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2024-01-19

anond:20240119135403

からリベラル派が行う差別が一番熾烈で激しいんだよね。

差別問題に詳しいからこそ、本場の差別って感じで、ギリギリ許されるラインで人の弱みをとことん突いてくる。

大人が見てないところで他人を殴るけど、大人が来た瞬間に逆に自分が殴られたと申告してくる都心の生徒みたい。

そしてリベラル派は民族問題にも詳しい。

「この民族の男はすぐ性的暴行を働くから避けろ」「この人種の男は家事を女に押し付けから避けろ」というように、知識を駆使してうまく差別じゃないことにして利益を得る。

一般人にできることといえば、リベラル派が差別じゃないと主張してたか自分も真似してやりましたと言い逃れすることくらいだ。

2023-10-10

anond:20231010173519

いや、だから問題なのは「憎しみ」という感情やねん。

これをわからへん人らが多いねん。

昭和とか平成の頃によく言われてたんは、

日本人にはパレスチナ問題がよくわからない、

という枕詞やってんけどな。

それは宗教理解でけへんとか、

単一民族から民族問題わからんとか、

そういうふうにくくられてたんやけど、

そうやない。

問題なのは「憎しみ」という感情やねん。

憎しみという感情にピンとけえへん日本人がほんまに多い。

この感情理解でけへん人らにはパレスチナ問題理解がでけん。

あのな数学勉強して合理的思考したらテロはなくなるとか言うんやけどなまあ確かにそのとおりかもしれん。

今回のハマステロにしたって、どれだけの報復を受けるか考えたらやるだけ損やん。

損得勘定で考えたら絶対に損や。

でもな、憎しみというのはそういうものを超越するねん。

憎しみは理屈やないねん。

憎しみは簡単には消えんねん。

憎しみは他人の命も自分の命も軽くする。

それをな、理解でけへんかっても、そういうもんなんやって知ることが必要やねん。

2023-10-04

蕨と川口クルド人問題に関して その1

埼玉県川口市クルド人犯罪が激増して問題になり、その対策川口市政の中心的課題になっている!というエントリが度々ホッテントリ入りしている。またyoutubeゆっくり動画等でも「クルド人」「川口」のテロップが入ったサムネ動画投稿されている。

結論から言うとそんな事にはなっておらん。

川口市は『広報かわぐち』という広報誌を配布しているが、この10月号で犯罪認知件数過去最低を記録しているとの広報を打っている。

https://www.city.kawaguchi.lg.jp/material/files/group/3/202310-04.pdf

この一年で白昼の強盗事件、沿道商店に突っ込む大事故や死亡ひき逃げクルド人による病院での喧嘩騒乱などの事件報道されて体感治安が低下している故だ。でも実際には治安過去最高となっている。

この問題喧伝しているのはagora出身石井孝明というライターで、産経新聞夕刊フジがそれを元に記事を書くという構造になっている。

石井のやり方は、川口、蕨を中心として、肌の浅黒い中央アジア東南アジア系の人間事故事件不法業務、反マナー行動をしたものクルド人を匂わす文言を付けて宣伝するという方法だ。それ故クルド人毎日事件不法行為をしているように見える。そんなにクルド人は増えているのか?日本クルド人は何万人いるのだろうか?

だが実際のクルド人の数は2000人程度である人口60万人の川口市人口の0.3%だ。「あれもこれもクルド人」の安物ネガティブキャンペーン成功しているのである

 

それで今回はちょっとこの問題の背景を説明するよ。「クルド人とは何か、どういう民族か」などは産経以外の大マスコミ大学人が記事を書いてるからそういうのを参考してくれ。

 

地理

埼玉県川口市」でgooglemaps検索すると川口市県境が表示される。

https://www.google.com/maps/place/%E5%9F%BC%E7%8E%89%E7%9C%8C%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E5%B8%82

この一番左側の蕨駅付近問題舞台だ。

まず、駅の東側にやたら細かい碁盤目で緑の線が入った地域があるのが判るだろうか?ここは芝2丁目と芝4丁目という地域になる。

ここは一見整備された住宅地に見えるが、実は都市計画に乗っ取ったインフラ整備が間に合わなかったスプロール地域なのである

この碁盤目は元々は大正時代田んぼを整地したものだった。緑の線は用水路跡で、今でも暗渠化された水路敷きになっている。この付近江戸時代に作られた見沼代用水が通り、その分水も充実していた。そこで碁盤目に畔と用水路を整備して土地権利も整理したものだ。

ちょっと脱線するが、こういう整備された元田んぼ住宅地の近くにはL字の道と変形交差点を組み合わせたような地区がある事が多い。またそこには寺や神社がある事が多い。その場合、そこら辺は嘗ての村の集落があった場所である。行ってみるとせせこましい建売の中に突然田舎農家のような大きな庭付きの家、時に藁ぶきだったりゴルビジェのサボア邸のようなやたらハイセンスの家が建っていて驚かされる事があるのでおススメだ。そこは付近の建売の元地主マンション大家である

この田んぼ戦後高度経済成長期に売りに出され宅地化されたのがこの芝2、4丁目地区なのだ

元あぜ道は公道化されているのが多いが、そこから奥に入る道は幅が狭い砂利道のままだ。これは私道からであり「その道路権利は細切れになって付近の家の持ち主が持っている。故に権利関係がごちゃごちゃなので

金を出し合って舗装工事をするという事が出来ない。

更にこの路地は通り抜けが出来ない。真ん中に水路敷がある為だ。水路は元々の地主権利を持っている筈だ。通り抜けにはそこに橋を掛けなきゃならないが、誰もその費用負担したくないので碁盤目に見えて行き止まり路地ばかりという事になっている。

 

1990年代初頭に建築基準法改正されるとセットバック義務接道義務が定められた。接道義務とは、幅4m以上の道に2m以上接していない土地には建物建築不可という事である

これでこの路地の奥にある家というのは建替えが不可能になった。

また、水路敷は舗装されていて道路に見えても道路じゃないのでセットバック義務が無い。だからいつまで経っても道は広がらないから接道要件を満たす道にならない。散歩する時はこのせいで魅力的なのだ不動産的には不良である

この路地ストビューで見れば判るが、公道に面した家は新しい低層アパート路地は4m拡幅、その奥の一軒は新しい戸建て(公道隣家セットバックで接道要件クリア)、その奥は築30年以上の古い戸建てや古アパート、となっている。奥の方の家は建替え出来ないので古いままなのだ

奥の方の家やアパートを借している場合、家が古くて車も入れない砂利道なので客付けが困難である蕨駅から徒歩5~10分という好条件なのだがこういう状態なのだ

高度成長期中期の昭和30年代後半からこういうスプロール現象が問題になって規制が強化されたのだが、その前に家が建てこんだ地域なのだ私有地である用水路暗渠化は市が行ったが、これは下水道整備が間に合わず水路に垂れ流しとなった為の代替政策だ。

 

さて、外国人というのは部屋が借り難い。これは差別問題もあるが、家主としては万が一の時の連絡の問題家賃不払いや退出後の内装補償、突如国に帰ってしまリスク、それと土足の問題などがある。室内に靴を脱いで入るのは日本だけなのだ最近じゃ米国都市部日本式になって来てるが。だから土足で生活されて畳床等がダメになるリスクがある。

