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はてなキーワード: シャディとは

2024-03-14

[]掲示板ログ分析

水星避難所」では主に以下のような内容が話し合われていました。

1. あにまんでのスレ爆破や規制について
2. ラウダというキャラクターの描写や扱いについて
3. 水星魔女の各キャラクター・カップリング描写や人気について
4. ラウグエ別邸というスレ存在と、そこでのラウダ・ラウペトアンチ活動について
5. 水星魔女というアニメ作品全体の脚本演出巧拙について

以上のような内容が、あにまんというサイトの状況を交えつつ議論されていました。

ラウダの人気の無さと、彼に関するアンチ活動の活発さが特に印象的です。

また全体としてキャラクター描写人間関係の描き方への不満が目立つ印象でした。

水星避難所 Part.2」では主に以下のような内容が話し合われていました。

1. あにまんでのスレ爆破や規制について
2. 水星魔女の各カプの人気について
  • ラウグエ関連のスレが多いことについて、カプ人気の指標として語られていること
  • カプの人気差はそのカプを推す人の数や創作する人の数の差だという意見が出ていること
3. 水星魔女監督インタビュー内容について
4. 監督の年齢や価値観について
5. 次スレ立てについて

以上のような内容が、水星魔女という作品の内容や制作者の意図を中心に議論されていました。

全体として監督の考え方や作品方向性違和感を覚える人が多い印象でした。

また、スレ立てに関しては慎重な意見が目立ちました。

水星避難所 Part.3」では主に以下のような内容が話し合われていました。

1. ラウダのキャラクター描写について
  • ラウダのブラコン描写違和感を覚える人が多いこと
  • ラウダの兄への執着心や行動が「愛情」として描かれていることへの疑問
  • ブラコン描写の濃淡は脚本家によって差があるのではないかという指摘
  • ラウダがグエルから離れたことを祝福する意見
2. 監督価値観思想について
3. 作中の倫理観や罪の描かれ方について
4. 今後の水星魔女コンテンツ展開について
5. 「グエルファンアンチスレ」の存在と、そこから発生する対立煽りについて

以上のような内容が議論されていました。

全体としてラウダの描写監督価値観への違和感作品倫理観のぶれを指摘する意見が目立ちました。

また、コンテンツの今後の展開を懸念する声や、対立煽りを警戒する姿勢も見られました。

水星避難所 Part.4」では主に以下のような内容が話し合われていました。

1. 水星魔女におけるキャラクターの尺の問題について
2. 水星魔女ノベライズについて
3. シャディクやグエルのアンチ固定化自演による荒らしについて
4. ラウダのキャラクター造形についての考察
5. 制作側の意図視聴者の受け取り方のズレについて

以上のような内容が議論されていました。

全体としてキャラクターの尺や描写問題点を指摘する意見が目立ち、特にラウダの造形については制作側の意図視聴者の受け取り方のズレが大きかったのではないかという分析がなされていました。

また、一部のアンチによる自演荒らし問題視されている様子も伺えました。

水星避難所 Part.5」では主に以下のような内容が話し合われていました。

1. あにまんにおける水星関連スレ荒らし行為について
2. 特定アンチによる組織的荒らし活動実態について
3. 4号のキャラクター造形や立ち位置についての議論
4. ラウダのキャラクター造形や公式擁護姿勢への批判
5. 一部のスレミオ厨による棲み分け違反行為について

以上のような内容が議論されていました。

全体として特定荒らしアンチによる組織的活動問題視され、作品制作側の方針についても批判的な意見が目立ちました。

また、一部のカプ厨による棲み分け違反行為話題に上がっていました。

スレッドの空気は荒れており、建設的な議論よりも問題の指摘や愚痴が多い印象でした。

2024-03-05

anond:20240305124457

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2024-03-02

キャラ幸せ勝手に決め付けるオタクたち

https://anond.hatelabo.jp/20240216163351

 

この投稿にもある通り、水星魔女界隈では「スレミオが公式だなんて認めない、スレッタはグエルと一緒にいた方が幸せになれるはず」「ラウペトが公式だなんて認めない、ラウダはグエルと一緒にいた方が幸せになれるはず」とキャラ幸せ勝手に決め付ける人がとても多いよね。

こういう人たちはスレッタやラウダの幸せのためと言いながら、本当はグエルのケア役をスレッタやラウダに求めているところが共通していると思う。

スレミオとラウペトの関係性の描写完璧だったとは言わないけど、自分は本編を最終回まで見て普通にスレミオとラウペトがカップルとして成立したと感じたし、スレッタはグエルよりもミオリネと、ラウダはグエルよりもペトラとの方が良い関係を築けていると思った。

グエルとスレッタの関係性にも、グエルとラウダの関係性にも、もっと言えばグエルのキャラクター自体にも、あまり魅力を感じなかった。

 

まず、グエルとスレッタの関係性について。

シーズン1のグエルのスレッタへの態度には問題がたくさんあった。けどまだストーリーの前半だったということで、ここでは詳しく言及しないことにする。

シーズン2の17話でグエルがスレッタに告白するシーンが評価されているようだけど、個人的にはそんなに良いシーンとは思えなかった。

視聴者視点ではグエルが父親を誤って死なせてしまったり地球拉致されたりと壮絶な経験したことを知っている。でもスレッタはそれを知りようがないんだよね。久しぶりに会って、その間どうしていたかもわからない人にいきなり告白されても困るだけだと思う。

グエルはスレッタに告白しないで、自分の心の中だけで恋にけじめを付けてほしかった。

 

しかもグエルはスレッタのことを大切だと言っておきながら、この後スレッタの意思を確かめことなくミオリネと共謀してスレッタからエアリアルを取り上げてしまう。そしてその結果、プロペラによるクイン・ハーバー襲撃事件が起こる。

スレッタからエアリアルを取り上げたのはミオリネの提案から、ミオリネの方により責任があるとは思う。それでも提案に乗ったグエルにも責任はあるはずなのに、襲撃事件についてミオリネばかりが落ち込んで、グエルは特に後悔している様子がなかったのはどうかと思ってしまった。

ミオリネがこの後スレッタと和解できたのはシーズン1からスレッタと過ごしてきた時間があったから、それにスレッタに対して悪かったという気持ちを示したからじゃないかな。申し訳ないけど、そのどちらもなかったグエルをスレッタが選ぶ理由はないと思う。と言うか、そもそもグエルはスレッタへの恋は諦めて恋愛よりもジェターク社を守る道を選んでいるし…

ミオリネはスレッタのことを搾取してばかりだからスレッタはミオリネよりもグエルとの方が幸せになれるはず、という意見もよくわからない。シーズン1でミオリネがスレッタの実技試験を手伝ったり、インキュベーションパーティースレッタを助けたりしたのはなかったことになっているんだろうか。

 

次にグエルとラウダの関係性について。

シーズン1の印象では、この兄弟は確かに仲は悪くないけど二人とも相手気持ちを考えずにお互いを傷つけ合っているなと思った。

ラウダはグエルのためを思ってとは言え、グエルを父であるヴィムの思惑に従わせようとする。グエルはヴィムの横暴さも悪いとは言え、ラウダの心配をよそにヴィムの言いつけを破り続け、ついには誰にも行き先を告げずに家出して行方不明になってしまう。

この二人にBL人気があることは知っていたけど、血が繋がった実の兄弟なのに「公式カップルだ、結婚だ」と言っている人たちの気持ち理解できなかった。

と言ってもこれだけすれ違っているからには、シーズン2ではこの兄弟和解するのかな?と思っていた。

 

ところが、シーズン2でもグエルとラウダはすれ違い続けた。

地球から戻ってきたグエルは、ヴィムを死なせてしまたことも、今までどうしていたのかということもラウダやジェターク寮の仲間たちに話さなかった。それに、ラウダに代わってジェターク社の新しいCEOになったグエルは会社仕事の詳しい状況をラウダや仲間たちに共有していない様子だった。

正直、実の弟や寮の仲間たちに対して冷たすぎない?と思ってしまった。ヴィムを死なせてしまたことを言いだせなかった、自分がいなかった間ラウダに苦労をかけたからもう苦労をかけたくないと思った、というのもわからなくはない。でも、ラウダも仲間たちもそんなことを望んでいないと思うんだよね。

その後、グエルは緊急だからとラウダに理由説明しないままダリルバルデを運ばせてシャディクと交戦し、結果的にではあるけどシャディクがノレア解放して学園でテロが起こり、テロに巻き込まれペトラが重体になってしまう。

 

ミオリネとグエルはスレッタに対して良かれと思ってエアリアルを取り上げたけど、それはスレッタのためにも中世界のためにもならなかった。それに加えて、グエルはラウダに対して良かれと思って会社のことを一人で引き受けたけど、それはラウダのためにも中世界のためにもならなかった。

本当に見ていてしんどい展開だった。途中まではグエルとラウダに和解してほしいと思っていたけど、もういいよ…という気持ちになってしまった。

この後、シュバルゼッテに乗ったラウダがグエルと交戦し、一応誤解が解けてグエルと和解したような展開が23話にあった。そして24話(最終回)でラウダがペトラと一緒にいてグエルからは離れていたことが、グエルとラウダのカップリングを支持していた人たちから猛烈に叩かれた。

