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はてなキーワード: 排外主義とは

2023-05-06

はてブコメントって言われたことに向き合わない反論が多すぎ

https://anond.hatelabo.jp/20230505125453

この増田へのブコメ殆どそれ。

 

双方向自由を支持するぞ!(ウソ)」

hazlitt

釣りだと思うけどあえて乗っかるとファンになる自由があるならファンを切り捨てる(選ぶ)自由もあるのでは。

あと非政治的であることも十分政治的であるよ/アイドル独身幻想みたいなのに近い気もするな

2023/05/05

itotto

そうやってファンが離れることも含めて発信者自由でしょう。バカらしい。 雑記 増田 生活

2023/05/06

いや、

ファンが抗議したり離れると宣言したりすることをめっちゃ非難するじゃんあなたら。 

相互自由だと思ってる態度ではなかったじゃん。

これが人気2位になるのはおかしくない?

なんでこうやって「その場しのぎのウソ」に近いブコメを上位に持ってきちゃうの?

  

漫画家発言OKで嫌がったり離れたりするファンNG」っていう態度だったんだから、その感じ方や気持ちに沿った論陣反論しなよ。

反論の為に自分立場気持ちスライドさせる反論意味あるの?

 

とにかく言われてることに向き合わない・自分他者の衝突点に向き合わないんだよね。

その「ただこの場の言い合いで勝った雰囲気出せばいい」っていう姿勢子供口喧嘩じゃない? 

 

あと具体的な根拠もなくしょっぱな「釣り認定して優位に立つのもどうかと思う。

 

  

発言するなと言うのか―!(バカ)

t_kei

これ自体政治性むき出しの発言で、その自覚がないところが笑える。

発言しないこと、そしてそれを求めることすら政治的意思表明なわけで、その基本がわからないならあなたには民主制は早すぎたんですね、としか

2023/05/06

元増田は「発言はしていい」と言ってるよね?

ただしファンのおかげで築き上げた知名度は使うなと。

みんなと同じように本名の生身の1人として地道にやってけと。

 

しろそっちの方が民主主義理念に沿うんじゃね?民主主義ってそういうもんじゃね?

他の理由で有名なだけのやつが知名度使って自分意見を増幅させちゃうのは民主主義ってよりポピュリズムに近付かん?

 

客観的に見て

元増田はある程度ちゃんと考えてるように見えるし

あなた相手の言ってることすら読んでない・ちゃんと考えてないように見える。

ハッキリ言えば知能指数80くらいの人が知能指数100くらいの人に向かって

あなたには民主制は早すぎたんですね、としか。」とか吐き捨ててる感じで、

非常にブコメと言うシステムの歪さを感じる。

   

  

ネトウヨガー論点からの逃走)」

cinefuk

ネトウヨラノベ作家排外主義ヘイトスピーチ中国取引のある出版社から切られたのに、左翼にだけ言論の自由があるのか!」という怒りのブコメを見て。はあ、差別政治の違いがわからん人が憤っているのねえ 政治 ウヨサヨ 表現規制 オタク

2023/05/05 リンク yellow37yellow

この人も故意に話を逸らしてるよね。

あなたの好きな著名人が突如目覚めてすんげえウヨっちいこと言いだしても気分を害したりせずちゃんと耐えるの?」

って聞かれてるわけじゃん。

あなたの大大大好きなミュージシャンが「憲法改正賛成!普通に考えればそう思う!」って言っててもいいの?と。

 

故意に話をすり替えたってことは

この人も耐えられない人だと判断出来る。

じゃあちゃんとその耐えられない話とこそ向き合いなよ。

  

まりさあ、

全体的に自分スタンス思考の「辛い部分」での応答や反論を避けて

その場しのぎの嘘ついたり話を逸らしたりして言い返してるのよ。

 

現実の商談とかならあるいはそういう機会主義的なスタイルでもいいかもしれない。

けどほぼ匿名でやってるネット議論でそうやって目先の「勝った雰囲気」を出すための小手先テクニックやって何の意味があるの? 

それやって言い返してるなら脳に何の不可もかからないし少しも頭が良くなっていかないでしょ。

GWにわざわざやる値打ちのある議論じゃなくない?

 

   

思想に合わないから言ってるんだろう!(対話拒否)」  

CIA1942

あの手の「やめてくれ」発言が大体「俺の思想に合わないことを言うな」でしかないのが一番の問題だと思ってる派

好き嫌いなら伏せててくれた方が嬉しいけど、その上で発言するかどうかは当人自由からなあ。

2023/05/06

そりゃあそうでしょ!

特に「やめてくれ」って声をあげる人はきっと思想が合わない人だよ。

彼等は自分思想に合うなら黙ってる人かもしれないね

 

でも元増田は「自分と同じ方向だけど嫌だ」って気持ち説明してるじゃん。(個人的にもそれはわかる)

なんで相手の話をスルーして反論やすそうなサンプルの話だけをするの?

 

全部これなんだよね。

脳に負荷のかかる思考実験を一切回避する。

相手の言い分にまるっきり背を向けてでも、別のサンプルを持ってきて反論やす仮定もくっつけてから反論」する。

 

ちょっと鋭利さのあるツッコミを受けたら全部これ。

 

 

政治的意見表明なんてタバコ趣味と同じだろ?(絶対思ってない)」

そして一番下らないコメントが人気トップ

shinonomen

タバコ好きだと言ったらタバコ嫌いな人が離れるかもしれないし、アイドル好きだと言ったらアイドル批判的な人が幻滅するかもしれない。

何で政治的発言だけを特別視するの?

2023/05/06

これが一位ってマジ?

  

じゃああなた方は嗜好品趣味を公にする権利

民主主義制度の為に政治的意見を表明する権利

同等だと思ってるわけ?政治的意見自由なんてその程度のことなんだと。

何マジになってやがんだよと。

 

絶対そうは思ってないよね?

そういう風には教育されてきてないよね?

 

ごく少数派の凄いアナーキーな人の意見としてならわかるよ。そういう人もいていい。

「何党支持かなんて、タバコ吸うか吸わねえかの差と同じだろ!」

かっこいいね無頼で。

 

でも絶対こんなのが人気一位になるような多数派じゃないし、

この発言単体だったらあなた方はぶっ叩いてるでしょ。

政治参加意識を落とそうとする工作員だ」「自民創価の固定票を守ろうとしている!」とかなんとか。

  

絶対自分達の普段スタンス気持ち正反対のこんなコメント

その場の言い合いに勝った感じにするために支持して一位にする。

 

これが子供口喧嘩じゃなくて何なのよ。

ドル世代はてなブックマークでやることがこれ?

