はてなキーワード: 単一民族とは
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これで星集めてるブコメなんて酷いもので、“気候の違いは植生の多様性を生み、それは文化の多様性も育む。”などと抜かしている。まあ晒し上げをしたいわけではないので断っておくが、これはこの人が悪いわけではない。つまりこういう論調はそこかしこに溢れていてこの人は(愚かにも)それを繰り返しているだけなのだ。☆付けてる奴らもバカだな。ツッコミ始めたら(単一民族である事を誇りにしているくせに)文化の多様性とかも全く何の事を言ってるのか意味分からないけど、まあどうでもいいわ。
まず同緯度帯なら日本でなくても四季はあるし、四季折々の風物とかいかにもな事を抜かす奴が多いが、四季なんて中国にもアメリカにもあるわバカ。大体日本だけそんな変化に富んだ気候だったらまず弥生時代に稲作が伝わって来る事もなかったんだけど。そしたら大分歴史が変わっていたはずだ。渡来人に征服されるのはまあいいとして、持ち込んだ作物が育たないなら入植する価値もない「死の島」になっていただろう。『銃・病原菌・鉄』辺り一般教養として当然押さえているはずのはてな民様がこれくらい分からないの実に不思議だな〜。
まあ、日本の気候というと世界の他の地域と明らかに違う特徴があるのだが、面倒だからこの辺にしとくわ。一生、四季自慢してろ。バーカ。
自己肯定感がなかった頃に合わない環境を選んでしまって、日々その環境にストレスだったけど、「主語が自分ではない悩みは捨てる」(自分のために)と決めたので、捨てるために、嫌なところを書いて、悩むのはやめる。
嫌なところ、合わないところ
・年寄りばかり
(職場でも、周りの人間がチラチラ見てくる。狭い世界しか知らない=同一視が激しいから、他者への干渉が激しい人間が多い。自分と他人は関係ないという意識がある人間が少ない。他人の目を気にして、他人の言動で自分の言動を変える人が多数派、気持ち悪い)
・民度が低い
(車のマナーは悪いし、トイレは汚いし。駅のトイレは定期的に誰かが詰まらせてる。都会で暮らしてたとき、そんなに頻繁にトイレの詰まりを見かけなかったので、田舎はいかにマナーやルールを守るつもりがない人間ばかりなのか、と思う。
都会でも規範意識が強すぎて、自分の抑圧を他者に押し付けてくる人間が多い環境は避けたいけど。田舎みたく民度が低すぎず、かといって規範意識に縛られて抑圧が強い人間ばかりでもなく。この中間がいい。
今暮らしてるようなド田舎でもなく、東京みたいな中心でもなく、程よい都会。
中心にいけばいくほど、規範意識が強くなり抑圧も強くなると思うから。(東京でも、規範に縛られた人間ばかりではない地域もあるのかもしれないけど
職場も、低学歴DQNの集まりみたいな環境と高学歴で規範意識の高い大企業や官公庁のような環境の中間、程よい規範意識の環境を目指す。
地域は民度の低さに偏ってて、職場は規範意識の強さに偏ってて。
個人的に、同一視が激しい人間が苦手なので、田舎はそこが一番嫌だ。
他者と自分を比べるのが当たり前、察するという領域侵害をしてくるのが当たり前で、気持ち悪い。
必要なことがあればこっちから言うから、察してこないでくれたらなぁ。(これも、自分の期待ではあるけど
常に周りを観察してて、他者のニーズを忖度するという領域侵害をしてきて、それを良かれと思ってる不健全な人間たち、気持ち悪い。
自分にもそういう時期はあったけど。
言ってもないことを先回りしてやるのが良しとされてる、同一視が当たり前の国、気持ち悪い。
「おもてなし」とか迷惑でしかないし。少なくとも私は、マニュアル至上主義のチェーン店で誰に対しても同じな画一的な接客をされて、望んでもないサービスを押し付けられて、迷惑としか感じない。
