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はてなキーワード: 憲法9条とは

2024-04-15

かがの改装中国が「平和憲法守れ!」って切れてるあれ

どう考えても憲法9条改正された方が、「日本軍拡し、在日中国人生命危機に追いやり、中国の存続を脅かしてる!」ってふっかけて戦争に踏み切れるから中国にとって都合がいいのに何言ってるんだろう。

逆に言えば日本国民にとっては、憲法9条を厳守した上でそれに反する自衛隊軍拡を阻止し、在日米軍基地から米軍撤退させる方が、戦争から遠ざかれるんだけどな。

2024-04-09

anond:20240409171544

憲法9条に従って武力を持たなければ戦争になることはない!って言ってる人たちと本質的に同じなんだよなあ

2024-04-02

日本国憲法は衰弱死する

色々考えたけど、日本憲法って将来的には衰弱死すると思うんだよね

これをいうと護憲派改憲派も怒るんだけど、まず前提として、日本において憲法改正することは不可能

あれだけの長期政権を維持し、国会改正案を提出することが可能であった安倍ですら法案すら出せず、死んだ

この先どんな右派政権ができたとしても改正なんて出来ないし、するメリットもない

そう考えると、日本憲法はこの先も改正が一切されずに存続していくわけだけど、当たり前のこととして同性婚自衛隊の規模など、現実との乖離が生まれることとなるのは今生きていてもわかる

そして時の政権としては下手に世論を分断して改憲するよりも、憲法解釈を少しずつねじ曲げていく方がはるか簡単

例えば50年前だったら信じられないような「敵基地攻撃能力」や「空母保有」が憲法解釈という魔法によって可能になったわけだが、元を辿れば自衛隊を保持した時点からもう憲法9条は死文化していることが原因

このように考えると、日本憲法は少しづつ死文化していき、最終的には腐り果てるように形骸化する未来しかない

護憲派であろうが改憲派であろうがこの現象を止めることは不可能で、まさに憲法の衰弱死としか言えない

2024-03-21

anond:20240320164918

労働者保護を求めただけなのに憲法9条改正反対、原発再稼働反対が意味もなくついてくるような政治状況で、まともに左翼をやってくれる政党がないわけだから仕方ないよね

2024-03-20

anond:20240320230627

憲法9条をなくして中国戦争して日本は滅びるんだね・・・・・

憲法9条を守れなくて、憲法9条を信じられなくて先人たちに申し訳ない・・・・・

2024-03-17

anond:20240317075217

日本国憲法の上位の法律を新しく作るのではだめなのだろうか。

その法律で「憲法9条絶対変えてはだめ。憲法24条は時代に合わせて改正すべき。」と定めたら良い。

これなら社会的に望ましい護憲改憲が両立可能となり、リベラル派の憲法学者や社会学者でも賛成できる。

2024-01-25

初恋女の子成人式でブスになってた

成人式って参加したのがもう10年も前になろうとしてるが、あれは忘れないよ

私が参加した成人式、外で憲法9条だけ守りたいおばさんがビラ配っててヤンキータバコ吸ってて

生徒会長が受付やってて唯一私に話しかけてくれた成人式

式典中に聞いたことがある名前が呼ばれた

思い出したそう、初恋女の子だった

私はきっとあの子なら美人さんになってるんだろうなと思い、ステージを見た

そこにはあの頃と似ても似つかない厚化粧のやたら派手な振袖を着たブスがステージで堂々と何か話していた。ショックだった、太ってはいないけれどあの頃クラスで1番美人だったあの子

みんなが平気で差別する中、私と手を繋いでくれたこともあるあの子が…

よくどこにでもいるブスになっていたなんて

結局、途中で式は退出したわけだが

外でママが車の中で待っていた

まさか初恋女の子がブスになっていたとか

誰とも話せなかったとかは言えなくて

「みんな優しかった」とか嘘をついたら

ママはにっこり笑った

2024-01-13

実は憲法9条って良いんじゃないか

※ 以下の文を読んでから思想について語ってくれ

ここ最近憲法9条って実は良いんじゃないかと思うようになった。

中東情勢には心を痛めているが、いざ改憲してアメリカ国連から派兵要請来たら「No thank you…」な感じだろう。特に宗教関係で巻き込まれるのはごめん被る(パレスチナ解放戦線のしたこととかマジ勘弁)。9条掲げて距離を取りたい。

いや、本当にあそこらへんの問題は、俺たちになんの関係あんの?

