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はてなキーワード: ニコニコするとは

2016-07-05

レイシストを助けよう

レイシストは生まれつき人間のクズなのか?

そうじゃないだろ?運や環境遺伝子だって大きく影響してる

彼らだって、彼らなりにチャレンジをした、、、でも失敗した

彼らだって、彼らなりに勉強した、、、でも失敗した

彼らだって、彼らなりに職探しをした、、、でも失敗した

彼らだって、いっちょまえに恋をした、、、でも失敗した

気がついたら履歴書を書くべき時間に、日章旗を拝むようになってた

ハローワークの端末で検索するべき時間に、知らない神社掃除勝手にやってたら気味悪がられた

たったそれだけの違いだったんだよ、平凡で価値のある人生との分岐点

そんな彼らがレイシストからという理由で、このまま踏みにじられて、ニコ動ニコニコするだけの人生を送らせていいのか?

そんなわけないだろ?

レイシスト仕事を与えてあげよう、レイシスト配偶者を見つけてあげよう、レイシスト暖かい家庭をあげよう、レイシスト人生価値を教えてあげよう

……まあ、非レイシストの後で、だけどさ。彼らの大好きな自己責任的にはさ

2016-06-15

小学生とき、親が離婚した。

母親は私を連れて田舎実家引っ越した。

夏休みとかの長期休暇では、父親(自営)のところに1週間くらい遊びに行ったりして、年に数回は顔を合わせていたと思う。

中学生になってもそれは続いて、私がブリーフからトランクスパンツを変えた頃、また休みがあったので父親の元へ遊びに行った。

父親の店に行くと知らない女の人がいて、父から「実はこの人と再婚することになった」と言われた。

いきなり引き合わせるなよ……と思いつつ、「へーそうなんだおめでとう、こんな父ですがよろしくお願いします」とか無難なことを言っておいた。

奥さんは結構グイグイくる人で、しきりに距離を詰めてくる感じだった。

今思うと、この子がここにいる間は母親代わりよ!みたいな感情があったのだろうか?今風に言うとマウンティングがすごかった。

この人苦手だなー、とか、再婚かあ、とかで頭が回らないうちに食事を終え「明日いか風呂に入ってきなさい」と言われ、

風呂に向かったら、洗濯機を回しに来た奥さんに脱衣所をあけられて、「あらあらあらカッコイパンツ履いてるわねー」

「ほらアナタちょっと増田ちゃんのパンツカッコイイわよー」「こういうのが今はいいのよ!ねー!!」と大声で言われた。半泣きになった。

風呂からあがって、「そういえば明日どっか行くの?」と聞いたら、

「朝5時にタクシーが来るからそれで空港に行って、それから飛行機テーマパークに二泊三日だ!!」と言われた。

全く聞いてなかった。当然奥さんも来る。ホテルでは同じ部屋に泊まる。

私が再婚に難色を示したりしていたらどうするつもりだったんだコイツ馬鹿か?馬鹿なのか?

この時点ですでに「うわーこの人苦手だよー普段身の回りにいない距離が近くて話聞かないおばさんだよー」と思っていたので正直帰りたかった。

助けを求めるように視線をやった父親は「親睦を深めてもらおうと思ってお金ためて頑張ったんだ!」と100%ドヤ顔スマイルをしていた。

あ、この人ダメだ。と父親に対して一人の人間として本気で諦めの感情を抱いたのはその時が最初だと思う。

母親に居場所が変わることを連絡しておいた方がいいかなあ?と悩んだけど、ケータイも持ってなかったし、

多分母親はこの話を正直にしたらブチキレて今からでも飛んでくるよなあ、でも父親何が悪いのか全く理解できなくて平行線になって、

最悪の空気が完成した現場自分が取り残されるよなあ……とうっすら思ったので、やめておいた。

黙っておけば初めて飛行機に乗れるし、テーマパークにも行けるという打算もちょっとあった。

そのあとはもう、開き直って再婚理解があって聞き分けのよいいい子を3日間精一杯演じ続けた。

こういう場合子供があれ食べたいこれ食べたいと定期的に言って、食べっぷりがよければ、大体相手は満足してニコニコする節がある。

外国放浪して現地民に溶け込む作家の本で、出された飯を美味そうに食うの最強とかそんな話読んだなあと思いつつ実践した。

浅知恵ではあったが、ある程度奏功したようで、二日目には奥さんは「めっちゃ仲良くなれた!」父親は「いやー来てよかった!」と喜んでいた。

最後まで私の心の氷は一ミリも溶けなかった。

この旅行は本当にしんどかったし、奥さんの出現で以後父親のところに遊びに行くのが億劫になったし、父親への信頼みたいなものも完全に失墜した。

そんな中でも最大の成果は、幼少時にカルピスを薄めて作るものだと知らずに勝手にお代わりしようとして原液を1ビンガブ飲みして喉が灼けて以来

カルピス=喉がカーってなるやつ」という認識で苦手だったのだが、

そのカルピスを奥さんが「子供カルピスが好きなものよ!」と気を利かせて買ってきたことで飲む機会があって、カルピス嫌いが治ったことだと思う。

ただ、今度はカルピスを飲むと毎回このエピソードを思い出してしまってちょっとしんどくなるので、相変わらずたまにしか飲まない。

2016-05-14

先月からずっと死にたい

仕事して働いて子供と遊んでるけどずっと死にたい

瞑想やってみようとしたけどできなかった

家族が寝静まってから飲めない酒飲んで吐いて

気分悪いまま倒れてると気分紛れてすっきりするけど

やり方がおかしい気がしてる

他に気を紛らわせる方法がない

今日わざと自転車でこけて怪我してしまった

なんか自傷っぽいのだろうか…

家族の前でニコニコするのが一番つらいか

事故ってケガしたら休めるかなーと思ってしまった

2016-03-16

男が育児出来ない日本死ね

何で!俺は!

であると言うだけで!

1日に1時間しか娘と会う権利が与えられないんだ!

いないいないばあだけでニコニコする可愛い娘なのに。

おむつ替えで動き回る困った娘なのに。

絵本を破かずにめくれるようになった賢い娘なのに!

朝8時に家を出て、夜9時に家に帰ったら、寝かしつけ完了しちゃってるよ。

寝顔すら見れないよ!

の子持ち男性たちは何で平気なの!?

この喉を掻きむしられるような苦しさを全く感じないの!?

ATMなの!???

「育休とれば」「お前が主夫やれば」じゃねーよ!

俺が働かないと家計が成り立たないんだよ!

非正規の妻より正社員の俺のが給料が良いから仕方なく働いてるんだよ!

それなのに。

何が「伝統家族観」だ!

な に が 男らしさだあああああああああああああああ!!!!!!!!

クソ食らえ!ネコうんこ踏め!!

ニンジンがそのまま出てる娘のウンコを食らえええええええ!!!