主に「頑張って会社を立て直しているグエルから離れるなんてラウダは酷い」「あんなにブラコンだったラウダがグエルよりもペトラを選ぶなんて納得できない」という内容だったと思う。

何度も言うようだけど、二人がカップルとしてではなく、兄弟として仲良く一緒にいるエンドを期待したというのなら理解はできる。でも自分は先にラウダを突き放したのはグエルだと思う。ラウダはそれでも追いすがろうとしたけど、父を死なせたのが実はグエルだった、しかもそんな重要なことを隠されていた、となると、もう前と同じ熱量でグエルを慕い続けるのは無理があるんじゃないかな。

それにラウダとペトラ関係性について描写が不足していた(特にラウダ側からペトラへの気持ち)のは事実だと思うけど、ラウダがCEOだった時にペトラ会社でラウダを手伝っていたということは、この二人は苦しい状況を共有して一緒に乗り越えようとするくらいには信頼関係を築けていたということだよね。これはグエルとラウダの関係性よりよほど健全だと思う。

グエルからはラウダと苦しみを分かち合おうとか一緒に頑張ろうという気持ちが感じられない。ラウダはグエルに「兄さんを支える」と言ったけど、それは一方的もので、グエルの方はラウダに助けてほしいとか側にいてほしいと思っているように見えない。これならラウダがグエルと一緒にいる必然性はない。

 

 

相手に対して良かれと思ったことを相手意見を聞かずに勝手にやる」「重要なことを相手に話さない」「苦労を相手と分かち合おうとせずに一人で背負おうとする」というのは、パートナーとしては致命的だと思う。スレッタやラウダがこの状態のグエルと一緒にいて幸せになれるとは思えないし、グエル本人も幸せになれるとは思えない。

家出してバイト生活を送ったり、父を死なせてしまったり、地球拉致されたりと普通じゃない経験を色々した割にそこから何か学んだ様子もなくこの有り様? 『グエルは成長した、真の主人公だ』と言われているけど、一体どこが?」という失望感が大きい。何度も描かれたグエルの受難描写に何の意味があったのかわからなくなってしまった。

 

グエルが本編で大変な目に遭っていたのは本当だし、もっと報われてほしかった、誰か寄り添ってくれる人がいてほしかったという感想もわかる。

ただ、それにはまずグエルが相手の話をちゃんと聞いて、自分のこともちゃんと話して、相手と喜びや悲しみを分かち合えるようになる必要があると思うんだよね。

グエルとスレッタ、グエルとラウダのカップリング公式になるべきだと主張している人たちがそう言っているのを見たことがない。「グエルは大変だったんだから、グエルが何も話さなくてもスレッタ(ラウダ)がそれを察して寄り添ってケアするべきだ」と思っている。エスパーでもない限り、そんなの無理に決まっている。

 

そうは言っても、「グエルはスレッタに片思いしていたけど、適切なコミュニケーションが取れなかったので振られてしまったしその後顧みられる場面もありませんでした」「グエルにはラウダという弟がいるけど、適切なコミュニケーションが取れなかったので危うく弟に殺害されかけたしその後破綻はしていないながらも距離のある関係性になりました」というのは、メインキャラの顛末としてあまり後味が良くなかったのも確かだと思う。

個人的に見たかったのは、「グエルがミオリネと一緒にスレッタからエアリアルを取り上げてしまたことを謝り、失恋はしたけどスレッタの良き友人知人として味方に加わる」「地球から帰ってきたグエルがラウダや仲間たちに父・ヴィムを死なせてしまたことを打ち明け、ラウダたちもグエルにヴィムの思惑を押し付けしまっていたことを謝って和解する」というような展開。

どうしてこういう展開にしなかったのかと言えば、多分「グエルにはあくまスレミオの当て馬でいてほしかった」「ラウダがシュバルゼッテに乗る展開にするためにはグエルとラウダのすれ違いが必要だった」からなんじゃないかと思う。

水星魔女シーズン2について、キャラストーリーのために無理やり動かされているみたいで生き生きしていない、操り人形のようだ、とよく指摘されているのはこういう部分だよね。

ある意味グエルも脚本被害者で、公式サイドはキャラのグッズを売ったりして儲けたいという気があるならもう少し後味の良い結末にした方が良かったんじゃないかな。

 

それにしても、一部の過激なグエルファンたちの「グエルは今のままで完璧で変わる必要はないので周りがグエルに合わせてあげるべき、作中キャラの誰もグエルを恋愛相手に選ばなかったのはおかしい」という態度には本当に辟易している。

上にも書いたようにグエルは(特に恋愛パートナーとしては)そんなに完璧キャラじゃないし、仮に完璧キャラだったとしても作中キャラ視聴者全員から好かれるわけではない。

もし水星魔女の続編が作られたとしたら、グエルが相手ときちんと対話して一緒に頑張ることができるようなキャラになっていてほしいなと思う。もうグエルの独断専行に他のキャラたちが振り回されるところは見たくないよ。

2024-01-13

また水星魔女スレミオが炎上してる…

評論家スレミオの関係を貶されたとかで、また百合の人たちが怒ってリプライ非難してる…。

 

私は同性愛差別していないんで、プロローグ女性カップル推し1話の終わり方の時点で、スレミオの同性愛エンドを歓迎する心づもりでいたし、グエスレやエラスレなどの対抗男女カプの非成立にキレてる勢力がいることは未だに理解できてないんだけど、それでもスレミオの関係が全く刺さらなかった。思春期少女の重たい友情としても、共闘するバディとしても、恋愛としても、どういう関係としてもこの二人が刺さらなかった。「メインカップルであるスレミオをもっと応援たかったのに」という呪いがかかっているような状態

どうしたら刺さったか考えたとき自分境遇自分で疑問に思えないし怒れないスレッタを、ミオリネが地球寮に置き去りにして任せるのではなく、プロペラのもとからミオリネがスレッタを連れ出していたら納得できたと思う。地球寮が便利屋として使われすぎていてミオリネのヒロイン力が下がったように感じる。遠巻きに支援しているのは分かるんだけどピンとこない。エモくない。ミオリネが勝手に動き回ってしくじって、スレッタに慰められていて…という流れに溜息をついてしまう。頭でっかちお嬢様が大きなやらかしをして罪悪感で曇る展開、パターン化されているし性癖なのかもしれないけどつまんなかったよ。

権利についてぼんやりしているスレッタと違って、怒ることができるミオリネが、プロペラ毒親認識して、エリクトも内心そう認識していて、エリクトとミオリネが相談共謀してスレッタをプロペラから引き離す。プロペラ依存していたかプロペラに決めてほしいスレッタは心細さにパニックを起こす。でもミオリネのもとで母子の分離ができて、スレッタが自分判断できるようになってからクワゼロなどプロエリがやろうとしていることを知る。エリクトが自分犠牲にしてスレッタを自由にしようとしたことを知る。プロペラ洗脳下にいないスレッタであることを確認してからミオリネはスレッタを自由にする。自由にされたスレッタがあらためてプロペラエリクト、そしてミオリネを選ぶ。そういう関係だったら良かったのにな。

「おじさんがキャリバーンを持ってきて乗れと言ってきたし乗る」ではなく、スレッタがクワゼロ理解してプロペラ復讐を止めさせるためにプロエリを止めるという主体的な動きが欲しかった。まずプロペラのやりたいことが復讐なのか世界エリクト用に作り替える破壊的な思想なのか、プロペラがやりたい放題したときどんな結果を招くから防がなきゃいけないのか説明曖昧だった。宇宙議会連合のおじさんが都合良くビームを撃ってくるどうでもよさ…。

プロペラエリクトを「毒100%認定してスレッタに捨てさせる結論強要しているわけでもない。スレッタが流されたように見えた。自分で調べて考えて判断して救おうと決めた、動いた、という主人公としての魅力を感じられなかった。流されスタートでもいいけど、強固な意志で人を助けに行っているのであってやらされているのではない確信が欲しかった。むしろ1期のほうがスレッタは能動的だったのに、ミオリネと距離を縮めてからどんどん勇気を奪われていないかと感じてしまう。私は進撃の巨人ヒストリアユミル関係が大好きなんだけど…フィクションイケメンキャラBLのみ追うタイプではなく、女性女性関係結構注目して見るほうなんだけど。本当にがっかりです。

あと同性愛として描くならスレッタもミオリネも4号・シャディクとのフラグ立て異性愛者っぽく見せたのは不自然さを増しただけで余計だったのでは。ミオリネがレズビアンで、スレッタは人生経験自体がないか自分ぼんやり多数派である異性愛者と思ってたけどバイとしての可能性もあったのを、頑張って落とした、ならまだ納得ができるんだけど。シノとヤマギみたいな、頑張って頑張って自分ノンケだと思ってる潜在的バイを落とす健気さみたいなものが無い。何の説明もなくみんなバイセクシャルの世界だったの水星?「差別だけ」が無くなったとしてもそんな世界にはならないよ。リアリティ持たせるために「この世界はみんなバイセクシャルです」というSF設定でも付与してもらえない限り。

