)なんかだと、生徒同士でこんな感じの価値観が共有されてるらしい。


身の回りにいそうだけど1人もおらず想像すらつかない人種なので、彼らの生態も謎だし、後天的に育成可能かどうかも分からないし、受験までに何をやって生きてきたのか気になる。

2023-07-25

anond:20230725140506

良い恋愛や、良いセックス経験すれば、誰でもオンナになるよ。

街へ出ろ、股を開け。


“おんなになあれ”鏡につぶやく

あなただけに 似合いの女(ヒト)になれ

信じてるけど どこか切なくて

今のままで いいような 悪いような

2023-07-11

セーフティネットとしての有害ホモ

知り合いの近況を人づてに知り、思うところあったので書いておく。

Twitterを通して知り合った、アラサーの男がいた。増田と同年代のこの男を、Aくんとしよう。

Aくんと知り合ったのは、の別の男性きっかけだった。この人をBさんとしよう。BさんはTwitter上で趣味の合う知り合いに声をかけ、しばしばオフ会をしている人だった。僕も声をかけてもらって、予定があえば参加していた。少ないときは3,4人、多いとき10人くらいの参加者がいただろうか。ファミレスカラオケなんかでだべって、普段はできない趣味の話ができるのでよい息抜きになっていた。

ある時、Bさんがこう相談してきた。知り合いでAくんというやつがいて、オフ会に呼ぼうか迷っている。かなり変わったやつで、言動が失礼と感じる人もいるかもしれないが、増田さんとは大学の専攻も近いようだし、話があうんじゃないかと思っている。次、限られた人数で会を催して、Aくんを呼んでもいいか、と。Bさんは仕事柄、学問にかかわることにアンテナをはっていて、しかしいつものオフ会メンバーでは学問的な話題にならないので、そういう雑談ができる場がほしいらしいのだ。増田オフ会によばれるようになったのも、そういう話ができそう......という期待からだったようだ。

AくんのTwitterをみてみると、しばしばネタツイートをしていて、そのなかには信じられない下品ものもあった。しばしば昭和天皇コラ画像をつくっては貼って大喜びしているようで、これがアラサー男性ツイートとは到底思えず、陰キャ大学生のノリをいまだに捨てきれていない感じが痛々しかった。しかし、Twitter上ではこうでも、さすがに実際に会ってこのノリでコミュニケーションをしてくることはないだろうと、呼んでも大丈夫ですよ、とBさんに軽々しく返事をしてしまった。これが大きな間違いだった。陰キャ大学生のノリを引きずる痛々しいアラサー男性がそこにいた。

Aくんは天皇いじりや反出生主義、そして女叩きをイケてるインテリギャグだと思っているようだが、増田はただ愛想笑いを返すしかなく、その愛想笑い肯定的な反応と勘違いしたAくんは益々不謹慎ギャグを連発した。ときたま真面目なトーンでBさんが話題をふって学問の話をしたりもしたが、Aくんは自分の専門分野以外のことでは自信満々に偏見に満ちた見解を連発する。端的にいってインターネット再放送しかできない人間だった。なぜおれはこいつの独演会に付き合わされているのだろうといたたまれなくなり、適当理由をつけてそそくさと中座した。

そういうわけでAくんの印象は最悪だったわけだが、Aくんにとって増田はBさんと同じく「気安く話せる仲間」として認識されてしまったようで、しばしばTwitter上で遊びに誘われるようになった。あの不愉快独演会に付き合わされてはたまらないので理由をつけて断っていたのだが、美術館企画展にいくことをツイートしたことでその美術館近くまで押しかけられ、不本意ながら食事をご一緒する羽目になったりしたこともあった。オフ会ならば人数がいるから多少ましだが、サシであうのはほんとうにつらい。よくBさんはこいつと二人で出かけたりできるものだと感心していた。

