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2015-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20150811031509

なぜ熱中症での死人が毎日報じられるのか。

ニュースで報じられる「熱中症とみられる症状で死亡した人」は毎日1人か2人。

しかし先般Togetter話題になったように熱中症脳梗塞の症状は似通っている。

Togetterではくも膜下出血の症状を熱中症と間違えていたというツイートが取り上げられていた。

毎日報じられる死亡人数はあくまで「熱中症とみられる」もので死因が熱中症と判明しているわけではない。

熱中症」で救急搬送されたが病院では別の死因だったという例がそれなりに含まれているのではないか。

2015-01-10

交通事故特殊

長いけど勘弁な。

なぜか生き残らされてしまった話。

始発前の超早朝が出勤時間帯、なおかけで通勤バイクだった。

当然、そんな時間帯だし走るのは二車線の直線。

見晴らしのいい街道から制限速度ちょい超えるくらいのスピードで走ってたんだ。

まあみんなやってる程度の速度超過。

仕事終わりは当然車の量も増えてるからフツーに走って帰宅

レンタルショップスーパーで買い物等々、寄り道なんかしてね。

そんな日常を繰り返してた。

で、ある日疲れがたまってたのか寝坊した。

もちろんソッコー着替えていつもより飛ばしたよ。ただ気が急いてたから正確なスピード分からん。後々ブレーキ痕で判明するんだけど。

信号スムーズに行けよ。とか思いつつ出発。

しばらくして大きめの交差点横断歩道シマシマ模様が見えてくる。

視界を少し上に向けて信号は青。少し左に振って歩行者信号の点滅もなし。アクセルは緩めない。

と、なぜか右から左おっさんぽい人影が動いてくる。対向車線のど真ん中。赤信号のはずなのに。

え?信号無視

直進の信号が変わった?

もう一回視線を上に青信号確認

正面に視界を戻した時には

あいつまだ歩いてる!」

「え?小走りになってね?」

「ホーン!!ブレーキ!!」

おっさん気付けよ!!!!!」

ってのが0.5秒ぐらいの間に一気に頭を駆けまわり必死操作する。

ブレーキにギャッ!ってバイクがきしむ。

けどもう間に合わない。

ホーンにも気づかず正面きちゃったようわぶつかるまじかよ全然気付かねーよどーなんだよドン!!

ここから数秒ぐらい記憶が飛ぶ。

全身を強く床に打ち付けられるとしばらく動けなくなる経験ってないか?

ガキの頃少し高めの場所から飛び降りようとして失敗したとかさ。

エビ反ってウンウンしちゃうの。あるだろ?

アレの強烈版だった。

呼吸が出来ず、うー。うー。って唸りながら身動きがとれない。

けど何とか、ゆっくりだけど腕は動く。

真っ暗だった視界がゆっくりと明るくなってきて真っ黒な血だまりが目に飛び込んできた。

おまけにどうやら俺の顔のどこかからまだポタポタと血がたれ落ちてる。

そーゆー時って不思議なもんでまず口元に手を当てるのな。

ドラマで何かに気付いて「ハッ!!」ってやるみたく。

俺はジェットヘルを被ってた。

で、どうやら下顎から思い切りアスファルトダイブをしたっぽい。

そっから出血してるのか?コレまた不思議なもんで無造作に口元に指先を当てた。

手触りでいつもの形と違うのが分かる。

もう滅茶苦茶な造作になってて血でヌルヌルして唇が避けてるな。

前歯もぜんぶねーっぽいぞ?それにしても出血ひどくね?

上顎が痛い。

変な感じがする。

手を突っ込んでみると折れた下の前歯が上顎に突き刺さってるのがわかった。つまみ出す。

なにこれ?俺ヤバイじゃん。とかぼんやり考えてた。

でも身体は動かず、唸りながらも「おっさんどーなった?」と身体を何とかよじらせて見回したけど視界に入らない。

そーこーしてる間に「おい!ひでーぞこれ!大丈夫!?」なんて声が聞こえてくる。

どうやら通りがかったドライバーが駆け寄ってきてくれたらしい。

なにか話しかけてくれてたけどその時俺は顔、滅茶苦茶になっちゃったのか?ってのと、人身かよまじかよつー二種類の恐怖を味わってた。

折口の中に手を突っ込んで様子を探ったりしながら「ダメっぽい。そーれより相手の人はどーなってますか?」って話してるつもりなんだけど唇がめちゃくちゃになってるから上手く話せない。

このとき記憶はおぼろにあるけど後はとぎれとぎれ。

気付けば救急隊員が目の前にいて質問してるけどうまく答えられない。

そのまま意識飛んだのか今度は病院ストレッチャーに載せられてる。

看護士医者の「よいしょ!」って掛け声とともに処置用のベッドに移し替えられ、速攻で唇を縫われてる感覚はあるんだけど、だんだん周りの声が聞こえなくなってくる。

視界が狭まってやがて真っ暗になる。漆黒の闇ってやつだ。

感覚だんだん鈍くなる。全身麻酔なんてしてないのに。

あれ?死ぬか?

臨死体験ってのはこういったものなのかもしれない。

よく耳にするけどホントあの時は「恐怖感」ってのが全然なかった。

あー、このまんま消えるのか俺。ぐらいの軽い感じ。

過去を振り返るとかそんな余裕もなく意識、つーか思考が徐々に小さくなっていく。

気が戻ると入院棟の、あのフカフカベッドに横たわってた。点滴つけられて。

あ、まだ生きてんだ俺って思ったな。

後になってケータイ見て驚いたけど、その時自画撮りしてんだよね。

せっかくだからとか生還記念に、とかバカなこと無意識ながら思い付いてやってたのかもね。

パンッパンに顔を晴らした朝青龍みたいな俺が写ってた。

ここから少し端折る。あと自分に起こってることとはい記憶とんでるのと医者からの後聞きなので「らしい」とか「っぽい」みたいなボンヤリした書き方になるけどスマン。

聞いた話だと病院に運び込まれた時、本当に俺は死にかけだったらしく、くも膜下出血顔面多発骨折の状態で、頭部(脳?)にあまり刺激を与えたくないから唇は最小限の処置だけされてた。

