はてなキーワード: メンズエステとは
7,8年ぶりくらいかな。昔はオッパブとかセクキャバとか呼ばれていたが、今は、いちゃキャバっていう呼び名が流行りみたい。あんまり違いとかわからなかったけど。
キスは女の子次第、あとおっぱいは服の上からでも直でも基本的にOKだけど、下はNG。あとは20分に1度くらいダウンタイムってのがあって、その時間は場内暗くなって女の子が上に乗って積極的に攻めてくるシステム。でも、ダウンタイムとかあんまり関係なくて普通に明るいときでもずっとキスしたり胸揉んだりしてた。
40分フリーで(おそらく)初回割引と女の子2人(20分ずつで交代ね)に一杯ずつドリンクサービスして、6,500円くらい。安い。コスパ良すぎ。
普段は健全店といわれるメンズエステによく行ってるんだけど、90分位で1万5000円から2万くらい。まぁ、そういう店じゃないから当たり前なんだけど、キスとかパイモミとかはめったに出来ない。その分、普通のマッサージしてくれたり、普通じゃないマッサージしてくれたりするんだけど、やっぱりちょっとコスパは悪いよなぁ。正直、風俗のが安いくらいなんだから。
ニート、フリーターの時に神戸の友達に三宮のヘルスに連れていってもらった。
写真指名をして、
気持ちよかった。
(気持ちよかったのは、最後までイって、抜かれた感じで、です。)
それまで、親のスネをかじって生きていた。
太宰治の人間失格ではないが、なんか、ずっと、生きている意味を感じられなかったよな。
大学で、確かに、不細工な彼女とサルのようなセックスを何度もしたけれど、
やっぱり、きれいな人とやりたい。
働くモチベーションになった。
25才から40を超えた今でも、金がないときは、メンズエステで、20代の子に抜いてもらっている。
唯一の趣味というか、楽しみだ。
月に2度ぐらい通ってきた。
だけど、今じゃ、単なるストレス解消だな。
感激はするが、初めての時やお気に入りの子のメルアドをゲットしたときのような感動は、もう、ない。
だけど、きもちいいー。
あー。頭悪い文章だね...。はは。
疲れた。
疲れたよ。
働きたくないなー。
追記...
(なんで、ブコメで、私に嫁がいると、バレたのだろう。エスパーだろうか。)
(つか、こんなクズにも、ブクマがついて、かうじて承認欲求が満たされています。。)
初めての風俗は東海地方の、暗いぼったくりピンサロで、体重100kg程度の巨漢の女性が、相手でしたよ。
だから、
三つ指をつくなんてことや、天井に大きな鏡があったりしたことに、すごく驚いて、印象に残っています。
そんな高級店じゃないけど、京都とか大阪とは、もちろん神戸でも特殊なのかも。
気持ちよかったのは、最後までイって、抜かれた感じで、ですよ。
あ。実際、会社休職していて、適応障害という病気で、半年ほど、休んでるんですけどね。
嫁はんと嫁はんのお義母さん、二人が、就活しろって、いうんで。
失業手当(あるいは傷病手当)をもらうことをアテにすな、的な感じですね。
嫁さんに、バレたら、やばい。
とある増田で、顔がブサイクで悩んでいたら、整形したら?と無神経なことを言われた、という人がいた。
実は俺も、顔面があまりにもひどくて、長い間悩んでいたんだけど、そういう無神経なやつらにムカついて、出来ることをすべてやってやろうと思ってあれこれ試したら、だいぶマシになって、結果として性格も多少明るくなって、女性とも緊張せずに話せるようになった。
変われるよ、現に俺は変われた!
とりあえず、何をやって、どう効果があって、コスパはどうかというのをツラツラ書いていく。ステマじゃないからな。
まず俺の顔面で一番嫌だったのが、ほくろだ。ほくろが大小あわせて19つあった。あまりにほくろが多いため、一時期のアダ名が「昔の小倉優子」だったときがあるくらいだ。
しかしこれは手術で一瞬でとれる。俺の行ったところだと、小さいのだと5000円、大きくても10000円だったかな?麻酔をして切り取る、みたいな施術なんだが、麻酔をするときに、チクチク痛い程度で、30分もかからず全てをとった。料金は14,5万だったと思うが、これは数が多いから。
とったあとは、ニキビを潰したような?傷のような感じになる。1人からだけ「どうしたの顔」って言われたけど、「肌が荒れちゃって」といってごまかした。
結果としては、コスパは最強。1ヶ月もすればだいぶ跡がなくなってきて、3ヶ月後にはほぼわからない程度、6ヶ月にはキレイになにもなくなった。
みんな気づくんじゃないかと思ってたけど、家族含めて誰も手術は気づかなかった。
俺はひげも濃い。濃いから、そってもそっても夕方には生えてくるし、何より青ひげ状態になっていた。どろぼうひげみたいな形なので、よりカッコ悪い。志村けんの変なおじさんみたいだ。あまりにひげ跡が青いから、一時期のアダ名が「ミスター」だったのだけど、これも相当嫌だった。
ひげ脱毛にいこうと思い、某エステに通ったのだが、これはあまりよくなかった。効果としては悪くないんだけど、エステって1本1本脱毛するから、とにかく時間がかかるし痛い。しかもかなり高かった。30万くらいかかった。そのあとに、全身脱毛で某医療系の脱毛にいったんだけど、こっちでやるべきだった、と思った。
しかし、脱毛自体はとてもいい。まず、毎日の髭剃りの時間がなくなる。1日5分はかけてたので、一週間に35分の短縮になる。とても朝が楽になった。しかも、ひげを気合いれて剃ってたので、たぶん相当肌が傷ついてたんだな、って思った。肌のヒリヒリやつっぱりもなくなったし、カミソリ負けも当然ない。
ひげ跡もないから顔がキレイにみえる。特に、頬のあたりとかは、黒ずんで見えてたんだなって昔の写真を見て思った。頬が黒いと、すごい陰鬱なイメージになるんだよ。それもなくなるし、剃り残しもないからとにかくキレイに見える。
値段は高いけど、ひげ脱毛には人生を変える効果があると思った。
にきびあともひどくて、クレーター系と赤み、両方あった。あまりににきびあとがひどいから、一時期のアダ名が「松井」だったのだけど、これも相当嫌だった。
これは某赤坂にあるTクリニックにいったのだけど、IPAフォトフェイシャル?というのをやった。1回3万。ぶっちゃけ最初の3回はほぼ効果を感じなかったんだけど、5回目くらいからかなり変わった。人から「肌がキレイになった?」と言われたこともある。ひげ脱毛の効果もあると思うけど、鏡を見るのが苦じゃなくなったのはうれしい。