故に外国人が部屋を借りるのはとても大変だ。一方、建替不可で古くて前が砂利道で引っ越しトラックも入れない、なんていう借家アパート大家は客付けが全然できない。この両者の利害が一致して賃貸借契約、とあいなる。お互い「こんなボロ屋なのに高いが…」「外国人リスクが高いが…」という妥協産物だ。

 

このやたら細かい碁盤目地区はもう一か所ある。駅の反対側に線路で分断された川口市飛び地みたいな三角土地があるだろう。

ここは芝園町と芝富士という地区なのだが、そのうち芝園町は元鉄道車両工場UR団地電車から見える屏風みたいな建物)、芝富士は元田んぼの細かい碁盤目地区だ。この芝富士地区は先の芝2・4丁目地区と全く同様の特徴と来歴を持っている。

路地セットバックが進んで4m以上が確保されて建替え可能になっている所が多いなど、スプロール化の程度は2.4丁目よりも改善されているのだが、それでも水路敷による路地分断などはあり、また建替不可家屋が密集する地帯もある。更にここは飛び地状態なので見捨てられた感もあり市政が行き届きにくいという特徴もある。中学校幼稚園線路の反対側で遠いのだ。

ここも同様の理由で昔から外国人が多かった。

 

「蕨」なのに「川口市であるのはこういう事で、駅の左右に川口市の不良宅地地区がありそこのアジア系住民が住む事が増えたというのが原初としてあったのだ。

川口市は小規模の鋳鉄工場があり外国人工員を必要とした」という説明をしている記事もあるが間違いだ。鋳鉄工場地域西川口から南側であって、蕨周辺は田んぼから住宅地に転換している。その転換が早すぎてスプロール化してしまったのだ。

 

まりヘイトデモ

クルド人問題おかしな奴らの飯のタネになっている問題の根幹は在特会ヘイトデモに遡る。

2009年在特会オーバステイフィリピン人の子息が通う中学校付近で「叩き出せ」といシュプレヒコールを上げるデモを行うようになった。この中学校や居宅は蕨駅南側西川口駅寄りだ。

このデモ左翼運動から転向者が合流すると一気に過激化し、「殺せ」「殺しに来た」というコールになり、警察に掴まらないような巧い仕方の暴力や、近所のヤジに対して「○○人の家だ」「お前日本から出ていけ」「殺せ」と連呼したり、お散歩と称してデモの後に落書きをしたり通行人因縁を付けたりという行動をするようになった(後に警察官が解散から駅まで随行するようになった)。転びアカが合流すると大抵こういう事になる。

これに呼応して掲げられる旗も日章旗から旭日旗ハーケンクロイツとなっていった。

そんな中で在特会芝園団地付近クルド人住民迷惑しているという情報を掴む。

そこでヘイトデモ開催地蕨駅西川口から蕨駅北方になる。そこで鍵十字の旗が沢山はためき、「悔しかったらクルド野郎出てこい殺してやる」などのデモがされるようになった。

但し、彼らは居住地区を知っていたから疑問なので警察がそこから外れるルート許可していても判らなかったかもしれない。

 

こういう経緯で中東系や中央アジア系の人間犯罪、不始末を「クルド」と称する動機が生まれてきた。事件が有る度に「これは在日朝鮮人」という差別デマがずっと流れていたが、それの中央アジア版だ。

 

もう一つの理由トルコ少数民族問題で、トルコ親日国で、そこで問題化している少数民族クルドは敵だ、という単純な世界観によるもの。元々国際問題親日反日しかえれな人間の頭の中なのでこれ以上はバッファオーバーフローであるそもそも少数民族問題国家の宿痾であって国際政治学では必ず履修する項目であるのにそれを焚きつけて利益にせんとするあたり、ガソリンスタンドタバコを吸うバカの如しである

 

故にそれよりこの方ずっと「クルド」はやべぇ奴らの間の符丁となり、民族問題理解するという動機にはならずに、彫りが濃い人間不祥事は「クルド」とする文脈が生まれたのである

 

続く https://anond.hatelabo.jp/20231004185255

2023-08-08

議員会館テロリスト政府を挙げて増長させる日本外務省バカかガキでしかないようだ

外務省 反ロシア東京集会に抗議

ロシア外務省8月1日東京都内反ロシアイベントが開催されたことに対して強く抗議した。

ロシア外務省が7日、公式ウェブサイト声明を発表したもので、反ロシアイベントに「東京公式会場を提供した」と指摘。

日本国会議員が参加したことも、「わが国の内政に干渉しようとする試み以外の何ものでもない」と強く非難している。

そのうえで「われわれは岸田内閣同意なしに、このイベント日本で開かれることはなかっただろう。このような行為は、日本政府によって解体された(日ロの)正常な関係のかけらを最終的に破壊する可能性があり、直ちに中止されなければならない」としている。

最後に、「警告に反して挑発が繰り返された場合日本政府ロシアとの関係における日本国益に照らし合わせた、最も敏感な仕返しを受け入れる準備をすべきだ」としている。

日本側は、「当該行事日本政府が関与して行われたものではなく、抗議されること自体受け入れられない」と反論したという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f2e57ad50150ff51791d69228133f5f2557d411

この反論は無理。議員会館でやる以上は日本国会議員政府公認しているとみるしかない

ロシア連邦構成国などの分離独立議論する「ロシア後の自由民族フォーラム」の会合が1日、都内衆院第1議員会館で開かれた。ロシアの脱帝国主義を求める独立派組織代表来日し、「ロシア崩壊後の世界を今から想定すべきだ」と訴えた。

フォーラムによると、会合ロシアウクライナ侵略後の昨年5月にポーランドで初開催後、欧州連合EU欧州議会米国でも開かれ今回で7回目。日本では初めての開催となった。ロシア崩壊すれば41の国に分裂すると想定した地図を発表しており、北方領土日本返還されると強調する。今年3月には露政府に「望ましくない団体」に指定された。

1日の会合にはロシアチェチェンシベリアブリヤート、バシキールといった各地域民族独立派組織など、主に露国外で活動する約10組織が出席。日本から神戸学院大岡部芳彦教授衆院議員らが参加した。

5月に露国内に進軍した自由ロシア幹部で元露国会議員、イリヤ・ポノマリョフ氏は「ウクライナ戦争は露崩壊カウントダウンだ」とし、「世界が変わる戦争後の将来を今こそ話すべきだ。崩壊を待つべきでない」と語った。ロシアが停止した日露平和条約交渉の早期再開、北方領土の早期返還も求めた。

チェチェン共和国独立派組織チェチェン・イチケリア共和国幹部のイナル・シェリプ氏は1999年の第2次チェチェン紛争に触れ、「あの時、世界が黙っていなければ今の侵略もなかった」と指摘。「ウクライナ戦争勝利故郷に戻る大きなチャンス。民族独立運動の全ての人が団結すべき時だ」と訴えた。

シベリア独立合衆国委員会幹部のスタニスラフ・スースロフ氏はプーチン長期政権念頭に、「ソ連崩壊後も帝国主義思想は残った。ロシア民主化しても再び独裁に戻らない保証はない」と主張。旧ソ連指導者に憧れを抱く政治家を露政権から排除する必要性があるとした。