こんなに心に憎しみが溢れているのに表向きでは「イクメン目指して頑張ります」とか言わないといけないのマジつれえええええええ!!

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(追記)

やすつもりでテンプレタイトルにしたくせに、いざ噴き上がったら慌てだす残念な奴です。

日本ごめんね、もちろん死んで欲しくないよ。

しかしこうやって後から謝るのまるでDV夫だな。どうしようもないな…。

色々と歯がゆいことが連続してついガーッと書いてしまった。主語大きすぎだし反省しきりだ。

ただ育児の向き不向きに性別は一切関係ないと本当に思っているし、個人の能力での役割分担が進めばいいと真剣に考えてる。

いつか性別一切関係なく自由キャリアを選択できる時代がくるといいんだけどね。

こんな脳内垂れ流しみたいな駄文真摯に答えてくれた人ありがとう。何というかというか勇気づけられる。家族にとって(そして自分にとって)どうするのが一番良いのかがんばって考えるよ。

2016-01-29

会社飲み会セクハラにあった。

具体的なことは書かないけど、漫画とかドラマとかであるあるな感じの、行き過ぎたスキンシップを求められた。

あとから友人たちに相談したら「気持ち悪い」「絶対にやだ」「キャバクラ扱いされてる。お金とっていいレベル」と言われた。

普段顔を合わせない人も多い飲み会から頑張った。

みんなニコニコして会が終わるように、声張って、笑いが起こるような話とか、対応とかして、呼ばれればお酌もしにいって、そういうのが全部裏目に出た。

そういう様子が意外だったのか、気に入られて、何かと寄ってこられて、本人的には「好ましさ」とか「いい人材を雇えてよかった」的な感じののりで、スキンシップがどんどん多くなっていった。

お酒は弱いのに、いつもより多めに飲んだからいけなかったのかもしれない。

そういうのからうまく逃げられなかった。やんわり断るとかそういう知恵もなかった。今までこんな状況なかったというのもある。

セクハラですよと注意してくれた人もいるけど、本人はまったく意に介さなかった。

飲み会に来た人全員と一言ずつはしゃべろうって目標にしてて、とにかく挨拶にまわらなきゃって思っていたから、まさかそんなセクハラがあるとは思ってなかった。

加えてセクハラしてきた人間は、入社の時に私を推してくれた人だった。最初握手だったのだけど、だんだんエスカレートしていった。

途中から感情を殺して、言われたとおりに応じるみたいな感じになってしまった。(とはいえ、気持ち悪い、屈辱的、他の人が見たら私が男好きですぐやれそうだと誤解する、みたいなレベルで、犯罪レベルではない)

酔っ払っているといろんな感情が鈍くなる。でも忘れるわけではないから、翌日もその翌日も、飲み会でされたことを思い出しては泣いた。

逃げなかった自分も嫌だし、まさかこの人にこんなことされるとは、みたいなショックがひどかった。

仕事している間は大丈夫なのだけど、一人になると思い出してしまって精神状態不安定になった。

派遣会社対応してもらって、一応の決着はついた。



今回のことで思ったことは3つある。

1つめは、レイプってこういう事象の延長にあるんだろうなということ。

相手ニコニコしているか自分好意があるんだろう、嫌がっている様子がないからもっといけるだろう、「このぐらい、いいだろう」。

ニコニコするのは、そうすれば殴られないとか、怒られないとか、そういう場合もあるってことを、体力でも役職でも上の人だったその人間は知らないのかもしれない。

たかだか会社飲み会でのセクハラでも、魂が死んだようになった。

身だしなみを整えることができなくなって、猫背になって、いつもなら我慢していた満員電車に乗れなくなった。

信頼していた人に裏切られたというのが辛かった。

それも意図的裏切りではなく、相手の思慮の浅はかさによって、傷つけられたことが辛かった。

こんな意識の低い人間と同じ部屋の空気を吸うと考えると嫌だった。

それから、30過ぎてもこういうことであっさり心が折れている自分が情けなかった。

しろ30過ぎて心が折れやすくなったのかもしれないとも思う。怒るのはエネルギーがいるのだ。


2つ目は、女の敵が女になる瞬間ってこういうときなんだろうなということ。

今、セクハラをした人間の娘(高校生)を、全力で呪っている。

彼女社会人になって、会社飲み会で、20も30も年上の上司から執拗セクハラを受けるように呪っている。

逃れられないセクハラに遭って、泣きながら家に帰れと呪っている。

私が受けた苦痛の3倍は味わえと呪っている。

そしてその様子を見た父親が、過去に私にセクハラをしたときのことがそもそもの原因だと思い知ればいいと思っている。

本当の敵はセクハラをした人間なのだが、私が表沙汰にしたところで一時の恥でしかない。

会社をやめることになったとしても、転職して、私を逆恨みして、終わりだろう。

となると、その人間の一番大事ものを壊すのがいいなと思った。

こうやって負の連鎖って続くんだろうなと思った。

3つ目は、カップヌードルラクサ、お湯入れて3分待っている間の匂い臭いけど、食べると美味しいってこと。

過食が始まっていて嫌だ。


無自覚な行動で人に危害を与えてしまうこと、自分もあるから、気をつけていきたい。

もし私の無自覚な言動や行動によって傷ついたって言われたら、よく話を聞いて、悪かったと思ったら素直に謝れる人間になりたいと思う。

歳を取るに連れて、他人のことを慮るだけの脳の筋肉が衰えていくのかなって思った。

慮れるうちは慮りまくって、そうしたら歳をとっても習慣として体が覚えていると思うからもっと周りの人達と丁寧に関わっていきたい。

丁寧に関わってくれる人たちを大事にしたい。




いちおう戦いが終わったので、うんことしてひり出しておく。

2015-11-01

http://anond.hatelabo.jp/20151101094059

やはり、たどり着く境地はこんなところだよねぇ。。

私の場合はいつもニコニコすることで自分を隠しているけれど。。

2015-10-10

人生をなかったことにしたい



人に好かれない。人間力が無い。人に興味を持たれない。モテない。

ものを頼みづらいらしい。話しかけづらいらしい。冷たく見えるらしい。

人としゃべる時何を喋ったらいいかわからなくて自分のことを喋ってひかれる。

相手のことを聞いてみると相手は答えてくれない。

週末どうだった?とかそれくらいのことでも答えてくれる人ってすごく少ない。

「週末なにしたー?」

「ん〜なんもしてない笑」

「まじか笑」

会話終了。でも相手はこっちのこと聞いてくる。

「そっちは週末どうだった?」

なにもしてない。買い物しかしてない。話を続けなきゃと思って必死で喋る。

「買い物行った〜 ◯◯欲しくてさ、あ、最近話題の◯◯知ってる?」

「えっ知らない、なに?」

「あのね…」

私が必死で喋って相手は相槌をうってる。こんなのばっかりだ

私と会話したくないんだろうか。

自分のことを知られたくないんだろうか。何故?

