「アンダーグラウンド」を含む日記 RSS

はてなキーワード: アンダーグラウンドとは

2012-09-26

http://anond.hatelabo.jp/20120926180604

それ系の投稿者は地道に活動してるわけで「なりすまし」でも「日本国民でなく市民を名乗ってても」別に構わない

問題なのは実名」で暴力的でアンダーグラウンド人達に反対を表明したら、ナイフで刺される恐れが高いってこと

今日ニュースになっていたけど

誰かと意見が対立してるとき取り巻きや観衆が興奮して、脅しをかけたりしてくることネットではよく見かける

プロレスで観客が興奮して凶器を持ってロープの中に乱入してくるようなもの

圧力をかけたり脅迫を好むような暴力的な政治活動家(右でも左でも)」に目を付けられたら厄介

から匿名」で話せる「増田」は本当に大事場所

安全性を考えるならネットで「実名」なんてとんでもない ネットサバンナ

2012-05-31

クラブで守りたいものは何? 深夜営業? 病院近くで狭い部屋で営業?

今北産業

<<追記>>

http://anond.hatelabo.jp/20120531172034

確かに長い。

なので三行にしてみた。詳しくは読んでね

長い三行になってしまったが要約苦手なんだ。許してくれ。

<<追記の2>>

クラブ経営者を悪く言う陰謀論は違うだろうと言う意見

http://anond.hatelabo.jp/20120531192942

を受けて続き的なものを書いてみました

http://anond.hatelabo.jp/20120531212719

以下本文

http://anond.hatelabo.jp/20120531114646

こう言う文脈でクラブを擁護している人はたくさんいるんだけどさ、クラブの問題はそんなところには無いと思うんだよ。結局は

しかないと思うんだけどどうか。

にも関わらずここに行かず、クラブ文化がとかダンス規制するなとか、言う妙な押し問答になってるのは、実体を深く宣伝せずに文化という看板で押し切ろうとしている人々がいるためではないのかな。

「これは文化だ!」と主張しただけで規制法律が動いたらそんなの規制意味が無いよ

一部のクソ野郎や宗教上の理由がある人間を除けばさ、クラブ文化の否定なんて誰もしてないわけだよ。音楽ダンスを禁止しようとしている人はいない。まずそこを無駄に強調されすぎていてさ、そこから話が繋がってないと思う訳よ。

一方「奴らはクラブ文化を根絶やしにしようとしている」という藁人形を仕立て上げて、その背景にある細かな規制の是非に議論を及ぼさずに規制を逃れようとしている輩は存在する、それが今の現状だとおもうわけ。

風俗営業法ってのは、規制するための法律という性質もあるけど、

と言うもの対して全面禁止するのでは無く、ルールを作った上で許可するための法律だとも言えるわけだよ。そこにはもちろんアンダーグラウンドに潜られても困るから、合法化することである程度管理しましょう、と言う意図だってあるだろうが、文化文化として、あるいは人の業を業として存在するものとして一律に正論だけを採用して壊されないようにするためにあるわけ。

日本にも、若者文化規制推進組織として巨大な勢力を誇り、その権力を存分に振るう悪の組織PTAさらにその中でも原理主義的行動を取る過激派などがあって、奴らは隙あらば規制を強化しようとする。彼らの言う通りにしていては全てがおかしな方向に言ってしまう。それらに対して「ほおら規制はしていますよ」と言うために存在する、と言う言い方もできるわけさ。風営法の条文を眺めると直接的に全面規制をせず、しかし象徴的な表現になると濫用されかねないので、象徴表現は使わず定量的に計れる面積や要件を具体的に挙げているあたり、しっかり配慮してがんばってやっている事が分かると思う。

からルールを守っている所を守るために、ルール違反は厳しく取り締まる必要がある、ルール違反を見逃していては全体を守ることができない。そう言う性質もあるわけだよ。

こう言う話に対してそこで文化などという一本槍で、現在保護されている権利について語らず法律が古いと言う根拠で規制撤廃を求め、それが通っちゃったらまさに道理が引っ込む事になる。

それを言ったら花魁文化とか衆道とかどーなったのって話になるわけでしょ?

クラブ風営法規制から外してくれと主張するために必要な事は何か

クラブの問題は結局

になるんじゃないのと先ほど書いたけれど、ここでひとつ規制全否定として分かり易く風営法規制を受け入れるか否か」であくまでも「クラブ風営法適用範囲外でなければならない」という主張をするとしてみましょう

するとそういう主張のために、何が必要になるかと言えば、

等、規制は本当に必要無いんですよ、と言えるだけの根拠だ。ここで「この法律が作られた当時は売買春の防止を目的としていた」などと今この法律規制によって守られている対象に対して規制を撤廃しても良いかどうかと言った「今」無視して強弁するような話はしても意味が無い

一方今の規制反対論で聞こえる主張は…

今回の規制反対論はこれに対して

と言う程度の反応しか聞こえてこない。これは違うと思うね正直。

規制する時は、規制する側が規制の根拠を示さなければならない、と言う事になるけれど、規制当局はそれを問われれば、自前のデータベースから、ごっそりクラブ絡みの犯罪をずらずらと並べることができるだろう。そしてこう言う「規制が無ければもっと犯罪は多かったはずですよ」。既成事実歴史というのはそれだけで根拠になり得えてしまう。どんなことでも現状があるのだから今よりも悪くならないと言う事を認めさせなければならない。いま、ここにある現状が何よりも根拠になっているのだから

個人的な感覚風営法適用除外しろ」は正攻法では無理では

個人的には、だが、この文脈で単純に風営法規制から外せと主張して通るとは思えないと思っている。例えば

この三つ、全部揃えるの無理でしょう?

犯罪件数は一般の飲み屋と変わらんと主張する(これは一旦停止違反スピード違反よりマシだと主張するみたいで筋が悪いがしょうが無い)ことで何とかなるかも知れないというイメージはある。(実際統計分からんけれど)だがホールの広さは狭くてもいいってのは個室に繋がり管理者が管理しにくくなり犯罪発見や抑止的に問題がある等の理由からだし、住宅街や病院の近くに作ってよいなんて事は単純には無理だよな。

まぁ署名の中心になっているWebですら

http://www.letsdance.jp/q_a/

こんな事しか言えてないのだから、こう言う主張が中心になるのは仕方が無いと思うが、落としどころとしては現在法律によって保護・抑止されている部分に対する配慮が無い時点でそのまま通るわけもないよな。(特にカラオケボックスは対象外なのにって論法は酷い。本当に法律家が絡んでるのか疑うレベル)ありえるとしたら大量に集めた署名を「あなた法改正に賛同したらこれだけの人間あなた投票しますよ」とすり替え政治家を動かすといった寝技だがそこまでやれるのかはわからん

余談「非実在青少年規制問題」との対比

よくクラブ風営法規制論について「非実在青少年問題」と対比されるが、非実在青少年の問題のときはこれらに対して

と言った主張が行われている。ここに加えて「サブカルチャー文化に多大な影響をあたる」と言われていた。

これらは外国統計なども駆使されていて、主張の中できちんと理論的な整合性がとれていた。

それに対して今回の件、署名の中心となっているサイト

http://www.letsdance.jp/

を眺めても、全くそう言う話が出てこない。

何でもかんでも文化の否定と言われれば同一視ししたくもなるけれどさ、正直主張の内容と状況はかなり違うと思う。

またここで警察批判をしても始まらない。日本警察は、警察は良くも悪くも忠実な人々なので。

ではどうすればいいのさ、と言う前に、風営法クラブの現状を少し整理

風営法をいろいろと調べていくと、許可取得の観点で一番問題になっている要件って、24時以降営業でもなんでもなくてさ、これ

大抵これで引っかかる事になっているみたい。

今回の問題に絡んだ主張ではなく、各地で風営法営業許可の取得業務を行っている行政書士事務所などのFAQとか、そう言う所を読むとここが問題になっている。24時以降営業の許可不許可なんて、最悪そういう風に営業しますと言えば通るのであってそれが問題だったらもっと簡単に風営法の営業許可が取得できているはずなのよ。潰されるよりはマシだから24時以降の営業をあきらめて、まずは指導に従って営業許可を取ります。そのあと署名活動をして法改正を求めますとかそうと言う選択肢を通り過ぎていきなり廃業にと言う話になっているのはこの辺りに要因がある。

営業地域の限定について。

どこかで問題になって摘発されたケースでは、近くに病院があったために風営法営業許可が取れなかったそうだ。しかしこれはクラブ規制反対派からは「病院が近くにあったっていいんだ!」と言う方向で反論が上がっているのを見たことが無いが、どこかのサイトで「近くに病院があったためどうしても風営法許可が取れなかったそうだ」といった記述を見た。病院の近く出なかったら取得する気はあったとも読める。また、ここでは想像しか無いが病院から医療活動に支障があるといった苦情が出た可能性がある。(警察は誰の苦情で動いたか、と言った事は苦情を言った人間保護するために具体的には明かさないのが普通

床面積など建物構造規制について。

床面積規制は要するに、個室になって従業員が預かり知らないところで犯罪行為などが行われると問題であるため、大きな見通しのきく広い部屋でやれ、と言うところで間接的に犯罪抑止効果を狙って規制している。これを規制されると小さいクラブなどは同じ場所で許可を取ることはできないと言われる。確かにワンフロア66平米は普通商業雑居ビルじゃなかなか確保できる広さではないな。

よく話題になる「24時以降営業許可」を勝ち取っても、この最大の障害を排除しないと意味が無い。(にも関わらず「あなた趣味24時以降規制されたらどう思いますか」等と言う明後日の方向の主張ばかり繰り返す奴が後を絶たない)

ちなみにそれ以外に

といった規制があるがまぁそれは特に問題にならないだろう。

規制猶予期間

それから、整理の上で大事な事がもう一点。

この規制は実は古くからあった。あったがずーっとお目こぼしの状態だったわけだ。ただし摘発はされないだけで指導などは行われていた。

それがついに許容できる範囲を超えたと言う事で、今回規制が始まった。そうしたら今ダンス規制されたかのように騒ぎ始めていると言うわけだ。クラブ文化日本で生まれてから30年以上といわれる。しか規制規制に反対する側が「明治のころに売春防止で作られた」と言っているとおり古くから存在する。猶予期間はそのあいだ十分にあったと言ってもよいのでは無いかな。

似たような事で、この文脈ならば多少たりとも言える事は「警察が摘発してこなかったのだからずっと合法だと思ってたのに急に規制するなんて酷い。きちんと期限区切って猶予してよ」というぐらいかと思う。