自分のニーズを無視されて、相手が勝手に先回りした相手が良かれと思う接客を押し付けられ。それを海外に堂々と美点としてアピールしようと思うのって、忖度する・されるのが当たり前になりすぎてるからだよね、怖い。
そうやって自他の境界線がない人間が大多数で、そんな人間たちは、勝手に他者に期待して失望して、文句を言ってくる。自分の期待が大きすぎるのが、問題なのにね…
田舎で生まれ育ったからなのか、周りの目を気にし過ぎる高校生を見かけて、痛々しいなぁ、と思った。
ワンマン列車(あまちゃんの世界かよ。ド田舎はドラマで見るにはいいけど、暮らすのは合わない)で目の前にいた高校生グループが、カレーを持ち込んでるのは周りからひんしゅくを買うのではないかと心配して、「私のではない」と何回も言ってみたり、「ツイッターに書かれてたらどうしよう」と心配してたり、挙げ句の果てには全て食べてみたり。
自分が世界の中心と考えるのは思春期だと自然なのかなと思うけど、それに他者の目を過剰に気にするところが入ってくるのが、不健全だな、と思う。
同一視が激しくて相互監視社会みたいな日本で、更に同一視が激しい田舎に生まれ育ったら、周りに監視されてるのが当たり前というマインドになるのかもしれないけど、そういう考え方では生きづらいよなぁ、と思った。
私もそういう時期はあったけど。
自分がどうしたいか、何をしたいか、より、他人からどう見られるかという他者の目を気にする他律的な行動をする人が多くて、怖いなぁ、気持ち悪いなぁ、と思う。
都会に行ってもそういう人間は多いんだろうけど、田舎は更に、そんな他律的で自意識過剰な人間ばかりだよな、と感じる。
日本のなかでも更に相互監視度合いが高いのが田舎(自分=他人な人間が多いから)
似たような境遇と見た目に囲まれてるとそうなるんだろうから、単一民族国家な日本人は同一視に陥りやすいんだろうけど、それが当たり前になってる社会は、怖いなぁ、気持ち悪いなぁ、不健全だなぁ、と思う。
テレビやネットの大手や、主流のメディアの価値観は「他人からどう見られるか」だから。
自分の頭で考えられない教育を受けた人間たちが、メディアを鵜呑みにして、他律的な価値観で生きてて、抑圧を押し付けあってて、気持ち悪いなぁ、と。
自由に自律的に生きてる人間を叩くから、そういった他律的な人間は。
病む国には病むシステムや価値観があるんだな、とわかったから、健全な国のシステムや価値観を真似るか、健全な国に住むのが自分のためだな、と感じる。
国にいくら文句を言っても変わらないから、自分が出て行くしかないし。
まずは田舎を出て、その後、日本以外で生きていけるスキルを身につけて、海外で暮らしてみて、どっちが合ってるかを判断したいなぁ、と。
テニスで大坂なおみが優勝したけど、「日本人」といわれると見た目的も経歴的にも、正直戸惑ってしまう。
リオオリンピックのリレーで銀とったケンブリッジ飛鳥もハーフだけど、卓球の張本なんかは両親は中国人だし。
逆に、カズオ・イシグロみたいな人もいるし。
やっぱり日本人って、(マイノリティはいれど)単一民族というイメージが強いので、肌の色とかわかりやすい所でのハーフが日本人と言われると戸惑う。
というか、「日本人」、単純に「その国の人」っていうのは何を指すの?という疑問が出てくる。
人種や生まれ育った文化、最終的には国籍になるのかもしれないけど、「日本人初の」とかにこだわる意味が薄れていくように感じてしまうのは、それはそれで差別なんだろなぁ。
我が一君万民の世界に類を見ない単一民族共同体の絆をDisるガイジンどもと裏切り者の出羽守どもと日々戦ってるに決まってるでしょおおおおおお!!!!!