そんなこんなでAくんとつかず離れずの距離感をたもっていたが、Aくんに恋人ができて状況が大きくかわった。AくんはTwitter上である女性アカウントに熱心にリプライをおくっており、好意をよせていることはもろバレだったのだが、どうやらそれが実ったらしい。Aくんは昭和天皇コラ画像を連投するかわりに、恋人と仲睦まじく過ごす様子を逐一Twitterで報告するようになった。恋人はAくんの趣味にも理解があるのだと誇らしげにツイートしていた。

Aくんはそれを祝福してほしいのだろうな、と思った。Bさんや増田のような「気安く話せる仲間」たちに。でもそうする気には到底なれなかった。それが非モテである増田やBさん、オフ会参加者たちへの自慢のようにみえたから。「オタクくんたちもはやくライフステージすすめないとw 恋人なんてすぐできますよw」とつぶやくAくんは、言葉と裏腹にお前らにはぜったい彼女できないだろwと嘲笑しているように思えた。

あれだけ女叩きをしていたのに、虫がよすぎないか?内心そう思っていたが、それをつぶやいたりはしなかった。しかしBさんはちがった。「あんないかれたやつにも恋人ができるのか」「あんだけ女叩きしといて彼女できたら去勢されちまったなw」「反出生主義をうたってた男がせっせと生殖活動とはねえ」と、名指しはしないながらも明らかにAくんのことを指しているとわかる様子で罵倒していた。Bさん、あんたもAくんのこといかれてると思ってたのかよ......と驚いたのだが、それはそれとしてBさんの気持ちはよくわかった。

これにAくんは激怒した。いかれたやつとはなんだ!おれはお前らのように女叩きはしていない!(嘘だろ......と増田は思った)恋人いるからといって生殖するとは限らないだろ!女叩きで連帯しているお前らのような有害ホモ集団とは金輪際縁を切る!と激烈なツイートを連発し、Bさんを謝罪させた後、ブロックした。「有害ホモ集団」との縁切り宣言はまもなく実行にうつされ、増田を含むBさん主宰オフ会参加者は一様にブロックされた。これでAくんと増田の縁は切れ、平穏な日々が戻ってきた。その直後に新型コロナ流行がはじまって、Bさんのオフ会自体も開催されなくなってしまった。

そしてつい最近。Aくんが大変なことになっているらしい、とオフ会メンバーから聞き、久しぶりにAくんのアカウントをのぞいてみた。Aくんの身におこったことは、増田想像はるかにこえていた。なんと、あれほど仲睦まじかった恋人Twitter上でDV告発され、それを名誉毀損で訴えるのだと息巻いていたのだ。しかも、Aくんと恋人あいだには息子がいるらしい。あの、反出生主義こそが正しいのだと息巻いていたAくんに、子供......。子供恋人に渡したくないAくんは、実家の両親とともに子供を育てる気でいるらしい。Aくんはかつては実家暮らしで、しばしば自身の両親の毒親ぶりをおもしろおかしく語っていた。恋人ができて、ようやく毒親から救ってくれる人が現れたと喜んでいた。そのAくんが恋人破局し、結局両親にすがるのか......。

恋人ができたときもそうだったが、Aくんには首尾一貫した考えというのがそもそもなく、そのときどきで都合よく自己認識を変える癖があるのだろう。

さすがにここまでの経緯が気になって、ツイログで遡ってAくんの足跡をおってみた。この三年半あまり、Aくんにはいろんなことがあったらしい。増田たちをブロックしてまもなく、恋人妊娠したようだ。その後、新卒からつとめていた企業から大企業転職し、年収が一千万を超える!これで嫁さんと子供を養える!と大喜びしていた。おれを叩いていた有害ホモ集団諸君年収千万越えてるかな?と、そのツイートをみてもいない増田たちをあおって鼻息荒い様子だったが、数か月後、どうも雰囲気がかわってきた。成果物クオリティが低く、上司に叱責された。在宅勤務でのさぼりを疑われ、強制出社を命じられてしまった。そして、試用期間が終わって、どうやら解雇されそうだ......。Aくんはあまりにも赤裸々に、身辺の状況をつぶやいていたようだ。そしていまは、アルバイトをしてどうにか糊口をしのいでいるらしい。パートナーへのDVが事実かどうかは定かではないが、もしほんとうだとするならこの経済的不安定な状況が原因なのかもしれない。