結局「別の規制自主規制はしてもいいか風営法から外せ」「風営法の営業許可要件を緩和してくれ」と主張するしか無い

結局どこを死守したいかによって話は違ってくる。

いろいろな主張を見るに多くの人々は「クラブ文化を守る」という点になっていると理解している。

であれば、

この2つは別にこれがあるからと言ってクラブ文化は守れなくなると言う訳では無かろうと思うのだがどうか。今から1ミリでも変質したくないのだ、と言う気持ちは分からなくも無いが今法律によって保護されている部分を蔑ろにしてよいわけでもない。

後は多く問題にされる営業時間規制24時以降の営業が文化に影響しているのであれば、その上で、24時以降の営業を確保したいのであれば、風営法の改正を求めるか、あるいは別の規制の枠組みに移してくれと主張する。

しかしこれについて問題にするのであれば、営業時間を変えるだけで済むのであって、まずは法に適合してから後で主張すると言う事ができるのでは無いかと思うのだがどうか。

逆に、小さい部屋で無ければクラブ文化が保てないのだ、とするのならば、その面積規制を「必ず従業員を配置しなければならない」だとか「映像記録装置等を設置して、その記録を一定の期間保管しなければならない」と言った規制に置き換えてくれ、と言った主張をする。(考えにくいが)住宅地学校病院の近く出なければ駄目なのだ、とするのならば「防音防振の設備検査合格しなければならない」「敷地内には街頭を取り付け、周囲は十分な明るさを確保しなければならない」といった規制におきかえてくれ、と主張をする、事になる。

個人的には真っ先にこう言う話が上がってきてしかるべきだと思うのだが、この手の話がほとんど出てこない背景は、結局「文化という大義名分を振りかざすことで、上記2点の本質ではない部分だが経営者にとっては一番問題である部分もどさくさに紛れて規制を無くさせよう」としている用に見える。

要するにクラブ経営者といった層が、自らの商売を続けたいがために、愛好家を利用しているような構図がいまなのではないか。だから現実的な落としどころの論が出てこないのではないか

ここら辺が、愛好家の論と、そうでない人たちとの溝を生んでいるのでは無いかと思う。

2012-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20120130171302

販売者が良い顔してフォロアーを一杯作ったけどダブスタで今回減るんじゃないの?っていうのをお前は気にしてるの?

いや違うよ。

>『このゲームを実況しませんかみたいな公式ゲーム実況の依頼は去年2、3件あった。

>そういうのは断る理由があんまり思いつかなくて「アンダーグラウンドでやりたい」みたいなことを言って断っている。

自分モードでできないというのもあって、端的に言えばやりたくない。

お金企業とかそういうのが絡んでくると、どうしても視聴者の見る目が変わるから

純粋に楽しむ人が少なくなるんじゃないかなと思う 』

って言ってたニコ生の実況者が、コミケで(ゲームと無関係な)DVDを売って数百万単位お金を稼いでたことが一部で話題になってた。

これについて矛盾してるって批判してた人がいたけど、これも全然矛盾してない。

これが矛盾かどうかって話。

んで、「>純粋に楽しむ人が少なくなるんじゃないかなと思う 」という部分について、矛盾してんじゃね?って話。

2012-01-10

2chで何が起きたのか】誰でも分かる基礎からステマ騒動まとめ

オチから言ってしまうと

散々他人を攻撃してきたニュース速報板最後の攻撃先はニュース速報自分自身でした……

ニュース速報板」というのは「2ch」内にある一つの掲示板です

ニュースを扱うことになっていますが末尾にプラスのつく「ニュース速報板+」等とは違い1200円程払えば半永久的に一応誰でもスレッドが建てられることになっています

話されている内容はニュースを扱うと言ってもスレッドタイトルに沿った雑談が主です

もし2chまとめブログで何かの記事を読んだことがあればその記事の編集元は「ニュース速報板」かもしれません

2chまとめブログというのは「2ch」内から何らかのスレッドを選びそこからいくつか書き込まれたレス抽出してブログ記事にしたものです

ひとまとめに2chまとめブログと言ってもジャンルや特色があり、アニメに特化したブログゲームに特化したブログと様々です

もちろん何を扱っていても基本は「2chから転載で成り立っています

これらのサイトは数年前からありますが年を経る毎にアクセス数は増え大手と言われるサイトでは一日のPVが100万、1ヶ月で1億を超えるサイトもあります

最近はまったく関係のない場所でもその名前が出てくるのでまったく見ないという人でもその存在は知っていると思います

この2chまとめブログですが、その全てが個人によって運営されています

企業が参入してこないのはなぜでしょうか?

理由はコンプライアンス違反の可能性が濃厚だからです、法律的にグレーもしくは真っ黒ということですね

2ch」に書き込まれた内容にはそのそれぞれに著作権があります - 『平成13年(ワ)第22066号著作権侵害差止等請求事件』

まとめブログはそれを引用範疇を超えて転載しているので著作権者に訴えられれば著作権侵害となります

しかし、その著作権者が誰かと言うと「2ch」です

これは「2ch」への書き込み時に利用者は著作権移譲の規約同意させられているからです

電車男騒動の際までは著作権自体は利用者にあったのですが騒動を期に規約が今の形へと変わりました

2chというサイトは元管理人ひろゆき訴訟対策のためシンガポールペーパーカンパニーを作るくらいに訴えられることはよくあります

逆に訴えることはまずないという少しアンダーグラウンド場所です

著作権侵害というのは親告罪ですので著作権者自身に訴えられるまではセーフです

まり2ch」をまとめたブログというのは実質的には永久にセーフというわけです

利用者→2chまとめブログという云わば著作権ロンダリングビジネスモデルによって成り立っているといえます

そんなまとめブログですが当の「2ch」利用者には快く思っていない人も多くいます

特に転載される頻度の高い「ニュース速報板」の利用者は自分たちの書き込みが無断で利用、転載されているにも関わらず

自分たちには1銭の報酬もなく、まとめブログ管理人には(アフィリエイトによって)月数万~数百万の報酬があるというのですから日々鬱憤が溜まっているという状況でした

この鬱憤が爆発したことは過去にもありました

それが2007年コピペブログ騒動です、これは結果的に「2ch」利用者の敗北に終わりました

この時「ニュース速報板」利用者の多くがアフィリエイトブログ2chまとめブログ)への転載を禁止にしろと言いましたが

管理人ひろゆきはそれに応じず代わりに新しい掲示板を「2ch」内に作りました

それが「ニュース速報板嫌儲)」という転載禁止を謳った掲示板です

この掲示板内の書き込みはルールによってアフィリエイトブログ2chまとめブログ)への転載が禁止されています

2007年の騒動では結局一部の利用者が「ニュース速報板嫌儲)」に移り大半が「ニュース速報板」残って終結しました

それから月日が立ち丁度4年後の2011年12月、一つの騒動が起きました

シャフト」というアニメ制作会社公式サイト内に「やらおん」という2chまとめブログ報酬を得ることになるアフィリエイトURLが使われていたというのが事の発端です

これは通常考えられないことですので「ニュース速報板」では大きな騒ぎとなり

これはステルスマーケティング関係しているのではないか、とまことしやかに囁かれました

それからステマという省略型が使われるようになり「ニュース速報板」全体がその単語で埋め尽くされるまでにあまり時間は掛かりませんでした

この騒動でこれを「ニュース速報板からアフィリエイトブログ2chまとめブログ)を排除する好機と考えた利用者は「2ch」運営に「ニュース速報板」のルール転載禁止に変更するよう嘆願しま

しか却下され、これ以上の運動は何をしても無駄だと悟った「ニュース速報板」利用者は1/9 0:00をもって既にルールとして転載禁止のある「ニュース速報板嫌儲)」へその多くが移住しました

現在ニュース速報板」は移住を促す文句とアフィリエイトブログ2chまとめブログ)への転載邪魔する文句で埋め尽くされておりまともに機能していません



以上がことのあらましですが一つ一つをもう少し詳しく説明しますと

 

まず多くの人が誤解しているであろうことに"ステマ連呼"があります

"ステマ連呼"とは主にニュース速報板内でところ構わずステマ連呼しまくることで、色々なバリエーションがありますが基本的には"ステマ"という文字列で構成されています

そしてこの"ステマ"という言葉ですが、これはステルスマーケティングを指す意味もありますが、むしろアフィブログ反対というような意味合いを込めた掛け声という要素が強いといえます

例えば"これはステマ"と言えば、これはアフィブログの利になるだろうと思うのでまともな発言はしないよ、というような意味となります

そのほか耳にしたことは無いかもしれませんが"効いてる、効いてる"、"余程都合が悪いようだな"等が同じ意味合いの文句としてあります

ところでなぜこのような言葉必要になってくるかというと、匿名掲示板という場所では誰がどのような考えをしているのか分から

もっと言えば味方に見えた人が敵の装いであるかもしれないということが多々あるからです

アフィブログ反対という同じ気持ちはあるにせよ匿名掲示板上では何かの流れに逆らうというのは非常に難しいことです

ここで効果的な役目を果たしたのが上記の文句でした、巨人ファン阪神ファンも取り敢えず日本がんばれ!で統一しようというわけです

今回ここまで騒動が大きくなったのは自然発生的にできた"ステマ"という合言葉が原因と功績の大部分を担っているのかもしれません

 

次に今回の2chでの騒動を殆ど、もしくはまったく知らなかったという人がいるかもしれません

普段なら祭りといわれる程の騒ぎなら大体知っていたはずなのに……と

もしそういう方がいれば、その方は普段2chまとめブログから情報を得ている方だと思います

今回の騒動は云わば反まとめブログ騒動なので当然ながら当事者まとめブログは取り上げていません

まとめブログ情報も当然ながら編集された情報だということです

そしてまとめブログが極度に嫌われた理由の一つとしてその自己都合的(恣意的)なまとめ方があります

まとめブログというのは閲覧される回数が多いほど収入が増える仕組みとなっています、いわばPV至上主義というわけです

ですからPVが稼げるトピックを好んで取り上げ、時には内容の改竄とも取られかねないまとめ方をすることが多くあります

そうしてできた記事はよりセンセーショナルコンプレックスを刺激し対立を煽るようなものとなっています

これは普段自分たちがマスゴミ揶揄してはばからない既存大手マスコミか、責任を伴っていない分それ以上に非道いやりようで、最近は問題になることも少なくありませんでした

もちろん"楽して稼いでいる"という風聞や認識が広まりその部分が妬みを買ったというのも否定できません

しかし間違えてはいけないのはアフィブログ2chまとめブログ)を嫌っている多くの人はアフィリエイトという仕組み自体を嫌っているわけではないということです

自らが産み出したテキストなどの正統な対価としてアフィリエイト広告を掲載している、例えばアルファブロガーなどに対してはアフィブログ2chまとめブログ)と同じ非難の言葉が浴びせられることはありません