ウクライナ情勢も、ロシア日本隣国ではあるが、基本的NATOとの角の付き合いだろう。人道支援文句は無いけど、9条を盾に実働は避けたい。

③ こう書くと敗北主義だとか言われるだろうが、自衛隊現在法体系のなかでは、ある程度動けるから、とりあえず9条ぶち上げとけばいいんじゃないかと考えてる。むしろ改憲派は①や②に積極的に関わりたいん? 専守防衛でいいやん。

自衛隊位置付けについては、日高義樹の本とか参照。ただ、本当に自衛隊不祥事多いよね〜

④やっぱり、いろんな災害対応みてると、海外騒動に首突っ込むリソース無いよね

これまで共産党投票したことは無いし、今後も入れない(白票)だろう。ただ9条の捉え方は、以前よりだいぶ変わった。

2024-01-08

日本憲法9条がなくて、もしかしたら日本から攻め込まれるかも、という可能性が微粒子レベルでも存在していたらウクライナ侵略されてなかったんじゃないかと思うことがある

丸い地球なのに後ろから絶対に攻め込まれない状況って他国を攻めるリスクが減ることになるし

2023-12-31

今年もお疲れ様でした

今年は色々大変な年でした

戦争インフレ生活が辛かった

来年はみなさまが幸せに過ごせますように

世界平和が訪れますように

憲法9条が普及し、軍隊がなくなりますように

尖閣諸島北方領土竹島平和が訪れ、日本領土として堅持出来ますように

経済が上向きますように

出生率が上がりますように

株価が上がりますように

年金医療改悪しませんように

社会保障負担が軽くなりますように

2023-12-26

anond:20231226114519

アメリカが率先して核落としてポツダム宣言受諾させてGHQ送り込んで憲法9条を制定させるまでセットでやらないといけないな

2023-12-25

anond:20231225202906

しろウクライナ憲法9条がどう関係あるんや

今でも攻められたらやり返してええんやで?

anond:20231225190205

立憲民主党は、憲法改正否定しているわけではありません。しかし、現行憲法の基本理念を堅持し、国民権利を守ることを重視しています。そのため、自民党日本維新の会が主張するような、憲法9条改正緊急事態条項の創設には反対しています

立憲民主党改憲派は、憲法改正必要性を認めつつも、現行憲法の基本理念を守ることを重視する立場です。具体的には、憲法9条改正については、非武装中立を堅持する方向で改正すべきだと主張しています。また、緊急事態条項の創設については、国民権利侵害しないよう、慎重に検討すべきだと主張しています

立憲民主党改憲派は、党内でも少数派ですが、近年は徐々に勢力を拡大しています。これは、自民党日本維新の会憲法改正積極的に推進していることや、国民の間で憲法改正に対する関心が高まっていることが背景にあると考えられます

立憲民主党改憲派代表的人物としては、以下の議員が挙げられます

泉健太 衆議院議員

辻元清美 衆議院議員

枝野幸男 前代表

小川淳也 衆議院議員

山井和則 衆議院議員

これらの議員は、いずれも憲法改正必要性を認めつつも、現行憲法の基本理念を守ることを重視する立場です。今後、立憲民主党改憲派がどのような動きを見せるのか、注目されます。」

かわいそうに

2023-12-11

鬼頭莫宏作品に出てくる「日乃レポート

在日米軍に対しクーデターを起こし、米軍撤退憲法9条破棄、日本軍を復活させる計画

なるたる世界においては官僚がその計画を温め、軍事力の一つとして「竜の子」を頼ろうとするも実行前に世界が滅ぶ

「ぼくらの」世界は日乃レポートが実行されてから十数年後の世界

軍事力他国に頼るべきではない、他国軍を国内に置くなど不健全というのは鬼頭莫宏自身思想だろう

今は私生活が満たされてだいぶまろやかになっているので変わってるかもしれないけど

日乃レポートの出てくる漫画をまた描いてほしい

2023-12-06

複雑化する思想対立適当に分類する

※これは毎日XことTwitterを見ている人間観測範囲から見えることだけで考えた戯言です

Xは今日燃えている。その原因の多くは思想的な対立かと思うが、その内容は以前よりかなり複雑化しているように思う。

以前の思想対立の主流は「ネトウヨvsパヨク」であり、匿名掲示板時代からある古式ゆかしい対立である特に安倍元首相在任時はこれが顕著であった。

今回はこの思想対立ベースにどのように思想が分裂していったかを考えたい(なお、この文章ではあえて思想対立ベースを「ネトウヨ」「パヨク」と記載する)。

新型コロナ

基本的二項対立だった論争は、2020年から旗色が変わってくる。その原因はもちろん新型コロナウィルス感染症、Covid-19である

ここで生まれたのがみなさんご存知「自粛派vs反自粛派」「ワクチンvs反ワクチン」の対立だ。

この時点では(現在も)多くの者が前者の立場を取ったため、あまり思想ごとの偏りは多くなかった。せいぜい政府対策の遅さを非難するべく「パヨク」側が前者に立っていたのが目立つぐらいだろうか。