心底情けなくなるんだけど。

2023-04-16

anond:20230415161057

明治クーデターは美化されすぎ。最初排外主義だった維新志士が最終的に海外資本と昵懇になり、兵器を買い軍国化して対外戦争への参加を始めた。今は戦っても欧米に勝てない、植民地にされる、ならその流れに参加して、こっちが植民地作る側に回ろう、というのか基本。wwⅡで自国民含む2000万人を殺すまでその流れは止まらなかったし、いまもその維新志士たちの子孫が政治の中枢にいるし、いまもアメリカに対して属国的で不平等関係であるため、皇室を崇めながらアメリカにも服従する保守、という、倒錯したわけのわからいねじれに支配されて暮らしている

2023-04-02

東京新聞記者マジでヤバい

・親露派陰謀論アカウントが、オーストリア議会におけるウクライナ・ゼレンスキー大統領オンライン演説の直前に、ほとんどの議員たちが一斉に席を立った(ように見える)動画投稿

東京新聞記者がその親露派Z脳の投稿いいねリツイート(ちなみに立憲民主党原口議員リツイート…)

しかし席を立ったのは、実は元ナチス党員設立した極右政党議員のみであるとのツッコミが多数入る(普通にNewsweekYouTube確認できる)

ゼレンスキー演説直前、極右議員のみ退出の様子

https://m.youtube.com/watch?t=305&v=S0sRzXfuAI8&feature=youtu.be

オーストリア、元ナチス設立極右政党政権入り 中道右派首相は親EU強調 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/12/eu-104.php


これ、どうするんですか?

きちんと撤回した方がいいのでは?

東京新聞もその記者も、一貫して国内外排外主義批判的に報じてきたのではありませんか?

今回だけは、東京新聞ネオナチの肩を持つのですか?

いやね、いくらウクライナで展開している現実憲法9条の護持や集団的自衛権否定といった従来の日本左派の主張を吹き飛ばししまものだったとしても、オーストリア極右政党の肩を持ってまでそれら内向きの議論を守ろうとするのはどういう了見なんだって思うの。

たとえオーストリア議会で席を立ったのが極右議員であることを知らなかったとしても、そもそも何でゼレンスキー大統領スピーチオーストリア議会で歓迎されなかったことを嬉々として親露派陰謀論アカウント越しに賛意を示してんだよ。

もうお里が知れてるだろ。

反米・反権力憲法9条さえ守れれば、国際秩序主権尊重排外主義もどうだっていいんだって本音垣間見えちゃってないか

2023-01-16

【再掲】フットボール二重国籍

※以下に書くことはサッカーファンにとってはほとんど常識と言って良い内容だが、そこまでのサッカーファンでない、日本代表試合くらいは見るけどJや海外サッカーまで追ってないような人たちのために書いている。

1.ボスマン以後のクラブ

 つい先日、レアル・マドリードの先発にスペイン人が一人もいないという状況が起きた。

と聞くと「リーガ・エスパニョーラって外国人枠無いの?」と思うかもしれないが、半分は正しい。今のリーガ・エスパニョーラセリエAに『外国人枠』はない。というか作れないのだ。

ボスマンという選手移籍を巡って提訴した裁判判決1995年に出て、「EU内での労働者移動の自由」はサッカー選手にも適用されることになった。

からそれ以降、セリエAリーガエスパニョーラに存在するのは『外国人枠』ではなくて『EU選手枠』に改められた。

逆に言うと”EU加盟国選手であれば外国人でもいくら取っても可能”ということになり、2010年にはとうとうイングランド・プレミアリーグの試合なのに両チームでピッチに立っている選手にイングランド人が1人もいない試合という事態も発生した。むしろレアル・マドリードはよく持った方だ。

 とはいえ、ここまで来ると『チームのアイデンティティとは何か』という概念にも関わってくる。スポンサー料や放映権料も重要だが、クラブチームにとっては入場料も決して無視できる収入ではない。

そして、入場料を一番多く払い、あるいは国内向けの放送を熱心に見てくれるのは、自分クラブを『おらが街のクラブ』として長年応援し続けてくれる人たちだ。

(余談&完全に増田私見だが、この『おらが街のチーム』として熱心な固定ファンを掴むのに最も成功している日本スポーツチームは、プロ野球阪神タイガースである)

 そういう人たちが『外国人ばかりのチームでは自分たちのチームと思えない』と思うのは地域密着理念から当然のことであるか? それと排外主義差別主義者か?

少なくとも簡単に答えの出せる問題ではないし、『自分たちのクラブと思えないから”自分は”スタジアムに行かない』というのを止める権利は誰にもない。

だがそんなことが多く起こるようになったらサッカーの将来にとってあまりプラスにはならない。スタジアムに観客が少ないとやはり盛り上がりに欠ける。

 そういうわけでここ数年「ホームグロウン」という制度ができた。欧州カップ戦(チャンピオンズリーグおよびヨーロッパリーグ)に登録できるシニア(22歳以上)の選手は25名までで、

そのうちの最低8人までは、21歳までに3年間は『自国内のクラブ所属した(≒育てられた)』選手でなければならない。国籍で問うとEU判例に引っかかるので『育った場所』を基準とすることになった。

チャンピオンズリーグヨーロッパリーグに出ないクラブには関係ない(プレミアリーグのように、同様の制度自国で用意したリーグを除く)が、

資金力が小さくヨーロッパカップ戦に届かないクラブほど自国出身選手が多いのが常なので問題は少ない。

これも「EU理念からは後退なのかもしれないが、「地域に根ざしたスポーツクラブ」という理念からはむしろ正常化とも言える。



2.本題・”EU選手枠”と二重国籍

 とはいえアメリカ大陸アフリカアジア出身選手から見れば『EU選手枠』の中で争うよりは『EU内のどこかの国の市民権持ち』扱いになった方が色々と有利なのも確かだ。

そういう時に有効活用(?)されるのが先祖血統だ。南米アフリカ選手場合先祖を少したどればどこか西欧の国に行き着くことは珍しくない。

そういう場合血縁理由先祖の国の市民権を取得し、代表は変えず(というかFIFAルール上変えられない)にEU選手として潜り込むということが多い。

日本韓国選手はそういうことが基本的に出来ないから不利ではある。ハーフナー・マイク酒井高徳はもしかしたら可能なのかもしれないが……。

 少しFIFAルールに触れたが、現在サッカーではA代表(年齢制限のない代表)で試合に出たら他の国の代表として試合に出ることはできない。

オリンピックだと、前の大会卓球中国代表として出場していた選手が次の大会ではアメリカ代表として出ていたりするが、サッカーでそれはできない。

もちろん、ユーゴスラビアのように国そのものが分裂した場合は別である

 逆に言うと、『A代表試合に出ていなければ』2つ以上の国を天秤にかけて代表を選ぶこともできる。

(ちなみに以前カタールが『代表に選ばれない程度の、ブラジル人などの有力選手(カタールとは縁もゆかりもない)』

 に声をかけてカタール代表にし、手っ取り早く代表を強化しようとしたこともあった。流石にFIFAがそれをさせないルールを作ったが)

 だが一方で、フランスが若手の育成組織を整備して1998年W杯を制して以来、どこの国でも多かれ少なかれ”サッカー選手の育成”に金をかけて取り組んできた。目的はもちろん、自国代表の強化だ。