ロシアの脱帝国化を求める東京宣言も採択した。来日予定だった「チェチェン・イチケリア共和国トップのアフメド・ザカエフ氏は日本政府からビザが発行されず、不参加だった。フォーラムは2日も開かれる。(桑村朋)

いうなれば中核派日本打倒を語らせているレベル

‼️🇯🇵ロシアは7日、「ロシア後の自由民族フォーラム」(ロシアでは「望ましくない団体」に指定)の会合のために日本政府公式的にフィールド提供したとして、在モスクワ日本大使館に対して断固とした抗議を申し入れた。ロシア外務省は、日本政府がこの煽動的行為を繰り返した場合ロシアとしてはこれに答える措置を取るという姿勢を明確に示した。

❗️ロシア外務省声明には、「ロシア後の自由民族フォーラム」の所属メンバーロシアテロリスト名簿に記載されており、こうしたフォーラム会合の場を与え、ロシア国家性を損ね、領土主権違反を呼びかけた総括宣言日本国会議員らも参加したことは、まさにロシア内政干渉の試み以外の何物でもないと受け止められると書かれている。

ロシア外務省:

☝🏼同フォーラム岸田文雄政権同意なしに日本で受け入れられるはずはないことから、岸田政権はまさにこうすることで、テロリストレトリックロシアに対する憎悪イデオロギーをあからさまに支援している事実を明確に示したと受け止めざるを得ない。

❗️警告にもかかわらず、煽動が繰り返された場合ロシアとの関係日本国益にとって最もデリケートな部分への報復措置があるものと、日本覚悟すべきである

無視する朝日新聞

崩壊カウントダウン始まった」 ロシア反体制派、日本集会

ウクライナ情勢

2023年8月1日 19時55分

 ロシアプーチン政権に反対し、同国から分離独立を主張する勢力らが参加する集会が1日、東京都内衆議院第一会館で開かれた。ウクライナ侵攻後を見据えたロシアの将来像について、日本有識者らを交えて意見を交わした。

 集会を開いたのは「ロシア後の自由民族フォーラム」。同団体ロシアウクライナ侵攻を受けて2022年春に創設され、これまで欧米の6都市集会を開催してきたという。ロシア検察庁からロシア連邦憲法秩序と安全保障の基盤に脅威を与える」としてロシア国内での活動禁止する「好ましくない組織」に指定されている。

 今回の集会にはロシア少数民族チェチェンブリヤート分離独立活動家らのほか、ウクライナ側で戦うロシア武装組織自由ロシア軍団」幹部ロシアの元国会議員イリヤ・ポノマリョフ氏らが来日して出席。16年からウクライナ事実上の亡命生活を送っているポノマリョフ氏は「ウクライナ侵攻によってロシア崩壊カウントダウンが始まった。プーチン政権崩壊を待たずに、将来の日ロ関係性について話し合わなくてはならない」と述べ、日本集会を開催した意義を強調した。

 集会モデレーターを務めた神戸学院大岡部芳彦教授ウクライナ政治・経済)は「これほど多くのロシアの脱帝国主義化を目指す団体日本で集まったことはなかった」とし、「この集会ウクライナ戦争勝利した後の自由平和世界への第一歩となる」と指摘した。

 慶応義塾大の広瀬陽子教授旧ソ連地域研究)は「ロシアには数え切れないほどの民族存在しており、多くの民族が(中央政府から)長く抑圧されてきた」と指摘。ウクライナ侵攻においても地方に住む少数民族積極的に動員されるなど、差別的構造が深刻化しているとし、「旧ソ連民族解放のために、ロシア民族問題の現状を理解し、協力することは非常に重要だ」と主張した。

嬉々として報道する東京新聞

プーチン政権崩壊なら、北方領土解決へ? ロシア反体制派が「宣言」 東京で「自由民族フォーラム

2023年8月2日 19時52分

 ウクライナ侵攻を続けるロシアプーチン政権対立し、欧米亡命中の反体制政治家複数少数民族団体幹部らが1、2の両日、東京都内衆議院第1会館でプーチン政権崩壊後のロシアを考える「ロシア後の自由民族フォーラム」を開いた。

アジア初開催、日本にも協力を呼びかけ

 この枠組みのフォーラムは、ウクライナ侵攻後に設立され、昨年5月ワルシャワで初めて開かれた。今年1月にはブリュッセル欧州議会で開催され、今回で7回目。ロシア連邦構成共和国などの分離独立と、北方領土などロシアとの領土問題の全面解決を目指し、日本にも協力を呼びかける「宣言」を採択した。

 プーチン政権打倒を訴えウクライナ連携する武装組織自由ロシア軍」の政治部幹部イリヤ・ポノマリョフ氏は「ウクライナ侵略プーチン政権崩壊へのカウントダウンだ」と指摘し、「戦争終結後に世界パワーバランスは変わり、太平洋安全保障も激変する」と語った。シベリアブリヤート共和国出身在米女性活動家やチェチェン共和国独立派幹部らも「帝国ロシアから分離独立を主張した。

 進行役の岡部芳彦神戸学院大教授は「世界から集まった参加者からロシア帝国主義植民地主義的な政策で抑圧されてきた民族の本当の声を聞くことができた」とアジア初開催の意義を強調した。(常盤伸)

このように政官財で打倒ロシアを挙げているにも関わらず

日本側は、「当該行事日本政府が関与して行われたものではなく、抗議されること自体受け入れられない」と反論したという。

なにこの「アーアー聞こえない」という回答。

どこからどう見ても無理がある。

指名手配ヤクザオウム真理教議員会館を使わせたりはしない。

https://activatica.org/content/c8f3aede-cb19-4911-a411-3c3f12649a4d/konec-imperii-v-yaponii-obsudili-skoryj-razval-rossii

https://archive.md/oYhQT

この会議ちゃん日本北方領土軍事侵攻することになっている

帝国終焉」。 日本ではロシア差し迫った崩壊について議論した

第7回ポストロシア自由人民フォーラム東京で閉幕した。 日本国会議事堂の壁に集まった参加者東京宣言署名し、自国民植民地時代過去について語った。 宣言にはロシアの非帝国化への道における協力、ロシア占領下の北方領土問題解決日本における自由ユーラシア調整センター設立の3点が盛り込まれている。

この文書には、日本国会議員3名、日本科学者、イッケリア、シベリア、バシコルトタンブリヤート、インゲルマンランド独立支持者が署名した。 署名者の中には、人民代議員会議執行委員統一ロシア維持の支持者であるイリヤ・ポノマレフ氏もいた。

詳細については、リンク先 (https://activatica.org/content/c8f3aede-cb19-4911-a411-3c3f12649a4d/konec-imperii-v-yaponii-obsudili-skoryj-razval-rossii) をお読みください。

まりテロリスト日本が国をあげて支援することになっている。しかロシア占領下の北方領土問題解決が盛り込まれている。つまりこれは軍事侵攻以外はない。

https://t.me/freenationsrussia/4468

2023-04-16

anond:20230415210658

じゃあ日本出てみてはいかがでしょう。カルトに限らず民族問題貧困問題など、どの国にもある程度の問題はありますあなたはどれを許容するかによります

2023-02-23

やはり女は新聞記者に向いていない、東京新聞廃刊殺処分か選ぶべき

浅野文直/川崎市議会議員宮前区自民党

@asano2370

東京新聞記者 木原

@IKUKO_KIHARA

@tokyo_shimbun

https://tokyo-np.co.jp/article/229531

上記記事を拝見しました。川崎市議会記事をお取り上げ頂きありがとうございます

しかしながら「前後関係曖昧にした上でのミスリーディング」ととられかねない部分がありますので、下記ご指摘致します。

浅野文直/川崎市議会議員宮前区自民党

@asano2370

記事では、「市が、コラボによる二重請求問題ないとした」と読み取れれますが、そのような答弁はございません

川崎市は、コラボによる二重請求容認したことは一度もございません

もしあるとおっしゃられるならどの質問とどの答弁が該当しますででしょうか?