しかし発生が中国武漢であったとされている点、政府アメリカ製ワクチンを推進したという点からネトウヨ」「パヨク」の一部が「反自粛」「反ワクチン」に移ったことは抑えておきたい。

フェミニズム

さて、その前後で起こっていた思想対立といえば「ツイフェミvsアンチフェミである

これは比較的単純で、ツイフェミ陣営は「パヨク」、アンチフェミ陣営は「ネトウヨ」が主であった。というのも、当時のTwitterで湧き上がる論争は概ね「宇崎ちゃん献血コラボ」「温泉むすめ」「ラブライブ!サンシャインJAコラボ」等に対するツイフェミから批判嚆矢となることが多かったので、「左派表現規制vs右派表現の自由戦士」という文脈で語られることがほとんどだったためであるそもそも表現規制右派お家芸だったのだが…そこら辺は割愛)。

しかしここで一つの変化が生まれる。それがトランスジェンダーを巡る問題である

人権尊重を是とする「パヨク」およびそれに準ずる「ツイフェミ」にとって、トランスジェンダーおよびLGBは当然尊重すべき存在であり、欧米各国の動きを見ても当然と考えられていた。

しかし、「ツイフェミ」と呼ばれる女性の一部が「フェミニズム」を掲げている理由は主流左派のそれとは異なっていた。それは男性から性的に客体化される恐怖や怒り、男性嫌悪が行動の原理となっていたという点である

この視点から考えるに、彼女らにとって身体男性トイレ銭湯に入ってくるというのは全く受け入れられない。結果的トランス排除に向けて「ツイフェミ」は分裂する。いわゆる「TERF」の誕生である

ここで興味深いのが「TERF」と「ネトウヨ」の合流である戸籍制度の護持を標榜する「ネトウヨ」にとって同性婚は蟻の一穴となりかねないものとなっており、必然的LGBTに対しても反対的な立場を取るものほとんどだった。これが、「TERF」と「ネトウヨ」を結びつけるに至った。本来対立する思想各論反対によって一致するというのは興味深い。

もっとも、ラディカルフミニストの思想本質的にかなり保守的であるため、合流は当然という見方もある)

ウクライナロシア戦争、イスラエルハマス紛争

ここまででもお腹いっぱいであるが、今最も新しい思想対立最後に紹介する。

それが「ウクライナロシア戦争」と「イスラエルハマス紛争パレスチナ-ガザ地区)」の思想対立である

日本国立場としては前者は「ウクライナ寄り」後者は「中立であると筆者は考えている。

しかし「ネトウヨ」と「パヨク」はここでさらなる分裂を迎えることになる。

まず「パヨク」の方は比較シンプルで、基本的には「ウクライナ寄りの中立」「パレスチナ寄り」となっている。

憲法9条を基にした戦争反対という考えがベースにあり、被害がより深刻な陣営に寄り添うという思想からは当然のことのように思われる。しかし注意したいのが「パヨク」は基本的に「反米であるという点である。なので米国支援するイスラエル戦闘状態にあるパレスチナガザ地区)については積極的に支持できる一方、同様に米国支援するウクライナ消極的な支持となっている。その証左ウクライナの抗戦を諫め降伏を促す言論基本的に「パヨクから出てきている。これが高じた一部の「パヨク」は明確にロシア側の立場を取るものも少なくない数観測できる。

一方の「ネトウヨ」はさらに分裂している。

まず「ウクライナロシア戦争」においては基本的に「ウクライナ寄り」の者がほとんどかと思う。というのも、ネトウヨほとんどは政府見解と一致した親米保守であり、反中・反東側陣営という点から見てもウクライナ支持がほとんどかと考えられる。

だが「イスラエルハマス紛争」においてはかなり微妙である。先ほど述べた通り「ネトウヨ」は基本的政府見解と一致した思想軸足を置いているため、かなり中立となっている現在日本立場には拠り所がない。

もちろん親米保守立場からイスラエル支持、パレスチナ批判を展開する「ネトウヨ」もいるが、どちらかというとドイツイスラエル決死支援嘲笑うぐらいで特に支持を明確にしていない場合も多いように思う。