 

次にニュース速報板が完全になくなるとどうなるのという疑問ですが

まず一般的2chまとめブログというものには面白系のニュースをまとめた記事が多くあるかと思います

その少なから編集元がニュース速報板です、つまりこれまでに見てきたそういう記事は減ってしまうかなくなるかもしれません

次に自分人生を語ってみたというような創作系の記事ですがその多くはVIPといわれる掲示板編集元となっています

VIPについても現在反アフィ運動が展開されていますのでもし成功すれば、同様に記事は減ってしまうかなくなるかもしれません

その他のアニメ系、ゲーム系などの記事はそれぞれに専門板といわれる掲示板群が編集元となっていますので極端な変化はないかもしれません

ちなみに2ch利用者の中には自分の立てたスレ投稿したレス大手といわれる2chまとめブログで取り上げられることがうれしいという人もいるようです

特にVIPに立てられ語られる創作系のスレッドではそういったことをモチベーションとしてやっている方がいるのも事実だと思います

映画にもなった「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」などのお話2chまとめブログがなければあれほどのムーブメントは起きなかったでしょう

2chまとめブログネット上で影響力を持つことも悪い話ばかりではないのかもしれません

 

次に今述べたまとめブログネットへの影響力についてです

具体的な数字がありませんので全て憶測になるのですが、もしも何かを広めたいときに最もコストパフォーマンスの良い方法は何か?聞かれれば

自信を持ってニュース速報スレッドを立てることだ答えられるかと思います

ニュース速報板スレッドを立てる対価は極限まで薄めればタダです、しかし一度立ててしまえば無数にあるまとめブログあの手この手を使って宣伝してくれることでしょう

もちろん取り上げられやすい話題などはありますが上で述べたような一定の傾向を抑えれば簡単に受けるトピックの作り方ができるともいえます

企業組織的にニュース速報板ステルスマーケティング実践しているというような陰謀論じみたことはにわかには信じられませんが

例えば自分担当しているプロジェクトや商品について簡単に知名度を上げたければ、その個人がニュース速報板を使うということは少し想像力を働かせてみれば十分に考えられることだと思います

一度手を離れた情報がどのような伝わり方をするかが分からないというリスクはあるものの、それに見合うだけのコストパフォーマンスの良さがあるのでないでしょうか

そういった意味ニュース速報板2chまとめブログラインはかなりの影響力を持った媒体だったのではないかと思います

 

次にニュー速から嫌儲への利用者の移動についてです

これは現在成功しつつあり今後も成功するのか、それとも何かあり失敗に終わるのかまだ予断を許す状況ではありませんが

成功し掛けているという点のみで十分に凄いことであると思います

ニュー速民といっても一つの意志をもった個体ではありませんし、何と言ってもリーダーのような存在がいませんので往々にしてその行動が一つにまとまるということはありません

それが今回は自分たちの住処となる板を移動するという相当難しいと思われる事をやってのけました

当事者でない方にこの難しさを伝えるのは簡単なことではありませんがとにかく凄いことだといえるかと思います

上で記したように"ステマ"という合言葉で反アフィの土壌がかなり固められていたことも大きな理由の一つかもしれません

ちなみにニュー速嫌儲への移動までには色々と紆余曲折がありました

その多くは真偽不明の疑惑で、例えばニュー速スレッドを立てている人はアフィリエイト側の人間で金銭を受け取っているであるとか

ニュー速企業ステルスマーケティングの会場となっており、2ch自体がその業務を請け負っているというようなものまでありました

特に2chの運営自体がアフィブログ側の人間であるというような疑いはある種の絶望を産むこととなり、もう移動しかない……という諦観した行動原理を呼び起こす要因ともなりました

更に詳しい経緯についてですが、正直発端となったアニメ制作会社シャフト」云々についてはあまり関係がないかもしれません

日頃溜まっていた何かが一気に噴出した結果であると思います

追記

amazonアフィリエイトURLが混入したことについて、「通常考えられないこと」と書いたのはそのURLが元サイトやらおん」でも一度も使われていなかった、存在しなかったURLである

ということからこのように表現しました、しかし使われていたという情報も見たことがあり真偽は分かりません(←デマ(URL存在した)らしいです、申し訳ありません)

・このまとめについてはできる限り内輪ネタにならないよう気をつけて書いたつもりですが、それ故細かい経緯、特になぜそこまでアフィブログが心情的な部分で嫌われたのかや

1週間余りの攻防ともいえるような2ch内でやり取りについて記せていないので、より詳しい方にとっては色々と不満があるかと思います

加えて、書いた人間アフィブログ憎しという側の人間ですので、中立的な立場の方が読んでも不快にならぬよう心理的にかなりのバイアスを自らかけ、アフィブログにも配慮して書こうとした部分があるのも事実です

前者後者踏まえて読んでいただければと思います

・なぜ自分たちの住処を移動するまでになったのか少し補足しますと、原因の一つとしていわゆる右翼左翼嫌韓などの対立が意図的に誘導されたものだったのではないかという疑惑があります

スレッドを立てる人というのは限られていますので、彼等がまとめブログの運営者に近い人物であったり、その彼等が刺激的なタイトルで対立構造を煽っていた、というのはない話ではありませんし

事実として一部のスレ立て人アフィブログの運営者であることを公言しています2ch匿名ですからスレ立て以外の通常の書き込みでさえもそうした疑惑に駆られてしまい疑いだすとキリがありません

もちろんそこに証拠があったわけではないのですが、ニュー速に居続け転載され続ける以上その疑念を払拭することはできないので、その心配のない嫌儲移住したというわけです

http://anond.hatelabo.jp/20120111184947この方は存じておりません

 

現在2chでは反アフィリエイトブログ運動が続いており「ニュース速報板vip)」などにも飛び火しています

今後どうなるのかは分かりません、「ニュース速報板」は2ch内では規模の大きい板ですが仮に完全消滅したとしても2chまとめブログへの影響は限定的かもしれません

しか2ch情報を何らかの形でまとめたサイトというのは無数にありますからどこかに変化があるかもしれません

いずれにしても予測の域をでませんので今後の経過を見てほしいを思います

しかし古くはネットイナゴといわれ

匿名という武器と数の暴力という二つの力で祭りと称して個人の情報を暴いては嬉々としていた、いわばネット上の迷惑集団総本山とも言えるようなニュー速

最後の攻撃先が自分たち自身というのはよくできてるようにも思えます

自分たちのコミュニティの閉鎖を最も望んでいるのが自分たち自身というのも珍しいですね




最後


















ざまああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

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2011-05-21

世界は私の形を変え、私は世界の形を変える。

キメこな問題についてのツイートのまとめを見た。

http://togetter.com/li/138228



いつか来ると予測されていた問題がついに表面化。

しかしこれは梅ラボ本人一人が気分的に凹むということ以外は実害がなくてよかった。

災難だったね、としか言いようがない。

そして※欄の予想通りすぎる人格攻撃っぷりは、見てて少し虚しくなった。



ふたばという「歪な形で維持し続けられる楽園」の脆さを住人自体がいまだに把握できてない。

そんな場所の住人であるということがアイデンティティと不可分レベルに融合してしまった多くの

としあき」たちにとってどうしたって不快であり、許しがたい行為だということは分かるが、

前提として招待制SNSでもなんでもなく「匿名掲示板」なんだから誰もがやってきてしまう、

ということはシステム上仕方ないのに彼らは「この中のルールを守ることで新参の訪問は最小限に抑えられる」

という幻想を持っている。まるで「9条さえ守っていれば戦争は起こらない」と信じる9条信者のようだ。

「外」の人間はそのルールを知らないし、意に介することさえないかもしれないのに。

今回の件は若干違うか。例えが悪い上に無駄ツッコミどころになったかもしれない。どう違うかは後述する。



ふたばはある意味、かつてのアンダーグラウンド掲示板文化の匂いを残したまま現在まで存続しているという

ちょっと珍しいサイトだが、哀しいかなシステム上でなんらかの方策を講じているわけではなWeb上に

置かれたものは大概がフラットに消費される可能性を抱えている。それを作った人間の快・不快という感情的

問題とは別個に。アンダーグラウンド、という領域が存在し得たのはGoogle以前でしかないだろう。

検索エンジンが未発達な時期には確かに「見つかりにくい領域」はあった。もう、昔の話だ。



ふたばが2chと違ってちょっと面倒なのは、「としあき」という名に仮託された奇妙な選民意識の

存在がある。だが、梅ラボ自身もブログで「2年ROMってた」ということを表明している。

ふたば文化についても一定の理解はしていたのだろう。

古参住人にとってはその理解はまったく足りないものに映ったのだろうとしても)

だが、作品として組み込みたくなってしまった。

不定形匿名人格の一部」である自分立ち位置と自らの「表現欲求」やどうにも抑えようのない「作家性」

(「人のもんの貼りあわせだけで何が作家だ」とかい意見もあるだろうがそこはひとまずおいといて)