確認よろしくお願い致しま

午後0:04 · 2023年2月22日

こういう嘘を平気で書いているのはクズすぎる。

木原育子

@IKUKO_KIHARA

東京新聞中日新聞東京本社記者社会福祉士社会部警視庁東京都庁、「戦後70年取材班」などを担当現在特別報道部社会福祉精神医療アイヌなど民族問題を中心に取材中/絵本「一郎くんの写真」(福音館書店)を出版。共著に「戦後の地層」(現代思潮新社)など/趣味ヨガ、RYT500取得…

税金泥棒チンピラばかり。

木原育子

@IKUKO_KIHARA

女性支援しづらくなるとしたら、本末転倒だ。#困難女性支援法 の正式名称は、困難な問題を抱える女性への支援に関する法律女性に関する問題直視せず、抱えさせてきたのはこの社会なのに…

決定的だな。東京新聞はこの税金泥棒を叩き出せ。

2023-01-16

【再掲】フットボール二重国籍

※以下に書くことはサッカーファンにとってはほとんど常識と言って良い内容だが、そこまでのサッカーファンでない、日本代表試合くらいは見るけどJや海外サッカーまで追ってないような人たちのために書いている。

1.ボスマン以後のクラブ

 つい先日、レアル・マドリードの先発にスペイン人が一人もいないという状況が起きた。

と聞くと「リーガ・エスパニョーラって外国人枠無いの?」と思うかもしれないが、半分は正しい。今のリーガ・エスパニョーラセリエAに『外国人枠』はない。というか作れないのだ。

ボスマンという選手移籍を巡って提訴した裁判判決1995年に出て、「EU内での労働者移動の自由」はサッカー選手にも適用されることになった。

からそれ以降、セリエAリーガエスパニョーラに存在するのは『外国人枠』ではなくて『EU選手枠』に改められた。

逆に言うと”EU加盟国選手であれば外国人でもいくら取っても可能”ということになり、2010年にはとうとうイングランド・プレミアリーグの試合なのに両チームでピッチに立っている選手にイングランド人が1人もいない試合という事態も発生した。むしろレアル・マドリードはよく持った方だ。

 とはいえ、ここまで来ると『チームのアイデンティティとは何か』という概念にも関わってくる。スポンサー料や放映権料も重要だが、クラブチームにとっては入場料も決して無視できる収入ではない。

そして、入場料を一番多く払い、あるいは国内向けの放送を熱心に見てくれるのは、自分クラブを『おらが街のクラブ』として長年応援し続けてくれる人たちだ。

(余談&完全に増田私見だが、この『おらが街のチーム』として熱心な固定ファンを掴むのに最も成功している日本スポーツチームは、プロ野球阪神タイガースである)

 そういう人たちが『外国人ばかりのチームでは自分たちのチームと思えない』と思うのは地域密着理念から当然のことであるか? それと排外主義差別主義者か?

少なくとも簡単に答えの出せる問題ではないし、『自分たちのクラブと思えないから”自分は”スタジアムに行かない』というのを止める権利は誰にもない。

だがそんなことが多く起こるようになったらサッカーの将来にとってあまりプラスにはならない。スタジアムに観客が少ないとやはり盛り上がりに欠ける。

 そういうわけでここ数年「ホームグロウン」という制度ができた。欧州カップ戦(チャンピオンズリーグおよびヨーロッパリーグ)に登録できるシニア(22歳以上)の選手は25名までで、

そのうちの最低8人までは、21歳までに3年間は『自国内のクラブ所属した(≒育てられた)』選手でなければならない。国籍で問うとEU判例に引っかかるので『育った場所』を基準とすることになった。

チャンピオンズリーグヨーロッパリーグに出ないクラブには関係ない(プレミアリーグのように、同様の制度自国で用意したリーグを除く)が、

資金力が小さくヨーロッパカップ戦に届かないクラブほど自国出身選手が多いのが常なので問題は少ない。

これも「EU理念からは後退なのかもしれないが、「地域に根ざしたスポーツクラブ」という理念からはむしろ正常化とも言える。



2.本題・”EU選手枠”と二重国籍

 とはいえアメリカ大陸アフリカアジア出身選手から見れば『EU選手枠』の中で争うよりは『EU内のどこかの国の市民権持ち』扱いになった方が色々と有利なのも確かだ。

そういう時に有効活用(?)されるのが先祖血統だ。南米アフリカ選手場合先祖を少したどればどこか西欧の国に行き着くことは珍しくない。

そういう場合血縁理由先祖の国の市民権を取得し、代表は変えず(というかFIFAルール上変えられない)にEU選手として潜り込むということが多い。

日本韓国選手はそういうことが基本的に出来ないから不利ではある。ハーフナー・マイク酒井高徳はもしかしたら可能なのかもしれないが……。

 少しFIFAルールに触れたが、現在サッカーではA代表(年齢制限のない代表)で試合に出たら他の国の代表として試合に出ることはできない。

オリンピックだと、前の大会卓球中国代表として出場していた選手が次の大会ではアメリカ代表として出ていたりするが、サッカーでそれはできない。

もちろん、ユーゴスラビアのように国そのものが分裂した場合は別である

 逆に言うと、『A代表試合に出ていなければ』2つ以上の国を天秤にかけて代表を選ぶこともできる。

(ちなみに以前カタールが『代表に選ばれない程度の、ブラジル人などの有力選手(カタールとは縁もゆかりもない)』

 に声をかけてカタール代表にし、手っ取り早く代表を強化しようとしたこともあった。流石にFIFAがそれをさせないルールを作ったが)

 だが一方で、フランスが若手の育成組織を整備して1998年W杯を制して以来、どこの国でも多かれ少なかれ”サッカー選手の育成”に金をかけて取り組んできた。目的はもちろん、自国代表の強化だ。

そんな中で上述したような『南米アフリカと、EUの国の多重国籍』の選手が、必ずしも自国代表を選ぶとは限らない。

2000年前後トルコが強かったのは、『ドイツで生まれトルコ移民の子孫が、トルコ代表としてプレーする』ことが多かったからだ。

最近ではドイツ代表にもトルコ系の選手が出てきたが、今度は”国策育成の本家フランスの方で問題になってきている。

 2011年、フランスサッカー協会の技術委員会役員が『アカデミーに入れるのは白人を中心とし、黒人やアラブ人は25%以下に抑えるようにできないか』と委員会で発言したことがリークされて物議を醸したが、

そのような発言が出るのは委員個人が極端な差別主義者だったからではなく、『フランスの金で将来のフランス代表として育成したのに、最終的には母国アフリカ諸国代表になる』

選手無視できなくなってきたからだ(もちろん、だからといって許される発言ではないが……)。

アフリカ諸国協会EU諸国協会ではEU諸国協会に金があるのは成り行き上当然のことであり、最終的には才能なのかもしれないが育成のために金があった方が効果なのは事実だ。

そんな中で協会としては『アフリカ協会欧州の金で育てた選手に”ただ乗り”している』という被害者意識が出てきている。

あるいは国が抱える民族問題の縮図のようなことが代表チーム内で起こることも今後増えることはあれど減ることはないだろう。

代表戦なくせ? FIFAの最有力の資金源ですし、それやったらサッカーでは欧州ますます発言力を増すことになりますよ。

2022-06-15

anond:20220615040805

教育口論是正されただけでもマシなんだよ。

是正できない国が100ヶ国以上あるんだからさ。

なんで比較しないと気が済まないの?比較しないでやばいやばいで認めることができないよね。自覚にすら難があるなんて先に進めない国だよね。すぐ後進国比較してマシとか言い始める。それ意味ある?