ラウペトも「ペトラがラウダを支えてきて、今度はラウダがペトラを支える」をやりたかったようだけど、スカスカっていうか…ろくに描かれていないよね。ラウダもなんか…救いようのない性悪だったし…。

世界観を匂わせるところまで、キャラクターを出して背景を匂わせるところまで、素材を用意して期待感を持たせるところまで…は上手かったと思う。焦がしたとか、塩入れすぎたとか、調理で失敗して不味くなったような印象がずっと残る。本編の公式キャラクターよりも、二次創作スレミオや二次創作のラウペトのほうがキャラクターが愛らしく感じるって、公式の「こういう風にキャラクターを動かすぞ」という感性みたいなところが、全体的についていけなかったなと感じる。カプ創作じゃなくオールキャラギャグ系でも、公式CDとかより二次創作のほうがキャラクターが上手く動いてる気がするよ…。いいね数が1万件以上のような二次創作ばかり見たから、その時点でふるいにかけられていただけかもしれないけど。

スレミオに文句つけると同性愛差別者によるヘイトスピーチだと袋叩きにされるから言論統制みたいになってしまっているけど、調理センスがないためにせっかくの女性同性婚の素材を台無しにしたのは公式だと思う。

360名無しさん:2024/01/13(土) 14:08:05 ID:cJze4gm2

これ言うと兄弟腐扱いなのが謎過ぎるんだが、普通に彼女だかの後輩を執務室に入れてるラウダ気持ち悪くないか…?

どれだけ色ボケしてんだコイツ…ってひいてたんだが、ラウダは辛い時期だったの!ラウダは可哀想なんだからそんなこと言うな!そんなこと言うやつは腐だとあにまんでキレられて謎過ぎた

 

363:名無しさん:2024/01/13(土) 14:12:30 ID:KAQnJuZM

360

いや大分変だと思ってたよ

経営戦略科ならともかくメカニックだしシャディクは大人連れてたから余計変に見える

 

379:名無しさん:2024/01/13(土) 14:53:06 ID:PqVJ/chQ

360

ジェターク一般社員から見て高校生CEOになり彼女秘書になったと聞いたら普通にこの会社終わりだと思うと書いても腐扱いされて謎だった

ラウダの色ボケ人事きもいなあ、職権濫用オエーシナリオ企業パート雑すぎ、まで全部兄弟腐のラウペトアンチ愚痴透視されるのアルミホイルすぎるわ

 

384:名無しさん:2024/01/13(土) 15:03:17 ID:0mG/cG6g

ラウダがペトラに対してもグエルに対しても駄目だったって言ってなぜ「腐だからラウペトアンチしてる認定」されたんだろ理不尽すぎる…

ペトラのことは全然悪く思ってないのに……ペトラのことは……

 

385:名無しさん:2024/01/13(土) 15:04:10 ID:zgec7SOU

>379

批判は全て兄弟腐だと思い込みたいんだろうと思ってる

 

386:名無しさん:2024/01/13(土) 15:06:15 ID:bnAEOiGc

ラウダ批判兄弟腐もラウペトも刺すから逆の勢力扱いされる事もあるのはダルい

 

387:名無しさん:2024/01/13(土) 15:07:29 ID:NJpMeyvw

腐ばっかが話に上がるけど、ぶっちゃけ過剰反応しすぎなラウペト推しとノマカプ勢もいたから、ラウダとペトラのことを少し言うだけであにまんでは腐扱いで暴れるやつもいるのがめんどい

どう言い訳しても普通にいち大企業の部屋に戦力にもならないメカニック科の後輩連れて私情的な秘書やらせてるラウダ気持ち悪いわ

 

388:名無しさん:2024/01/13(土) 15:08:55 ID:c00o3Qg.

ペトラはグエルが帰って来た時もグエルがいなくなってラウダがいかに苦労して可哀想だったかを訴えるだけで様子のおかしいグエルをまったく気にしないし相当恋愛脳なキャラに描かれてる

と思っていたんだがラウダ可哀想文脈で話が進んでいったのでペトラのこの態度が正常で物語としても共通認識だったんだなと

 

389:名無しさん:2024/01/13(土) 15:08:57 ID:I.U6/QbU

どっち認定もされたことある

面倒過ぎてラウダ自体話題に触れなくなった

 

391:名無しさん:2024/01/13(土) 15:12:14 ID:k.VmmmSU

ラウダはアニメージュ投票にも選外だしライト層やガノタなどボリュームゾーンにシュバルゼッテ無駄遣いを真面目に嫌われて叩かれるか嘲笑ネタ扱いされてたキャラから

ラウダは兄弟腐とラウペト厨が必死で取り合いしている大人イケメンという見方は狭い界隈の中の非常に特殊解釈なんだけどラウダアンチ要素強めペトラ可哀想強めのラウペト批判ですら腐認定するのは本当にやばい

 

392:名無しさん:2024/01/13(土) 15:14:47 ID:Py.x8FlU

どっちもヤバいけどあにまんでは初期から空気読まない兄弟腐が一般スレにのさばってたからその不満で兄弟腐は嫌われてるって前提がある

 

393:名無しさん:2024/01/13(土) 15:16:52 ID:2sZZGeEY

ラウダ可哀想だけど彼女隣に置いて秘書させてんのすげえ気持ち悪いって言ったら腐認定されたことあるわ。メカニック化の生徒に何できんだよ、優秀だろうがなんだろうか畑違いすぎる。しかもその後秘書室でヤるラウペトとか出てきて「いや親父の部屋だし親父死んでるだろ?倫理観は?AVかよ」ってなった

 

394:名無しさん:2024/01/13(土) 15:17:14 ID:RLwb4NLE

ラウペト推しはグエルスレを乗っ取っているのを見てから嫌悪感しかない

 

395:名無しさん:2024/01/13(土) 15:18:13 ID:XuHHanSQ

結局ジェタークの機体でシュバルゼッテだけガンプラ買わなかったなあ

見た目やギミックは良かったから悩んだんだけど23話を思い出しそうでやりたい本編再現もないし胸糞な気分になるだけだなって買うの控えたわ

 

397:名無しさん:2024/01/13(土) 15:19:50 ID:XuHHanSQ

>394

兄弟腐やラウダネタ全般に言えるぞ

グエルの話してるのにラウダなら~とかいきなり言い出すのウザかったわ

 

400:名無しさん:2024/01/13(土) 15:22:47 ID:A9vkKXnk

親父死んで会社が潰れそうな中、CEO室でJK秘書連れ込みプレイしててラウダくん本当可哀想

全部グエルが悪い👎

 

401:名無しさん:2024/01/13(土) 15:23:42 ID:CABgMBpk

ラウペトを批判するやつは兄弟認定はまあまあガチ

即腐認定して腐なんだったらいくらでも攻撃して良い扱いしてきてスレが荒れる

どちらにせよカプ妄想はカプスレでしてくれや

迷惑なんで

 

404:名無しさん:2024/01/13(土) 15:27:39 ID:YagwIkrk

もうええて

あっちのスレでやってくれ

兄弟腐が初期から一般スレ侵食して迷惑かけてたのも悪いわ

ラウペトもカプ生えてきてから一般スレ侵食するのは悪いわ

ラウダ周りのカプ萌え一般スレに持ち込む奴らはどっちもキツくてキショい!はい終わり

2023-12-25

氷河期世代って、ティーンの親世代である自覚があるのかな

水星魔女小林監督インタビューを読んだんだけど、小林監督就職氷河期末期の世代だそうで、

コロナ禍における「ブーマーリムーバー」のムーブメントを見ながら、年配世代存在呪いとみなして排除しようとする論調に思うところがあったらしいんだよね。

就職氷河期世代って、団塊世代バブル世代ばかりが良い思いをして、自分たち負債ばかり背負わされて…という話をよくする。

ゼロ年代インターネット文化ってずっとそんな感じじゃなかった?氷河期世代大学生だった頃かな。

 

でも20年経っているし、もう就職氷河期って15歳の子供がいる親になっている世代なんだよね。

水星魔女に限らずアナザーガンダムは、背伸びをしたいティーンに向けて物語を作るんだとプロデューサーインタビューにあった。

でも監督インタビューが、監督就職氷河期末期…ってことは1980年まれくらい?なのかもしれないけど、

負債をもたらした団塊世代の尻拭いを自分たち若者世代が…的な目線がどうしても感じられて、

その考え方を表現する役割シャディクが担当しているっぽいんだよね。

 