の間で引き裂かれ、今回の件で梅ラボは苦しんでいる。かつて同人誌カオス*ラウンジファンブック」にて

仲山ひふみに「著作権問題が発生したらどうなるのか」という問題提起があったので、冒頭の一言

あるわけなんだが、感情的な「許す」「許さない」の問題はもうどうしようもないんだろうと思う。

少なく見積もっても1000の意見が表明された。それが1000人なのか一人なのかということも実際のところ

からない。まあTogetter見てる分には流石に一人ではないだろうということは分かるが、ふたばスレでの

「文句言ってる人間の総数」なんて簡単にはわからない。

そして多くの人間がいればその構成員の「許容の基準」だってバラバラだろう。もうこれは仕方がない。

だが、「絶対許さない」とか言ってる人間だって別になにかできるわけではないのだ。

それに、時間が経てば忘れられる。「絶対許さない」とか言ってる人間だってずっとこの件だけを

考えつづけることはできないだろう。出来るような人はちょっと常人離れしたなにかである

それはそれである意味すごい。もしかした現人神「絶対許早苗」かもしれないwww

うむ、早苗さんに許してもらえないのは東方である梅ラボにはキツいなー。



冗談はさておき。



結局のとこ諸行無常、ってね。不変なものってのはなくて物事は相互に影響しあう。

水の上に油をたらす。油の粒は水の力によってその形を変える。しかし逆に見れば

油が垂れてきたことで水全体の形も変わったと言える。ネット上の出来事も基本的には

大して変わらない。ちょっと私見になってしまうが「キメこな」はともかく海外での

「Moetron」の成長において梅ラボの作品の特徴が全く影響がなかった、というのは

ちょっと考えにくいのだ。多くの作品で「いくつかの別のキャラの顔のパーツをひとつ

であるかのように構成した構造が見られる。梅ラボの作品はTumblrなどを通して

かなりの拡散をしており、カオスラウンジはよくも悪くもそれなりに一部で目立つ存在

なっていた。それに刺激された4Chanの人間が「Moetron」と梅ラボ作品に共通するエッセンス

感じ取ったということはありうると思う。もっとも、根拠がないので妄想ととらえてくれて

一向に構わないが。



文化という言葉がこの件で多く出てきた。自身のコミュニティ文化に誇りを持ち、

それを保護する姿勢わからんはないが、そんなに過剰に護らないと壊れてしまうほど

脆弱文化なのか?ふたばは、二次裏とは。そうではないのではないだろうか。



文化の担い手だと自覚するならば時々現れるこういった異端者を

「見ろ また奇妙なやつが出てきたぞ」

くらいの気持ちで興味をもって動向を捉えていればいいのではないだろうか。



キメこなは生まれてさほどの時間が経っておらず、成長途中のキャラである

からこれもまた、成長の一過程だと捉えることはできないだろうか。




なんのまとまりもないが、思いつくまま書いてみた。

異論は大いに認めたい。むしろ読みたい。

2011-03-03

http://anond.hatelabo.jp/20110303194428

先駆者ってw単なるバカじゃん。

元増田の心理で答えるけど、もっとみつからない努力をしてる人はたくさんいると思うよ?

aicezukiはそういう人らの足を引っ張っただけだと思うんだけど。

もちろんマナー違反だし許されることではないけど、それを置いといても元増田意見的外れ

事件を起こした人が先駆者なんじゃ無い。先駆者ってのはアンダーグラウンドで動く。

もっと頭を働かせろ。

2010-10-24

http://anond.hatelabo.jp/20101004204113

久々に見ました。元増田です。

みなさんトラバありがとうございます

http://anond.hatelabo.jp/20101004204113

ご指摘もっともです。

ただし勘違いされてると思うのでいっておきますが、

勝手に入り込んできて拡散して、この風潮にそろそろ嫌気がさしてきたので法的規制します?

私は警察とか国家当局ではなく、個人的にネット違法コピーマンセーの風潮が気に入らないだけの一般人です。

今までだってWarezとかCrackには関係してこなかったので、

「やるだけやっておいて嫌気がさしたから云々」という理屈は(私には)たぶん当てはまらないように思います。

そして、私は公務員でもないので法的規制できる立場にはありません。

>そこから生じる被害があるなら、各国の法律インターネットの外で対処するべきだったんだよ。

だから法律対処した方がいい、と言ってるんです。

あと、昔から使ってる人の方が偉いといわれると元も子もないですw

基本的に、違法コピー云々はやりたい奴だけがこっそりやる分にはそこまで問題ないと思ってます。

ただそれを広めたり吹聴したりする(さらにはそれで飯を食う)ような奴は大嫌い。

http://anond.hatelabo.jp/20101005204559

上の人の主張でも書きましたが、前からいる人の方が偉い、って言われると何も言い返せないわけです。

そしてこれは年功序列につながるので、社会ではいま否定され始めてる概念だと思うんです。

http://anond.hatelabo.jp/20101004204113

>罪を犯した奴が裁きを受ける。 それでいいじゃん。

罪を犯した奴を裁くのが追いつかないんですよ。

罪を犯しても裁かれない奴が多すぎなんですよ。

だから法律を変えるとかして何とかしたほうがいいんじゃないか、と言ってるんです。

>清く正しい行動規範お上に制定して貰おうなんて寒気がするわ。

法律だって国家体制だって、もうすでにお上に制定してもらってるものだと思いますが・・・

http://anond.hatelabo.jp/20101004212316

>しかし、傷つく人間が不必要に増えてしまうのは良くないと思いませんか。

同情ありがとうございます

しかし傷つく人間の話よりも、見たい奴以外を誘い込むのは良くない。とくにアンダーグラウンド世界に対しては。

やりたい奴がこっそりやれば良くて、興味ない奴に対してもことさらに勧誘したりするのはどうかと思ってます。

それが自分の興味のない映画音楽ならまだしも、いちおう社会的にも問題のある行為なのだから。

http://anond.hatelabo.jp/20101004204113

そうかもしれませんね。

というわけで、

違法コピーしてる奴は泥棒と一緒なんだから、威張るな

アングラ情報をばらまいてるやつも反社会的分子なんだから、威張るな

・それを格好いいとか思ってたくさん世の中に広めようとしてる奴(零細出版社アングラ本と、ブログ型の大手ニュースサイトが代表格)はおとなしくしろ

・やりたい奴は、こっそりと人目を忍んで勝手にやればいい。

 仲間を見つけて一緒にやるのも構わん。ただ、広めるな。

・ましてやその違法行為を批判されたときに、(自分が悪いことしてると十分分かっていながら)

「じゃあ具体的に誰がダウンロードしたか分かるの?」「アップロードした奴に言えよ」「具体的に損害が出てるという証明はありますか?」

といった屁理屈をこねるのは、筋違いもいいところ。

カスラックよりも文化庁よりも、違法ダウンロードアップロードしてる奴が一番のアーティストの敵。

そのやり方を広めたり場所を提供したりしてる奴も、そいつらに準ずる敵。

規制や取り締まりが追いつかず、結果としてモラルに任された現状がこうである以上、

コンテンツ発信側を制限しないと結局変わらないというのはそろそろ自明の理では。

やりたいやつはこっそりやればいい。格好悪いんだし社会に悪影響及ぼしてんだから、威張るな。

馬鹿野郎、値段が高すぎるから万引きしてんだよ!」って理屈も、中学生でしょw

ましてやそれがパンや水などの生活必需品ならともかく、音楽映画でねぇ。

2010-09-08

大人向けアメコミとKIM625ら表現規制反対派の欺瞞的問いについて 

KIM625 マンガ, アニメ, 文化 アメリカにはなぜ大人向けコミックが無いのか、なぜ日本にはあるのか。 2010/09/08

http://b.hatena.ne.jp/KIM625/20100908#bookmark-24688694

はてな表現規制反対派の重鎮KIM625のこの問い、一見素朴なギモンに思えるが違うんだよね。

表現規制反対派の間では、出来合いの答えがある。

コミックスコードによる規制のため子供向けのものしか許されなかった」という答えがそれだ。

そして日本もそうならないように規制をしてはならないと続く。

KIM625の問いはこの答えを念頭においたものだろう。だが、この表現規制批判派史観はどこまで正しいのか?


田中秀臣氏がブログで調べ続けているようにアメリカン・コミックスの不人気の主犯がコミックスコードだという説は実証的に否定されつつあるという。

コミックスコード主犯説はもはや定説ではない。


それ以前の問題がある。大人向けコミックがないというのは果たして事実なのか?

実際には、MADアート・スピーゲルマン映画にもなったロバート・クラム作品やアメリカン・スプレンダーのような先鋭的な大人向け作品の流れが、ほそぼそとながら、六十年代から続いていた。

アンダーグラウンドコミックスと呼ばれるこれらの流れは、80年代頃からスピーゲルマンが自らの父の体験と緻密な調査を元にアウシュビッツの悲劇を描いた「マウス」などのヒットにより日のあたるところに現れ、スーパーヒーローなどの商業コミックスに対向するものとして「オルタナティヴコミックス」と呼ばれるジャンルが成立する。


一方の商業コミックスだんだんと大人向け路線になり八十年代には映画化したウォッチメンなどの大人向け作品がヒット、90年代には大手コミックス社からスーパーヒーローにとらわれないやや文芸路線のmature reader向作品レーベルVertigoが現れるなどの流れが起きる。

この流れとオルタナティヴコミックスの二つの流れ、そしてスーパーヒーローなどの旧来型の流れは、未だ別々に流れているが、だんだんと中間的作品も現れ、現在ではかなり曖昧な区別しかなくなっている。


では、"旧来型"のアメコミ子供向けというのは事実なのだろうか?成熟した真っ当な大人向けと見なされていないのはたしかに事実だろう。

だが、それと実際の年齢層は別の問題だ。

なんと”アメコミ”の主要な読者はずっと昔から「男の子」ではなく「キモオタ」なのだ。

むしろコミックス業界は将来の投資のため子供コミックスを手に取らせる方策を考えているくらいだ。

田中秀臣氏推薦の『戦争はいかにマンガを変えるか』から引用しよう。

この極度にマニア層に依存した構造市場から、書店での一般読者の獲得から、書店での一般読者の獲得と映画展開などによるライセンスビジネスによって突破口を開いたのが現在グラフィックノベルブームに沸くアメリカコミックス界であるわけだが、以上からわかるようにそれ以前からすでにコミックブックは子供向けのものなどではなくなっていた。

(ながいので中略)

つまり当のアメリカ人にとってすら「コミックブック=子供向け」という神話の影響が強すぎるために、実際に子供に読まれているマンガが「マンガ」としては見えなくなってしまっているのである。(p38-39)

なお、此処でいうマンガと見なされていないが「実際に子供に読まれているマンガ」は日本マンガをさしているのではなく、ディズニーニコロデオンなどのアニメや名作文学コミカライズなどを指している。小田切氏の意見によると、ジャンプなどのマンガアメリカ市場で競合しているのはスーパーヒーローなどではなくこちらだろうと述べている。

小田切氏に従うなら、「アメリカにはなぜ大人向けコミックが無いのか、なぜ日本にはあるのか。」ではなく「アメリカにはなぜ子供向けコミックが衰退したのか、なぜ日本にでは盛況なのか。」と問うべきだ。

なぜこうも転倒した問いになるか。

それは何でも規制反対に結び付けたいという心性があるんではあにか?