ちなみに完全に治るわけではないので注意な。でも相当マシになると思う。軽めの症状の人だったら、相当いいんじゃないかな。
歯並びが致命的に悪くて、ガッタガタだった。昔、女性に「クスリとかやっている?」と真面目な顔で聞かれたくらい、歯の色も汚かった。あまりに歯が汚いから、一時期のアダ名が「ヤク中」だったんだけど、これも相当嫌だった。
というわけで、一番ストレートに矯正にいった。矯正は2年近くかかり、お金も130万くらいかかった。矯正していると、最初のころはとにかく痛くて、ものが食べられなくて嫌だったし、歯にものがつまるし、人からも見えやすいし、結構つらかったんだけど、終わったあとの歯並びをみて、本当にやってよかったと思った。
歯磨きも楽になるし、ホワイトニングなどもできるようになり、かなり見れる歯になった。見れる歯になると、笑顔が怖くなくなるんだよね。今までは笑うのが怖かったから、常にむすっとした人になっちゃってたと思うんだけど、今では普通に笑えるので、印象もよくなったのではないかと思う。
これは普通にやった。太っていたわけではないんだけど、-11kg落とした。やったのは単純に、レコーディングダイエット。
上記のようないろいろな改善をしているときはダイエットも一緒にやるといいと思う。みんな肌の変化とかは感じないけど、痩せたことに対しては敏感なので、俺みたいに「男なのに、顔を気にして」といわれるのが嫌だからひた隠しにしてたんだけど、ダイエットをしていると、印象がよくなったことに対して、すべてを痩せたせいにできるというメリットがある。
かなりいろいろやった結果、自分にも自信が持てるようになった。気分的には、大きなマイナスがあったのが、0に近づいていった、という感じなんだけど、それだけでだいぶ心が穏やかになるし、嫌な気持ちをすることがなくなった。
若いころはいろいろな人に指摘されて本当に嫌だったのだけど、大人になるともちろんそんなに言われることはない。でも、みんな心の中では思っているんじゃないの?というところで、自分に自信がなくなっていて、結果として性格が暗くなって付き合いづらいやつになっちゃってたんだと思う。
金は異常にかかったけど、これからの人生、ずっと使えるものを手に入れられてよかったと思う。少しでも参考にしてほしい。
いくつか反応があって嬉しい。少しでも多くの人の参考になればと思う。
その上で、いくつかの意見に答えるね。
「効果がなかった高額施術などについても、書いてほしかったなあ、と。(全部当たりなんておかしくねえか、という邪推ですお・・・)
これは実はあまりないんだけど、化粧水とか乳液とかは、効果がよく見えなかったというのがある。元がひどかったせいかもしれないけど。
あと、いわゆるメンズエステにも2軒ほどいったけど、高いだけであまり効果は感じなかった。医療ぽい治療のほうがよほどインパクトあるなと思った。
これはそうかもね。俺の勝手なイメージだけど、整形って、メスいれたり、目をかえたり、唇の形変えたりとかなのかなーというのがあった。いわゆる、変化させる系というか。
ひげ脱毛とかは、ひげを超きれいにそったときと同じだったり、皮膚がクレーターだらけなのを綺麗にするのは、健康的にいけばなったラインなので、整形ではないという印象でやっていたけど、そのあたりは自分で判断してやればいいんじゃないかな?
まあ、そう思われると思うので、そう思いたい人はそれでもいいと思う。本当はどの店いったかとかも書いたほうが参考になるんだろうけど、そこは逆にステマぽくなるのかなと思ったよ。しょせんインターネットだしね。
ああ、ここは「整形すれば」というのは、なんというか、ストレートに「お前の顔やばいぞ」っていわれているわけで、そういうのはひどいなと思っただけ。個人的にはそれで幸せになるなら、整形してもいいんじゃないかとは思う。俺は、目をいじるとか鼻をいじるとかそういうのは整形ぽくて嫌だけど、肌を治すとか、歯を治すとかはセーフラインと感じたからやったんだよね。そのラインは人ではなくて、自分の納得度で決めるといいのかなと思う。
髪はあったのか
髪はあったけど、この話でいうと、おでこのクレーターがひどいから、前髪を伸ばして隠そうとしてたんだけど、今思えば、はっきりいってキモい感じになってた。ある程度綺麗になってからは短髪になったから、それはそれでよい効果だったかもしれない。
あるかもね。俺はあまりしないというか、気にしない人は気にしないでいいと思う。ただ、悩んでいる人がいるなら、それは金で解決できるならしたほうがいいんじゃないか派なんだよ。
ひっそり流れてもよかったけどたくさんコメント頂いて色々考えたので追記です。
>好きな人が出来るたび、自分に好意を寄せてくれる男に出会うたびに
「この人に私の過去を言ったらどうなるんだろう」っていう疑いの気持ちを持ちながら生きていくってのは結構な爆弾だと思うんだよね
そういうのを気にしない性格ならいいけど、この人自体大学生でやってる人が多いとか回春マッサージとは違うんだとか
結婚に関してはしたいと思わないし、しても言わないと思います。今彼氏がいて、遠距離で彼氏に会いに行くためのお金でもあります。最近色々あって、自分って結構平気で嘘をつけるしたたかな女だと気付いたので大丈夫かだと思います。嫌な感じですみません。
>メンズエステみたいな「準風俗」は、女の子を守ってくれないから気をつけたほうがいい
顔バレは怖いです。呼び込みはあり得ません。だから化粧と髪形変えようと思います。アイプチしたら顔変わるし男受けもいいのかなと。
ryu_goma
無目的に風俗で働くのはアウトだけど目的があって働くのはセーフ、抜きありはアウトだけど抜きなしはセーフ、みたいな防衛ラインを設けてるのが面白い。
これちょっと誤解です。言われて気付きました。風俗関係なくフリーターが嫌いなだけです。割のいいバイトで小金持ちになって遊んで暮らす実家暮らしの20代がバイト先によくいるので苦手というか関わりたくない。本人たちは楽しそうだけど見てて痛々しい。
男の人に触るのはいいけど、抜くのは嫌です。彼氏のもまだやったことないし。