就活ブラック労働に苦しんで、団塊などの親世代を恨み、20年経ったことで「恨んでも仕方ない」「出来ることをやっていくしかない」と、

ようやく受容・解呪されていった40代50代氷河期世代感覚を、スレッタたちと同じ年齢の今の世代に向けて出すのって完全にズレてるんじゃないかな。

氷河期世代が味わった挫折感は、親世代は金を持っているけど自分就職がうまくいかず、

親に否定され苦しめられ挫折感を味わいながらも、経済的には親に依存せざるを得ない状況での自意識葛藤のようだけど、

今のティーンは親世代氷河期で金がなく、自意識がなんとかではないリアルな困窮に直面している子が増えている。

まり葛藤の種類が、物質的には富裕ななかで親に認めてもらえず苦しむミオリネやグエルとは違い、生活に困っているソフィとノレアに近い状況の子たちがいるということ。

放送中も、ソフィノレがトーキッズっぽいとか言われてたけど。

 

でもソフィとノレアに救済があったか贖罪の機会すら与えられずにシャディクに使い捨てられて戦死してしまった。

なのにデリングとサリウスに贖罪の機会が与えられ、何よりプロペラやペイル社CEO贖罪すらしていないというのは歪んでるよ。

ティーン対象にして作るんだったら、ティーンにとって就職氷河期世代が親世代であることは自覚しないと駄目なんじゃないのって思った。

ティーンにとって団塊は、年代が遠すぎて知らない。祖父母とそんなに情緒的な交流をしないでしょ。

バブル世代文化もダサかったのが、遠すぎて「一周」したことによって逆に目新しくなって、リバイバル的な流行をした。それくらい遠い。

ティーンの視界に就職氷河期世代は、親の世代として入ってる。

そういう世代感覚が欠如していて、「自分たち若者は」の感覚40代になっても抜けていない。そういう風に感じました。

 

追記

非常に氷河期的なナラティブを、氷河期よりも30歳年下で全く別の体験をしてきた今のティーンに寄り添うつもりで押し付けながら、

今のティーン向けに生きづらさや克服や救済を描いたつもりでいるのがおかしいって言ってるんです。

 

https://anond.hatelabo.jp/20231225110500

水星魔女公式ガイド本の監督インタビュー、意外性・驚きに満ちていた

12月22日に発売された公式ガイドブック、The Report of 機動戦士ガンダム 水星魔女 Season2を読んだ。

電子版があったのでポチった)

個人的に、監督インタビューが最も収穫が多かった。

 

毒親もの」のつもりは無かったらしい

スレッタ・ミオリネ・グエルの親が全員毒親かつ、大河内節全開な描写が非常にキャッチーであり、

シャディクとサリウスは養子養親関係だったこともあって、「親子関係」で注目されていた水星魔女

監督インタビューによると、親子関係の辛さに限定せず敷衍して、今の人たちが抱えた様々な「生きづらさ」を重ねて見てもらい、

その「生きづらさ」の克服や救済を描きたかったのが今作らしい。

それが親子関係に「矮小化」されてしまったのは大きな反省であると言っていた。

 

監督的には、「毒親バズのガンダム」という受け取られ方は意図しないものであったらしい。

水星魔女を「毒親もの」と受け取り、生きづらい自分虐待被害者である自分、などを重ねて見ていた層は、

世代因果や大量殺人なんやかんやで子世代が肩代わりして償うようなエンディングを見せられて、

生きづらさを克服して救済されるどころか最終回後に呪詛を吐き始め、炎上していた記憶があるが、

全体的に「監督としてはそんなつもりはなかったのにそうなってしまった」という印象があるインタビューだった。

 

私刑反対」「許すことが大事」を描きたかったらしい

監督は「司法から外れた主観的正義制裁行為の横行」に対して問題意識を持っており、

シェイクスピアテンペスト」の主人公プロペローが見せた「赦し」を今作で描きたかったため、

デリングやプロペラが死をもって罪を償う終わりにはしたくなかったそうだ。

 

しかし今作の世界観は、司法制度機能していない、鎌倉時代レベル自力救済世界だ。

貧民で人体実験して殺していたペイル社のCEOは、殺人の罪で司法に裁かれることもなく自由暮らしている様子で、

特に贖罪などの描写もなく、殺されていてもおかしくなかった5号も彼女たちを赦したようだ。

(5号はベルメリアにはキレていたが、ベルメリアにそうさせているCEOにはキレるシーンすら無かったんだよなあ…)

シャディクは逮捕されたが、やっていない罪を背負って司法制度をハック(?)している。

ニカは三年服役したが、シャディガールズは無罪という、この…。

 

司法制度加害者贖罪、両方を非常に軽視したエンディングを出しておきながら、

私刑反対」とだけ言うのは、「人が何に苦しむところから私刑が生まれしまうのか」についての考えが浅すぎるのではないだろうか。

被害者加害者を許すべきという強い思想が先行しており、「自力救済蔓延を防ぎ秩序をもたらすための司法制度」という前提の欠如を感じた。

監督自身自覚があるようだが、親世代実質的勝ち逃げして、子世代がやってない罪で大きな負債を背負いながらも

世代を赦しているというのは、結構強烈な主張であると感じる。この価値観を、日5ティーン向け作品で?

 

保護責任についての独特の感覚

公式ガイドブックに載っていて驚いた記述が、ラウダはグエルに密かにコンプレックスを抱いていたのが爆発して殺しかけたというものだ。

てっきり、ペトラ危篤錯乱して、ラウダ本人も自分が何をやっているかからない状態になっていたのかと思っていたが、違ったようだ。

しかしミオリネを殺そうとしてグエルを殺そうとするのが、錯乱でなくて何だというのか…謎戦闘にもほどがあるだろ。放送時に充分に叩かれてはいたが。

また、ブルーレイの特典コメンタリーで、ラウダの襲撃は弟を放置したグエルに責任があり、グエルがダメな兄であったことを皆に謝罪する一幕があるらしい。

何を言っているのかわからない。弟に殺されかけた兄が、弟を暴れさせてしまった責任について皆に謝罪…?

思えば本編23話のフェルシーのセリフからして、弟に殺されることを受け入れたグエルに「何を死のうとしているんだ」と叱るような姿勢だったし、

一方的攻撃されてグエルが防戦していたのに「兄弟喧嘩」と認識されていたのも、違和感があったのだった。

 

監督インタビューによると、魔女とは生きづらさを抱えガンダムを用い、魔女狩りに糾弾される者であるらしい。

ジェターク兄弟の話は、あくまでラウダの生きづらさ(兄に並べないコンプレックス)に寄り添うもので、

ガンダム無しでも優れたパイロットである兄とガンダムを用いることで拮抗、「救済」されて、「健やかな精神」を手に入れて「自分の道」を歩めるようになる話だったのか。

グエルはなぜ長男というだけで次男のためにここまでやる義務を負うのか…? 令和の日本は炭治郎に呪われてないか

しかもこの価値観監督一人だけおかしいといったことはなく、本編(監督脚本)・コメンタリーガイドブック編集など公式姿勢統一されているようなのだ…。

 

シャディクが、ミオリネがクイン・ハーバーの件で報道されているのを見て「ミオリネを穢したな」と、グエルの責任であるかのように認識していることにも引っかかっていた。

マルタンがニカの連絡係疑惑についてフロント管理社に報告したことも、寮長なのにチクったマルタンの罪とみなされており、この作品姿勢理解できずにいた。

どうにも、マルタンシャディク・グエルといった「男性の長」が、他人の分まで責任を引き受けて罪を背負い謝罪すべきという、個人主義とは違う感覚公式通底して在るようだ。

ペイルCEOプロペラやミオリネは「女性の長」だが、これに当てはまらない。監督ジェンダー意識していないとは言うが、非常に引っ掛かりを覚えるエンディングだ。

 

まとめ

やっと提示された監督による答え合わせが独特すぎて、追いつけないスピードだ…というのが個人的感想だったが、

10年後20年後、古臭い価値観に満ちた作品に見えるのか、課題に対する解答の糸口となるエッセンスを持っていたのか、確認できたら」

監督言葉にあった通り、今後価値観なんてどう変わるかわからねえからなあ。

でも今は怖くて飲み込めねえわと思った。特にエラン4号・グエル・シャディクのポジションなんか、誰も引き受けたくないだろ、って。

スレミオの結婚よりも、御三家役回りのエグさに関心を持ってかれてる時点で、対象顧客じゃなかったのかもしれないが。

要するにすべては百合の背景だったんだわ。背景に固執する、奇妙な視聴者だったんだわ。

2023-10-27

anond:20231024231556

その割にスレッタ・ミオリネ・グエル以外のキャラもそれなりの人気を獲得しているのは、ファン想像キャラ過去長所を補っているからだろう。

制作側に良心があるなら、今からでも作中の大人の罪やモラハラ行為をきっぱりと否定し、

作中で不遇だったキャラクター(特にシャディクとラウダ)について何かしら擁護できるような情報を出してほしい。

本編ではシャディクをただの凶悪テロリスト、ラウダを全てにおいて兄の下位互換の男として描いておいて、

シャディクやラウダのMSプラモキャラクターグッズを売ろうとしたり声優ラジオイベントに呼んだりするのはムシが良すぎるんじゃないか

ひたすら逆張りすることが毎話のバズに貢献したし、終わってみると倫理的問題がある状態になってた。

そして「こんなことになっちゃったけど、あとは声優さんよろしくね!」しているのが現状だと思う。

 

本当にこれなんだよな

シャディクやラウダの扱いも酷かったけど、ニカやチュチュにしてももっと活躍のさせようがあっただろと

最終回までに何かしらのフォローがあるだろうと思って不遇キャラ応援してたファンは浮かばれないし、

今は留まってるキャラファンもこれからどんどん減っていくんじゃないのかね、だっていくら応援しても報われないんだから

公式ストーリーキャラフォローするならなるべく早くやった方がいいよ

じゃないと、気付けばスレミオとグエル以外のキャラの関連グッズはさっぱり売れないなんて事態になりかねん(てか既にそうなってないか?)