こう思うのは邪推だろうか?

lisagasu 日本の名作少女漫画は繊細すぎてウケない予感…トワイライトが売れてるなら、乙女ゲームコミカライズとかのがいいんじゃ?なんにしても少年漫画以上の市場になるイメージがないんだけど 2010/09/08

24年組が受けてないというかそもそも今まで翻訳が出てなかった(出版予定)のは事実だが、従来のオルタナティヴコミックスのファン層には注目されてるようだ。

http://oharakay.com/archives/2189

2009-12-20

先日、アンダーグラウンドに一歩踏み入れたような事を書いたが、まだまだであった。更に深い世界があった。もっと精進せねば。目指せ、最奥へ。

2009-09-06

結局ビートルズって何が凄いのか

日本ビートルズは誰か、という質問にリットーミュージック社長が「フリッパーズ・ギターだ」と確言したというニュースを見たことがある。発表した曲群に駄作が1曲もない、というのがその理由だったと思うが、実は俺もそう思う。無論フリッパーズが「バンド」なのかと言われると躊躇するところがない訳ではないが、俺の主観でも、彼らの作品には駄作がない。アルバムたった3枚で解散しちゃったけど。

しかし再度「日本ビートルズは誰か」という、どうでもいい人にとっては本当にどうでもいい質問に立ち返ってみると、リットーミュージック社長さんは重要な観点に触れていないことに気づく。音楽クオリティ、これはもちろん重要だが、実はビートルズビートルズたらしめているのは、4人のキャラ立ちの凄さだ。ジョン・ポールジョージリンゴ、という4人の住み分け具合は見事だ。

例えば、ビートルズより格好いいバンドというのはいる。俺にとってはザ・クラッシュだ。特にジョー・ミック・ポールの3人が革パンで立った時の格好よさは異常。或いはビートルズより演奏が上手いバンドというのも結構いるだろう。レッド・ツェッペリンを始めとするハードロック勢やヘビメタなんかにうようよいそうだが、俺の好みでもザ・ポリスは上手かった。さらに、ビートルズより芸術的なバンドというのもいただろう。ピンク・フロイドなんかのプログレ連中もそうだろうし、最近ではレディオヘッドなんかもそれっぽいが、ブライアン・ウィルソンが神がかっていた時のビーチ・ボーイズは、俺の感覚ではビートルズよりも真に美的だったと思う。前衛的、と言い換えてもベルベットアンダーグラウンドフランク・ザッパがいる。ビートルズよりノれるバンド、などと言ったらそこかしこで手が挙がりそうだし、ビートルズより現代的なバンドは、という問いには答える必要もないぐらいだ。(余談だがローリング・ストーンズは実に興味深い立ち位置にいることに気づいた。いずれ考えてみよう)

ここで「しかしビートルズほどメンバーキャラ立ちしているバンドはいない。その意味で真の日本ビートルズはっぴいえんどYMOなのだ」なんて阿呆なことを書こうと思ってたのだが、もっと重要なことに気づいた。結局ほとんどのロックバンドビートルズの影響を受けているのだ。格好よさや上手さや芸術性など、どの特性においてもビートルズを上回るバンドは現れたのだろうが、ビートルズほど人々の支持を得て、生活様式(a way of life)に広く深く影響を与えたバンドはいない。

例えばアメリカ人ならニルバーナは凄いとか、イギリス人ならザ・スミスは素晴らしいとか、ヘビメタ好きならメタリカは偉大だとか、ヒップホップ好きならATCQ完璧だとか、歴史家ならバディ・ホリー&ザ・クリケッツの先進性はどうなんだとか、それこそカウント・ベイシー楽団は、とかそういう話にもなりそうだが、とにかくそれらを一掃できるのが「だってビートルズほど影響与えてないんじゃん?」という一言だ。

まあだから、結局ビートルズが凄い理由は、その影響力だよね。訴求力と言い換えてもいいかも。ポールメロディアスな名曲群はアジアを中心にいまだに根強い人気があるし、ジョンの野太い傑作群に対しては皮肉屋のイギリス人もいまだに評価せざるを得ない。そして多分3日後に世界中で同時発売される全作品のリマスター盤も売れるのでしょう。この人気・影響力がいつまで続くのかは、神のみぞ知るということだろうが、2009年9月の時点でビートルズより影響力を持ったバンドは出ていない。

ちなみに以上の話はあくまでバンドの話。影響力の話を持ち出すならバンドに限る必要はあまりない気もする。アメリカ人ならエルヴィスの影響力は強大だと言いたいだろうし、少なくともビートルズボブ・ディランより影響力があったという結論に素直にうなづいてはくれないだろう。個人的には、それでもビートルズはその両者より影響力を持ったと思っているが、じゃあJ.S.バッハはどうなんだと言われたら平伏するしかない。

しかしバンドと、アーティスト個人とは、何かが違うのだ。もしかするとこの違いに同意してくれる人でないと、俺の考えるビートルズの本当の凄さは共有できないのかも知れない。何が違うのかと考えてみると(考えるものでもないのかも知れないが)、結局は最初に話した4人のキャラ立ちとか、そういう話になる気がする。ジョンのソロである「イマジン」と、ポール中心とはいえ4人のバンドで作った「ヘイ・ジュード」のあいだに決定的な差異を見るのは、もしかしたら単なる思い込みかも知れない。メンバー人生ストーリー比重を置いたロマンティックすぎる見方なのかも知れない。

それでも、一人のソロアーティスト助っ人を雇って作った作品と、たとえ名義上であれ、複数のアーティスト協働して作り上げた作品を同質のものだとは考えたくない。ビートルズキャラ立ちしたソロアーティストが、ひとつの曲に対して、自らのアイデアをぶつけ合って作品を作り上げていくタイプアーティストだった。本人たちの言葉によれば、スタジオでのアイデアは誰が提案したものであれ全く公平に扱われ、有効なものであれば必ず採用されたという。特に後期、そして特にジョンとポールの間ではアイデア競争のような状態になっていたようだ。

アップルEMIの企画次第ではあるが、将来、ビートルズの人気が落ちることもありえるだろう。しかし音楽好きの間では、彼らの音楽は愛され続ける気がする。その理由が結局、ビートルズの何が凄かったかという問いに対して、自分が最も満足できる答えでもある。つまり、曲から聞き取れるアイデアの豊かさが半端じゃない、ということだ。ビートルズは結局、アイデアが凄い。

2009-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20090901171228

アンダーグラウンドという言葉イメージよりは遥かに容易に違法DL物に近づける、と言いたかっただけなんだ。

同人UPブログとかいくつあるんだってぐらい存在してるし。

元の話題とは関係なくてごめんよ。

http://anond.hatelabo.jp/20090901170353

匿名掲示板2chP2Pとかで流れてる本人の許可なしの無断uploadもの、という意味でのアンダーグラウンドって使ったんだ

 

男性向けは同人ダウンロード販売も盛んだし、サークルも積極的に利用してる印象

増田が見たのはそれのどれかかもな

http://anond.hatelabo.jp/20090901163156

全部upはさすがに違法だからアンダーグラウンドでしかやられてないけど

コミケサンクリでこんな本買ったぜー内容はこんな感じだぜーってデジカメで取った写真をup、とかなら

創作・2次/エロ健全、問わずやられてるよ

不快に思うサークル宣伝になってると思うサークル、は人それぞれだけど

 

そういえば女性向けってそういうのやらないなぁ

せいぜい、こんなにたくさん買っちゃいましたって、表紙隠して平積みの状態で見せるくらいだな

2009-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20090811010311

すげえwそんなキモオタがまだ存在するんだなww

そういう意味ではアニオタ系のキモオタは表に出てきすぎだよな。

そいつらくらいのレベルアンダーグラウンドに隠れてるべきだ。

そうすりゃ別に叩かれもせず好きなように二次元を愛でてられるだろう。

2009-06-29

貧困からの脱出方法

子ども貧困日本の不公平を考える

http://www.amazon.co.jp/子ども貧困日本の不公平を考える-岩波新書-阿部-彩/dp/4004311578

 

貧困拡大を政府が進める唯一の先進国日本

http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10289000426.html

 

貧乏人の子供は必ず貧乏になり、そこから脱出するチャンスさえ奪われているというのがわかった。貧乏スパイラル呪いみたいなもの。

このスパイラルから脱出する為の手法について、何か無いか検討してみた。

 

1. 臓器売買

詳しくは無いが、腎臓は片方、肝臓は数割無くてもなんとかなると聞いた。

体だけは頑健な貧乏な方は、一発逆転なチャンスをつかむ事が出来るのではないだろうか。

またこれはアンダーグラウンドな仕組みでは無く、正規の手段として政府が用意すれば、売る側も買う側も安心だ。

日本お金持ちは中国死刑囚の臓器より、日本人のものを欲しがり、高値落札するだろう。

 

2. 売春

上記臓器売買を書いていて思ったが、若い女は臓物を売らなくても売春をすればいい。

自らの身を鬻ぐも良し、子を儲けそれを売るも良し。もしかしたら香港の大金持ちが、観賞用に買ってくれるかもしれない。

この場合やはり公的な組織で取り扱わないと、色々問題も発生する。鬻ぐ側も大樹の陰なら安心だろう。

 

 

 

無理か。貧乏人は貧乏に苦労して貧乏のまま死ね

2009-05-31

ネットによりレベルが格段に上がった

18禁小説というものは、昔からあった。

俺は、父親が本棚の奥に隠していた18禁小説で、性の知識を得た。それを読むまで、正直なところセックス意味が判らなかった。

というワケで、俺は40年ほど前の18禁小説から、つい最近までの18禁小説まで、かなりの範囲の18禁小説を読んでいる。

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18禁小説存在特筆すべきは、フランス書院ナポレオン文庫だろう。