khtno73
性病、摘発、知人の来客・入店目撃のリスクもあるが、生活レベル下げられなくなるのが一番怖い。簡単に20万稼いで旅行代稼いだ人が、社会人になって初任給が家賃と食費で消えたときに、何を思うか。
それは大事だと思います。旅行は無理でも生活レベル下げたいと思わないので、就職したら一生懸命働いて給料あげたいです。
まあ寮に入るつもりなので、とりあえずは貯金ですけど。
ここまでたくさん考えて逆に決心固まりました。私が優先したいのは、この一年間を充実させること。遊びと勉強と恋愛を両立させることだと。メンズエステだと待機時間も多くて資格の勉強も出来るし。
ただリスクもあるし、それまでの自分には戻れないってことを覚悟します。コメント頂いた方ありがとうございました。読んでるかは分からないけれど。
http://anond.hatelabo.jp/20140528153933
この手のメンズエステ、女の子が駅前に立って呼び込みしてたのを見たことがある。
客として入ってみたら、その子は、そうやって呼び込みやってるときに高校の同級生に見つかったとか言ってた。
ヘルスみたいな本当の風俗店ならありえないガードの弱さだと思う。
抜きはないけど、マッサージしているうちに客が射精したことはあると言ってた。
泣きそうになったと彼女は言ってたが、そりゃそういうこともあるだろうねとしか。
別の、エロい格好で接客する飲み屋では、メニューに女の子の写真が載るんだけど、それが店を辞めてからもずーっと載り続けてる。こないだの消費税増税でメニューを更新したときに、1年前くらいに辞めた女の子の写真がやっとなくなった。
それだけならまだしも、店内で宣伝用に流してた動画を、本人の同意なく店に勝手にYouTubeに上げられた子もいた。
18歳以上なら何をしてもいいと思うが(そしてこの手の店は往々にして16歳くらいの子を雇うのだが)、こういうことがあることは知っておいたほうがいい。
どうでもいいけど
性的サービス無しと強調しているのに高給なので本当に性的サービス無しな訳ないだろと思ってたけど
一応嘘は書いてなかったんだなあれ
大学4年で就活も終わった。風俗といってもメンズエステ。抜きなしで男性に密着しながらマッサージする。抜きありの回春とは違う。
今度研修に行くけど、ここでバイトすることが自分にとってどういう影響をもたらすのかわからない。
戸惑いもある。でも長期の旅行や遊びに行きたいし、最後の一年間、しっかり授業も受けて卒論にも力入れたい。そうなると、これから夏までに20万以上稼ぐ必要があって、週5で深夜も入れたら稼げるけれどアルバイト中心の生活になってしまう。遊びたいなら自分で稼がなければいけない金銭的な理由。
風俗でアルバイトする大学生って思いの外多いらしい。私の友達にはいないけど、友達の友達にはいる。
でも普通話さないからもっといるだろうね。1人暮らしで仕送りプラスバイトだと、お金に困るってほどではないけど自由には使えない。コンスタントにバイトしなければ行き詰まる。特に就活はお金かかる上にバイトしてると上手く動けない。すぐに決まればいいけれど。
メンズエステを選んだ理由は、個室だから。前にガールズバーでバイトした時に何が嫌って、オープンで周りの女の子に見られること。
個室だったらもっとお客様に媚びたりサービスできるけど、男性よりも同性に見られるのがなんか恥ずかしくて嫌だった。
メンズエステならお酒も飲まなくていいし、1人で接客できる。肌やスタイルもいつも褒められるから向いてると思った。
でもやっぱりキワキワのマッサージもあるし、親には絶対言えないことを抱えることになる。
私自身風俗で働いている人に対する抵抗はない。でもソープとかセックスに近いことはお金貰ってもしたくないから、よく出来るなと思う。
後目的があるならいいけど、ただ楽したいから稼いでその分使って何も残らないような人は付き合えない。年取ったらどうするんだろうと思う。
でもメンズエステって抜くわけでもなく素人のマッサージで密着するだけで一万以上払わされる。
正直よくその欲求がよくわからない。性欲ならもっとちゃんとした風俗行けばいいし。話したいならキャバクラとか。
そもそも女の子とたいして盛り上がりもしない話するだけで何千何万も払うとか本当無駄だと思う。
ナンパもも出来ずに馬鹿高いお金払って、話に来るから当然つまらない。そんな人に就活のアドバイスされてもな。
先週の水曜日、1年くらい会っていた男と別れた。身分違いだった。遊ばれていただけだが、私は確かに恋をしていた。既に2回くらい泣いて諦めてたつもりだったのに、今は「基本的な生活」ができなくて昼職をなんとか遣り過ごすのがやっと。会っていた期間・今までの生き方に対して後悔がたくさんある。
「失恋からの立ち直り方」などを読むと、失恋直後は泣いて愚痴れ美味いもの食えあとは時間が解決すると書いてあるが、いくつかの事情が重なり誰にも(カウンセラー等の秘密厳守してくれる人にしか)ありのままを話せないので、増田に吐き出すことにした。半生、風俗、恋愛が絡んだゲロなので脈絡がなかったり長すぎたりあなたのモラルやポリシーに反したりは目を瞑って欲しい。胃の上と心臓がぐるぐるして気持ち悪いままあまり食べられず、呼吸が浅くて、吐き出さないとこれがずっと続きそうで。
世の紳士たち、遊びを仕掛けて本気になられて面倒になって棄てるなら、いいタイミングを選んでください。そもそもきちんと予防線を張ってください。それが上手にできないなら風俗の場合は最初から時間内だけの遊びにしてください。野暮でも関係の確認は明確に。気まぐれな優しさは凶器です。空っぽの人形に心を植えて、外界に連れ出して置いて去るようなのはやめてください。源氏名の鎧が外骨格なこともあるんです。剥がすなら覚悟をもってください。
要は失格風俗嬢が院生に遊ばれただけの話。
企業家家系で、家柄は武士とか軍人の流れとは聞いた気がするが、家を継ぐだの良家だのとは現在は無縁。
兄弟は上と下にひとりずつ。下が障がい者(突然変異系)で心臓の手術などのため私は早い頃からあまり構って貰えなかった。父方祖父母宅に預けられた時に言われた「ジュースを欲しがるなんて図々しい」は幼心にも傷ついた。幼児だからわからないなどと侮るなかれ。迷惑をかけてはいけないと過剰に思う癖がついてこれまでもたくさんの失敗をした。