しか日本経済規模比較したい相手ヨーロッパとかの先進国だと思うんだけど。

電気が通ってない国と比べて教育がまだマシみたいなこと言って意味ある?内戦インフラ問題民族問題がある国と教育比較するのってそういう国をバカにしてるの?先進国侵略したり自分達は環境破壊して発展してきたくせにそういう国にだけ環境保護コストかけたり条件が全然違うじゃん?マシでもなんでもないよね


電気が通ってて不当な扱いを他国から受けてなくて教育の規模や生活レベルが高い国と比較するべきじゃない?しか後進国経済成長率が伸びる余地がある。未来がある。発展した後の国なのに教育が終わってるのとは全然違うんだよね

2021-11-21

進撃の巨人かいう世紀の駄作

最近になってようやく読んだがとんでもない代物だな。

民族問題とか差別問題かにいっちょがみしといて主人公虐殺敢行エンドって正気か?

ナチス絶滅政策露骨モチーフにしといて『最終的解決』を実際にやるって誰か止めなかったのか?

もはや被害者への冒涜といっても過言ではない。

こんな作品が出てきてしま日本スゴイ棒読み)。

2021-10-07

anond:20211006211009

共産主義放棄されたのは、問題解決に失敗したからだよ。共産主義は人を物理的に消し去ることしかできなかったよ。スターリンは「人間がいなければ問題存在しない」と言ったけどこれこそ共産主義の真髄だよ。階級問題ブルジョワ抹殺することで、農村問題都市破壊することで、民族問題民族抹殺することで解決しようとしたんだ。歴史学者はこれらの蛮行を克明に記録したよ。君のような人のためにね。制度には欠陥がつきもの資本主義も欠陥が多いけど、自覚してるんだよ。しか共産主義は自らを歴史弁証法の究極の到達点と自己定義したので、欠陥を認めなかったんだよね。ソ連崩壊したのはそれを認めざるを得なかったからさ。

2021-04-08

ラムザイヤー・スキャンダル吉見先生の論考の前に、事件の経緯やコンテクストをまとめました。」

https://twitter.com/SayakaChatani/status/1379968066319097856

また日本右派アメリカ白人至上主義との交錯も見逃せない。二〇二〇年の論文ラムザイヤーは、「アメリカ民族問題を題材にすると激しい対立が起こってしま自由議論できない」ので、「渋々ながらアメリカ問題は取り上げず」「あまり知られていない題材を使えば自由議論できるだろう」と書いている。つまり被差別部落沖縄在日コリアンを通して主張した「差別自己責任であり、マイノリティの統率者がむしろメンバー搾取している」というロジックは、本来アメリカ適用したいのだが、そうすると政治問題になるので、人があまり知らない日本史を使って発表する、とあけすけに述べているのだ。

うん、日本にもアメリカにも (そして他国にも) 同じような問題があるんだね。日本で「マイノリティの統率者がむしろメンバー搾取している」構造をもとに、自国他国のことも論じないといけないね、という話でしかないように思いますが。日本にも問題存在するのであれば、それを論じても何も問題がないのではないでしょうか。まさか日本問題日本人 (?) だけが議論すべきだ! とかい排外主義に基づいた主張なのでしょうか。

2021-03-28

「東アジア反日武装戦線」の初心と過ち

韓国発の映画『狼をさがして』は何を描いているか

太田昌国 評論家編集者

 韓国発のドキュメンタリー映画『狼をさがして』が間もなく日本で公開される。金美禮(キム・ミレ)監督2020年作品で、原題は『東アジア反日武装戦線』という。映画が描くのは、1974年から75年にかけての出来事――「東アジア反日武装戦線」(以後、「反日」と略す)を名乗る人びとが「連続企業爆破」を行ったこと――とその背景である

歴史像と世界像が一新されてゆく時代のただ中で

 描かれる時代は、アジア太平洋戦争日本帝国敗戦してから30年近く経った時期に当たる。活動を担ったのは、敗戦から3~5年経った頃に生を享けた、当時は20代半ばの若者たちだった。いわゆる「団塊の世代」に属する。その彼ら/かの女らは、敗戦以前に日本がなした植民地支配および侵略戦争責任を問うた。同時に、戦後過程はすでに30年近い長さに及んでいるにもかかわらず、日本がその過去清算することもないままに、改めて他民族に対する加害国と化している現実に警告を発した。手段として使ったのは爆弾だった。

 その標的はまず、戦前絶対無謬の存在として日本帝国を率い、戦後は「平和」の象徴となった昭和天皇に向けられた。だが、「お召列車」の爆破計画が実現できなくなった後は、戦前戦後を貫いて繁栄する大企業に的を絞った。

 戦後日本象徴する言葉は、長いこと、「平和民主主義」だった。それは新憲法を貫く精神でもあると多くの人びとが考えていた。

 天皇戦争責任が問われることも裁かれることもなく始まった戦後は、「一億総無責任体制」となった。この体制の下では、日清戦争以降、断続的にではあっても半世紀もの間(1894年1945年アジア太平洋地域戦争を続けた近代日本実像を覆い隠し、この戦争全体像を、最後わずか3年半の「日米戦争」に凝縮して象徴させることが可能だった。広島長崎の「悲劇」を前面に押し出し米軍占領下の沖縄辺境ゆえに無視して、日本全体があたか戦争の「被害国」であるかのようにふるまった。「反戦平和勢力」の大勢も、そのことに疑いを持たなかった。

 1960年安保闘争の時にも、1965年日韓条約反対闘争の時にも、戦前日本帝国がなした対外政策と関連づけて現在分析する言動ほとんど見当たらなかった。すなわち、日本社会総体として、近代日本が持つ「植民地帝国」としての過去をすっぽり忘れ果てていたと言える。

 1960年代後半、この社会思想状況はゆっくりとではあっても変化し始める。日本は、高度経済成長過程で目に見える形での貧困は消え失せ、急速に豊かになった。この経済成長最初の基盤となったのは、1950~53年の朝鮮戦争による「特需景気」だとする捉え方が常識となりつつあった。

