はてなキーワード: 大卒とは
・いまや大卒や院卒で公務員になる人達の大部分は大企業なんかにいけっこない人達です
・少しずつ三種(高卒程度)の割合が高まってきており二種(ノンキャリ大卒)ですら希少種扱いになり始めています
・たまに凄い優秀な院卒の人が特殊な枠で採用されてきますが、その人達のポジションは割とマッタリしていて給料もそれなりです
・たまーに優秀な人が二種で入ってくるとその人達は割とマッタリした部署に配置されますし能力もあるのでかなりマッタリ過ごします(優秀な人材をボロ雑巾扱い出来るような立場にない事にようやく人事の皆さんが気づき始めました)
高学歴なほど優秀な確率が高いってだけだろ。単純に確率の問題だ。
高学歴=優秀ではないけど、高卒よりは大卒の方ができるやつが多いなんて考えるまでもない。
もちろん中卒にもすごいやつはいるだろうけど、珍しいだろ。
元増田がいってるのは、
バスを途中なり終点で降りてスクーターなりナナハンなりに乗り換えて
目的地まで渋滞をすりぬけて走れるような才能が、自分にはなかったじゃないか!って嘆きだろう。
でも過去えらくなった人を俯瞰すると終点まで遅いのを我慢してバスに乗ってた人でも決して遅くはないんだよな。
まあ業種にもよるけどね。元増田は何を想定してんのかね。
そんなに才能が重視され早く結果をださなければいけない業種ってなんなのかね。
タレントも立ち位置によって別に間に合わないことはないとおもうけど。
かとうひふみんの例もある。
大企業に新卒じゃなく30代で転職で入った人も実際2~3人知ってる。
公務員だって派遣や顧問、出向のような形で外部からの採用をとってるとこある。
芥川賞などの文学賞受賞者なんて8割以上は大卒だし他業種経験者だろ。
>実際は高卒でも、大卒でしか働けないような環境に放り込めばそれなりに仕事は出来ると思うのだけどどうなんだろう。
それなりには出来ますよ。でも、あくまで、言われた仕事を上手くやる、って範囲になりがちだと思います。
もっとも、大卒でも(それ以上でも)言われた仕事をそつなくやっているだけの人間は、世の中に多いと思いますが。
その先の仕事・・・例えば、今の仕事のやり方を変える(効率的な方法を新たに作り出す、事業のリスクを管理する、ナドナド)は、高等教育を受けた成果を生かして行う仕事ですね。
スレ主です。
みなさん。ありがとう。読ませて頂きました。
なるほど、学閥やらいろいろあるのですね。
https://anond.hatelabo.jp/20180920011754
とか読んでました。
私は
学歴が高い→選択肢が増える(たぶん大卒のみなさんには想像出来ないくらい、高卒の選択肢は少ない)→その選択肢の中には大気圏を脱出出来る為の環境が整っている職場が比較的多い。
んじゃないかと考えてました。
実際は高卒でも、大卒でしか働けないような環境に放り込めばそれなりに仕事は出来ると思うのだけどどうなんだろう。
あ、一言添えておきますがこれは高学歴に対する嫉妬とかではないです。
本当に単純な疑問なんです。
http://ka-ka-xyz.hatenablog.com/entry/20190408/1554650104
コメント見ると「データは嘘つかない」とか書かれているけど、皆ちゃんとデータ見てんのか?
つまり、所謂1995年~2005年は特異的な就職氷河期ではないということ。
就職氷河期というのは一般に大卒の就職について言われているだろうから20代の完全失業率だけ抜き出してみると下記の通りになる。
https://files-uploader.xzy.pw/upload/20190408230406_6c6d72676e.png
これをみると、1995年以降、完全失業率が1995年の値を初めて下回るのは下記の通り。
25~29歳:2017年
就職氷河期じゃない時代ってここ2~3年だけじゃん。1995年以降、四半世紀近く就職氷河期が続いているってこと?