小学生の頃に両親が離婚。風俗嬢にありがちな母子家庭育ち。母が会社をやっているので経済的困窮はなかった。片親家庭の毒は、なにも経済的なことだけではないと思う。男女観は多少であろうが歪む。私の場合は自分の女性性を受け入れ「女性」になるのが遅れた。「ちゃんとした恋」の経験値が足りなかった。
上の兄弟は国立最高峰の大学を卒業直後にかなりの年上と結婚。母は子が全員成人した頃にやっと死別独身(成人子あり)のパートナーをつくって入籍せずに一緒に住んでいる。
女子中高を経て、音楽大学へ。多少はみ出してはいたが結構な真面目ちゃんだった。同級生みたいにもう少しちゃらちゃらして男を見る目を養えばよかった。大学は奨学金(自立を促すため)と親の資金で。大学の頃にはすこし恋もしたしすこし病みもした。処女喪失は20歳を越えてから当時の彼氏と。特に感動もなかった。卒業してもまず食えないので事務で零細企業に就職。稽古には現在も通っていて、欧州への留学を希望しており貯金中。
昼職の正社員で留学のため真面目に順調に貯金をしていたが当時勤めていた会社が傾き、会社自体を整理することになって放り出される形で無職になった。初めは社員の求人に応募してみたり派遣で働いてみたりしていた。しかし景気的時期的になかなか厳しく、月末月初のみの事務アルバイトをしながら、貯金の進まなさに焦りを感じ時給の高さでホステスに応募。お酒が弱くてあまり売れず。もう数年若ければキャバクラでジュースでも稼げたのだろうが、もう20代中盤に差し掛かっていたので。派遣ホステスなども数回やったしお化粧おしゃべりは多少うまくなったのだが毎晩お酒を飲んで煙草に曝される生活に1ヶ月で無理を感じた。ほんの短期間だけ肉体接触なしの愛人ごっこみたいなこともして自分には向かないことを確認した。
ある日アフターののち始発待ち早朝のネットカフェで、最高に疲れた頭で風俗店の求人を調べた。何の職種がどこまでやるのか等を調べメンズエステ(マッサージ)までが私の限界と認識。求人と営業HPとの齟齬が少ない感じのところに投げやりに応募、後日面接へ。この時の私は疲れていろんなことが麻痺していたのだと思う。貞操観念は大人になるまでは強すぎるほどだったのに。講習で服を脱いだとき、堕ちたなーと乾いた笑いが出た。私大出して貰ってさらに留学資金なんて言えない、とか思ってたけど、風俗にまで行けるならまず親に言えばいいのに。足りなければ奨学金とか片っ端から応募すればいいのに。留学はどうしてもしたかったが、親に頼ったり甘えたりするのは怖かった。失恋後に母の胸を借りて泣いた時にやっと頼っていいのかなという気になれた。
斯くして私は去年の秋に渋谷の老舗店のホテルエステ嬢になった。たまたま新人ラッシュ期で店プッシュは分散、若い子巧い子(ヘルス上がりとか)に流れて新人期間でも本当に売れなかった。新人キラー(表立って言わないだけでみんなやってるよと過剰サービスを要求したり、押さえつけて入れてしまおうなどとする)だけは初めの1ヶ月間によく付き戸惑ったが対処法を身を持って会得。入店から一度も事故ったことはない。店側も私がこんなに続く(現在勤続1年と3ヶ月くらい)と思わなかっただろう。サービス内容はオイルマッサージとトップレスでの手コキ。パンツを脱ぐことも、キスもフェラもない。トップレスも初めは抵抗があったが、とりあえず粘膜ではなく皮膚だからと考えて慣れた。売れなかったので、何か武器があればいいかとマッサージを勉強した。リンパと筋肉ほぐしとツボ。開業の予定はないがマッサージスクールのショートクラスのディプロマも取得。
風俗にもいろいろあるけど、時間貸しの菩薩と思うに至った。精神的に受け入れて貰うのを飛び越えて膣に執着する男性が理解できない。
金銭感覚と貞操観念の狂いにはとても神経質になっていて、ストッパーに今も月末月初の昼職は続けている。事務の期間以外は結構な鬼出勤かつオープンラストなどもしていた。待機時間で譜読みや勉強ができるのはメリットだった。風俗の給料はとりあえずまず奨学金を返して、留学貯金の続き。日払いなので千円札しか使わない。万札・五千円札はやむを得ない場合のみ。清算時になるべく大きいのに両替する。お給料がキリのいい数字の時は何も買えない。万札が財布に3枚以上溜まったらすぐ口座へ。数字が増えていくのが幸せ。
恋人なんて嗜好品だと思っていた。あったら幸せだけどなくても死なない。留学(希望期間が長いので)できるようになったら置いてくか待って貰うかだから現状すぐは結婚とか考えられなかった。興信所での調査が必要な良家に嫁ぐなどは片親、障がい者家族、年齢的にないと踏んでいた。むしろ風俗に入った時点で、まともな普通な結婚は9割諦めていた。自分が結構放っとかれて(習い事だけはいろいろやった)育ったからちゃんと子供を育てられる自信があまりないし、留学できて行って帰って結婚出産したら高齢出産に片足ひっかかりそうだし、子供も積極的には望んでいない。
嫁が妊娠してセックスできないからと来店した客の「ここは最後まで手でなでなでしてるだけだから後ろめたくない、やましくない」説をとって、風俗嬢だけど別にたいそうなことやってるわけじゃないと表層では思うようにしていたが世間的には賎業なのも知っていた。
自分は自分の人生を生きなきゃいけないから、何かによってブレーキがかかるならそれは天秤にかけて本当に要るか考えるべきと思っていた。ぐらつくほどの恋なんてしたことなかった。
奴が来店したのは12月の頭だった。フリー一見はインパクトがなければ正直2ヶ月くらいしか覚えていられないから、その前にも来ていたかは定かでない。うちの店はメール交換を推奨しており(トラブルの種にならないのか疑問)、新人期間が終わる頃でもっと指名を作りたかった私は客の一人としてあまり深く考えずにサブ携帯のアドレスを交換した。そう頻繁でもないペースで他愛ないメールをし(メアド蒔きすぎて客とのメール自体めんどくさくて私があまり返信しなかったから。でも奴はたくさんメールをくれたし、待ってくれたし、返信を喜んでくれた)、そう頻繁でもないペースで来店し、私が中抜け(で稽古へ)から戻るのが遅れた時に奴が40分待ってくれたこともあった。「外で会いたい」と言われた時には「出勤時間を削って会うならお小遣い貰わないと無理w」とか冗談で断ってたな。2歳サバ読んでたから奴をオッサン扱い。実際外で会う気なんてなかった。事務の期間は事務が忙しいからって断れるし。風俗関係の人は風俗の期間だけにしたいし、その風俗の期間は休みを入れてなかったし。