当然即入院

でもって外科の前にまず生き死にだろってことで脳外科の病棟へ。

運良く運び込まれたのが某大学病院だったから各科との横断的な治療を受けることができた。

そんで顔面からダイブだったってことで不幸中の幸い、頭部以外は外傷ほぼなし。

気になる顔面の壊れ具合はつーと下顎と鼻の下の骨がパックリ縦に割れてた。

下唇は顎の途中までバックリ断裂。

事故後、初めて鏡見た瞬間「ああ、もう前の顔には絶対戻らないんだな」ってガックリきたよ。

イケメンでもなんでもないけどコレまで付き合ってきた自分の顔は一生見れないんだから

毎晩寝るとき「このまま二度と目を覚まさないんじゃないか?」って死の恐怖に襲われてた。

1週間ほどで脳内の影も消え、異常なしって診断貰って今度は顔面の修理。

ハリガネみたいので歯を縛り固められ、ユルユルだった骨折部分が多少落ち着いたら今度は手術。

臨死体験をした身としては、またあーなんのかな?とか思う間もなく深呼吸数回でサクッと落ちた。

手術は無事終了。

チンコ差しまれたションベン管も「あ、あああ、あああああ~~~~……」ってな感じで引き抜いてもらった。

術後しばらくしてからレントゲン見せてもらったけど顔のあちこち、少なくとも10所以上はボルトが埋め込まれててサイボーグになった気分。

入院してから一ヶ月近くが経ってた。

手術までの間、何度も事故ったおっさんの事が頭をかすめた。

見舞いに来てる家族にもどうなったのか尋ねたけど「全身打撲で入院してるみたい。まずはアンタの代わりに謝罪してきた」てな返事。

助かったと聞いて胸をなで下ろす。

とにかく当事者の俺が謝罪しなくちゃなんない。けど手術もある。

向こうも落ち着くまでしばらくかかるかもしれないし、間を置いて謝罪した方がいいのかも。

あーそうか人身だよな免許取り消しだろうなー。とか思ってたな。

そーこーしてる間に移動はまだ車椅子だったけどだいぶ落ち着いてきた。

退院の日もほぼ確定。まずは第一段階終了かー。

みたいに一息ついて母と話してる時「相手の方、実は即死だったの」と言われた。

そう。俺は殺人者になってた。

でっかい溜息が何度も出てくる。わけがからない。

母が言うには「手術前に精神的ショックを与えないように警察からアドバイスされてた」とのこと。

けど俺が生き残っておっさん死ぬってどーゆーことだよ天秤が吊り合わない。

落ち込みまくること数日。交通刑務所行こう。償おう。そう考えるに至った。

口の周りは神経が切れてるから動くけど痺れは10単位回復していくと言われ、無くなった前歯はブリッジ入れ歯がはめられた。

そんなこんなで事故から二ヶ月にようやく退院

ホッとする間もなく警察から連絡があり取り調べたいという。実況見分も。

日程が決まり取調室でここに書いたような話をし、事故現場に足を運んだ。

ブレーキ痕から事故当時の速度は65キロだという。

それ以前に正面衝突の衝撃で血がこびりついたスピードメーターは65キロをさしたまま潰れてた。

おっさんも俺も40メートル近く吹っ飛んだそうだ。ホットロードどころの話じゃない。

フレームがひん曲がったバイクはもちろん廃車にした。

事故現場に立てられた目撃者求む、の立て看板からは数件の目撃情報があったという。

街道交差点だっつーことで設置されてた監視カメラにも事故映像が残っていたらしい。

事故担当してくれてた交通課の担当者検察局の検事は同じことを言った。

「目撃情報カメラ映像も、どう見ても飛び込みなんだよねー。そしてあなたはホーンも鳴らしてるしブレーキもかけている。避けられない事故ってのがあるんだよ。どうしても」

真相はわからない。

相手の方が亡くなっている以上、警察にも、もちろん俺にも飛び込んだ理由を問うても答えは出てこない。

運転ミスじゃなかったのか?

飛ばし過ぎじゃなかったのか?

もっとからブレーキかけられなかったのか?

結果俺は人を轢き殺したにも関わらず無罪になってしまった。

一方、免許証人身事故の最悪のやつだから当然取り消し。

1年間免許取得出来ません。つー欠格期間が付けられた。

そして保険

個人情報関係で詳細は知らされちゃないけど、相手の方は生活保護受給している65歳の男性だった。

役所その男性の担当をしている職員と警察の間で情報の交換をしたけど、どうも故郷家族とは30年近く連絡をとっていないっつー状態。

なんとか調べて見つけた家族事故で亡くなったことを伝えても「家を捨てた人の死には関わりたくない」てなスタンスだとか。

なんでそーなるんだよ。

もちろん前述のように個人情報の都合で俺から先方のご遺族へ謝罪する、どころか訪ねていくことさえ一切できない。

どうやってこの罪の意識を背負い込み続けていけばいいんだっつって軽く絶望した。

事故の夢を時々見てはうなされる。いっそのこと交通刑務所にぶち込んで欲しかった。

事故現場に献花して冥福を祈るくらいじゃ全然気持ちが収まらない。

ひどい話かもしれないけど、罪を償って少しでも気持ちを楽にしたかったってのが正直なところ。

半年ほど合間を見ては警察に連絡したり足を運んだり。ご遺族の状況を尋ね続けた。

保険金を受け取ってくれないかと、何とか伝えることはできないものか。

最終的には保険会社が間に入ってご遺族を説得したのか、ご遺族内でなんらかの気持ちの変化があったのか、保険会社と何度か書類のやりとりを済ませ、無事ご遺族に保険金が支払われた。