ダイバーシティに悩まされない日本の良さを褒めてくれるガイジンは今のところalt-right(アメリカ版ネトウヨ)みたいな低偏差値連中ぐらいだけどさ、
ダイバーシティのせいで母国が無茶苦茶になっているこの時代に多感な青年期を過ごした世代が西欧世界の主役になるころには、
「やっぱ多文化主義は糞だわ、日本を見習おうぜ」という意見がナチ扱いされずにヨーロッパの政界・学界でメインストリームの一角を占めるぐらいの地位を得ると信じているよ。
個人的には移民政策には賛成でも反対でもなく、あえてどちらかと言えば賛成よりくらいの立場ではあるけど意見をちょっと言わせてもらう。
移民政策を語る時に意図的に避けられているのが天皇制の問題なんだよね。
天皇制擁護論者がその根拠として口にしているのが「万世一系」なんだけど、じゃあそこに外国籍の血が入っても「万世一系」かということについてはあまり積極的に論じられている話を聞かない。
おそらく公表されていないだけで皇室に入る人間の血筋をチェックして外国籍の祖先がいないか調べてからOKを出しているのではないかと思う。
なぜ日本民族(大和民族?モンゴロイド?)に頑なにこだわる一派がいるかというと、この天皇制が「日本国の象徴」であると固く信じているから。
明治時代に急ごしらえで天皇の地位を高めた理由もそこにあって、外国文化とか外国人が日本に一気に入ってきた時に「日本人である」というアイデンティティを守るためには天皇という象徴的人物がどうしても必要であったという事情がある。
現在もハーフや日本に帰化した元外国籍の人に対しての差別が地方都市だけでなく都心部でもあるということが表に出るようになってきたが、これも日本人というのは単一民族によって構成されている国家であるという従来の価値観から抜け出すことができない人たちの言っていること。
だから移民政策を本格的にやっていくなら天皇制を根本から考え直していく必要がある。
そうでなければ日本民族の血を引いていることに正当性を持つ天皇が「日本の象徴」であるという理屈が成り立たなくなってしまうからだ。
ましてや極右思想の政治家がやりそうな天皇家の政治的役割を強めるなんていうことも全く移民政策と矛盾するものになる。
そのあたりの議論がきちんと定まらないうちは移民政策といっても結局よそ者扱いをしたり、単なる労働力として搾取する存在という発想から抜け出すことはできないよ。
長いけど、原因と対策とをまとめた。自分用メモでもあり、誰かの役に立てばそれはそれで幸い。
まず、世の中の構造が機能不全だと認める必要がある。なんでも自己責任自己責任と言っているのは思考停止。
生きづらさを感じる人は、なぜ、この社会はかくも病んでいるのか、を理解する必要がある。
が大体の機能不全の原因だと考える。
・自分と他人が別の人間だという意識が弱い、自分がこう思うのだから他人も同じという同一視が激しい(単一民族国家が原因。見た目に差がないから中身や考え方まで同じといった、「みんな同じ」幻想が強い
・専業主婦や終身雇用など、他者や組織に依存しないと生きられない仕組みを作った、安定はあってもそれは依存であり自由や自立を奪う(不安遺伝子が原因。自由や自立よりも安定を好む人間が多いんだろうけど、他者や組織に依存しないと生きられない、共依存社会なのは不健全
・減点主義で完璧主義な働き方を良しとする。いくらやっても褒められず、真面目にやればやるほど合格点がどんどん高くなり、自分で自分の首を絞める(不安遺伝子が原因。不安が強いと完璧主義になるけれど、それを社会全体でやらなくてもよい。完璧主義な社会は他者への寛容さがない。だから、迷惑をかける人間が悪とされる。赤ん坊やベビーカーや、迷惑をかけて当然なのに。寛容さがなくなった結果、自己責任論が強くなる
・上記の完璧主義と同一視が行きすぎたからか、思考停止をしてマニュアル通りに動くことを求められる。「相手によって求めているものに違いがある」という前提がない同一視の激しさと、完璧主義な接客を求めた結果だと思う。