奴はアカポスを目指す年上の院生(D2)で、数駅のところに奴の所属する研究室はあった。別にイケメンではない。実家暮らしでスポーツ好きで男子校育ちで男性の多い専攻。風俗に来れる程度の収入は得ていた模様。結婚とかせっつかれ始めてると言っていた。結婚したい、ではなく結婚しなきゃ、のような口振りで。
やることはやってたけど(プレイの範囲で)気持ちはちょっとずつ惹かれ始めていた。女とか風俗嬢とかそういう「枠」じゃなくて「私自身」を見てくれた気がしたから。褒められ慣れてなくて、客に「かわいい」とか言われても「ありがとうございますぅー」だの「そんなことないですよぉー」だの「えへっ知ってるw」だのとしか言えず、どうせその場限りの口先だけだって知ってるからスルーできたのだが、奴に言われて嬉しくてどうしていいかわからなくて「ポーカーフェイス頑張っても口角がちょっと上がるよね」などと指摘された時なんてエンドルフィンどばーであった。喪女か。
1月の末、ラストまで勤務後に出張帰りの奴と初めて外で会った。出勤を削らなければ私は機会損失ないからと思って。「好き」だとか「付き合おう」だとか「セフレでよろしく」だとかそういう言葉は出なかった。こちらからは出せなかった。その後食事だったりプラネタリウムデートだったり映画デートだったり普通のデートもしたが、ホテルにも行った。奴が非常に疲れている時や隙間時間で会った時にはホテルだけの場合もあった。マッサージとお昼寝だけもあった。1日一緒にいても全然窮屈じゃなかった。デートの日は必ず店を休んだ。「忙しくても何日に会えるって思ったら頑張れる」と言ってくれて、私もどんな痛客相手でも中断は決してしないでプレイタイム内は頑張れた(その後はもちろんNGをかける)。会って2回目くらいで本当の年齢のことも言った。初めの頃はほんとにバカップルみたいだった。メールに書いた話題のフックは漏れなくキャッチしてくれた。遊びならちゃんとそういう感じにしてくれればいいのに、本当に大切にしてくれた。
処女じゃないし、経験人数は片手で余裕で足りるが、ちょっといい雰囲気になるくらいなら数人いた。今までのはこちらからはそんなに本気で好きじゃなかったのかもしれないと思った。好きな人とのセックスがこんなに気持ちいいものとは思わなかった。ぞくぞくして痺れて溶ける感じ。濡れにくくて苦労はしたが。本当にかたちとか大きさじゃない。店に入ってから持ち前の「興味を持ったら調べる、やってみる」気質で手技だけはあったしananの特集等でフェラチオのイメトレもできていたから、申告人数より実際はもっと経験豊富と思われたかもしれない。
4月にはD3になるし論文の準備だったり学会だったりで忙しいだろうし、あまり構って構ってとは言わなかった。2月に一度だけ「この間会ったばっかりなのにもう会いたくなってる」と言って予定を調整して貰ったくらい。あとは相手からの予定打診待ち。3月頃にメールが1ヶ月開いて、次に会った時に「自然消滅狙いだけはやめてね。すっぱり切ってくれないと待つつもりなくても待てちゃうタイプだから」と頼んだ。誕生日には奴の利用店のプリペイドカードを負担に思われない程度にチャージして贈った。
会えば優しかったしいろんなことを話した。メールが途切れたら2週間くらいしてこちらからネタメールを送った。モテ期3回が三重解だったり虚解だったりするやつとか、バストカップ別褒め方一覧とか。追撃せず、返信や会うことは求めず、相手の都合でよかった。「飽きちゃったのかと思った」「飽きないけど、将来がないからねー」とかいう会話もあった。婚活市場で優良物件すぎて以前年上の女性にギラギラされたことがあって苦手、と聞いていたからこちらからは押せなかった。エイプリルフールに「あのねあのね!だいっきらい!あと処女です!」とか、満月にかこつけて「月がきれいだよー」くらいしか言えなかった。たぶん通じてないけど。漱石だよ。
半年もするとだんだん雑談メールが減って、近況つきだが予定打診メールの率が高くなった。会うペースも下がって月に1度くらいになった。忙しいならしょうがないし全然待てた。だが徐々にキスも減った。手もこちらから繋がなければ繋がなくてそのうちに遠慮した。うざいと思われたくなくて常に半身ほど引いていたが、もし言われれば即風俗あがって付いていきたい程度には好きだった。
明確な言葉なく付き合うカップルっているとは思うが、セフレっていう関係がこの世に存在する以上は関係の定義なり宣言なりが必要だと思う。それがないってことは明確に気持ちがあるわけではない、所詮は都合のいい女だということに2回ほど泣いて「何もなくて終わるより何かあって終わった方がいいと思って外で会ったんだから」と思った。より迷惑をかけちゃいけないと思って近づけなくなった。
9月に会ってから途中で奴の多忙による予定変更を経て2ヶ月ぶりに会った。予定変更への返信に「充電は既に切れてるけどまー死なないから私のことは忘れてていいよ」と書いてから2週間後。稽古の後に奴の乗り換えの都合上いつもの新宿へ。風邪気味の奴と西口で待ち合わせアルタ裏から出て歌舞伎町のホテルまで歩いた。バリアンじゃなくてそこそこきれいで割券使えるところ。普通に入ってコートとか脱いで普通に座って。
「真剣な話があります」ひとつは奴の今後の進退に関することなど。もうひとつは「今日で最後にしましょう」。
なんとなくそんな気はしてました。「えっしてた?」
しかしなんでまた。「結婚もしないのにこういうことしてるのが負担」
そう思うに至ったきっかけとかあるの?「論文の審査とかだよね」「あとー…○歳になっちゃったし、見合いとかするかもしれないし」「他に女の人がいるとかそういうのじゃないけど」「結婚できないじゃん?」「結婚しない相手と中途半端に付き合うのはやめる」
ていうか付き合ってないじゃん?セフレとか付き合うとか関係の定義なり宣言なりをしてないし最初から中途半端だったよ。「最初から中途半端、かぁ」
……………。(言いたいこと終わり?)