そして恋人から解放され息子を両親に預けたAくんは、自分趣味に没頭しているようだった。これがほんとうのおれだったんだ!といわんばかりに。

もしAくんに恋人ができず、「有害ホモ集団」とずーっとつるんでいたらどうなっただろうか。増田はしばしば不快な思いをしただろうが、それでも不幸な子供がひとり生まれしまうことはなかったはずだ。祖父母に育てられること自体が必ずしも不幸とは思わない。でも、一方がDVをインターネット上で告発し、一方がそれを名誉毀損だと訴える両親のもとに生まれしまたことは、幸福なことだとはいえないと思う。反出生主義はただしかった。少なくともAくんにとっては。

有害ホモソーシャル集団は、Aくんを、いやその子供を救うセーフティーネットになれただろうか。増田たち非モテの男たちは、子供を救うライ麦畑捕手になれただろうか。それはわからない。Aくんは不愉快で、救いようのないやつだ。でも、その子供には、どうにか幸福な道が、祝福された道があってほしいと願う。

2023-07-08

anond:20230707163955

オレのスペック→某家電量販店店員

いつも通り仕事をしてると、2~3才ぐらいの女の子が店の出入り口から外へ飛び出していった。親らしい人が居ない。

すると、いつも涼みにだけくるキモオタ(不信人物として巡回警察にも注意してもらっている)が駐輪場チャリをとめて現れた。

キモオタは不気味な笑みをうかべながら女の子をじろじろ見ていた。

(やべえあい誘拐するつもりなんじゃ・・・・)

しかキモオタが店に入ってきたから、いつも通り「いらっしゃいませー」といった。ヤツはオレのソ○トバ○クの服を嘗め回すように見ると無視して、奥の同僚の女の子の方に詰め寄っていくとしゃべりだした。

キモオタ「すすすすい・・・ません・・・。今、穴から2・3才の女の子・・・デュフフ・・・・」

同僚「ひぃ・・・・!」

するとキモオタは一瞬考えたそぶりをした後、急にダッシュで外へ出た。同僚は気の弱い子だったが、何を思ったか後を追っかけたので、オレも一緒に外に出た。

キモオタ「デュフ・・・デュフ・・・グフグフグフ・・・てててんんないホーケー・・・・」

オレ「そこでおとなしくしてなさい!!」

店内から慌てた感じで女の子母親がでてきた。店の外に出てキョロキョロするとキモオタをみつけてギョッとしたが、キモオタに話しかけられた。

キモオタ「2・3才・・・ハァハァ・・・・・女の子・・・・デュフ・・・デュフフ・・・・」

母親・・・!?

明らかな嫌悪感をしめした後、無視して子供をさがす母親

キモオタ自転車に乗ろうとしていた。

ふと片側2車線の道路を挟んだ反対側を見ると、女の子歩道に居た。

キモオタ自転車を捨てるとダッシュ歩道橋で反対側に行き、おもむろに女の子に抱き着いた!!!

キモオタ「〇▲☆・・・グフ・・・グフ・・・」 キモオタは抱き着きながら満面の笑みとともに何かをつぶやいていた。

女の子は非常に怯えた感じで嫌がって振りほどこうとしていた。オレらは警察を呼ぶか助けに行くか迷ったが、キモオタ凶器を持っている可能性を考えると近づけなかった。

そうこうするうちに、キモオタ女の子を抱きかかえながら歩道橋を渡って店の方に戻ってきた。

そして母親をみつけるとおもむろに懐に手を入れて何かをだしたように見えたので、皆に緊張が走った。と思ったらオレらの方に手を振ってきた。

キモオタはなんかよろよろしていたが、女の子が泣いて暴れだしたのに耐えかねたのか、歩道から女の子が走って逃げてきて、母親に泣いて抱き着いた。

オレ「あぶなく連れ去られるとこでしたね、マジでヤバかったです」

母親ありがとうございます・・・ありがとうございます暑いのに」

というと、母親キモオタを鬼の形相で睨みつけた。

「お前ら・・・デュフ・・・ってんな細・・・・。言っとけよ・・・言っとけよ・・・・フフフフ・・・・」

キモオタはわけのわからないことをつぶやくと去っていった。

終わり

これを読むような人は気を付けているだろうけど、保護者は気を付けような

2023-07-05

anond:20230705141310

"深く美しきアジア MAGICAL SUPER ASIA"