そんな中で上述したような『南米アフリカと、EUの国の多重国籍』の選手が、必ずしも自国代表を選ぶとは限らない。

2000年前後トルコが強かったのは、『ドイツで生まれトルコ移民の子孫が、トルコ代表としてプレーする』ことが多かったからだ。

最近ではドイツ代表にもトルコ系の選手が出てきたが、今度は”国策育成の本家フランスの方で問題になってきている。

 2011年、フランスサッカー協会の技術委員会役員が『アカデミーに入れるのは白人を中心とし、黒人やアラブ人は25%以下に抑えるようにできないか』と委員会で発言したことがリークされて物議を醸したが、

そのような発言が出るのは委員個人が極端な差別主義者だったからではなく、『フランスの金で将来のフランス代表として育成したのに、最終的には母国アフリカ諸国代表になる』

選手無視できなくなってきたからだ(もちろん、だからといって許される発言ではないが……)。

アフリカ諸国協会EU諸国協会ではEU諸国協会に金があるのは成り行き上当然のことであり、最終的には才能なのかもしれないが育成のために金があった方が効果なのは事実だ。

そんな中で協会としては『アフリカ協会欧州の金で育てた選手に”ただ乗り”している』という被害者意識が出てきている。

あるいは国が抱える民族問題の縮図のようなことが代表チーム内で起こることも今後増えることはあれど減ることはないだろう。

代表戦なくせ? FIFAの最有力の資金源ですし、それやったらサッカーでは欧州ますます発言力を増すことになりますよ。

2022-12-12

anond:20221212162744

男性向けジャンルには女性もそれなりにいるけどBLにはほぼ女性しかいないから同質性で過剰な規律排外主義に走ってるだけ

コミュニティ内の同質性の高さの問題であって性差ではない

白人至上主義者も反ワクチン陰謀論者もネトウヨフェミニスト腐女子自分が気に入らない奴から攻撃を受けていると言うだろ

2022-12-03

先進国における最弱の男性を考えてみた(N番煎じ)

コロナワクチン副反応微妙にしんどくて気を紛らわしてたら変に思考が回ってしまい,最弱の男性ペルソナを思い浮かべてしまった.

もし小説など創作的なことをされている方がいたら自由に本設定のキャラを作ってください.

名前仮称):M

人種黄色人種

国籍日本

年齢:36歳

身長:165cm

体重:61kg

体型:腹部だけ異様に肥大化したヒョロガリ

髪型黒髪天然パーマでよくフケが出る体質

視力裸眼視力は0.05であり,太い黒縁のメガネをしている.

容姿思春期ニキビ跡により顔中穴だらけかつ苺鼻.表情筋は未発達でいわゆる不自然に幼いチー牛顔(かつタラコ唇).歯は歯石に満ちて黄色出っ歯.6等身なほど顔が大きい.

服装一張羅スーツクリーニングに出さず着続けている.休日上下ジャージ

職業:日系零細ブラック企業非正規労働者

年収200万円(月収15万円+ボーナス20万円)

家族還暦を過ぎた両親のみ(実家暮らし

家庭:

父親アル中以外には疾病がない無職,いつもストロングゼロを昼から夜まで飲んでは中核派のような発言をして母親を叩いている.

母親はその実家含めカルト宗教信者であり,専業主婦自称しているがマルチ商法の会員として日々カフェ情報弱者をだまそうとしている(入会以降の収支は大赤字).

父親実家については祖父大日本帝国陸軍軍曹でありシベリア抑留で死亡(遺骨無し),祖母は強度の認知症だが資金不足によりアパート孤独暮らしている.

父親祖父の経歴を「アジア侵略に加担した者の当然の報い」だと息子であるMに幼少期の頃から言い聞かせており,安保闘争に参加して警察官にレンガを直撃させ後遺症を残したことに自信と誇りを持っている.

経歴:

中学まで地元公立学校にて低いスクールカーストとして過ごす.一定程度の成績を残していたため自称進学校に進学するも落ちぶれる.1浪して地元Fラン大学目的もなく入学し,第2種奨学金を借りた.

大学では単位取得をろくにせずに過ごし2回留年する.最終的には中退し,就職課の紹介で上記のような職場非正規社員となる.

以後は人手不足に助けられて契約更新し続けている.肩書こそシステムエンジニアだが社内雑用がメインであり,横展開可能スキルは持ち合わせていない.

生活

週休は不定期の1日で就業日は朝9時から夜9時まで勤務.自分休みボーナスを貰えるだけずっと良いと下を見て過ごしており,マクドナルドコンビニ店員介護士Amazon倉庫管理従事者を見下している.

特に店員中韓の人であれば露骨に嫌な顔をし,日本店員対応されると聞き取れないボソボソ声で「やはり日本人が良いな」などとつぶやいている.

父の反動としてMはネトウヨと化し,今日も終業後はTwitter上で国士自称して大日本帝国大東亜共栄圏の復活を目指すと言いながら,排外主義的で支離滅裂陰謀論をまき散らしている(ツイートの95%がRT).

毎日,朝ダチ処理と就寝前にマスターベーションをかかさない性豪.おかずは高校時代に3年間ずっと好きだったクラスメート女性,或いはそれに似た女優が出演している制服モノAVで,レイプシチュ特に好む.

オタク彼女チャラ男ジョック寝取られシチュエーションは地雷であり,滅べと時々ツイートしている.度重なるオナニーにより男性ホルモンがやや過剰に分泌されており,腋臭はもちろん,朝に髭を剃っても夕方には無精ひげができるほど.

上述したような立場スキルの無さから,業績不振になれば直ちに解雇される候補の一人である.にもかかわらず,一切の自己研鑽をせずTwitterにかじりついている.親の介護のことは一切考えていない.

2022-11-28

中国共産党に抗議する中国人が嫌い

この週末、都内では中国共産党に抗議する中国人による路上集会が行われたようだ。

その集会取材しているジャーナリストツイートを眺めていると、ネトウヨアカウントというか、排外主義的というか、そういう人たちが、中国共産党批判する中国人批判している。

戦前右翼だと、清朝打倒辛亥革命支援したりしたものだが、現代右派保守というのは、権力に逆らう人たちがとにかく嫌いで、逆にそれだけなんだなと。

あれだけ普段中国共産党を嫌っている人たちだから中国人共産党への抗議活動を始めたら手のひら返しするかと思っていたら、そんなことなく、抗議活動に参加している中国人批判する。

この調子だと今ウイグル人権問題から中国共産党批判している人の多くも、ウイグル人が立ち上がって、独立運動とか始めたら、絶対ウイグル人を批判しそう。

なんかこういう人たちをネット右翼というのも変だね。

昔のネット右翼フジテレビデモとかして、自分なりに見出し権力に抗おうとしていたんだから

中国共産党に抗議する中国人批判するような人たちをなんて呼べばいいのだろうか?

ネット事大主義者?