マニュアル通りに動くこと、は、自己主張をせず自分を殺してロボットのように振る舞うこと、に繋がる。
・上記のような働き方が原因で自己主張が良しとされず、自己主張が良しとされない風潮ができ、自己肯定感が低く不安遺伝子が強い日本人は、他者に嫌われないために自分を抑圧するようになる。(日本社会が周りに合わせる、空気を読む、同調圧力の強さ、などと言われるのは、抑圧の強さから)
日本人の自己肯定感の低さについては、国の調査がソース。子供を対象にした調査で他国より圧倒的に低かったけど、子供がそうなんだから大人も高いわけがない、という解釈。
「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」とか「ありのままで」とかって抑圧を嫌うフレーズが流行りながらも、その風潮は変わらない。(社会構造が変わらないから)
こういった、生きているだけで大きなストレスの原因となる、社会構造・風潮があることを認める必要がある。
そして、このストレスの原因が、パワハラやセクハラといった社会問題を起こしていることを認める必要がある。
パワハラやセクハラを減らしたいなら、こうった社会構造を変えないと、無理。個々の対処療法では、ストレスが別の矛先に向くだけ。
(最近の例なら、女の記者を男に変えたところで、男記者へのパワハラが起こるだけ)
今の社会構造では、支配-被支配が連鎖してその中で暴力が連鎖していってるから、支配-被支配に陥る構造を変えない限り、パワハラやセクハラといった暴力はなくならない。
既出の、専業主婦や終身雇用などの他者や組織に依存しないと生きられない仕組み、が、支配-被支配の原因。
現に、パワハラ的ではない労働環境の方が少ないという異常なことが起きている。労基法を守らないのが当たり前、という労働環境が多すぎるのは狂っている。
日本の問題は、労働環境が異常という点は認識しながらも、そこから先を考えていないこと。その異常が原因で数々の諸問題が起こっていることを認識していないか、わかっていても見て見ぬ振りをしていること。
セクハラ、痴漢、DV、レイプなど、性暴力が減らないのは男が被支配のストレスを溜めているから。労働者として会社に支配されパワハラ的な働き方を強いられることにストレスを感じ、弱い存在に八つ当たりしている。八つ当たりは許されないけど、性暴力が減らない背景にはこういった事情があることを理解した方がいいと思う。
会社-労働者といった支配関係の中で被害者の男が、男-女といった支配関係の中で加害者になっている、ということを理解した方がいい。
男が長時間労働前提の働き方で父親不在の家庭が多く、それ故に母子密着になることが多いのが日本の家庭の問題。(同じく長時間労働前提の韓国でも母子密着が激しそう。母親の過剰な神聖化と、男尊女卑の強さと、長時間労働が前提の社会だと共通項がある)
社会としても、過剰に母親に責任を求める風潮がある。そういう社会からのプレッシャーと実際の1人での子育て(以下ワンオペ育児)に、余裕がなくなり「毒親」となってしまう母親は多いと思う。
毒親経験者の体験談を読んでいたら、ほとんどが母親のワンオペ育児の結果だった。父親と母親の両方がいるケースにも関わらずワンオペ育児という概念があることが不健全だということに、社会が気づく必要がある。
主婦にしろ主夫にしろ、不健全。(相手に経済的に依存することと、ワンオペ育児という親と子の両方に負担があることをすることが)
ワンオペ育児が当たり前となった社会をやめるためには、長時間労働前提の働き方を変えるしかない。
そして、子供の中で家庭環境にストレスを抱えた人間が学校でいじめをしたり、動物や虫を殺したり、暴力の連鎖、八つ当たりの連鎖なのが、この社会。