そうだとしたら、それを「就職氷河期」と表現するのは適切ではない。
1995年に就職活動をしていた、今の45歳くらいの人は苦労したんだろうけど、それはバブル期に比べて苦労したってだけの話で今の20~30代と比べて特別に苦労したとか不遇の時代ってわけではないだろう。
いい加減、被害者面するのやめて前に進んだらいいのに。
https://anond.hatelabo.jp/20080819183454
これ書いたの俺。
これまでの経歴を書く、少し補足を入れつつね。
飲食と営業のバイト > やや専門性のある派遣社員 > 専門性のある派遣社員 > 独立開業 > 取引先に就職(数年) > フリーランス (今ココ)
売上ベースでは900万を超えるようになった。経費を引くと所得で800弱ってとこかな。
生まれも育ちも貧乏だったので金の使い道があんまりない。でも貧乏になる恐怖がすごいので、しっかり稼ぐ。もちろんお金で幸福は買えないが、お金は不要な不幸をはじいてくれるお守りだ。しかも効果は抜群。中流以上の人はわかんないかもしれないけど。
なんで11年ぶりに続編を書こうかと思ったかって、少し前に、増田で都会育ちと金持ちと貧乏といろいろの世界観の話がホテントリしてたので、俺も書きたくなったことがあるから。
俺はこのパターンに当てはめると「都会生まれ、都会育ちの、貧乏人」ということになる。ニュータイプ。
都会には結構貧乏人が多い。昔から都会には貧乏人が生息してきたんだが、田舎の人は(お金だけでなくて)情報的・文化的な格差があってこういう事実をあまり知らないのかも。
貧乏と一口に言ってもいろいろ。俺の場合は月末になるとおかずがなくて米だけになる程度の貧乏。下には下がいるので貧乏系のマウンティングは勘弁な。
公営住宅に住んでいた。一人親ではなく、両親がいた。家族に障害者はいなかった。つまり、稼ぎがすこぶる悪かったってことになる。
自分の貧乏を強く意識したのは、友達がみんな自転車を持っているのに自分だけなかったときとか。小学校3年くらいの時に始めて「学習机」をもらったときのこととか。その学習机が実は、人が不要になって捨てた女性用の鏡台だったこととか。相対性剥奪ってやつか。「不足している」というのをひしひしと味わい尽くした。
友達も貧乏人が多かった。俺は別々の2グループに属していたが、全体を見て公営団地に住む奴らが7割。一人親も7割くらい。大学に行ったのが2割(東京的には少ない)。公営団地に住んでいて(高卒後の進路として)大学に行った友達はいない。俺は今、放送大学で1学期2単位ずつとる一応の大学生だけど。
自分が「持たざるもの」ということは小学校低学年くらいによく理解できた。なので自分の誕生日プレゼントに欲しいもののリクエストをしない子になってしまった。両親が何が欲しいのかと問い詰めてくれたので、たいして欲しくもない安そうなものをねだったことを覚えている。父親は時代に取り残された職人だった。需要がなく、仕事がなかった。その分野以外のスキルはゼロのまま、学歴もないまま、何もないまま、仕事を辞めて家族を養うために肉体労働を始めた。当時はそんな父親をかっこ悪く思ったが、今思うとすげーかっこいい。泣けてくる。転職先で、体力もおぼつかないまま、若造にこき使われて、ストレスをためて酒を飲み過ぎて、一発逆転を狙ってギャンブルにはまった模様。あんまり笑わないでやってほしい。人は追い詰められると一発逆転を狙うようになる。
年頃になって周囲がおしゃれに目覚め始めたときはつらかった。みんなで服を買いに行って、俺だけ買わないとか。集団でゲーセンに通うようになっても、おれだけ2~3回やるのが精一杯とか(しかも、1プレイ50円のところだぜ!)。人のプレイとデモ画面ばかり見てた。だから強くもならないし、ワンコインの持続力は短かった。資本の力を思い知らされた。
話は若干それるが、田舎の人が「都会=金持ち」の偏見を持っていて困ることがある。変なところで、嫌みを言われたり、奇妙な目の敵にされることがある。そんな奴らの方が、金銭的な意味では俺より豊かな育ち方をしているのにだぜ。これには本当にまいる。