2022-11-24

anond:20221124073539

保守ってのが排外主義とかそういうのを含有していて

中韓を嫌う」人らについた蔑称ネトウヨなんよね

在日特権とか、中華陰謀論とかそういうのを言いがちなネット勢力から

ネット右翼でネトウヨ

まぁ実際、2chanとかにはそういうのが蔓延っていたし

フジテレビを筆頭とした韓国推しに反感があったとはいえ

チゲ鍋を出しただけで執拗に責められた「さくら荘のペットな彼女」は異常だった

こういうのもあり、オタク右翼的排外主義は相性が良いとも思われていて

オタクネトウヨという偏見もある


表現は清く正しく」という昨今のポリコレ保守的な懐古思想なのか、先進的で自由思想なのかは、各人によって判断が異なるだろう

こうした主張に反対する勢力ネトウヨなのだとするのは、ズレを感じる向きもあるだろうが

排外主義差別思想保守志向と規定して、反するのがポリコレなんだという視点に立つと

表現自由戦士ネトウヨであり

社会正義戦士はリベサなのだ

anond:20221124073539

左翼

社会主義

左翼

資本主義格差が激しくてついていけないから、もっと平等で公正な社会を目指そうぜ、という感じ。

社会保障を充実させたり、富の再分配をしたりする。

共産主義マルクス主義)と社会民主主義に大別される。

共産主義マルクス主義

左翼テロリストとかまでいくと極左

資本主義によって、土地工場などを私有する資本家労働者をこき使って搾取するようになったので、それを打破して平等社会を目指す。

そのためには、労働者自身土地工場などを管理する体制プロレタリア独裁)を武力を用いてでも築くべきだ(暴力革命)、という感じ。

暴力革命志向するテロリストや、スターリン毛沢東のような独裁者を生み出した。

社会民主主義

中道左派北欧福祉国家など。

マルクス主義反省して、暴力革命プロレタリア独裁否定し、民主主義を通じて政府に働きかけ、平和的に社会主義を達成しよう、という感じ。

自由主義

政治面においては「俺たちには自由に生きる権利があって国王貴族でさえそれを侵害できないぜ」という感じ。

民主主義共和主義志向する。フランス革命時における「左翼」。

経済面においては「俺たちが自由商売すれば自然バランスが取れるんだから政府は余計な口出しすんな」という感じ。

資本主義市場主義志向し、個人権利を重視して「国家権力は小さくあるべき」と考える。

社会自由主義」の台頭後は、区別のために「古典的自由主義」と呼ばれる。

社会自由主義リベラル

中道左派。いま日本で言われているところの「リベラル」。

古典的自由主義のように野放しにしていると、差別格差が広がって個人自由制限されるから、むしろ国家権力が介入して積極的差別格差是正すべきだ、という感じ。

新自由主義ネオリベ

リベラルとの対比で中道右派と見なされる。

社会自由主義反動から、一周して古典的自由主義に戻ってきた感じ。

自由市場を実現するために、規制緩和をしたり、法人税を下げたり、国営企業民営化したりする。

保守主義

右翼

何らかの急進的な政治運動に対して、それに反対する立場が「保守」と見なされる。

それぞれの政治体制歴史的経緯によって何が「保守」となるかは異なってくるが、現在日本においては、政治的には「国家主義」を、経済的には「新自由主義」を指すことが多い。

国家主義ナショナリズム

基本的には右翼排外主義全体主義までいくと極右

もとは自由主義と連動していて、誰かに支配されたりするのではなく「俺たち」が中心となって行動すべきなんだ、という感じだった。

しか国民国家が成立して「俺たち=国家」となると、「おまえも俺たちと一緒だよな」と均質化を強要したり、「おまえは俺たちと一緒じゃない」と排外主義になったりした。

「俺たち」を結びつけるものは「民族「家族」宗教」「伝統文化」などであることが多い。

さらに行き過ぎると「個人権利よりも国家利益が優先される」という「全体主義ファシズム)」となる。

右翼

2022-11-16

Twitter はこのまま消滅した方が良いと思う

イーロン・マスク氏の Twitter 買収は Twitter の終わりの始まり、とか言う意見を見聞きする様になったんだが、

個人的Twitter はこのまま消滅した方が社会的に良いと思ってるので、その点について書こうと思う。

追記: スマホで読み返したら読みづらかったし、文章が雑だと感じたので全面的に改稿しています

ちなみに三行しか読みたくない人に向けて話をまとめておくとこうなる:



あと最期のおまけの話は Twitter の代わりはない。諦めろ と言うのが俺の考えです。

理由1. Twitter は死に追い込む事ができるプラットフォームになっている


まず第一に今の Twitter が無い方が良いと思う理由がこれ。

直近で思い出すと木村花さんの事件代表的だが、今の Twitter での炎上一般大衆DMリプライ

リツイート誰でも簡単 他人に悪意をぶつけられる様になっている。

まり誰でも手軽に集団精神暴力を見ず知らずの相手に振えるようになってる。

そしてこの文脈で言うと、10年以上前の昔は炎上舞台ブログコメント欄とか 2ch だったため、

炎上させるには自分から相手領域へ殴り込んでコメントを残さない限り暴言を吐けなかった。

しかコメント欄当事者が閉じれたから、そうなったらそれこそ 2ch でギャーギャーと騒ぐぐらいしかできなかった。

んでその時代から 10年以上経って今どうなったか

まず炎上現場自分領域自分管理するブログから他人領域(この場合 Twitter)に変わった。

その上、誰が見ても酷い暴言を吐いた連中の IP とか分からなくなったし(とは言え自前ブログだと今でも大体 IP は分かる)、

Twitter は一度ひどく炎上すると二度と社会復帰できない惨事現場になった。

と言うのも Twitterパブリックエネミーとして炎上すると、顔が割れ本名バレしたら就職や進学に影響が出るのが常になったし、

パブリックエネミーではない理不尽炎上でも、 Twitter が他の SNS での関連付けされていたらすべての SNS から丸ごと退場、と言う結果になる。

まり一度追い込まれたら SNS に復帰できないどころか、現実社会でも人を追い込める構造になってしまった。

んでさら性質の悪いことに、一度 鍵垢とかアカ消しなどで Twitter から逃げだしたとしても炎上案件面白半分で拡散するアルファ垢とかが普通にいるし、

そう言うクソアルファツイートを対した思慮もなく拡散するバカがアホみたいに居たりするんだよな。

そしてそう言う連中がいるから、一度炎上で火が付くと余程燃やした側に非が無いと炎上は止まらなくなったし、

その結果として、Twitter は人を追い込んで自死自殺)へと仕向ける事が出来るプラットフォームになった。

まり昔の放牧的で日本語すら通らなかった Twitter は気がついたら無くなってて、人を死に追い遣ることも出来る惨状SNS になった。

なんで俺は死人が出る、と言う理由で今の Twitter は無くした方が良いと思ってる。



理由2. Twitter で死人が出ることが、表現言論の自由に対して規制を掛ける大義となる


次の理由がこれ。

直近のニュースで、複合的な理由が要因となって「いいねlike)」だけで民事名誉毀損が認められた、

いわゆる「いいね罪」が発生する様になった、と言う事が表現の自由戦士界隈で話題になってたみたいだが、

俺はこれを当然の結果だと思ってる。

と言うより、さっきも木村花さんの事件言及した様に Twitter で死人や人生破壊される人が出れば出るほど、

司法国家権力は「個人を守る」ために、特定言論一定の圧を掛ける判決規制を出さざるを得なくなる。

なんでかって言えば SNS で死人や被害者が出ている現状を放置する社会、なんて被害者の側からしてみればたまったもんじゃないし、

そう言う社会悪の放置は、往々にして政治現場一定の圧になってくる。んで、この政治側に掛けられる圧が「大義」に化ける。

そしてそう言う「大義」が大手を振って歩ける様になった結果、侮辱罪は厳罰化されたし、それでも SNS個人への精神暴力が止まらず、

より酷い状況を生み出すんであれば、たぶん名誉毀損罪とかも厳罰化されるだろう、と俺は思ってる。

んでそう言う「大義」にかこつけて「言論の自由」を規制したい連中は暗躍するわけで、今の惨事が罷り通る Twitter は既に言論の自由の敵になった、と俺は考えている。

そしてこの手の話が最終的に極まって行けば、極論だけど Twitter みたいな SNS規制省疔直轄の許可制かになりかねないでねーの、と俺個人は思ってます

理由3. 自国大統領(当時トランプ)すら追放したプラットフォーム日本言論を預けるべきではない


これはまあオマケみたいは話ではあるんだけど、Twitter も含め 、例えば Facebook とか Instagram

YouTube とか TikTok とかなんでもそうだが、国外SNS は前提として 日本国における言論の自由は無い

と言うのもこれらの SNS はすべて諸外国法律下に既にあって、その上で日本規制とかが入ってるから

他国規制自国規制、その両方の法規制の元に置かれている。

で、これの何が都合の悪いか、と言うと、例えば日本法律では許されている言論であっても、

サービス提供を行なう本社がある国では違法となる言論があった場合日本に居ながらにして他国法律適用される、とかそう言う事になる。

なんで例えばアメリカでクソったれな言論規制法が出来上がって施行されたとすると、

その法に対し違憲判決が出ない限り Twitter などのアメリカSNS は、日本を含めどの国に対してもそのクソったれな規制下に置かれてしまう。

なのでそう言った意味で、そもそもとしてアメリカ企業が運営する Twitter には日本言論の自由はない。

そしてさら性質の悪いことに、Twitter 社はトランプ大統領が現役だった時、トランプ大統領無茶苦茶を言い出したことに対して、

マニュアル運用トランプ大統領を黙らせようとし、最終的にトランプ大統領が退任した後、アカウントを凍結して Twitter からトランプ元大統領を叩き出した。

んで、自国要人しか大統領にさえ(抵抗権として)牙を向いた Twitter 社が、他国要人が似たような事をしだした時、

同じ様な行動を取らない、なんて保障はあると思うか?思う思わないは個人意見に相異はあるだろうが、俺としてはそうは思わない。

まり Twitter と言う会社は、自社や自国にとって都合の悪い意見政府要人が言い出した場合相手を黙らせた前科があり、

そう言った意味日本政府要人、あるいは公共機関Twitter アカウントが凍結されない、なんて保障は俺は無いと思ってる。

なのでそう言った意味で俺は今の Twitter を信用・信頼すべきではないと思うし、イーロン・マスク氏の暴走がどう影響するか分からんが、

自体がより悪化する方向へ傾くのであれば、俺は Twitter にご退場を願った方が良いと考えてます

おまけ: Twitter の代わりになる SNS存在するか?


そう言った理由で俺は Twitter と言うサービスは、ある面では無くなった方が良いんじゃないかと思ってるんだが、

では Twitter の代わりになるサービスはあるか?と聞かれたら、それはたぶん無い。諦めろ、と言うのが俺の結論

と言うか第二・第三の Twitter もどきが出てきたところで、 Twitter の二の舞になるからそもそもそんなサービス存在すべきではない、と思ってる。

あと Twitter代用、と言う文脈マストドンなどの連合系インスタンス群(Fediverse)が代用候補に上げられるが、

マストドンや misskey 、Pleroma なんかでも同じで、連合系インスタンスであっても、規模がデカくなればなるほどTwitter と同じ末路を辿るだろう、と考えてる。

と言うか連合系インスタンス比較平和なのはユーザー数が少なく良識のある面々が多数派からであって、

そうではないクソみたいな連中が雪崩れ込んできたら、あっと言う間に Twitter の様な荒廃した世界になるのがオチしか俺は思えない。

しかマストドンとかは技術的な面倒を見れるのであれば誰でもインスタンス立てられるから

誹謗中傷暴言陰謀論排外主義差別主義、と言った最悪な言動に特化したインスタンス「も」立てられると言う面もあったりする。

とは言えそう言った最悪系のインスタンスは他のインスタンス連合から弾き出せるし、

Pawoo みたいに海外法律的に連合を組めない(主にえっちイラストが原因)もあるから、これが一概に悪いとは思わない。

が、ユーザーが増えれば増えるほど SNS 系のサービス治安が悪くなるから、俺としては大規模な Twitter もどきを増やす利点を見出せない。

なんで俺個人としては、連合系インスタンスは行儀の良い面々だけで運用されるインスタンスでもない限り治安は最悪になるだろうし、

Twitter で誰とでも暴言吐いて論戦出来る場なんて用意すべきではないと考えてる。

そのためこの節の最初の方でも言ったけど Twitter の代わりは無いし用意すべきでもない。素直に諦めろ

と言うのが俺の結論です。なので誰にとっても救いはない。

2022-09-27

自分氷河期世代非正規収入の、結婚したくても出来ない独身女性だけれど、

正直氷河期世代は見捨てられても仕方がないと思うんだよなあ

だってまりにも新自由主義排外主義内面化している人間が多すぎるし。

新卒至上主義によって苦しめられたにも関わらずそのそもそも構造のものを正そうとは考えず、

景気が良ければ全て良しと考えて自公維新を支持し続けるような大馬鹿者揃いだもの

氷河期世代はもう手遅れだから見捨てて、前途ある若者の方に注力しろ」という考え自体は大嫌いなんだけどねえ…

2022-09-21

某界隈の『日本人像』ってどんなんなんだろう。


自分の中では、良くも悪くも謙虚さが特徴だと思っていた。よく言われてたし。

やることはしっかりやって、あとの評価や結果は自ずとついてくるだろう、みたいな。(もちろん実際はこれだけでは良くないんだけど)

特にここ10年程は謙虚さどころか、成果よりもアピールばっかりでうんざりだった。かっこ悪すぎ。


いわゆる保守と言われている人達は、どんな特徴を日本人として守っていきたいんだろう?