なにがダメなのかわからない

化粧頑張ってる、痩せてる、ものすごくブスでは多分ない、背が高い、ニコニコするように心がけてる、背筋伸ばしてる、

いろんな人としゃべるようにしてる、明るく振舞うように気をつけてる

なにがダメなんだ?多分根本からなにかがダメなんだろうな

生きてても意味ないな

でも死ぬのは怖いしお母さんが悲しむ

人生がなかったことになればいいのに

こんなのネットに書くんじゃなくてみんな誰かに相談して解決してる

相談できる人がいない

友達っていっても月に2、3回連絡取るような友達しかいない

親に相談すると悲しませるからダメ

死にたい こんな人に興味を持たれないのに自分は頑張ってるってプライドがあるから死にたい

こんなに興味を持たれないのに私は人と関わるのが好きだから死にたい

2015-09-30

はたらきたい

はたらきたい。

どんな職業がいいでしょう。

思い浮かばず悶々としてます

どなたか、お知恵をば…。

スペック

30さい おとこのこ

人付き合いはわるい。

ニコニコするくらいはできる。

希望

営業は全く肌に合わない

500万欲しいです。

勉強効率はかなりいい方です。

自分スキルになるならすごく頑張ります

プログラマーかいいと思いましたが、

近い将来インド人にやられそうなのでやめときます

貯金は300万くらいしかありません。

なんか自由自由じゃない。

こんなに内なる制約があるからなあ。

2015-05-23

ケンタッキーテイクアウトしずらくて辛い

多いときで週3回はテイクアウトしたりする。

今でこそ1回に6ピースとか買ったりしないけど、

きっと店員は一人で6ピースとか食べて馬鹿じゃないの?とか、

週に何回来るの?馬鹿じゃないの?って思われてるに違いないし

たまにはコールスローサラダも一緒に頼めば?なんでいつもオリジナルしか頼まないの?馬鹿じゃないの?

と、思ってるかも知れない。

まりに好きすぎて食べたいけど恥ずかしいから

ウソ電話を装って「今日何人いるんだっけ?でもそんなピース数いらないよね?」と相手のいない電話を片手に

一人でたくさん食べたいからウソを言ってる。

クリスマスシーズンシーズン関係なく食べてるので、

25日前後に買おうものなら、

逆に店員に「調子に乗っておまえごときクリスマスか?いっちょ前に!馬鹿か」と思われてたら嫌なので

あえてそういうシーズンは避けている、これは仕方がない。

蕎麦どん兵衛大晦日に買えない心理と一緒だ。

まり、こっちの不機嫌な顔を見せると、美味しい部位が当たらなくなると思うので、

いつもニコニコするように心がけている。

でも、部位の当たり外れは仕方ない。

次はきっといい部位が当たりますようにと次に期待する日々だ。

2014-09-18

自分はすばらしいのだ

自分ふたりっきりで暮らすのだ

自分のぱんつは自分で洗うのだ

自分自分尊敬しているか

それくらいなんでもないのだ

自分ニコニコすれば

自分も嬉しくなってニコニコするのだ

自分が怒ると自分はこわくなるので

すぐに自分と仲直りするのだ

自分はとっても傷つきやすから

自分自分に優しくするのだ

自分の言うことさえきいていれば

自分自分を失うことはない

自分自分が好きで好きでたまらない

自分のためなら生命も惜しくない

それほど自分はすばらしいのだ

バカバンのパパ

2014-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20140723164241

とても共感出来る。

漫画のみならず、映画小説ゲーム音楽etc……もう娯楽には一文たりとも払ってない生活がかれこれ5年くらいは経っている。

いやもう本当にインターネット上の無料娯楽が優秀すぎるよね。むしろ、金を払って得る娯楽の方がクオリティが低いと思わされることも多々ある。

この瞬間にもyoutube上には1分で100時間もの動画が上げられ続けている。しかもその9割9分は無料で閲覧可能。

動画だけでなく、漫画音楽毎日毎日未消化の完全新作無料コンテンツが大量に上げられ続けている。

最近だと商業アニメとかも放送一週間までならニコニコ無料で視聴出来る。

こんな状況で娯楽に金を払う気にはあまりなれないかな。

その分の金は教育保険、老後のための蓄えとしたい。

最近ネットコンテンツを見てると、上に挙げた教育ですら低価格で質の良いものが出始めてるし、地方の名も無い学習塾に金を払うくらいならオンラインで優秀な講師教育に金を払った方がいい。しか後者の方が圧倒的に割安。

こうなってくると、金を払うものは食費と住居費と通信費保険くらいになってくる。

娯楽を生業としている人はこれから時代一体どうやって稼いでいくんだろうなぁと考えたりもする。

20年くらい前と比べて、娯楽の消費者にとっては天国のような時代になった。生産側にとっては恐ろしい時代だろうけど。

今日ニコ動無料かつ刺激的で面白い動画見て腹抱えながらニコニコすることにするよ。

2013-11-18

会話のやり方(忘れないためのメモ

ここ数日中島義道と加藤諦三の本をまとめて何冊か読んでいたのであるが、読んでから自分自身かわったのかな?と実感しているところが3つある。

1つは相手の興味関心があるところへ、または相手が話をもっていこうとしているところへ自分も合わせて乗っていくやり方である

これをやると何が違ってくるかというと、会話中自分の話したいことは全然話せないし、仮に今の話題(文脈レベル、文節レベル単語レベルetc.で)に興味があったとしても次の話題になれば、今度はそちらに合わせなければならないということ。今自分が言おうと思ったことに固執するのではなく、それを気にするのでもない。面倒に思うのではなく、つまらないとイジけるのでもない。それよりも相手のペースを見つけること、つかむこと、そしてそのペースを乱さないことを心がける。つまり話の腰を折らないことを大事にした。

しかするとこれを迎合と思われるかもしれない。でもちょっと違うと思う。なぜなら、やっていると気づくのだが、これが案外楽しいから。気負わず心地よい時間に感じたりもするから。これは元々迎合体質であった僕の率直な感想である

本を読んでからというもの、僕にはこの態度が身についていた。身についていた、と言うのは自分からそうなろうと思ったわけではなく、勝手にそのように振る舞うようになっていたかである。本の影響であることにも違いない。

以前であれば、自分の興味のあるところでしか会話のキャッチボールをする意図がなかった。でもいつも自分の都合(好きなテーマ)で会話を推し進める訳にはいかないらしい。会話とは例えるとキャッチボールであり、相手が投げてきたボールはしっかりとキャッチしないといけないらしい。しかもちゃんと相手の胸元に投げ返さないといけないらしい。そしてこの「胸元に」というのがどうやらとてつもなく重要キーワードであることに気づいた。