しかし「ネトウヨ」が親米保守であるというのはあくま原則論である。中には極右として自民党すら切り捨てる勢力存在する。それが「参政党」「日本保守党」の支持勢力である思想の違いは存在するが、共通するのは強烈なラディカル右派であるという点である

どちらも政府自民党の不満へのカウンターとして存在しており、前者は「政府コロナ対応後者は「トランスジェンダー法案の可決」を機に勢力を伸ばした。

当然の如く反「パヨク」や反中反韓ではあるが、日本第一主義の観点から反米(というか反戦勝国)的視点も持ち合わせており、その観点からウクライナロシア戦争」においてロシア側を支持する者も多い。

そしてえてして反ワクチン思想も兼ね備えているケースが散見される。

最後

さて、ざっくりまとめただけでもこのような分類になったが、実際にはもっと多くの対立存在している(インボイス推進vs反インボイスAIvs反AI etc…)

ワンイシューでの思想対立が難しい現状において、統率の取れた反対運動というのは以前よりも減少しているのかもしれない。しかし、それに反比例するように炎上自体の回数は増えているように思う。

この思想対立に終着は見えないが、Xが終わるその日までこの争いを見届けたい。

2023-11-22

氷河期世代は何故闘わなかったんだ」と言われても

いつどこで見たかはすっかり忘れてしまったが、リベラル言論で著名な方が、以下のようなことを言っていた。

氷河期世代不況のせいにして就職できず流されてきて、今になって苦しいという。何故20代の時にお国と闘わなかったんだ。今更苦しいと言っても自業自得

仰っていることは尤もなのだが、しかし当時は連帯しようとかデモをしよう、国に掛け合おうなどという考えはないに等しかった。何故だろう? と氷河期世代たる増田は考えて、すぐに結論が出た。

左翼の皆さん、我々の世代に嫌われてたんだよ。左翼にも色々あると言われそうだけど、あの頃の左翼的な思想を持った連中なんて、どれもこれも十把一絡げで嫌われていた。

日教組のせいである。

昭和50年代生まれの我々は義務教育間中、一度や二度はいわゆる日教組アカ教師と遭遇し、嫌な思いをさせられている。かつて学生闘士と呼ばれていたような、親より少し年上の定年間近の老教師が、特に地方の、子供も少なく1クラス30人にも満たないような増田学校にも必ず1人はいて、何かと教育現場を引っ掻き回していた。最近まり聞かれなくなった式典での国旗掲揚不起立や教科書君が代ページを貼り合わせる問題が、周囲を田んぼと山に囲まれたど田舎の我が母校でも起きた。

増田担任にはならなかったが、当該クラスPTA会長の子供もいたことで、その後大人たちの間では大変な騒動にもなっていた。

教師体罰がまだ当たり前だった時代アカ教師は手こそ上げないものの、従順女子児童への露骨な依怙贔屓や反抗的男子児童への横暴な発言は、学年を超えて伝わってきて嫌われていた。

その頃はインターネットがなく、テレビ新聞が主な情報源だった。番組改編時にはよく衝撃映像昭和の記録映像として東大講堂での騒乱やよど号ハイジャック事件あさま山荘に鉄球をぶつけるシーンがよく流れていた。その度に「かつての日本は荒れていたのだな」「その原因を作ったのはあのアカ教師の仲間なんだな」と、幼心に刷り込まれていたのかもしれない。

あの頃は、一部のメディアにも左翼活動忌避する空気が作られていたのかもしれない。いわゆる自虐史観が幅を利かせていた教育業界に新しい教科書を作る会が出てくる一方で、司馬遼太郎によるドラマティックな司馬史観がこれでもかともてはやされている時代でもあった。

高校大学(増田が通ったのは地方駅弁ですらない田舎にあった)と進学するにつれ、ますます左翼的な勢力は目につかなくなっていった。教師教授陣にそれっぽい思想を持っている人がいなかったわけではないが、押しつけることはなく、オルグされる同世代も見かけなかった。他の大学学園祭に行った時、明らかに学生らしくない数人のおっさん垂れ幕の前で9条がー、と威張り散らしているのを見かけたくらいだ。

ちなみに阪神・淡路大震災増田学生時代に起きた。燃え落ちた街、横倒しになった高速道路映像はあまりにも衝撃的だった。現代でこんなことが起きてしまうのかと呆然としたのを覚えている。救援活動に来た自衛隊批判する勢力は、露骨に白い目で見られていた。

オウム真理教問題を起こしたのも同じ年だ。あの頃のマスコミの狂乱は、今の統一教会報道の比では無かった。テレビには毎日のように信者が登場してめちゃくちゃな言動を繰り広げ、一般紙からスポーツ新聞までが彼らについてあらゆることを書き立てた。氷河期世代過激新興宗教に拒絶的な態度をとりやすいのも、オウムや、その他宗教団体が原因である