多様性を認めないのと、排外主義的なものしか見えてこないんだけど。

2022-08-16

卒研やりたくない増田に対する過剰反応

この卒研やりたくない増田とそれに対するブコメとかの反応を見て思ったが

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20220816014148

「こんな奴は採用するな」「こういう馬鹿を焙り出す」「嫌なら他の場所へ行け」という排外主義論調多数派になる事に違和感がある

この増田卒研についての個人意見を言っただけで、ここまで必死になって罵詈雑言を浴びせる理由わからん

そもそも既存ルールや決まりに疑問を持って追求する事自体学問の真価なので、それを実行している増田とそれにちゃんと付き合って議論してる増田教授は良い事をしていると俺は思うよ

ルールなのだから従え」が正しいならそれこそ自分で考える必要は無いし、突き詰めればブラック企業独裁国家ですら肯定出来てしま

この異なる価値観を(多分)良い歳した大人過剰反応とも言える勢いで攻撃する所に、世界から遅れて衰退した日本の縮図を見ました

2022-08-15

anond:20220815025553

わざわざ触れなくてもいいのに

排外主義すぎない?君だけの箱庭じゃないんだよ

2022-08-05

清水晶子(東京大学)「学問の自由キャンセルカルチャー」Part4 〜キャンセルカルチャー批判

目次

anond:20220805225632 Part1 〜学問の自由とその濫用

anond:20220805225835 Part2 〜ポリティカル・コレクトネスという言説戦略

anond:20220805230017 Part3 〜Academic Bill of RightsとProfessor Watch List〜

anond:20220805230307 Part4 〜キャンセルカルチャー批判

anond:20220805230534 Part5 〜Ahmedが見立てキャンセルカルチャー批判メカニズム

anond:20220805230705 Part6 〜質疑応答

学問の自由キャンセルカルチャー」Part4 〜キャンセルカルチャー批判

https://www.youtube.com/watch?v=FP8rL7KfisI&t=3428s

57:08~1:05:19

抑圧側と被抑圧側との逆転の構図

抑圧側と被抑圧側とのこのような逆転の構図というのは、2010年代にはオルト・ライトと呼ばれる新興右派

あるいはそれとも重なるミソジニーに満ちたオンライン男性主義の主張などにおいて、幅広く利用されるようになっていきます

もちろんマイノリティを、かぎかっこ付きの「私たち」の外部にある敵というふうに認定する、

その敵の攻撃から身を守らなくてはいけないという形で、当該のマイノリティへの抑圧や暴力正当化していくっていう、

その形というのはもちろんその以前から

例えば排外主義において、あるいはモラルパニックにおいて広く見られてきたものではあります

9.11同時多発テロの後、対テロ戦争期の欧米各国におけるイスラムフォビア暴力っていうのはこういうものだったわけですし、

あるいは70年代80年代に、同性愛者とりわけゲイバイセクシャル男性というのを、

当時は性的捕食者、セクシャルプレデターっていうんですけれども、性的捕食者あるいはHIVウイルス拡散元として、

非常に激しくバッシングしたのが英米モラルパニックっていうのになるんですが、これなんかがすぐ念頭に浮かぶと。

じゃあそのオルト・ライト勢力オンラインミソジニーアカウント群を巻き込んだ、2010年代の特徴っていうのは何かっていうと、

これ単にマイノリティ側を、自分たちを脅かす敵なんだというふうに認定するだけではなくって、

マジョリティ側が力のある側が、自分たちを「差別されている」「抑圧されている」、あるいは「自由侵害されている」という形で、

はっきりと、私たちこそが「被害者である」「被抑圧者である」という形で、語り始める点にあると言えるかもしれません。

そういう語りのこの後もいろいろ出てくると思うんですが、

今のところ最新の形がいわゆる「キャンセルカルチャー批判」というものになります

キャンセルカルチャーとは

CAMBRIDGE DICTIONARY

社会あるいは集団、とりわけソーシャルメディアにおいて、自分を傷つけ侮辱する (offend) ようなことを言った人を完全に拒絶したり、その人の支持をやめたりする振る舞い方

MERRIAM-WEBSTER

不同意を表明したり社会的に圧力をかけたりする手段として、集団キャンセル行為(公に、とりわけソーシャルメディアにおいて、特定の人や組織への支持を撤回すること)をするような実践

ピュー・リサーチセンター(2020)

リベラル寄りの人々は「ある人に自分の行動に対する責任を取らせるためのアクション」と捉える

保守派よりの人ほど「検閲」と捉える

キャンセルカルチャーという語が急激に知られるようになってきたのは、

2010年代後半のことで、したがってだから、数年なんですよね、

キャンセルカルチャー意味とか語法も、現時点で完全に固まってるとは言い難いところがあります

実際、例えば辞書定義を見ても、Cambridge Dictionaryだと、

社会あるいは集団、とりわけソーシャルメディアにおいて、自分を傷つけ侮辱すること」、offendという言葉ですが、

自分を傷つけたり侮辱したりするようなことを言った人を完全に拒絶したりとか、

あるいはその人への支持をやめたりする振る舞い方」、いうふうに定義している。

それに対して、もう一つ別の有名な辞書でMerriam-Websterなんかを見ると、

不同意を表明したり社会的に圧力をかけたりする手段として、集団キャンセル行為」、

このキャンセル行為というのは「公に、とりわけソーシャルメディアにおいて、特定の人や組織への支持を撤回すること」なんですが、

集団キャンセル行為を行う実践」っていうふうにしていて、だから重点がちょっと異なってるんですね。

またピュー・リサーチセンターによる2020年時点の調査では、

リベラル寄りの人々は、

キャンセルカルチャーというのは、ある人に自分言動に対する責任を取らせるためのアクションと捉える傾向が強い。

それに対して保守派に寄っていく人ほど、

同じキャンセルカルチャー検閲であるというふうに捉える傾向があるということが明らかになってます

まりある人々が、差別的だったり暴力的だったりするなど社会的・文化的問題があると思われる言動を、

放置しないために取るアクションだ、ってふうに考えているものが、

より保守的な別の人々にとっては、これがつまりキャンセルカルチャー批判」の文脈になるわけですけど、

そちらの人々にとっては、それが集団での圧力とか検閲とかっていう形で理解されている。

言い換えれば、「キャンセルカルチャー批判」という形でのキャンセルカルチャーってのは、そもそも最初から

しばしば多数派である括弧付きの「私たち」の言動を、差別的とか抑圧的などと非難することで、

私たち」の言動検閲する抑圧する、あるいは「私たち」を差別する圧力というふうに定義することができる。

から先ほどからお話ししている逆転の構図を含み込んだ用語っていうのが、キャンセルカルチャーだと言えると思います

正義と開かれた議論についての書簡」(通称ハーパーズ・レター」2020)