それまでおたく18禁小説を手に入れる手段は、主にコミケだった。アニメキャラが犯される小説コミケでのみ売っていた。そういう時期がかつてあった。

その、おたくとはかけ離れた存在だった18禁小説の分野に、ライトノベルを取り入れたのがナポレオン文庫だ。

試みは面白かった。

現代オカルトファンタジーSFなどなど、その当時のオタクが大好きな分野の18禁小説だ。

その当時、ライトノベル大家が小金を稼ぐ為に別名でナポレオン文庫執筆していた事が明らかになったりした。

しかしその実態は、編集のやる気が全く無く、作家の熱意だけで動いていたような感じだった。人気はあったものの、ナポレオン文庫中途半端な終わり方をしてしまう。

# この辺りの詳しい話は、雑波業がどこかのインタビューで記事にしていたはずだし、実は俺もナポレオン文庫に投稿してたので、編集の酷さは実際に会って感じた事である

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それ以来、おたくエロ小説を読むようになった。

しかし、実のところ、ライトノベルにも延滞期があったように、18禁小説も、しばらく「ずーっと同じようなものばかり」が書かれる時期があった。

何しろ存在アンダーグラウンド的なものなので、表立った批評なんぞされないし、前述の通り、作家を成長させるべき編集もやる気が無い。

なので、実際のところ、ライトノベル的手法だけが進化していった。

やれSFの巧妙さだの、設定の緻密さだの、キャラの魅力だの、18禁小説としては本筋ではない部分ばかりが成長していったのだ。

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今、おたく向けの18禁小説といえば「二次元ドリーム文庫」が代表だが、それも今までの話の延長上の路線を歩んでいる。

ただし「主人公が必ず格闘技術を身につけた少女であり、ものすごい乱交レイプされた挙句、最後には必ず大逆転して笑顔で終了」というものすごい縛りがあるのだが……(それゆえ「二次元ドリームエンド」なる言葉が生まれるほどだ)

# 更に最近二次元ドリームコミックという漫画版も出始めた。1話読みきり漫画単行本1冊(8話ぐらい)まるまるそのパターンが繰り返されるというのは凄いものだ

二次元ドリームマガジンを読んでも、エロ描写に限って言えば「取って付けたようなもの」なのだ。実の所、ナポレオン文庫の頃と全く同じ。

表現自体が当時と同じなのだ。まぁ18禁小説をそこまで長々と読み続けている俺みたいなのがおかしいとは思うのだが、古臭く感じている。

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そして俺は、インターネット掲示板……具体的に言うと、2chのネトラレスレで、衝撃を受ける事になる。

今まで読んだ18禁小説が全くお話にならないぐらい、高度なエロ描写の連続ストーリーラインも見事だし、キャラの魅力も素晴らしく、また、感情移入しやすさも抜群にいい。

そう、インターネット。毎日のようにエロ小説が投稿される場所。その技術日進月歩

それも2chともなると、批評の目は世界一厳しいものだ。

いつからその文化があるのかは知らないが、俺が知った頃には、既に「出版されている18禁小説が足元にも及ばない」作品群の数々が、多数まとめられていた。

設定もオリジナルモノが多い。エロパロもある。

オタクが食いつかないはずがない。

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俺は衝撃を受けた。

俺が10年以上追い続けてきた18禁小説は、あっという間に時代遅れになってしまったのだ。

何度も読んできたお気に入りの本が、あっという間に陳腐化した。読み直すと「これはひどい」としか言えない。

更に言えば、何故か商業は取り残され、無料であるはずのネットの方が良質の18禁小説を生み出している。わざわざ金を払うのは、ネット18禁小説存在を知らないだけではないだろうか。

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この進歩は、本当にすごい。停滞していた18禁小説世界が、一気に飛躍した。

今も進歩し続けている。

今まで飛躍しなかったのは何故なんだろうか。何故、古臭いままここまで来てしまったのだろうか。

そのうち、ネット18禁小説を読んだ人が、エロ小説家を目指して頑張り、今のネットレベル商業が追いつく日が来るだろう。その時こそ、日本18禁小説はやっと進歩するのだと思う。

2009-05-16

腐女子は「女の子はみんなホモが好き」とかなんで言うんだろう?

腐女子は「女の子はみんなホモが好き」とかなんで言うんだろう?

別にね、個人の趣味にとやかく言う気はなかったんだけどね、

なんであんたの趣味にうちらが巻き込まれなきゃいけないの?っておもう。

巻き込まれたから言うんだけどね、同性のうちらからみて、腐女子って男が言うよりもっとキモいよ。

男なんてまだ優しいほうだよ。

女からすればあんた達のせいで、少年漫画読むだけで腐女子疑惑かけられるし、あんた達がでしゃばるせいで、一般人までその言葉知ってるし、知ってるくせに女ヲタみんな「腐女子」って呼ぶんだと誤解するやつまで生まれるし。

あ、最後はあんた達のせいじゃなかった。

でもほんと、男より一般の女のほうがあんた達のこと嫌いだよ。いなくなればいいのに、って思ってる。

別に個人の趣味にとやかく言うわけにもいかないしさ、男がエロ本隠してるのにぎゃあぎゃあ言うのもちょっと…と思うのと同じで、そういう性癖女の子もいるんだろうなーって思ってきたわけよ。

なのに「女の子はみんなホモが好き」って!ホモなんてキモいよ!大嫌いだよ!なんで巻き込むんだよ!

そりゃ目の前にゲイの人現れたらさ、気持ち考えるし、つらい経験もしたんだろうなって思うし、キモいとか考えないけど、でもフィクションでわざわざそれを見たいとか欠片も思わないよ。

いや、誤解してほしくないんだけど、ホモが嫌いだから今怒っているんじゃないんだよ、あんた達がどこでもそういう恥ずかしい趣味を声高に騒いで、挙句「女の子はみんな~」とか言い出している恥知らずなところに怒ってるの。

そうやってうるさくしてたから、ワイドショーで「腐女子」なんて特集がでてきたりしたわけでしょ?

アンダーグラウンドな文化をなんでそうやって恥じらいもせずに表に持ち込むかなあ、有り得ないよ。

性癖特集されてるのと同じだよ? 恥ずかしくないの?

隠れ腐女子もいっぱいいるだろうし、友人にもそういう子いるけど、そういう部類の人はいいよ。別に。ただの趣味だし、うちが言うことじゃないし。

今は声が大きい一部の腐れに言ってんだよ、お前だ!お前!

いい、これは、簡単なことなんだよ、「自分趣味は立派な性癖で、外聞することではない」これを自覚したら良いんだよ。

そして「他人を巻き込むな」それだけ。

恥を覚えましょう。

個人で楽しむ範囲に抑えておきましょう。

人によっては嫌悪感を抱くんだということをちゃんと理解しましょう。

節操ないのは、腐女子だけじゃなく、どんな分野の人も嫌われます。

きちんと、人として、分別を持って行動しましょう。

1000回ぐらい繰り返してほしい。女性全般に恥かかすとか同性として信じられない。

           

あと男性にも「女はみんなホモが好き」とかいう妄言を信じてほしくないデス。

2009-03-11

http://anond.hatelabo.jp/20090311224035

自分で嫁って言いたいけど、六十年代の学生運動オウム事件(言うまでも無く、村上春樹は『アンダーグラウンド』や『約束された場所で』の作者だ)を引いてこう言ってる。

 一方で、ネット空間にはびこる正論原理主義を怖いと思うのは、ひとつには僕が一九六〇年代の学生運動を知っているからです。おおまかに言えば、純粋理屈を強い言葉で言い立て、大段上に論理を振りかざす人間技術的に勝ち残り、自分言葉で誠実に語ろうとする人々が、日和見主義と糾弾されて排除されていった。その結果学生運動はどんどん痩せ細って教条的になり、それが連合赤軍事件に行き着いてしまったのです。そういうのを二度と繰り返してはならない。

あとは、文芸春秋を買うなり立ち読みするなりして確かめてくれ。

追記:

なんかブクマがつき始めてるから、これも引用しておこう。

 日本で受賞が報道されてから、パレスチナ問題について活動している人たちから問題提起があったのは、有意義なことだったと思いますよ。僕にももちろん言い分はありますが、どんなことだって賛否両論あって当然だし、たとえ僕が批判の矢面に立ったとしても、パレスチナで起きていることについてより多くの人が興味を持ってくれれば、それはそれで意味があります。大事な問題ですから。

 ただ一方で、自分安全地帯にいて正論を言い立てる人も少なくはなかったように思います。たしかに正論の積み重ねがある種の力を持つこともありますが、小説家の場合は違います。小説家が正しいことばかり言っていると、次第に言葉が力を失い、物語が枯れていきます。僕としては正論では収まりきらないものを、自分言葉で訴えたかった。

いちおう、この引用のみを元手に批評するのはやめておくべきだ、とだけ言っておく。記事全体で一つの読み物として練られているタイプの文章だし、部分を切り出して「真の意図」やら「無意識偏見」やらを「批評」するのはそぐわないように思う。既に、朝日の紹介記事に対して同種の「失敗」をしているエントリも散見することだし。

2008-12-22

大臣スカウト

俺は大臣スカウトが言う言葉を疑った。

「アイツは素晴らしい。あれほどの大臣はもう二度と出ない。アイツを絶対大臣にすべきだ!」

俺は日本のとある省庁に勤務するうだつのあがらない万年ヒラ公務員。で、それはお約束通りの世を偲ぶ仮の姿で、実際はアンダーグランドな省庁の仕事をこなす影の仕事人と言ったところだ。役人隠語で『請負稼業』と呼ばれている。

主な仕事としては、自分が属する省庁の予算を死守する事が目的で、文字通り、『どんな仕事でも』やるのだ。予算の取り合いが激しくなった相手省庁のスキャンダル、例えばタクシーチケットの使いこみなどをマスコミ野党にリークしたりするのも俺の役目だし、天下り税金無駄遣いを調査するのも俺の仕事だ。だが、省庁間の争闘は熾烈を極める。敵対する省庁の『請負稼業』を抹殺するのも仕事のうちだし、その争いの末に命を落とすものも少なくない。ただ、こういう各省庁の仕事を請け負う『請負稼業』の者が死んでも死体は出てこなかったり、過労死として処理されたりする。まさしく死して屍拾う者無しだ。

そういう俺達『請負稼業』が最も気を遣うのは、大臣の人選だ。もちろん表向きは首相内閣組閣する時に大臣を選ぶのだが、日本首相がそういう権限を持っていると信じているのは、高校生くらいまでだろう。組閣の際、各省庁の大臣を決めるのは官僚だ。官僚がゴーサインを出した人選の中から、首相派閥力学考慮して大臣を選ぶに過ぎない。そういうわけで、一時期サプライズ人事とか言われていたあのかつての首相組閣も『請負稼業』がもちろん一枚噛んでいた。そうでなければここまで省庁の利権が丸残りするわけは無い。

請負稼業』の俺は、組閣に際して、これはと思う人物を選び、調査して、省庁のトップに情報を送る。それこそ、小学校時代の作文から、今まで付き合った行きずりの女まで全て調べ上げるのだ。なるべく最初から省庁にたてつかず、弱みの多い人物が大臣にはふさわしい。そういう人物をリストアップして調査するのだ。