俺は専門学校に行くために高校時代はバイトに明け暮れた。父親の借金(ギャンブルで!)が発覚したときに、俺の貯金で返済しようかと思ったけど、母親がそれを止めてくれた。貧乏だったので、逆選抜バリバリ思考で、とくにかく早く働きたかった。だけど高卒で働くよりも手に職を付けたかった。でも専門学校を出て飛び込んだ業界は旧態依然としたレッドオーシャンで封建社会だったので続かなかった。すぐに仕事を辞めてモラトリアムに走った。大学に行ってる友達が遊んでばかりで悔しかったから、俺も遊び倒すことにした。夜の繁華街でもよく働いた。いわゆる「外こもり」みたいなこともやった。いろんなとこで死にかけた。
で、そのモラトリアムの延長線上で、自分のとある才能に気がついてしまった。ほんとラッキーだった。その才能を生かして派遣の仕事を得ようとした。しかし学歴がないので前提条件に入れなかった。しかたないのでその方面の資格を取った。短期間で、一発で、そこそこのレベルの資格が取れた。ちょう頑張ったけど、今思えば才能に恵まれていた(ちなみに、当時の自分は努力体験と成功体験をセットで味わったので、「スーパー自己責任論者」になってしまった。必死だっんだろうな。時代もそうだったので勘弁して欲しい。今思えば、才能が9割というベースに努力2割を足しただけの結果だと思ってる)。
まずは大卒じゃなくても雇ってくれる職場から始めた。そこで勉強してから転職した。経験者だったので、同じ方面の専門性の高い職にありついた。自分がホワイトカラーという分類に入っている奇跡に驚いた。だから頑張ったし、面接は特にはりきった。張り切ってスキルを並べて、受かった瞬間に有休消化を使ってそのスキルを学んだ(つまり、面接時に話したスキルは若干ハッタリ)。新しい職場でも良く働いた。勢い余って結婚してその勢いで独立した。ちなみにでき婚ではない。
そのまま専門の分野で経験を積んで自分の商売を確立した。時給にはできないけど、無理やり時給にするなら5~6千円はいくはず。1日だいたい6時間強働いて、月に75~80万くらいの売上で、家事の分担をがっつりやって、下の子の保育園の送りも迎えも全部俺がやって回るようになった(あ、計算があわないから時給はもっと高いっぽい)。
今でも金にはがめつい。金にならない仕事はしない。大人の言葉遣いながら、お金のことはまっさきにはっきりと、しっかり伝えて商売をしている。
日々の生活においてお金に困らないというのは本当にありがたい。でも下の子がねだるガチャガチャだけは絶対にやらない。自分で稼いで自分でやれといつも言ってる。くそくだらない(ように見える)ファミレスの入り口とかにあるあのガチャガチャ類を見ると、ゲーセンで惨めな思いをしていた昔の自分が思い出される。やらせてやりたいという気持ちと、なんだかわからない複雑な気持ちがせめぎあって、「大きくなって自分のお金でやるんだぞ」と言ってぎゅっとだっこして強制退場。
と、一気に書いてみて読み返してみたが、母親のことを書けてなかったな。人が生きる上でお金と愛情は不可欠。どっちか一個だけ欠けるとしたらお金。愛情は欠かせない。だけど普通に言って、両方必要。絶対必要。ない人がいるなら、それを補う世の中的な仕組みが必要。こないだ結婚記念日だった両親は今も健在。ありがたい。
大学は一般教養と専門分野の基礎知識を学ぶことができる施設である。だが、大学で学んだ知識を活かした仕事をしている人は少ない。では大学は何のためにあるのかというと大学卒の肩書きと人脈を作るためにあるのだと思う。それならば、数百万円の金を払って大学に通う必要はない。卒業資格は大検(大学入学資格検定)のように卒検(大学卒業資格検定)で取れば良いし、人脈は大学でなくても作れる。
しかし、現状では数百万円の金を払って大学を卒業しなければ社会で冷遇される。高卒や専門卒は大卒よりも格下であり、大卒でないものは人間ではないといった態度をとる会社がほとんどである。このいびつな社会構造を是正するには何が必要かと考えてみたが良いアイデアが思いつかない。子供を幸せにしたいと思う親は授業料を稼ぐために働くしかないのか。
大卒求人倍率調査(2019年卒) - http://www.works-i.com/pdf/180426_kyujin.pdf
今の新卒就活は売り手市場って言われてるけど、これを見るとそうは思えない。