 時代はあたか米国ベトナム侵略戦争の渦中で、沖縄を軸に多数の米軍基地があり、インドシナ半島輸送される米軍物資調達地でもある日本は、再度の「特需景気」に沸いていた。近くに住むアジア民衆が苦しんでいる戦争によって自分たちの国が総体として豊かになっていく――この際立った対照性が、とりわけ若い人びとの胸に突き刺さるようになった。

 加えて、米国でのベトナム反戦運動は、黒人先住民族インディアン)の権利回復の動きと連動していた。植民地主義支配人類史に残した禍根――それが世界じゅうで噴出する民族問題の原因だとする意識が、高まっていった。

 「東アジア反日武装戦線」に所属した若い人びとは、それまでの歴史像と世界像が一新されゆくこのような時代のただ中にいた。彼ら/かの女らは、日本近代史と現在が孕む問題群に、「民族植民地問題」の観点から気づいたという意味では先駆的な人びとだった。

「重大な過ち」の根拠を探り続けた歩み

 「反日」はこうして獲得した新たな認識を、すぐ実践に移そうとした。当時刊行された「反日」の冊子『腹腹時計から鮮明に読み取れるのは、次の立場だ。「そこにある悪を撃て! 悪に加担している自らの加害性を撃て! やるかやらないか、それだけが問題だ」。政治性も展望も欠いた、自他に対する倫理的な突き付けが、行動の指針だった。「反日」が行った、1974年8月30日東京丸の内三菱重工ビル爆破は、8名の死者と385名の重軽傷者を生み出す惨事となった。

 「反日」にはひとを殺傷する意図はなかった。事前に電話をかけて、直ちに現場を離れるよう警告した。だがそれは間に合わなかった。しかも、なぜか「反日」は三菱爆破の結果を正当化し、死者は「無関係一般市民」ではなく「植民地人民の血で肥え太る植民者だ」と断言した声明文を公表した。映画の前半部で、この声明文がナレーション流れる

 多くの人びとはそこで「引く」だろう。半世紀前の当時もそうだった。それゆえに、彼ら/かの女らは、日本では「テロリスト」や「血も涙もない爆弾魔」の一言で片づけられてきた。

 その責任の一端が、「反日」そのもの言動にあったことは否定し得ないだろう。だが、実はそこにどのような内面の思いが秘められていたのかということは、路傍の小石のように無視されてきた。そんな渦中にあって、獄中の彼ら/彼女らは初心を語ると同時に、自らが犯してしまった重大な過ちの根拠を探り続けた。獄外には、その試行錯誤を〈批判的に〉支え続ける多様な人びとの存在があった。映画『狼をさがして』は、これらの獄中・獄外の人びとの歩みを74分間の時間幅の中に刻みつけている。

過去を振り返ることをしない社会は、前へ進むことができない

 画面には登場しない「主人公」のひとりは、「反日」狼部隊大道将司である。彼は2017年5月、長らく患っていた多発性骨髄腫で獄死したが、死刑が確定してのち、彼はふとした契機で俳句に親しむようになった。生前4冊の句集にまとめられたその作品は、人間関係自然とのふれあいも極端に狭められた3畳間ほどの独房にあっても、人間はどれほどの想像力をもって、ひとが生きる広大な世界を、時間的にも空間的にも謳うことができるものかを証していて、胸を打つ。それは、ひとを殺めたという「加害の記憶悔悟」を謳う句において、とりわけ際立つ。

 映画でも紹介される「危めたる吾が背に掛かる痛みかな」もそうだが、他にも「死者たちに如何にして詫ぶ赤とんぼ」「春雷に死者たちの声重なれり」「死は罪の償ひなるや金亀子」「ゆく秋の死者に請はれぬ許しかな」「いなびかりせんなき悔いのまた溢る」「加害せる吾花冷えなかにあり」「秋風の立ち悔恨の溢れけり」などの秀句がある。

 「反日」のメンバーの初心と、結果としての重大な過ちを冷静に振り返るこの映画制作したのは、韓国映画監督キム・ミレとその協力者たちである。ふとした機会に「反日」の思想と行動を知ったキム・ミレ監督がこの映画制作したのは、「人間に対する愛情、その人間を信じること」からだったという(「『狼をさがして』――金美禮監督に訊く」、東アジア反日武装戦線に対する死刑・重刑攻撃とたたか支援連絡会議=編『支援ニュース』420号、2021年3月6日)。社会正義のために、加害国=日本搾取され殺された東アジア民衆の恨みと怒りを胸に行動した結果、数多くの人びとを死傷させてしまった、つまり自らが加害者になったという事実に向き合ってきた「反日メンバーに対する思いを、かの女はそう語る。

 だが、その裏面には、次の思いもある。彼らは「長い期間にわたって、自らのために犠牲になった人々の死に向き合って生きねばなりませんでした。苦痛だったかもしれませんが、幸いにも『加害事実』に向き合う時間を持つことができたのです。8名の死と負傷者たち。それがこの作品制作過程の間じゅう私の背にのしかかってきました。しかし、彼らと出会うことができて本当に良かったと思います。この作品は、私に多くのことを質問するようにしてくれたからです。どう生きれば良いのか、今も考えています。」(キム・ミレ「プロダクション・ノ-ト」、『狼をさがして』劇場パンフレット所収)。

 74~75年当時の「東アジア反日武装戦線」のメンバーからすれば、韓国の人びととの共同作業は「見果てぬ夢」だった。日本自分たち戦後の「平和民主主義」を謳歌している彼方で、韓国および北の共和国の人びとは、日本植民地支配を一因とする南北分断と内戦、その後の独裁政権の下で呻吟していたからだ。

 そんな時代が40年近く続いた後で、少なくとも韓国では大きな体制変革が起こった。表現言論の自由を獲得した韓国新世代のなかから、こんな映画をつくる人びとが現われた。キム・ミレ監督は、この映画日韓関係の構図の中で見られたり語られたりすることを望まないと語る。過去を振り返ることをしない社会は、前へ進むことができない。日本韓国も、どの国でも同じことだ、と(前出『支援ニュース』および2021年3月18日付「東京新聞」)。

脈打つフェミニズム視線

 最後に、もうひとつ、肝心なことに触れたい。この映画を際立たせているのは、女性存在だと思われる。

 刑期を終えたふたりの女性が、生き生きとしたその素顔を見せながら、獄の外から窓辺に寄ってきた猫との交友を楽し気に回想したり、かつて自分たち闘争に大きく欠けていたものを率直に語ったりする。前者の年老いて元気な母親は、娘が獄に囚われてから、娘と自分たちを気遣う若い友だちがたくさんできたと笑顔で語る。二人は自宅の庭を眺めながら、「アリラン」を歌ったりもする。

 キム・ミレ監督らが撮影する現場に付き添う姿が随所に見える女性も、長年「反日」の救援活動を担ってきた。撮影すべき風景、会うべきひとについて、的確な助言がなされただろう。

 死刑囚の獄中書簡集を読んで、あん事件引き起こしたひとが自分と変わらぬ、どこにでもいるふつう青年だと知って、縁組をして義妹となったひとの語り口もごく自然だ。女たちの運動を経てきたと語るかの女の言葉を聞いていると、獄中の死刑である義兄とは、媚びへつらいのない、上下関係でもない、水平的なものだったろうと想像できる。