イケメン金正恩が伸びすぎた福耳を毎朝剃り落として「う~ん爽快」とつぶやく漫画

絵が超美麗。特に表紙などの一枚絵が素晴らしいので画面の大きい端末で読みたいところ。

2023-07-02

初めて書き込みますこんにちは

中学3年生の私のように、グロテスクものを見ている堕落した人、他にはいますか?笑

今日クラスでの話は、流行りの曲がかっこいいとか、あの服が欲しいとかです。

まあ、それが普通ですよね。

一方、私はデジタル荒野死体を見てつぶやくんです。

それが現実世界。狂ってる?それ、褒め言葉ですよ。

好きな音楽Eminemです。

尊敬する人はアドルフ・ヒトラー虐殺行為ダメです)。

冗談言ってる間に4時ですよ(笑)。ああ、義務教育のつらいところですね、これ。

かぁーーーっっ!!こんな孫悟空は嫌だ!!

かめはめ波を打つ時、

まるで歌手が歌い飽きてる唯一のヒットソングライブTVで、

わざとファンが望んでいないようなイントネーションで歌う、

みたいな感じのノリで

 

「きゃめはめはっ」

 

と、ささやくようにつぶやく孫悟空

そしてイントネーションキャメラを止めるなのイントネーション

もう、かめはめ波と叫ぶごとに飽き飽きしている孫悟空

そんな孫悟空は嫌だ。

2023-06-29

anond:20230628114724

エアプ?

あい職場にAVバレしたの、自分でわざわざつぶやくんだよ、何年にもわたって、何回も。

自分が18歳未満が触れることを禁じられている趣味副業に関わっていると自覚した上で、

チラチラとsnsでバレてほしいとしか思えない(AV名・職場バレをネタにする・全身写真ヘッダー・顔アイコン言動を抑えられない人間自分の子供に何かを教育するの、普通にいやだろ。

ちゃんと双方が混ざらないように配慮して上手にやってるような人のほうがたくさんいるし、その人達にとってはい迷惑

職業が叩かれてるんじゃなくて、こいつの承認欲求のために子供を託す親の心を踏みにじる個人的言動を叩かれてるんだよ

2023-06-22

ずっと真夜中でいいのに。のこと

ずっと真夜中でいいのに。通称ずとまよを聞き始めてから1年半ぐらい経った。

この1年半ずとまよしか聞いていない。

ずとまよはそれなりに人気があるけど、知名度は無い。

俺も全く知らなかった。

YOUTUBEで8億5683万5924回再生されているのに、40代以上の知名度は1%くらいなんじゃないかと思う。

知名度は無い、顔も出してない、テレビは出ない(NHKには1回出た、あとはたまに目覚ましでライブがチラ見するぐらい)でも人気はある。

声と曲と歌詞がめちゃくちゃいいのだ。

ミュージックビデオはすべてアニメになってて、だいたいかわいい女の子が出てきてなにかと戦ってる。

女の子にらちゃん。曲ごとに顔も形もちがうけどニラちゃんていうことになってる。

ニラちゃんかわいいポップアップストアがあったけど、にらちゃんグッズだけまま売り切れてる。

アラフィフの俺の部屋にもにらちゃんが溢れてる。

ライブもいい。顔は出さないけどライブはめちゃくちゃやってる。

ライブに行くと毎回最高だったなと思って帰ってくる。

セカオワフカセも最高過ぎってつぶやくぐらい。

ライブの予定があるだけで、この日まで過ごせばライブ行けるからみたいな精神安定剤にもなってる。

数年前まで中年になってやることないみたいな増田しか書いていなかったけど、年に5,6回ライブ行ってグッズ集めて部屋の飾り方考えたり、ツイッターしてると大分QOLが向上したんだ。

2023-06-19

嫁が式の前日う○こを漏らした

うそろそろ時効なので書こうと思う

.