キャッチボールの基本は、相手の胸元にボールを投げ返すこと。いきなり遠投をしてはならない。それをすると肩(相手との関係距離感)を壊してしまうからキャッチボールをしたことがある人にとって基本中の基本であり、というかそれ以前に当然のことでもある。でもその「ボール」が「会話」となった途端、そんな当然のことにも全く気がつかなくなるから不思議だ。

キャッチボールでは、いきなり遠投(パーソナルな話題、自己開示メッセージetc.)をしてはならない。先程の肩を壊すからという理由に加え、相手がそのボールを取りに行ってくれなければそこで会話は終わってしまうから(遠投すればボールは遠くの方へ飛んでいってしまう。そのためキャッチボールの相手はそれを走って取りに行く必要がある)。身勝手な遠投を続けると、当然、相手からの反応はどんどん薄くなっていくだろう(相手はボールを取りに走らされる。その分だけ疲れるだろうから。もうこんな人とキャッチボールはしたくないと思うだろうから)。

自分の肩の強さ(例えばトーク力)をアピールしても、それが暴投自己満足)になれば、相手にとっては迷惑なだけである。基本は、相手の胸元にきちんとボールを投げ返すこと。それをずっと続けて、少しずつ投げる距離を伸ばしていく。これが肩をならす(相手との距離を縮める)ということ。遠投をするようになっても相手の胸元を目掛けて投げることにかわりはないだろう。要するに、この話は実践から言って「胸元に」を意識するというただそれだけのことだった。

お互い軽い会話もないまま、いきなりパーソナルな話題に突入してしまうことは危険かもしれない。これは早急に仲よくなろうとする人、すぐに告白したがる人、簡単に信用を得ようとする人にとって陥りやすい罠かもしれない。

試合前の練習では必ずキャッチボールから始める。いきなり試合を始める人はいない。でもそれが会話になると、それを当たり前に思っている人がいる。キャッチボール(2人の会話)もまともにできないのに試合(3人以上の会話)をして、当然負けるのだが、そのことに不満をもってしまう。試合に負けて自分は嫌われたかもしれないと不安に思う。そして徐々に試合をしなくなる。不戦敗を続ける。終いに野球人間関係)をやめる。

僕はこれまでこの例え通りのコミュニケーションをしてきたようである自分が興味のある話、つまり自分の胸元に来たボールしかキャッチしようとしなかった。だからといって自分からボールを投げる時は相手の胸元に投げ返すことなど全く意識したことがなかった。

そんなわけだから、この前の自分はいつもと会話の仕方が違っていて、あとあと考えると上記したようなことを無意識に気づいていたからかもしれないと思った。相手の胸元に投げる、そして投げ返されたボールはちゃんとキャッチする。そんな当たり前とも言える行為は思いのほか楽しかった。

2つ目は、無理に笑顔を作らないこと。笑う門には福来たるだから、いつもニコニコしていることは大事かもしれない。でもこれをやってても自分がちっとも楽しくない。ニコニコしていれば自然と嬉しい気持ちになるということは科学的にも正しいと、どこかで話を読んだような気もする。でもそれは嘘だと思った。

ニコニコ仮面をつけて本当の自分(本当の自分情動感情よりもう一段階深いレベルの何か存在的なものをここで想像する)を隠し続けるのは、人間関係を見かけ上うまく円滑に回すには役立つ。しかしそれでは本当にわかりあえたことにはならない。わかりあえない関係から、それはつまり友達のようでいて友達ではない。具体的には、いざというとき(窮地を救うため相手が報われない犠牲を大いに払わなければならないとき)に助けてくれる友人が一人もいない状況になる。それにニコニコ仮面は疲れる。疲れるからあんまり人と関わりをもちたいと思わなくなる。これは自然感情である。僕としては、顔がひきつってしま自分が嫌だったから、まわりのニコニコ仮面の人たちを見ていて信頼できなかったから、自分はこの仮面を外したいと思った。(あっ、なんかこう今はニコニコ動画というのがあって、あれは動画にもよるけど、けっこう辛辣コメントが書いてあったり、もうどうしようもないくらいの罵詈雑言が飛び交っていたりする。ニコニコ動画なのに。なんとなく現実もこれと同じかもしれないと思った)

そもそもなぜ僕はニコニコ仮面をつけるに至ったか。それはそのほうが得だからである。表面上誰からも嫌われない。安全に生きることができる。ニコニコ仮面ときどき空回る。ニコニコ仮面ときどき顔がひきつる。ニコニコ仮面は実はまわりの人を嫌っている。まわりの人が信用できない。だから社会的に評価が高いとされているニコニコという名の仮面をつけるに至った。仮面の下にある表情は増悪にみちているかもしれない。たまに素でニコニコした表情の人がいるかもしれない。その人は自然であるから、いつもニコニコはしていない。いつもニコニコするのは不自然である。そしてこれが仮面の特長である

というわけで、なぜか突然、仮面を外したい気持ちになった。ニコニコ仮面を外せば、今までの自分が、表面上ではあるが、積み重ねた評価が一気になくなるように思った。だけどこれは幻想だと自分に言い聞かせた。

やったこと自体はすごくシンプルである。いつもニコニコすることをやめた。会話しているとき面白いと感じられたところだけ笑うようにしていた。誘い笑いもできるだけしないように気をつけていた。ばつが悪くても笑ってごまかさないようにしていた。とにかく、できるだけ笑うことを控えようとしていた。

結果、人との会話の中で、久しぶりに心から笑いあったような実感があった。ニコニコ仮面同士ではなく、どちらかというと素の会話ができるようになっていたんだと思う。とても面白かったのはニコニコ仮面をしていたよりも少ない会話数で、感情はより大きく動かされていたこと。共感するってこういうことか…それが懐かしかった。

3つ目は、沈黙を恐れないこと。沈黙時間が続くのが怖い。自分がこう思うとき沈黙意味は、つまり相手にとってあなた自分)との会話がつまらいからであり、あなたとは気が合わないかもしれないということである。みんなから好かれたい自分とって、これは、これだけは何とか阻止しなければならない。つまり沈黙は一切つくってはならない。僕は必要以上に沈黙を恐れていた。友達との会話であれば、話が途切れないよう、いつも次の話題のことも考えながら話していた。

それくらいに沈黙を恐れていたのであるが、ある時、ふっと沈黙があってもいいと考えている自分がいた。そしてそれを素直に実行している自分がいた。そこで気づいたのは、沈黙がある種絶妙スパイスのような働きをしていて、会話の本当の旨味成分を引き出してくれているのではないかということだった。

そういう沈黙があってもいいということを、ふと思わせてくれた(中島加藤の)本だったと今にして思う。人に嫌われることを恐れるのは現実を逃避している証拠であるように感じられた。たぶん絶対何かしらの点では人から嫌われているんだろうなぁ、と素直に納得できた。自分もそうだが、いくら尊敬している人に会っても、いくつか欠点のようなものは必ず露出してくるだろう。それを見たときに感じる何かがあるはずである嫌悪感失望感もそうだろう。それを見てみぬふりをするのは簡単で、相手を信じようとする気持ちと言えば尊い感じがするけど、それがせいで人嫌いになったのではあまりに残念だと思った。