 そして、もちろん、韓国人のキム・ミレ監督女性だ。弱い立場にある労働者現実を描いてきたかの女は、男性の姿ばかりが目立ち、男性優位の価値観が貫いている韓国労働運動の在り方に疑問を持ち、スーパーで働く非正規女性労働者が大量解雇に抗議してストライキでたたかう姿を『外泊』(2009年)で描いた。日本でも自主上映されたこ作品に脈打っていたフェミニズム視線が、『狼をさがして』でも息づいていることを、観る私たちは感じ取るだろう。

2020-12-11

日本が幼稚で海外が~という話をよく聞くけど、よくよく考えると大人が多い国って問題が多い国でもあるんだよね。

例えば紛争状態で国が疲弊してるとすごく大人っぽい子供とかがいたりする。

しっかりしすぎるくらいしっかりしてる。

ただその子達は先進国の子どもたちと同じように(先進国を知っている場合)羨ましく思っている。

イギリスなんかは文化的な国だけど、アメリカと同じく移民国家なので国の人達自身がしっかりせずにはいられない。

そもそもイギリスアメリカ人の成り立ち自身民族問題のものなので差別などの緊張感が耐えない。

日本には幸運なことにそんな緊張感がない。

からジェンダーだの差別だのと言ってもあまりピントが合わない。

戦争レイプなんてもの日常的じゃなかった。

日本人が幼稚なことは楽園性質なのかもしれない。

大陸でなくてよかったと思うべきか、血しぶきを浴びてでも日本人は大人になったほうが良かったか

さてどうだろう。

ブコメ

brightsodaさん

故に今の日本からすると大陸問題はピントが合わない、で間違ってないと思う。

そもそもの起点はなぜ日本の外には大人が多いのか、という話なので。

そこで出てくるのが不安定さというワードです。

平安京がそうだったとしても今の日本人に平安時代のような空気なんてないし。

gadie_8107さん

しかに仮説感ある。話としては面白かった。

2020-10-17

anond:20201016100333

魅力度ランキングって、前から思っていたんだけど単に自分が住んでいる場所から遠い県を魅力的に思うってだけじゃないの?

首都圏近畿圏人間からすれば、北海道沖縄は遠いから「どんな場所なんだろう?」と期待も込めて魅力的な場所だと想像する。

逆に茨城栃木のような、首都圏阪神圏の近隣県は興味を持たれにくいので魅力度が下がるだけ。

魅力度ランキング第1位の北海道だって、そんなに魅力的か?

冬は寒い低気圧が来ると地吹雪になる、土地は安い、札幌一極集中一人勝ち鉄道は壊滅寸前、本州以上の車社会交通事故も多い、核のゴミ処分場候補アイヌという民族問題も抱えている、夕張の次に財政破綻する自治体はまた北海道から出ると思う。

2020-09-11

anond:20200911183253

人種対立しとったら民族問題より先に人種間の問題になるってだけやろ。

白人至上主義者も黒人至上主義者もあらあな。

2020-08-04

anond:20200804150247

中国民族問題のジレンマ 政府は漢族の騒乱をより警戒

 2009年の騒乱は、7月5日ウイグル族の騒乱が、7日になって漢族による反ウイグル族デモを誘発しており、民族対立の構図が極めて鮮明だった。

(中略)

 つまり新疆ウイグル自治区全体の地域情勢を安定させようとすれば、都市部マジョリティ集団となった漢族の不満を抑制することが何よりも重要政治課題なのだ。言いかえれば、少数民族政治的経済的文化的な不満をいくら訴えたとしても、中国政府少数民族優遇策を拡大することで、こうした不満に対処するのは難しくなっている。

 もし少数民族への優遇策をとりすぎれば、漢族による政治体制への反発が強まる可能性が高いかである

「ウイグル特権は許せない!」中国ネット世論から読む“日常”の民族問題

孫向文くんなり私の他の友人なりの対ウイグル感情の根っこには、ある共通した主張が存在する。それは「あいつら、特権を持っている」「警察スルーするのをいいことに、犯罪をやりたい放題だ」といったもの

2020-01-29

anond:20200129103538

どれも「政権転覆or主要外貨獲得手段喪失から内戦勃発を選ぶか、戦争を選ぶか」みたいなクソ選択肢だなおい

一番程遠いクリミアですら民族問題があるから、ここで引くと(在外ロシア人安全を守らない、と見做された)政権威信が大きく揺らぐし

2019-09-29

anond:20190929211759

何が面倒くさいって北アイルランド問題民族問題の皮を被った宗教問題が発端という点

アイルランド人独立じゃなくてプロテスタント教圏の中にカトリック教圏を作ろうという運動なんだよ

からメチャクチャ面倒くさい

2019-06-13

香港人は本当に民主主義を守るためにデモをしてるのか?

もし本土民主化したら香港人本土同化しても構わないと思ってるのだろうか?

そんなわけがない。

あれは同化を拒む純粋民族問題であり、ウイグルチベット南モンゴルだって同じだろう。

もはや、中国は分裂する以外に平穏になりようがないのだ。

2019-04-07

anond:20190407201925

かにtogetterで最強の女性専用車両を決めるクソコラグランプリが開催された時、

ユダヤ人護送車になぞらえて専用車コラをめっちゃ叩いてる変な人が湧いてた

曰く、特定性別人間を運ぶ車両ナチスナンタラに例えるのはうんたらかんたら…

民族問題ジェンダー問題を一緒にするのはバカ所業だろうに

2018-09-27

沖縄の対中国貿易依存度が減少傾向にある

10年〜15年以上前から言われていた中国による沖縄経済支配はここ5年くらいの経済収支を見ると否定されつつある水準へ来ている

しろ貿易依存度が高いのは(本土を抜きにすると)オーストラリアベトナムインドネシアで、従来通りに本土側の経済動向へ追従している

中国籍(もしくは実質中国籍)の航空機船舶の量が多いのは相変わらずだが米国籍とそう変わらない

まり、このことから何が判るのかと言えば、従来まことしやかに囁かれ不安視されていた「中国を敵に回すと沖縄食品が高くなったり土建製造仕事が減る」という将来が来そうにないということだ

ただ、物事絶対はないので「数字を見るとその可能性が高い」だけであって断言するわけではないことに注意してもらいたい

少なくとも沖縄財界中国マネー無視はできないだろうが最重要視することもない段階にあり、労働者一般市民としてもベトナムオーストラリア(そしてその流れを作っている本土)にそっぽを向かれた方が痛い状況だ

昨今の民族問題などの沖縄言論に関して財界からの影響も少なからずあるとされて来たが、どうやら沖縄民族問題に関する財界の接し方は一部の人々が期待していたものでない可能性ある

そして労働者一般市民も、より高い報酬や豊かな生活などの俗物的な利益を求めると、どうしてもどちらを支持せざる得ないのか見えてきてしま

一部の沖縄若者デマを信じているなどと話題になっているが、その前に沖縄若者生活沖縄経済で成り立っているという基本的な部分を見てから誤りを指摘しないと聞く耳を持ってもらえないのではないか?と感じる

2018-08-08

anond:20180804152511

歴史人口学で見た日本』はともかく、『ユーゴ紛争』って、体系的な読書入り口になるか……?