タイトルの通りなのだが、嫁が式前日、前泊のホテルの部屋で思いっ切りうんこを漏らした。

もう10年以上前出来事なので記憶あいまいなのだが、それでも事の衝撃のでかさである程度の記憶はまだ残っている。

その事件当日のながれから説明すると、俺と嫁は式を行うホテルに前泊を行っていた。(しかも会場ホテルの取り計らいでスーパースイートルーム的なところ)

ある程度の準備を済ませ、ホテルレストラン食事を済ませてあとは寝るだけにしようと思いレストランは向かった。

式の打ち合わせで何度か訪れたことのあるホテルだったのである程度のメニューは把握しており、前食べた~のパスタがおいしかったけど量が少なめだったかコースメニューにしようかと2人で話していた。

.

しかしここで一つ誤算があった。

打ち合わせの際に利用したときランチメニューであり、コースボリューム感は全く把握していなかったこである

2人して頼んだコースはとんでもないボリュームで、おしゃれな雰囲気の中残すわけにもいかず何とかして食べ切ったが2人ともグロッキー状態だった。

ここの段階では腹痛などはなく「多かったね・・・」と2人で話す余裕があったのだが、さあ部屋に上がろうかと立ち上がった直後から異変が起きる。

.

立って歩くと同時に「やばい・・・」とつぶやく嫁、え、どうした?と聞き返すも、一瞬立ち止まっただけで歩き出し、「いや、大丈夫、早く戻ろう」と言うのでそれに従いエレベーターに向かう。

早く上がってゆっくりさせてあげようと思っていたのだがエントランスから明日の式の為に前泊しに来た友人たちの姿が、あちらから気付かれそのまま談笑タイムへ。

みるみるうちに顔が青くなる嫁、それに気づきながらも友人の話が止まらず焦る俺。

.

やっとのことでその場を後にし、エレベーターに乗ったとたんお腹を押さえて体を傾けだした嫁。

嫁「本気でヤバイ・・・

俺「部屋まで耐えられる?スイートルームからちょっと遠いし途中のトイレかやっぱ戻って1階のトイレ行く?」

嫁「いや、戻ったらまた友達いるし部屋でゆっくりしたい」

俺「そっか、、、」

.

嫁の意思尊重して受け入れた俺だが、内心かなり不安だった。

なんせスイートルーム最上階にある上にフロアの一番奥(エレベーターから50m以上は歩くかな?くらい)なのだ

本当にやばい奴がその距離を歩いて大丈夫なのか?

そう感じていた。

.

エレベーターが着いてドアが開く、明らかに嫁の歩くスピードが遅い。リクガメのようだった。

ぶって行こうかと伝えるが振動がきついと拒否られる。

全然平気だから部屋に先に行っておけと言われたのでそれじゃあと部屋に入り、なるべくすぐ入れるようにと扉を全て開放し電気をつけ、便座のフタを開けておいた。

.

その瞬間は突然だった。

嫁が部屋に入る影が見え、これで一安心、とテレビを付けてひと段落していた瞬間だった。

部屋に響く情けない声「あぁあ無理。。。。。」

え?何?と扉を開け様子を見ると、トイレを目前にしてその場でへたばる嫁の姿。

臭いですぐにわかってしまった。

もしかして、だめだった?」

「うん、、ごめん」

.

そこからが大変だった、号泣しながら処理する嫁とそれを励ましながら風呂をためて脱いだ服を洗う俺。

最終的に下半身の服は全てだめになってしまい。ある程度洗った後に袋に詰めてごみ箱そばに置いておいた。

次の日スタッフごみを回収したとき臭いで気付かないかがとても心配で、今でも気になっている。

(もしかしたら式前日に漏らした人がいるいう噂になっているかもしれない)

完全に自信を無くした嫁は目を腫らすまで泣き続け、次の日の式でも少し腫れが残った目で執り行ってしまい、今でもたまに話題に上がる。

(勿論2人だけの秘密なので2人でしか話題にしない)

ただそのおかげかとても充実した日々を過ごせていると思うし、巻きグソのように固く結ばれた愛がある。

.