相手の100%を好きだと感じられ、それは将来においても変わらないだろうという考えは、例え確信があっても嘘だと思う。そんな友達は死んでもできない(と、僕は思っている)。一番自然なのは好きなところ50%嫌いなところ50%の配分だろう。そう言っても他人のことなんてよくわからない。そもそも表面上の意識で考えようとしてわかることは限られているのかもしれない。根っこにはもっと大きくて広い世界無意識)があると思う。

しかすると自分が「嫌いな人」に感じる成分配合は→好きなところ49%嫌いなところ51%、「好きな人」→好きなところ51%、嫌いなところ49%と、ほんとにそれくらいの違いしかわかっていないのかもしれない。それくらいのことで好き嫌いを分類しているのかもしれない。

これまでの僕は人の(自分のことも含めて)新しい一面を見ることを恐れていた。自分が誰かに失望してしまうことが怖かった。それが尊敬している人なら特に。そういうわけだから、ある程度仲良くなると自分から人を避けるようなことをしてしまっていた。よく初対面の人の方がむしろ円滑にコミュニケーションを取れると言っている人がいるが、まさにその状態だった。だがそれ(好きな人に対して失望を感じてしまうこと)はもう人付き合いをするうえでどうしても避けられないようである。だったらこの失望いかにしてうまく付き合っていくか。そもそも付き合っていくとすれば相手の(失望の)存在を認めるところから始めなければならないだろう。

これまで人を嫌ってはいけないという考え、信念(毒薬?)に頭をもっていかれていたように思う。今では人を嫌うことは自然感情のように思う。むしろみんなのことが嫌いでもいい。嫌いだけど好きなときもある。そう思って暮らしていると自分も人から嫌われているんだなぁという、それも当たり前の現実が見えてきた。好きな人尊敬している人からも、であるお互い様だったんだ。そう思うだけで気持ちは楽になった。仲がいいっていうのは、相手の嫌いなところはいっぱい知ってるけどそれと同じくらい好きなところもいっぱいあるし、自分もそうやって見られていることを素直に諦めたような関係だと思う。

恐れていたこと(そっと嫌われる)は現実であったけども、その逆(そっと好かれる)も現実だった。

2013-10-10

しあわせについて

とある男の子が小さかった頃、従兄弟のお兄さん達が家に遊びに来ていた時のおはなしです。

男の子ファミコンをしていたら、お兄さん達が言い合いをはじめたのです。

「お前はいいよな。勉強が出来たからイイ大学入ってよ。そんでイイ会社入ってよ、綺麗奥さんつかまえて子供まで出来ちゃってよ・・・文句なしじゃねーか」

と髪の長い方のお兄さんが言いました。

このお兄さんは何してる人なのかわからないけど、しょっちゅう旅行に行ったりして、お土産を買ってきてくれたり面白い外国の話をきかせてくれるから

男の子は好きでした。

「お前のほうが羨ましいよ!好き勝手に行きたいとこいけるし、嫁の愚痴を聞かされる事もないし、子供の将来とか・・なにより何にもしばられてないじゃないか

メガネをしているいつもキチッとした恰好のお兄さんが言いました。

このお兄さんはお母さんがゆうには『おカタイ仕事』をしてるらしいです。男の子にはよくわからないけど、家に来た時に宿題を教えてくれたり、

むずかしいことを優しく教えてくれるから好きでした。お小遣いもくれたりしたそうです。

「いやいや何言ってんだよ!俺だって将来の事とかどーしよーか悩んでんだよ。いつもいい仕事あるわけじゃねーし金がなきゃ旅もできねーし生活だってギリギリだぞ!

嫁さんだってほしいしよ・・・お前は幸せだよな。俺には無いもんばっかり持っててよ。」

と髪の長いお兄さんが言い返しました。

「お前こそ何言ってるんだよ!嫁がほしいって正気か?自由恋愛バンザイとか言ってたくせに。だいたいしょっちゅう恋人が変わってるじゃないか

外国に行くたびに素敵な女性と仲良くしてるようだが、なぜお前は女性モテるんだ?お前より幸せな男はいないだろう。」

メガネのお兄さんが言い返します。ちょっと怒ってるみたいです。

「いや俺は生涯の伴侶を求めて旅をしているのさ。お前にはもう見つかってるじゃないか!お前が幸せだろう!

あと今度マイホームとやらを購入するらしいな?なんてブルジョアなんだお前は。」

ブルジョアだと?ふざけるな!何年のローンがあると思っているんだ!?そのためにお前のように何ヶ月もの海外旅行など出来ないんだぞ。

あと何が生涯の伴侶だ!お前にその気などないだろう。次はいったい何処の国で自由恋愛とやらをするつもりだ!」

二人のお兄さん達はだんだん声が大きくなっていきました。喧嘩になってしまいそうな雰囲気です。

それからもしばらく二人は言い合いを続けていましたが、男の子にはよくわかりませんでした。大人の話だったからです。

「ある国では日本と違い、国民に対してウンタラカンタ・・・

「今度会社の体制が変わり上司がいうにはウンタラカンタ・・・貿易におけるウンタラカンタラ」

「お前みたいに勉強が出来て会社づとめしてりゃ今頃おれも人並みな生活が・・」

大学勉強ばかりで就職もすぐに決めてしまった。あの時のお前のように他の選択肢・・・

などとお兄さん達はしばらく言い合いをしていましたが、疲れてしまったのか急に静かになりました。

そして二人同時につぶやいたのです。

  

「あーあ お前が羨ましいよ」

「あぁ・・・お前が羨ましい」

  