いや、ユーゴ紛争とか国際政治かについて関心を持つ糸口にはなると思うけど、良くも悪くもルポルタージュなので、体系的な読書入り口になるかっつーと微妙では。

ルポルタージュルポルタージュとして興味深いものだけど、往々にして「入り口」というか「とっかかり」であることが多い。本当に相手に体系的にものごとを知ってほしいなら、導入は別の本がいいんじゃないの。

もし国際政治とかそういった話に興味を持ってほしいなら、ナイ&ウェルチ国際紛争』(http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641149175)とか、あるいは有斐閣政治学入門のやつ(http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641150256)とか。

東大出版会最近政治学の入門シリーズ出してるな>http://www.utp.or.jp/book/b297525.html政治学の入門としてはお手頃かなと。

民族問題とかそういうテーマにいざないたいなら、『民族ネイション』(https://www.iwanami.co.jp/book/b225944.html)とか、『民族紛争』(https://www.iwanami.co.jp/book/b226218.html)とか。『ナショナリズム論・入門』(http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641123359)はちょっと初心者にはとっつきにくいかな。

ユーゴ紛争に興味を持ってほしいなら、『ユーゴスラヴィア現代史』(https://www.iwanami.co.jp/book/b268264.html)とか、最近出たやつだとマゾワーの『バルカン』(http://www.chuko.co.jp/shinsho/2017/06/102440.html)なんかがいいんじゃないの。

国際紛争』はレベル的にも大学新入生がちょっと背伸びして読んでみるくらいだから青二才さんにちょうどいいと思うんだよね。色々おもしろエピソードが紹介されてたりするし。やっぱり英米教科書はおもろいわ。

あるいはどんな入門書が適切かわからん問題もあるのかもなー。青二才さんが何かの入門書を探したい、となったときには、だいたい、

この辺をチェックして入門書探して、そこから参考文献を芋蔓式にたどっていくのがいいと思うんだよね。

ただまあ最終的には青二才さんに興味がないとどうにもならんところはあるので。You can lead a horse to water, but you cannot make him drinkですよやっぱ。

2018-06-12

anond:20180612120350

どういう説だよそれは

そうなるとなぜ世界中民族問題起きてるのか意味不明でしょ

DNA判別してる訳じゃないぞ…

2018-02-23

南アジア中央アジア諸国歴史的英雄

anond:20180221160703

インドシヴァージー(1627-1680)ラーター王国建国者ヒンドゥー教徒を糾合し、周囲の各イスラム王朝と対決した。特にムガル帝国に対しては、大々的にゲリラ戦を展開して、当時のムガル皇帝アウラングゼーブを苦しめた。敬虔ヒンドゥー教徒であり、イスラム勢力と戦って独立を勝ちとったために、ヒンドゥー教国のインドでの人気が高い。
パキスタンアウラングゼーブ(1618-1707)ムガル帝国皇帝兄弟同士の後継争いを制し、父親幽閉して即位した。数十年にわたって帝国を栄えさせたが、晩年は長引くヒンドゥー勢力との戦いで財政悪化国土の荒廃を招き、己の統治の失敗を嘆きながら亡くなった。厳格なムスリムとして、ヒンドゥー教徒を激しく弾圧したため、イスラム教であるパキスタンでの人気が高い。
ネパールアマル・シンハ・タパ(1751-1816)ゴルカ朝の名将。ゴルカ朝がネパール統一したあと、アマル・シンハはさらに西へ進軍して領土を拡大した。その後、グル戦争において主力を率いて奮戦するもイギリス軍の前に敗れ去り、失意の彼は聖地サインクンドへ行きそこで亡くなった。グル戦争における彼らの戦いぶりが今も恐れられるグル傭兵誕生につながるのだが、それはまた別のお話。え、「ネパール釈迦だろ」? うん、そうね。
バングラデシュカン・ジャハン・アリもとはインドトゥグルク朝貴族で、ティムールトゥグルク朝を破ったあと、ベンガル地方にやってきて森林を切り開き、いくつかの街を建設して、その地を支配した。イスラム聖者ともされて、彼が建設したモスク群は世界遺産登録されている。
スリランカドゥッタガーマニー(前161-137)タミル人を打ち破り、初めてセイロン島を統一したシンハラ人の伝説的な王。実在はしたらしい。現在でも、タミル人との民族問題となると、シンハラ人がドゥッタガーマニーを持ち出すらしい。
ブータンガワン・ナムゲル(1594-1651)ブータンの高僧にして初代シャブドゥン。チベット仏教ドゥク派の後継争いに敗れてブータンへ逃れてきたあと、たちまち国内統一すると、各地に城砦建設し、たびたび侵入してくるチベット軍やモンゴル軍をことごとく打ち破った。
モルディブハメド・タクルファーヌ(?-1585)モルディブ植民地とし、キリスト教への改宗を迫るポルトガルから独立のため、島から島へと移ってゲリラ戦を展開し、八年の戦いの末にポルトガル人追放し、ウティーム朝を建てた。
カザフスタンアブライ・ハン(1711-1781)「大いなる災厄」と呼ばれたジュンガルの侵攻のなかで勇敢に戦ったため「英雄」と呼ばれ、やがて大きく三つに分かれていたカザフ部族連合の上に立ち、清とロシアの双方から「ハン」と認められるようになった。彼の死後、カザフロシアに対抗できなくなり、その統治に組み込まれていく。
ウズベキスタンティムール(1336-1405)モンゴル帝国の後継を名乗り、中央アジア大帝国を作り上げた世界史上屈指の軍事的天才オスマン帝国との戦争でその皇帝捕虜にしたアンカラの戦いは特に名高い。明との決戦へと向かう途上で死去した。
タジキスタンスマーイール・サーマーニー(?-907)サーマーン朝最盛期の君主。サーマーン朝はタジク人最後独立王朝でもある。サーマーン朝が滅びた後、この地域トルコ系、ウズベク系、そしてロシアの影響下に置かれ続けることになる。タジキスタン通貨ソモニ」はサーマーニーに由来する。
トルクメニスタンアルプ・アルスラーン(1029-1072)セルジューク朝スルタン。名高き宰相ニザームルムルクを重用して国力を高め、東ローマ帝国と戦ってその皇帝捕虜とした。セルジューク朝は「トゥルクマーン」という遊牧民建国したのだが、トルクメン人と「トゥルクマーン」の関係は明らかになっていないらしい。にもかかわらず、トゥルクマーンが建国したセルジューク朝スルタンや、伝説上のトゥルクマーンの祖とされるオグズ・ハンを、トルクメニスタン英雄視しているのは、そこに民族ルーツを求めているかなのだろうか。
キルギスマナス(?-?)世界最長と言われるキルギス英雄叙事詩に謳われる王。オイラト人の支配下にあったキルギスに生まれオイラト人やキタイ人と戦って勝利し、キルギスの王となり、北京への大遠征成功させた帰りに、敵の斧を頭に受けて死んだという。実在たかはよくわからない。実在が確実なクルマンジャン・ダトカのほうがいいかもしれない。
アフガニスタンアフマド・シャー・マスード(1953-2001)アフガンに侵攻したソ連軍を幾度も撃退して「パンシール獅子」と呼ばれた。タリバン政権に対抗する北部同盟の中心人物として活躍したが、9.11の二日前に暗殺された。あんまり最近の人は入れないつもりだったけど他にいないのでは。
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