こんな倍率になっているのは建築業が9.55倍、流通業に至っては12.57倍とかいう状態になっているからである。
人が多いサービス・情報業は0.45倍でここに就職するのは結構難しいと思う。
売り手市場なのは業種を選ばなければということで、サービス・情報業や金融業に就職したい人にとっては就活は簡単ではない。
タイトル名は釣りです。嘘書いて申し訳ございません。でも、こんな制度があればいいなぁと考えてみました。
私立大学と民間企業が提携し、大学入学した学生を民間企業にも同時に入社させるという制度である。学生は基本的に企業で勤務し、勤務日数に応じて単位を取得できるものとする。4年間勤務すれば単位を満期取得したことになり、大学卒業(学士号の取得)ができる。卒業後は次の3通りの進路が選べる。
教育のコストを全て企業に丸投げし、私学助成金を丸儲けできる。
大卒資格をエサに、高卒者を4年間囲い込むことができる。また、大学で4年間怠けていた人を新卒者として雇わずとも、自社で4年間鍛えた社員を大学新卒として雇用継続ができる。
民間企業から給料をもらえるし、大学の授業料もないので、金銭面で心配することはない。そして、就職活動をする必要がないので学生活動に専念できる。仮に就職活動(転職活動?)を選択したとしても、「4年間正社員として働きました」というアルバイト歴やサークル活動より強烈な自己アピールをすることができる。
高卒者を大学で4年間も怠けさせることなく、働かせて税収を得られる。
大学で勉強せずに学士号を取るというこの制度は、文部科学省はもちろん世間も到底納得できるものではないでしょう。これを実現するには、「産学連携型単位互助制度」などともっともらしい名前をつけて、民間企業での勤務を大学の単位として認められるようにするべきでしょう。オリンピックのボランティアが単位として認められるのだから、民間での労働も単位として認められるべきでしょう。
はてなー「じゃあ辞めろよ」
↓
ぼく「辞める!と言ってその日に辞められると思っとるんか?」
↓
ぼく「数日前に決まって出ていくのが今週なんだが?」
ひょんなことからDラン大学を卒業した俺は、就職のためにあちこちの企業について調べるのが面倒だったから、とりあえず公務員なら安定やろと公務員になった。
大学にいる間になんか嫁が出来た。
配属と同時に地方に飛ばされた。
嫁は渋々内定先を蹴って俺の配属先近所でパートタイマーになった。
俺は1年間手取りの少なさと仕事の効率の悪さと、9人の人格者と1人の人格破綻者という公務員の黄金バランスに驚愕しながら働いた。
全国転勤ゆーても3年とか5年とかそれぐらいおきやし人によっては同じ地区にずっと居たりもあるしまあ何とかなるでーと聞いてのだが……
ついこないだ突然「君、1年目で悪いんだけど早速転勤な。行き先は◯◯(めっちゃ遠くの地方)だから引越しの準備しておいて」
マジでーと思いながら慌てて引っ越し屋の見積もりとったら「トラック増やせば間に合うんでーまあ100万ぐらいっすかねー」って言われた。
←イマココ
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/04011501/002/002.htm#1
大卒だと
「大学院等への進学者」(就職し,かつ進学した者を含む。以下同じ。)6万2千人(全卒業者数の11.4パーセント),「就職者」(就職し,かつ進学した者を除く。)30万人(同55パーセント),「臨床研修医」(予定者を含む。以下同じ。)8千人(同1.5パーセント),「一時的な仕事に就いた者」2万5千人(同4.6パーセント),「左記以外の者」12万3千人(同22.5パーセント),「死亡・不詳者」2万7千人(同4.9パーセント)となっている。
あと女だったら分かる
優秀な女子学生より数段劣る男子学生を採るってのが当たり前だったから
でも男で一流大卒で就職できなかった、は時代のせいだけじゃないだろと思う
https://anond.hatelabo.jp/20190329103141
派遣についても女なら分かる
今の若者には想像もつかないだろうけど、当時は「女子の就職先は派遣の方が給料が高い」と言われていたんだよ
一流企業総合職とかならともかく、中小の女子事務職員とかなら派遣より低収入が普通だった