「泣かそうとしてる?」泣かしたって面白くないじゃない。
「なんか女々しいな、俺…」
………………………………………。
うん。でも。それなりに楽しかったよ。「それなり?俺は」だってちゃんと好きになっちゃいけないって思ってたから。「なんか…すごいなそうやって」
ていうかそれでも結構好きだった。でも迷惑だよね、と思って。2回くらいちゃんと泣いて割り切ってたよ。「そう言われちゃうと…」
最後に、します?「男が最後にやらせてっていうのはあるけどそっちから言うんかいw」
云々、奴にとってはあっけなさ過ぎて拍子抜けだったかもしれない。セックスはしなかった。泣けず、縋れず、意思表示もできず最後まで強がってしまった。でも最後になってやっと好きって言えた。以前一緒に見た映画の前作DVDを私が持っており双方ともに途中までは見たとのことで最後の1/3くらいをベッドで(離れて)ごろごろしながらエンドロールとメイキングまで観て、「じゃあ、出ようか」。「明日の朝喉痛くならないでね」(風邪だから)。
歌舞伎町から新宿駅まで歩く。奴の左耳、好きだったけど見納めかあ。最後にぎゅーってだけしてって言えばよかったな。駅で埼京線に乗る奴に改札の手前で「友人のバーでべろんべろんになってから帰るから!」と言って別れ、ウコンとカシミヤティッシュ持参で行った友人のバーで実際べろんべろんになって泣いて数年ぶりに記憶を飛ばし、隣席のオッサンにも迷惑をかけ便器を抱えおそらくタクシーで帰宅、風呂場でもトイレでも吐きまくって喉の痛い翌朝を迎えた。翌日の昼職は体調不良で休んで、夜になって迷惑かなと思いながら奴に最後のメールをした。
風邪大丈夫?お大事にね。留学資金を結婚資金にまわしてついて行っちゃいたい程度には好きだった。元風俗嬢とか嫁にいらないだろうけど。家は成金だし躾はなってないし。
昨日は女優だったでしょ?飲んで潰れて別の意味で喉の痛い朝を迎えると思えないくらい。
私をここまでしたんだからいい嫁見つけてちゃんと偉いセンセーになってよね。楽しかった。ありがと。
もちろん返信はなし。
何をやっていても涙が勝手にぼたぼた出てくる。過呼吸にも数度なった。職場のトイレで声を出して泣いた。事務の速度が1/3くらいになった。気を張ってる何か作業中はいいが途切れた時に何度でもフラッシュバック。何をしてても奴を連想する。母の胸を借り、恋愛論・男女論を泣きながら交わした。元客だったと打ち明けた風俗の同僚にもLINEを占領して慰めて貰いながら画面がぼやけた。夢に見た。魘されて数時間ごとに目が覚めた。日付の感覚がわからない。食事がとれない。食べても吐く。食べなくても吐き気。涙で流れるから化粧は一週間できなかった。男性に優しくされても泣いた。毛の処理や洗濯や基本的な生活ができなくなった。稽古に遅刻もしたし、演奏もできなかった。デパスを調達した。
奴に会えると思うから嫌なことでも頑張れた。これから何をご褒美に生きればいいのやら。そうまでして行く留学に意味はあるのか。
時間が解決する、いつかは忘れられると言われてもその時間を過ごす自信がない。
依存してたつもりはないけど、ガソリンが切れた。
ひたすらに楽天のメルマガがうざい。iPhoneでgmailとyahooのメールも未読有で出るから。放っといて欲しい。
奴のコミュニケーションスキルに不安はないので、若くて可愛いくて心の広い良家の令嬢と結婚して子供も作って幸せな家庭を築き出世していくんだろうとは思うものの、容姿体質(体質については私は許容できるが遺伝する内容)で弾かれまくったすえにやっとした見合い結婚で失敗して即効離婚してしまえとか、学歴に寄ってきた見合い女とくっついて有期雇用っぷりに幻滅されろとか、ポスドクで長ーく放浪して嫁に愛想尽かされろとか、助教で燻って65歳を迎えろとか、とっととインポになればいいとか、早くはげろとか、奴の幸せはまだ願えない。論文全然通らなくて心が折れてすごい凋落すればいいのにと思ってしまう。私のいないところで幸せになる奴を許せない。英語もできるから海外にも行けるし給料でてるし専攻的にも研究室的にも可能性は低いだろうけど。いま学位とれそうなところでその年齢で見合いとか早くない?とも思うがそれは体のいい理由なのでしょう。直接会って別れてくれただけまだ誠実なのかもしれない。パフォーマンスの低下した状態で考えているのでまだ頭の中はぐるぐるしているけど、風俗に入らなければ奴に会わなかったが、風俗女だから奴と本気で向き合う資格がなかったという循環参照みたいなところで行き詰る。
正直未練はまだあるしまともな生活はリハビリ中だけど、今日泣きながらこれを書いていて少しだけ吹っ切れた。結局遊ばれてたんだよね、と客観的に見られた。きっと恋をして何でもできそうな浮かれた気持ちと、すごくすごく幸せだった約1年と、別れて得た絶望とは自分の演奏に活かさなくてはいけないんだと思う。燃えるよりも灼けるように好きになれる人を運命がほんの短いあいだ貸してくれたと思うよりない。間違いなく、スイッチを切り替え私を「融かして」くれたのは彼だった。ここで討ち死にしたら負け。
2月にオーディションが2部門ある。受かれば履歴書に書けて2年くらい拘束。去年は「本気で行って落ちたらベッドで慰めてあげるから楽しんでおいでー」などと言ってくれた人がもういないので、ふたつとも落ちたらすぐに欧州へ飛ぶ準備を始めようと思う。目標額到達まで単独だともうしばらくあったけど、今回母に泣きついでに留学のことを直訴したら(当然風俗のことは言えなかったがアルバイトを掛け持ちしているとは言ってある)私の貯金と同額までは用意してくれることになったので、タイミング的には来年の秋頃から。奨学金にも応募してみる。
風俗は来年春か夏までにあがる。私に刻まれた風俗嬢の過去は変わらないが欧州に行って帰って来る頃には従業員名簿も破棄されている。
言っても言わなくても結局終わるなら、好きって思ったら言ったほうがいい。
欲しいものは欲しいって言う。だめかどうか決めるのは相手。
初動は早いほうがいい。
フィクション?そうだったらいいのに。それか1年前に時間巻き戻したい。