153の署名: ノーム・チョムスキーサルマン・ラシュディマーガレット・アトウッドなど

若い左派から批判キャンセルカルチャーキャンセル

人種的社会正義を求める強力な抗議運動」や「とりわけ高等教育報道慈善事業、そして芸術活動など、社会におけるより一層の平等包摂を求める声」というような「必要過去清算(reckoning)が、同時に、開かれた討議と差異に対する寛容さという規範を弱体化させ、それよりもイデオロギーの一致を求めるような、一連の新しい道徳的態度と政治的コミットメントを強化してしまっている」

保守派による「キャンセルカルチャー批判」の事例というのは、とりわけ2020年代になってからほとんど枚挙にいとまがない。

毎月のように何か出てくるんですが、ただ時間がないので、

ここでは学問の自由に関わる、そして最も知られた例の一つを挙げておきたいと思います

何かというと、2020年に公開された「正義と開かれた議論についての書簡」というものです。

一般的にはハーパーズ・レターと呼ばれるんですが、その公開書簡なんですけども、

この公開書簡は、当時のトランプ大統領代表される右派の動きというのは民主主義の脅威であるというふうに位置付ける一方で、

同時に右派はまずいと、だけど同時に左派の間にも異なる見解に対する不寛容がまん延しつつあるというふうにして、

より開かれた議論必要性を説くんですね。

ここの何か不寛容とかそういう表現が、先ほどちょっとお示ししたブッシュ・シニアポリコレ評価と、

用語としてこう微妙に近似しているのは非常に興味深いところなんですが、

とにかくただこれだけ見ると何でもない主張に見えるんですけれども、

この公開書簡、例えばノーム・チョムスキーとか、サルマン・ラシュディマーガレット・アトウッドなど、

非常に有名な人たちを含む153名の研究者作家ジャーナリスト署名しているんですけども、

この公開書簡、何でもない、割とこう、どうでもいいというか普通のこと言ってるように見えるにもかかわらず、

公開されるとすぐに「キャンセルカルチャー自体キャンセルしようとする公開書簡である」っていう形で、

人種的性的マイノリティを中心とする若い左派から大きな批判を受けることになります

実際のところただこの公開書簡自体を見ると、

キャンセルカルチャーという用語は、それどころかキャンセルっていう用語も1回も使われてないんですね。

じゃ何で批判が来るのかっていうと、ここ(=スライド)にあるんですけども、

人種的社会正義を求める強力な抗議運動」や

「とりわけ高等教育報道慈善事業、そして芸術活動など、社会におけるより一層の平等包摂を求める声」というような

必要過去清算」、この清算というのはReckoningという言葉を使うんですが、これが同時にそれは必要だと、

だけど同時にそれが「開かれた討議と差異に対する寛容さという規範を弱体化させ、それよりもイデオロギーの一致を求めるような、

一連の新しい道徳的態度と政治的コミットメントを強化してしまっている」というふうに言うと、

この表現が、とりわけBlack Lives Matterを通じて、

Racial Reckoningって人種的過去清算の盛り上がりを迎えていた英米両国においては、

人種主義への批判のもの不寛容だと見なすキャンセルカルチャー批判」の文脈につながる書簡だというふうに受け止められた。

同時に、キャンパスにおけるポリティカル・コレクトネス批判者として知られていた、

言語学者スティーブン・ピンカーであるとか、

ハーヴェイ・ワインスタインの弁護を引き受けたことで、学生から抗議を受けてハーバードロースクール学部長職を退くことになった、

法学者のロナルド・S・サリヴァンであるとか、

この公開書簡の公開時にはトランス排除言説の支持者として知られていて、その言動批判が集まっていた、

作家J・K・ローリングとか、

そういう人たちが名前を連ねていたということももちろん、

この公開書簡が「キャンセルカルチャー批判」の一翼をなすものと受け取られた一因ではあったと思います

この書簡は、先ほどもちょっと申し上げたように、例えば左派代表知識人と見られてきたチョムスキー署名をしている。

同時に、ネオコンサバティブの論者である、例えばフランシス・フクヤマみたいな人も署名してるんですね。

まり従来の分け方で言えば、まさに右も左もなく同意できる原則を語っているように見える。

にもかかわらず先ほどから申し上げているように、

実際には、より若手のマイノリティライターとか研究者から強い批判が出る結果になった。何でか。

恐らくこれは、後者に当たるより若いマイノリティの人たちというのは、

学問の自由とか言論の自由擁護というのが、

近年では力のある地位にある人々が、自分たち差別的・抑圧的な言説の責任を問われたときに、

その批判糾弾を振り払うために使う枠組みになってしまっている、ということを感じ取っているのに対して、

フクヤマにしてもチョムスキーにしても、ある程度は地位が固まった偉い人たちっていうのは、

その事実をあまりきちんと把握できてなかった、いうことではないかと思います

anond:20220805230534 Part5 〜Ahmedが見立てキャンセルカルチャー批判メカニズム

2022-07-20

anond:20220720103135

それはあくま文化的運動の話でしか無いのでは

新興巨大企業内で労組組織化が進んできたり、そういう経済的部分の話もある訳で

文化的な左右対立排外主義的な社会福祉を重視する反グローバリズム右翼ポピュリズムの勃興に繋がっているというのとも話が繋がるのよね

2022-06-30

極右極左も何で反ワクなるん?

スピ基盤頭お花畑が世の中にたくさん存在していて、排外主義売国主義は後のせが人類仕様って訳かな。

参政党が中年右派スピを見える化した?

自民スピは老害右派スピやん。

2022-06-07

今の基準で「ネトウヨw」などと嘲笑していられるのとは比較にならないほど強烈な排外主義が近い将来きっと台頭する。

2022-04-15

https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/utoro-arson-hatecrime

被告は、排外主義的な団体などに所属したことはないという。

では、どこで情報を入手していたのか。尋ねると、「ヤフーニュースコメント欄です」と語った。

無料ニュースを読めるヤフーをみていることが多いので、コメント欄も目に入りやすかった。投稿には反応も多いし、コメントに対する賛否評価もみられるので、ある意味、偏りのない日本人の反応を知ることができる場だと思っていました」

主観ではない客観的な正しい情報を知るために、こうした評価のあるものは大いに参考になるのです」

さら被告取材に、「左派」の報道機関は「朝鮮半島側に偏った報道」を続けていると口にし、「ヤフコメ」こそが「客観的」だと強調した。」


読めば読むほどヤバいなこれ

しかしこれってヤフコメという『表現』が現実の行動に影響を与えて犯罪を誘発したという実例なのでは?