2023-10-25

ミオリネはスレッタに自由になってほしい。

プロペラスレッタを人質にされてプロペラの言いなりになり、結果プロペラアーシアン虐殺

シャディク「グエルめ!」

 

シャディクとシャディガールズがノレアに学園テロをさせて、ペトラが死にかける

→ラウダ「ミオリネめ!」

→ラウダがグエルを殺しそうになってフェルシーが止める

 

この辺りみんな馬鹿になってうんざりした

anond:20231024231556

フィクションを見慣れているとシャディクやラウダのようなキャラクターは背景が描写されてフォローされることが多いから、

パターン化に逆らってあえてフォローしないという逆張りをしたつもりなんじゃないかと思う。SNSの予想の裏をかき続けてたから。

ひたすら逆張りすることが毎話のバズに貢献したし、終わってみると倫理的問題がある状態になってた。

そして「こんなことになっちゃったけど、あとは声優さんよろしくね!」しているのが現状だと思う。

声優の盾」って言葉があるくらい古典的手法

2023-10-24

anond:20231024004949

ストーリー的によりヤバいのはシャディクの冷遇倫理的によりヤバいのはラウダの冷遇だと思った。

シャディクの掘り下げがないとシャディクがテロを起こしてまで革命を目論んだ意味もわからないというのは既に言われてる通り。

ラウダはパイロット技能経営能力性格も全てがグエルより劣ってるように描かれて最後まで成長した描写もなかった。

これだと、同じ父を持つ同い年の兄弟なのにどうしてこんなに差がついたのか?→ラウダの母が愛人だったからだ、

ということになってしまって、フィクションとしては差別的で非常にまずいんだよ(これも既に言われてる通りだが)。

こんなことになるなら、ラウダはグエルとは母親も同じで一学年下の弟という設定にするべきだった。

グエルと同い年の異母弟で愛人の子という設定にするなら、どこかしら優れた部分や成長した描写必要だった。

 

本編ではシャディクをただの凶悪テロリスト、ラウダを全てにおいて兄の下位互換の男として描いておいて、

シャディクやラウダのMSプラモキャラクターグッズを売ろうとしたり声優ラジオイベントに呼んだりするのはムシが良すぎるんじゃないか

制作スタッフたちはもうちょっとこういうことを考えてほしい。

anond:20231024004949

デリング、プロペラ、4BBAが無罪

シャディ逮捕、ニカ自首、ソフィ死亡、ノレア死亡、スレッタ障害者ペトラ障害者

こういう世界なんだから若者に不評で老人に評価されるのは順当な結果

anond:20231024131918

シャディクはもったいぶって内心まったく伺い知れなかったけど役割としては最後まで貫いたじゃん

エラン(の本体)とかあれなんだったんだ?

anond:20231024121956

ラウダはまだしもシャディクを「キャラクターが多すぎたから」と掘り下げずに使い捨てたのは構造やばいだろ

水星魔女の本筋はクワイエット・ゼロ戦争シェアリング破壊テロの二本立て、だからシャディクが極薄なことこそやばいんだよ

本筋と無関係なところにいるジェターク寮にバズ人気が出たからと尺増やして滅茶苦茶になってるだろこれ

若者向け』と銘打った割にそれほど若者向けではなかった水星魔女

 

anond:20231010034423

いい加減いつまでこの話を続けるんだ?と言われてしまいそうだが、

このツリー感想を読んでいて思ったことを性懲りもなく付け加えてみることにする。

水星魔女若者向けを目指したと言われているが、あまり若者向けの作りになっていないのではないか?という話だ。

リー内に共感できる感想が多かったので、引用が多くなることを許してもらいたい。

 

 

から受けたモラハラ行為子供が許容して終わった

水星魔女を見たが非常に不満が大きかった】

この投稿の「スレッタが酷いことを言われても耐えるキャラのまま終わった」、

水星魔女毒親経済格差をバズネタとして使った】

この投稿の「スレッタとグエルの毒親受容」「ウテナ要素の中途半端サンプリング」に同感である

 

特に決闘による花嫁争奪戦という現代価値観では人権侵害しかない制度否定せずに終わったのはいただけない。

スレッタとミオリネがお互いの意思で一緒にいようとする・グエルが自分意思でミオリネをスレッタに譲るという展開では駄目だったのだろうか?

そもそも何故そんな制度がまかり通っているのかということにも、制度に反対していたのがミオリネ一人だけという異常な状況にも、詳しい背景の説明がない。

正直なところ、本編の描写だけではべネリットグループやレンブラン家が政略結婚必要とするほど切羽詰まっているようには見えなかった。

ミオリネだけではなくスレッタやグエルも当事者なのだからデリングに制度のことを問いただすシーンがあっても良かったし、

最初デリングに反抗的だったミオリネも制度は父なりに娘を思ってのことだったと納得してしまったように見え、非常に残念だった。

 

 

子供ばかりが罪を背負い、大人が罪を償っていない

水星魔女を見たが非常に不満が大きかった】

この投稿の「格差描写無意味作品としての倫理観が粗末だった」、

水星魔女毒親経済格差をバズネタとして使った】

この投稿の「生まれが貧しいほうが泣き寝入り」に同感だ。

 

中でも子供ばかりが罪を負い、大人は罪を償ったはっきりした描写がなかったことが引っかかる。

オリジナルエラン自分影武者として作られたエラン4号や5号ら強化人士たちの扱いをどう思っていたのか?

ラウダが学生たちの乗った宇宙船攻撃し、グエルを殺害しかたことはどう処理されたのか?という点も確かに気になるのだが)

デリングはテロ事件で一時昏睡状態に陥り、プロスぺラも体が不自由になり、一応痛い目に遭っていると言えるかもしれない。

それに比べてペイル社の4人のCEOたちは、財産は失ったらしいもののなぜか私服ティータイムを過ごしているシーンで終わった。

この4人にネタ人気が出たせいなのか分からないが、非道人体実験を行い(少なくとも)4号を殺害した罪を曖昧にしてはいけないだろう。

 

 

血統による差別助長する内容だった

御曹司のグエルがやたら視聴者に持ち上げられる脚本になっていて

(それこそスレッタが落ち込んで行動不能になるのを繰り返していた2期中盤などは、グエルこそが真の主人公だ!貴種流離譚だ!なんて言われていた)、

戦災孤児から実力で成り上がったシャディクや、愛人の子母親に捨てられたラウダなど、

弱者性を持つキャラクターが視聴者ヘイトタンク化したのも本当に希望がないなと思う。

シャディクの掘り下げがなかったことで、「イスラエル可哀想パレスチナ人死ね!」の目線だけで終わった感があるんだよな水星世界観

シャディクが学園の生徒を殺したのは犯罪だが、スペーシアンがアーシアン一方的搾取する構造がなければシャディクは何もしていなかったわけで。

その辺りの掘り下げがなさ過ぎて、ただ視聴者ヘイト集めて終わって、水星魔女って何が言いたかった物語なんだ?になってしまってる。

フィクションには、特に子供が見るようなアニメには、「愛人の子なだけあって全部がグエルに劣ってる」といった差別には反論できるように作る義務があると思うんだわ。

しかし本編を見る限り、ラウダを擁護できない。ラウダを擁護している人々は憶測と願望といった本編に無いものが主な根拠になっている。

フィクション意図によってコントロールできるものなのだから現実差別不利益に晒されがちな非嫡出子の扱いはもっと考えて欲しかった。

愛人の子からジェターク姓でなくニール姓を名乗らされ、23話で「ラウダ・ジェタークが!」と叫んだのに、

客観的には「状況が分かっていない人による迷惑な横やり戦闘」でしかなく、3年後でも当たり前みたいにニール姓のままだったのは酷い話だよ。

兄は正妻の子なのにスレッタに振られ、弟は愛人の子だけどペトラに好かれているようだという点以外、一切の救いがない。本当に酷い。

 

こういった意見にとても共感する。

 