男の子ファミコンをしながらなんとなく聞いていました。そしてこんな事を考えていました。

『髪の長いお兄さんは、お金がないとか文句を言っている時は不機嫌な顔をしてるけど、お金が出来て旅に行く前とか、

帰ってきた時はすごいニコニコしている。おみやげをくれる時とか外国の話を教えてくれる時はとても楽しそうだ。

なんだかちょっと威張って話す時があるけど、幸せなんじゃないかな?』

メガネのお兄さんは一人の時いつも難しい顔をしているけど、奥さんや子供と一緒にいる時はニコニコしている。とても優しそうに見えるし、

奥さんのいいところを話す時とかデレデレしちゃって、子供の話とか何回も自慢するし(パパって呼んでくれたとか)めんどくさい時もあるけど、幸せなんじゃないかな?』

『そしたらボクはどうなんだろう。ファミコンをしてると楽しいし、いつもはお兄さん達から、お前は子供からとか、子供にはわかんないよとか言って

相手にしてくれないけど、ファミコンの事になるとボクのほうがくわしいんだ。お兄さんが知らない隠れキャラの事も知ってるし、僕のほうが先の面までクリアできるし、

シューティングゲームだってボクが一番高得点をだせるんだ。お兄さんたちもスゲーとかお前うまいなーとか言ってくれる。』

ファミコンをしてる時ボクは得意なきもちになれる。世界を救える事だってヒーローにもなれる。お兄さん達にはできないんだ。ボクが教えてあげたりもする。

新しいカセットを買ってもらえる時なんて最高だ!そうゆう時とても楽しいニコニコするし、だからボクはしあわせなんだとおもう。』

『でも学校の行ってる時のボクはどうかな。給食の嫌いなもの残せないし、勉強も難しいし、テストもあるし、宿題だって毎日やらなきゃいけな・・・

とここまで考えて男の子は重大な事に気づいてしまいました。

「あっ!」

男の子は大きな声をだしました。

二人のお兄さんはびっくりして男の子の方に目を向けます

「どうしたんだ急に?」

メガネのお兄さんが聞いてきました。

「な なんでもないよっ。ちょっとワンナップ取れなかったか・・・

男の子はモゾモゾと答えました。

「ほんとにお前はゲームが好きなんだなぁ」

髪の長いお兄さんはニコニコしながらそう言いました。

男の子はそんなふうに答えましたが実は重大な事を思い出してしまったのです。

『ど どうしよう・・・明日宿題全然やってないや。どうしよう昨日だって宿題しなかったか先生に怒られたのに・・・算数ドリルから大丈夫かな。

すぐ終わるかな。・・・ドリルかぁヤだなぁ・・さんすう嫌いだなぁ・・・

『ん?・・・あれ?そういえば算数テストって明日じゃなかったけ??・・・どうしよう大変だ。宿題よりもテストもあったの忘れてた!

この前のテストでお母さんに怒られたばっかりなのに・・・どうしよう。どうしよう。』

男の子だんだんお腹が痛くなってきました。でもファミコンをやめようとはしません。

その時でした。

町内会に行っていたお母さんが、お友達のおばさんを連れて家に遊びに来たのです。

男の子ゲームも気になるし、何よりテスト宿題のことで頭がいっぱいになりながらも、ゲームポーズにしておばさんに挨拶しました。

こんにちは

男の子が頭だけを向けてペコっ挨拶しました。

それを見たおばさんが開口一番こう言いました。

こんにちわ。あら?またゲームをしているの?好きなのねぇ・・・なんで子供ゲームばっかりしてるのかしら?ゲームっていったらウチの息子もなのよ。

本当にどうやったらやめさせられるのかしら?ウチの主人に言ってもなんにも言ってくれないし。そうそ町内会のあの奥さんのところの坊やもそうなんですって。

ほんとにねぇ~どうなのかしら。そうだアナタ町内会といえばお隣のゴミの問題どうするの?いやねえ~なんで私達が当番なのかしら。

ほんとにもう色々やらなきゃいけない事があって大変!そのてん子供は良いわね~ほんとに。幸せよねぇ~。羨ましいわ。私達も子供に戻りたいわよねぇ」

まるでマシンガンです。

男の子はびっくりしてしまいました。

お母さんとお兄さん達は、ちょっと困った顔をしながらも、にこにこ話を聞いていました。

まだおばさんの話は続いていましたが、男の子には聞こえていませんでした。

なぜなら男の子は怒っていたからです。おこりながらこんな事を考えていました。

子供がうらやましいだって?なんておかしな事をいうんだ!おばさんにはテスト宿題もないじゃないか毎日眠くても学校いかなきゃいけないのに!

学校掃除当番だってあるんだぞ。給食だって大変なのに。それなのに子供がうらやましいだって全然おばさんはわかってないよ。

それにボクは知ってるんだ。おばさんなんかいつもテレビ見ておせんべい食べてるだけじゃないか。お昼にゴロゴロしてるって言ってたの聞いたことあるんだ。

それにおばさんの飼ってる猫とお昼寝してるとこだって見たことあるんだ。そうだ!うらやましいといえば猫だよ!

アイツなんか一日中ゴロゴロしてるじゃないかゴロゴロしてるくせにボクにはお腹を触らせてくれないんだ!』

男の子は口には出しませんでした。口にすると止まらなくなるし、何よりお母さんが怒るからです。

男の子はだまっておこりながらまたファミコンをはじめました。

でもそろそろやめようかとも考えています

なぜなら宿題テストの事を思い出した時からお腹が痛くなっていたからです。

トイレに行こうかどうしようか迷っていたのでした。

それともう一つファミコンをやめようと思った原因は、お母さんがそろそろあの言葉を言う予感があったからです。

「ねー?宿題はもうやったのー?」

あんのじょう台所からお母さんの声がしました。

なぜかおばさんまで宿題大事よーとか言ってケラケラ笑っています

「うん・・今やろうとおもってたんだよ」

男の子はモゾモゾと答えました。

ここですぐにファミコンをやめないとヒドイ事になるのを男の子はわかっていました。

お母さんは怒るとこわいのです。

言うことを聞かないとファミコンの命が危なくなることもありました。アダプターを捨てられたりしてしまうのです!

ファミコンのためにもお母さんに逆らってはいけないのです。

ファミコンの電源を切りながら男の子は考えていました。

『あーあ。ボクはぜんぜんしあわせなんかじゃなかったんだ。お腹も痛いしファミコンもできないし、宿題テスト勉強までしなきゃいけない。不公平だよ。

猫はゴロゴロしてても怒られないのに!どうしよう宿題テスト勉強の両方なんてできっこないよ!

どっちかしかできなかったら結局お母さんに怒られちゃうじゃないか

『ボクも猫に生まれたらよかったのに。・・・でもファミコンできなくなっちゃうかな。それは嫌だな。だったら人間のほうがいいかな。』

『そういえば猫って何十年も生きてたら化け猫になるんだっけ・・・テレビで見たかも。そしたら人間に化けられるんじゃないかな?