無論、すすきのは外せないよね。
しかし、どこへ行くべきかはこれは結構に悩ましいところであって、
例えば安定感で言えば(やや値段相場高めの)メンズエステというのは非常に安心であって無難であるのだけれど、
しかしすすきのといえば激安ソープで地雷原をチンコおったてて全力疾走というのも捨てがたい。
無論、ヘルスの類もバッチリ揃っていて、ハレンチ女学園で母校の制服を使ったプレイというのも良いものであるが
しかし一方時期は正月と最も込み合うのではないかということも予想に難くなく
ならばいっそのこと、ナンナナ辺りのイリーガルなにおいのする店を攻めてみるか、と思うもなんか全滅したとか
そういううわさもチラホラと、やはりここは大手チェーンの安定感に身をゆだねるべきであろうか、
しかし高級ソープという選択肢もナシというわけではなくいや大いにアリなのだが当方予算はかなり限られており
二次ロリが好きなことと社会的成功度合いってなにか関わり持つんだろうか。
ふつうに彼女がいて、セックスも結構好きでそれでもLOを買ってるって層が実が最大派閥なんじゃないかと思ってんだけど。
そりゃさばミソ定食も食うけどさ。たまにああいう普段と違う味付けも食べたくなるじゃん。
セックスは一昨日したから今日は独り楽しく嶺本八美で抜くって感じじゃないか。
「オナニーをする時はね 誰にも邪魔されず 自由で なんというか 救われてなきゃダメなんだ 独りで静かで豊かで……」
っていう風に思うので。そのためのLOなんだよね。
それとも、案外みんな性癖って一つに統一されてるもんなのか?
女子高生(円光もの、実写)→LO→セックス→ソープ→二度抜きが売りのメンズエステ→素人モノAV→LO
くらいのローテが普通じゃないのか。
コンプレックスがない! という人は少ないことと思います。だれもが、多かれ少なかれ自分のどこかにコンプレックスをもっているものです。女の子の場合、コンプレックスは容姿の問題と深く結びついていることが多い。もっとやせていたら……。色が白かったら……。マツ毛が長かったら……。つくべきところに肉がついていたら……。髪がサラサラじゃない……。背が高かったら……。
際限なくでてくるのでこの辺りにしておきますが、とにかく、頭脳のよさも性格のよさも家柄のよさもイロんなことすべてが、「それで、美人なの?」のひと言で否定される、と錯覚をしそうになるくらい、造形的に恵まれて生まれるかどうかは重要な問題です。
顔がキレイで若くてスタイルのいい女の子に対して、男性が見ていて恥ずかしくなるくらいあからさまに鼻の下をのばしていたりするたびに、(やっぱり、外見なのね)
と、たいていの女の子は苦い思いをしてきたわけです。
しかし、現代では、エステや美容整形の技術も格段に進歩しております。容姿の問題で、コンプレックスを抱きつづけず、少しそこをいじってよくして、悩みを克服し、明るく生きていくほうを選ぶこともできるわけです。
さて、男性の場合ですが、これまで容姿はあまりコンプレックスの要因とされていないかのように考えられていました。というか、男の人が容姿のことで悩むのはみっともない、男らしくないという世間の雰囲気があったわけです。もちろん、それでも、男性ですと頭髪がこころもとないだとか、身長が低い、不摂生にとても太っているということは、大きなコンプレックスを生んだりしています。
この3点に関しては、大半の女性が顔をしかめるかもしれません。
(個人的には私は、髪がなかろうが背が低かろうが、ものすごく太っていようが、優秀な頭脳をもっていればすべては払拭されると考えておりますが)
けれども、最近は男性も女性と同じように、さまざまな問題で容姿に悩みを抱いたりするようになりました。毛深い気がする、メンズエステで脱毛したほうがいいんじゃなかろうか……。筋肉がつかないプヨプヨ体型だ……。マユ毛が太すぎるのだろうか……。髪型が時代に追いついていないような……。どこでスーツを買えば、カッコよくなれるのだろう……。自分には、今流行りの中性的というかフェミ男っぽさがない。だから、女の子が気軽に話しかけてくれないんだ……。とにかく顔が悪い気がする。かといって、どこがどう悪いのかはよくわからない……。
時代遅れになりつつある、男っぽい容姿の方は、こういう悩みを持ってしまいがちかもしれません。が、スネ毛やヒゲが濃いのはイヤとか、顔が悪くてイヤということを問題にするのは、恋に恋する中・高校生であって、大人の女はかえって、男っぽさに魅力を感じていたりするものなのです。また、男性は「これがいい」と思っている外見的なよさでも、女性の側から見ると、
「あれはどういうつもりなのだろうか」
と首をかしげたくなることもあるものです。
たとえば、顔がいい男性。女性から見ると、カッコいいから、がむしゃらになって何かをやりとげたりしたくない、熱いところを見せたくない、カッコ悪いことはしたくないんだろうなあ……というふうに見えます。
よく見ていると、実際に面倒をさけたり、イヤなことからは逃げて人に押し付けたりしていたりして。要するに、顔がよすぎて、キレイな仕事しかしたがらなかったりする→仕事ができない→色男、金と力はなかりけり。という図式ができあがったりするわけです。同じことは、背が高いだけが取り得の男性にもいえるかもしれません。
つまり、賢い女性は男性が持っている容姿のコンプレックスなんか、あまり気にしていないのです。かえって、そういったコンプレックスのある男性が、献身的でやさしかったり、忍耐強かったり、おとなしく誠実だったりすると、
「やさしくて、いい人じゃない」
と女性から再評価してもらえたりします。
この、性格や人柄で「再評価をしてみる」という行為、女性はけっこうできるけど、男性にはなかなかできないような気がします。男性のみなさんにも、女の子を見かけだけで決め付けないで、人柄で再評価することを学んでほしいと願う私です。