ある程度年齢の行った視聴者なら、「紛争地帯出身孤児スペーシアンとアーシアンハーフであるシャディク」

正妻の子・グエルと同い年の異母弟で愛人の子であるラウダ」という設定を聞いた時点で

シャディクやラウダがどんな目に遭ってきたのか、これまでの知識経験から何となく想像できる人が多いのではないかと思う。

シャディクは「アカデミー」に入るまでは貧困生活に加えて危険と隣り合わせの毎日だったかもしれないし、

ラウダはジェターク家に引き取られてからも「愛人の子」という本人には責任のない中傷に苦しんだかもしれない。

こう考えればシャディクがテロを起こした理由や、ラウダが神経質で他責的な性格になった理由にもある程度納得が行く。

ただこれらは本編に描かれていない以上想像にすぎないので、「そんな描写はない」と言われてしまえば反論できない。

 

個人的に、兄のグエルと比べて弟のラウダは大した苦労をしていないかのように言われがちなことにも無情を感じる。

ラウダも兄のグエルが行方不明になり、そこへ父親のヴィムが死亡し、10代にして経営が傾いた大企業CEOに担ぎ上げられるという

なかなか壮絶な経験をしているのだが、何せ絵的には地味であり直接的な命の危険はなかったため主に若者共感を得にくかったのだろう。

(恐らくペトラはそんなラウダをそばで見ているうちに助けたくなり、それが恋に発展したのだと思うがこれも描写がないので想像しかない)

寮を追い出されて野外でキャンプをする、家出をして偽名でアルバイト生活をする、事故父親を死なせてしまう、地球テロリストに監禁される、と

視覚にわかやすくバズりやす描写があったグエルの方が同情を集めたのも無理もないのかもしれない。

 

制作側としては「シャディクやラウダの過去を詳しく描くと生々しいのでカットしてしまおう、

描かなくても視聴者何となく想像で補ってくれるだろう」という考えだったのかもしれないが、

果たして若い世代が本当にそれを想像できるのかどうか、もっと熟慮してほしかったところだ。

大人であれば「御曹司で純血スペーシアンで正妻の子であるグエルが視聴者に持ち上げられ、

そうではないシャディクやラウダがグエルと比較されて叩かれる」という状況の倫理的なまずさに気が付いても、

若者であればそれが分からず無邪気にグエルを持ち上げシャディクやラウダを叩くこともあり得る。

(というか、実際ネット上でもこのツリーの中でもそれが起こってしまっている)

 

グエルのような(中略)キャラクターに自己投影して持ち上げて、それに比べて貧困アーシアン鉄砲玉として使い捨てして学生大勢殺したテロリストシャディクや

兄を殺そうとして恋愛に逃げた無能な妾の子ラウダは最低と言うのが視聴者にとって気持ちいいんだから仕方ない。

視聴者気持ちよくなれるようにアニメが作られていて、監督脚本家は良い仕事をしたってことだよ。

例えば15話なんて、グエルはもう他に充分良いシーンをもらっているのだから

それこそシャディクやラウダ、スレッタのフォロー時間を使った方が良かったんではないか

それをしなかったことで、結果的に他のキャラを下げてグエルを持ち上げる構図になってしまっている。

グエルというキャラが悪い訳ではなく、こればかりは脚本監督の配分ミスかと。

結局、御曹司が大好きなバズ層とバズ層に媚びた脚本変更で、上流賛美で終わったアニメでしたね

 

最終的に、こう言われても仕方がない脚本になってしまったと思う。

シャディクやラウダへのヘイトも酷かったが、グエルは人気キャラクターであるのと同時に

主人公であるはずのスレッタを食っている」とアンチも多く、グエル役の声優SNS攻撃される事態にまでなっている。

人気キャラからと言って持ち上げすぎても作品バランスを損なってしまうのだ。

 

本題からはズレるが、特定キャラクターを活躍させすぎるとプラモキャラ商品販売にも支障が出る。

できるだけ多くのキャラクターを魅力的に描いた方がそれだけ多くの種類のプラモキャラ商品が売れることに繋がるはずだが、

シャディクやラウダは本編内の描写だけを見るとさながら「お星様(グエル)の引き立て役B」になってしまっており、

(グエルと比較されることこそあまりないが)やはり悲惨境遇であるエラン4号や5号も目立った活躍や掘り下げが少なかった。

その割にスレッタ・ミオリネ・グエル以外のキャラもそれなりの人気を獲得しているのは、ファン想像キャラ過去長所を補っているからだろう。

からと言って制作側は視聴者想像に頼りすぎず、必要描写アニメ本編内でしっかり描くべきだったと思う。

 

 

まとめ

申し訳ないが、総合すると水星魔女

 

子供大人から受けた酷い仕打ちを許し、大人の分まで罪を被ってくれるという大人に都合のいい形で終わったアニメだった

・「信賞必罰」「勧善懲悪」があやふやであり、血統による差別を推進する、道徳的子供若者にふさわしくないアニメだった

 

と言わざるを得ない。

 

制作側に良心があるなら、今からでも作中の大人の罪やモラハラ行為をきっぱりと否定し、

作中で不遇だったキャラクター(特にシャディクとラウダ)について何かしら擁護できるような情報を出してほしい。

そして次回こそは上記のようなことに気を配った、一本筋の通ったアニメ制作してほしいもである

 

2023-10-20

カップリング厨は水星魔女観ないほうがいいよ

死体蹴りエラン×スレッタ」

主人公少女が捕まってるときに「君のことをもっと知りたい」と弁当持ってきた少年がいて、

主人公初恋はその少年相手になる展開があるんだけど、

少年ガンダム機能テストする生体パーツみたいなものしかなくてガンダム作ってる企業殺処分されます

それで同じ顔に整形された別人が出てきて、主人公少年に惚れていたことを利用し、無理やりキスしようとします。

同じ顔の「エラン」として登場する人物は3人いて、全員同じ顔をしているけどそのうち2人は本当は別の顔で整形されている。

本当の顔や、本当の名前は、公開されないまま終わります

あと整形や殺処分をしていた経営者犯罪を裁かれることなくのうのうと生き延びます。追いかけるべきではないです。

 

不誠実エンド「シャディク×ミオリネ」

幼馴染、腐れ縁シャディクは確実にミオリネのことが好きで、

ミオリネもシャディクを好きだった頃があるかもしれないという微妙な両片思いが描かれ、

しかしミオリネは別の人と結婚した…というエンディングなのかと思った。

ミオリネがシャディクと会うときだけ結婚指輪を外していて、シャディクと分かれてパートナーのもとに帰るときには指輪をはめていた。

あの、普通に最低だよこういうの。前に好きだった人、結婚はしなかった人、との関係は綺麗にしろよ。

シャディクと会うとき指輪を外しているのだから希望はある、シャディク×ミオリネは不倫関係になれる、

みたいなこと言っている奴もいて本当にどうしようもない。最後最後に一番不快なことをやられた。

 

トロフィー「ラウダ×ペトラ

ラウダの性格が悪すぎるのに、ペトラ説明もなく突然ラウダを好きになっていて、見ていて全く理解できなかった。

であるグエルと比べて、弟のラウダはパイロットとしての技能リーダーとしての人望・ビジネススキル・優しさ思いやりなどの全てが劣っていると描かれており、

彼女がいる点だけは弟が兄に勝っているかもね、という非常にしょうもない描き方がされた。

女性トロフィー化を否定する作品ではなかったんですね。1話を見て勘違いしてしまいました。

 

プロポーズバズ「グエル→スレッタ」

グエルがスレッタにプロポーズし、片思いが実らないのは分かったけど、

スレッタがグエルの影響をあまりにも受けずに関係ない人のまま終わるから、丸々カットしても物語に影響がない。

主人公スレッタの物語スレッタに片思いしているグエルの物語が、同時並行で別の場所で進むのだけど、交わらないまま最終回を迎えた。

グエルに視聴者からの人気が出たから「要らない」とは言われてないだけで、グエルが居なくても全然本筋が成り立つ。

プロポーズシーンがバズっただけで回収がなく、メインストリーにくっつきそこなった脇道になってる。

 

声優ですら分からない「スレッタ×ミオリネ」

まどマギやぼざろの百合はまだ二次創作人気含めて分かりましたが、スレッタとミオリネの関係普通に意味がわかりませんでした。

スレッタがエランを好きになり追いかけたが、同じ顔の中身別人に差し替えられてセクハラされるようになって嫌いになり、

シャディクがミオリネのことを好きな様子だと思ってミオリネと恋バナをしたくてテンションが上がったものの、

やっぱりスレッタがミオリネを好きになるという過程が何も描かれないから何が起きたかからない。

それぞれエランシャディクという前の恋愛対象がいるわけだから気持ちが移る過程こそ丁寧に描かないと、

視聴者からすると訳がわからずついていけないものになってしまうだろと思うのだけど、

最近出た文春の声インタビューで、スレッタ役とミオリネ役の声優がそれぞれ

どうして急にスレッタがミオリネに対して重たくなったのか分からないと答えていて、声優すら分かってないのかと笑ってしまった。

演じていてディレクションを受けていても分からないのであれば、誰にも分からないのでは?

そして最も力を入れて描かれている主人公×ヒロインというメインのカップリングすらこんなに意味不明なのであれば、すべて見る価値ないのでは?