ネコ娘だっけ?あれみたいになれるかな?そしたらファミコンもできるじゃないか!すごいぞ!』

男の子自分の考えに夢中になって、ボーっとしていたみたいです。

「ほらぁ~グズグズしてないで早く宿題やっちゃいなさーい」

またお母さんの声が台所から聞こえてきました。

「はぁーい」

男の子は返事をしながらファミコンを片付けはじめました。

その様子をお兄さん達がニコニコながら見ています

お母さんもおばさんもニコニコ微笑んでいます。  

  

ファミコンを片付け終わった男の子はまだ考えています

    『いいなぁ猫はしあわせそうで』

2013-07-17

羊水検査の結果が出た。

異常なし。医師から口頭でそう伝えられても、しばらくぼうっとしていた。もっと感動するかと思ったのに、我ながら意外だった。良かった〜とほっとするでもなく、ワーイワーイとニコニコするでもなく、結果表を受け取ってバッグにしまった。

帰途、夫に電話をした。異常なかったよ、と伝えたら、良かったね、そうだと思ってたよ、と普通調子で答えた。たぶん、彼の内心ではあれこれ葛藤があったりしたのだろうけど、それは私には分からなかったので、そうだと思ってたって、何それ!と腹が立ったが、この怒りは理不尽だな、と反省して穏やかに会話を終えた。

本当は当たり散らしたい気分だった。

ちょっと、異常なくて良かった、だなんて喜べるはずがないじゃないかあなた分かってる?私達は、この子を殺そうとしてたんだよ!人工妊娠中絶がどんなものだか、あなた知ってるの?知らないなら、今すぐ調べなよ。それがどれだけ大変なことか、まさか知らずに私にやらせようとしてたの?私にダメージを与え、胎児の命を奪うことについて真剣に考えていた?何か魔法の薬を飲んだら、お腹の中がサーッとカラになるとでも思ってた?違う!引き摺り出して殺すの!そんなことをしようとしてたのに、殺す理由がなくなった、良かったネー、でおしまいにして良い訳がないでしょ!忘れないで、私達はこの子を殺そうとしてたんだよ!

心の中で夫を罵倒しながら、同時に、こんなことを決して口に出してはいけない、と考えていた。私は自分の罪悪感を、夫に押し付けようとしているだけだ。彼に押し付けても半分になる訳じゃない。むしろ、倍以上憂鬱になって返ってくるだけだろう。

(そういう意味では、ここで私が吐き出す文章を目にされる方には申し訳なく思います。ご容赦ください。)

帰宅したら、子供宿題をしながら待っていた。赤ちゃんどうだった?と聞かれたので、元気だよ、今日はアクビしてたよ、と答えたら、私の腹に耳を当てて嬉しそうにしていた。そこは胃だよ!とか笑いながら話している内に、何故か泣けてきて、止まらなくて困った。

どうなるか分からないけど、がんばります

http://anond.hatelabo.jp/touch/20130628194054

前回の愚痴を読んでくださった、またコメントをくださった多くの方に深く感謝します。ありがとうございました。

(でも、江國香織津島佑子も読んだことがありません。良い機会なので、何か読みたいと思います。あの日病院で読んでいたのは、佐野洋子でした。)

2012-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20120507185253

中学校ときに、「そりゃ初対面だしニコニコするよ」って言われてカルチャーショックを覚えたのと思い出した。(好き嫌いが激しいというか、嫌いな人にニコニコできるできた人間ではなかったもので……)

てか、自分に興味がない、なくなった男なんていらんわ。

2009-08-07

http://anond.hatelabo.jp/20090807120915

なれ合いが嫌い=喧嘩上等になるのにびっくりした。

馴れ合いと言うのは「違うな」と思ったことを飲み込んでニコニコすることだと思う。

あなたは低摩擦な接触を求めるナイーブさびしんぼ・めんどくさがり派

俺は憂いの無い殴り合いを求めるザラザラさびしんぼ・モヒカン

なんだ

さびしんぼじゃない人は個人的なぶつぶつをネットに書かないので

さびしんぼ以外の人についてはここでは考察しない

2009-02-05

http://anond.hatelabo.jp/20090205083848

誰にでもニコニコするのはアホみたいなのでやめましょう。

恋愛対象でない男に勘違いさせないよう気をつけるのは、危険な世の中で女が身を守るために必要な術だよ。

自分の身は自分で守る。誰にでも好かれる必要はない。変な人に好かれて困惑するくらいなら嫌われる方を選ばないと。

老婆心より。

2008-07-17

家族と夕飯食いながらゲド戦記みてて

少し遅く帰ってきたから親父はもう食べ終わってて、母ちゃんが一人でテレビ見ながら夕飯食べてた。

炊飯器の隣に置いた14インチテレビ、調子悪いときは母ちゃんが「あんたどうしたん?」って励ますように叩くと機嫌直す、そんな旧型。

俺「あ、ゲド戦記きょうやったん、どう?おもしろい?」

母「うーん、なんかねぇ、声がね・・・」

俺「えっ?」

母「声が変なんよ、これ。」

俺「調子わるいん?(テレビのことね)」

母「いや、全部棒読みっていうか・・・」

帰ってきたのは10時ごろだったと思う、よくCMで聞いた「○○を粗末にする奴はだいっきらいだ!」というセリフのシーンがちょうど出てきた。

俺「うーん、なんか合ってないよね」

母「そぅ。どうも、浮いてる感じがするんよ」

母ちゃんは阪神の試合結果が気になってるけどチャンネルはかえない、とりあえず最後まで観ておこうという気持ちのようだ。

母「こないだのもそうやったよね?」

俺「ああ、ナントカの城?キムタクの?」

母「そぅ、あれ。あれもなんか変な感じやったもんね。」

俺「そだね、あの女の子ういういしくない感じやし、キムタクはまんまキムタクやったし」

母「最近そうゆーの多いね。声、聴いてて、あれ?あれ?とか思ってるうちに終わるの」

俺「そういやそうだよね、普通にやってくれればいいのに

かあちゃんは映画というと夜九時のをたまに観たり、平日の昼間にやってる古い映画特攻野郎Aチームみたいなの)を見る程度だ。「声優(せいゆう)」なんて言葉聞いたことないだろうから、言ってみてもたぶん「西友(せいゆー)」と脳内変換するだろうな。そういうシロウトが変だと言っているんだから絶対に声が変だ、これは間違いない。ジブリに対して「王さまは裸!」と言えるのはうちのかあちゃんみたいなシロウト、というより日本テレビジブリ系の巨大宣伝網からも対象外にされた高齢者ではないだろうか?

そう考えてふと気づいたんだけど、若者層の自分はなんとなくジブリ作品は見なきゃという圧力を感じている気がする。「こーころをなにに、」とか街歩いてて聞こえてくるし、コンビニ行けばキャンペーンやってるし、女の子はみんなジブリ大好きだし、mixi見たら10人に一人くらいはジブリ関連のコミュ入ってるし。

そういえばナントカの城もとりあえずデートというときに見に行った。映画館出てまず、「面白かったねー」とニコニコするのはジブリ作品を見た大人のマナー、そう思った。誰も批評なんて聞きたいとは思わない。そのときの相手もそうだったけど、最初の一言で反応を見て相手がヒトカドの意見を持ってそうだったら初めて本音を話してもいい、そういう雰囲気をお互いに感じた。他の人と話題にするときも「見た?」「見たよ」「えー、いいなぁ」みたいな会話しか聞いたことがないし、自分もそういうこと以外の話をしたことがない。

要は「見たかどうか」自体を話題にすれば興行的には大成功なわけだ、たぶんここがミソなんだろう。

だけど、そういうのじゃ何もあとに残らないと思うんだけど。話題づくりを何段も仕込んでおいて、でっかいキャンペーン張って、興行収入がいくらだったとかいうニュースを出して、しばらくしたらDVD販売合戦やって、新作の前にテレビ初放映やって。いつものパターンなんだろうけど、あとで冷静になってみると、「で、あれは結局なんだったんだ?」という疑問が今更になって出てくるんだよね。社会全体に陽圧がかかってるからなかなか気づかなかったんだけど。ジブリに限らず映画宣伝そのものが妙な空気持ってるのかもしれないね。