で、保険金が支払われたからといって俺の精神状態は全然落ち着かなかった。

顔面に埋め込まれボルトを抜き取る再手術入院とき主治医相談してメンタルヘルスを紹介してもらうことになった。

結果、鬱傾向にあると診断された。

正直落ち込みは激しい。っつか波がかなりある

事故から2年ほど経つけど免許証はまだ取得する気にはなれない。

メンタルヘルスにゃいまも通院してる。

事故のことを知らない久しぶりに会う知人に「おや?」って感じで顔を凝視されるのはつらい。

ビートたけしはどうやって気持ちを持ち直したんだろうか。なんて考える。

もし仮に、あのおっさんが世をはかなんで飛び込み自殺したんだとしたら。

自殺は増え続けてるってゆーよな。

けど死にたい奴はひとりで富士樹海にでも行ってひっそり死んでくれ。

誰に何が起こるかなんて誰にもわかりゃしないけど、死の方向に他人を引っ張り込むような真似だけはやめてくれ。

単車載ってる奴はフルフェイス被れよ。まじで。

エラソーかもしんないが、この話が教訓になればいいけど。

おっさん冥福を祈る。

2014-11-12

http://anond.hatelabo.jp/20141112133926

死ぬな~過労死事例 2

運転手(42歳) 配送係

朝6時出勤(冬は5時半)夜9時帰宅(早くて8時、1112時も度々)

実働15時間/日

休日は不定期で月1~2回。

配送が5分でも遅れると始末書を提出するシステム

暮れのピークをすぎての3カ月後、1週間休日なしで勤務し

休日の前夜就寝10分後にくも膜下出血で死亡。既往症なし。

日頃から疲労を訴えていた。

http://karousimondai.net/modules/pico/index.php?content_id=12

 

小銭のために死ぬな はたらくな

人生のために生きろ

 

仕事よりも命が大事 はたらくな

上手にさぼって生きのこ

2014-04-15

担任子供入学式に出るため入学式を休んでも、副担任いるからいいだろって気軽に言うけれど

その副担任が当日インフルエンザになるとかくも膜下出血で倒れるとか、それこそその人にも子供がいてその子事故で重傷になるとかしたらどうすんの?それでも先に有休をとった担任が優先なの?

そりゃあ休む権利はあるけれど、入学式のようなイベントにはどうしてもという事情がない人は出た方がいいだろう。

そして高校生の子供の入学式というのはどう考えても、「どうしてもという事情」には思えない。子供事故病気に遭っても休めないのかと反論する奴もいるが、そういうのとは全く別物だと思う(どちらかというと家族旅行とか夫婦結婚記念日デートとかに近い)

いつ誰がどんな理由で休むとも限らないんだから、出ても支障のない教師は我慢して出るべきだと思う。

2014-03-22

http://anond.hatelabo.jp/20140322203721

くも膜下出血が頭をよぎったんだけど(もちろん発症してたら書き込む余裕なんかないが)

血圧がグワーっとあがる時に血管がブチンっていくんだよ。だから性交時になるのもよくある話。

一度脳ドック検査してみては?

2014-03-18

初めて家族と死別したので時系列で覚え書き

1.救急搬送とき

・ただごとじゃなさそうだったので救急車を呼んだ。

救急車到着、即行病院搬送かと思いきや、「普段服用している薬は?」「持病は?」「保険証は?」とか色々訊かれた。それが死の原因ではないけど、かなり焦ったしイライラした。

・服用薬のリストを作って、保険証と一緒にわかるところに置いておくといいかもと思った。特にある程度の年齢になったら。

2.死んだとき

・今まで特別病気とかしたことのない人だったので、ただただ急過ぎて意味が分からなかった。

・死因は大動脈瘤破裂。これと心筋梗塞脳梗塞くも膜下出血あたりが突然死四天王みたい。

・死んでからすぐに「どこの葬儀屋に頼むか決めてくれ、ここで」と言われた。マジか。

・結局農協へ依頼。

シンプル火葬とかのサービスもあるけど、その辺を利用する決断をこの場で下すのは難しい気がした。故人が生前からシンプル火葬希望の旨を周知徹底しておくとかでもない限りは。葬儀業界市場原理とかあんま無いみたいで、地場根付いているかがほぼ全て。