オウムだけではなく、当時はあらゆる新興宗教団体がしつこい勧誘で嫌われていた時代だったのだ。少し大きな駅に行くと、手相の勉強をしていると称する者は壺や印鑑を売ろうとしてくるし、あなた幸せを祈らせろとつきまとってくる者もいるし、選挙があれば○○党に投票しろ新聞をとれとうるさい。個人情報ダダ漏れ時代ということもあり、これらの勧誘を掻い潜るのは至難の業だった。

増田宗教2世である同級生から勧誘辟易とし、家族の闘病について信仰心が足りないからだと言われた時には速やかに絶縁を申し出た。元同級生が悲しそうな顔をしていたのを、今でも覚えている。かつてはスニーカー文庫を貸しあった仲だったのに残念だった。

働きだしてから、といっても増田就職できずフリーターになったのだが、ようやく田舎にもインターネットというものが普及してきた。2ちゃんねるが登場したが、そこでも左翼馬鹿にされる対象しかなかった。制服強要されているのが虐待だと国際的な場で主張した政治家の息子が笑われたりしていたのもその頃だ。

からその後、若者を中心としたSEALDsが出てきた時はびっくりした。いつのまにか、増田の親世代ですら触れたがらないアカ思想にばっちり染まった彼らは、SNSでつながることに抵抗を持たない世代としての強みを活かし、あっというまに増えていった。いつのまにそんな思想が、もう絶滅したと思っていたアカ若者の口を借りて復活するとは予想外だった。

30歳を超えた増田には、SEALDsの輝きが眩しくうつったが、羨ましくはなかった。主張があまりにも幼く感じたからだ。かつてアカ教師に仕込まれ児童湾岸戦争時の自衛隊派遣に絡めて「戦争には反対です。憲法9条に反するから自衛隊はやめた方がいいと思います」と言わされていたのを思い出させた。このとき自衛官親族に持つ子供が他の学年にいて、家族学校クレームを入れて大問題になった。

増田ネット匿名文化にも浸っていたため、「学生のうちにこんなに顔を晒し発言していたらこの先大変だろうな」と思ったりしたものだ。

結局SEALDs解散したが、その後、リベラルと言われる勢力は以前よりも目につくようになってきた。だがやはり、氷河期世代の姿は少ない。

そんな中で発せられたのが「氷河期世代は何故闘わなかったのか」である

正直に言おう。

我々の世代に、国と闘う余裕はなかった。そんな暇があれば働くことを選んだだろう。

そして、あの横暴で陰険な、アカ教師のような人になりたくなかったのだ。

その結果、「闘わなかった」と怒られる。

今の視点で見れば、何とでも言えるよな。あの頃のリベラルなど、今よりずっと情けなかったのに。

ここからは余談。

数年前、増田が住む街の施設日教組全国大会があり、警察規制線を張っていた。警察が守っているのは、会場へ向かう年老いてしょぼくれた、とっくに定年退職を迎えて何年も経た老人の群れである。みんな「日教組○○県支部」と書いた幟をもって、俯きがちにトボトボと歩いている。総じて服の色は地味で、男女問わず髪の毛もボサボサで、見た目にも元気がない。

その規制線の外、ギリギリ場所愛国的なことを叫ぶ街宣車が止まっていた。車の上から老人たちに向かって元気に「国賊」などとがなりたてている中年男性は、増田と同世代か少し上くらいに見えた。

どこにも若者がいない。交通規制を促している警察官が一番若いくらいだ。

かつてはヘルメットかぶりゲバ棒を手に機動隊に向かっていたかもしれない人々が、中年にどやしつけられ(ほぼ因縁だが)、国家権力に守られながらトボトボと歩いている。

どんな気持ちで歩いているのだろう。会場には共産党代表する大物政治家が来場するとポスターにあった。世代交代を頑なに拒み、トップに君臨し続けているその政治家を見て、彼らの心は慰められるのだろうか。

だが天下をとれなかった彼らも、闘わなかったと言われる氷河期世代も、下の世代からは同じに見えているのかもしれない。これを書いている増田に、左翼日教組共産主義新左翼革マル中核派赤軍派リベラルも、まるで区別がつかないように。

仕方ない、そういうものだ。

これを読んでるみんなは、俺たちのようになるなよ。

2023-11-21

anond:20231121015800

こういう市民の小さな幸せを守るためにも憲法9条を護っていかねばならない。

そう改めて認識した。

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