暴力・ストレスの原点である、会社-労働者の支配-被支配をやめれば、長時間労働前提の働き方ではなくなり、女が労働市場で不利になることがなくなり(長時間労働前提で終身雇用前提の現状は女が圧倒的に不利)専業主婦という経済的に他者に依存する生き方を選ばなくてよくなり、男も育児参加できるようになり、ワンオペ育児が原因の機能不全家族も減る。
要するに、会社-労働者も男-女も親-子も、対等な関係性になれる。
労働者が終身雇用を人質にパワハラ的な働き方を強いられることがなく、専業主婦が生活費を人質に家事育児を押し付けられたりDVを受けることもなく、そういった親側のストレスやワンオペ育児にならざるを得なくなる環境がなくなり親子関係も今より健全になる、と。
なので終身雇用をやめて中途採用前提の社会にすべき、と私はずっと言っているが、いつになることやら…。
自民党は、支配者(会社)に都合が良い政策、経営者などの雇う側に都合が良い政策しかできないから、いつまで経っても会社-労働者の支配-被支配の関係が変わらず、その結果、男-女や親-子の支配-被支配が再生産されることも変わらず、ずっと、機能不全社会のまま。
さて、原因については終わり。
社会を変えるという方向性ではなく、機能不全社会でどう振る舞うかという自身の態度についての方向性で考える。
ここ数ヶ月、この機能不全社会でどう生きれば幸せを感じられることが増えるのか、それをずっと考えていたけど、そこまで難しいことではないのかも、と思えるようになってきた。
女性は結婚をしない(自分が相手と同等か相手以上の収入がある場合を除く。自分の収入に問題がなくても、家事育児を手伝う気がない男とは結婚しない方がよい。稼ぎは同じなのに家事負担は不公平といった理由で不仲な夫婦しか周りにいないため)
これによって、他者や組織に経済的に依存して、意に沿わぬことを強いられる状況を避けられる
(意図的な選択ではないにしろ、結果的にこの状態を選択する人が増えている。未婚率の上昇と自分の意思で非正規や無職を選ぶ人間の増加と。このまま、結婚や終身雇用の正社員という立場を拒否する人が増えたら、システムは変わるのかな…?
・同一視を強化させるような情報に触れないこと
一番はテレビ、私個人は何年も見ていないけれど、価値観の押し付けという面で、一番タチが悪いのがテレビだと思う。街頭インタビューとか、価値観の押し付けの極みかと…。
ネットも、使い方によれば、毒になる。
似たような価値観の人が集まる場所を選択して見えるからこそ、視野が狭くなるのが、ネットの怖さ。
他人と自分とは違う、1つの物事に対しても多種多様な見方がある、と常に意識してネットができたらいいけど、それができないと、多くの情報に触れているつもりでも、自分の価値観・偏見が強化されているだけで、視野が狭くなっているだけのこともあるので、注意が必要…
価値観なんて宗教みたいなもの、人間には偏見がある、考え方は人と自分で違っていて当たり前、と理解した上で、似た人の集まりを選択するのは良いかもしれないが、それを理解せず、自分の価値観が正義で他は間違っているというスタンスでネットをするのは、同一視が激しいのでやめた方がいいと思う。
そういったスタンスでネットをしている人間も多いように感じる。
機能不全社会でシステムに適応をして抑圧をしてストレスを溜め込んで生きている反動で、ネットで喚き散らす人間が多いのかもしれないけど(病んだ社会ほど、匿名の空間が荒れてる、日本にしろ韓国にしろ
他者と自分を同一視せず、あくまで、人は人で自分は自分で違っていて当然だという前提を持つこと。(社会的にこのコンセンサスがないから、機能不全社会なんですが)
たとえネット上でも、そういった前提がない人間が多い場には近づかないこと。
個人的には、多くの人間が集まる場所、SNSやポータルサイトなどは、そういった前提を持たない、同一視が激しい人間も散見されるので距離を置いた方がいいのかも、と考える。