3.無言の帰宅とき

・逝ったのは月曜だけど、最寄りの斎場が混んでるらしく通夜告別式は次の土日に行うことに。冬の方が他の季節より死ぬ人が多いみたい。

・「今くらいの寒い時期なら、ドライアイス敷いとけば一週間近くは平気でしょ」とのこと。そんなわけで我が家に仏が5泊。

・その日の内に葬式見積もりとか色々もらう。誰が花をいくつ贈るかとかそんなのに気を遣う。本当はそんなことより泣きたい。

・実際、すぐ焼かないで何日か一緒にいられたのはラッキーだったのかもしれない。

納棺した仏に顔を近づけ過ぎると、ドライアイスから放たれた二酸化炭素めっちゃ吸い込むので注意。

戒名たけーよ。1文字3万円くらいよ。いっそ戒名ジェネレータとかあればいいのに。

4.通夜とき

・どこの誰なのか正直よくわからない人達が何人も来る。でも、ありがたい。

・離れて住んでる親戚とかって、盆と正月と身内が死んだときくらいしか会わないね

アサヒスーパードライめっちゃ届く。エビスとかプレモル何となくダメで、こういう場だとスーパードライなのかね。ウエットな場なのにね。

・坊さんが地味めの袈裟で登場。何を言ってるのかよくわからない。

・式の司会担当のおばちゃんがやけに抑揚をつけた声で「天国から見守っていることでしょうーー」とか話す。三文芝居みたいで興ざめ、でも、泣く。このおばちゃんに3万円。

寿司やらを皆で食べる。会場には瓶を下げてくれたりするおばちゃんが3人。このおばちゃん達に一人当たり1万円。

5.告別式火葬とき

・嫌味なくらいに気持ちのよい朝。

・昨日よりもかなり高級そうな袈裟を纏い、坊さん満を持して登場。相変わらず何を言っているのかは不明。

・式が終わり、皆で棺に色々詰める。もう焼かれてしまう。仏をよく触る。泣く。

・「1時間程度で火葬が終了しまから」と、待っている間にまたプチ宴会。酒を飲むも、酔えない。

・「ご遺族の代表の方は、遺骨の確認をお願いします」のアナウンスを受け、席を立つ。

頭蓋骨とか大腿骨とか、丈夫な骨はちゃんと形を保っているものだと思っていたが、かなり強い火力で焼くらしく、全部ばらばら。自分の時は、ミディアムレアくらいがいいな。

・確認とか言われても、こうなっちゃ誰のを出されてもわからんわ。

・その後みんなで骨を拾い、壷に入れて帰宅

6.帰宅後のこと

・帰って早々に諸々の清算。いっそ前払いでクレジット決済とかにして欲しいわ。

香典返しとかめんどくさ…

※今ここ

2014-02-18

http://anond.hatelabo.jp/20140217175047

私はとある宗教の2世で、子どものころから親に宗教行為を強制されるのがいやでいやで仕方なかった。

やれ毎日朝晩仏壇に手を合わせろ、会合に行くぞ、勧誘に行くからついて来いなどなど。

本当に本当にいやで仕方なかった。

学業成功するようにと祈っている時間勉強したいんですけど! 明日部活で朝早いのに夜の会合とか無理!

相手は明らかに嫌がっているよね。なにこれ仲間内で勧誘人数を競っているの?

仏壇で30分唱えたらこの紙の升目を埋めていくんだぞ。お父さんなんかもうこんなに埋めたんだ。お前もがんばれ。

いやいや、なにその無駄時間の使い方。ないから。ありえないから

子ども時代は、強制される宗教行為からいかに逃げるかということばかり考えていた。

中二病全盛期には、周りにいるその宗教関係人間全てを軽蔑し、馬鹿にしていたように思う。

「これ印刷物じゃないんですか? 息を吹きかけてはいけないのはなんでですか?」

とある日の会合で幹部と呼ばれるエラい人にそのようなイキガッタ質問をしたのを今でも覚えてる。恥ずかしい。

そんな宗教嫌いだった自分だが、一度だけ、宗教についての考え方を大きく変えるできごとがあった。

私には叔母がいて、日ごろから親しくし、いろいろとかわいがってもらっていた。

しかしある日突然、叔母がくも膜下出血で倒れて緊急手術をすることになったのだ。

それを知ったのは夕方のこと。家族みんなで病院に向かい深夜まで病院涙目フラフラ、日が変わるころに親に連れられて家に戻ったが当然ながら眠れるはずがない。

家に帰ったら家族一同で仏壇に向かい祈りをあげた。そして僕も生まれて初めて、本気で祈ったように思う。

今思うに、

本当に祈るしかないときというのが人生はいくつかあって、そういうとき宗教というのは必要なんだと思う。

少なくとも祈っている瞬間は、何かしたいのに何もできないというそのどうしようもないもどかしさから逃れることができた。

その瞬間だけは、僕はこの宗教があってよかったと思ったのだ。救われていたのだ。たとえそれがただの逃避だとしても。

はいえ喉元過ぎればなんとやら。叔母の手術が成功し、自分生活が通常に戻るにつれて宗教行為サボりがちになり、

進学を機に親元から離れることで完全にその宗教から足を洗うことになった。

私の宗教に対する考えをまとめると次のようになる

宗教必要とする人は少なからずいる。私も必要とした瞬間が一時とはいえたしかにあった。

今の私は宗教必要としないからやっていないだけ。

しかしたらまたどうしようもないとき必要とするときがあるかもしれない。」

おそらく私は、本質的宗教行為には興味がなく、思考停止の道具としての祈りしか必要としていないのだろう。

(そしてそのような道具に頼るほど自分は弱い人間であることを自覚している。)

そこには信仰心のかけらもない。苦しいときの神頼みをする自分自己弁護しているにすぎない。

まじめに宗教を信じている人からすればこのような考え方はどう見えるんだろう。盛大に罵られそうだw

こんなこと、知り合いの前では絶対に話せないな。匿名ダイアリーがあってよかった。

2013-05-06

オナ禁誓いウォーカー

星野源さんが少し前のラジオ

「一ヶ月オナ禁した」

と言ってたので僕も挑戦してみることにした。

(彼はくも膜下出血医者に止められてだけど)

これを書いてる今、既に3日目

多分気のせいな効果

寝起きが良い

筋トレ意欲が増す

確実に出た効果

時間が異様に余る

次は10日後に

2012-04-11

オウム真理教ナウい教化法”を実践した広瀬死刑囚手紙 vol.2

【vol.1「カルトに係わる契機」】はこちら。

宗教経験

 カルトの「超越的世界観」によって、現実世界においては解決の困難な問題が解決することと述べました。他方、この類の世界観は非現実であるために、受容が困難なのも事実です。ところが、「神秘体験」、「超越体験」などと呼ばれる幻想的な宗教経験は、その受容を著しく促進します。

 オウムにおいても、教義の妥当性の根拠は、その種の宗教経験でした。つまり、多くの信徒は教義の世界を幻覚的に経験しており、その世界現実として認識していたのです。地下鉄サリン事件への関与は誠に愚かであり、心から後悔しておりますが、この事件についても、宗教経験から、私は教義上の「救済」と認識して行いました。

 このように、宗教経験は、「殺人」を肯定する非現実的な教義さえ受容させる原因となります。したがって、宗教経験を根拠とする思想やこれを起こす技術の使用には注意すべきです。

 以下、宗教経験検討のために、私の経験を述べさせていただきたく思います

 前述のように、高校三年生ときに、私は、「生きる意味」の問題を意識するようになりました。しかし、その後、私は目を引いた本を読んだり、簡単な瞑想指導する団体に入会したものの、その問題は棚上げ状態でした。大学で学ぶことが将来の職業に直結するので、学業や学費のためにアルバイト忙殺されていたのです。