ここで話すことで人に話したくなる欲が少しでも薄まればと思い、書き記すものとする。

愛してるよマイハニー

2023-06-13

産んでほしいなら説得してニキね

匿名ダイアリー様の

普段お使いいただいているアカウントで書くものから離れた文章や、いつもとは違う筆致の文章などの投稿匿名ならではの問題提起など、匿名性を楽しめるような形でご利用ください。

これを利用して気持ち悪い口語で書くことによって言いづらいことも言いやすくなるノラ

目的

①夫氏と人生設計をするに当たって、話し合うためにも現時点の気持ちを書き出したい

 →将来子供を作りたいなら、育てたいなら、私を説得してほしい。

解決策があるのなら、それを一つずつクリアにする、参考にしたい

③産んでやったとか、産んでもらった、とか、稼いでやってるとか育ててやってる、ってなるのは家族全員が不幸なのでそういうのが起きないようにしたい

副産物

あわよくば私の知人が偶然これを目にして、もしかたらこ記事の人と同じ気持ちなのかも!?みたいにいい感じに気を回してくれたらうれしい

 →子供いらないの?考えてるの?とか聞かれたら答えるのめんどくさいし、何答えても「え~!?」とか言われるのくそダル

 →少子化が…みたいな社会的問題を私一個人にぶつけないでくれニキネキ~

■現状+前提(あくまでも)

・妻は「妊娠したくない/出産したくない/育てたくない」って気持ちが99.5%

・夫は子供はできるのであればもちろんほしい。2人はあこがれる(金銭不安はもちろんあり)

・子の有無に関する意見の相違が原因で離婚することはない。二人とも同じ気持ち

・♀24歳 ♂28歳なのでもし子供を考えるなら2年後くらいには動き出すかな

ピル服用だから明確に子供意思がないと絶対子供はできない。

 →自然に任せて~とか、ご縁があれば~ということはできません。決断が必ず必要妊娠したら考えよう、も不可

仕事に対するこだわりは全くない。多分二人とも。お金がもらえればそれでいい。

収入比率は 4.5 : 5.5 くらい。生活費折半(たまにおごりおごられはあり)

 →今の給料に大大満足しているわけではないけども、不便もない。どちらかといえば同世代よりは貰っていると思うからできればキープしたい収入である

 →私は高卒なので再就職年収を上げるのは多分無理。→専業主婦にはならないし、よくて産休仕事はやめないよ。

・断固として不妊治療はしない。

■なぜいらない派なのか?(★がかなりネック)

始動妊娠フェーズ

生理がつらくてピル飲んでいるわけですからまたそのクソツラツラゲロカス生活に逆戻りするのがいや

 →ワチシだけが受ける苦痛子供が欲しいならばどうしても仕方がない

・毎回一喜一憂したくない(メンタル安定しないのはつれぇ~んだ

 →多分二人とも伴う苦痛

・きっと色々と気を遣うんでしょう。想像する限り大変そう(すでに断酒は始まっていたのですってリコさんも言ってたね

 →多分二人とも伴う苦痛

検査薬、地味にたけー

 →折半してくれor出してくれ

婦人科、実費になってしまったので通院代がたっけぇ~(1回3500円くらい

 →折半してくれor出してくれ

基礎体温図るのすごく嫌。だって朝起きたら口がくさいから。

 →努力すればなんとかなるね

・通院に向けて仕事を休めるのはうれぴ~。でも、「業務時間ずらします、すみませんすみません作業が嫌なのダ。

 →これは私がやること必須

妊娠期間

・生魚食べれないノ!?いやだぁ~~

 →一緒に我慢してくれ。痛み分けして。

お酒飲めないの!?