大臣の人選で大事な三原則がある。「無能」「従順」「人気」だ。もちろん「無能」でなくてはいけない。省庁に対して機転を利かせて予算を削ったりするような輩は死んでも大臣に出来るわけがない。そして、省庁に対して「従順」でなければならない。これも言わずもがなだ。そして、一番大事なのは、意外と「人気」なのだ。大臣に人気があれば、その省庁は叩かれなくなる。しかも無能で従順大臣が人気があって、二回三回と留任したりすると省庁はおいしい事この上ないのだ。

そういうわけで、『請負稼業』の俺達は大臣人事には非常に気を遣う。ところが、ここ数年で新しい流れが出始めた。これまで『請負稼業』に一任されていた大臣人事なのだが、『請負稼業』と同じく、アンダーグラウンドな役割の専門家が出現し始めたのだ。その名も『大臣スカウト』だ。もちろん、隠語だが。

俺はこの『大臣スカウト』を最初は信用していなかった。死ぬ気でやってきた自分仕事が取られたのが面白くないと言うのももちろんある。どこの馬の骨かわからない『大臣スカウト』にこの道の事が簡単にわかってたまるかという反骨心が先に立ったのだ。だが、俺は結果的にトップの命令に従い、『大臣スカウト』の意見を訊く事にした。トップの命令は絶対だし、また、トップの命令が間違っていた事は無かった。国民危険にさらされるようなどんな失敗でもやらかす俺の省庁だが、予算を守る事に失敗した事なんて一度もないのだ。

こうして、俺は指令を受け、『大臣スカウト』に会った。どこぞの小汚い中年禿げデブなオッサンは脂でテカテカ光った顔で微笑みながら握手のために手を差し出したが、俺はゴルゴ13に倣って小学校以来握手はした事ないんだとその場で考えた嘘で本能的に握手を断った。そして、仕事でなければ絶対に話をしないであろう『大臣スカウト』に「無能」で「従順」で「人気」のある大臣候補の人選を仰いだ。『大臣スカウト』は、良い人材が見つかったら連絡する、と言ったまま一週間何の音沙汰も無かった。

大臣スカウト』から連絡があったのは、俺が大きな仕事に区切りをつけ、久しぶりの安眠を貪っている時だった。寝ぼけながら携帯電話を取った時、ディスプレイ時計の表示はAM2:13だった。受話器から聞こえるオッサン声が『大臣スカウト』でなければ、逆探知してトドメを刺しに行っているところだ。俺は不機嫌を隠さない声で『大臣スカウト』に聞いた。

「候補は見つかったんだろうな?」

携帯電話の受話器の向こうから『大臣スカウト』は言った。

「アイツは素晴らしい。あれほどの大臣はもう二度と出ない。アイツを絶対大臣にすべきだ!」

アイツはこうして俺の省庁の大臣になった。

俺は最初『大臣スカウト』の言葉を疑っていた。確かにアイツは人気があったが、元々うるさい評論などで活躍をしていた奴だ。とても無能で従順などとは思えなかった。そこが『大臣スカウト』の慧眼だった。「何度もビデオを見て、アイツが如何に無能で目先の事しか見ていないか、自分の人気の事しか考えていないかがよくわかってきたんだ。目をつぶれば俺達の言いなりになってくれるという姿がありありと浮かんできたんだ。アイツしかいない、とすら思えた。天啓に近い確信だったよ」

俺は『大臣スカウト』の自信に満ちた神がかり的な声を聞いて、アイツの周辺調査を行い、叩くほどに出てくるスキャンダルの多さに半ば感心しながら、調査報告書をまとめてトップに提出した。自分で言うのもなんだが、これだけのスキャンダルの材料があれば、従順どころか傀儡人形だな、と少しアイツに同情するほどの充実した俺のレポートだった。

こうして俺と『大臣スカウト』が自信を持って世に送り出した大臣は、三回の留任をして、俺達の省庁に多大なる貢献をしてくれた。圧巻は、うまく世論の攻撃を交わしながら、行政改革をしてると見せかけて、俺達の省庁の天下りの巣窟の一つを完全に残すという離れ業をやってのけてくれた事だ。人気のない大臣だったら、一回目で首をすげ替えられ、こんな大仕事は成し得なかっただろう。まさしく、俺達のための大臣オブ・ジ・イヤーだった。省庁のトップから臨時のボーナスが出たほどだ。

俺は早めの仕事納めして、『大臣スカウト』に最高級ズワイガニ3匹セットをクール宅急便お歳暮に送り、年末年始ハワイで過ごすための飛行機に乗った。

2008-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20080929221345

観察記さんのスタンスがとてもよくわかりました。誠実なレスを書いていただいて恐縮しています。

その上でわたしは逆に、記事に主観を多く入れることを提案したいです。同時に、ハイク全体は見ていない上での主観ですということをハッキリ書いてしまうのがいいのでは…と思いました。

そうすれば、この人はハイク全体のことを総合的に語っているつもりなのか(でもそうなってなくない?)という私のような誤解を招きにくくなるでしょう。

客観を目指していないことがわかれば、「観察記」の表記を使うかどうかはわたしにとって問題ではなくなります。

また、「表」「裏」のようなジャーゴンを控えることも、より多くの人が理解しやすくなると思います。特に「表」「裏」という表現は、日の当たらない暗い場所がはてなハイク存在するかのような印象を与える上に、それが指すものがなにかわからない人にはいたずらにアンダーグラウンド感を植え付けかねないと心配です。

そのような印象操作的な言葉が使われているために、この人は揉め事が好きなのだろうと誤解してしまったのかもしれません。

かぎかっこが必要な「表」「裏」よりは、「トップページ」「idページ」と表記してほしいと感じた次第です。

中途半端レスかもしれませんが以上です。ご検討ください。

2008-07-24

ネットにおける正義

よくインターネットは世間からはみ出たマイノリティーの意見を拾い上げる初めてのメディア云々言うけど、自分には実感が無い。

マイノリティの中でも「パソコンを触る程度の層のメジャー」がやっと拾い上げられただけ。

結局パソコンという汎用計算機械を目の前にして、通信環境で繰り広げられるのは日夜

女児が好むような絵柄を大の大人が欲情した会話ばかり、

受け入れられないと「リア充」だかなんだかの非難囂々、

リアル電気店も軒並みつぶれてデート喫茶みたいな風俗まがいのサービスメイドという欲情対象を絞ったサービスに鞍替えしたのを有り難がって、「誰もが閲覧可能な」状態のネットアンダーグラウンドでないところまで話題にしてもはばからない始末。

子供向けの絵柄にたかが乳首足して静的対象として欲情する娯楽は一斉に大反対するのに、DQNの騒音規制は一致団結して賛成する。

どっちにしても規制するほうも反対する方も気持ち悪いという、そういう意見は出ないのが不思議だと思う状況が出ないのが不思議

セカンドライフはこけるべくしてこけたけど、ネットに広がる「あんな濃いアバターでは日本では受けないよ」という知ったかぶりな発言。

いろいろ問題あったのに、全くクリアにできず「子供向けっぽいキャラ作り直せば受けるだろう」というだけしか提案できなかった奈良キャラクター

けっきょく問題提起は出来てるかも知れないけど、子供(と子供みたいな大人)が子供なりに駄々こねる場だと勘違いしてる人からしか影響受けてないじゃん。

今のネットって。

すぐ非モテリア充マッチョたウインプだってすねるし。

結局声のでかい人と聞こえのいい言葉を言う人に群がる人たちと、っていう意味ではネットって全然面白くないと思う。

2008-06-21

チョコレートアンダーグラウンド』と青少年ネット規制および小中学

チョコレートアンダーグラウンドアニメ化されているみたい、そんなことはさておいて。

ネタバレもあるので注意

最近規制の話が多いよね、え、また?うそだろ?ってか違憲じゃね?とか思いながらネットニュース見ているわけです。

私は規制は嫌い。規制ってあんまり快いものじゃない。自由に選べる方が好き。規制以外のやりかたでうまいことやってほしい。

でもどんどん規制が進んでいく予感がする、実際もうすでに取り返しのつかないことになっているのかもしれない。

では本題にはいる。

以下はそのチョコレートアンダーグラウンドの要約を引用した。

舞台イギリス選挙で勝利をおさめた“健全健康党”は、なんと“チョコレート禁止法”を発令した!国じゅうから甘いものが処分されていく…。そんなおかしな法律に戦いを挑むことにしたハントリーとスマッジャーは、チョコレートを密造し、“地下チョコバー”を始めることにした!チョコレートがこの世からなくなったら、あなたはどうしますか?禁チョコなんて、ダイエットのときしかしたことない!読めばきっと、チョコレートが食べたくなる…。”

http://www.books-ruhe.co.jp/recommends/2004/06/chocolate.htm

チョコレートアンダーグラウンド』(以後CU)の世界ではチョコレートは「有害なもの」として扱われている。その理由は甘いものは体に悪い、太る、虫歯になるなど。

人々の多くは、有害なものは規制して当然だろう、そう認識したから、健全健康党が選挙で勝利し、チョコレート禁止法が成立した。


一方日本では

ちまたで話題の青少年ネット規制小中学生携帯所持禁止の法律など、さまざまな規制案が進んでいる。児童ポルノ改正やら、今度は二次絵に対しても規制の話題もある。

表向きの規制の理由は「有害であるから」である。福田首相が「有害情報の心配をした方がいい」と申している。

有害なものと捕らえられている例としては、学校裏サイト、ワンクリ詐欺出会い系自殺の方法などがある。または常にメール電話ネットを利用し、それらに依存しすぎる生活がよくないなどもある。もちろん他にもあるだろうが思いついたのは今のところこの程度。

自分たちには関係ない、有害だったら規制するべきだよね、テレビでもネットが危ないなんて連日のように報道されているし、規制したらいいんじゃないかな、と日本人のたぶん多くの人は思っている。少なくともお偉い方々はそう思っている。

そして健康を守るためにチョコ規制されたCUの世界では、その後も、甘いものが次々と規制されることになる。

一方日本では上記の「健全社会作りを目的とした新たなる法律」が最近次々と話題にあがるようになった。

児ポ改正の時には「ロリコンざまぁwww」とか某掲示板などに書かれたりもした。また「二次オタの俺は勝ち組」と言う人もいた。それが今度は二次元の絵なども規制される可能性が出てきた。つまり徐々に規制ラッシュがはじまってきているということだ。