 そのようなとき、偶然、私は書店で麻原の著書を見かけたのです。昭和六十三年二月ごろ、大学院一年ときでした。その後、関連書を何冊か読みましたが、彼の説く解脱悟りが気になりました。

 最終的な解脱悟りは、絶対自由・絶対幸福・絶対歓喜の境地であり、本来、私たちはその状態に安住していたにもかかわらず、煩悩にとらわれたために、輪廻して苦界をさまよい続けているとされていました。ここで、絶対自由とは、カルマ(業。転生する原因)から解放され、どの世界に転生するのも、最終解脱の状態に安住するのも自由という意味でした。絶対幸福とは、金、名誉など自分以外の外的存在を必要としない幸福という意味でした。絶対歓喜とは、自己存在しているだけで歓喜状態にあるという意味でした。

 不明な点が多いものの、何らかの絶対的に幸福な境地の存在事実であれば、その追求は「生きる意味」に値するのではないかと思いました。

 また、麻原は修行を完成させて最終解脱の境地にあり、弟子指導して彼らをも解脱させているとのことでした。麻原や弟子たちの体験談を読むと、解脱への確かな道が存在しているように思えました。彼らの体験には普遍性が感じられたからです。さらに、麻原は自身の体験の妥当性を、ダライ・ラマ十四世をはじめとするチベット仏教インドの聖者たちと交流して確認したとのことでした。

 前述の解脱のような教義の話だけならフィクションを読んでいるようなものでしたが、このような実証的な姿勢は理解できることでした。この点は、私がそれまでに接した斯界のものとは違っていると思いました。

 しかし、事はそう簡単に運びませんでした。麻原が主宰するのは、宗教団体オウム真理教」だったのです。(なお、当時、オウムほとんど無名の団体でした。)

 私は新宗教に対して拒絶反応が起こるのを禁じ得ませんでした。「輸血拒否事件」、「霊感商法」…新宗教に関するマスコミ報道は、決まって言いようのない不快感を催すものでした。とりわけ、「輸血拒否事件」は、高校三年生ときに話を聞いた団体のことだったので、新宗教に対する問題意識が高まりました。

 この事件の報道では、事故に遭った子供が「生きたい」と言っていたのにかかわらず、両親が教義に従い、輸血を拒否したとされていました。この団体の聖書解釈が正しいという保証はないのだから―私にはほかの解釈も可能に思えました―、そのような不確実なことに基づいて命を犠牲にすることが信じられませんでした。ですから、この事件で、私の新宗教に対する不信は決定的なものになっていました。

 このようなわけで、私は本を読む以上にオウムに近づけなかったのです。

 ところが、本を読み始めた一週間後くらいから、不可解なことが起こりました。修行もしていないのに、本に書かれていた、修行過程で起こる体験が、私の身体に現れたのです。そして、約一ヶ月後の、昭和六十三年三月八日深夜のことでした。

 眠りの静寂を破り、突然、私の内部で爆発音が鳴り響きました。それは、幼いころに山奥で聞いたことのある、発破のような音でした。音は体の内部で生じた感覚があったものの、はるか遠くで鳴ったような、奇妙な立体感がありました。

クンダリニー覚醒―」

 意識を戻した私は、直ちに事態を理解しました。爆発音と共にクンダリニー覚醒した―読んでいたオウムの本の記述が脳裏に閃いたからです。クンダリニーとは、ヨガで「生命エネルギー」などとも呼ばれるもので、解脱するためにはこれを覚醒させる、つまり活動する状態にさせることが不可欠とされていました。

 続いて、粘性のある温かい液体のようなものが尾底骨から溶け出してきました。本によると、クンダリニーは尾底骨から生じる熱いエネルギーのことでした。そして、それはゆっくり背骨に沿って体を上昇してきました。腰の位置までくると、体の前面の腹部にパッと広がりました。経験したことのない、この世のものとは思えない感覚でした。

 「クンダリニーの動きが正しくないと、くも膜下出血を起こす」、「指導者なしの覚醒危険だ」―オウムの本の記述別世界の話でしたが、今や、我が身に起こりつつある現実でした。私はクンダリニーの動きを止めようと試みました。しかし、意志に反して、クンダリニーは上昇を続けました。

 クンダリニーは、胸まで上昇すると、胸いっぱいに広がりました。ヨガでいうチャクラ(体内の霊的器官とされる)の位置にくると広がるようでした。クンダリニーが喉の下まで達すると、熱の上昇を感じなくなりました。代わりに、熱くない気体のようなものが上昇しました。これが頭頂まで達すると圧迫感が生じ、頭蓋がククッときしむ音がしました。それでも、私は身体を硬くして耐えるしかなす術がありませんでした。

 突然の出来事に、どうなることかと思いましたが、それをピークに一連の現象は収束しました。どうやら、無事に済んだようでした。

オウム真実だ」

 オウム宗教世界観が、一挙にリアリティを帯びて感じられました。麻原をグル修行指導する師)として、解脱悟りを目指すことが私の「生きる意味である確信しました。麻原の著書を読み始めて以来相次いだ体験に、彼に強い「縁」を感じていたからです。クンダリニー自然覚醒したのは、前世グルの著書を読んだために、修行者だった私の前世記憶が甦ったからだと思いました。

 このように、急激に宗教観念を受容して、思考体系が一変する心理現象は、「突然の宗教的回心」と呼ばれています。これと漸進的な宗教観念の受容との違いについて、研究論文には次のように述べられています

 突然の回心は、被験者のものが全く変えられるように思われる経験として定義した。つまり、その変化は、被験者が生じさせるのではなく、彼にもたらされるように思われた。また、その変化は、被験者の生活様式、道徳的特性を形成する態度におけるものだった。