ITアーキテクト、コンサルタント、投資銀行ストラテジスト、アルファブロガーから成る我々MBAホルダー探検隊一行は、東南アジアはミャンマーの魔境「チョイワル」へと向かった。その魔の密林に住むという未知の生物「ライフハック」を捕獲するためである。
ライフハックの身長は15m、太古に生息した恐竜を思わせる、武器にもなる長い尾「ロングテール」を持ち、モテる男の恋愛術を使いこなす、現地ではまさに「エバンジェリスト」と恐れられているのだ。
我々一行は、紛争地域モヒカンの真ん中をコンティンジェンシー・プランを施した男の隠れ家であるハマーH3で進んだ。クルマから降りればたちまち反体制勢力ネットイナゴの攻撃を受け、炎上させられる。
やがて道が途絶えたところで我々はハマーを止め、そこから徒歩でチョイワルに向かうこととした。何かがブロゴスフィアの密林の中から常に我々を監視している、そういう気配がした…そのとき!何者かが我々に突如毒矢を放ち、アラートを上げながら我々を制止したのだ。
それは、成功するイメージを身にまとった未開の自由人アーリーアダプターだった。
アーリーアダプターは、デキる男の武器を手に手に我々を威嚇していた。我々は現地ガイドをアサインした上で、なんとかネゴシエーションを試みた。
現地ガイドの説得によって誤解が解けた我々は、彼らの村にインビテーションされることとなった。
そこでは今まさに彼らは戦略会議の真っ最中であった。我々もその席に参加した。この席でアグリーメントが結ばれ、やがてWin-Winの関係に至るとファシリテーションに夢中の長老CTOは語った。
我々は、長老にチョイワルとライフハックについて聞いてみた。長老によると、チョイワルはこの村から一つ山を越えた先にあるという。しかも、長老はチョイワルで仲間と週末フットサルの最中にライフハックを目撃したと言うではないか。
しかしながら、長老はこれ以上語りたがらなかった。それが長老の他に対する差別化戦略2.0なのだろうか。いずれにしても、我々は礼を述べ眠りにつくことにした。
「明日はいよいよチョイワルだ。それじゃあみんな、タイムマネジメントはしっかりな」twitterにメッセージが流れた。
翌朝、我々は日の出とともに目を覚ましてすぐ、チョイワルへ向かう準備を開始した。
チョイワルは、特殊な地形と強力なシナジー効果のため、方位磁石はおろかNAVITIMEすら効かない。さらに危険な動植物が我々の行く手を阻む。まさに文字通りのクリティカル・パスなのだ。我々はメンズエステを施すのみならず、男の戦闘服であるスーツを装着した上で、念には念を入れた。
ちょうどそのころ、アーリーアダプターの集落では、GTDメソッドに話の花を咲かせながら男の手料理による朝食の準備を始めていた。我々も朝食に呼ばれ、村の中心部にある男の隠れ家的ワインセラーにお忍びで集合した。
彼らの主食はユビキタスと呼ばれ、家庭のみならず収穫や狩猟の場でも食べられるという、まさにCGM社会に生きる我々にとってはうってつけの食べ物であった。
朝食後、長老が我々の成功を願い祈祷を捧げてくれると言うではないか。長老は奇声を上げ、コーチングのポーズを取りながら呪文を唱えた。
「迷わず行けよ、行けば分かるさ!ダーー!!」
長老によると、この呪文は男の美学をアップさせ、誰にも真似出来ない自分を演出させてくれるという。万全を期した我々一行は、村人に丁重に礼を述べ、チョイワルへ向かうため村を出た。
険しい山道とジャングルを進み続けること数時間、それらしき場所に到達した。そう、若い男性に人気の萌えショップが立ち並ぶ、この新レイヤーが魔境チョイワルである。我々は恐怖と興奮のあまり少年の心が甦るのを感じた…まさにそのときである!隊員のコンサルタントが怒号のような悲鳴を上げたのだ。
「ぐああああぁっ!!ロジカルシンキングがなっとらん!!」
なんと、獰猛ながら本格派の粋Z(ジー)に会議で刺されたと言うではないか。すぐさま我々に同行していたITアーキテクトがトラブルシューティングを開始した。アーキテクト曰く、この場で引き返すか、複数のサービスをインプリメントしたマッシュアップによるソリューションの提案しか方法は無いと言う。
我々はマッシュアップを選択するというディシジョンメーキングを行い、隊員のアントレプレナーシップが回復するのを待つため、ここでブートキャンプを設営することにした。スキルに秀でた隊員達は、手際よく必要なコモディティを配置、行きつけのジムと同じ設備をアレンジメントすることに成功した。そして、負傷した隊員をリラグゼーション・スペースに運び、ここで治療を続けることにした。
と同時に我々は、ライフハックを捕獲すべくキャンプの近くにdel.icio.usアカウントを設置、繁殖期でフォークソノミー体質のライフハックをアルファギークに大人気のソーシャルメディアで誘い出すという作戦だ。
それとは別に、夜間撮影対策を施したXactiを数台設置。捕獲できなくても、せめてその姿を夢を諦めないことの証明のために撮った上で、FlickrとYouTubeでシェアしたいとの思いである。
やがて夜を迎え、隊長は危険な生物が我々を襲わないよう見張り役にシフト勤務を伝えた。
次の朝、我々はdel.icio.usアカウントがなくなっているのに気づいた。ついにライフハックが現れたのか?「すごいディールだ!」隊員達は全てのソーシャルメディアを確認した。しかし、del.icio.usアカウントがスプーフィングされただけで、ライフハックの姿はどこにもなかった。ビデオに映っているかもしれない。我々はビデオをすぐさま再生。もちろん、行きつけのジムで。しかしながら、ビデオに映っていたのは、いかにもニートで喪男風な野生の貧相なキツネだけだった。
とはいえ、負傷者が出てしまった以上、ここに長居をすることはできない。我々はプライベートは大切にしたい自分を悔やみつつも、チョイワルを後にした。
この魔境に絶対ライフハックは存在する。今も、ライフハックの、そんな彼の普段の顔は勝ち組風でパートナーの気を引いているのだから…。我々がアウトローである以上、会社の歯車にはならないぜと、隊員達は各々胸にポジティブな思いを秘めながらジャングルを眺めていた。