 →自ら飲まないのと飲めないのでは後者の方がつらいので地味に苦痛ですけどもまぁいいでしょう。

・遊びに行けない?かも?気を使うことが多い

 →地味に苦痛だと思う。本音嫌だ

つわり

 →これがほんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとうに無理。吐きづわりだったとしたら本当にむり。。。。。。。。。。。。多分嘔吐恐怖症なのかも。

 →想像するのもいやだ 

 →食べづわりもいやだ……

・おなかが重い/体形が醜い(これは私がそうなった場合個人の感想)

 →頑張って耐えようと努力するのでサポートしてくれ

・多分家事できないよ。不平等嫌いなので、できることはしたいけど。

・通院に向けて仕事を休めるのはうれぴ~。でも、「業務時間ずらします、すみませんすみません作業が嫌なのダ。

 →これは私がやること必須

・通院代がたけー あほらし

 →折半してくれ。内診くっそ嫌なんだ。メンタルケアしてくだちぃ

ベビー用品とか、考えるのもめんどくさそう。

 →私が気をまわして考えはじめるのとそっちが話持ち出すの、トントンになるよう努力してほしい

仕事やすまなきゃいけない?産休申請とか

 →休めるのはめちゃうれぴ~でも手続きかめんど。だる

産休入ったら給料が減る

 →世帯収入が減るわけですからお互い節制しようね。こればかしは痛み分け必須貯金しよう

 →多分負い目を感じる。私稼げてないから~ってなる。そうならないためにも対策案一緒に考えてほしい

便秘になる

 →普段から便秘気味なのでいいけど、いつもみたいにクッソおなか痛くなるの必須はいやだなぁ。薬のめないんでしょ

出産

★痛いの怖い

 →無痛分娩ができる病院であること必須引っ越しをしてでもそれは必須

・会陰切開怖すぎる

 →どうしようもないらしいけど。この恐怖を上回るメリット提示してくれ

陣痛嫌だ

 →しかたなし

・立ち合い問題

 →今時点での希望だと、立ち合いしないで。チミに対して暴言吐きたくない

 →自分はつらいのに辛くなさそうな人見てると、チョコレート作ってるけど食べたことない子供みたいになる

 →助けてくれねーじゃん。って気持ちから嫌いになるのがいやだ

出産直後~育児

母乳絶対にあげたくない。自分があげるのは気持ち悪い。ので完全にミルクにしてください

 →子供がかわいそうダとかウントカなるから、それを我慢できるためにも説得して

出産直後の後陣痛つらそう

 →我慢するしかない。

・ぼろぼろの中来客対応はしねーからな。

 →きみがやれ

名前は二人で、きらきらじゃないネームにしよう

寝不足つらそう

 →そっちは仕事がつらそう。でも不公平感を感じないようにしてほしいんだ。要相談

家事

 →必然と私の負荷が増えると思う。家計折半を変えてくれればまだ頑張れるかも

・いくじ

 →ぎゃく/taiしてしまいそう。こわい

金銭

 →怖いよね。生きていけるのかな。社会問題的に。産む前に補助とかしっかりと調べようね。

幼稚園とか

 →なるべく早め早めの行動を心がけようね。二人でね。二人で、だから

★夫を嫌いになりそうで怖い。仲が悪くなりそうでいや。

 →産後クライシスかいうやつ。これが正直一番いやかも。だって夫の事大好きなわけだし

でした。

これはこれで対策できるよ~とか教えてくれる人が周りにいない。それがつらい

ネットを見ていると、産める性の癖に産まないのは罪、みたいな意見が多すぎて心が参っているよ。

 →多分、わざわざ幸福なことをつぶやくことが少ないSNSとか界隈ばかり見ているのが原因だけど。

しか産めないんだから産めよっていうなら、産めない性に生まれたことを恨むしかないよ。

逆に産む性に生まれたことを恨んでいるよ。心の底から

自認は間違いなく女だけど、そもそも産む産まないに限らず女であることがすごく苦痛ですしやすしお寿司

社会問題は、一個人とか一性別にぶつけないでくれナス

生物的に、男の人には力ではどう頑張っても勝てないので、敵意向けられたら怖いし反論もできないんダァ。。。。。

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