 漸進的な宗教的発達は、上で説明したような回心経験がないという特徴のもので、そして被験者が自身を無信仰と識別したことがないものである

 すべての回心者は、疑いの余地なく、無信仰の状態から信仰深い状態になった。

 二つの集団の特色をかなりよく示す、二つの自伝を下に引用する。一人の突然の回心者は、彼の経験を次のように記述した。

 この経験は、私が一四歳の秋に起きた。私は畑を耕して働いていた。突然、嵐が近づいたように思われ、そしてあたかも私の周りの全てが止まったようだった―私は神の存在を感じた。馬たちは完全に止まった状態になった。真っ黒な空がとどろいたので、私は祈った。嵐はすぐに通り過ぎたが、この瞬間だった、―私は祈りながら―主が望むならば、クリスチャンになり、主に仕える決心をしたのは。

 漸進的な宗教的発達をした集団の一員は、彼の経験を次のように記述した。

 私が信仰深いと自覚したときを説明するのは難しい。それに対し、何年か前に私は十ポンドで生まれ、そして現在はそれよりかなり重いという事実を説明するのは、全く簡単だろう。この成長には、出来事の印象がないわけではない。しかし、少なくとも回想では、そのプロセスはあまりに完全に連続したように霞んでいる。だから、私が自身の認識に現れた時点を思い出せる以上に、私は“信心深く”なった時点を分離できない。私はその二つの出来事はほとんど同時に違いないと思う。

引用英語で分からず。)

 このような宗教的回心は、人が葛藤状態にあるときに、幻覚的な超越体験と共に起こることがあり、このとき葛藤が解決するとされています。また、突然の宗教的回心においては、常識から非常に逸脱したビリーフ・システム(思考体系)が受容される場合があるとされています。そして、「カリスマグループの一つの注目せざるを得ない特徴は、入会の特徴がしばしば劇的な回心の経験であることだ」といわれています

引用英語で分からず。)

 私の場合、「生きる意味」に係わる葛藤のために、回心が起き、オウムの教義体系が受容されました。このように、非現実的な世界観が突然現実として感じられ、それが受容されることがあるので、超越体験に基づく世界観には要注意でしょう。後述のように、それが日常生活との間に摩擦を生じる場合は問題が起こるからです。

 オウム宗教世界観現実となった私に、入信以外の選択はありませんでした。また、新宗教うんぬんといっていられる状況ではありませんでした。クンダリニー覚醒した以上、指導者は不可欠だったからです。私はクンダリニーコントロールできず、頭蓋がきしんでも、なす術がなかったのです。この状況について、ある共犯者は「広瀬君は、本を読んだだけでクンダリニー覚醒して、困って教団に相談に行ったと言っていた。ある種の困惑広瀬から感じた。」と法廷証言しています

 こうして、オウム真理教在家信徒としての生活が始まりました。在家信徒は、社会生活しながら、教義の学習、守戒など教義の実践ヨガの行法、奉仕などの修行をすることが基本でした。

 オウムの教義と修行目的について、あとの話の理解のために必要な部分のみ説明致します。

 教義において、修行の究極の目的は前述の最終解脱をすること、つまり輪廻から解放されることでした。なぜ解脱しなければならなのか―それは、輪廻から解放されない限り苦が生じるからだ、と説かれていました。これは、今は幸福でも、幸福でいられる善業が尽きてしまえば、これまでに為してきた悪業が優住になり、苦しみの世界に転生するということでした。特に地獄餓鬼動物の三つの世界三悪趣と呼ばれ、信徒の最も恐れる苦界でした。

 それに対して、解脱はすべての束縛から解放された崇高な境地でした。解脱に至るには、次のように、私たちが本来の最終解脱の状態から落下していった原因を除去していくことが必要と説かれていました。

 私たちは自己存在するためだけで完全な状態にあったにもかかわらず、他の存在に対する執着が生じたために輪廻転生を始めたとされていました。それ以来、私たちは煩悩(私たちを苦しみの世界に結びつける執着)と悪業を増大させ、それに応じた世界に転生して肉体を持ち、苦しみ続けているとのことでした。たとえば、殺生や嫌悪の念は地獄、盗みや貧りの心は餓鬼快楽を求めることや真理(精神を高める教え=オウムの教義)を知らないことは動物に、それぞれ転生する原因になるとされていました。

 これらの煩悩行為過去世のものも含め、情報として私たちの内部に蓄積しているとのことでした。この蓄積された情報が「カルマ(業)」でした。そして、「悪業に応じた世界に転生する」というように、自己カルマが身の上に返ってくることを「カルマ法則」といい、これも重要な教義でした。

 カルマ法則から考えると、解脱、つまり輪廻からの開放に必要なのは、転生の原因となるカルマを消滅(浄化)することになります。ですからオウムにおいては、カルマの浄化が重視され、修行はそのためのものでした。

 [なお、前述の「殺生」は、虫を殺すことも含みます。ですから、そのほかに挙げた行為もそうですが、一般人日常的な行為ほとんどが悪業となります。したがって、信徒についても、入信前は悪業を為してきたことになり、それらを浄化しない限り苦界に転生することになります。だから信徒たちは必死修行していました。また、家族など周囲の非信徒たちは苦界への転生が避けられないことになり、それを信徒たちは案じていました。後述しますが、日常生活と相容れないこの教義のために、一般社会は苦界への転生に至らせる世界とみなされました。そのために、信徒は一般社会を離れて出家していきました。さらに、苦界へ転生する現代人を救済する目的で、殺人まで犯すことになりました。]

 また、オウムの教義において、麻原は「神」といえる存在でした。それは、最終解脱者であり、様ざまな「神通力」を有するとされていたからです。特に麻原は、人を解脱させたり、高い世界幸福世界)に転生させたりする力があると主張していました。私たちに「エネルギー」を移入して最終解脱の状態の情報を与え、代わりに、苦界に転生する原因となる悪業を引き受ける―「カルマを背負う」といっていました―と説いていたのです。カルマを浄化していないと苦界に転生するのですからカルマを背負ってくれる麻原は、まさに「救済者=神」でした。