・あとは、減点主義ではない職場で働いて(フリーランスで雇われずに働くのもあり)、自己主張をして、思考停止を良しとせず自分の頭で考えること
これぐらい、思ったより難しくない。
既存の価値観(終身雇用の正社員が素晴らしいだとか、結婚するのが偉いだとか)に囚われていたら無理だけど、そういった価値観を捨てて、病んだ社会システムにいかに巻き込まれずに生きるか、といった生き方を選択するのは、難しいことではない。
一番辛いのは、病んだ社会システムだと自覚しているのに、そのシステムの中で生きていること。(私個人も今の職場が病んだ社会システムの象徴のような場所なので、早く辞めたい。契約が切れるまでは、そのシステムに染まらず自分を貫いて保って、乗り切る…)
システムの異常を知覚したら、そこから離れて、異常に巻き込まれずに生きること、これが一番大事なんだと思う。
機能不全家族なら親と実家から離れること、ブラック企業なら辞めること、機能不全社会なら国外に脱出するか、ここに書いたような機能不全な部分に巻き込まれない生き方をすること(日本に生きていても、機能不全な部分に巻き込まれずに病まずに生きている人もいるから。正社員でも終身雇用ではない専門職(資格職)の人とか、抑圧や思考停止をしなくてよい社風のベンチャーで働く人だとか、夫に経済的に依存していない女性だとか。
大多数が病んでいる社会でも、病まずに生きることは不可能ではない、と理解すること。(日本みたいな不健全な社会で幸せを感じようとするより、健全なシステムの社会で幸せを感じる方が楽だと思いますが。言葉の壁とかが気にならない人はシステムが健全な社会に逃げるのもあり)
この異常なシステムの中で病まないためには、会社に支配されない、女性なら男性に支配されない(経済的に依存しない)、これが、一番大事なんだなぁ、と感じる。
そして、健全な社会(自殺率が低かったり、幸福度が高かったりする社会)は、これらが当たり前に満たされているんだな、と。
中途採用前提だから会社と労働者は対等だし、日本ほど男女の賃金格差が激しくない・長時間労働でもなく終身雇用でもないから女性が男性と同じように働いて稼ぐことが可能で、男と女が経済的に対等だし。(先進国でも男女の賃金格差はあるけど、日本より圧倒的にマシ
男も女も支配-被支配に組み込まれやすい社会構造だからこそ、病んでて、そのストレスを他者を攻撃することで発散してるこの社会だけど、その他者を攻撃するエネルギーを社会構造を分析したり社会構造を変えるための行動に使う人が増えれば、もっと世の中はマシになるのでは…と思いますが。
長いから最後まで読んだ人がどれくらいいるかわからないけど、同じように、機能不全社会に生きづらさを感じる人の思考の役に立てばいいな、と思います。
システムは異常だけど、適応せずに生きれば、病まずに生きることも可能だ、と、自分に言い聞かせたかったのと、そうやって、異常なシステムに適応せずに自由に生きる人が増えた結果、システムが変わればいいな、という希望と。
多くのブコメをみたけどいろいろな論点があるなと感じたので、整理してみたい。
まだいくらでも互いに反論できると思う。なお私自身は結論を持っていない。
個人的には、ヨーロッパに住んでたときに何度も釣り目のジェスチャーでからかわれたり「チンチャンチョン!!!」とか言われたりしてちょっと嫌な思いをした経験があるので、今回のやつを見て怒る黒人にとても共感する。
でも世の中にはいろんな立場の人がいて、それぞれ利害も異なる。
「いいから基準を教えろ」「~~したらとにかくダメなの?」という人が多いけど、残念ながらそう簡単な話ではなく、面倒でも大勢で時間をかけて合意を形成するしかないのだと思う。
「めんどくせえ」という人も多いな。どうでもいいと思う人が多数派じゃなかったらそもそも「問題」にならないので、まあ当然の反応ではある。
(追記)
他にも整理してる人がいらした anond:20180104015530