 

最終成立したのはスレッタ×ミオリネとラウダ×ペトラの2組だったけど、はっきり言って「どっちも意味不明」だったよ。

そして過去恋愛とされたほうの組み合わせも、汚し方が酷かった。

ガンダム恋愛要素なんか求めるなっていうのは正当な文句だけど、じゃあ恋愛要素以外の部分でどれか一つでも秀逸な描写があったんですかね。

差別格差虐待自由ガンダム呪いなどいろいろテーマ出てきましたけど、どれか一つでも回収されて、

しっかりと描き切られたといえるものがあったんですかね?

2023-10-14

anond:20231014143751

キャラしまくるつもりで大量に出したけど若者が「だからガンダムってイヤ」と怖がる可能性があるかと思って殺さな方針に変えて、

その結果メインキャラの描写も薄まって、シャディガールズみたいなキャラが全く掘り下げられずに空気になったんじゃないかと思う

シャディガは絶対死ぬと思ってたけど一人も死ななかった

ジェターク寮なんか全滅の勢いで死ぬと思ってたし、地球寮も数人死ぬかと思ってたけど誰も死ななかった

百合豚は嫌いだが、水星魔女百合以外の何があったのか分からない

https://anond.hatelabo.jp/20231010034423

中国百合厨(中国水星魔女は視聴できないので違法視聴している)が、

グエル役の声優やミオリネ役の声優SNS誹謗中傷しているので、百合豚への印象が最悪になってしまったが、

では水星魔女シナリオスレミオ百合以外の新規性特筆事項があったのかというと、何もなかったと思う。

 

キャラクターデザインメカニックデザイン衣装デザイン声優、YOASOBIについては非常に良い仕事をされていたと思う。

チェンソーマンアニメを見て、「アニメ本編よりも米津玄師のほうが良い仕事をしている」と感じたのに近い。

表現で支える側が頑張っているのに、物語自体に芯が無かったと感じられるのが非常に残念だ。

スペーシアンとアーシアン格差についての掘り下げも着地も中途半端。(こっちのラスボスシャディクだったのだろうか?ミオリネへの片思いをイジられてばっかだったな)

GUND技術軍事利用と医療利用についての掘り下げも着地も中途半端。(こっちのラスボスデリングとプロペラだったのだろうか?デリングは後半ずっと寝ていたが)

スレッタ・ミオリネ・グエルの親が毒親であることについての掘り下げも着地も中途半端

 

別に特定思想を全肯定して、もう片方を全否定しろと言っているわけではない。

キャラクター経験を積んで考えて変化するところが見えれば、大局が何も解決しないエンディングでも全く問題なかった。

しかスレッタ・ミオリネ・グエルの全員が何を考えているかよくわからないまま親を肯定して終わったし、

差別技術についても「作品として何が言いたいかからない」に加えて、

「各キャラクターがどのような姿勢を取っているかもわからない」「大きな空白を設けましたのであとは解釈にお任せします」というものになっていた。

特にシャディガールズの浅さは何なんだ。サビーナがニカに個人的興味を持っていたこと以外、すべてが浅いまま終わった。

地球寮も描写が少なすぎる。ティルなど、何の印象もなく終わってしまった。

 

水星キットの出来は良かった、形部デザインモビルスーツも評判が良かった、

モグデザインキャラクターや、学園・グループ社員制服等のデザインも評判が良かった。

そうした絵的な面は過去アナザーガンダムと比べても非常に良い仕事で、好評だったわけだが、

物語としての中身や、キャラクターの深堀りについては「空虚であった」と感じざるをえなかった。

ティルやメイジーをもっと描けというよりも、スレッタ・ミオリネ・グエル・シャディクの描写があれで終わるのはおかしいだろう。

エランについては「ペイル社」がどうなったのかすら分からず、強化人士殺人犯が逃げおおせているのは何なんだ?

 

社会問題ビュッフェ」といった雰囲気風呂敷を広げては中途半端に終わらせた水星魔女だが、

他の作品と比べて特筆事項があるとすれば、「百合アニメ」という枠組みではない一般作品で、

最終回スレッタとミオリネが結婚指輪をしていたことくらいだが、

発売されたばかりの文春でスレッタとミオリネの声優が「いつスレッタがミオリネを好きになったのか分からない」と発言しており、

自分も見ていてスレッタがいつエランからミオリネに乗り換えたのか感情の動きが分からなかったが、

声優監督脚本からディレクションを受けず、「分からない」まま演じていたのかと大変に呆れた。

演出意図はあるが、それをどう受け取るかは観客次第」というのと、「演者が分かっていない」のは全くの別問題なのでは。

 

死別に終わったスレッタと4号、5号とノレア

スレッタが告白を断ったうえに強力なビーム兵器でグエルを殺しかたことにより終わったグエルとスレッタ、

シャディクが最後まで勝手に決めて引き受ける姿勢を変えずに逮捕エンドとなったシャディクとミオリネ、

最終的にそばにいられない組み合わせのほうが関係説明がなされていた。

恋愛ではないがジェターク兄弟についても、

グエルのビジネスパートナーであるオリジナルエランとの関係唐突に出現し、

フェルシーやカミルといった信頼置ける仲間との3年後時点での繋がりについても説明がなく、

ラウダとペトラについても双方の声優が、いつくっついたか全く分からないといった、スレミオ声優と似たような回答をしていた。

結論として、兄弟宇宙地球に分かれて別の道を歩むようだが、兄弟のほうが「兄が毒父毒母の代わりに弟の存在承認した」と関係説明できていた。

最終的に共に歩む組み合わせの描写声優にすら説明せずぶん投げて、

「別れこそ尊い」という、感傷マゾのような趣味でもお持ちなのだろうか。

 

格差差別技術功罪・親による支配といったテーマ風呂敷だけ広げて畳み切れず、

キャラクター人気と関係描写だけで牽引するのかと思いきや、

そちらも「別れさせるほうをやたら丁寧に描き、共に歩むほうは声優すらよくわかってない」という変な趣味を出す。

しかも「分からない」と思いながら演じた声優を表に出してイベント雑誌で語らせながら、

物語を作った側が全く制作意図等を語らないのはどうなんだ。声優を弾除けに使っていないか

また、SF考証には「雑だった」か、「設定はあるのに本編に出てこなかった」のか分からないが、大変失望した。

リプリチャイルドやらオルガノイドアーカイブやらガンダム消滅やら、何の説明もなく次々展開させるのは雑にも程があった。

個人的にはガンダムのような種類のアニメには恋愛描写よりもSFのほうを期待しているが、

「別れこそ尊い」という感傷マゾばかり見せられてSFを放り出されたようで大変に不快だった。

2023-10-11

anond:20231011142247

グエルがバズったかツイッターに媚びてしまった可能性があるよね

物語的に重要なのはスレッタの成長やシャディクの掘り下げなのに

ラウダを叩くな正確に可哀想がれクソどもが

美術部あがりのインドア腐女子がラウダモンペしてカワイカワイソしているがラウダを可哀想がるポイントがズレてるから反省しろ

パイロット科なんて若い男のなかでも特に負けず嫌いなほうのやつしかおらんだろ(※シャディク・ゼネリを除く)

現実にいるやつに例えるなら野球サッカースポーツ特待で進学する奴だったり

ゲームエンジョイ勢じゃなくガチってeスポーツ大会出るような勝負師メンタリティしとると考えるほうが自然

(だいたいお前ら腐女子中学高校男子生徒がジャンプ読んでも教室で強さ議論ばかりして、「男同士の激重感情がどうの」みたいな話してたのが美術部か演劇部腐女子しかいなかったことを覚えてないんか。陰キャ男ですらポケカの強さ議論しかしとらんかっただろ。人間関係ないがしろにすると人生が本当にやばい気づき始めるのはだいたい大学以降や。それより前は強えヤツか雑魚しかない。「ざぁ~こ」とかいう発想はメスガキやなくてリアル男児脳。それが気に食わないなら架空男性理解したうえで商業BL読めや!)