 麻原の指示が絶対だったのも、そのような「救済」の能力を有するためでした。オウム世界観においては、苦界への転生の防止が最優先であるところ、麻原の指示の目的は、苦界へ転生する人類の救済とされていたのです。

 回心による教義の受容の後、入信後は、私の身の上に個々の教義の体験が現われ、教義の世界観に対するリアリティがますますまりました。たとえば、入信の一週間後に、麻原の「エネルギー」を込めたとされる石に触れたところ、気体のようなものが私の身体に入ってきました。そして、胸いっぱいに広がり、倒れそうになったのです。そのときは、ハッカを吸ったような感覚がして、私は自身の悪業が浄化されたと思いました。

 その後も様ざまな形でこのような体験を重ねたので、私にとって、麻原が「カルマを背負う」能力を有することは現実でした。そのために、麻原は「神」であり、その指示は絶対だったのです。

 なお、現在は、この種の経験は暗示の機制による幻覚と理解しています。つまり、以前に接していた「エネルギーを移入してカルマを浄化する」という教義(二十一頁)が暗示になり、「エネルギーを込めた」とされる石に触れたところ、教義どおりの幻覚が現れたものと思います。(このように、回心後は幻覚的経験が極めて起きやすい状態になっていました。)

 なぜあの男が―麻原の地位が教団内で絶対だったことに対する疑問の声をよく聞きます。その理由の一つは、私と同様に、信徒にとっては麻原を「神」とする教義の世界観現実だったことでしょう。ヨガの行法によって、多くの信徒が教義どおりの宗教経験をしていたのです。

 現役の信徒は、今も、麻原の力でカルマが浄化されると感じる経験をしているようです。だから、麻原が法廷でどんなに見るに堪えない振る舞いをしても、彼は「神」であり続けているのです。私もそうでしたが、信徒帰依しているのは生身の麻原ではなく、宗教経験によって知覚した麻原です。「現実」よりも「宗教経験」のほうがリアリティがあるのです。

 このような宗教経験作用について、文献には次のように述べられています

 アメリカで(そしてしばしば国際的に)現在見られる多くのカルト様のビリーフ・システム概観することは、臨床医が特定のセクトを正しく評価するにあたり役に立つ。ビリーフ・システムは、一般に部外者を困惑させるもので、多くは超越体験や神秘体験に基づいている。あるものは、なじみのない東洋伝統から得ている。あるものは、教義を再構築する程度にまで、既存宗教を粉飾する。

 超越体験あるいは神秘体験は、回心のプロセスにおいてしばしば重要だが、このことはジェイムズフロイトが注目した。葛藤の解決における超越体験は、非精神病者精神病者の両方に急性の幻覚的エピソードが起こる程だが、この重要性も強調されてきた。これらの経験はまた、カリスマセクトの多くの全員にとって、グループの全員をを続けされる総体である。これらの出来事は、類似した現象を経験したことのある他の人たちとの友好関係を、最高潮に高める強力な感情的経験になる。

 宗教経験コンテクストにおける精神病様超越現象が生じることを説明できるモデルは、まだ開発されていない。しかし、注目すべきなのは、かなり注意を引く知覚現象を、これらのセクトの全員が普通に報告することである。たとえば、一つのグループの百十九人の全員のうちの三十パーセントが、瞑想中に幻覚様経験を報告した。明らかに、このような現象は、心理学者が正常な精神プロセスのみならず病的プロセスを理解するのにもかなりの影響があるはずだ。それらはたぶん、精神病といわれる人に幻覚状態を起こすあるコンテクストの性質を、心理学的に理解する助けになるだろう。

(前出 引用英語で分からず。)

 (A教団は)夢さえも「お父様(教祖)の夢を見ますよ」などと暗示を与えて教祖の夢を見やすいように誘導したりする。それらのプライミングの結果、信者は身辺でおきる現象がすべて神やサタンといった心霊現象ととらえることになっていると思われる。さらに、こうした経験西田のいう個人的現実性を高める。つまり体験や推論が教義と整合しているという認知を与え、ビリーフは強化される。

西田公昭 一九九五年 ビリーフの形成と変化の機制についての研究(4) 社会心理学研究、一一、一八-二九

プライミング―特定の情報に接触させることによって、人間情報処理一定の方向に誘導すること)

 瞑想のより高い段階は多くの経験を含む。これは、伝統的な文献によく載っており、明るい光のヴィジョン、身心の喜びに満ちた陶酔感、静けさ、明晰な知覚、および愛や献身感情を様ざまに含む。“超意識”、“超越体験”、“神秘体験”、あるいは“クンダリニー覚醒”と名付けられており、これらの状態は、人を引き込む影響を及ぼす。この影響は、瞑想伝統によれば、非常に深刻になるものだ。

引用英語で分からず。)

 また、宗教経験が起こる状態においては、世俗的なことに対する関心が薄れるという報告があります

引用英語で分からず。)

 以上のように、宗教経験およびそれが起こる状態は、非現実的な教義の受容や日常生活から離脱を促進するようです。


※「輸血拒否事件」1985年6月神奈川県川崎市高津区で起こった事件。ダンプカーにひかれた当時小学5年生の男の子が、両親の輸血拒否にあい、約5時間後に死亡。「大ちゃん事件」とも。

【vol.3「宗教的経験(後半)」】へ続く。

2009-12-09

介護

みんなに質問したい。

いつか年を取って介護なしでは生きていけなくなって、老人ホームか家でほぼ寝たきりになることについてどう思う?