2022-03-15

2週間前の記事をいま知っただけなんだけど。

馬渕氏にも、それに賛同する出演者にも、そしてこれらの動画根拠とする人々にも、必ずと言ってよい共通点があることは、もうお分かりいただけたと思う。それは深刻な既存大手マスメディアに対する不信感である

世界は巨大な権力組織支配されており、それが真実を人々に伝えようとせず妨害している。つまり真実は巨大な何かによって遮蔽されており、彼らの洗脳から目覚めたときに本当の真実に対して覚醒する―。ネットで真実を知ったとして、極端な排外主義に走るネット保守が、ゼロ年代から盛んに口にしたこ世界観を、私は『マトリックス史観』と名づけている。

プーチンさんを悪く言わないで!」という”陰謀論動画の正体(古谷経衡) - 個人 - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20220304-00284877

この前書いたこれと重なるところがあるね。そら、「(SNSで見た) 事実に基づく独自視点 (キリッ」なんて僕にはないから、ありがちなことしか書けないんだけど。

今までろくに知能を発揮する機会もなかった人が、誰かのSNSを見て急に「気づいて」「裏側を知って」「正しい行動をとる」ことなんてできんのよ。それができる知能があれば、今までの人生ももう少しマシやったはずで。それができんから現状で、これからも変わらんのよ。

https://anond.hatelabo.jp/20220313184939#tb

いま自分がうまくいっていないのは、ロシアのせいでもアメリカのせいでも製薬会社のせいでもDSのせいでもなくて、自分自身の能力が不足しているからなんよ。そして、いい年したオッサン・オバサンが今から一発逆転する方法なんてないから、自分境遇に納得して、ささやか幸せを見つけて生きていくしかないんよ。

2022-03-13

33歳の僕たちについて

僕たちは生まれながらにして不幸だった。

僕たちに希望が語られるときはいつも建前だった。

物心がついた時には経済成長など実感できないほどなく、平和のみが幸運にも固定されていた。少子高齢化無責任押し付けられ、いつも年金説明では僕たちが下で、いっぱいの先人が上に伸し掛かる絵を繰り返し見せられた。

小学生のころには阪神淡路大震災があり、生活不条理に突然破壊されることを知った。

オウム真理教天災だけでなく人災があることを教え、それを報道するテレビには頭のおかしい人をいじめることの楽しさと正しさを刷り込まれた。

学校はいじめがあっても誰も救ってくれなかった。子ども大人も誰も責任を取らずに済んだ。

どう大人を信じようと努めても、彼らの正しさの裏にある保身だけが形を濃くするだけだった。

いじめ学力低下、キレる十四才、僕たちだけが責められている気がした。勝手に「ゆとり」を与えられ、数年後には「ゆとり」だとバカにされた。

ノストラダムスの大予言も二千年問題世界を無くしてはくれなかった。変わらないんだ、という陰鬱な気分を虚構ごと生活に仕組まれた。

社会に参加するまでの過程で、どんどんと多様性という理想が叫ばれるようになっていった。でも現実はまだそう出来ていなかった。ゆとり教育でも、AO入試でも、新卒一括採用でも、実験最前線で僕たちは消費された。

社会の正体に近づくほど、実験甲斐なく何も変わらずに、大人たちは利権を固定させようと頑張っていることがわかった。かつて多くの若者たち理想主義が現実主義に敗北し、僕たちの生活には既に革命の「か」の字すらなかった。

センスが良いとされる大人は肌触りの良い冷笑諦観で、理想から現実からも逃げているだけだった。

芸術に届くわけではないわずかな詩情の中に逃げ、丁寧な暮らしとやらで現実隔離しただけだった。雑草も食えるらしいと、何も新しくない発見雰囲気の良い雑誌で語った。

とにかく真っ当ではなかった。僕たちには老朽化した線路と駅が残された。

いつかみんな死ぬ、くらいしか希望はなかった。僕は、小学校四年、五年と苦労したあとに六年生になったときのような開放感を待っていた。

インターネットは唯一僕たちに与えられた現代的で民主的革命だった。僕たちは最前線に立つことを初めて喜んだ。僕たちが社会実験していた。大人の腕の中で揺らされるのではなく、自らが世界開拓していた。

過去日本では文学学生闘争に向いたであろう若者の活力がインターネットで遊ぶことに費やされた。情報の波をサーフィンしていた。

けれどアナーキズムなど思想と呼べるほど突き詰められてはいなかった。脱法とジョーク、たくさんの知識組織化しない雑多なカオス世代や日陰者の雰囲気ベースとしてただ在った。

東日本大震災とき、僕たちは初めて大きな波を感じた。世界ごと変えてしまおうというワクワクがあった。

ネットから始まる民主化現実世界にも網目を伸ばし、キレイ情報を伝播させることを夢見ていた。

実際のところ我々には思想がなかった。正確には思想が育っていなかった。長い間の自己否定カオスたちの団結は思想形成させなかった。

論壇はインテリっぽい動きに酔っているままで、ほとんどの人間責任を背負おうとしなかった。

大衆は十分なリテラシーを持っていなかった。目の前の文字自分を騙そうとしているかだけを考えていた。

もちろん先行者と同様に誰も責任を取りたがらなかった。波は結果的芸術の一部分だけに還元された。

僕たちの革命は、革命という皮すら被れずに失敗した。あの頃目立った人間たちのどれだけがまだ実際に社会有効なことをしているのだろう。

僕たちは生まれから今までずっと負け続けている。逃げ続けている。立ち向かう人間を冷たい視線嘲笑っている。かつて"カッコイ大人たち"がしていたように。

拗ねた子どものままで皮肉センチメンタルを捏ねくり回している。

最近は「多様性尊重」がブームになっている。拡がり分化する人間の在り方を認めようとするのは正しいことだと思う。

だが、それは欺瞞だ。多様性排外主義への攻撃だ。多様性を求める社会多様性をもたらさなもの排除する。

最大限の寛容ではなく、この時代この社会における妥協点でしかない。

ただそれよりも深刻なのは多様性未満の僕たちだ。多様性で救われるのは国籍、性指向、いくつかの快い思想である。いわば十分に形作られたアイデンティティーのうち、現代社会適応するものだ。そして主張に成功したものだ。

僕たちの苦しみはアイデンティティーの未発達である差別をされたり、大事に築き上げたもの喪失したわけではない。時代により幾度となく無意味化された結果、育たなかったのだ。

社会の複雑さへの想像力ありのまま他者の受容、明確な善への地図が無かった。

今までのシステム近いうちに崩壊すると言われつつも、なかなか崩壊しない。仮に崩壊したとしてもサバイバルを生き抜く知恵が無い。広大な大地に丸腰で放たれるのだ。

僕たちは無責任という親に育てられ、不勉強という病気死ぬ

ちゃんとしなきゃ死ぬ」とトリプルファイヤー吉田靖直は歌った。「ちゃんとしなきゃ」という要請けが社会にある。

なんとなく、どこか生きにくい僕たちの行き場はどこだろう。ちゃんとした職があればいいのか?ちゃんとした病名がつけばいいのか?ちゃんとした人になれればいいのか?ちゃんとした人ってなんだ?

今になってようやく哲学文学などの人文学に解答を求めることができるだろうことに気づいた。それは人間として真っ当な足掻きに思えた。

まだ遅くはないと信じて、攻略サイトには無く、ビジネス書より直接的な、人間思索の旅に出ようと思う。良い哲学の書を教えてくれ。

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