以前より友達の友達のような関係だったが、飲み会の帰りに二人になった時に口説かれ承諾。
正直言って自分の年齢的に恋愛(そして結婚)する機会を諦めていたので、せっかくの機会だからと安易に返事したのが悪かった。
だが彼の職業は学歴を必要としない専門職であり、しっかり仕事をしていることは私も元々知っていた。
定収入があり、暴力も振るわないらしいし(本人談)、酒癖も悪くなさそうだし、そして何より私に好意を持ってくれている。
これを逃したら次はないだろう。自分の恋愛(そして結婚)市場における価値の低さも十分に認識している。
よって、学歴差なんて全く気にならなかった。と言うよりむしろ、その時点では思いつきもしなかった。
(ちなみに相手の高校は同じ地元出身の私が初めて聞く名前だった。
今ググってみたら偏差値一覧の最下部にその高校があった。ちなみに私の出身高校は上から2番目だ。)
とにかく会話が続かないのだ。
まず、彼の会話のほとんどは「ヤバイ」と「マジヤバイ」で構成されていた。
そして、彼の話のテーマはいつも「パチンコ」と「車」で、それ以外の分野の話は全くされなかった。私はそれらの分野について一切知識もなく興味もない。
一応初めの頃は、私にとって未知の分野ということもあり、それなりに熱心に話を聞いていた。
しかし、私が頑張って質問をしても「いやー、とにかくヤバイ。あれはマジヤバかったんだって」のような回答とは呼べないような答えしか得られない。
そもそもやはり、私が興味の持てないジャンルということもあり中々会話は弾まなかった。
1.気のない返事をされる、もしくはスルーされる
3.露骨に機嫌が悪くなる
のような対応しかされないので、徐々にこちらから話題提供する気が起きなくなっていた。
それから、私の話す単語が彼の知らない言葉だった、ということも何度かあった。
初めは「それ何?」と訊かれていたが、その際も不機嫌なそぶりを見せていたので、私も気を付けて極力簡単な言葉を選んで会話するように心掛けた。
一回りの年下の女に言葉を教えられるなんて恥ずかしい行為だろうから、彼のプライドを傷つけないようにせねばと素直に考え、より慎重に会話をした。
そうすると、徐々に私が話せる言葉は「へー」「ふーん」「そうなんだ」「すごいね」「それで?」くらいに絞られてきた。
私は元々誰とでもそつなく世間話ができる人間と自負しており、今までの人生で会話が続かなくて困るという経験をしたことがなかった。
会社でも年齢、性別、職責問わず、誰とでもそれなりに会話を続けることができる。
だが、彼といる時の私は合コンさしすせそBOTと化してしまう。話せることが何もないのだ。
「払うよ」と何度も言ったのだが、彼はそれをいつも断った。
時折、私がお茶代を出したりプレゼントをあげたりはしたが、基本的に支払いは彼だった。
しかし、たとえ費用を払って貰ったとしても、もはや私は彼の話を聞くことが苦行になっていた。
それでも、お金を出して貰っているのだから、接待に徹さねばならないと思い一生懸命「へー」「ふーん」云々を繰り返した。
もう限界だった。
彼に別れを告げると、理由を訊ねられた。まあ、当たり前の反応だろう。
だが私は彼に本当の理由は告げなかった。
四捨五入したら50歳になる年齢の男性に「あなたの話があまりにも頭が悪くて耐えられなかった」とはさすがに言えなかった。
もうこれが私のラストチャンスだったのかもしれない。でもどうしても無理だった。
努力すれば東大に入れる。理屈ではそうだが定員が限られており、日本中の頭のいい人間が努力して(または努力すらせずに)入るものだから、凡人が努力しても東大入学者には追いつけない。
はてなーは東大卒が多いからこれではわからないということであれば東京藝大でもいい。
才能のない凡人が努力をしたところで幼い頃から芸術に浸ってきた天才を押しのけて東京藝大に入れるわけがない。
東大卒のエリートや藝大卒の芸術家が現在やっている仕事は知力や能力があるからできる仕事であって、それを今すぐやってくれと凡人がいわれてもできると思うか?
Googleの天国のような福利厚生と天使のような同僚が取りざたされるが、入ったからにはITのフロンティアを切り開くような働きが求められる。
見えている幻想にとらわれるのはもうやめよう。