きっと楽しみはTV車椅子での散歩自分が狂ってれば気にする事さえないんだろうけどきっと近くには喚いたり文句ばっかりの老人、

たまにどこからか排泄物の匂いもして、仲良くなった人が先に亡くなったりする。排泄も風呂も人任せ。

家族の見舞いのペースが減ったり、むしろ介護される側からすれば毎日来てほしい訳だろうし。

中には邪魔者扱いされたりする人もいるだろう。レアなケースでは殺されたり、放置死、心中さえある。

小さいストレスならそれこそ毎日あるだろう。

みんなは自分が年を取ってこうなる事を受け入れられているんだろうか。私はどうしても嫌だ。

別に介護されてる老人たちを非難してるわけじゃないよ。飛行機でしか行けない距離でじいちゃんが老人ホームにいて年に5回くらいしか会いに行けなかったが、

くも膜下出血で歩けなくなってまともにしゃべれなくなっても意識はしっかりしてたし自分にとってはじいちゃんだった。他の老人も誰かにとっては大切な誰かなんだろう。

でも自分がなった場合は例外だ。死ぬのは怖いが死んだほうがましという考えがある。体が満足に動かせないなんて認めたくない。勝手に外出しようとすると止められるなんてありえない。

ここが死に場所なんて考えたくない。排泄の処理も風呂も誰かにしてもらうなんて恥だ。階段骨折とか理解できない。

こんな考えを持ってる人たちは将来どうすればいいんだろう。一部で有名な(っていうか二部で)カーズさんみたいに考えるのをやめるしかないの?

2009-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20091201005100

やあ元増田だよ。

 

海外 ICU 治療費

とかだとどうだい?てか元々書いてたワードと違うよな。ごめんな。

 

例えばこれ:

http://www.aiuhoken.co.jp/topics/index.html

くも膜下出血で約1ヶ月入院治療費だけで約3,060万円。移動費など諸費用入れると約3,370万円。

ソースいったん散逸して調べなおしてるので、2000万じゃなくて3000万なのは愛嬌な!

てかわざわざ調べてくれてありがとう!俺みたいな適当なヤツの言うこと鵜呑みにする人多すぎだから、逆に焦っちゃったよ!

2009-10-23

日本メーカーの本当の危機

大企業の本当の危機は、人材の停滞だと思う。

 

今、メーカー技術として働いている。

年齢は28。同期は約400人程いるので大きな会社に分類される。

 

その同期の一人が先日亡くなった。

死因くも膜下出血職場で突然倒れ、そのまま帰らぬ人となった。

 

勤務実態は朝8:30に来て、帰るのは深夜1:00。完全に過労死だ。

  

 

同期は口を揃えてこういう。

「昇進したくない。」

 

昇進してしまうと、さらに勤務実態が酷くなるからだ。

3ヶ月無休とかがざらにいる。

うちの会社はまだいい方だと世間では言われているので、

他社の実態を想像すると末恐ろしくなる。

そこにはメーカーでもファーストフードでも関係なく、同じ構図がある。

 

 

このままでは、現場技術を統括できるマネージャー層の担い手がいない。

優秀な人材は他社(外資法律金融関係の事務所)に流出し、さらに枯渇する。

その傾向には拍車がどんどんかかる。

 

 

メーカーは、マッチポンプ人材を集めるかではなく、

足元にいる人材をいかに、留めておくのか。

モチベーションを上げて、成長させるのか。

そのために何が出来るのかを本当に考えなければ、

外圧グローバル化の波に押しつぶされるのではなく、

自重を耐え切れず崩壊するほうが、早いのではないかと思う。

 

 

そのために、何が出来るのか、日々考えている。

2009-10-22

くも膜下出血訴訟とかを見てると、疑問に感じる。

後遺症が残って、後々苦労しそうなのに、何で助けるの?

重度障害が残りそうだったら、助けられませんでしたとうそついて、積極的な治療を施さなければ、保険財政も少しは楽になるし、家族も余計な苦労をしょい込まないんですむんじゃね?

2009-09-08

危険頭痛」である可能性

http://anond.hatelabo.jp/20090908072426

くも膜下出血脳腫瘍頭部外傷後に発症する慢性硬膜下血腫、細菌性の髄膜炎脳炎ウイルス性の脳炎

http://www.nikkeibp.co.jp/archives/403/403261.html

 

あるいは単に困ったちゃんへの対処に悩んでるだけか?

2009-08-19

ダンナ、死んじゃったよ(・∀・)。49日終わったよ(・∀・)。結婚

ダンナ、死んじゃったよ(・∀・)。49日終わったよ(・∀・)。結婚して

3年目(・∀・)。

 

 …この顔(・∀・)付けないと、もう自分が崩壊しそうなんだ。今も

崩壊中。ダンナ職場で倒れた。電話を受けてワタシが病院直行。そしたら医者

「力及ばず、申し訳ありません…ご臨終です」。死因はくも膜下出血

最近は死なないのが多いらしいんだけど、ダンナは運が悪かったらしい。

 

 冷静に書いてる。自分のことじゃないみたいだ。でも、遺影のダンナ笑顔

目に入るたび泣いている。あとな、ダンナの部屋を片付けてたんだ。普段、うちは

自分の部屋は自分でするんだけど(家事は交代制)、そしたら、「君へ」

と書かれた封筒があった。

 中身、「これ読んでるってことは、俺はこの世にいないということだよね。

元気ですか? ちゃんと食べて、きちんと眠ってますか? それとも新しい

彼氏見つけたかな?」

 …彼氏なんか見つけられねぇに決まってるじゃん。お前が世界一なんだよ、

ワタシにとって。

 で、手紙の最後に「パソコンの***って名前フォルダ、開いてね」

って書いてあったから開いてみた。

 

 昔の彼女とのハメ撮り画像児童ポルノ画像無修正動画18禁エロゲ同人誌、全部おいて

あった。

 

 ごめんな、ダンナ。ワタシ、お前と結婚したこと後悔した。早く他の男見つけたい。

お前は地獄でくたばってくれ。もし、ワタシを思い出した時は、一番の怒り顔を思い出してくれ。

 

 今夜はダンナが残してくれたエロいフォルダをあさりながら、涙を流しています。さようなら、ダンナ

2007-03-28

寿命予報

なんか一週間以内に脳疾患で死にそうな気がする。

脳梗塞か、くも膜下出血か。

 

一週間後、もし死んでなかったら、これ消します。

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