書いてるうちに話がずれたけど、無名の声優さん普通にやってくれれば、それと大受けを狙わずにそこそこパンクにやってくれたらと思った。最後に、俺と母ちゃんとで「なんちゃらの神隠し」はよかったよね、という意見で一致したことを伝えておこう。

いや、宣伝側だって、「できちゃったもんはしかたねーだろ」とか開き直られて冷や汗かきながら知恵絞ってるのかもしれない、なんてこと考え始めると本当に考えがまとまらなくなってくる。少し考えを保留するためにここに書き残してみた。

2008-07-16

仕事でして効果があったなあと思うTIPS

・常にニコニコする

お礼は2度言う

・アメやガムなどを何かのお礼に渡す

休日出勤の時や残業時、ささいな差し入れをする

・人に何かを頼んだら感謝する

・何かを頼まれてもいやな顔をしない

うまい企画書や依頼状など、役立ちそうな書類は借りてコピー(テクを盗む)

・1つ得意な分野がある先輩に、いろいろ教えてもらう

・使えない後輩は3ほめ1怒り

電話内容や人に注意されたことなどはメモ、直らなければ直るまで机の周りに張り出す

・口頭や電話などで指示されたことは、最後に繰り返して確認

・何事も期日を明確に依頼する

会社の人は、服装でもなんでもいいなと思ったらほめる

・無視されても自分から挨拶を続ける

病欠の翌日は同僚に謝る&感謝する

こんな感じ?

全部どこかのTIPSサイトで見たのを実践してるだけだけどね。

2007-12-20

みんなニコニコできるわけねえだろ

どこかでニコニコは新たな創造だとかほざいてるサイトがあったんで、一応言っておくけど

今、ニコニコのトップからカテゴリタブをクリックして一カテゴリづつ見てみれば、

実際のところほとんどの映像著作権を侵害してる可能性があるものしかないのが分かる。

そりゃ好き勝手著作物使って遊べりゃどんサイトだってそれなりに面白い事できるよ。

しかもニコニコはそれで有料会員とか言って、人様のコンテンツで金取ってるわけさ。

ただコンテンツ自体に課金しているんじゃなく、うまーく転送量だの、閲覧制限の問題に置き換えてるけどね。

ここら辺、ニコニコ印象操作が本当に上手いんだな。

まだ黒字になってないとか、ユーザーが楽しめるのが一番みたいな理想論を積極的にひろゆき発表させて、

ネットユーザーが反感を抱くことを上手く回避したりと、なんつーかビジネス上手なんだよなあ、ほんとに。

ただ今後、黒字になりました、っていう報告は絶対にされないはず。

かけてもいい。なぜならそれが彼らがユーザーを利用し続ける上で

言ってはならないことだからさ。2chがずっとそうであるように。

職人一生懸命作る初音ミクが、ニコニコ運営会社にとっては

単なる商品に過ぎないって事は口が避けてもいえないわけ。

んで、それにバカ騒ぎしてるコメントさえ、広告取る上では

いいアピールになるわけだからさ。ニコニコで紹介された動画にはこんなに反響があります、って。

でもね、ユーザー連中は、そろそろ気づいた方がいいんだよ。

結局、「みんながニコニコするのがいい」とか言ってるのが、

いかにも中二病的な子供たちを騙すための甘言に過ぎないってことを。

別に金もうけが悪いとは思わない。ただ金もうけじゃない、みたいな

ふりをして金もうけをしてる人たちが大嫌いなだけ。

404 Blog Not Found:ニコニ考 - ニコニコ道が見えてきた

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50931322.html

みくみくJASRAC登録についての謝罪の矢先、楽曲を無許可着うた配信していた疑惑が浮上:私の目から見たネット人間 - CNET Japan

http://japan.cnet.com/blog/arasuji/2007/12/20/entry_25003210/

ニコニコニュース‐「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」JASRAC登録にいたる経緯

http://blog.nicovideo.jp/niconews/2007/12/000733.html

彼らがやっていることが、とても「ものを作るのが好きな人たち」の行為だとは思えない。

むしろ狡猾にそういう人たち(職人)のエネルギーを効率的に使ってるようにしか思えない。

無駄って素晴らしい」みたいなポーズを取って子供ユーザー)の目線に合わせたユルい

プレスリリースを打ちながら、ユーザー目線をアピールしてるけどね、

本当はその無駄が一番いい金になることを知ってるんだよ、賢い大人は。

モバゲータウンしかり、ミクシーしかり、2chしかり。

ニコニコだけは違う!なんて本気で信じてるバカが多そうだから一応言っておかないとなと思った。

ーーー

12/21

追記、↓全員にレスした。

http://anond.hatelabo.jp/20071221042603

12/23

再追記、ひろゆきの反応に対してちょっとだけ↓

http://anond.hatelabo.jp/20071222173714

2007-10-11

30秒でできる、うざいウェブ広告カットしてニコニコする方法

タイトルはあおり気味だけど、30秒はうそじゃない。

基本、http://anond.hatelabo.jp/20071009175840で書いたのと同じ。

なんでもう一回書くかというと、ニコニコ動画リニューアルにより

この方法で広告カットできるようになったので。

ニコニコ動画のヘビーユーザは劇的に変わると思う。

やりかた

スタート→「ファイル名を指定して実行」で下のをコピペ実行する
notepad c:\windows\system32\drivers\etc\hosts
でてきたメモ帳で、ファイルの最後にしたのをコピペ追記して保存。
0.0.0.0	adserver.yahoo.co.jp ard.yahoo.co.jp ai.yimg.jp
0.0.0.0 bizad.nikkeibp.co.jp ads.nikkeibp.co.jp
0.0.0.0	ads.mixi.jp 
0.0.0.0	click.adv.livedoor.com image.adv.livedoor.com
0.0.0.0 ad.doubleclick.net
0.0.0.0 ad.nicovideo.jp
終わり。ブラウザ再起動してニコニコ動画とかYahooとかmixiを見てみて。

もっと細かくやりたいひとはfirefox+adblockとかSleipnir使おう。

2007-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20070527005959

そんなに嫌なら、次行ったらいいのに、なんで付き合ってるの?

つーか、女でそういうこと言う人ってよく見るけど(なんで○○な男ばっかりに好かれるのワタシ、みたいなの)、男でそういうのは珍しいね。ひょっとして受身なんじゃない?

あとさ、そこが譲れない一線ならニコニコして聞くの止めた方がよいよ。そこでニコニコするようなキャラ続けるって、そういう人を呼び寄せることになるって自覚ある?

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