政府が児童ポルの方を規制した時、ロリコンでない自分は行動しなかった。

政府はは次に二次元規制をした。

二次ヲタでない自分は抗議しなかった。

政府は、同性愛者やアダルトビデオにも弾圧の輪を広げ、最後に性的なものすべてを弾圧した。

童貞の自分は立ち上がった。

時すでに遅かった。

『抗議するには誰のためではない、自分のためだ』”

こんな感じのコピペをどこかで見た、もとはヒトラーに抗議し、収容所に送られたドイツの牧師マルティン・ニーメラーの言葉

ナチス共産主義者を弾圧した時、共産主義者でない自分は行動しなかった。

ナチスは次に社会主義者を弾圧した。

社会主義者でない自分は抗議しなかった。

ナチスは、学生ユダヤ人に弾圧の輪を広げ、最後に教会を弾圧した。

牧師の自分は立ち上がった。

時すでに遅かった。

『抗議するには誰のためではない、自分のためだ』”


携帯電話有害サイトアクセスできないように最近なったけど、今度は小中学生携帯電話を持たせることすら禁止になる可能性がある。

これはらCUで言う「チョコレート規制」から「甘いもの全般を規制」の流れに酷似している。

それとナチスの話ににも似て規制が進んでいる。

CUではチョコ規制のおかげで、お菓子屋さんが客の減少に困り、悪に走るw

一方日本若者ネットサービスの利用が減り、携帯サイトサービスおよびIT産業全般に大きな問題を起こすこととなりうると私は予想する。

また二次絵規制が通ったら経済的損失は計り知れない。少なくとも多くの成人漫画同人誌などを扱う方々にとっては、CUで言う「客のこないお菓子屋さん」の存在になる。


CUだと、町では密かにチョコを売る人も存在した。また、主人公とその友達たちが秘密の地下室でチョコレートパーティーを頻繁に行った。もちろん先ほどの悪に走ったお菓子屋さんも一緒にパーティーしていた。

このことは禁酒法時代のようなものだ。規制によってアンダーグラウンドな場所で取引が行われたり、密輸入なんかが起こった。

禁酒法とは「はてな」によると

合衆国の領土内における酒類の製造・販売・輸出入を禁じたものだった(飲酒そのものを禁止するものではなかった)が、かえって密造酒やアル・カポネなどのマフィアの横行を招くところとなり、1933年に同憲法修正第21条によって廃止された。”

たとえば児童ポルノの所持を規制したら、禁酒法時代のようなことも考えられる。アンダーグラウンドのところでやりとりが続けられてもっと悪質なものになるのではないかと危惧する。例えば「児童の性的画像」を所持していたとしても、「児童」を所持すれば児童ポルノ方には引っかからないのである!!!!!より危ないではないか!!??

たとえば二次絵を規制したとしよう、しかしアンダーグラウンドなところで取引が盛んに行われ、正規で販売している成人向け漫画が売れなくなってしまうかもしれない。もともと成人向けのものは18歳未満が登場するものが非常に多いらしい。ということで、その可能性は否めない。そのうち、一連の流れに便乗して鬼畜なものやその他諸々も規制されるかも。

CUではチョコレートの作り方が書いてある本は処分された、じゃぁもし二次絵規制されたら、ロリ漫画絵の描き方本も処分されるのか?w

CUの世界では国民の予想以上に規制が強化されて行き、どんどん自由が奪われていく、最初はいいことだと思っていたんだが、逆に自分の首を絞めるようなものと感じる国民も出てきた。

そして、最終的には主人公側の人間の演説により多くの国民が賛同し大規模デモが発生、そして健康党崩壊。チョコと自由を取り戻すことになる。

チョコレート健康に悪いかもしれないが、食べ過ぎなければ太らないし、歯をしっかり磨けば虫歯にはならない、それにおいしい。

日本の今の状況に置き換えるなら

ネットには有害情報もあるが、使い方さえ間違わなければ(メディアリテラシーさえあれば)有害な事件に巻き込まれることもないし、ネット携帯を使いすぎなければいい、それに本当に多くの知識や情報を得られるメリットだってある。なによりもおいしい(性的な意ry

チョコレートアンダーグラウンドは私が読んでとても興味深い作品だと思い、

その内容と今の日本がかなり近い状況にあると感じたからこんなことを書いている。私の他にチョコレートアンダーグラウンドを読んだことがある人がいるなら理解してもらえるところもあるだ

ろうと思ってこんなことを書いている。(ちなみに原作の方です。金原さん訳の)

私はすでに成人だが、これらの規制少年少女たちが影響を受けることとなる、そしてチョコレートアンダーグラウンド主人公少年だ。私はそこにも共通点を感じてしまった。子供なんだからいろんなものに興味を持つだろう、ゲーム携帯ネット。それは普通のことだと思う。(もちろん成人にものちのち影響を及ぼす可能性があるのは前述したの通り)

私が危惧するところは、今後多くの規制が成立し、表現の自由が奪われ、人々の行動も制限され、自由が奪われてしまう社会になることだ。

どんどん、自由が無くなっていく社会、そのような日本は好きかい?

マスコミを見ていると自分で自分の首を絞めるようなことをしている。無駄な危機感を視聴者に与えさせ、すぐ規制に走らせる。そのうちマスコミ規制されるぞ。

規制規制と短絡的に物事を考えてはいけないのだよ。

たとえば、「とりあえず規制してその後緩くしていこう」って言うんだったらわかる気がする。しかし、規制によって、それ自体が「悪」であると認識してしまう。

わかりやすく説明すると

児童ポルノ法ができる以前では、テレビにも平気でそのようなものがあったり書店で平気で売られていたり、そんな感じだった。

しかし、児童ポルノ法により、そんなもの見るのは最低ロリコンだとか、社会にとって不健全きわまりないものだ、「悪」だ、という意識が完全に定着した。

要するに一度法律ができてしまうと、それ自体が「悪」と見なされ、緩和されることもなかなか無いと思われる。

児童ポルノの例ばかりで申し訳ないが、子供携帯電話の所持が禁止されたら、子供なんぞが携帯電話を持つべきでは無い、持つのは悪だ、dqnだ、あほだ、ヤンキーだなんて認識をもたれてしまう可能性が高い。そうなってしまったら規制緩和も難しい。

だからこそ短絡的な規制は控えるべきであり、長期的に物事を考えてもらいたい。

規制じゃなくて別の方法をもっと考えようよってことだ。

しかしそんな他力本願だといけないから、私もいろいろ考える。

やっぱり誰もが考えるであろうことはメディアリテラシー教育の必要性だと思う。

カナダイギリスではメディアリテラシー教育がそれなりになされているという。

が、実際機能してるかどうかは私は知らない、申し訳ない。


ゆとりゆとり言っているけど、若者の方が実際メディアリテラシーが高かったりする。

仮にネット規制したら、子供たちのメディアリテラシーは今以上に下がる気がする。私はネットがあったからこそ、大メディアに多くの違和感を覚えるようになった。

物事を多角的に見ることができるようになった。

ネット規制なんてしたら、かえってリテラシーも身につかない。

子供だって楽しいことしたいし、珍しいことを知ったり、いろいろなものに興味持ったり、言いたいことを大人の用に堂々と主張したり、

ちょっとくらいいたずらだってしたくなる。そりゃエッチなことにも興味持ったりもするさ、人間だもの

昔は自分たちも子供だった訳なのにそんなことはもう忘れてしまっているんですかね。

子供にはほとんど権利なんて無い、大人が勝手に作ったやり方を押しつけられてその通りにしなければならない、なにか発言しようにも知識が無いから論破されたり丸め込まれたりする。

ゆとり教育だって、知らない間に勝手にできて、勝手ゆとりゆとり言われて馬鹿にされる。そしたら今度は、ゆとり教育はやっぱろよくなかっただのアホなことを言い出したりして、子供の方

は相当かわいそうだろうなと思う。

法律を作る人などは子供の気持ちなんかどうでもいいですからね、自分はもう大人だから。

でも自分が子供だったらどうですか?次々とやってはいけないことばかり言われて。そうしたら逆に反発したくなりませんか?

規制ルールに縛られすぎの子供たちが将来を背負っていくよりも、自分たちで、善し悪しを判断できるように教育された子供たちが将来活躍して行く世の中の方が良くないですか?

良いと思って短絡的思考で規制をするとかえって自分の首を絞めることになる。だから、普段何も考えない人は、よく考えて。大メディアの人は自分の首を絞めることにならないかをよく考えて。ゲームネットを悪者扱いするとそのうちテレビも危ないって政府の人がお思いになり、ドラマとか放送できなくなるかもしれないよ?さらに視聴率落ちるよ?いいの?なんなの?ばかなの?視聴者はもっとはなれるよ?

メリットデメリットは長い目で考えないと実際どちらが得になるかわからないものだ。

そして、最終的に良くないものについては、みんなで抵抗しようではないか。ダウンロード違法化の時は多くのパブコメが集まったみたいだし、結果は駄目だったけれど、私たちはちゃんと意志を持って行動した、そのことは大いに意味のあることであったと思った。CUはフィクションだからうまくいったけど、現実ではなかなかうまくいかないと思う。だからってあきらめないで抵抗しようよ、サイレントマジョリティーにならないように、またパブコメとか出してやろうぜ!なんか世の中のために俺たちはがんばってるんだぜっていう訳わからない自尊心も得られるし、べ、べつに世の中のためなんじゃなくて自分のためなんだからね!

*いろいろ書いてみたけれど、書いてみるだけなら簡単だ、実際うまいこと機能させるにはどうしたらいいものなのか、具体的に記述できていないところもある。そして可能性ばかりを取り上げていてうまい具合な批判ができていない。私はたいした知識も文章能力も解決能力もないのでこんな感じになってしまった。そしてグダグダだった。理想論みたいな感じで、たいした内容も含んでいないこの日記法律そのものへの批判というよりかは、今後の流れを危惧しているということを伝えたい日記だ。それとチョコレートアンダーグラウンドを見た人に共感してもらえたらという気持ちもある。そして私はより自由な世の中であってほしいと願う。

私も甘党です!(性ry

補足はまた書くかも。長ったらしくてわかりにくくてすまん。手元に本がないので多少違っている部分もあるかもしれない、ご了承を願う。

あと図書館戦争チョコレートアンダーグラウンドに似ているっぽいけどおもしろいのだろうか。読んでいない。




*一部CUがCGになっているとのご指摘がありましたので修正しました、ご指摘、ありがとうございます。

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