そいつが後輩の女の子に機体完璧に整備しときましたよ!言われて寮全体から応援されて送り出されながら

「ガン!うわ〜!」で終わり、失神したところを後輩の女の子アーシアンに庇われてましたってプライドズタズタだろ

かわいそうに……かける言葉もねえよ

そこのガノタは今すぐにカミル・ケーシンク気持ちになってみろっていうんだよ

ミル立場になってこのときのラウダになんて声をかければいいか考えてみろっていう話だよクソどもがよ

ラウダディランザはグエルに勝手に使われてエラン4号君にボコボコにされたときしろ

ランブルリングでラウダがワンパンされたときしろ噛ませ犬ばっかで可哀想モビルスーツではあるんだわ

ファラクトもソフィのルブリスガンダム禁止決闘仕様の出力制限など無視したルール破りのモビルスーツだし

どっちも不正して高性能のMSボコられてはいるけど、晒し者みたいな酷え負けっぷりだっただろ

グエルは4号にだいぶ憎まれてるのか執拗に毟られてたし、逆にラウダはワンパン(ソフィがラウダに一切興味がないから)っていう方向性の違う尊厳破壊

世の中って、いろいろな尊厳破壊がありますよね

しかしどうして腐女子は強い弱いとか勝ち負けを徹底的に無視してメソメソして男から男への執着とホモセックス可能性のことばかり考えるのかね

ラウダがなんで可哀想かってずっとルール守って、身内も自分ルール違反者ボコられてプライドズタズタにされて耐えてきたのに

最後最後彼女意識不明説で錯乱してシュバルゼッテ乗ったのが「えっ、何?」「今それどころじゃねえんだよな~」「シンプル邪魔」「グエルディランザと盛り盛りの最新鋭機シュバルゼッテでやっと釣り合うほど兄弟で実力差あったのかよ」と言われてしまうことやろが

しか一方的にグエルに喧嘩売ったせいでもう賞賛されている兄と自意識同化することもできなくなった

メッシたから俺らマイアミ最強!」みたいな帰属意識が異常なスポーツ観戦者のように、強者自己同一化してプライド守るやり口が、もう使えないわけだわ

─3年後─と丸々スッ飛ばされたけどこの飛ばされた期間の適応や成長がラウダにとっては大変だったやろなまあメインキャラではないから丸々カットも当然の処遇ではあるが

ラウダ腐女子自己憐憫投影が強すぎるのとインドア文化部の発想の限界のせいでキャラクターの心情エミュレートフルスロットルで大失敗しとると思うわ

とにかくラウダを正確に可哀想がれ、ガノタはラウダの可哀想さを理解して同情しろ二度とラウダ叩くな(後方腕組理解者面)

anond:20231010034423

anond:20231010204339

>「グエルは最高、それに比べてシャディクやラウダは最低」

 

別にグエルは嫌いではないし実際かっこいいキャラだと思うが、こういう感想を見るたびに

「そりゃあグエルは尺を使って活躍シーンやかっこいいシーンを描いてもらったからな」と冷めた目で見てしまう。

スレッタよりもグエルの方が主人公らしい」という感想にしてもそう。

例えば15話なんて、グエルはもう他に充分良いシーンをもらっているのだから

それこそシャディクやラウダ、スレッタのフォロー時間を使った方が良かったんではないか

それをしなかったことで、結果的に他のキャラを下げてグエルを持ち上げる構図になってしまっている。

グエルというキャラが悪い訳ではなく、こればかりは脚本監督の配分ミスかと。

anond:20231010175459

禪院直哉みたいな振り切った嫌な奴すぎて笑えるレベルではなくガチアンチつく感じの嫌さなんだよなラウダとシャディクの描き方

水星魔女毒親経済格差をバズネタとして使った

スレッタとグエルの毒親受容

スレッタはプロペラにとって、ナディムとの間にできた第一である大事エリクトの世界を作るための鍵・道具となる

リプリチャイルド(つまりエリクトのクローンオルガノイドアーカイブだの、SF設定の説明省くのやめろ)だったわけだが、

スレッタはプロペラ所業積極的肯定して同居エンディングだった。何もツッコミを入れず全肯定したわけだ。

また、グエルもヴィムに結婚相手勝手に決められ、決闘に勝てなければ平手打ちされ、

指示に従わなければ住むところを奪われ退学させられるという経済虐待を受けていたわけだが、

事故父親を殺した自分を責め、父親との対話から逃げた自分を責め(対話を拒絶していたのは父親のほうだが…)、

ヴィムの短所について事実陳列したシャディクに怒り、父親の遺した会社を守るエンディングだった。

プロペラとヴィムの問題についてツッコミが入らず、毒親重力から離れるキャラクターが不在のまま終わったのには、悪い意味で非常に驚いた。

正直、バズりやす毒親ネタを、視聴者の興味を引くフックとして利用したようにしか思えない。

毒親をどう受容するか」という物語にしたって、被虐待の落ち込み状態から肯定状態ワープしており、間の説明がないのである

そして比較的良い養親をしていた(シャディクに対してもっと子供らしくしても良いと言っていた)サリウスは、

シャディクに利用されて裏切られ煽られる。血縁を賛美して養子を貶したかったのだろうか。

 

ウテナ要素の中途半端サンプリング

ミオリネはデリングに文句を言っていたので、ホルダー結婚制度トロフィー扱いを否定するのかと思っていた。

しかしホルダーになるための戦いに挑まないシャディクに対して不満を抱き、

2期では「意味不明なフェンシングによりホルダーの白制服に戻ったスレッタ」をミオリネは受け入れた。

これはシャディクが決闘しなかったから振られた、決闘に負けたから振られた、というホルダー制度追認なのか?

結局、ミオリネにとってグエルはタイプではなく、シャディクかスレッタなら好みであり、

「好みの人間が勝てばOK」という、父親のホルダー制度追認と個人的好き嫌いの良いところ取りをしたように見える。

これが初期のウテナオマージュに対する中途半端なアンサーになっており、

ミオリネを同性をエンパワメントする女性キャラとして描き切れず、強い言葉でむやみに他人非難するだけの半端者にしてしまった。

 

まれが貧しいほうが泣き寝入り

プロペラによるクインハーバーアーシアン大量虐殺について、

地球まれ戦災孤児シャディクが罪を被るという謎のエンディングを迎えた。

また、スレッタの初恋は4号だったはずだが、4号がペイル社CEO消耗品扱いされて死んでいったことについて

5号から聞かされて知ったあとも、スレッタは主体的アクションを全く起こさないまま終わった。

強化人士を研究のための消耗品扱いして死なせていくのはアド・ステラ世界では罪にならないのだろうか?

5号もスレッタも4号の末路を知りながら「何もしなかった」ためにCEOらはシャバに放流されていると考えるのが自然だろう。

連絡係として使われたニカが自首して服役、地球寮を殺しかけたラウダは無罪

シャディクがプロペラの罪まで被って服役、強化人士を殺していたペイル社CEOは呑気にお茶しており無罪

未来に進むための清算適当すぎやしないか

 

シャディクとラウダが視聴者に叩かれ、御曹司が持ち上げられるグロテスク

シャディクとシャディガールズの過去編はストーリー絶対必要だったと思うが、やらなかったことが不思議で仕方ない。

シャディクのような子供たちを犠牲にした金で育ったグエル(もっとも本人はそれを知らされていなかったのだが)が褒めそやされ、シャディクが批判されるというグロテスク光景が生まれしまった。

現実を知らなかったグエルやミオリネに罪はあるか否かという議論が生まれることにこそ作品の意義があると思うのだが…

「グエルは最高、それに比べてシャディクやラウダは最低」というような感想に対して反論する材料が本編内に不足しているのは、作品として深みがなく失敗ではないか?と思う。

https://anond.hatelabo.jp/20231010204339

この投稿に完全に同意する。

 

水星脚本批判者が「同性愛差別者」と叩かれるノリ

水星魔女について納得できない点をツイートすると「同性婚に反対している差別主義者」「保守右翼」「日本会議」と断定されたり、

エラスレ・グエスレ・シャディミオなどのカップリング二次創作を作ったり読んだりしていたのに

そうした性愛関係妄想が本編に否定されてアンチ化したのだろうと断定され、引用RTスクショ集団攻撃を受ける状態になっていた。

実際、支離滅裂な本編批判ツイートを見かけてbioを見るとやれグエスレだのラウグエだのと書かれていたから、

水星魔女批判者の一定数は「ただ本編が思ったとおりのカップリングにならずにキレている恋愛依存症のカプ厨である」というのは事実だろう。

しか批判者の全員がカプ厨であるというのは、まったくもって事実ではない。

最近になってようやく「カプ厨目線ではない批判」が可能になった。

それくらい水星魔女視聴者界隈はスレミオだの、グエスレだの、ラウグエだのによって荒らされていた。

毒親トロフィー扱いされた女性の自立、経済格差・一方的搾取構造差別といったテーマが、

「バズネタ」として表面的に取り扱われ、着地についてはろくな説明もなく放り投げられた作品から

居着いたのは結局、絵に性欲を抱いているカップリング厨ばかりだった。

 

https://anond.hatelabo.jp/20231010034423

anond:20231011114521

中途半端に触れるくらいなら最初から取り扱わない方がよっぽど全体のクオリティは上がったんじゃないか

シャディクを深堀りしろよりもこっちのほうに同感かな

大人向けガンダムにするには1期の前半のノリが子供向け過ぎたと思うし、シャディクだけ解像度を上げても総裁選大人が出てこない茶番感などが一層ひどくなる

テーマを絞って子供向けに徹したほうがよかった

anond:20231010175459

シャディクの過去思想ちゃんと掘り下げればシャディ主人公作品作れるくらいおもしろキャラクターだったと思うから水星魔女本編での扱いは本当に残念

シャディクまわりのストーリーって掘り下げれば掘り下げるほど作品トーンが子ども向けから離れるし万人受けする話ではないんだろうけど

中途半端に触れるくらいなら最初から取り扱わない方がよっぽど全体のクオリティは上がったんじゃないか?と思わなくもない

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